JP3223993B2 - 改装サッシ取付用のスペーサ - Google Patents

改装サッシ取付用のスペーサ

Info

Publication number
JP3223993B2
JP3223993B2 JP34157993A JP34157993A JP3223993B2 JP 3223993 B2 JP3223993 B2 JP 3223993B2 JP 34157993 A JP34157993 A JP 34157993A JP 34157993 A JP34157993 A JP 34157993A JP 3223993 B2 JP3223993 B2 JP 3223993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
window frame
mounting
frame
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34157993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07158347A (ja
Inventor
昌直 糸数
芳久 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP34157993A priority Critical patent/JP3223993B2/ja
Publication of JPH07158347A publication Critical patent/JPH07158347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223993B2 publication Critical patent/JP3223993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、旧窓枠に固着した取付補
助枠と、旧窓枠に取り付けられる改装サッシの新窓枠と
の間の隙間に差し込まれる改装サッシ取付用のスペーサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、旧窓枠を利用して、この窓枠に改
装サッシを取り付ける場合、図10に示すように旧窓枠
1Aに取付ねじ11Aを介して取付補助枠58Aを固着
し、改装サッシの新窓枠21Aと取付補助枠58Aとの
間の隙間に、図6に示す形状の従来のスペーサ13を数
枚重ねて挿入して、このスペーサ13,新窓枠21A,
取付補助枠58Aを旧窓枠1Aに取付ねじ100Aによ
り一体固定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
取付ねじ100Aの室内外方向の取付位置を設計上の都
合により障子より室外側位置に設定しなければならない
ことがあり、この場合、取付ねじ100Aを介して雨水
が新窓枠内に浸入してしまうといった問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上より本願の目的は、
新窓枠と取付補助枠との間の隙間に、取付ねじを使用す
ること無く位置保持可能なスペーサを提供することにあ
り、請求項1では、旧窓枠に固着した取付補助枠と、旧
窓枠に取り付けられる改装サッシの新窓枠との間の隙間
に差し込まれる改装サッシ取付用のスペーサであって、
スペーサは、スペーサ差し込み状態において、取付補助
枠に設けた係止突片の切欠部両縁部にまたがる広幅の係
止部と、この係止部から突出され、前記隙間に差し込ま
れる狭幅の挿入部とから成り、挿入部の、係止部からの
突出基部に、切欠部に嵌め込まれる凹状切欠部を設けた
ことを特徴とし、また、請求項2では、旧窓枠に固着し
た取付補助枠と、旧窓枠に取り付けられる改装サッシの
新窓枠との間の隙間に差し込まれる改装サッシ取付用の
スペーサであって、スペーサ差し込み状態において、取
付補助枠に設けた係止突片の切欠部に嵌め込まれて、ス
ペーサ差し込み状態を保持する凹状切欠部を備えたこと
を特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明では、スペーサの凹状切欠
部が取付補助枠の係止突片の切欠部に嵌合すると共に、
係止片が切欠部両縁部にまたがり、また、請求項2記載
の発明では、スペーサ差込状態を保持する凹状切欠部が
切欠溝と嵌合して、夫々スペーサ差し込み状態を保持す
るので、取付ねじを用いること無くスペーサを位置保持
することができ、雨水の浸入を防止できる。
【0006】
【実施例】次に、図面により本願の実施例について説明
する。図2,3において、旧窓枠1は建物の開口部材3
内面に周知の如く取付けられ、上枠4、下枠5および左
