JPS59102743A - シ−ト搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種の印刷装置、記録装置、複写装置等におけ
る用紙の搬送状況を検知する手段を備えた搬送装置に関
するものである。

一般に用紙を所定位置に搬送して画像・文字などを記録
させる印刷装置、記録装置１複写装置、ファクシミリ、
プリンター等の各種画像形成装置においては、あるスタ
ート信号に基づいてタイミングをとって用紙搬送を行な
ってい、る。この用紙搬送に当って、給紙異常たとえば
用紙の欠落・ジャム・給送不良等を検知するための多く
の手段が従来から提案されている。

このような従来の手段としては、例えば用紙搬送径路に
接触型又は非接触型の各種センサーを設けて給紙異常例
えばノーフィード等を検知する機構が知られている。

しかしながら、このような検知機構を用紙搬送径路内圧
設けることは、用紙搬送機構の他にセンサー等を所定位
置に配設する必要があり、部品点数ノ増加、スペースの
拡大、取付工数拳保守点検工数の増大などのデメリット
を生じ、これらは価格性や信頼性にも多大の影響を与え
るのは避けられなかった。

本発明はこのような従来の問題点を改善するためになさ
れたものである。即ち、上述の従来のセンサー等を別個
に設けることなく、用紙搬送装置の給紙機構にセンサー
としての機能をもたせ、かつその検出情報から給紙に関
する開状態、即ち、用紙搬送の有無や用紙面り等を検知
することができるようになした本発明のシート搬送装置
は上記の目的を満たすものである。

本発明は、導電性部材で形成した一対のシート搬送部材
間にシートな挾持・搬送せしめ、該シートが前記シート
搬送部材間を通過する状態を電気的に検知するように構
成したことを特徴とするもので、本発明によって給紙動
作と給紙状況検知との二つの機能を単一化して、フンバ
クトな構造Ｋまとめることにより、確実な給紙と正確な
給紙チェックの遂行を可能にした。

先づ、本発明によるシート搬送装置を有する各種装置の
うち、説明の便宜上、電子写真複写機を例として第１図
にその概略構成を説明する。

複写機本体１の上部に設けられた原稿載置台２上の原稿
りは露光ランプ３によって照明され、その反射光はミラ
ー・レンズから成る光学系を経て、感光体ドラム４上へ
スリン）Ｓ″４１：介して入射されるようになっている
。感光体ドラム４は予め帯電極５により電荷を与えられ
ているので、前記光学系から光入射に従って前記感光体
ドラム４上には原稿りに対応した静電潜像が順次形成さ
れることになる。感光体ドラム４は矢印のように時計方
向に回転し、前記静電潜像は現像器６によって可視のト
ナー像となる。

一方、転写紙Ｐを給送する給紙装置は、転写紙ＰＹ収容
する給紙カセット１１と、該給紙カセット１１から転写
紙Ｐを１枚ずつ繰出す第１給紙ローラ１２と、この繰出
された転写紙Ｐを感光体ドラム４上へ給送する第２給紙
ローラ部１３と、該第２給紙ローラ部１３と、前記給紙
カセット１１との間および該第２給紙ローラ部１３と後
述する転写極７との間にそれぞれ配設されたガイド板１
４および１５から構成されている。

複写時には給紙カセット１１のうち何れか一方のカセッ
ト内に収容された転写紙Ｐが選択されて第１給紙ローラ
１２により繰り出されて、ガイド板１４により案内され
て第２給紙ローラ部１３に至り、感光体ドラム４上の前
記トナー像の先端と転写紙Ｐの先端とが一致するような
、例えば前記光学系又は感光体ドラム４の移動に同期し
たタイミング信号を基因として作動する第２給紙ローラ
部１３によって、引続いて給紙される。その後、転写極
７の作用により感光体ドラム４上のトナー像は該感光体
ドラム４上の画像域と重畳して移動する転写紙Ｐ上の所
定位置に転写される。更に、分離極８により、感光体ド
ラム４上から分離された転写紙Ｐは搬送ベルトを主要素
とする転写紙搬送部１６４介して定着装置１７へ送られ
定着されたのち、排紙ローラ１８により排紙皿１９上へ
排出される。

