JPS59104219A - ブライドル駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテンションレベラやテンションスキンパスミル
で使用されるプライドル駆動装置の改良に関する。

テンションレベラやテンションスキンパスミルではス）
　ＩＪツブに張力を与えるた、め２群式や３群式のプラ
イドルが用いられており、その駆動方式のひとつである
メカニカルタイ方式では、例えば２群式の場合について
は第１図に示すようなプライドル駆動装置が最も優れた
ものとして知られている。

この２群式のプライドル駆動装置はテンションレベラ（
またはスキンパスミル）ｌの入側に入側プライドル２が
設置されると共に出側に出側プライドル３が設置されて
いる。これら入側および出側プライドル２，３はそれぞ
れ入側とニオンスタンド４および出側ビニオンスタンド
５ｔ−具えており、これら入側２よび出側ビニオンスタ
ンド４，５が入側ベベルギヤ６、出側ベベルギヤ７を介
して駆動される入側プライドル駆動軸８．出側プライド
ル駆動軸９を介して駆動される。そして、本装置では出
側を速度の基準として入側を低速とするため、基準とな
る出側プライドル駆動軸９が主電動機ｌＯの出力軸１１
の一端の出側ベベルギヤ７を介して直接駆動されるのに
対し、入側プライドル駆動軸８は、主電動機１０の出力
軸１１の他端のピニオンギヤ１２と噛み合り遊星１車装
置１３のリングギヤ１４およびストレッチング用電動機
１５によつて駆動される太陽歯車１６と同時に噛み合っ
て公転する遊星歯車公転軸１７によって入側ベベルギヤ
６を介して駆動される＠基準となる出側プライドル３と
入側プライドル２との周速度差はストレッチング用電動
機１５０回転数制御によって行われる。

また、図示省略したが３群式プライドルの場合は中間全
基準として入側、出側をそれぞれ低速、高速とすること
でストリップに張力を与えるＯ このような２群式または３群式のプライドル間で速度制
御が自由に行えるメカニカルタイ方式のプライドル駆動
装置では、各群のプライドルが常に同方向、すなわち正
転の場合全てのプライドルが正転し、逆転の場合全ての
プライドルが逆転となり、例えば、出側を正転し、入側
を逆転することができない。

このためストリップ１８がプライドル群間で破断した場
合に問題が生じる。すなわち、運転中ストリップが破断
すると、ライン停止までに各ロールが回るため出側プラ
イドル３に巻きついたストリップ１８は七のまま送り出
される一方、入側プライドル２に％きついたストリップ
１８はつ１つてしまいストリップの不良部分となるため
接続の際にはこの不良部分を切断して取り除いたのち先
行ストリップに後続ストリップを近つける必要がある。

このため現状では主電動機ｌＯを停止して先行ストリッ
プの送り出しを停止しておき、通常、周速度差を生じさ
せ伸び重分で最大ｚＯ％程度を与えるためのインテング
（駆動）速度でしか回せないストレッチング用電動機１
５を駆動して後続ストリップ１８を送り出すのであるが
、その程度が１”／ｍｉｎ以下と非常に小きいため長時
間を要し、ラインの停止時間が長い。

２群式の場合にはス）　ＩＪツブをいったんプライドル
群の外に出して接続することも不可能ではないが、３群
式の場合には、プライドル群の外に出し又接続する場合
にも多大な時間を要すという欠点がある〇 本発明はかかる現状に鑑みてなされたものですばやくス
トリップを送ることができるプライドル駆動装置の提供
を目的とする０かかる目的を達成する本発明の構成は、
複数のプライドル群を１個の駆動源で駆動するプライド
ル駆動装置において、各群のプライドル駆動軸と駆動源
を特徴とする。

