JPS626262Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS626262Y2 JPS626262Y2 JP17170178U JP17170178U JPS626262Y2 JP S626262 Y2 JPS626262 Y2 JP S626262Y2 JP 17170178 U JP17170178 U JP 17170178U JP 17170178 U JP17170178 U JP 17170178U JP S626262 Y2 JPS626262 Y2 JP S626262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- throttle
- guide portion
- guide
- throttle valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばフオークリフト車等の内燃機関
の気化器絞り弁開閉装置に関するものである。
の気化器絞り弁開閉装置に関するものである。
フオークリフト車等の内燃機関の気化器絞り弁
の開閉装置は一般に第１図に示すように気化器１
の絞り弁軸２の端部に外周円弧部にガイド部４を
形成したほゞ扇形のドラム３を取付け、該ガイド
部４の一端部にスロツトルワイヤ５の先端を固定
し、該ワイヤ５の他端をアクセルペダル７に取付
け、アクセルペダル７を操作するとスロツトルワ
イヤ５はドラム３の円弧部に形成したガイド部４
に巻き付けられた状態で案内されつつ該ドラム３
を回転させ軸２に固定された絞り弁（図示省略）
を開閉制御するようになつている（日産自動車株
式会社発行フオークリフトパーツカタログF02参
照）。
の開閉装置は一般に第１図に示すように気化器１
の絞り弁軸２の端部に外周円弧部にガイド部４を
形成したほゞ扇形のドラム３を取付け、該ガイド
部４の一端部にスロツトルワイヤ５の先端を固定
し、該ワイヤ５の他端をアクセルペダル７に取付
け、アクセルペダル７を操作するとスロツトルワ
イヤ５はドラム３の円弧部に形成したガイド部４
に巻き付けられた状態で案内されつつ該ドラム３
を回転させ軸２に固定された絞り弁（図示省略）
を開閉制御するようになつている（日産自動車株
式会社発行フオークリフトパーツカタログF02参
照）。
上記スロツトルワイヤ５はガイド部４の回転面
に合致するよう気化器１に設けたブラケツト８に
アウタワイヤ６を介して保持されている。
に合致するよう気化器１に設けたブラケツト８に
アウタワイヤ６を介して保持されている。
ところが従来のものでは第２図に示すようにガ
イド部４はほゞコ字状断面に形成されその幅はワ
イヤ５の径よりやゝ大なるよう構成されるのが普
通であるから、一般自動車に較べてエンジンの高
速回転範囲を頻繁に利用するフオークリフト等の
産業機械にあつてはスロツトルワイヤが共振現象
を起す頻度も多く、ブラケツト８によるワイヤ保
持位置がガイド部４の回転面に対し幾らかでもず
れたり或はアウタワイヤ６がブラケツト８にわず
かに傾いた状態で取付けられると、絞り弁開閉作
動時ワイヤ５はガイド部４の外周のエツジに接触
して損傷し、甚しいときはワイヤ５が切損する等
の問題が生じ、ブラケツト８によるワイヤ保持は
極めて正確に行なう必要があり、組付作業が非常
に厄介となる欠点を有している。
イド部４はほゞコ字状断面に形成されその幅はワ
イヤ５の径よりやゝ大なるよう構成されるのが普
通であるから、一般自動車に較べてエンジンの高
速回転範囲を頻繁に利用するフオークリフト等の
産業機械にあつてはスロツトルワイヤが共振現象
を起す頻度も多く、ブラケツト８によるワイヤ保
持位置がガイド部４の回転面に対し幾らかでもず
れたり或はアウタワイヤ６がブラケツト８にわず
かに傾いた状態で取付けられると、絞り弁開閉作
動時ワイヤ５はガイド部４の外周のエツジに接触
して損傷し、甚しいときはワイヤ５が切損する等
の問題が生じ、ブラケツト８によるワイヤ保持は
極めて正確に行なう必要があり、組付作業が非常
に厄介となる欠点を有している。
特に前述のフオークリフト車のようにアクセル
ペダルの使用回数が多くエンジン振動がはげしい
ものにおいては、ブラケツト８によるワイヤ保持
が正確に行なわれていても振動によりワイヤ５が
ガイド部４のエツジに摺れることもあり、ワイヤ
を傷めてしまうという問題がある。
ペダルの使用回数が多くエンジン振動がはげしい
ものにおいては、ブラケツト８によるワイヤ保持
が正確に行なわれていても振動によりワイヤ５が
ガイド部４のエツジに摺れることもあり、ワイヤ
を傷めてしまうという問題がある。
本考案は上記のような従来の諸欠点をすべて解
消することを目的とするものであり、第３図イに
示すようにドラム３と案内板９とから成るガイド
部４を、ドラム３と案内板９とで略Ｖ字形に形成
すると共に、第３図ロに示すようにガイド部４の
幅をワイヤ５の固定端側から他側にかけて順次広
くなるよう構成したものである。
消することを目的とするものであり、第３図イに
示すようにドラム３と案内板９とから成るガイド
部４を、ドラム３と案内板９とで略Ｖ字形に形成
すると共に、第３図ロに示すようにガイド部４の
幅をワイヤ５の固定端側から他側にかけて順次広
くなるよう構成したものである。