また−万一転写工程終了後、前記感光体ドラム４上に残
留トナーは、クリーニング除電極９およびクリーニング
装置１０により除去されて、次の接写準備がなされる。

上記のような複写機を使用してコピーを行なう場合には
、所定のコピープロセスのタイミングに従って転写紙Ｐ
は第１給紙ローラ１２および第２給紙ローラ１３の回転
駆動による給紙動作で搬送されて、先端ずれのないコピ
ーが作成される。もしこの給紙動作において、例えば給
紙タイミングがずれたり、給紙曲りがあったり、給紙が
なされなかったり　（）−フィード）、給紙詰まり　（
ジャム）を生じたりすると良好なコピーが得られないば
か５− りでなくコピー不能になることもある。

本発明は、上記の第２給紙ローラ部１３を導電性として
センサー機能を持たせることにより、給紙状慈を検知し
て、複写機の制御にフィードバックをかけることにより
、最適の給紙制御を行なうよ５Ｋした。

第２図は本発明によるシート搬送装置、即ち第２給紙ロ
ーラ部の実施例を示す断面図である。また第３図はこの
Ａ−Ａ’断面図である。

図において、加は駆動軸であって、前記光学系の移動又
は感光体ドラム４の回転に同期したタイミング信号を基
因として駆動される。この駆動軸加の軸上には、転写紙
Ｐの最小幅に相当する位置で転写紙の上面側のローラ２
１Ｒおよび２１Ｌが固定されている。該ローラ２１Ｒお
よび２１Ｌは導電性部材で形成され、例えば導電性ゴム
又は導電性樹脂等で作られていて、その外周面はマット
状又は清秋をなしていて、後述の下方のローラと共に転
写紙Ｐの先端を正確に捕捉して、スリップを生ずること
なく挟圧搬送する。導電性ローラ２１Ｒおよび　６− ２１Ｌは−それぞれ導電性スリーブ２２Ｒ、２２Ｌと、
更にその内側の絶縁性スリーブＺ３Ｒ、Ｚ３Ｌと一体と
なっていて、紡記駆動軸間の前記所定位置に固定され、
駆動軸間と共に回転する。一方、２４Ｒ９２４Ｌは本体
上に固定された電気接片であり、バネ性を有し前記導電
性スリーブ２２Ｒ、２２Ｌの外周の露出面に一定圧で絶
えず接触し、他端は導１ｊ［２５Ｒ。

２５Ｌによって検出回路に接続されている。また、上記
電気接片の代りにバネ部材とアクチュエーターとの組合
せを用いてもよい。

次に・（９）は転写紙Ｐに対し前記駆動軸間の反対側例
えば下面側に設けられ、駆動軸間によって伝導回転され
る従動軸である。該従動軸間の軸上であって前記導電性
ローラ２１Ｒ、２２Ｌに対向する位置には導電性ローラ
３１Ｒ、３２Ｌが配設されている。

導電性ローラ３１Ｒ、３２Ｌは前記ローラ２１Ｒ、２２
Ｌと同材料又は異材料の１ＷＬ性部材であり、例えば導
電性ゴム等が使われ、その場合にはゴム硬度は異ったも
のを使ってもよい。導電性ゴムは、天然ゴム又は合成ゴ
ムの中に金属の細かい粉をまぜて成形したもので、全体
として導電性を有し、各種の市販品がある。更に充分な
系合送性な有するローラであれば導電性ローラは金属ロ
ーラで形成してもよい。また、導電性プラスチックはプ
ラスチック自体が導電性をもつものであり、これを成形
して用いることもできる。ここで、導電性ローラ３１Ｒ
、３１Ｌは導電性スリーブ３２Ｒ、３２Ｌ　、絶縁性ス
リーブ３３Ｒ、３３Ｌおよび従動軸（９）と一体をなし
、更に電気接片３４Ｒ、３４Ｌに接触し、導１３５Ｒ。

３５Ｌを経て前記検出回路に接続している。

次に、このような構成をなす複写機の給紙動作を説明す
る。先づ給紙開始に当っては〜給紙カセット１１内の転
写紙Ｐは第１給紙ローラ１２によって送り出され、ガイ
ド板１４により案内されて、第２給紙ローラ部１３に相
当する本発明のシート搬送装置の位置へ進み、前記導電
性ローラ２１Ｒ、２１Ｌ　。

