JPH0410163Y2 - - Google Patents

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JPH0410163Y2
JPH0410163Y2 JP1988138082U JP13808288U JPH0410163Y2 JP H0410163 Y2 JPH0410163 Y2 JP H0410163Y2 JP 1988138082 U JP1988138082 U JP 1988138082U JP 13808288 U JP13808288 U JP 13808288U JP H0410163 Y2 JPH0410163 Y2 JP H0410163Y2
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JP
Japan
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stomach
sleeping
pants
underwear
diaper cover
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JP1988138082U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乳児をうつ伏せ寝にして保育すると
きに、おむつカバーを装着させた上から着用させ
る肌着に関する。
(従来の技術) 乳児の寝かせ方としては、仰向けに寝かせる方
法と、うつ伏せに寝かせる方法とがある。我国に
おいては、昔から仰向けに寝かせる方法が主流で
あつたが、最近、仰向け寝の欠点が指摘され、う
つ伏せ寝が推奨されるようになつてきている。
本出願人は、このような事情に鑑み、今般、う
つ伏せ寝用のおむつカバーを開発したが、うつ伏
せ寝用の肌着はこれまでなかつた。
(考案が解決しようとする課題) そのため、従来、うつ伏せ寝保育をするとき
は、仰向け寝保育に適するように形成された肌着
を使用しなければならなかつたが、この従来の肌
着は後身頃の尻部が立体裁断されておらず、うわ
向き寝保育に比べうつ伏せ寝保育は臀部のおむつ
カバーが盛り上るため、この盛り上つたおむつカ
バーにフイツトしないという問題点があつた。
本考案は、上述のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、う
つ伏せ寝保育で、乳児が着用して盛り上つたおむ
つカバーにフイツトさせることができるようにし
たうつ伏せ寝用肌着を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、前記問題点を解決するための手段
として、尻部を略球面状に突出させる立体裁断部
を後身頃に設けた構成とした。
(作用) 本考案のうつ伏せ寝用肌着では、尻部を略球面
状に突出させる立体裁断部を後身頃に設けたこと
で、乳児が装着したおむつカバーの上から該うつ
伏せ寝用肌着を装着させ、うつ伏せ寝によつて盛
り上つたおむつカバーに立体裁断部を被せること
により、乳児の臀部を圧迫することなくフイツト
させることができる。
このため、肌着の突つ張りやおむつカバーのず
れ等がなく、おむつカバーをした乳児を楽な姿勢
でうつ伏せ寝保育することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
まず、第1実施例の構成を説明する。
この実施例のうつ伏せ寝用肌着Aは、第1図〜
第2図に示すように長目のパンツ1であつて、後
身頃としての後パンツ部2と前身頃としての前パ
ンツ部3とを主要な構成としている。
前記後パンツ部2は、第1図及び第3図に示す
ように立体裁断された後身中心布20と後身右側
布21と後身左側布22との三枚で構成されてい
る。後身中心布20は尻部23から腰部24まで
連続して形成されたもので、尻部23で左右に向
けて大きく突出した湾曲部25,25が形成され
ると共に、その下端部には、上方に向けて放物線
状に切り上げた股下部26が形成されている。
また、後身右側布21と後身左側布22とは左
右対称に形成され、尻部23から股下まで前記湾
曲部25,25より小さな曲率半径で内側の斜め
下方に向けて円弧状に切り込んだ湾曲部27,2
7が形成されている。そして前記後身中心布20
と後身右側布21及び後身左側布22の切り取り
縁部がそれぞれ縫合されることにより湾曲部2
5,25と湾曲部27,27との縫合部分が球面
状に外方へ突出する立体裁断部28が形成されて
いる。
前記前パンツ部3は、第4図に示すように、前
身右側布30と前身左側布31との2枚で構成さ
れると共に股下部32,32がそれぞれ内側に突
出され、該股下部32,32より上方の切り取り
縁部同士が縫合される。
そして、該前パンツ部3と後パンツ部2との股
下部同士および両側縁部同士が縫合されることに
よりパンツ1が形成される。
尚、この実施例では、後身右側布21と後身左
側布22の布目がパンツ1の縦方向(丈方向)
に、また、後身中心布20の布目が横方向にそれ
ぞれなるように裁断及び縫合が行われることによ
つて、尻部の縦方向の伸縮幅が大きくとれるよう
に構成されている。
次に実施例の作用を説明する。
この実施例のうつ伏せ寝用肌着Aでは上記構成
より成るため、おむつカバーをした乳児にパンツ
1を着用させてうつ伏せ寝させると、臀部の筋肉
によつておむつカバーが盛り上るから、このおむ
つカバーの盛り上り部分にパンツ1の後身中心布
20によつて形成された立体裁断部28をフイツ
トした状態に被せることができる。
以上説明してきたように本実施例のうつ伏せ寝
用肌着Aにあつては、尻部23を略球面状に突出
させる立体裁断部28を後パンツ部2に設けたこ
とで、乳児が装着したおむつカバーの上から該う
つ伏せ寝用肌着Aを装着させ、うつ伏せ寝によつ
て盛り上つたおむつカバーに立体裁断部28を被
せることにより、乳児の臀部を圧迫することなく
フイツトさせることができる。
このため、肌着の突つ張りやおむつカバーのず
れ等がなく、おむつカバーをした乳児を楽な姿勢
でうつ伏せ寝保育することができる。
次に第5図〜第8図に示す第2実施例について
説明する。
この実施例のうつ伏せ寝用肌着Aは、前身頃全
開型のカバーオール4であつて、後身頃5と前身
頃6とを主要な構成としている。
前記後身頃5は、第5図及び第7図に示すよう