以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細り明する。

第２図は本発明のプライドル駆動装置を２群式のものに
適用した概略構成図であり、従来と同一部分には同一番
号を記し、重複する説明を省略する。

本装置では１個の駆動源である主電動機１０によって入
側プライドル２および出側プライドル３を同時にまたは
個々に駆動でさるようにするため入側プライドル２の入
側プライドル駆動軸８と主電動機１０の出力軸１１との
間である入側プライドル駆動軸８と入側ベベルギヤ６と
の間に動力伝達断続装置が介装δれると共に出側プライ
ドル３の出側プライドル駆動軸９と主電動機１０の出力
軸１１との間である出側プライドル駆動＠９と出側ベベ
ルギヤ７との間に動力伝達断続装置１９が介装しである
口 この動力伝達断続装置１９は、第３図にその詳細を示す
ように、嵌脱式ギヤカップリンクを使用した一例であり
、駆動側となる入側プライドル駆動軸８または出側プラ
イドル駆動軸９にの外園ギヤ２１が嵌着され、これら２
つの外園ギヤ２０．２１の外側に内［−具えた外筒２２
が外嵌してあり、この外筒２２を軸方向にスライドさせ
ることで動力の断続を行なう。この断続を行うためのア
クチュエータとして支持台２３の上端にプランマブロッ
ク２４が取付けられてレバー２５の中央部が回動自在と
され、このレバー２５の上端部が外筒２２に係止してあ
り、下端部が支持台２３に中央部が回動自在に取付けら
れた流体圧シリンダ２６のロッドとビンを介して連結し
である。

かように構成したプライドル駆動装置では、流体圧シリ
ンダ２６に圧縮空気や圧油を送給するかあるいは停止し
てロッドを短縮すると、レバー２５が回動されて外筒２
２が駆動側の外歯ギヤ２０からはずれることとなって動
力の伝達が遮断される。逆に、流体圧シリンダ２６のロ
ッドを伸長すれは外筒２２を２つの外歯ギヤ２０゜２１
に噛み合わせて動力の伝達が可能となる０したがって、
ストリップ１８が破断した場合には、主電動機ｌＯを正
転した状態でそれぞれの動力伝達断続装置１９を操作し
て入側プライドル２のみを駆動して不良部分を切断除去
したストリップ１８を所定量送り出したのち、必要に応
じてそれぞれの動力伝達断続装置１９を操作シて逆に出
側プライドル３のみを主電動機１０を逆転駆動すること
によってストリップ１８を引き戻してストリップ同士を
接続可能とする〇こうして主電動機１０でそれぞれのプ
ライドル２，３を同時または独立して駆動できるのでそ
の送り速度も早くス）　ＩＪツブの接続をすばやく行な
うことができる。また、個々に駆動して保守点検もでき
る。

尚、上記実施例では動力伝達断続装置として嵌脱式ギヤ
カップリングで説明したが、確実に動力を伝達できるも
のであれば電磁クラッチ等も使用できるＯまた、３群式
の場合には３組の動力伝達断続装置を介装することは言
うまでもないＯ 以上、実施例とともに具体的に説明したように本発明に
よれば一個の駆動源であっても複数群の一プライドルを
独立して駆動でさると共にストリップを高速で駆動でき
るので、ストリップの破断の際の接続が容易かつ迅速に
行える。また、保守点検等も独立して駆動できるので簡
単に行なえる〇

【図面の簡単な説明】

ｍ１図は従来のプライドル駆動装置の概略構成図、第２
図は本発明のプライドル駆動装置の一実施例にかかる概
略構成図、第３図は動力伝達断続装置の一部拡大断面図
である。 図　面　中、 １はテンションレベラ、 ２．３は入側、出側プライドル、 ８．９は入側、出側プライドル駆動軸、１０は主電動機
、 １１は出力軸、 １９は動力伝達断続装置である。 特許出願人 三菱皇工朶株式会社 復　　代　　理　　人 弁理士　光　石　士　部（他１名：

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のプライドル群を１個の駆動源で駆動するプライド
   ル駆動装置に２いて、各群のブライ装置を介装したこと
   を特徴とするプライドル駆動装置。