JPS5910306Y2 - サツシの障子はずれ止め装置 - Google Patents

サツシの障子はずれ止め装置

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Publication number
JPS5910306Y2
JPS5910306Y2 JP1977026930U JP2693077U JPS5910306Y2 JP S5910306 Y2 JPS5910306 Y2 JP S5910306Y2 JP 1977026930 U JP1977026930 U JP 1977026930U JP 2693077 U JP2693077 U JP 2693077U JP S5910306 Y2 JPS5910306 Y2 JP S5910306Y2
Authority
JP
Japan
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shoji
fins
notch
fin
prevention device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977026930U
Other languages
English (en)
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JPS53122042U (ja
Inventor
収正 斉藤
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP1977026930U priority Critical patent/JPS5910306Y2/ja
Publication of JPS53122042U publication Critical patent/JPS53122042U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、引違い、片引き等のサッシの障子はずれ止
め装置の改良に係るもので、障子がいかなる位置に置か
れてもはずれないようにしたものである。
従来、この種の障子はずれ止めは、サッシの上わくに取
付孔をあけ、ねじ又はピン等により固定されていた。
また、この障子はずれ止めが何らかの事故により壊れた
場合の交換を可能とするため、モルタルが直接取付けね
じや障子はずれ止めの足に接触しないように、上わくの
裏側すなわち上面から障子はずれ止めの足をブチルゴム
によってコーキングを施していた。
なぜならば゛、モルタルが固まると障子はずれ止めが取
れなくなるためである。
しかし、ブチルゴムは高価であって、一般的な用途には
不向きである。
ブチルゴムの代りに油性コーキング材でもよいが、これ
は熱に弱く、例えばコーキングを施す際、躯体側のプレ
キャスト・コンクリートが化学反応を起こし、その発生
する熱によって溶けてしまい、コーキングを施こしても
役に立たない。
また、従来の障子はずれ止めは、上わくに取付けてあっ
ても、取付けてある直下以外の所に障子を持ってきた場
合、障子ははずれてしまうおそれがある。
この考案は、上記問題を解決することを企図して障子は
ずれ止め装置を改良したものであって、この考案の装置
によれば次のような特徴を有しかつ効果を奏するもので
ある。
すなわち、(a)障子上面とフィンとのすき間を障子の
下わくレールに対する掛り代よりも小さい関係とし、ま
たフィンがわくの長手方向に設けられており、更に切欠
きを塞いでいることにより、障子がわくの長手方向のど
の位置においても浮き上ることがなく外れない。
(b)はずれ止めに切欠き位置があるため取付位置が明
確で誤まった位置に取り付けられることがない。
(C)万一、はずれ止めが切欠きから離れた位置に設定
され又は長期間の使用で位置がずれたとしても、障子と
切欠きが偶然に一致しない限り障子が浮き上って外れる
ことがない。
次にこの考案の装置を図示と実施例にしたがつて説明す
る。
図中、1はサッシの上わくで、この上わく1には、内障
子2a及び外障子2bをはめ込む内レール1a及び外レ
ール1bが、ほぼ平行に設けられており、これらレール
la,lbの互いに向き合う面には、フイン3 a ,
3 bが突設されている。
これらフイン3 a ,3 bのうち、フイン3aの足
は矩く、フイン3bの足は長く形成されている。
そして、フイン3bには、障子の幅Wとほぼ等しい間隔
を置いて、2つの切欠き4,5が設けられている。
Cはブロック状の障子はずれ止めであって、前記切欠き
4(又は5)と係合する突起状位置決め部6″を有して
おり、この位置決め部6″が前記切欠き4(又は5)に
係合される位置で、障子はずれ止め6のねし穴6bにね
し結合されている固定ねじ7をねじ込んでその先端を上
わく下面1Cにつき当てれば位置決め部6″は切欠き4
(又は5)に嵌合し更に障子はずれ止め6自体前記フイ
ン3a,3bに押し付けられてイ立置固定される。
よって、障子はずれ止め6は、切欠き4,5と重なり合
う位置で固定される。
