JPS59103427A - 信号レベル変換回路 - Google Patents

信号レベル変換回路

Info

Publication number
JPS59103427A
JPS59103427A JP58195148A JP19514883A JPS59103427A JP S59103427 A JPS59103427 A JP S59103427A JP 58195148 A JP58195148 A JP 58195148A JP 19514883 A JP19514883 A JP 19514883A JP S59103427 A JPS59103427 A JP S59103427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
conversion circuit
signal level
level conversion
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58195148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0432571B2 (ja
Inventor
ジルベ−ル・イブ・マリ−・グロ−ゲン
ミシエル・ム−シ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPS59103427A publication Critical patent/JPS59103427A/ja
Publication of JPH0432571B2 publication Critical patent/JPH0432571B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/018Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only
    • H03K19/01806Interface arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一方の端子が共通の基準電位点を成す第1直流
電源によって給電され、2つの出力信号レベルを♀する
飽和タイプの一方の第1論理回路と、一方の端子が共通
の基準電位点に接続され、他方の端子が前記第1直流電
源の他方の端子の電圧に対し反対の極付の電位点に接続
される第2直流電源によって給電され、前記信号レベル
とは別7− の2つの他の信号レベルを呈する非飽和タイプの他方の
第2論理回路との間の信号レベルを変換する変換回路に
あって、中継端子が特に第1論理回路の出力信号を受信
して、前記変換回路の出力端子における信号を前記第2
論理回路の入力に好適なレベルの信号に変換するための
信号レベル変換回路に関するものである。
ディジタル信号を処理する装置、特に最近のコンピュー
タでは、TTI−論理回路(または等値論理回路)の信
号レベルに対応するレベルを有している信号をE’CI
/CMLタイプの論理回路に適した信号に変換したり、
その逆に変換したりする必要がある。
実際上、例えば周辺素子の揚台のように、消費電力は低
くする必要はあるも、スイッチング速度は特に問題にな
らないような場合にはT T Lタイプの論理回路を用
いるのが慣例になっている。これに対し、電流/スイッ
チングモードのECL/CM’Lタイプの論理回路は飽
和しないし、しかも論理回路の偏′差も少ないために高
速度で作動する8− ことが証明されている。これがため、このF Cl−/
CML論理回路はディジタルデータを極めて高速度で処
理する必要のある中央素子に用いるのが有利である。
従って、上述したような異なるタイプの論理回路間にて
信号を変換し得るようにし、また最適な変換状態が得ら
れるようにするのが望ましく、実際上、供給電圧が変動
していて、大きな温度範囲にわたる所定レベルの雑音が
ある場合でも予定したスイチングレベルが得られるよう
にする必要がある。さらに、電気的な尺度以外に変換回
路の集積化を容易とし、必要な素子数を減らし、従って
それら変換回路を簡単とし、かつ製造方法に関連Jる必
然的な変動に対する感度を低くすると云うような技術的
な問題もある。
冒頭にて述べた種類の変換回路は特に、米国特許第3.
959.666号から既知である。
従来回路では、スイッチングレベルの電圧が温度の関数
として所望な可能性、即ちTTLタイプの論理回路の場
合のように、2つの半導体接合での直流電圧降下に対応
する可変性を早さないことを確めた。従って、斯程回路
の雑音余裕度では通常特定化される全温度範囲にわたり
標準の諸要求を満足させることができない。
さらに、従来回路ではトランジスタのベース・コレクタ
接合に並列にショッl−キーダイオードを用いて、この
トランジスタを飽和させないようにしている。ところで
、このタイプのダイオードの集積化はT T L技法に
よって変換回路を得る場合には簡単であるが、変換回路
を所定のCML技法に基いて実現すべき場合は上記ダイ
オードの集積化は困難である。
ショットキーダイオードをなくしたり、そのダイオード
の代りに不飽和トランジスタを用いたりすることができ
ることは勿論である。ショットキーダイオードをなくす
最初の場合にはトランジスタの飽和によってスイッチン
グ速度が適用できないレベルにまで低下してしまう。ま
た、第2の場合にはダイオードをトランジスタと変換し
、このトランジスタに複数個の補足抵抗を追加する必要
があるため、所望なスイッチング速度を得るには比較的
多数の構成部品が必要である。
本発明の目的は特に従来回路の欠点を除去することにあ
る。
本発明の主目的は大きな作動温度範囲内にて2つの論理
回路間の信号レベルを満足に適合させることにある。
本発明の他の目的は、構成素子を複雑な作用をする第2
論理回路と一緒に集積し得ると共に同じ技術的な規則に
基いて画成し1qる簡単な構成の変換回路を提供するこ
とにある。
本発明は冒頭にて述べた種類の信号レベル変換回路にお
いて、該変換回路が、ベースが一方では第1順方向半導
体接合を経て共通の基準電位点の電位に対して所定の電
位を呈する変換回路における第1電位点に、他方では限
流素子を経て中継端子に接続されるエミッタホロワトラ
ンジスタと;第2直流電源の前記他方の端子とエミッタ
ホロワ1〜ランジスタのエミッタとの間に接続される定
電流源ど; −11− 一方の第1接続線がエミッタホロワトランジスタのエミ
ッタに接続され、他方の第2接続線が共通の基準電位点
の電位に対して所定の電位を早する変換回路における第
2電位点に接続される定電流源用の負荷素子; とを具えており、かつ 負荷素子の前記第1接続線が第2論理回路の入力に対す
る信号を搬送する変換回路の出力端子を成し、第2論理
