JPS59110683A - 1,2,4−トリアゾ−ルの製法 - Google Patents

1,2,4−トリアゾ−ルの製法

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JPS59110683A
JPS59110683A JP58229247A JP22924783A JPS59110683A JP S59110683 A JPS59110683 A JP S59110683A JP 58229247 A JP58229247 A JP 58229247A JP 22924783 A JP22924783 A JP 22924783A JP S59110683 A JPS59110683 A JP S59110683A
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JP
Japan
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reactor
mineral oil
reaction
hydrazine
boiling point
Prior art date
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Pending
Application number
JP58229247A
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English (en)
Inventor
ト−ニ・ドツクナ−
ヘルベルト・クル−ク
ウエルナ−・ザン
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J12/00Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor
    • B01J12/005Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor carried out at high temperatures, e.g. by pyrolysis

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉱油を充填した反応器中で高められた温度で
ヒドラジン及びホルムアミドを反応させることによる、
1,2.4−)リアゾールの製法に関する。
ジャーナルーオブ・ザΦアメリカン・ケミカル・ソザイ
エテイ77巻1955年622頁によれば、ヒドラジン
ヒトラード(1モル)及びホルムアミド(2モル)を第
一反応段階で反応させてジホルミルヒドラジンとなし、
次いでこれを第二反応段階で加圧下の閉鎖系内の液体ア
ンモニア中で200℃に24時間加熱することにより、
1,2.4−)リアゾールを生成しうろことが知られて
いる。その場合1.2.4− )リアゾールは、用いた
ヒドラジンヒトラードに対し理論値の65%の収率で得
られる。
さらに1,2.4− )リアゾールが、ヒドラジンヒト
ラード1モルをホルムアミド約6モルと共に190〜2
60℃に加熱することにより製造されることも既知であ
る(ルクセンブルグ特許61617号明細書)。それに
はまずヒドラジンヒトラードとホルムアミドからの混合
物を、ジホルミルヒドラジンを生成するために、70〜
120℃に加熱する。次いで得られたジホルミルヒドラ
ジンとホルムアミドからの混合物を、260°Cまでの
温度好ましくは180〜220°Cに加熱すると、1,
2.4−)リアゾールが80〜90%の収率で生成され
る。好収率を達成するためには、6段階のカスケードに
より反応を実施することが必要である。
さらにアンモニアの存在下にホルムアミドとヒドラジン
ヒトラードを、1:2ないし1:2゜7のモル比で10
9〜250℃で反応させることによる、1.2.4−1
−リアゾールの製法が知られている。この方法は6段階
のカスケードで行われ、第一段階は100〜120℃、
第二段階は180〜200℃、そして第三段数では21
0〜260℃で操作し、110〜140 ’Cで凝縮し
うる第二段階の揮発性反応生成物が第二段階へ、そして
40〜80℃で凝縮しうる液状の第三段階の揮発性反応
生成物が、第一段階へ再供給される。この方法によれば
、L2+4  )IJアゾールが、理論値の96〜94
%の収率及び90〜98つもの純度で得られろく欧州特
許0003500号明細i1 )。
最後に、1,2.4−)リアゾールが、ホルムアミド及
びヒドラジンの4=1ないし8:10モル比での反応に
より製造され、その場合反応温度に加熱されたホルムア
ミドの表面下にヒドラジンを2〜4時間かけて導入する
ことが知られて(・る(欧州特許出願0030209号
)。
これらの文献に記載の技術水準が示すように、既知の方
法によれば、多額の装置−Lの費用及び詐M雑な11[
Yに作手段、例えば攪拌式反応器のカスケードにより操
作すること及び個々の段階で生成した副生物を再供給す
ること、反応完了後に費用のかかる真空蒸留により分離
せねばならないホルムアミドの大過剰を使用すること、
ならびに比較的長い反応時間によらなければ、良好な収
率と高純度を得ることができない。したがって既知方法
の欠点を除いた1 、2.4−) !Jアゾールの製法
が要求されていた。
本発明者らは、150℃以上の沸点を有する鉱油を充填