右の竪枠6、7を枠組みして構成されている。旧窓枠1
の上枠4,左右の竪枠6,7,下枠5の夫々には前後の
取付ねじ11により取付補助枠56〜59がねじ止めさ
れている。下枠5と取付補助枠59との間には、複数枚
の下枠用スペーサ13が差し込まれている。この下枠用
スペーサ13は、図6に示すように長方形の板状に形成
され、その前方にはねじ用切欠部14が形成されてい
る。このねじ用切欠部14を介して下枠用スペーサ1
3,下枠5及び取付補助枠59が取付ねじ11により旧
下枠5に一体固着されている。さらに、下枠用の取付補
助枠59の室内側,室外側端部には、後述の新窓枠取付
用の取付片15が形成されている(図3に示す)。ま
た、下枠用の取付補助枠59を除く各取付補助枠56,
57,58には、新窓枠取付用の係止突片18が形成さ
れ、これらの係止突片18は室内外方向位置を同一とさ
れ連続している。各係止突片18には、後述するスペー
サを挿入可能な複数の切欠部19が形成され、特に左右
の取付補助枠57の係止突片18では、この切欠部19
は、障子の戸当り部分と対応している(図4)。
【0007】次に、上記旧窓枠1を改装する為の改装サ
ッシ20の新窓枠21は、上枠22、下枠23および
左、右の竪枠24,25を枠組みして構成されている。
図3に示すように新窓枠21の上枠22には障子案内片
27a,27bが、下枠23には障子案内レ−ル28
a,28bが夫々形成され、これらの部分に周知の内、
外障子29a,29bを嵌め込み得るようになってい
る。新窓枠21の室内側部分にはリベット31を介して
化粧用のカバ−部材32が取付けられている。また、新
窓枠21下枠23の室内側,室外側端部には、前記旧窓
枠1下枠5の各取付片15に対して当接して、取付ねじ
38により一体に固定される螺着片34が形成されてい
る。また、新窓枠21の上枠22,左右の竪枠23,2
4の室内側端部には、前記取付補助枠56,57,58
の夫々の係止突片18に対して当接して取付ねじ39に
より一体に固定される螺着片36が形成されている。さ
らに、新窓枠21の上枠22,左右の竪枠23,24に
は、新窓枠21を旧窓枠1に取付けた状態で後述の上
枠,竪枠用のスペーサ40に当接する当接片35が形成
されている。
【0008】次に、図4,5においてスペーサ40につ
いて説明する。このスペーサ40は、新窓枠21の左右
の竪枠23,24と旧窓枠1の取付補助枠57,58と
の間の隙間Sを埋めるために使用されると共に、新窓枠
21の上枠22と旧窓枠1の取付補助枠56との間の隙
間を埋めるのにも兼用される。このスペーサ40には、
各取付補助枠56,57,58の係止突片18に設けた
切欠部19の開口Lより幅広に設定され、切欠部19の
両縁部19aにまたがって係止する係止部41と、この
係止部41から突出され、切欠部19の開口Lより幅狭
に設定された挿入部42とから構成してある。さらに、
挿入部42の、係止部41からの突出基部には凹状切欠
部43が形成されている。この凹状切欠部43は、隙間
Sへのスペーサ40差し込み状態において、切欠部19
に嵌合して、スペーサ40の室内外方向の位置決めを
し、また、前記係止部41が、切欠部19の両縁部19
aの室内側に係止してスペーサの倒れを防止し、これら
の作用でスペーサ40差し込み状態を保持するようにな
っている。また、凹状切欠部43は、挿入部方向の面が
切欠部19に案内される面取面44に形成してあり、凹
状切欠部43の開口部がその底面より広がって構成され
ており、スペーサ40を切欠部19に対して挿入しやす
くなっている。この尚、挿入部42にはねじ止め用切欠
部45が形成されており、このスペーサ40を、上枠2
2と取付補助枠56との間の隙間を埋めるために使用す
る場合に、このスペーサ40のねじ止め用切欠部45を
介して取付ねじ46によりスペーサ40,上枠22及び
取付補助枠56を一体に固定する。
【0009】次に、新窓枠21を旧窓枠1に取付ける作
業手順について説明する。先ず、旧窓枠1の上枠4,左
右の竪枠6,7に各取付補助枠56,57,58を内外
の取付ねじ11で螺着する。また、旧窓枠1の下枠5に
は適宜枚数の下枠用スペーサ13を挾み込んで下枠用取
付補助枠59を取付ねじ11によりねじ止めする。それ
から、新窓枠21を室外側より旧窓枠1内に嵌め込み、
旧窓枠1の取付片15及び係止突片18に新窓枠21の
螺着片34,36を当接させる。この嵌め込み状態で、
新窓枠21の左右の竪枠24,25と各取付補助枠5
7,58との間の隙間Sに隙間Sを埋めるための必要枚
数だけを重ねたスペーサ40を差し込んでいく。つま
り、各取付補助枠57,58の係止突片18に設けた切
欠部19よりスペーサ40の挿入部42を、スペーサ4