回路の入力信号の内の一方のレベルを、エミッタホロワ
トランジスタがカット・オフされている際に定電流源の
電流が流れることにより負荷素子での電圧降下にて変換
回路の第2電位点の電位に基いて決定し、論理回路の入
力信号の内の他方のレベルをエミッタホロワトランジス
タが導通している際におけるこのトランジスタのエミッ
タの電位によって決定するようにしたことを特徴とする
なお、「共通の基準電位点の電位に対して所定の電位を
呈する変換回路における電位点」とは共通の基準電位点
そのもの、または例えば半導体接12− 合の順方向の降下電圧のような、共通の基準電位点の電
位とは一定の値たり電位が異なる点を意味するものとす
る。また、[電流源用の負荷素子]とは、抵抗、ダイオ
ードまたはトランジスタのような、定電流源によって供
給される電流が流れる際に適当な電圧降下を呈する任意
の素子を意味するものとづる。さらに、[半導体接合1
とはダイオードだけでなく、ダイオードとして機能する
よう接続したトランジスタ、即ち、ベースとコレクタを
互いに接続して、これにより一方の出力電極を構成し、
エミッタにより他方の電極を構成するようにした1〜ラ
ンジスタも意味するものとする。
本発明による変換回路の利点は、その回路を前記第2論
理回路内に簡単に集積化させることのできる限定数の素
子で構成し得る点にある。斯かる本発明回路は第1論理
回路をT T Lによって構成する場合における十Vc
cの如き第1直流電源の端子を具えていない。
第1直流電源の端子間における電位は中継端子を経て変
換回路に供給されるだけである。従って、斯様な変換回
路を組込む第2論理回路の集積回路のビン数を節約する
ことかできる。
最後に、また後に詳述するように、変換回路の入力信号
のレベルと出力信号のレベルとの間の偏差は極めて大き
な温度範囲にわたり両立し得るように保つことができる
本発明の第1の実施例では、所定電位にある変換回路の
第1および第2電位点を共通の基準電位点に接続し、エ
ミッタホロワトランジスタのコレクタを前記直列回路の
接続点の一方に接続する。
例えば、直列回路を中継端子から順に配置する限流抵抗
と補足半導体接合とによって形成する場合には、エミッ
タホロワトランジスタのコレクタを直接中継端子に接続
するか、または限流抵抗と補足半導体接合との間の接続
点に接続するか、或いはエミッタホロワトランジスタの
ベースに直接接続することかできる。しかし、直列回路
の素子の配列順序は反対とすることもでき、この場合に
はエミッタホロワ1ヘランジスタのコレクタの接続個所
を選択する必要がある。
15− 後に詳述するように限流抵抗の値は]−ミッタホロワ1
〜ランジスタのコレクタ電流をこの抵抗を経て流すか、
流さないかに応じてそれぞれ別の値に選定する必要があ
る。
■ミッタホロワ1〜ランジスタの]レクタ電流を限流抵
抗に流さない場合には、エミッタホロワトランジスタの
ベースに対する制御信号を供給する中継端子がこのl〜
ランジスタのコレクタ電流も供給する。
本発明の伯の好適な実施に当っては、前記直列回路にお
【プるエミッタホロワトランジスタのコレクタ接続点と
前記1〜ランジスタのベースとの間に追加の限流抵抗を
設ける。このようにすれば中継端子によって供給される
電流量を減らせると云う利点がある。
本発明の第2の実施例の変換回路は、信号レベル変換回
路において、前記第1電位点を関連する半導体接合の第
1電極に接続し、該半導体接合の第2電極を共通の基準
電位点に接続し、前記関連する半導体接合の第1電極と
前記第2直流電源の−1a − 前記他方の端子との間に前記半導体接合に順方向電流を
与える別の関連する電流源を接続し、かつ前記直列回路
が2個の補足半導体接合を具えるようにしたことを特徴
とする。
それ故、この第2の実施例の場合にはエミッタホロワト
ランジスタのベース制御電圧が第1の実施例の場合に比
べて半導体接合の順方向電圧降下分の値だけシフトされ
ることになる。従って、この場合にはエミッタホロワト
ランジスタのコレクタを共通の基準電位点に接続するの
が有利である。
この際、コレクタ電流は共通の基準電位点から供給され
、最早中継端子からは供給されず、従ってこの端子での
電流消費が低減される。
第1の実施例にも適用し得るが、本発明の第2の実施例
の特に有利な変更は、追加の電流源、特に追加のベース
抵抗をエミッタホロワトランジスタのベースと第2直流
電源の前記他方の端子との間に接続することにある。こ
の追加の電流源としては前記定電流源によって供給され
る電流よりも弱い電流を供給するものを選定するが、こ
のよう−I O− な追加の電流源によってエミッタホロワトランジスタの
増幅度が変換回路の作動に及ぼす影響を調整し、その影
響を無祝し得る程度に小さくすることができる。
本発明の第2の実施例のM1変形例によれば、変換回路
における前記所定の第2電位点を前記第1電位点に接続
する。
さらに本発明の第2の実施例の第2変形例によれば、負
荷素子をエミッタ小ロワトランジスタと同一極性を有す
る後に負荷トランジスタと称するトランジスタによって
構成し、このトランジスタのエミッタにより前記第1接
続線を構成し、ベースにより第2論理回路の内部レベル
の内の一方のレベルの電位を早する前記第2接続線を構
成し、かつコレクタを共通の基準電位点に接続せしめる
ようにする。
さらに、中継端子が第20ング〜テールド−ペアートラ
ンジスタの内の第1トランジスタを制御すべく”OR“
′ゲートとして接続した第10ングーテールドーペアー
トランジスタを具えている第2論J!lj回路の出力端
子から到来する信号を第1論理回路に転送するために受
信し得るようにした変換回路場合には、第10ングーテ
ールドーペア−1−ランジスタの一方のトランジスタの
ベースが第1変換選択入力端子を成し、他方のトランジ
スタのベースが第2論理回路用の信号を受信するように
し、第20ングーテールド−ペアートランジスタの内の
第1トランジスタのコレクタと共通の基準電位点どの間
の結線部に前記関連する半導体接合を構成する半導体接
合を設け、前記第20ングーテールドーペアートランジ
スタに給電する電流源が前記関連する電流源を成し、第
20ングーテールドーペアートランジスタの第2トラン
ジスタのコレクタを順方向半導体接合を経て共通の基準
電位点に接続すると共に中継端子にも直接接続し、かつ
負荷トランジスタのベースが第1選択入力端子に対して
相補的に制御される第1選択入力端子を成すようにする
のが有利である。従って、斯種の変換回路は僅か1つの
中継端子を用いるだけで2つの論理回路間で信号を双方
向に変換するのに19− 使用することがで゛きる。
図面につぎ本発明を説明する。
第1図には本発明による変換回路の全体的な回路図を破
線12にて囲んで示しである。例えばT T Lのよう
