JPS5911260Y2 - 可撓性ゴム管 - Google Patents
可撓性ゴム管Info
- Publication number
- JPS5911260Y2 JPS5911260Y2 JP8711779U JP8711779U JPS5911260Y2 JP S5911260 Y2 JPS5911260 Y2 JP S5911260Y2 JP 8711779 U JP8711779 U JP 8711779U JP 8711779 U JP8711779 U JP 8711779U JP S5911260 Y2 JPS5911260 Y2 JP S5911260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- hollow tube
- wall thickness
- flexible rubber
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浚渫作業用パイプラインやスラリー輸送用パイ
プライン等において、複数個の鉄管を連結して構或され
る該パイプラインに屈曲可撓性を付与すべく該パイプラ
イン中の要所要所に組み込んで用いられるゴム弾性体よ
りなる可撓性ゴム管の改良、殊にその耐座屈性能の改良
に関するものである。
プライン等において、複数個の鉄管を連結して構或され
る該パイプラインに屈曲可撓性を付与すべく該パイプラ
イン中の要所要所に組み込んで用いられるゴム弾性体よ
りなる可撓性ゴム管の改良、殊にその耐座屈性能の改良
に関するものである。
上記可撓性ゴム管の座屈現象を防止することを目的とし
て、本出願人はさきに特願昭53−82241号(特開
昭55−10143号)の発明により、両端部間に亘っ
て複数層の繊維補強層を埋設されたゴム弾性体よりなる
中空管体において、該中空管体の前記繊維補強層より内
周側に、該中空管体の周方向に延びる複数個の個別の剛
性輪環体を相互の埋設距離Lが、該中空管体の肉厚Tに
対して、L/T≦8なる関係をもって該中空管体の長手
方向へ隔置埋設したことを特徴とする可撓性ゴム管の構
造を提案した。
て、本出願人はさきに特願昭53−82241号(特開
昭55−10143号)の発明により、両端部間に亘っ
て複数層の繊維補強層を埋設されたゴム弾性体よりなる
中空管体において、該中空管体の前記繊維補強層より内
周側に、該中空管体の周方向に延びる複数個の個別の剛
性輪環体を相互の埋設距離Lが、該中空管体の肉厚Tに
対して、L/T≦8なる関係をもって該中空管体の長手
方向へ隔置埋設したことを特徴とする可撓性ゴム管の構
造を提案した。
上記先願の公開発明に係る可撓性ゴム管は上記のごとく
、ゴム弾性体よりなる中空管体内に複数個の個別の剛性
輪環体を相互に特定の埋設距離を隔てて該中空管体の長
手方向へ隔置埋設することにより、該可撓性ゴム管が円
弧状に屈曲されたとき、管軸方向への圧縮作用を受ける
内周側管壁の一局部が管中心方向へ極端に折れ曲がる所
謂座屈現象を完全に防止しうろことを繰返し行なった実
験により確認したものであるが、その後さらに継続して
行なった実験により、剛性輪環体の埋設距離と該輪環体
の肉厚を適切に選択することにより前記座屈現象のごと
く縮径方向への変形とは逆にむしろ膨径方向への変形を
おこさせることができ、これにより座屈現象に伴なう欠
点、すなわち流体内に含有される固体物質の衝突による
可撓性ゴム管の内面ゴム層の破損といった欠点が解消さ
れることを見出した。
、ゴム弾性体よりなる中空管体内に複数個の個別の剛性
輪環体を相互に特定の埋設距離を隔てて該中空管体の長
手方向へ隔置埋設することにより、該可撓性ゴム管が円
弧状に屈曲されたとき、管軸方向への圧縮作用を受ける
内周側管壁の一局部が管中心方向へ極端に折れ曲がる所
謂座屈現象を完全に防止しうろことを繰返し行なった実
験により確認したものであるが、その後さらに継続して
行なった実験により、剛性輪環体の埋設距離と該輪環体
の肉厚を適切に選択することにより前記座屈現象のごと
く縮径方向への変形とは逆にむしろ膨径方向への変形を
おこさせることができ、これにより座屈現象に伴なう欠
点、すなわち流体内に含有される固体物質の衝突による
可撓性ゴム管の内面ゴム層の破損といった欠点が解消さ
れることを見出した。
本考案はゴム弾性体よりなる中空管体内に個別の剛性輪
環体を該中空管体の長手方向へ適切な埋設距離を隔てて
埋設するとともに前記剛性輪環体の肉厚を適切に設定す
ることにより、該管体が円弧状に屈曲されたとき、該管
体の局部の管径が偏平化し、遂に座屈変形するのを防止