３１Ｒ、３１Ｌに突き当り、必要に応じてルー１７作つ
−（一時停止するが、この時、コピープロセス中のある
タイミングに従って駆動軸間は回転し同時に従動軸Ｉも
同一周速度で回転されているので、転写紙Ｐの先端は上
記の上下各ローラに街え込まれ挟圧される。この場合、
転写紙Ｐがシート搬送装置の位置に到達し、導電性ロー
ラの２１Ｒ−３１Ｒ間、２１Ｌ　−３２Ｌ間に挾持され
ることにより、これらローラ間は電気的に不導通となり
、これによって転写紙の到達したことを検知し、前記駆
動軸間および従動軸（資）の回転を停止すること罠より
・上記各ローラによる転写紙Ｐの搬送は停止される。

このとき・第１給紙ローラ１２は上記の検知信号と同期
して動作を停止されてもよいし、必要時間遅らせて停止
させてもよい。このようにして転写紙Ｐの到達が正常で
あれば、次のコピープロセスのタイミングに従って給送
されコピーがなされる。

次に、本発明によるシート搬送装置を用いた給紙不良検
知について説明する。

給紙開始に当って、第１給紙ローラ１２が回転して、給
紙カセット１１から転写紙Ｐの先端が送り出されている
Ｋも拘らず、何らかの原因によって、所定時間が経過し
ても、第２給紙ローラ１３、即ち本発明に示すシート搬
送装置にまで転写紙Ｐが到　９− 達しない、いわゆるノーフィードの場合には、前記シー
ト搬送装置の導電性ローラ２１Ｒ、３１Ｒ、！−２１Ｌ
　、　３１Ｌとの間に転写紙Ｐが介在しないので、導通
状態のまま経過するので、この状態を検出制御して、給
紙ジャムとしての処置、例えば給紙ジャムの点滅表示や
複写機の動作停止等を行わせる。

また、本発明によるシート搬送装置を用いた給紙不良検
知の他の例として、給紙曲りの検出がある。本発明によ
るシート搬送装置は、軸方向に左右の各一対の導電性ロ
ーラを備えて転写紙Ｐの有無を検出することができるも
のであるから、転写紙Ｐの先端が到達したとき、又は転
写紙Ｐの後退が通過後に、それぞれ左右別個にその位置
を検出して、転写紙Ｐの、給送曲りを検知して制御する
ことができる。

即ち、給紙カセット１１から第２給紙ローラ１３に相当
する本発明のシート搬送装置に至るまでの給紙経路にお
いて、給紙曲りが発生した場合には、転写紙Ｐの先端部
が前記導電性ローラに挾持される左右のタイミング差を
検知して、必要に応じて一１〇− 給紙向りを矯正する。この矯正方法としては、公知技術
による第２給紙ローラー３の逆転等の手段が用いられる
。このようにして転写紙Ｐの先端部の給紙向りは矯正さ
れて正しく給送されるようになるＯ これに対して、本発明のシート搬送装置を転写紙Ｐの後
退が通過する際に、転写紙左右の通過タイミング差が検
知されて、規定値以上の給紙向りを生じている場合には
、このまま転写・定着が行なわれて形成される画像は、
著しく傾いた画質不良となる。従ってこのような場合に
は、通常の搬送ジャムとして処置が行なわれ、ジャムの
点滅表示および複写動作停止等を行なう。

第４図は上述の転写紙位置検出と制御を行なう回路のブ
ロック図である。

図において、シート搬送装置の導電性ローラのうち一対
の右側ローラＲによる検出回路と、他の番 一対をなす左側ローラＬによる検出回路とにより、それ
ぞれ検出された信号は、マイクロコンピュータＣＰＵに
よって処理される。またメモリーには予め設定されたタ
イミング許容値が記憶されていて、前記ＣＰＵによって
前記検出信号と比較判定される。

該ＣＰＵはこれＫよってフィードバック回路や駆動回路
を制御し、給紙径路各部の駆動停止や表示等を行なわせ
る。

第５図は、本発明によるシート搬送装置の他の実施例を
示す断面図である。図において、上方のローラは、従動
軸物、導電性ローラ４１、絶縁性スリーブ４３から構成
され、後述の駆動軸より動力伝達され駆動されている。

