JPH0211068Y2 - - Google Patents

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JPH0211068Y2
JPH0211068Y2 JP1984000481U JP48184U JPH0211068Y2 JP H0211068 Y2 JPH0211068 Y2 JP H0211068Y2 JP 1984000481 U JP1984000481 U JP 1984000481U JP 48184 U JP48184 U JP 48184U JP H0211068 Y2 JPH0211068 Y2 JP H0211068Y2
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JP
Japan
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body part
main body
piece
thigh circumference
joining
Prior art date
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JP1984000481U
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English (en)
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JPS59145511U (ja
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Priority to JP48184U priority Critical patent/JPS59145511U/ja
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、おむつカバー、詳細には立体構造に
形成したおむつカバーに関する。
(従来の技術) 従来、立体構造に形成したおむつカバーとして
は、例えば、実公昭12〜14545号公報に記載され
たものがある。
このおむつカバーは、第5〜7図に示すよう
に、長方形状の布10の中央を楕円形状に裁断し
て中央裁断片11と側部裁断片12,12を形成
し、その楕円形状の中央裁断片11の両側に側部
裁断片12,12の反対側縁を縫着し、その隅部
に紐13,13を取り付けたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のおむつカバー
にあつては、中央裁断片11の凸状の接合縁に側
部裁断片12,12の反対側縁を接合しているの
で、第7図に示すように、中央裁断片11はその
周囲が側部裁断片12,12により上方に引つ張
られ中央部が垂下したいわゆるおわん状にしかな
らない。したがつて、このおむつカバーにあつて
は、左右には湾曲しているが前身部分が上方に立
ち上がつていないので、これを乳児に装着して
も、すつぽりと乳児の尻部分を包むように密着さ
せることができないという問題点がある。
本考案は、このような従来のおむつカバーが有
する問題点に鑑み考案したものであり、その目的
とするところは、立体構造に形成して乳児に装着
すると、すつぽりと乳児の尻部分を包むように密
着させることができるおむつカバーを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための手段として、本考案
のおむつカバーでは、本体部片と太もも回り片と
を分割裁断すると共に、本体部片と太もも回り片
の接合縁を湾曲させ、かつ両者の湾曲方向を同方
向にすると共に両接合縁の長さをほぼ同長に形成
し、かつ太もも回り片の接合縁の曲率半径を本体
部片の接合縁の曲率半径よりも小さくして、該接
合縁同士を接合することにより本体部片と太もも
回り片が立体構造になるように形成したおむつカ
バーにおいて、 本体部片の接合縁を後身の上端から前身の下部
まで形成すると共に、太もも回り片の接合縁を先
端に向けて漸次曲率半径が小さくなるように形成
した構成とした。
(作用) 本考案のおむつカバーは、前記のように構成し
たので、立体構造のおむつカバーに形成され、こ
れを乳児に装着させると、その立体性によつて身
体との適合性が良好になり、特に、すつぽりと乳
児の尻部分を包むように密着させることができて
おむつのズレや窮屈さのない快適な使用感が得ら
れるものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本考案実施例のおむつカバーCを示す
斜視図、第2図は該おむつカバーCの正面図、第
3図は該おむつカバーCを展開した状態の分解内
面図である。
本実施例のおむつカバーCは、オープン型おむ
つカバーであつて、本体部片1と、左右の太もも
回り片2,2と、を分割裁断し、そして、前記本
体部片1の接合縁Mの曲率半径よりも太もも回り
片2の接合縁Nの曲率半径を小さくすると共に、
第3図に示すように、太もも回り片2,2の接合
縁Nを先端に向けて漸次曲率半径が小さくなるよ
うに形成して、この接合縁M,N同士を接合する
ことによつて、第1図、第2図に示すように、太
もも回り片2,2が本体部片1の両側に立ち上が
ると共に本体部片1の前身側が上方に湾曲した立
体構造になるように形成されている。この場合、
接合縁M,Nはほぼ同長に形成されている。
尚、3はベルベツトフアスナーの雌面で、本体
部片1の前身外面に取り付けられている。又、
4,4はバンド片で、太もも回り片2,2に連設
されると共に、その先端内面にベルベツトフアス
ナーの雌面5,5を取り付けている。又、6,6
は弾性縁巻きで、太もも回り片2,2の足回り縁
に取り付けられている。
したがつて、本実施例のおむつカバーCでは、
前述のとおり、曲率半径の小さい太もも回り片
2,2の接合縁Nと、曲率半径の大きい本体部片
の接合縁Mとを接合するために、太もも回り片
2,2が本体部片1の両側に立ち上がると共に本
体部片1の前身側が上方に湾曲した立体構造のお
むつカバーに形成され、これを乳児に装着させる
とすつぽりと尻部分を包むように密着させること
ができてフイツト性が向上し、おむつのズレや窮
屈さがなくなり、快適な使用感が得られるもので
ある。
又、本体部片1と太もも回り片2とを分割裁断
するため、両者の生地が同一生地になるという制
限が解かれ、例えば、本体部片1に防漏性主体の
生地を用い、太もも回り片2,2に伸縮性を主体
とした防漏生地を用いたり、又、同一の編生地を
もちいた場合で本体部片1には編目を縦方向にし
て用い、太もも回り片2,2には編目を伸縮性の
より大きい横方向にして用いるなど、要求条件に
対応して任意の生地を選択使用することが可能に
なるものである。
尚、参考までに、立体度(隆起度)を計る目安