し、該座屈変形に伴なう不利益を解消することを目的と
するものである。
環体を該中空管体の長手方向へ適切な埋設距離を隔てて
埋設するとともに前記剛性輪環体の肉厚を適切に設定す
ることにより、該管体が円弧状に屈曲されたとき、該管
体の局部の管径が偏平化し、遂に座屈変形するのを防止
し、該座屈変形に伴なう不利益を解消することを目的と
するものである。
本考案を図示の実施例につき以下に説明すると、本考案
の可撓性ゴム管は両端部間に亘って複数層の繊維補強層
3・・・を埋設されたゴム弾性体2よりなる中空管体1
によって構或され、その両端部に金属製接続管4がそれ
ぞれ固着されている。
の可撓性ゴム管は両端部間に亘って複数層の繊維補強層
3・・・を埋設されたゴム弾性体2よりなる中空管体1
によって構或され、その両端部に金属製接続管4がそれ
ぞれ固着されている。
本考案によれば、中空管体1はその繊維補強層3より内
周側に、該中空管体1の周方向に延びる個別の剛性輪環
体5・・・が該中空管体の長手方向へ所要の埋設距離L
を隔てて埋設され、該埋設距離1は中空管体の肉厚tに
対してI,/T≦4となるように設定される。
周側に、該中空管体1の周方向に延びる個別の剛性輪環
体5・・・が該中空管体の長手方向へ所要の埋設距離L
を隔てて埋設され、該埋設距離1は中空管体の肉厚tに
対してI,/T≦4となるように設定される。
さらに本考案によれば、各剛性輪環体5の肉厚T′は中
空管体1の肉厚Tに対して、T′≧8.Tとなるように
設定される。
空管体1の肉厚Tに対して、T′≧8.Tとなるように
設定される。
各剛性輪環体5は第2図に例示するように、その内周面
を中空管体1の内面に露出させる(第2図イ参照)か、
中空管体1の内面から突出する(第2図口参照)ように
該管体1の両端の金属製接続管4を埋設する部分を除い
て埋設することもでき、かくすることにより、中空管体
1の管内を流通する流体内に含有されるサンゴ石や破砕
岩石の衝突による該中空管体の内面の切損摩耗を防止す
ることができる。
を中空管体1の内面に露出させる(第2図イ参照)か、
中空管体1の内面から突出する(第2図口参照)ように
該管体1の両端の金属製接続管4を埋設する部分を除い
て埋設することもでき、かくすることにより、中空管体
1の管内を流通する流体内に含有されるサンゴ石や破砕
岩石の衝突による該中空管体の内面の切損摩耗を防止す
ることができる。
本考案に係る可撓性ゴム管は叙上の通り、ゴム弾性体に
よりなる中空管体内に、該中空管体の周方向に延びる複
数個の個別の剛性輪環体を該中空管体の長手方向へ埋設
距離Lが該中空管体の肉厚Tに対してL/T≦4となる
ように隔置埋設するとともに、前記剛性輪環体の肉厚T
′を前記中空管体の肉厚Tに対してT′≧V2Tとした
ので、中空管体が過度に屈曲されたとき、第3図に示す
ように、管軸方向への圧縮作用を受ける内周側管壁1は
膨径変形し、これにより従来の可撓性ゴム管のごとく縮
径方向への座屈変形に伴なう該座屈部分への流体中の固
形物質の衝突等による管体内面の破壊を回避することか
で゛きる。
よりなる中空管体内に、該中空管体の周方向に延びる複
数個の個別の剛性輪環体を該中空管体の長手方向へ埋設
距離Lが該中空管体の肉厚Tに対してL/T≦4となる
ように隔置埋設するとともに、前記剛性輪環体の肉厚T
′を前記中空管体の肉厚Tに対してT′≧V2Tとした
ので、中空管体が過度に屈曲されたとき、第3図に示す
ように、管軸方向への圧縮作用を受ける内周側管壁1は
膨径変形し、これにより従来の可撓性ゴム管のごとく縮
径方向への座屈変形に伴なう該座屈部分への流体中の固
形物質の衝突等による管体内面の破壊を回避することか
で゛きる。
第1図は本考案可撓性ゴム管の縦断面図、第2図は同部
分断面図、第3図は屈曲されつつある本案可撓性ゴム管
の部分縦断面図である。 1・・・中空管体、2・・・ゴム弾性体、3・・・繊維
補強層、4・・・金属製接続管、5・・・剛性輪環体。
分断面図、第3図は屈曲されつつある本案可撓性ゴム管
の部分縦断面図である。 1・・・中空管体、2・・・ゴム弾性体、3・・・繊維
補強層、4・・・金属製接続管、5・・・剛性輪環体。
Claims (1)
- ゴム弾性体よりなる中空管体内に該中空管体の周方向に
延びる個別の剛性輪環体を該中空管体の長手方向へ所要
の埋設距離Lを隔てて埋設してなる可撓性ゴム管体であ
って、前記埋設距離Lが前記中空体の肉厚Tに対して、
I,/T≦4なる関係を有し、かつ前記剛性輪環体の肉
厚T′が前記中空管体の肉厚Tに対して、T′≧y2T