な飽和タイプの第1論J」回路11には第1直流電源1
4から給電し、この電源の負端子15は共通の基準電位
点Mをもって構成する。Vccにて総称する電位は電源
14の正端子16から供給する。
例えばE CLまたはCMI−のような非飽和タイプの
第2論理回路は破線12にて示す枠内に示してあり、こ
の回路は変換回路10と一緒に同一半導体本体に同時に
集積化するのが好適なため、変換回路10の隣りに示し
である。第2論理回路12への給電は第2直流電源20
により行ない、この電源の正端子は共通の電位点Mに接
続する。■や にて総称する電位は第2直流電源20の
負端子21から供給する。第1論理回路11の出ノJ端
子は出力端子17に埠われる。この出力端子17は抵抗
RCを経て回路11の外部にて電位VCCに接続する。
抵抗Rcは回路11の出力部におけるトランジスタT1
1のコレクター2〇− に対する負荷として作用する。
第1論理回路11の出力端子17は変換回路10の一部
を成す中継端子22に接続する。変換回路10はエミッ
タホロワトランジスタT1を具えており、このトランジ
スタのベースは一方では順方向に接続した第1半導体接
合J1を経て共通基準電位点Mの電位に対し所定の電位
を有する回路10の第1電位点P1に、他方では特に限
流抵抗R1と順方向に接続した少なくとも1個の補足半
導体接合J2とから成る直列回路を経て中継端子22に
接続する。
図面の明瞭化のために半導体接合J1およびJ2をダイ
オードとして表わしたが、これらの半導体接合としては
ダイオード接続したトランジスタを用いるのが有利であ
ることは当業者にとって明らかなことである。また、半
導体接合J1およびJ2としては後述するように他の半
導体接合を用いることもできる。
変換回路10は電位点VEE  とエミッタホロワトラ
ンジスタT1のエミッタとの間に接続される特にECL
/CML技法に基く慣例の構成の定電流源S1も具えて
いる。この定電流源S1は電流値が1の電流を供給する
変換回路10は負荷素子Zも具えており、この素子の一
方の接続線24をエミッタホロワトランジスタT1のエ
ミッタに接続し、他方の接続線25は共通基準電位点M
の電位に対して所定の電位を有する回路10の第2電位
点P2に接続する。
変換回路10の出力端子27は負荷素子Zの第1接続線
24ど共通とする。出力端子27は第2論理回路12の
入力に対する信号を搬送する。これらの信号の内の低レ
ベルのものは第2電位点P2の電位に基いて決定され、
そのレベルはエミッタホロワトランジスタT1が中継端
子22の低レベルに応答してカッ]へ・オフされている
際に電流lが負荷素子Zを流れることによる電圧降下に
よって決定され、また出力端子27によって搬送される
信号の高レベルはエミッタホロワトランジスタT1が中
継端子22の高ベルに応答して導通している際のこのト
ランジスタのエミッタの電位によって決定される。
出力端子27の高レベルは第1電位点P1の電位に極め
て正確に対応する。その理由は半導体接合J1がエミッ
タホロワトランジスタT1の電圧VBE を実質上平衡
させるからである。
後述するように、トランジスタT1のコレクタ端子28
は条件に応じて回路10のいずれかの適当な接続点に接
続することができ、この接続点はトランジスタT1が導
通状態において、電流値がほぼIに相当するエミッタ電
流を放出し得るも、このトランジスタT1は飽和しない
ような点とする。
第2論理回路12についてはメモリに対する差動入力段
30だけを示してあり、この入力段の一方のトランジス
タの入力ベースには端子27によって搬送される信号を
供給し、他方の入力ベースには基準電位VRを供給する
。実際上、第2論理回路12の構成は従来の1、特にE
 CL/CM Lタイプの論理回路によるものであり、
その構成は本発明の要部とする所ではない。
第2図は本発明による変換回路10の第1の実施例を示
す回路図であり、ここに第1図の変換回路10における
対応する素子には同一符号を付して示一つつ− しである。第2図の変換回路が第1図の変換回路10と
相違する点はつぎの点である。即ち、電位点P1とR2
を一緒に接続して共通の基準電位QMに接続し、かつト
ランジスタT1のコレクタ端子28を抵抗R1と半導体
接合J2との接続点に接続した点である。さらに、本例
では負荷素子7を抵抗値がRの抵抗で構成するようにす
る。
つぎに第2図の変換回路10の作動につき説明するが、
先ずは中継端子22が低レベルにあるものとする。例え
ばTTL論理回路の場合、このことは中継端子22の電
位が約+ 0.4Vよりも低い電位にあることを意味す
る。第1図から推論し得るように、この低レベル状態は
抵抗RCの負荷がかかるトランジスタT11が飽和する
ことにより定められる。このような状態ではトランジス
タT1がカット−オフされて、電流■が負荷素子Z=R
に流れ、端子27を(0−R1)ボルトに相当する電位
の低状態にする。RおよびIの値は任意に選定して、こ
れらの積による電圧降下値が第2論理回路12の入力端
子にて所望される電圧偏差値に等しくなるようにする。
例えば、CMLタイプの論理回路の場合にはIを0.5
m Aとし、Rを約800Ωとすれば、その電圧偏差値
は約0.4ボルトとなる。
ECL論理回路の入力の場合にRを約1.6にΩとなる
ように首尾良く設定すれば、その入力電圧偏差値は約0
.8ボルトとなる。なお、低状態における中継端子22
と、端子27との間の降下電圧はトランジスタT1を導
通させるのには不十分であることは明らかである。
つぎにトランジスタT1が導通して、この1−ランジス
タがT’ / 2に相当するエミッタ電流を放出するま
でに中継端子22の電位が増大するものとする。この際
、負荷素子にも定電流mS1から到来するI/2の電流
が流れる。この場合に中継端子22を経て得られる重位
置を第1論理回路のスイッチングレベルと称し、一方変
換回路10の出力端子27を経て得られる電位を第2論
理回路のスイッチングレベルと称する。■Tの値は次式
(1)によって近似的に求めることができる。即ち、−
24− VT=R1,I/2+VJ2+VBE(Tl)−R・I
/2  、、、、、、(])なお、トランジスタT1の
ベース電流値はこのトランジスタのエミッタおよびコレ
クタ電流の値に対し無視し、エミッタおよびコレクタ電
流の値は互いに等しくした。また、上式(1)における
V、2 は半導体接合J2における順方向電圧降下値を
示し、V   (TI)はトランジスタT1のE ■ミツターベース接合の順方向電圧降下値を示す。
R1=Rとすれば、第1論理回路のスイッチングレベル
が2つの順方向接合電圧の降下分の値に極めて近い値と
なり、しかもそのレベルが温度の関数としてそれ相当の
可変性を呈することは明らかである。
TTL論理回路がスイッチングレベルによって特徴付け