した反応器の底部に、ヒドラジン及びホルムアミドをガ
ス状で供給するか又は液状て反応器底部に供給し、その
場合鉱油を、液状て供給される出発物質が気化する温度
、すなわち反応器底部に生ずる液状て供給された出発物
質のヒドラジン及びホルムアルデヒドの分圧に相当する
、液状で供給された出発物質のヒドラジン及びホルムア
ミドの沸点以上の温度となし、そして反応生成物を留出
させて取得1もことを特徴とする、高め、られた温度に
おける、ヒドラジンとホルムアミドの反応により、1.
2.4−トリアゾールを有利に製造しうろことを見出し
た。
この新規方法によれば、普通の気相反応では分解反応に
より容易に生ずる分解生成物が反応器中に析出すること
がな(、気相反応の様式で簡単に1段階で1.2.4−
) IJアゾールを製造することができる。
ヒドラジンは無水又は含水の形で使用できろ。
無水のヒドラジンは製造が困難であり、本発明で適用す
る反応温度では安定性が低くかつその毒性のため取扱(
・が困難であるので、含水ヒドラジンの使用が優れてい
る。ヒドラジンの含水量は10〜50重計%である。ヒ
ドラジン水和物は、その組成上ヒドラジンの64%水溶
液とみなし得るもので特に有利である。
本発明方法のためのホルムアミドは、市販の普通の純度
で使用できる。
ホルムアミド対ヒドラジンのモル比は一般に1、5 :
 1ないし6:1、好ましくは2:1ないし4:1、特
に好ましくは2.2:1ないし6:1である。
本発明の方法は次のように実施される。ヒドラジンとホ
ルムアミドをガス状で、150’C以上好ましくは20
0℃以上特に好ましくは3゜03以上の沸点又は前記温
度を越える沸騰範囲を有する鉱油を充填した反応器の底
部に供給するか、あるいはこれを液状で反応器の底部に
供給し、その場合鉱油を、液状で供給される出発物質の
ヒドラジンとホルムアミドが、反応器の底部で生ずる分
圧に相当する、液状で供給される出発物質のヒドラジン
及びホルムアミドの沸点以上の温度に保持し、そして反
応生成物をガス状て反応器頂部から取り出す。鉱油とし
ては、例えば高沸点の炭化水素又は炭化水素留分、例エ
バガス油、燃料油、溶融パラフィンワックス、芳香族炭
化水素油等が用いられる。沸点650°C以上、特に6
50〜550℃の沸騰範囲を有する真空ガス油が有利に
用いられる。
本発明の優れた実施態様、においては、ホルムアミド及
びヒドラ、ジンに追加して、反応のためアンモニアが添
加される。本発明方法のためのアンモニアとしては、市
販の普通のアンモニアを用いてよい。アンモニアは好ま
しくはガス状で反応器の底部に供給される。一般にアン
モニア対ヒドラジンのモル比は2:1ないし1:10、
好ましくは1:1ないし1:5特に好ましくは1:1な
いし1:6である。
本発明の方法は、大気圧で、高められた全圧例えば10
バールまで高められた全圧又は低減した全圧例えばi 
o o ミIJバールまで下げた全圧で実施することが
できる。一般に本方法は150〜400℃好ましくは1
80〜650°C特に200〜6.00°Cで行われる
本発明方法のだめの反応・器としては、例えば攪拌式反
応器が適している・。しかし本方法のためには、垂直に
配置された円筒形反応器、例えば泡鐘塔、吹込基又は充
填体塔が有利に用いられる。ヒドラジン及びホルムアミ
ドそしてアンモニアを添加するときは、好ましくはアン
モニアもガス状で鉱油を入れた反応器の底部に供給され
、その場合液状添加のときは鉱油は、液状で添加された
出発物質が反応器底部で生ずる分圧に相当する、液状で
添加された出発物質の沸点以上の温度に保持される。し
かし出発物質の1種又は2種以上を反応器の外部で気化
して、ガス状で反応器の底部に導入し、出発物質の残り
のものを液状で反応器の底部に導入し、そこで気化する
ことも可能である。1種又は2種以上の気化した出発物
質を不活性ガスで希釈することも有利である。好ましい
不活性ガスは、例えば水蒸気、二酸化炭素そして特に窒
素である。
生成した1、2.4− ト!jアゾールは、ガス状で反
応器頂部から取り出され、次いで好ましくは凝縮される
。凝縮に、さらに精製段階例えば蒸留又は分留又は再結
晶を連結すること$繁る。
しかし得られた1、2.4− ) !Jアゾールは、精
製することなくそのまま次の反応に使用することもでき
る。。
新規方法は非連続的にも連続的にも実施できるが、連続
操作の方が優れている・。連続操作では、鉱油を連続的
に供給しかつ取り出すことが有利である。それによって
、場合により少量の上げ処理と再結晶は、鉱油が例えば
燃料油又は真空ガス油として安価に人手できるので、通
常は経済的でない。したがって好ましくは、分解生成物
を含有する排出鉱油は焼却して、反応器には新しい鉱油
を装入する。
1.2.4− ) +7アゾールは、染料、蛍光増白剤
、老化防止剤及び植物保護剤、を合成するための中間生
成、物である。
実施例 ガラス環(5X5mm)61を充填した、直径60朋、
長さ1300y+mを有する、反応器として用いられる
垂直に配置された二重外套管に、675〜56.0℃の
沸騰範囲を有する真空ガス油を0.74装入し、反応器
内を200℃にする。
毎時台、水ヒドラジン0.79モルとホルムアミド2、
0モル!を、別個に貯槽から供給ポンプを経て、170
℃、に加熱された蒸発器内でそれぞれ窒素2モルを用い
てあらかじめ蒸発し、二物質ノズルにより反応器の底部
