JPS5910274Y2 - コンクリ−ト面仕上用の基準装置 - Google Patents

コンクリ−ト面仕上用の基準装置

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JPS5910274Y2
JPS5910274Y2 JP1502480U JP1502480U JPS5910274Y2 JP S5910274 Y2 JPS5910274 Y2 JP S5910274Y2 JP 1502480 U JP1502480 U JP 1502480U JP 1502480 U JP1502480 U JP 1502480U JP S5910274 Y2 JPS5910274 Y2 JP S5910274Y2
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JP
Japan
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reference plate
concrete
reference device
shaft body
finishing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1502480U
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English (en)
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JPS56116551U (ja
Inventor
元治 崎山
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンクリート面、例えばスラブの床面を水
平に仕上げるために用いる基準装置に関するものである
コンクリート建築物のスラブを形或するには、パイプサ
ポート等による支持によってパネルを配置し、このパネ
ル上に鉄筋を組立てた状態でコンクリートを打設するの
が一般的な工法である。
上記のような工法においては、パネルの傾斜や歪のほか
、コンクリートを打設したときの重量で発生する撓みな
どによって、コンクリート面に凹凸が生じ、しかも打設
したコンクリート面の水平状態を効果的に検知する手段
がないので、コンクリートの打設のみで、コンクリート
面を水平に仕上げることは不可能である。
このため、従来は、コンクリート打を行なった後、その
上面にモルタルを約5cm程度の厚みで再度打設し、床
面を水平に仕上げることが行なわれていた。
しかし、コンクリート打後にモルタルの打設を行なうに
は、それだけ手数を要することになり、工期や工数が多
くなって作業コストが高くなるばかりでなく、上面のモ
ルタル層に剥離が生じる等の問題がある。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたものであり、打設したコンクリート層上に、同一水
平面高さ位置を簡単に表示できるようにし、この表示部
分を基準にコンクリート面を仕上げるだけで、正確な水
平面を得ることができる基準装置を提供することが目的
である。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
図示のように、基準装置1は、軸体2と、この軸体2に
挿入した摺動筒3と摺動筒3に取付けた基準板4及び保
持筒5と、摺動筒3を介して基準板4を軸体2の所要位
置にセットする固定十段6とで構威されている。
前記軸体2は第3図のように、パネル11上に打設され
たコンクリート層12に先端側を挿入し、先端がパネル
11に当接する状態で層12の上面に適当な長さが突出
するのに充分な長さを有し、先端部2aは挿入が容易な
ように先鋭状になっている。
前記基準板4は、図示の場合円板状に形或され、軸体2
に外嵌するよう摺動筒3の下端に固定されている。
この基準板4は軸体2への取付時、軸体2の軸芯に対し
て直角の配置となる。
前記保持筒5は、摺動筒3の外面に軸芯が平行するよう
固定され、基準板4と一体動するようになっている。
この保持筒5は、挿入した高さ検出trT7の直立状態
を保持するものであり、図示の場合、角筒を用いて形或
されている。
上記保持筒5に挿入された検出杆7はその下端が基準板
4上に当接することにより位置決がなされ、基準板4の
上面に対して常に一定の取付状態が得られる。
この保持筒5は第2図のように、その下端部と基準板4
との間に隙間5bを形威し、検出杆7か当接する基準板
4上面に付着した塵埃を容易に除去できるようにし、塵
埃を挾み込むことによる検出杆7の取付高さに誤差が生
じるのを効果的に防止することができるようになってい
る。
前記固定手段6は、摺動筒3に設けた透孔8の外面にナ
ット9を固定し、このナット9にボルト10を螺合して
形或され、ボルト10の先端で軸体゛2を押圧すること
によって、基準板4を任意の位置に固定化できるように
なっている。
この考案の基準装置は上記のような構或であり、次に使
用の方法を説明する。
パイプサポート13等によって支持されたパネル11上
に鉄筋を組んでコンクリートを打設し、このコンクリー
ト層12の表面を仕上げる前に、層12の上面に複数の
基準装置1を任意の配例をもって配置する。
基準装置1のコンクリート層12への配置は、基準板4
を上端の仮りの位置にセットした軸体2をコンクリート
層12に突き差し、その先端2aをパネル11に当接状
態とすると共に、基準板4上に水準器をのせ、軸体2の
垂直を検出する。
この後、保持筒5内に検出杆7を挿入し、下端が基準板
4上に当接する状態でこれを立設し、適当な位置におけ
る基準装置において、固定手段6を操作し、基準板4の
上面がパネル11がらコンクリート層12の仕上り層厚
に等しくなる高さ位置にセットする。
次に、適当な位置に配置された高さ検出装置によって、
残りの基準装置1における検出杆7の上端又は目盛を読
取り、各基準板4の高さ位置を最初に位置決した基準装
置の基準板と等しい水平高さにセットする。
これによって、すべての基準装置1における基準板4は
同一水平面高さに位置することになり、従ってコンクリ
ート層12の上面を各基準板4の高さに合うよう鏝など
を用いて仕上げればよく、パネル11に傾斜や否があっ
ても上面は完全な水平に仕上り、仕上後に基準装置1を
抜取ればモルタルによる仕上げを必要とすることなくス
ラブが構築できる。
以上のように、この考案によると、軸体に基準板と保持
筒を、固定手段によって任意の位置で固定できるように
取付けたので各基準装置を保持筒に挿入した検出杆によ
って基準板の高さを同一水平面高さに配置することがで
きるようになり、この基準板の高さに合せて上面を仕上
げれば、コンクリート層の上面は水平になる。
従ってスラブ等のコンクリート層の上面をコンクリート
打のみによって水平に仕上げることができ、モルタルを
用いて再度仕上げを行なうような手間は省けるので、工
期の大幅な短縮を可能とすると共に、モルタル層が剥離
するというような不都合の発生も確実に解消できる。
また、保持筒の下端は基準板との間に隙間を形或してい
るので、基準板の上面で高さ検出杆の当り面である部分
に、塵埃の堆積するのを防止することができ、水平出し
精度が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る基準装置の斜視図、第2図は同
上要部の拡大縦断面図、第3図は同使用状態の縦断面図
である。 1・・・・・・基準装置、2・・・・・・軸体、3・・
・・・・摺動筒、4・・・・・・基準板、5・・・・・
・保持筒、5b・・・・・・隙間、6・・・・・・固定
手段、7・・・・・・高さ検出杆。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)コンクリートの層に挿入する軸体と、前記軸体に
    軸芯と直角方向に配置された状態で軸方向の移動が自在
    となるよう取付けられる基準板と、前記基準板を軸体の
    任意の位置にセットする固定手段と、前記基準板の上面
    側にこの基準板と一体動するよう設けられた保持筒とで
    構或されていることを特徴とするコンクリート面仕上用
    の基準装置。
  2. (2)前記保持筒は下端部が基準板との間に隙間を形或
    していることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のコンクリート面仕上用の基準装置。
JP1502480U 1980-02-05 1980-02-05 コンクリ−ト面仕上用の基準装置 Expired JPS5910274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1502480U JPS5910274Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 コンクリ−ト面仕上用の基準装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1502480U JPS5910274Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 コンクリ−ト面仕上用の基準装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56116551U JPS56116551U (ja) 1981-09-07
JPS5910274Y2 true JPS5910274Y2 (ja) 1984-03-31

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ID=29611496

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JP1502480U Expired JPS5910274Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 コンクリ−ト面仕上用の基準装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167166U (ja) * 1982-05-01 1983-11-08 鹿島建設株式会社 打設コンクリ−トのレベル出し器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56116551U (ja) 1981-09-07

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