られ、そのレベル値(1,3ボルト程度である)が、2
つの接合降下電圧と同様に温度と」(に変化することは
既知である。従って、上述した例の変換回路によれば、
2つの論理回路間のスイッチングレベルを温度の関数と
して所望通りに両立させることができる。その理由は、
出力端子におけるスイッチングレベルは安定しているか
らであり、これはCML論理回路にとっては好都合なこ
とである。温度関数と同様な他の所望な可変性は、直列
回路23に1個または数個の順方向接合を設けて入力ス
イッチングレベルの可変性を大きくしたり、または端子
24と21との間に1個または数個の順方向接合を介挿
させることにより出力レベルの可変性を大きくしたりす
ることによって簡単に得ることができる。
ついで、中継端子の電位がスイッチングレベルを越して
、第1論理回路の高状態にまで増大した場合について考
察する。この場合、トランジスタT1のエミッタ電流は
その値が■となるまで増大する。なお、抵抗Rに流れる
電流は相殺され、端子27は0ボルトの高状態に達する
。中継端子22の電位以上の電位に対しては、導通状態
の1〜ランジスタと高状態の端子27との間の半導体接
合がOボルトに保持される。中継端子12の高状態では
、変換回路10の入力電流が限流抵抗R1によって制限
される。
第3図は第2図の変形例であり、この例でも第1図の回
路に対応する素子には同一符号を1勺して示しである。
第3図の回路と第2図の回路との相違点は、限流抵抗R
1を中継端子22に直接接続し、■ミッタホロワトラン
ジスタT1のコレクタを半導体接合J2の第1電極31
に接続し、追加の限流抵抗R2を直列回路におりる半導
体接合J2の第1電極31とトランジスタT1のベース
との間に設け、半導体接合J2の第2電極32を限流抵
抗R1に接続した点にある。さらに第2図の回路と相違
する点は電流源S1に対する負荷素子をこの電流源に対
して順方向に接続される半導体接合Jとした点にある。
第3図の回路は第2図の回路とほぼ同様に作動づる。中
継端子22の電位が低状態にある場合には1〜ランジス
タT1がカッ1〜・オフされる。この場合、電流1が半
導体接合Jに流れ、出力端子27は低状態となり、この
端子の電位は(0−V、)不導体接合、Jでの順方向電
圧降下値を示す。またVl の値は第2論理回路の入力
端子におけるレベル偏差も表わし、その値は電流Iの値
および予じめ選定されている半導体接合Jの特性に依存
する。
中継端子22の電位が低状態から増大すると、電流Iの
増加分がトランジスタT1のエミッタに供給されて出力
端子27の電位は増大する。その電位が第2論理回路の
入力に対するスイッチングレベルとして規定される値−
VJ/2に達する場合には、電流Iの内の半導体接合J
を流れる分の電流が極めて小さくなり、この際電流■の
大部分がトランジスタT1のエミッタによって供給され
ることは明らかである。このような状態にて中継端子2
2を経て得られる電位VTは次式(2)によって近似的
に求めることができる。即ち、 なお、R1・I/βの項は無視してあり、増幅度β−I
E  (TI>/Iβ(T1)は一般に高い値を呈する
。抵抗値は、 R1ユ■J/(2・I) −R2・/βのように選定し
得るため、第1論理回路のスイッチングレベルは2つの
順方向接合電圧の降下分に再びほぼ等しくなり、そのレ
ベルは温度の関数と同様な対応する可変性を呈するよう
になる。実際−1]、項VJ/2はそれを第2論理回路
のスイッチングレベルの値として選定しであるから、温
度が変化する場合でも確実に一定となるようにする電圧
レベルを表わすことは明らかである。さらに、R2の値
を多少高目として、高状態での中継端子22における入
力電流の値を抵抗R1が単独で用いられる場合(第2図
の回路の場合のように)よりも著しく低減させることは
容易であるが、その値は変換回路の入ノ〕におけるスイ
ッチングレベルがトランジスタT1の増幅度βに著しく
依存するようになる電位点程には高(ない。これがため
、追加の限流抵抗R2を設ければ、高状態における変換
回路10の入力電流を著しく低くすることができ、また
抵抗R1の値を主パラメータとして、これにより第1論
理回路のスイッチングレベルを調整し得ると云う利点が
ある。従って、追加の限流抵抗R2を設けることは、第
2図の回路に対し、負荷素子として抵抗Rの代りに半導
体接合Jを用いることによる第2の変形例とは関係のな
い更に別の変形例であることは明らかである。第3図に
示し1〔回路と第2図の回路との第3の変更点は直列回
路23への1−ランジスタT1のコレクタ接続点にある
第4図は第1図の総体回路によって説明したような本発
明による変換回路の第2の実施例を示すものであり、こ
に第1図における素子に対応するものには同一符号を付
して示しである。
第4図の回路が第1図の回路と相違する点はつぎの点で
ある。即ち、 一電位点P1とR2を共に関連する半導体接合J4の第
1電極35に接続し、またこの半導体接合J4の第2電
極36を共通の基準点Mに接続して、半導体接合J4の
第1電極35と給電線vEE との間に接続した関連す
る電流源S2の順方向電流を半導体接合J4に与えるよ
うにする。斯かる電流源S2は電流源S1の電流lの値
よりも僅かに高い値の電流I2を放出すべく選定する。
従って、作動中半導体接合J4には常時給電されている
ため、電位点P1およびR2の電位は共通の基準電位点
Mにおける電位よりも常に低い電位にある。;−さらに
、直列回路23が第1〜3図に示すような単一の半導体
接合の代りに2個の補足半導体接合J2とJ3を貝えて
いる。; 一トランジスタT1のコレクタ端子28を共通の電位点
Mに直接接続する。; 一トランジスタT1のベースと給電線V。との間に追加
の電流源S3を接続する。この電流源S3は電流値が1
3の電流を供給すべく設計する。
なお、斯かる電流値I3はIとI/βとの間の値に選定
するのが有利である。斯様な電流mS3は給電線VEE
  に接続する高抵抗値の簡単なベース抵抗で構成する
とができる。
第4図の例では電流源S1の負荷素子を抵抗Rとする。
つぎに、この例の変換回路の作動を、中継端子22が低
状態にあり、トランジスタT1がカット・オフされてい
る場合につき簡単に説明する。
実際上、半導体接合J4での電圧降下によるトランジス
タT1のベースにおける電位シフトは補足半導体接合J
3によって補償される。さらに、電流源S3はトランジ
スタT1を一層強力に非導通にならしめる作用も有して
いる。出力端子27は低状態にあり、この端子の電位は
(−V、、−R−1)即ち半導体接合J4での順方向電
圧降下によって負方向にシフトされる項R−1により説
明した第2論理回路のレベル偏差値に相当する。−VJ
4によるシフトのために、変換回路10の出力信号が第
2論理回路の段に適用されるようになり、斯かる第2論