上記の構成において、アクセルペダル７を操作
したとき、ブラケツト８によるワイヤ保持位置が
多少正規の位置よりずれていてもガイド部４の外
周縁部４ａが拡開しているのでワイヤ５が該縁部
４ａに接触することなく、ワイヤ５は傾斜面４ｃ
をすべつて底面部４ｂに至るのでワイヤ５が損傷
することはない。
したとき、ブラケツト８によるワイヤ保持位置が
多少正規の位置よりずれていてもガイド部４の外
周縁部４ａが拡開しているのでワイヤ５が該縁部
４ａに接触することなく、ワイヤ５は傾斜面４ｃ
をすべつて底面部４ｂに至るのでワイヤ５が損傷
することはない。
又ブラケツト８によるワイヤ保持位置がずれて
いた場合ワイヤ５のガイド部４中心に対する偏位
量はワイヤ５の固定部から離れるに従つて大とな
るが、本考案ではガイド部４の幅を第３図ロに示
すようにワイヤ固定側より他側にかけて順次広く
なるよう構成しているので、かなり大きく偏位し
てもワイヤ５がガイド部４の外周縁部４ａに接触
するようなことはない。
いた場合ワイヤ５のガイド部４中心に対する偏位
量はワイヤ５の固定部から離れるに従つて大とな
るが、本考案ではガイド部４の幅を第３図ロに示
すようにワイヤ固定側より他側にかけて順次広く
なるよう構成しているので、かなり大きく偏位し
てもワイヤ５がガイド部４の外周縁部４ａに接触
するようなことはない。
以上のように本考案においては簡単なる構成に
おいてスロツトルワイヤの損傷或は切損等の事故
を防止し、且つスロツトルワイヤ組付作業の著し
い簡易化をはかることができるもので、特にアク
セルペダルの使用回数の多いフオークリフト車等
の産業車両用内燃機関に本考案を適用した場合、
安全上及び実用上多大の効果をもたらし得るもの
である。
おいてスロツトルワイヤの損傷或は切損等の事故
を防止し、且つスロツトルワイヤ組付作業の著し
い簡易化をはかることができるもので、特にアク
セルペダルの使用回数の多いフオークリフト車等
の産業車両用内燃機関に本考案を適用した場合、
安全上及び実用上多大の効果をもたらし得るもの
である。
第１図は本考案を適用すべき気化器の外観図、
第２図は従来構造を示すものでイ図及びロ図はそ
れぞれ第１図のＸ−Ｘ断面図及びＺ矢視図であ
る。第３図イ，ロは本考案の実施例を示す第１図
のＸ−Ｘ断面及びＺ矢視に相当する部分の図であ
る。 １……気化器、２……絞り弁軸、３……ドラ
ム、４……ガイド部、４ａ……外周縁部、４ｂ…
…底面部、４ｃ……傾斜面、５……スロツトルワ
イヤ、６……アウタワイヤ、７……アクセルペダ
ル、８……ブラケツト、９……案内板。
第２図は従来構造を示すものでイ図及びロ図はそ
れぞれ第１図のＸ−Ｘ断面図及びＺ矢視図であ
る。第３図イ，ロは本考案の実施例を示す第１図
のＸ−Ｘ断面及びＺ矢視に相当する部分の図であ
る。 １……気化器、２……絞り弁軸、３……ドラ
ム、４……ガイド部、４ａ……外周縁部、４ｂ…
…底面部、４ｃ……傾斜面、５……スロツトルワ
イヤ、６……アウタワイヤ、７……アクセルペダ
ル、８……ブラケツト、９……案内板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絞り弁軸に外周円弧部にガイド部を設けたド
ラムを取付け、一端をアクセル操作部に結合し
たスロツトルワイヤの他端を上記ガイド部に巻
き付けた状態でガイド部の一端部に固定した装
置において、前記ガイド部４をドラム３と案内
板９とで略Ｖ字形に形成したことを特徴とする
気化器の絞り弁開閉装置。 (2) ガイド部の幅をスロツトルワイヤ固定側から
他側におけて順次広くなるよう構成したことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載
の気化器の絞り弁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17170178U JPS626262Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17170178U JPS626262Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5588059U JPS5588059U (ja) | 1980-06-18 |
| JPS626262Y2 true JPS626262Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=29175849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17170178U Expired JPS626262Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626262Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-14 JP JP17170178U patent/JPS626262Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5588059U (ja) | 1980-06-18 |
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