JPS59106953A - 積層材の製造法 - Google Patents
積層材の製造法Info
- Publication number
- JPS59106953A JPS59106953A JP57215864A JP21586482A JPS59106953A JP S59106953 A JPS59106953 A JP S59106953A JP 57215864 A JP57215864 A JP 57215864A JP 21586482 A JP21586482 A JP 21586482A JP S59106953 A JPS59106953 A JP S59106953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ultraviolet
- laminated material
- base material
- precure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
材の製造法に関する。
従来よりメラミン化粧板などの積層材はメラミン樹脂、
フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を模様紙、クラフト
紙などの多孔質シート状基材に含浸又は塗布し、熱風乾
燥機で乾燥と同時にプレキュアさせたものを適当な寸法
にカットして、複数枚を重ね合わせて、バッチ式の熱圧
成形機により積層材を製造していた。従って、生産性が
悪く長尺の連続積層材を得ることはできなかった。他方
、化粧シートなどの表面に紫外線硬化型塗料を塗布し、
紫外線照射により完全に硬化させた長尺の化粧材もみら
れるが、加圧されていないために多孔質からなる化粧シ
ート基材はポーラスであり、硬化塗料の密度も低く表面
硬度も不充分であった。
フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を模様紙、クラフト
紙などの多孔質シート状基材に含浸又は塗布し、熱風乾
燥機で乾燥と同時にプレキュアさせたものを適当な寸法
にカットして、複数枚を重ね合わせて、バッチ式の熱圧
成形機により積層材を製造していた。従って、生産性が
悪く長尺の連続積層材を得ることはできなかった。他方
、化粧シートなどの表面に紫外線硬化型塗料を塗布し、
紫外線照射により完全に硬化させた長尺の化粧材もみら
れるが、加圧されていないために多孔質からなる化粧シ
ート基材はポーラスであり、硬化塗料の密度も低く表面
硬度も不充分であった。
本発明は生産性の高い連続積層装置を用いた高密度で表
面硬度の優れた連続積層材の製造法を提供する。
面硬度の優れた連続積層材の製造法を提供する。
本発明を図面により説明すると、積層材を構成するシー
ト状基材（１）に紫外線光開始剤を添加した熱硬化性の
ある紫外線硬化型樹脂（２）を含浸又は塗布し、紫外線
照射装置（３）により紫外線を照射して前記樹脂（２）
をプレキュア（半硬化）させたそれぞれの含浸又は塗布
基材を重ね合わせて、連続熱圧成形機（４）にて熱圧成
形することにより積層一体化する積層材の製造法である
。
ト状基材（１）に紫外線光開始剤を添加した熱硬化性の
ある紫外線硬化型樹脂（２）を含浸又は塗布し、紫外線
照射装置（３）により紫外線を照射して前記樹脂（２）
をプレキュア（半硬化）させたそれぞれの含浸又は塗布
基材を重ね合わせて、連続熱圧成形機（４）にて熱圧成
形することにより積層一体化する積層材の製造法である
。
本発明でのシート状基材としては、クラフト紙リンター
紙等の紙類、ガラス布、石綿布、不織布等の布類、銅箔
、アルミ箔などの金属箔などが適用できる。紫外線光開
始剤としては、ジフェニルジサルファイド系化合物、ア
ゾ系化合物、ベンゾイン系化合物などがある。熱硬化性
のある紫外線硬化型樹脂としては、ポリエステルアクリ
レート、ウレタンアクリレート、２−ヒドロキシエチル
アクリレート、ネオベンチグリコールアクリレートなど
が適用できる。紫外線照射装置とは高圧水銀灯はどで紫
外線の出力を加減できる装置である。
紙等の紙類、ガラス布、石綿布、不織布等の布類、銅箔
、アルミ箔などの金属箔などが適用できる。紫外線光開
始剤としては、ジフェニルジサルファイド系化合物、ア
ゾ系化合物、ベンゾイン系化合物などがある。熱硬化性
のある紫外線硬化型樹脂としては、ポリエステルアクリ
レート、ウレタンアクリレート、２−ヒドロキシエチル
アクリレート、ネオベンチグリコールアクリレートなど
が適用できる。紫外線照射装置とは高圧水銀灯はどで紫
外線の出力を加減できる装置である。
紫外線照射条件としては波長２０００〜４５００Ａ、数
秒間であって、使用樹脂、プレキュア条件などにより任
意に決定される。連続熱圧成形機としては、例えば、平
行に同速度で走行するステンレスからなる一対のエンド
レスベルト（５）間に樹脂含浸基材をはさみ、電熱板、
水蒸気、オイル等の加熱媒体で加熱され、更に高圧コン
プレッサーによって加圧された加熱、・加圧空気（６）
がエンドレスベルト外周部より付与するシステムを内蔵
した装置がある。プレキュアした樹脂含浸基材を積層一
体化するに要する熱圧条件としては、６０〜２００℃で
０．１〜３０に９／ｃｄの範囲にあり、プレキュア状態
によりプレス温度・時間は決定される。
秒間であって、使用樹脂、プレキュア条件などにより任
意に決定される。連続熱圧成形機としては、例えば、平
行に同速度で走行するステンレスからなる一対のエンド
レスベルト（５）間に樹脂含浸基材をはさみ、電熱板、
水蒸気、オイル等の加熱媒体で加熱され、更に高圧コン
プレッサーによって加圧された加熱、・加圧空気（６）
がエンドレスベルト外周部より付与するシステムを内蔵
した装置がある。プレキュアした樹脂含浸基材を積層一
体化するに要する熱圧条件としては、６０〜２００℃で
０．１〜３０に９／ｃｄの範囲にあり、プレキュア状態
によりプレス温度・時間は決定される。
本発明では、簡単な設備で短時間で硬化する紫外線硬化
型樹脂を含浸又は塗布して熱圧成時に適度に樹脂フロー
する状態にプレキュアさせたことにより、短時間硬化し
か採用できない連続熱圧成形機の稼動を可能にする。ま
た従来法の乾燥機によりプレキュアした含浸又は塗布基
材に要したカット及びセット工程を省略できる。紫外線
硬化型樹脂層をプレキュア後に熱圧成形するので、高密
度で表面硬度の優れた連続積層材が得られる。
型樹脂を含浸又は塗布して熱圧成時に適度に樹脂フロー
する状態にプレキュアさせたことにより、短時間硬化し
か採用できない連続熱圧成形機の稼動を可能にする。ま
た従来法の乾燥機によりプレキュアした含浸又は塗布基
材に要したカット及びセット工程を省略できる。紫外線
硬化型樹脂層をプレキュア後に熱圧成形するので、高密
度で表面硬度の優れた連続積層材が得られる。
以上の如く、本発明は生産性の良い連続積層材の生産を
可能にし、かつ得られた積層材の表面物性も優れている
ので、その工業的価値は大きい。
可能にし、かつ得られた積層材の表面物性も優れている
ので、その工業的価値は大きい。
次に実施例により説明する。
実施例１
ポリエステル型ウレタンアクリレ−）４０重ｉ部（以下
部という）、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト６０部、ベンゾイルパーオキサイド１部、ベンジルジ
メチルケタール０．２部を混合して表面層用樹脂とし、
米坪８０ｇ、／ｍの模様原紙に塗布量８０ｇ／ｍになる
様にロールコータを設定し、表面側より８０Ｗ／αの水
銀灯１灯を照射距離１２ｃＩ１１で照射しつつライン速
度１２ｍ／分で走行させてプレキュア表面基材とする。
部という）、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト６０部、ベンゾイルパーオキサイド１部、ベンジルジ
メチルケタール０．２部を混合して表面層用樹脂とし、
米坪８０ｇ、／ｍの模様原紙に塗布量８０ｇ／ｍになる
様にロールコータを設定し、表面側より８０Ｗ／αの水
銀灯１灯を照射距離１２ｃＩ１１で照射しつつライン速
度１２ｍ／分で走行させてプレキュア表面基材とする。
また不飽和ポリエステル樹脂６０部、ジアリルフタレー
トモノマー３ＯＬ）ジメチロールプロパントリアクリレ
ート１０部、ベンゾイルパーオキサイド５部、ペンゾイ
ンイソブチルエーテ／Ｌ／１部、ベンジＡ／１部、ハイ
ドロキノン０．０２部を混合して中間層用樹脂とし、米
坪１００ｇ／ｍのクラフト紙に含浸紙１００ｇ／ｍにな
る様に含浸槽を設定し、１２０ Ｗ／ａｓの水銀灯３灯
を照射距離１２ｃＭで照射しつつライン速度１２ｍ／分
で走行させてプレキュア中間基材とする。まだ、米坪１
９０ｇ／ゴのＳＢＲラテックス含浸、クラフト紙をライ
ン速度１２ｍ／分で走行させて裏面基材とする。
トモノマー３ＯＬ）ジメチロールプロパントリアクリレ
ート１０部、ベンゾイルパーオキサイド５部、ペンゾイ
ンイソブチルエーテ／Ｌ／１部、ベンジＡ／１部、ハイ
ドロキノン０．０２部を混合して中間層用樹脂とし、米
坪１００ｇ／ｍのクラフト紙に含浸紙１００ｇ／ｍにな
る様に含浸槽を設定し、１２０ Ｗ／ａｓの水銀灯３灯
を照射距離１２ｃＭで照射しつつライン速度１２ｍ／分
で走行させてプレキュア中間基材とする。まだ、米坪１
９０ｇ／ゴのＳＢＲラテックス含浸、クラフト紙をライ
ン速度１２ｍ／分で走行させて裏面基材とする。
次に上記のプレキュア表面基材、プレキュア中間基材及
び裏面基材を重ねて、平行に同速度で走行するステンレ
ス製のエンドレスベルト’ト間にはさみ、プレス温度１
６０℃、成形圧力１２勿／ｃｄ、成形スピード１２ｍ／
分（熱圧成形時間１０秒）の連続熱圧成形機にて積層一
体化して連続積層材を得た。
び裏面基材を重ねて、平行に同速度で走行するステンレ
ス製のエンドレスベルト’ト間にはさみ、プレス温度１
６０℃、成形圧力１２勿／ｃｄ、成形スピード１２ｍ／
分（熱圧成形時間１０秒）の連続熱圧成形機にて積層一
体化して連続積層材を得た。
第１図は本発明の積層板の製造法を可能とする装置の１
例の概略図である。 １・・・シート状基材 ２・・・紫外線硬化型樹脂３・
