JPS5910998Y2 - 生理用シヨ−ツ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、生理用ショーツに関する。

その目的とするところは、ヒップにぴったりフィットし
て生理綿を安定密着すると共に、通気性がよく蒸れにく
い生理用ショーツを提供するにある。

以下、この考案の構或を添付図面に基づいて説明する。

この生理用ショーツは、図示のように、大きい伸縮性を
有する編地からなり、左右両腰布１の後端縁の間に、伸
縮性メッシュ地からなる対の襠状後股上布２が縫い付け
られて腰周り部を形或し、防水布を内側に重ね合せた略
四角形状股下布３が縫い付けられて股部を形或し、腰周
り部の上部端縁にレース状ウエストバンド４が縫い付け
られ、股裾口５にレース縁６が縫い付けられたものであ
る。

前記腰布１の後方端縁１ａと、これに接合する後股上布
２の端縁２ａとには、中程やや下方に対向する彎曲状突
出縁７が設けられ、第２図及び第３図に示すように、縫
製後左右両腰布１と後股上布２との縫合縁中程に対の膨
らみ部８が出来上がる。

なお、前記腰布１及び後股上布２は、ショーツのサイズ
，布地の伸縮度等に対応して突出縁７の形状及び位置を
適宜選択することができる。

前記後股上布２には、股上布３の後方端縁３ｂに縫合さ
れる端縁２ｂを有し股裾口５に達する突出部９が形威さ
れている。

前記生理用ショーツは、腰布１の端縁１Ｃに股下布３の
前方端縁３Ｃが縫合され、股裾口５を形或する腰布１の
端縁１ｄ、股下布３の端縁３ｄ及び後股上布２の端縁２
ｄの外側表面にレース縁６が縫い付けられ、ウエストバ
ンド部を形或する腰布１の上端縁１ｅ及び後股上布２の
上端縁２ｅの外側表面にウエストバンド４が縫い付けら
れる。

前記生理用ショーツは、上述のように、ウエストバンド
部及び股裾口５の内側表面に折り込み等がないため滑ら
かで肌触りがよい。

この考案に係る生理用ショーツは、以上のような構或で
あり、股上後部に福を入れて尻の盛り上がりにマツチし
た対の膨らみ部を形威すると共に、股裾口に達する比較
的大形の前記幅をメッシュ地にして通気性をよくしたも
のであって、生理綿を股下布の内側に挿入して着用すれ
ば、ヒップにぴったりフィットすると共にヒップアップ
にも役立ち、比較的激しい運動をしても生理綿がずれ動
くことなく密着支持することができ、また、通気性が非
常によく蒸れにくく着用して楽である等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の一実施例を示す布の裁断展開図、
第２図及び第３図はこの考案の背面から見た斜視図であ
る。 １・・・・・・腰布、２・・・・・・後股上布、３・・
・・・・股下布、４・・・・・・ウエストバンド、５・
・・・・・股裾口、６・・・・・・レース縁、７・・・
・・・突出縁、８・・・・・・膨らみ部、９・・・・・
・突出部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 左右腰布の間に、伸縮性メッシュ地からなり股下布縫合
   縁に沿い股裾口に達する突比部を有する対の襠状後股上
   布を縫い付けて腰周り部を形成し、腰布と後股上布との
   間に股下布を縫い付けて戒り、前記後股上布と腰布との
   縫合縁中程に膨らみ部を形戊したことを特徴とする生理
   用ショーツ。