JPS59110077A - 磁気デイスクジヤケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気ディスクジャケットに関するものであり、
磁気ディスクジャケットの回転駆動時、保管、保存、運
搬時に磁気ディスクジャケットにかかる熱によるジャケ
ットの寸法変化に対し優れた性能を有したジャケットを
提供することと、寸法精度の優れたジャケットを提供す
ることを目的とする。

磁気ディスクジャケット（１）は記録本体である円形磁
気ディスク（２）を収納したまま駆動回転せしめ、かつ
外部からの応力及び汚染に対し保護する目的で形成され
た内面に不織布（３）をラミネートしたプラスチックシ
ート（９）を主体とし機能上の目的のために中央開口部
（４）とヘッド用開口部（５）等を打抜かれ、曲げ辺（
６）とサイドフラップ（７）とトップフラップ（８）等
により成形された封筒状の構成体を称する６、 サイドフラップ（７）とトップフラツｆ（８）に対応す
るプラスチックシートは不織布はラミネートされておら
ず、フラップ（７，８）のシールはプラスチックシート
どうしで行なわれ、又プラスチックシートは硬質ｐｖａ
シートが一般に用いられる。

フラップ（７，８）のシールは極〈一般的にはヒートシ
ールによって行なわれるが、シール時のプラスチックシ
ートシール周辺部分の軟化、収縮、膨張による変形、又
熱加工によりすでに行なわれている１８０°曲げ部分が
シール時の熱によす１．８００未満の角度に熱もどりｌ
〜、Ｊ工Ｓ、ＡＮＴＩ等の規格を外れることが有るため
、熱シールの圧力、時間、温度等は非常に厳密に管理す
る心安がある３、又、初期寸法精度は規格内であっても
、シール周辺部分に内部歪を残存されやすく、ＪＩＥ！
規格、ＡＮＴＩ等で規定されている５３℃の耐熱試験後
に規定の寸法を外れる場合が有る。ヒー）・シールの場
合熱によるかかる悪影響を避けるだめ、シール条件をよ
り低い条件に設定しがちとなり、シール強度が不足する
場合も多い。

一方超音波シールは従来よりプラスチックのシール方式
であるヒートシールに代る方式として多く用いられて来
た。その特長はヒートシールより活生並性でありシール
強度の安定性、父熱の発生が瞬時であるため、周囲への
熱の影響が少い等の点で多く利用されて来たが、シート
どうしのシールの場合はシール向が平たんである場合や
面積が広い場合には、高い出力が必要となり、又シール
周辺に肉のもり上がりが出る点、又シール周辺がはね一
ヒる等の問題があった。

磁気ディスクジャケットの場合超音波シールを行う、嚇
合シール部周囲の肉のもり上り（δ）、フラップ端部（
＋：３）のはね上り（ａ）等の問題はドライブの投入１
」への出し入れ時にトラブルを起しやすく、採用されな
かった。肉のもり上り（δ）、フラップのノ−ネ上り（
ａ）を避けるために０．５〜５　＋１１ｍ角又は０．５
〜５謳丸のスーツトシールを行うことが可能であるが、
現状市販されているヒートシールパターンと大巾に異る
ため意匠性の点で採用され憎い１、本発明は従来のヒー
トシール方式の寸法精度及び耐熱性の点での問題を解消
できる超音波シールをフラップのシールに採用しかつ、
超音波シール時に発生しやすい肉のもり上り（δ）がな
くかつフラッグのはね上り（ｄ）がない、ヒートシール
パターンと意匠的に同等の帯状のシールノ等ターンを具
備した磁気ディスクジャケットを提供することをその目
的とする。以下詳細に説明する。

本発明の磁気ディスクジャケットは貼り合せ部分全市販
のヒートシールのシールｉＥターント意匠上同等の帯状
パターンを超音波シールによって施こしたことを第一の
特長とする。帯状ツクターンは巾０．５〜６嗣、反さ　
５〜１９０間の大きさであり、帯状シールの内部パター
ンもヒートシールで採用されている様な布目ｉｅターン
を施こしても良い。

極く一般的にはミニディスクジャケットの場合は２咽巾
×加闇長さが各フラップに２コシールされ、該超音波パ
ターンで同一寸法を採用することも可能である。

し７かし、上記の様なヒートヒール同等ノ？ターンを具
現化するには従来の超音波シール技術では、先に述べた
様な超音波シールの問題であるシール周辺の肉のもり上
り（δ）及びフラッグのはね上り（ａ）を避けることは
出来ない。