0の係止部41が切欠部19と係止するまで挿入して下
降させ、スペーサ40の凹状切欠部43を係止突片18
の切欠部19に嵌合させる。これにより、スペーサ40
はその係止部41及び凹状切欠部43が切欠部19に対
して係合するので、室内外方向の位置決めと倒れが防止
されて、隙間Sに対して差し込み状態に保持される。ま
た、新窓枠21の上枠22とこれに対応する取付補助枠
56との間の隙間にも上記と同様にスペーサ40を差し
込んでいき、これらのスペーサ40は、ねじ止め用切欠
部45を介して取付ねじ46により上枠22及び取付補
助枠56に一体固定される。その後、当接状態の旧窓枠
1の取付片15と新窓枠21の螺着片34及び旧窓枠1
の係止突片18と新窓枠21の螺着片36とを取付ねじ
38,39により螺着して旧窓枠1に新窓枠21を固定
した後で、新窓枠21にリベット31を介してカバ−部
材32を取付ける。
【0010】以上のように本実施例では、新窓枠21の
左右の竪枠24,25と旧窓枠1の取付補助枠57,5
8との隙間を埋めるのに使用されるスペーサ40に、係
止突片18の切欠部19に係止する係止部41と、切欠
部19に嵌合する凹状切欠部43を設け、隙間Sへのス
ペーサ40の差し込み状態を保持するようにしたので、
従来のように、スペーサ40を取付ねじにより取付ける
必要がなく、この取付ねじを介して雨水が侵入すること
が無くなる。
【0011】次に、図7,8において請求項2に係るス
ペーサの他の実施例について説明する。このスペーサ5
0は、その挿入部52は、前記実施例のスペーサ40と
同様にして切欠部19に挿入可能な幅狭に設定されてい
るが、その係止部51は、前記実施例のスペーサ40と
異なり挿入部52と同じ幅に設定されている。さらに、
凹状切欠部53は、片側にしか形成されておらず、その
切欠き深さは挿入部52の幅方向の中心を超える深さに
設定されている。上記のように構成されたスペーサ50
では、挿入部52を切欠部19に挿入して、凹状切欠部
53を切欠部19に嵌合すると、スペーサ50自身は、
室内外方向の位置決めとスペーサ50の傾きが阻止され
て、隙間Sへの差し込み状態が保持される。
【0012】尚、前記実施例のスペーサ40,50は合
成樹脂性で成形されることが望ましい。また、使用にあ
たっては、予め予定されている隙間Sに対して、図9に
示すように複数枚(この例では4枚)のスペーサを重
ね、その係止部後端面を融着したパッケ−ジもの54と
しておいて、これを現場で使用しても良く、この場合、
隙間に対してパッケ−ジもの54では足りないときには
単品のスペーサを継ぎ足し、逆に、パッケ−ジもの54
では入りきらないときはパッケ−ジもの54から適宜枚
数のスペーサを引きちぎるようにして使用すれば良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1の発明で
は、スペーサの凹状切欠部が取付補助枠の係止突片の切
欠部に嵌合すると共に、係止片が切欠部両縁部にまたが
り、また、請求項2記載の発明では、スペーサ差込状態
を保持する凹状切欠部が切欠溝と嵌合して、夫々スペー
サ差し込み状態を保持するので、取付ねじを用いること
無くスペーサを位置保持することができ、雨水の浸入を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】改装サッシの全体図である。
【図2】図1のII−II線断面拡大図である。
【図3】図1のIII−III線断面拡大図である(内、外障
子は省略してある)。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】スペーサの斜視図である。
【図6】下枠用スペーサ(従来スペーサ)の斜視図であ
る。
【図7】請求項2に係る発明の実施例のスペーサの斜視
図である。
【図8】図7のスペーサの隙間への差し込み状態を示す
図である。
【図9】スペーサの使用状態の他の実施例を示す図であ
る。
【図10】従来のスペーサの使用状態を示す改装サッシ
の一部を省略した縦断面図である。
【符号の説明】
1 旧窓枠、 20 改装サッシ、 21 新窓枠、4
0,50 スペーサ、 41 係止部、 42 挿入
部、43 凹状切欠部、 44 面取面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/56 - 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旧窓枠に固着した取付補助枠と、旧窓枠
    に取り付けられる改装サッシの新窓枠との間の隙間に差
    し込まれる改装サッシ取付用のスペーサであって、スペ
    ーサは、スペーサ差し込み状態において、取付補助枠に
