JPS591076Y2 - アクセルレ−タ装置 - Google Patents

アクセルレ−タ装置

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Publication number
JPS591076Y2
JPS591076Y2 JP12225079U JP12225079U JPS591076Y2 JP S591076 Y2 JPS591076 Y2 JP S591076Y2 JP 12225079 U JP12225079 U JP 12225079U JP 12225079 U JP12225079 U JP 12225079U JP S591076 Y2 JPS591076 Y2 JP S591076Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator
guide groove
throttle valve
lever
cam plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP12225079U
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English (en)
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JPS5639824U (ja
Inventor
秀雄 近藤
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP12225079U priority Critical patent/JPS591076Y2/ja
Publication of JPS5639824U publication Critical patent/JPS5639824U/ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアクセルペダルの進退により絞り弁を開閉する
アクセルレータ装置の改良に関するものであり、アクセ
ルペダル踏込量と絞り弁開度の関係を任意に変更し得る
アクセルレータ装置を提供することを目的としている。
アクセルペダルの踏込みにより気化器の絞り弁開度を変
化せしめる機構としては種々のものがあるか′、従来例
の主なものとして第12図〜第14図に図示するものか
゛ある。
第12図の図示例のものは、アクセルワイヤ1が絞り弁
軸2に固設されているアクセルアーム20の先端とペダ
ルブラケット14との間に張設されているものであり、
第15図の曲線Aに示す如く、等速のアクセルペダル踏
込に対し、ペダルブラケット14が矢印P方向へ等速で
移動するが、ペダル踏込当初絞り弁が急開する為、加速
が急激に行われ、所謂しゃくり現象を生ずるため、自動
車の操縦性が悪く、安全運転上好ましくない。
第13図の図示例のものは、アクセルワイヤ1が絞り弁
軸2に固設されるアクセルレバ21の係合端22に係合
され、アクセルレバ21の回動と共に該アクセルレバ2
1に回動中心より等距離Rをなして設けられている円弧
状の案内溝23上をアクセルワイヤ1が屈撓しつつ案内
されるため、絞り弁軸2に対するアクセルワイヤ1の作
用半径は常にRの距離を有し、アクセルレバ21の回動
位置如何に拘らずアクセルペダルの踏込量に対する絞り
弁軸開度は一定で、第15図の直線Bに対示す如き関係
にあり、矢印P方向へのアクセルペダル踏込速度を一定
とすれば、絞り非回動速度も一定となり、A曲線の欠点
はかなり改善されたものとなる。
更に第14図の図示例のものは、アクセルレバ24の回
動に際し、アクセルワイヤ1を案内する案内溝25の形
状が、絞り弁軸2の軸芯より係合端26において込、の
最小距離にあり、ペダルブラケット14寄りの後端部2
7において12の最大距離を有するスパイラル状をなし
ており、矢印P方向へのアクセルペダルの踏込量と絞り
弁軸開度との関係は、第15図のC曲線の関係にあり、
アクセルペダル踏込速度を一定にすれば、絞り非回動速
度は踏込当初において遅く、踏込が進むにつれて大とな
るため、自動車の運転に不馴れな運転者においても、前
述の如きしゃくり現象を生ずることがないより理想的な
形状のものである。
本考案は第13図に示す如きアクセルレバ21を有する
アクセルレータ装置において、必要に応じて第15図の
C曲線に近い性能を有する如く改造容易なものを提供せ
んとするものであり、その構成について以下図面により
説明する。
第10図、第11図に示すものは、第13図に示すもの
と同一機能のものであって、アクセルペダル(図示せず
)に連設されているプダルブラケット14と連動するア