に導入する。さらに毎時アンモニア1モルを反応器底部
に供給する。
反応器から出る蒸気を40〜50℃で凝縮さゼたのち分
留すると、沸点260℃の1.2.4−トリアゾールが
毎時48g(理論値の88%の収率に相当)得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1150℃以上の沸点を有する鉱油を充填した反応器の
    底部に、ヒドラジ/及びホルムアミドをガス状で供給す
    るか又は液状で反応器底部1にして反応生成物を留去さ
    せて取得することを特徴とする、高められた温度におけ
    るヒドラジンとホルムアルデヒドの反応による1 12
    14− ) リアゾールの製法。 2、 反応生成物を反応器頂部からガス状で取り出すこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、 ヒドラジンをホルムアルデヒドと鉱油中で反応さ
    せ、副生物が増加したとき鉱油を更新し、そして副生物
    の増加した高沸点の鉱油を取り出すことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 4、 副生物の増加した鉱油を燃焼に送ることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の方法。、5、 反応
    器にアンモニアを追加供給することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 6、鉱油として高沸点の炭化水素留分を使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 Z 鉱油として650℃以上の沸点を有する真空ガス油
    を使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 8、 円筒形反応器内で縮合反応を行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 9 操作を連続的に行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 10、鉱油髪連続的に供給しそして取り出すことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 11、  反応器内に生ずる出発物質及び反応生成物の
    分圧に9・J応する沸点以上の反応温度を反応器内で保
    持することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 12、  反応を180〜650°゛Cで行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP58229247A 1982-12-07 1983-12-06 1,2,4−トリアゾ−ルの製法 Pending JPS59110683A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE32451105 1982-12-07
DE19823245110 DE3245110A1 (de) 1982-12-07 1982-12-07 Verfahren zur herstellung von 1,2,4-triazol

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JPS59110683A true JPS59110683A (ja) 1984-06-26

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JP58229247A Pending JPS59110683A (ja) 1982-12-07 1983-12-06 1,2,4−トリアゾ−ルの製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH214894A (de) * 1938-08-31 1941-05-31 Degussa Verfahren zur Durchführung chemischer Reaktionen in Schmelzen.
DE2802491B2 (de) * 1978-01-20 1980-10-30 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von 1,2,4-Triazol
US4267347A (en) * 1979-11-07 1981-05-12 Ciba-Geigy Corporation Method for direct preparation for 1,2,4-triazole from hydrazine and formamide

Also Published As

Publication number Publication date
DE3363817D1 (en) 1986-07-03
DE3245110A1 (de) 1984-06-07
EP0110412B1 (de) 1986-05-28
EP0110412A1 (de) 1984-06-13

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