に、上着の後身頃50と後パンツ51とが一体に
形成されると共に、尻部52をその下部の股部を
含めて略円形状に大きく切り抜いた後身布53
と、下半分が略楕円状に広がると共に全体が略円
形状で前記尻部52の切り抜き部分より広く(曲
率半径が大きく)形成されたマチ54とで構成さ
れている。そして前記尻部52の切り抜き縁部に
該マチ54の切り取り縁部が縫合されることによ
りマチ54が球面状に外方へ突出する立体裁断部
28が形成される。
前記前身頃6は、第6図及び第8図に示すよう
に、上着の前身頃60と、前パンツ61とが一体
に形成され、右前身62と左前身63が左右対称
に、また打ち合わせ部が深く重なるように形成さ
れている。
そして、該前身頃6と前記後身頃5との両側縁
部同士が縫合され、また前パンツ61の股下縁部
に雄ホツク64aが取付けられ、後パンツ51の
股下縁部に雌ホツク64bが取付けられている。
尚、この実施例では、前記各部分の布地として
裏面(内面)側にフライス起毛させたメリヤスが
用いられると共に、前記後身布53はその布目が
肌着Aの縦方向(丈方向)に、また、マルチ52
部分の布目が横方向にそれぞれなるように裁断及
び縫合が行われている。
図中65は袖、66は閉じ合わせ用の紐であ
る。
本実施例のうつ伏せ寝用肌着Aでは、上記構成
より成るため、該うつ伏せ寝用肌着Aを全開に
し、おむつカバーをした乳児をあお向けにして寝
せる。このとき乳児のおむつカバーが後パンツ5
1のマチ54上に重なるようにする。そして、前
パンツ61を足に被せ雄ホツク64aを後パンツ
51の雌ホツク64bに係止し、また右前身62
と左前身63とを紐66同士を結んで閉じ合わせ
る。この後、乳児をうつ伏せ寝させると、盛り上
つたおむつカバーに前記立体裁断部28がフイツ
トする。
尚、本実施例の効果については第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
ける設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば立体裁断部28は、パンツ1やカバーオ
ール4に設けるとしたが、これに限らずロンパー
スやオーバーオール等にも設けることができる。
また、パンツ1やカバーオール4等の形状は任
意に設定できるものである。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案のうつ伏せ寝用
肌着にあつては、尻部を略球面状に突出させる立
体裁断部を後身頃に設けたことで、乳児が装着し
たおむつカバーの上から該うつ伏せ寝用肌着を装
着させ、うつ伏せ寝によつて盛り上つたおむつカ
バーに立体裁断部を被せることにより、乳児の臀
部を圧迫することなくフイツトさせることができ
る。
このため、肌着の突つ張りやおむつカバーのず
れ等がなく、おむつカバーをした乳児を楽な姿勢
でうつ伏せ寝保育することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のうつ伏せ寝用肌着
を示す背面図、第2図は同側面図、第3図は後身
頃部の裁断用パターン図、第4図は前身頃部の裁
断用パターン図、第5図は第2実施例のうつ伏せ
寝用肌着を示す背面図、第6図は同斜視図、第7
図は後身頃部の裁断用パターン図、第8図は前身
頃部の裁断用パターン図である。 A……うつ伏せ寝用肌着、1……パンツ、2…
…後パンツ部(後身頃)、4……カバーオール、
5……後身頃、23……尻部、28……立体裁断
部、52……尻部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 尻部を略球面状に突出させる立体裁断部を後身
    頃に設けたことを特徴とするうつ伏せ寝用肌着。
JP1988138082U 1988-10-22 1988-10-22 Expired JPH0410163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988138082U JPH0410163Y2 (ja) 1988-10-22 1988-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988138082U JPH0410163Y2 (ja) 1988-10-22 1988-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0257910U JPH0257910U (ja) 1990-04-26
JPH0410163Y2 true JPH0410163Y2 (ja) 1992-03-13

Family

ID=31400091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988138082U Expired JPH0410163Y2 (ja) 1988-10-22 1988-10-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0410163Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138083A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 アイシン精機株式会社 キ−レスエントリ−装置
JPS63138084A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 富士重工業株式会社 自動車用ドアアウタハンドル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138083A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 アイシン精機株式会社 キ−レスエントリ−装置
JPS63138084A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 富士重工業株式会社 自動車用ドアアウタハンドル

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JPH0257910U (ja) 1990-04-26

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