理回路の他の入力には、E CL/CM L技法から既
知のように、順方向の接合電圧降下によって同様に負方
向にシフトされる基準電位が与えられることは明らかで
ある。
中継端子22の電位を低状態から高状態にまで上昇させ
ると、トランジスタT1のベース電位はそのトランジス
タのベース・コレクタ通路が導通し始めるまでに増大す
る。
そこで、トランジスタT1のエミッタによって供給され
る電流が1/2に等しくなる場合につき考察する。この
瞬時に負荷素子にもr/2に相当する電流が流れる。こ
の場合における出力端子27の電圧レベルが第2論理回
路のスイッチングレベルと称するレベルである。この際
、中継端子22を経て得られる電位V、は次式(3)に
よって近似的に求めることができる。即ち、 V 〜R1、(I3 +I/2β)+vJ2+vJ8十
− VBE (Tl )  R’ I/2  VJ4”・”
’ (3)上式はつぎのように書き直すことができる。
VTχR1・(I 3 +I/2β)−R・I/2 +
2・■Jなお、上式中のV、は順方向の降下電圧を示す
第1論理回路をTTLタイプのものとする場合のように
、第1論理回路のスイッチングレベルをVr=2・V 
に位置させるのが望まれる場合には、R1(2・13/
I+1/β)ユRの関係が得られる。
第2図の例にて既に利用した数値、即ちI=0.5m 
A 、 R= 800Ωを再び選定し、かつ13=0、
釦Aに選定すると、項I/βは項2・I3/T(これは
0.4に相当する)に比べて殆ど問題にならない程に小
さいから、R1=2にΩが得られる。
トランジスタT1のコレクタ電流が本例の場合のように
1〜ランジスタR1を通らない場合には、追加の電流源
S3を設けるのが有利なことは前述した所から明らかで
ある。電流源S3がない場合には、抵抗R1の抵抗値を
トランジスタT1の増幅数βの関数として選定する必要
がある。
中継端子22の電位を第1論理回路のレベルOに向けて
増大させると、抵抗Rを流れる電流が相殺され、端子2
7は一■、4  に相当する値の高状態に持たらされる
。この際、1〜ランジスタT1のコレクタ電流は共通の
基準電流点Mから導出され、かつ抵抗R1の抵抗値は高
いことからして、斯かる高状態における中継端子22で
の電流消費量は前述した例の場合よりも低減されること
は明らかである。
第5図は本発明による変換回路の他の例を示すものであ
り、この回路の構成は第4図の例のものにほぼ等しいが
、これは2つの論理回路間にて信号を双方向に変換する
のに適用するものである。
第5図の素子の内で第4図の素子に対応するもの、およ
び同様な機能をするものには同一符号を付して示しであ
る。
本例では、入力または出力信号がバス220を経て中継
端子22に到来するTTLタイプの論理回路(図示「ず
)とCMLタイプの論理回路との間での双方向信号レベ
ル変換につき考察する。バス220にはVCCに接続さ
れる抵抗Reの負荷をかける。内部に変換回路100を
物理的に集積化しであるCML論理回路は、例えばゲー
トを分散させた回路網またはメモリのような複雑な機能
をする論理回路とする。この論理回路の内の本発明に必
要な部分だけ、即ち変換回路100によるレベル変換後
のTTI−論理回路から到来する信号入力に対するCM
1入力回路120と、CML論理回路から到−,3b− 米する信号出力に対するT T L論理回路とするCM
L出力回路200だけを示しである。なお上記各信号の
中継はいずれも中継端子22だけで行なう。
CML出力回路200はトランジスタT2O3を制御す
るll ORI+ゲートとして接続される第10ングー
テールドーペアートランジスタT2O1、T2O2を具
えており、上記トランジスタT2O3はl・ランジスタ
T2O4と共に第2のロングーテールトーペアを成す。
1〜ランジスタT 201およびT2O2のコレクタは
2つの論理回路の共通基準電位点Mに接続する。
上記両トランジスタT2O1およびT2O2のエミッタ
共通導線は電流源S21を経てVEE に接続すると共
に、トランジスタT2O3のベースにも直接接続する。
トランジスタT2O4のベース電位はCMI−論理回路
の基準電位レベルvR2に持たらされ、この電位レベル
の値は第10ングーテールドーベアに対する第2のロン
グーテールドーペアートランジスタの状態によって与え
られることから、上記基36− 1((電(i’/のレベルは「第2レベル」ど称される
。トランジスタT2O4の二ルクタは順方向半導体接合
J5を経て共通の基準電位点Mに接続すると共に中継端
子22にも直接接続する。トランジスタT2O3の]レ
クタは変換回路100の電位点P1に接続する。この電
位点P1は半導体接合J4を経て共通基準電位点Mに接
続する。半導体接合J/4は第4図の例にて述べた関連
する半導体接合を構成する。第2[」ングーテールドー
ベアー1〜ランジスタT 203. T 204のエミ
ッタへの共通導線は変換回路100内に示す電流源S2
を経てV。に接続する。電流源S2は第4図の例の関連
する電流源S2の機能を満足するものとする。
1〜ランジスタT2O2のベースにはCM’ l−論理
回路から到来してバス220にTTI−人力信号として
転送すべき信号を供給する。
1〜ランジスタT2O1のベースは選択信号Aを受信す
る第1変換モードの選択入力信号を構成する。
変換回路100は第4図の回路に類似しているが、その
回路とは多少異なるものである。
先ず、この第5図の例では電流源S1の負荷素子を抵抗
の代りにトランジスタTzによって構成覆る。この負荷
トランジスタTzの極↑j]はエミッタ小ロワI−ラン
ジスタ1−1の極性と同じとする。
負荷1〜ランジスタT7のエミッタは前述したJ:うに
、負荷素子の第1接続線を成し、ベースは内在的なCM
I−レベルの一方のレベルの電位を♀する電位点P2に
接続される第2接続線を成す。さらに詳)ホするに、電
位点P2、つまりトランジスタTzのベースにはモード
選択信号Aに対し相補的な信号Xを供給する。なお、こ
の信号AのレベルはV。1 につき説明した゛′第ルベ
ル″と称するレベルである。従って、1〜ランジスタT
zのベースは第1選択入力に対して相補的に制御される
第2モードの選択入力を成ず。
つぎに、この第5図の例では追加の電流源を第4図につ
き述べた追加の電流源S3の代りに抵抗値の高い単なる
ベース抵抗R3によって構成する。
この抵抗を1〜ランジスタT1のベースとVや との間
に接続する。
変換回路100の出力端子27は、TTI−論理回路に
よって放出され、かつレベル変換された後にCMI−入
力回路120に供給される信号を搬送する。
イ1お、入力CMI−回路120は第1差動段30を示
しであるだ【ノである。この第1差動段に示しであるV
F6  は第2レベル電圧を示−4゜つぎに第5図の回
路の作動につぎ簡単に説明Jる。選択信号Aが高状態に