なる関係を有することを特徴とする可撓性ゴム管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8711779U JPS5911260Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 可撓性ゴム管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8711779U JPS5911260Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 可撓性ゴム管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS565884U JPS565884U (ja) | 1981-01-19 |
JPS5911260Y2 true JPS5911260Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=29320352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8711779U Expired JPS5911260Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 可撓性ゴム管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911260Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161284U (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-27 | 住友ゴム工業株式会社 | 浚渫作業用ゴム管 |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP8711779U patent/JPS5911260Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS565884U (ja) | 1981-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES8204118A1 (es) | Perfeccionamientos en acoplamientos metalicos flexibles parala union de conductos tubulares submarinos posados a grandesprofundidades | |
JPS5911260Y2 (ja) | 可撓性ゴム管 | |
JPS59130633A (ja) | 小曲率曲管の製造方法 | |
FR2780482B1 (fr) | Procede de fabrication d'une carcasse metallique pour conduite flexible ou ombilical | |
JPH059171B2 (ja) | ||
JPH0551756B2 (ja) | ||
ATE313031T1 (de) | Rohr und dazu gehöriges herstellungsverfahren | |
JPS6139915Y2 (ja) | ||
JPH08200574A (ja) | 自在継手及びその取付構造 | |
JPS6115076Y2 (ja) | ||
US1443162A (en) | Conduit | |
JP3652091B2 (ja) | 推進工法用ダクタイル鋳鉄管 | |
JP3098159B2 (ja) | 可撓構造の管路 | |
JP2998777B2 (ja) | 推進工法用管の切管方法 | |
JPS5828058Y2 (ja) | 浚渫作業用ゴム管 | |
JP3290549B2 (ja) | マンホールへの管の接続構造および方法 | |
JP3394081B2 (ja) | 推進工法用のクッション体 | |
JP3098160B2 (ja) | 可撓構造の管路 | |
KR200279007Y1 (ko) | 지중매설용 합성수지관 | |
JPH0449430Y2 (ja) | ||
JPH02199391A (ja) | 既設管内埋設管 | |
JPS5919187Y2 (ja) | ヒユ−ム管の可撓継手 | |
SU1560871A1 (ru) | Железобетонна напорна труба | |
JPH0412150Y2 (ja) | ||
JP3006648B2 (ja) | ポリエチレンスリーブ工法 |