また、固定ねじ7は、障子はずれ止め6に設けられた凹
所6a内にあるので、障子2a,2bに当ることはない
もち論、障子上面とフイン3 a ,3 bとのすき間
は、障子の下わくレール(図示せず)の掛り代よりも小
さくしておく。
上記のようにして障子はずれ止め6を取付けておけば、
障子2a,2bをはずそうとしても、フイン3b及び障
子はずれ止め6に突当り、どの位置に障子2a,2bを
持って来てもはずれることはない。
障子2 a ,2 bをはずす場合には、固定ねじ7を
ゆるめて障子はずれ止め6の位置決め部6″を前記切欠
き4及び5から離脱させてから、各障子はずれ止め6を
第2図に矢印で示す方向にスライドさせ、フイン3bの
切欠き4,5に障子2 a ,2 bを合わせて、これ
ら障子2a,2bを持上げてはずす。
通常は障子2a,2bをどの位置に持って来てもはずれ
ることがなく、障子2a,2bをはずす場合には切欠き
4,5を目印として容易にはずすことができる。
なお、これら切欠き4,5を障子2a,2bの取はずし
用の目印にできると共に、上レール1の端部におけるフ
イン3bに、障子はずれ止め6の長さより若干大きい切
欠き8を設け、例えば障子はずれ止め6が壊れた場合で
も、この切欠き8から補充できるようにしてある。
次に、この考案の第二実施例を、第4図及び第5図によ
って説明する。
この第二実施例は、障子はずれ止めを、召合せ上部の気
密ピースとしても使用できるようにしたものであって、
前述の第一実施例と同様に設けられる切欠き4,5のう
ちの一方4を、召合せ上部に位置させ、この切欠き4と
係合して上わく1に固定される障子はずれ止め6′を、
固定ねし取付け部及び位置決め部6″を有する本体6b
と、障子2a,2bの上かまちに向って突出する多数の
可撓性を有する例えば塩化ビニル製のひれ部6Cを有す
る気密ピース6dとを一体的に形威したものである。
よって、この障子はずれ止め6′は、気密ピース6dを
備えるため、召合せ上部からの雨水等の侵入を防止する
上で効果的である。
なお、この場合、召合せ上部の位置決めのためにフイン
3bを切起しておく。
この考案は障子はずれ止め装置によれば、上わくに取付
孔等を設けることなく、障子はずれ止めを取付けること
ができ、しかも、障子がいかなる位置に置かれてもはず
れることがないため、盗難防止に役立ち、また、障子を
はずす場合には、障子はずれ止めを固定位置から解除し
て、目印である切欠きに障子を合せることにより、容易
にはずすことができる。
【図面の簡単な説明】
図中、第1図ないし第3図は、この考案の第一実施例を
示すもので、第1図は断面図、第2図は底面図、第3図
は斜視図であり、第4図及び第5図は、この考案の第二
実施例を示すもので、第4図は底面図で、第5図は斜視
図である。 図において、1・・・・・・上わく、1a,1b・・・
・・・上わくレール、3 a ,3 b・・・・・・フ
ィン、4,5・・・・・・切欠き、6,6′・・・・・
・障゛子はずれ止め、6″・・・・・・位置決め部、6
a・・・・・・凹所、6b・・・・・・障子はずれ止め
本体、6C・・・・・・ひれ部、6d・・・・・・気密
ピース、7・・・・・・固定ねしである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.サッシの上わくに形成される平行な2本のレールの
    互いに向き合う面に、それぞれフィンを突設するととも
    に、これらフィンのうちのいずれか一方に、障子の幅と
    ほぼ等しい間隔を置いて2つの切欠きを設け、前記フィ
    ンの上部両側に配置される障子はずれ止めを、この切欠
    きと重なり合う位置で涸定しかつ障子上面と前記フィン
    のすき間は障子の下わくレールに対する掛り代よりも小
    さい関係として或る、サッシの障子はずれ止め装置。
  2. 2.二つの切欠きのうちの一方を、障子召合せ位置に設
    け、この切欠きと重なり合ってフィンの上部両側に配置
    され、かつ、ねじによって固定される障子はずれ止めに
    、障子上かまちに向って突出する多数のひれ部を有する
    気密ピースを一体的に形或して戊る、実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のサッシの障子はずれ止め装置。
JP1977026930U 1977-03-08 1977-03-08 サツシの障子はずれ止め装置 Expired JPS5910306Y2 (ja)

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JPS53122042U JPS53122042U (ja) 1978-09-28
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JPS4921000U (ja) * 1972-05-22 1974-02-22

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