ある場合には、1〜ランジスタT2O1が導通し、トラ
ンジスタT 203も導通づる。これらのトランジスタ
はトランジスタT2O2のベースに供給される信号には
無関係に導通する。半導体接合J4にはトランジスタT
2O3を経て電流源S2から電流が供給される。トラン
ジスタT2O4がカット・オフされている場合にはその
トランジスタのコレクタは中継端子22に対し高インピ
ーダンスを早し、バス220を経てT T L論理回路
から到来する信号を受信しなくなる。従って、高状態の
選択信号Aはモード選択信号、即ちMCl−入力回路に
対する1″TI−出力となる。
電位点P2に供給される信号Aは−0,4V程度−39
= の低状態にある。このような条件で、中継端子22が低
状態にある場合には、1−ランジスタT1は導通「ず、
電流源S1の電流Iが負荷トランジスタTZに流れて、
端子27を低状態にし、その電位は(−o、4−V  
 (Tz ) )ポルl〜、即ち約E −1,2ボルトに相当する。なお、V   (Tz)E は負荷トランジスタTZのエミッターベース降下電圧を
示す。
中継端子22の電位が低状態から増大すると、1〜ラン
ジスタT1のベース電位はこのトランジスタが導通し始
めるような程度にまで増大する。電流lの増加分は1ヘ
ランジスタT1によって供給され、この増加分の電流は
負荷1〜ランジスタTZを流れている電流から導出され
る。
端子27の電位がVF6 に相当りる値に達覆ると、第
1差動段30のスイッチングレベルが得られる。
このような条件下では1〜ランジスタTlを流れる電流
lの残りの部分は、その電流Iの内の1〜ランジスタT
1によって供給される電流部分に対して極めて小さい。
中継端22を経て得られる電位V40− は前述した近似式をならし、次式(71)によって求め
られる。即ち、 VT−=R1・(I 3 + I/2β)十vJ2+v
J8十■、は−rTl−論即回路のスイッチングレベル
、即ら半導体接合の順方向降下電圧の2倍に相当するJ
:うにするのが望ましい。なお、 となるように選定するが、既知の如く、第2レベルVR
2の基準電位は半導体接合の順方向降下電圧と、CML
論理回路のレベルの1/2の偏差分との和に相当する。
最後に、 R1(13+1/2β)二1/2 (CML論理回路の
偏差分)となるように選定する。例えば、r= 0.5
m A、  r 3= 0,1m Aとすれば、抵抗R
3の値を求めることができる。CML論理回路の1/2
の偏差分を約0.2ポル]〜とすれば、]・ラランジス
タコの増幅度β−50の場合、R1゜1.90 KΩと
なり、またトランジスタ 100の増幅度β−100の
場合、R1二1.95 KΩとなる。本発明による回路
を集積化して製造する際における各グループのトランジ
スタの増幅度の変動によっては回路の作動が殆ど影響さ
れないように各素子の値を選定することは容易に成し得
ることである。
中継端子22の電位がTTL論理回路の高状態に向って
スイッチングレベルを越して増大すると、負荷トランジ
スタTzはカット・オフされる。この際、端子27は定
電位点P1によって定められる高状態となる。その理由
は各半導体接合での降下電圧V  とV   (T1)
が互いに一度相殺すJI      BF るからである。従って、端子27の高状態の電位は、順
方向に附勢される半導体接合J4のために共通電位点M
に対する電圧シフト分が課せられたー0.8ボルト程度
の電位に相当する。
つぎにモード選択信号Aが低状態にある場合につき考察
する。この際、定電位点P2に供給される相補信号Aは
約Oポル1〜に相当する高状態にある。また、負荷トラ
ンジスタTZは導通しており、これは出力端子27を−
0,8ポル1〜の高状態にし、この状態は中継端子22
によって搬送される信号に応答する1〜ランジスタT1
によって変更さぼることはできない。変換回路100は
最早TTL論叩回路100から到来する信号をCML回
路120に伝送することはできず、この0M1回路の差
動段30はその入力端子の高状態でカット・オフされる
。1〜ランジスタT2O1のベースには低状態の信号A
が供給され、トランジスタ対−r 201. T 20
2のエミッタ共通導線の電位は、一方のVBE による
電圧シフトを考慮して、トランジスタT2O2のベース
に供給されるCML論理回路の信号に従うようになる。
トランジスタ対T 203. T 204におけるトラ
ンジスタT2O4が導通している場合には、電流源S2
の電流Iの一部は低状態に持たらされる中継端子22か
ら取出され、残りの電流は、電流値■2の値を例えば5
mAのような比較的高い値に選定する場合には半導体接
合J5から取出される。
RC= 2.5にΩとする場合、中継端子22は共通電
43− 位点Mに対する半導体接合J5での降下電圧によって定
められる約−0,8ボルトの低状態に持たらされる。
この瞬時にはトランジスタT 203は電流を放出せず
、半導体接合J4には給電されないが、中継端子22は
低状態にあり、トランジスタT1はカット・オフしたま
まである。
トランジスタT2O3が導通している場合にはトランジ
スタT2O4がカッ1−・オフされる。この際、Vcc
に接続される抵抗RCの影響下で中継端子22は高状態
にまでは増大しなくなる。電流源S2の電流I2はその
一部がトランジスタT 203を経て半導体接合J1に
よって供給され、残りの部分は半導体接合J4によって
供給される。この幹時にトランジスタT1は上述した条
性下で作動する。
即ら、そのトランジスタが導通したとすると、これによ
り出力端子21は高状態の信号Aによって制御される負
荷トランジスタTzにより既に定められた電位と同じ−
0,8ポル1〜の高状態となる。従って、低状態におけ
る選択信号Aはモード選択信44− 号、即ちTTI−入力回路に対するCML出力となる。
本発明は」上述した例のみに限定されるものでなく、幾
多の変更を加え得ること勿論である。例えば、上述した
例では特に、T T L論理回路とE CL/CM L
論理回路との間での信号レベル変換にHn l−ランジ
スタを用いる場合につき述べたが、電源の極性を反転さ
せ、pnp トランジスタを用いても別の要求に応える
変換回路を得ることができることは勿論である。さらに
、第5図の回路では回路の素子数を極めて節約する例に
つき述べたが、この点は本発明の他の例についても云え
ることである。なお、例を挙げて示した数値並びに計算
式は使用1べき回路素子の必要な選択をする上で判り易
くするために例示したに過ぎないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にによる変換回路並びに第1および第2
論理回路へのその変換回路の主要結線の全体を示す電気
回路図: 第2図は本発明の第1の実施例ににる変換回路の電気回