シール周辺の肉のもり上り（δ）が微少でかつ、フラッ
プのはね上り（ａ）のないかつ意匠的にヒートシール・
母ターンと同等の超音波シール教法を提供することが本
発明の最大の目的である。

以下実施例及び比較例について説明する（表−１）第６
図は本発明に関かる超音波シールホーンの一例の模式図
である。第７図はシール周辺の肉のもり上り（δ）及び
フラップのはね上り（（１）の発生しやすい場合の比較
例として示した超音波シールホーンである。

第７図の超音波ホーンでシールした場合第５図、第９図
の様にフラップの端部がはねトリ（ｄ）又シール周囲が
ホーン先端の食い込みによって排除されたプラスチック
が肉のもり上り（δ）として発生する。

第６図の本発明の超音波ホーンでシールした場合、第８
図の様にフラップはね上りや肉のもり上りは発生しない
。

本発明の超音彼ホーンは最先端部分１１］２咽（Ｗｌ）
長さが１８Ｗｎであり最先端部分を両側からはさむシー
ト押え部分（１５）が巾３叫、長さ１８陥で最先端部分
の高さより０．３ｍｍ低い形状で設計されている。

シート押え部分と最先端部分の高さの差（Ｊ））が帆１
陥より小さくなるとフラップ部分にシール部分周囲にこ
ん跡を残し、０，４＃より大きくなると、肉のもり上り
が大きくなる３、巾が０．５論より小さくなるとはね上
りが大きくなり６喘より大きくなるとフラップ先端と先
端の直下のシートが接４トーこん跡を残す等々の問題が
有り、ホーン形状については、最先端部分が巾０．５〜
６間、長さ５〜１９０　ｍｎであり、最先端部分を両側
からはさむシート押え部分が巾０．５〜６．０ｍｍ、侵
さが最先端部分の長さと同寸法であり、高さが最先端の
旨さより０．１〜０．４　ｗｎ低いものが好ましい。

表−１で示される様に、実施例は他の比較例と比較し肉
のもり、上り（δ）、フラッグのはね上り（ｄ）、ジャ
ケット寸法精度及びジャケット耐熱性の点で良好な磁気
ディスクジャケットを提供している。

【図面の簡単な説明】

第１図はジャケットかに開シート千面図、第２図はジャ
ケット展開シートＡ−Ａ断面図、第３図はノヤケツト千
面図、 第４図はジャケット断面図、 第５図は肉のもり上り、フラップのはね上りを示すフラ
ップ部分の断面図、 第６図は本発明の超音波ホーンの長さ方向と垂直な断面
図、 第７図は比較例の従来の超音波ホーンの長さ方向と垂直
な断面図、 第８図は本発明の超音波シールを、模式する図、第９図
は従来の超音波ホーンを用いてのシールの模式図である
１１ 特許出願人　　住友ベークライト株式会社第１図 第２図 第３図 第５図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスクを収納し、回転可能ならしめ、かつ
   再生記録を行うだめの開口部を設けかつ内面に不織布を
   ラミネートした磁気ディスクジャケットに於て、フラッ
   プ部分のシールを巾ｆ）、５〜６ｍｍ、長さ５〜１９０
   欄の帯状のノぐターンで超音波シールされた磁気ディス
   クジャケット。
2. （２）　　超音波シールパターンがサイドフラップ部分
   のみ施こされた特許請求の範囲第（１）項記載のディス
   クジャケット。
3. （３）　　超音波シールノ＋ターンがトップフラッグ部
   分のみ施こされた特許請求の範囲第（１）項記載の磁気
   ディスクジャケット。
4. （４）超音波シールを行う超音波ホーンの形状が、最先
   端部分が巾０．５〜６１ｍ１長さ５〜１９０　ｍｍであ
   り、最先端部分を両側からはさむシート押え部分が巾０
   ．５〜６．０　ｍｍ、長さが最先端部分の長さと同寸法
   であり、高さが最先端の制さより０．１〜０８４膿低い
   超音波ホーンにより超音波シールされた特許請求の範囲
   第（１）項記載の磁気ディスクジャケット。