クセルワイヤ1は、絞り弁軸2に固設される扇状のアク
セルレバ3の保合端4に固定されている。
前記アクセルレバ3には絞り弁軸2と同芯円弧状の案内
溝5が設けられ、前記保合端4は案内溝5のペダルブラ
ケット14側より離れた一端附近に設けられているので
、アクセルレバ3の第10図中時計方向への回動と共に
アクセルワイヤ1は矢印Pと反対方向に移動し、案内溝
5の溝底6に抱絡せられる。
尚第10図は案内溝5の側板7,8のうち側板8を取除
いて示したものである。
第10図、第11図に示されるものは前述の如き構成で
あるから、第9図中B直線に示す性能を有するものであ
るが、本考案はこれを改良したものである。
即ち本考案は第1図、第2図に示す構成をなすものであ
り、前記第10図、第11図に示す従来例と同に部分に
ついては同一の符号で示されている。
絞り弁軸2に固設されている扇状のアクセルレバ3には
絞り弁軸2と同芯円弧状の溝底6を有する案内溝5が設
けられ、該案内溝5のペダルブラケット14側より離れ
た一端附近に設けられている保合端4にはカム板9が回
動自在に取付けられている。
尚第1図は案内溝5の側板7,8のうち側板8を取除い
て示されている。
前記カム板9の内曲面及び両側面の形状は、係合端4を
回動中心として回動し案内溝5に挿入せられてこれと当
接する位置において、溝底6に略合致する形状とされて
おり、また外縁寄りの他端に設けられている係止端10
において、アクセルワイヤ1が係止されている。
次に本考案の作用、効果について述べる。
第3図に示す如く、カム板9が案内溝5に当接する位置
において、絞り弁軸2の絞り弁軸芯11と係止端10に
おける係止芯12との距離を11、絞り弁軸芯11と係
合端4における回動芯13との距離を12とし、またこ
の位置における絞り弁軸芯11と係止芯12とを結ぶ直
線をbとする。
次に第4図〜第7図により、アクセルペダルの踏込、従
ってアクセルワイヤ1の矢印P方向への移動に伴うアク
セルレバ3及びカム板9の回動の関係について説明する
アクセルレバ3は当初第4図に示す如き回動位置にある
ものとする。
この位置でカム板9はアクセルレバ3の案内溝5に当接
しており、紋り弁軸芯11よりアクセルワイヤ1に下し
た垂線、前記直線すとのなす角度をθとすれば前記垂線
の長さ、即ちこの位置におけるアクセルワイヤ1の作用
半径(封、cosθである。
第4図に示す位置からアクセルペダルを踏込み、アクセ
ルワイヤ1を矢印P方向へ移動すると、アクセルレバ3
は反時計方向に回動し、作用半径41CO8θは次第に
長くなり、第5図に示す如く直線すとアクセルワイヤ1
が直交する位置迄アクセルレバ3が回動すると、作用半
径はβ1となり、最大となる。
この位置で係止芯12と回動芯13とを結ぶ゛直線に絞
り弁軸芯11から下した垂線をCとし、また絞り弁軸芯
11と回動芯13とを結ぶ直線をdとし、b直線とC直
線とのなす角度をα、C直線とd直線とのなす角度をβ
とする。
尚この位置では、カム板9は案内溝5に当接したままで
ある。
第5図に示す位置からアクセルペダルの踏込によりアク
セルワイヤ1が更に矢印P方向へ移動すると、アクセル
レバ3は更に反時計方向へ回動し、第6図に示す位置迄
回動する。
この間カム板9は依然として案内溝5に当接したままで
あり、また作用半径は込□cosθで次第に短くなり、
第6図に示す位置にて最小となる。
この位置でアクセルワイヤ1の位置は係止芯12及び回
動芯13を結ぶ直線上に来たり、作用半径は1、cos
α−忍。
cosβの最小値を示す。第6図に示す位置からアクセ
ルペダルの踏込によりアクセルワイヤ1が更に矢印P方
向へ移動するとアクセルレバ3は更に反時計方向へ回動
し、またカム板9が案内溝5から離れ、アクセルワイヤ
1は係止芯及び回動芯13を結ぶ直線上にある位置に保
持される。
この間の作用半径は直線すからの回動角をθとすれば゛
、[2COS (α+β−のとなり、θの増大即ちアク
セルレバ3の回動と共に作用半径は次第に大となり、第
7図に示す位置、即ち直線dとアクセルワイヤ1とのな
す角度が直角となる位置で作用半径は九となり極大とな
る。
この位置でθ=α+βである。
前述のアクセルレバ3の回動角と作用半径との関係を図
示すれば第8図の如くになる。
アクセルワイヤ1の矢印P方向への移動速度が一定であ
れば、アクセルレバ3の回動速度は各回動位置における
作用半径に略逆比例する。
第5図に示すアクセルレバ3の位置から、第6図に示す
位置を経て第7図に示す位置迄をアクセルレバ3の回動
対象位置とすれば、絞り弁開度とアクセルペダル踏込量
との関係は、第5図の図示位置(Lとする)から第6図