路図; 第3図は第2図の例の変形例を示1−回路図;第4図は
本発明の第2の実施例に基づく変換回路の電気回路図; 第5図は本発明による変換回路を2つの論理回路間にて
信号を双方向に変換するのに利用づる場合に適用される
第4図の回路の変形例を示す回路図である。 10・・・変換回路    11・・・第1論理回路1
2・・・第2論理回路  14・・・第1iI′i流電
源20・・・第2直流電[22・・・中継端子23・・
・直列回路    27・・・変換回路出力端子28・
・・:]レクタ端子 30・・・第2論理回路の差動入力段 100・・・変換回路   120・・・CMI−入力
回路200・・・CML出力回路 220・・・バス     M・・・共通基準電位点R
C・・・抵抗 T1・・・エミッタホロワ1〜ランジスタJ1〜J 5
・・・半導体接合 Pl、P2・・・電位点 Sl、S2.S3,521−@流m R1,R2・・・限流抵抗 7・・・負荷素子    T7・・・負荷トランジスタ
R3・・・抵抗(電流源) T’ 201. T 202. l’ 203.1’ 
20/l−+−ランシスタ。 特開昭59−103427 (14)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一方の端子(15)が共通の基準電位点(M)を成
    す第1直流電源(14)によって給電され、2つの出力
    信号レベルを早する飽和タイプの一方の第1論理回路(
    11)と、一方の端子が共通の基準電位点(M)に接続
    され、他方の端子が前記第1直流電源の他方の端子の電
    圧に対し反対の極性の電位点に接続される第2直流電源
    (20)によって給電され、前記信号レベルとは別の2
    つの他の信号レベルを呈する非飽和タイプの他方の第2
    論理回路(12゜120、 200)との間の信号レベ
    ルを変換する変換回路(io、  1oo)にあって、
    中継端子(22)が特に第1論理回路(11)の出力信
    号を受信して、前記変換回路の出力端子(27)におけ
    る信号を前記第2論理回路の入力に好適なレベルの信号
    に変換するための信号レベル変換回路において、該変換
    回路が、 ベースが一方では第1順方向半導体接合(Jl)を経て
    共通の基準電位点(M)の電位に対して所定の電位を呈
    する変換回路における第1電位点(Pl)に、他方では
    限流素子(23)を経て中継端子(22)に接続される
    エミッタホロワトランジスタ(T1)と:第2直流電源
    (20)の前記他方の端子(vFo )とエミッタホロ
    ワトランジスタ(T1)のエミッタとの間に接続される
    定電流源(Sl)と; 一方の第1接続線(24)がエミッタホロワトランジス
    タのエミッタに接続され、他方の第2接続線(25)が
    共通の基準電位点(M)の電位に対して所定の電位を呈
    する変換回路における第2電位点(P2)に接続される
    定電流源(Sl)用の負荷素子(Z、R,J。 Tz ) : とを具えており、かつ 負荷素子の前記第1接続線(24)が第2論理回路の入
    力に対する信号を搬送する変換回路の出力端子を成し、
    第2論理回路の入力信号の内の一方のレベルを、エミッ
    タホロワ1−ランジスタ(TI)がカット・オーツされ
    ている際に定電流源(Sl)の電流(1)が流れること
    により負荷素子(Z、R,J、Tz )での電圧降下に
    て変換回路の第2電位点(R2)の電位に基いて決定し
    、論理回路の入力信号の内の他方のレベルをエミッタホ
    ロワトランジスタ(T1)が導通している際におけるこ
    のトランジスタのエミッタの電位によって決定するよう
    にしたことを特徴とする信号レベル変換回路。 2、特許請求の範囲1記載の信号レベル変換回路におい
    て、エミッタホロワ]・ランジスタ(T1)のベースを
    、限流抵抗(R1)と少なくとも1個の順方向に接続さ
    れる補足半導体接合(J2)とを具える直列回路(23
    )を経て中継端子(22)に接続したことを特徴とする
    信号レベル変換回路。 3、特許請求の範囲2記載の信号レベル変換回路におい
    て、変換回路における所定電位に持たらされる前記第1
    (Pl)および第2電位点(R2)を共通の基準電位点
    (M)に接続し、エミッタホロワトランジスタ(T1)
    のコレクタ(28)を前記直列回路(23)の接続点の
    一方に接続したことを特徴とする信号レベル変換回路。 4、特許請求の範囲3記載の信号レベル変換回路におい
    て、前記直列回路(23)が、エミッタホロワ1ヘラン
    ジスタ(T1)のコレクタを接続する接続点と前記1−
    ランジスタのベースとの間に追加の限流抵抗(R2)を
    含むようにしたことを特徴どする信号レベル変換回路。 5、特許請求の範囲2記載の信号レベル変換回路におい
    て、前記第1電位点(Pl)を関連する半導体接合(J
    4)の第1電極(35)に接続し、該半導体接合の第2
    電極(36)を共通のM準電位点(M)に接続し、前記
    関連する半導体接合(J4)の第1電極(35)と前記
    第2直流電源の前記他方の端子(VEE)との間に前記
    半導体接合(J4)に順方向電流を与える別の関連する
    電流源(S2)を接続し、かつ前記直列回路(23)が
    2個の補足半導体接合(J2.J3)を具えるようにし
    たことを特徴とする信号レベル変換回路。 6、特許請求の範囲5記載の信号レベル変換回路におい
    て、エミッタホロワトランジスタ(T1)のコレクタ(
    2g)を共通の基準電位点(M)に接続したことを特徴
    とする信号レベル変換回路。 7、特許請求の範囲2〜6のいずれか1つに記載の信号
    レベル変換回路において、エミッタホロワトランジスタ
    (T1)のベースと第2直流電源の前記他方の端子(V
    オ )との間に追加の電流源(S3)、特に追加のベー
    ス抵抗(R3)を接続したことを特徴とする信号レベル
    変換回路。 8、特許請求の範囲5〜10のいずれか1つに記載の信
    号レベル変換回路において、該回路の前記第2N位点(
    R2)を前記第1電位点(Pl)に接続したことを特徴
    とJ−る信号レベル変換回路。 9、特許請求の範囲2〜8のいずれか1つに記載の信号
    レベル変換回路において、負荷素子(Z)を抵抗(R)
    としたことを特徴とする信号レベル変換回路。 10、特許請求の範囲2〜8のいずれか1つに記載の信
    号レベル変換回路において、負荷素子(Z)を定電流?