を第4図により説明する。
まず、本体部片1と太もも回り片2とを接合し
て立体化した状態の接合縁の両端直線距離Aを分
母とし、立体化状態での深さBを分子として、こ
れに100を乗じた数値(B/A×100)を立体度
(%)とする。立体化した状態では太もも回り片
2の接合縁Nに沿つて本体部片1が湾曲するに近
い形状となるため、Aの近似値として太もも回り
片2の接合縁Nの両端直線距離aをとる。そし
て、実施例では、太もも回り片2の接合縁Nの湾
曲方向と本体部片1の接合縁Mの湾曲方向が同一
方向であるため、両者を接合すると接合縁Nの深
さb1は接合縁Mの深さb2分だけ差し引かれること
になり、この(b1−b2)を深さBの近似値として
とると、立体度の近似値は(b1−b2)/a×100
で表わされることになる。
尚、本体部片1の接合縁Mが直線であればb2
0となるため立体度はb1/a×100で表わされ、
又、本体部片1の接合縁Mが逆に凸形状に湾曲し
ていれば立体度は(b1+b2)/a×100で表わさ
れることになる。以上、本考案の一実施例を図面
により説明したが、本考案の具体的な構成は前記
した実施例に限定されるものではない。
本体部片と太もも回り片との接合手段について
は、通常の糸による縫合でもよいが、撥水糸によ
る縫合、あるいは高周波等による熱溶着を行なえ
ば接合部からの漏れを防止できることから好まし
い。又、ベルベツトフアスナーについても、実施
例とは逆に、バンドの外面に雌片を設け、本体部
片の前身両側の内面に雄面を設けるようにしても
よい。又、本体部片の内面に中当布を設けたり、
又、多重に重ねあわせたりすることができること
は勿論であり、又、その素材についても任意に選
択使用することができるものである。
尚、生地に毛ネル等の撥水性の高い生地や防漏
主体の素材を使用する場合でも、本体部片と太も
も回り片との接合部からの漏洩が懸念されるが、
これを防止する手段として、接合部を覆う状態に
本体部片に中当布を設けたり、或いは、生地に防
漏性の低い素材、例えば合繊素材等を用いる場合
に、内面全面に亙つて防水シート等を設けること
は、従来の平面的構造のおむつカバーで周知技術
として行なわれており、本考案の立体構造のおむ
つカバーにこれを適用することは勿論可能であ
る。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案のおむつカバー
では前記のように構成したので、太もも回り片が
本体部片の両側に立ち上がると共に本体部片の前
身側が上方に湾曲した立体構造のおむつカバーに
形成され、これを乳児に装着させるとすつぽりと
尻部分を包むように密着させることができてフイ
ツト性が向上するし、又、本体部片と太もも回り
片とを分割裁断するので、この両者の素材に任意
の生地を選択使用することができるばかりでなく
裁断ロスが少なくなり、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のおむつカバーを示す斜
視図、第2図は同上の実施例のおむつカバーの正
面図、第3図は同上の実施例のおむつカバーの展
開状態を示す分解内面図、第4図は立体度の説明
図、第5図,第6図,第7図は従来のおむつカバ
ーを示す説明図である。 C……おむつカバー、1……本体部片、2,2
……太もも回り片、M,N……接合縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体部片と太もも回り片とを分割裁断すると共
    に、本体部片と太もも回り片の接合縁を湾曲さ
    せ、かつ両者の湾曲方向を同方向にすると共に両
    接合縁の長さをほぼ同長に形成し、かつ太もも回
    り片の接合縁の曲率半径を本体部片の接合縁の曲
    率半径よりも小さくして、該接合縁同士を接合す
    ることにより本体部片と太もも回り片が立体構造
    になるように形成したおむつカバーにおいて、 本体部片の接合縁を後身の上端から前身の下部
    まで形成すると共に、太もも回り片の接合縁を先
    端に向けて漸次曲率半径が小さくなるように形成
    したことを特徴とするおむつカバー。
JP48184U 1984-01-05 1984-01-05 おむつカバ− Granted JPS59145511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP48184U JPS59145511U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 おむつカバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP48184U JPS59145511U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 おむつカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59145511U JPS59145511U (ja) 1984-09-28
JPH0211068Y2 true JPH0211068Y2 (ja) 1990-03-19

Family

ID=30132234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48184U Granted JPS59145511U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 おむつカバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59145511U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7910868B2 (en) 2004-11-16 2011-03-22 Citizen Holdings Co., Ltd. Autofocus device detecting focus point with liquid crystal lens

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7910868B2 (en) 2004-11-16 2011-03-22 Citizen Holdings Co., Ltd. Autofocus device detecting focus point with liquid crystal lens

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59145511U (ja) 1984-09-28

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