の図示位置(Mとする)に至る間においては第9図のD
1曲線にて示され、第6図の図示イ装置から第7図の図
示位置(Nとする)に至る間においてはD2曲線に示さ
れる屈曲線りとなり、第15図に示す曲線Cに近似した
曲線となり、アクセルワイヤ速度を同一とすれば、絞り
非回動速度は、アクセルペダル踏込当初においては遅く
、踏込が進むにつれて大となり、前述のしゃくり現象を
生ずることがない。
尚第5図の図示イ装置から第6図の図示位置の間におい
て使用するものとすれば゛、第9図中D1曲線のみの関
係となる。
また曲線りの形状はアクセルレバ3の案内溝5の溝底6
の半径、(11,l=zの長さ、即ち回動芯13、係止
芯12の位置、角α、βの大きさ等により変化する。
従ってカム板9の形状を適宜に選定することにより、自
動車の車種、使用状態に適したアクセルペダル踏込量、
絞り弁開度の関係を有するアクセルレータ装置を得るこ
とができる。
前述の場合、アクセルワイヤ1はカム板9に係止端10
において回動自在に係止されるものについて述べたが、
アクセルワイヤ1はカム板9と一体的に成形することも
できる。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載した構成をなす
ものであるから、各種自動車のアクセルレータ装置にお
いて設けられているアクセルレバに、適宜の形状のカム
板を取付けることにより、希望するアクセルペダル踏込
量、絞り弁開度の関係を得ることができ、理想的な関係
曲線に近似した関係曲線を得ることにより、等速のアク
セルペダル踏込に対し、ペダル踏込当初絞り弁が急開す
ることなく、初心運転者等においても所謂しゃくり現象
を生ずることがなく、自動車の操縦性が良好となり、安
全運転上も好ましいアクセルレータ装置を得ることがで
きる優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は案内溝側板の一方を外した実施例の要部側面図
、第2図は第1図中II −II折線断面図、第3図は
同上アクセルワイヤと紋り弁軸との回動関係を示す要部
側面図、第4図〜第7図は同上アクセルワイヤの移動に
伴うアクセルレバ及びカム板の回動関係を示す要部側面
図、第8図は同上アクセルレバ回動角−作用半径線図、
第9図はアクセルペダル踏込量−絞り弁開度線図、第1
0図は案内溝側板の一方を外して示した従来例要部側面
図、第11図は第10図中M−■折線断面図、第12図
〜第14図は従来例要部略側面図、第15図は同上アク
セルペダル踏込゛量−絞り弁開度線図である。 1・・・アクセルワイヤ、2・・・絞り弁軸、3・・・
アクセルレバ、4・・・係合端、5・・・案内溝、6・
・・溝底、9・・・カム板、10・・・保合端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞り弁軸に固設され該軸と同芯で円弧状の溝底を有する
    案内溝が設けられているアクセルレバと、該アクセルレ
    バの案内溝のアクセルペダルと反対側の一端に設けられ
    ている係合端に回動自在に係合され且つ前記案内溝に挿
    入されてこれと当接する位置において該溝の溝底と略合
    致する形状の内曲面を有するカム板と、該カム板の外縁
    面寄りの前記係合端と離れた他端に先端が係止されアク
    セルペダルと連動するアクセルワイヤとよりなることを
    特徴とするアクセルレータ装置。
JP12225079U 1979-09-04 1979-09-04 アクセルレ−タ装置 Expired JPS591076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12225079U JPS591076Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 アクセルレ−タ装置

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JP12225079U JPS591076Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 アクセルレ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5639824U JPS5639824U (ja) 1981-04-14
JPS591076Y2 true JPS591076Y2 (ja) 1984-01-12

Family

ID=29354340

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