    1!、(Sl)に対して順方向に接続される半導体接合
    LJ)によって構成したことを特徴とする信号レベル変
    換回路。 11、特許請求の範囲5〜7のいずれか1つに記載の信
    号レベル変換回路において、負荷素子(7)をエミッタ
    ホロワトランジスタと同一極性を有し、かつ負荷トラン
    ジスタ(Tz )として定められるトランジスタによっ
    て構成し、該トランジスタのエミッタが前記第1接続線
    を成し、ベースが第2論理回路の内部レベルの内の一方
    のレベルの電位を呈する前記第2接続線を成し、かつコ
    レクタが共通の基t1モ電位点(M)に接続されるよう
    にしたことを特徴とする信号レベル変換回路。 12、中継端子(22)が、第20ング−テールドーベ
    アのトランジスタ(T 203. T 204)の内の
    第1トランジスタ(−r203)を制御すべく” OR
    ”ゲートどして接続した第10ング−デールドーペアー
    トランジスタ(T 201゜T 202>を具えている
    第2論理回路(200)の出力端子から到来する信号を
    第1論理回路に転送するために受信し得るようにした特
    許請求の範囲11記載の信号レベル変換回路において、
    第10ングーテールド−ペアートランジスタ(T’20
    1. T 202)の一方のトランジスタ(T201)
    のベースが第1変換選択入力端子を成し、他方のトラン
    ジスタ(T 202)のベースが第2論理回路用の信号
    を受信する」:うにし、第20ング−テールドーペアー
    トランジスタの内の第1トランジスタ(T 203)の
    コ1ノクタと共通のNt!l−電位点(M)との間の結
    線部に前記関連する半導体接合(J4)を構成する半導
    体接合を段り、前記第20ング−テールドーペアートラ
    ンジスタに給電する電流源が前記関連する電流源(S2
    )を成し、第20ング−テールビーペアー1〜ランジス
    タの第2トランジスタ<T 204)の:]レレフを順
    方向半導体接合(J5)を経て共通の基i1!電位点(
    M)に接続ザるど共に中継端子(22)にも直接接続し
    、かつ負荷トランジスタ(T7)のベースが第1選択入
    力端子に対して相補的に制御される第2選択入力端子を
    成すようにしたことを特徴とJ゛る信号レベル変換回路
JP58195148A 1982-10-18 1983-10-18 信号レベル変換回路 Granted JPS59103427A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8217397A FR2534752A1 (fr) 1982-10-18 1982-10-18 Circuit convertisseur de niveaux de signaux entre une logique de type saturee et une logique de type non saturee
FR8217397 1982-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103427A true JPS59103427A (ja) 1984-06-14
JPH0432571B2 JPH0432571B2 (ja) 1992-05-29

Family

ID=9278347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58195148A Granted JPS59103427A (ja) 1982-10-18 1983-10-18 信号レベル変換回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4612460A (ja)
EP (1) EP0109106B1 (ja)
JP (1) JPS59103427A (ja)
DE (1) DE3369041D1 (ja)
FR (1) FR2534752A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763139B2 (ja) * 1985-10-31 1995-07-05 日本電気株式会社 レベル変換回路
JPH0716154B2 (ja) * 1988-10-06 1995-02-22 日本電気株式会社 Ttl−eclレベル変換回路
US5059826A (en) * 1989-11-30 1991-10-22 Motorola Inc. Voltage threshold generator for use in diode load emitter coupled logic circuits
US5008570A (en) * 1990-03-30 1991-04-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Schmitt-triggered TTL to CML input buffer apparatus
DE4201947C2 (de) * 1992-01-24 1993-10-28 Texas Instruments Deutschland Integrierte Transistorschaltung mit Reststromkompensation
US5440248A (en) * 1994-01-31 1995-08-08 Texas Instruments Incorporated Power-saver differential input buffer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117427A (en) * 1980-02-20 1981-09-14 Fujitsu Ltd Level converting circuit

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1245347A (en) * 1968-07-01 1971-09-08 Nippon Telegraph & Telephone Improved high speed logic circuit device
DE2000401C3 (de) * 1970-01-07 1974-01-03 Siemens Ag, 1000 Berlin U. 8000 Muenchen Schaltungsanordnung zur Umsetzung von Signalspannungen aus Schaltkreisen mit in der Sättigung betriebenen Transistoren in solche für Schaltkreise, in denen die Sättigung vermieden ist
US3716722A (en) * 1970-04-29 1973-02-13 Cogar Corp Temperature compensation for logic circuits
US3959666A (en) * 1974-07-01 1976-05-25 Honeywell Information Systems, Inc. Logic level translator
US3986045A (en) * 1975-04-23 1976-10-12 Advanced Micro Devices, Inc. High speed logic level converter
EP0052565A1 (en) * 1980-11-17 1982-05-26 FAIRCHILD CAMERA & INSTRUMENT CORPORATION Temperature and process variation compensated TTL to ECL translator buffer
US4456838A (en) * 1981-02-25 1984-06-26 Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha Level shifting circuit
JPS57162838A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Emitter coupling type logical circuit
US4518876A (en) * 1983-03-30 1985-05-21 Advanced Micro Devices, Inc. TTL-ECL Input translation with AND/NAND function

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117427A (en) * 1980-02-20 1981-09-14 Fujitsu Ltd Level converting circuit

Also Published As

Publication number Publication date
EP0109106A1 (fr) 1984-05-23
FR2534752A1 (fr) 1984-04-20
EP0109106B1 (fr) 1987-01-07
JPH0432571B2 (ja) 1992-05-29
DE3369041D1 (en) 1987-02-12
FR2534752B1 (ja) 1984-11-23
US4612460A (en) 1986-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4399399A (en) Precision current source
US3914683A (en) Current stabilizing arrangement with resistive-type current amplifier and a differential amplifier
JPS61230411A (ja) 電気回路
JPS63501914A (ja) 温度補償付cmos−eclロジツク・レベル変換器
JPH029221A (ja) Ecl―cmos変換器
US4112314A (en) Logical current switch
JPH02222216A (ja) BiCMOSドライバ回路
JPH06103450B2 (ja) 改良形バンドギヤツプ電圧基準回路
JPH0257733B2 (ja)
US3629692A (en) Current source with positive feedback current repeater
JPH0356017B2 (ja)
US4599521A (en) Bias circuit with voltage and temperature compensation for an emitter coupled logic circuit
US5206546A (en) Logic circuit including variable impedance means
WO1985003818A1 (en) Current limit technique for multiple-emitter vertical power transistor
EP0363298B1 (en) Current switch logic circuit with controlled output signal levels
JPH0473806B2 (ja)
JPS59103427A (ja) 信号レベル変換回路
EP0219937A2 (en) ECL slave reference generators
US3778640A (en) Signal voltage level translating circuit
JPH082010B2 (ja) 電流伝達回路
US4883975A (en) Schmitt trigger circuit
US5041747A (en) Delay regulation circuit
US4910425A (en) Input buffer circuit
US4506176A (en) Comparator circuit
US5103117A (en) Latch circuit