・・紫外線照射装置 ４・・・連続熱圧成形機５・・・
エンドレスベルト ６・・・加熱・加圧空気７・・・加
圧器 特許出願人 アイカ五業株式会社
例の概略図である。 １・・・シート状基材 ２・・・紫外線硬化型樹脂３・
・・紫外線照射装置 ４・・・連続熱圧成形機５・・・
エンドレスベルト ６・・・加熱・加圧空気７・・・加
圧器 特許出願人 アイカ五業株式会社
Claims (1)
- 積層材を構成するシート状基材に、紫外線光開始剤を添
加した熱硬化性のある紫外線硬化型樹脂を含浸又は塗布
し、紫外線を照射してプレキュアさせた含浸又は塗布基
材を１枚又は複数枚重ね合わせて、連続熱圧成形機にて
積層一体化することを特徴とする積層材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57215864A JPS59106953A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 積層材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57215864A JPS59106953A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 積層材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59106953A true JPS59106953A (ja) | 1984-06-20 |
| JPS639534B2 JPS639534B2 (ja) | 1988-02-29 |
Family
ID=16679531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57215864A Granted JPS59106953A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 積層材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59106953A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4746469A (en) * | 1985-11-15 | 1988-05-24 | G-C Dental Industrial Corp. | Method for preparing plated dentures |
| JPH06210630A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-02 | Showa Highpolymer Co Ltd | コンベヤベルト式成形方法及びその装置 |
| JP2002001748A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧ボードの製造方法 |
| JP2021020454A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 小島プレス工業株式会社 | 加飾樹脂製品の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2575439B2 (ja) * | 1988-01-19 | 1997-01-22 | 日本発条株式会社 | アキュムレータ |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP57215864A patent/JPS59106953A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4746469A (en) * | 1985-11-15 | 1988-05-24 | G-C Dental Industrial Corp. | Method for preparing plated dentures |
| JPH06210630A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-02 | Showa Highpolymer Co Ltd | コンベヤベルト式成形方法及びその装置 |
| JP2002001748A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧ボードの製造方法 |
| JP2021020454A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 小島プレス工業株式会社 | 加飾樹脂製品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639534B2 (ja) | 1988-02-29 |
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