下方の平行をなす２軸は駆動軸間および従動軸ωであっ
て、その外皮にそれぞれ絶縁性スリーブ５３．６３Ｙ固
定し、更にそめ外周には導電性ローラ５２　、６２を形
成している。そして両ローラの外周には導電性ベルト５
１が配設され回動可能となっている。転写紙Ｐは、該導
電性ベルト５１上に搬送されて、上方の導電性ローラ４
１との間に挾持されたとき、導通は断たれ、転写紙通過
が検知される。よって、本実施例はベルトによるシート
搬送と検出とを一体化したものである・以上述べたよう
に本発明によるシート搬送装置は、導電性ローラ又はベ
ルト間の導通・非導通の検出とタイミングとを比較判別
して、正常給紙動作又は異常検知による処置を行なうも
ので１これＫよって、正確な給紙情報を得て駆動制御す
ることができるもので、精度の高い画像を転写紙上に形
成できるばかりでなく、部品の削減によるコストメリッ
トやスペースメリットが期待テキル。

尚、本発明の斎給紙搬送装置はシートの廉給排紙の総て
の位置で実施することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は代表的な電子写真複写機の構造を示す断面図、 第２図は本発明によるシート搬送装置の断面図、第３図
は上記シート搬送装置の他の断面図、第４図は本発明に
よるシート搬送装置の動作を示すブロック図、 第５図は本発明によるシート搬送装置の他の実施例を示
す断面図である。 １３・・・第２給紙ローラ　　加、５０・・・駆動軸２
１Ｒ，２１Ｌ、３１Ｒ，３１Ｌ、４１，５２．６２・・
・導電性ローラ１３− ２２Ｒ、２２Ｌ　、　３２Ｒ、３２Ｌ・・・導電性スリ
ーブＺ３Ｒ，２３Ｌ、３３Ｒ，３３Ｌ、４３，５３．６
３・・・絶縁性スリーブ２４Ｒ、２４Ｌ　、　３４Ｒ、
３４Ｌ・・・電気接片３０．４０．６０　・・・従動軸 ５１・・・導電性ベルト 代理人　　桑　原　義　美 １４− 筋３図 ２４Ｒ２Ｓ艮 どＯ＠ ２５尺 ２Ｒ 特開昭５９−１０２７４３　　（６） ６４区 ｚＩＪに二二二二き】ニニ：ニニニｉ　　　　　ｚ−ユ
エユイ躬５０ 手続補正書 １１召和５８イ１２月３　ｕ 特許ＪＩ長１−＋’若杉和夫殿 昭和５７年特許願第　２１２３２２−＋５２　発明の名
称 シート搬送装置 ；３　補１１′、にする渚 事件との関係　特ｙ１出願人 住　所　　東京都新宿区西新宿１１−１１２６番話名　
称　（＋２７１小西六写真工業株式会拐代表Ｉト締役　
川　　本　　（ｌ　　彦４代理人 〒１９１ 居　所　　東京都口野小さくら町１洛地５　補正命令の
日刊　　自発補正 ６、補正の対象 明細書特許請求の範囲の欄 明細書発明の詳細な説明の欄 ７、　補正の内容 １）「特許請求の範囲」の欄 別紙の通り ２）「発明の詳細な説明」の欄 （１）　　明細書第２頁１２行目「れなかった」の次に
「そして例えばマイクロスイッチ等の接触型ではマイク
ロスイッチのアクチェーターにシートが接触するためシ
ートの一部がアクチェーターに引かかり給紙不良を発生
させることも多く、マイクロスイッチ自身の故障も発生
する。非接触型のセンサーは通常光センサーが多く用い
られているためセンサーの受光部に紙粉、複写機の場合
はトナー、又は外部の塵埃等が付着し、作動不良を起す
欠点があるＪを加入する。 （２）　　明細書箱１２頁１９行目「一体化したもので
ある。」の次に 「以上のように実施例として上下の導電性ローラ２１Ｌ
　、　３］Ｌ　、　２１Ｒ、３１Ｒを夫々絶縁性スリー
ブ２２Ｌ　、　３２Ｌ　、　２２Ｒ、３２Ｒで絶縁した
が　２− 例えば一方の導電性ローラを直接接地状態となし、他方
の導電性ローラを絶縁性スリーブで絶縁しても実施出来
ることは勿論である。」を加入する。 　３− 別紙 特許請求の範囲

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 絶縁体で支持された導電性部材にて形成した一対のシー
   ト搬送部材間にシートを挟持搬送せしめ、該シートが前
   記シート搬送部材間を通過する状態を１１Ｅ気的に検知
   するように構成したことを特徴とするシート搬送装置。