    設けた係止突片の切欠部両縁部にまたがる広幅の係止部
    と、この係止部から突出され、前記隙間に差し込まれる
    狭幅の挿入部とから成り、挿入部の、係止部からの突出
    基部に、切欠部に嵌め込まれる凹状切欠部を設けたこと
    を特徴とする改装サッシ取付用のスペーサ。
  2. 【請求項2】 旧窓枠に固着した取付補助枠と、旧窓枠
    に取り付けられる改装サッシの新窓枠との間の隙間に差
    し込まれる改装サッシ取付用のスペーサであって、スペ
    ーサ差し込み状態において、取付補助枠に設けた係止突
    片の切欠部に嵌め込まれて、スペーサ差し込み状態を保
    持する凹状切欠部を備えたことを特徴とする改装サッシ
    取付用のスペーサ。
JP34157993A 1993-12-09 1993-12-09 改装サッシ取付用のスペーサ Expired - Fee Related JP3223993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34157993A JP3223993B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 改装サッシ取付用のスペーサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34157993A JP3223993B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 改装サッシ取付用のスペーサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07158347A JPH07158347A (ja) 1995-06-20
JP3223993B2 true JP3223993B2 (ja) 2001-10-29

Family

ID=18347170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34157993A Expired - Fee Related JP3223993B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 改装サッシ取付用のスペーサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223993B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6242703B2 (ja) * 2014-02-03 2017-12-06 Ykk Ap株式会社 建具ユニット
JP6422313B2 (ja) * 2014-11-20 2018-11-14 三協立山株式会社 改修用サッシ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07158347A (ja) 1995-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6230443B1 (en) Hardware mounting
JP3223993B2 (ja) 改装サッシ取付用のスペーサ
US4831778A (en) Upper window sash with projections for simplified sash installation and removal
JP3508090B2 (ja) 障 子
JPH0332702Y2 (ja)
JPH031981Y2 (ja)
JPH0425511Y2 (ja)
JP2000179263A (ja) シャッターサッシ
JPS6122156Y2 (ja)
JPS6324220Y2 (ja)
JPH07119356A (ja) 窓の障子の取付装置
JP2584651Y2 (ja) 建物開口部における方立と横枠との接続装置
JPS6041418Y2 (ja) 建具の中抜き窓構造
JPS5922848Y2 (ja) 引戸用鎌錠
JPS6139826Y2 (ja)
JPH0738637Y2 (ja) 通風建具における嵌込みユニットの固定装置
JPH027176Y2 (ja)
JP2521181Y2 (ja) 引違いサッシの下枠構造
JPS6332879Y2 (ja)
JPS634111Y2 (ja)
JPS5911182Y2 (ja) 障子等の摺動装置
JPH0516388Y2 (ja)
JPH0347106Y2 (ja)
JPH0343320Y2 (ja)
JP2577392Y2 (ja) 面格子のサッシ枠への取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees