JPS5910133Y2 - 梳綿機における起動装置 - Google Patents

梳綿機における起動装置

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JPS5910133Y2
JPS5910133Y2 JP891178U JP891178U JPS5910133Y2 JP S5910133 Y2 JPS5910133 Y2 JP S5910133Y2 JP 891178 U JP891178 U JP 891178U JP 891178 U JP891178 U JP 891178U JP S5910133 Y2 JPS5910133 Y2 JP S5910133Y2
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JP
Japan
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speed side
belt
limit switch
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closed
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Expired
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JP891178U
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JPS54116614U (ja
Inventor
「こう」 加藤
孝彦 恒川
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 現在、梳綿機においては、ウエブの日付け、満罐による
ケンス交換等の各種作業に適する低速運転と、生産性を
向上させるための高速運転との2段階運転を行なうもの
が実用化されている。
一方、カレンダローラへのスライバ巻付き、コイラチュ
ーブへのスライバ詰り、ドツファのウエブ巻き上り等の
運転中の異常を感知することにより、ドツファを停止、
したがってフイードローラも停止に導くようにしている
低速運転中に異常信号が出たときは、異常箇所の修復を
行った後、再起動させてもドツファ変速伝達機構の経路
が低速側に入った状態にあるので、ウエブの口付け作業
は容易であり円滑に再起動できる。
しかし、高速運転中に異常信号が出たとき、その箇所の
修復を行なった後、再起動させるど、ドツファ変速運転
伝達機構の経路が高速側に入ったままにあるので、該運
動伝達機構に急激な負荷がかかり、ギヤ、シャフト等の
破損を生起しがちであるばかりでなく、ウエブの日付け
作業もウエブの走行が速いため困難となる。
したがって、再起動時には必ず変速運動伝達機構を低速
側に入れておかなければならない。
前記の事項に基づき、この出願の考案者らは、さきに、
操作レバーにより、ドツファ運動伝達機構におけるプー
りの低速側と高速側とベルトを移行させる装置において
、ベルトが高速側に入っている状態で起動指令を与えて
も起動回路が形或されないようにした構戒、すなわち、
梳綿機の高速運転中に異常信号があるとドツファD(図
面参照)、したがってそれ以降の駆動系内にあるフイー
ドローラF等も、電磁クラッチMCが離脱するため停止
し、その後異常箇所の補修を行ない、起動ボタンPB2
を押したとしても、電磁クラッチMCは励磁することな
く、したがってドツファDは回転し得ないようにしたも
のを提案した。
そのようにした理由は、操作レバー10によってドツフ
ァDへの運動伝達機構が高速側に入れてあるとき、電磁
クラッチを係合させると、運動伝達機構に急激な負荷が
かかり、ギヤ、シャフト等の破損を生起しがちであり、
かつウエブロ付け作業が困難であるからである。
ところが、高速運転中に機台全体の停止、すなわちモー
タMを停止させた後、再起動するときには、ドツファD
の運動伝達機構が高速側に入っていたとしても、モータ
M自身が徐々に回転数を増し、それに伴ないドツファも
徐々に高速回転に至ることは何ら差支えない。
すなわちこのような場合には急激な運動伝達の要素がな
いからであり、かつウエブも繋がったまま徐々に走行速
さを増すため、口付けの必要がないからである。
この考案は、例えば1日の操業が終り高速運転中での機
台を停止させるため、モータ停止ボタンを押すと、操作
レバー10は高速側に入ったまま停止することになるが
、翌日モータ起動ボタンPB2を押せば、それだけで機
台はドツファDも含めて起動し、高速運転に至るように
したものである。
すなわち、機台の起動がリミットスイッチLS1の存在
のために必ず低速側に入っていなければ行なえないよう
にすると、上記翌日の運転開始の際、操作レバー10を
低速側に入れてリミットスイッチLS1を閉じる操作を
、全機台について行なわねばならない不都合を生じる。
この考案は上記リミットスイッチが1動くのは、コイラ
カレンタ゛ローラにスライバが巻付くなどの異常信号に
よるドツファ停止やドツファ停止用押ボタンスイッチを
押してドツファを停止させた後、再起動するときのみに
限定し、機台全体の停止、すなわち終業時など、紡出中
のウエブやスライバに異常のない状態でのモータ停止を
経て再起動するときは、操作レバー10の高低位置に関
係なく起動ボタンPB2を押すのみですむようにしたも
のである。
以下、実施例を図面について説明する。
第1図は伝動系統を示す梳綿機の平面図で、Cはシリン
ダ、Tはテーカインローラ、1はテーカインローラ軸に
固定したプーリ、2はベルトで、ベルトシフタ3が嵌合
し、2部分よりなる中間プーり4の低速側5と高速側6
とに移動することができる。
7は低速用ベルト、8は高速用ベルトで、共にプーり9
にかかり、プーり9には前記電?クラッチMCが取り付
けられていて該クラッチMCのON,OFF、制御によ
り、ギヤを介してドツファの停転ができるようになって
いる。
このような構戊において、モータMの回転はベルトによ
りシリンダCに伝えられ、続いてテーカインローラT、
中間フ゜−り4、プー119、電磁クラッチMCに伝わ
り、ドツファDが回転する。
ドツファDからはサイドシャフトSを介してフイードロ
ーラFに回転が伝えられる。
第2図は要部の斜視図で、操作レバー10は機粋に穿設
された低速用嵌合部11.高速用嵌合部12に掛止可能
であり、上記操作レバー10に連結する回動杆13に固
着された叉状杆14と共にベルトシフタ3を移動させる
しかして、上記回動杆13に固定したカム15はドツフ
ァ起動回路閉威用のリミットスイッチLS1を押すこと
ができる。
第3図はドツファ起動用の電気回路図である。
操作レバー10が高速側12にある状態、すなわちリミ
ットスイッチLSが第3図の状態にあって電源が入ると
、LS1、常閉接点MS1を通ってリレーCR13が付
勢され、その接点CR13を閉じる。
次に、起動ボタンPB2を押すと、リレーMS1は付勢
され、起動ボタンPB2と並列に接続された常開接点M
S1が閉じて自己保持する。
それと同時に、付勢された常間接点CR13を通ってリ
レーCR1、が付勢され、したがって電磁クラッチMC
が励磁し、モータMおよびドツファDを含めてすべての
回転運動が開始される。
要するにリミットスイッチLS1が開威されていても起
動できるのである。
コイラカレンダローラにスライバが巻付くなどの異常信
号でリレーCR2が付勢されると、常閉接点CR2が開
くので、電磁クラッチMCが離脱し、ドツファDは停止
する。
異常箇所の修復をし、再起動する場合、操作レバー10
が高速側でリミットスイッチLS1が開放されていると
、リレーCR2に自己保持回路が形或されているのでリ
レーCR1を付勢することができず、電磁クラッチMC
を励磁することができない。
そのため操作レバー10を低速側にしリミットスイッチ
LS1を閉じなければならず、これによりリレーCR1
が付勢され、またリレーCR13の自己保持回路は解除
される。
一旦解除された自己保持回路は、操作レバー10を高速
側12にし、停止ボタンPB1を押しさらに起動ボタン
PB2を押さない限り、リレーCR13の自己保持回路
はできす、高速側12にしたままのドッファDの再起動
は不可能となる。
なお、操作レバー10は手動作によることなく、フート
ステップ式にしてもよく、リミットスイッチLS,はベ
ルトシフタ3の動きに対応する位置に取付けてもよい。
この考案は、異常信号時による機台の停止後は、ドツフ
ァDへの変速運動機構の低速側11にベルト2が位置し
ているときのみ、ドッファ起動が可能であり、運動伝達
機構の破損を防止できるのに加え、正常高速回転時に停
止したときは、そのままの状態で再起動することができ
るものであるがら、例えば1日の操業終り、モータ停止
ボタンを押して機台を停止させ、翌日モータ起動ボタン
を押すだけで高速運転に至るようにしたから、手数を省
き、稼動率を著しく向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は伝動系統を示
す梳綿機の平面図、第2図は要部の斜視図、第3図はド
ツファ起動用電気回路図である。 図において、1はテーカインの出力側フ゜−り、2はベ
ルト、3はベルトシフタ、4は中間フ゜−り、5はその
低速側、6は高速側、7は低速用ベル1−、8は高速用
ベルト、9はプーリ、10は操作レバー、11は低速用
嵌合部、12は高速用嵌合部、13は回動杆、14は叉
状杆、15はカム、LS,はリミットスイッチ、MCは
電磁クラッチ、PB,は停止ボタン、PB2は起動ボタ
ン、Mはモータ、Dはドツファである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プーりとそれに掛けられたベルト、該ベルトをプーりの
    低速側と高速側とに変位さすべくそれに係合する操作レ
    バーよりなるドツファ変速運動機構を設けるとともに、
    該変速運動機構とドツファとの間に電磁クラッチを介在
    させるようにした装置において、前記操作レバーの低速
    側への移行により作動されるリミットスイッチを設け、
    前記電磁クラッチを励磁すべきドツファ起動回路内には
    、前記リミットスイッチの作動により自己保持回路を閉
    戊できる接点、および梳綿機の異常信号により開戒する
    接点を設け、この異常信号の接点は前記リミットスイッ
    チが低速側にて作動することにより閉威し、この接点の
    閉戊時にはモータ起動用押ボタンの接点の閉戊によりモ
    ータ起動回路とともに、ドツファ起動回路も前記リミッ
    トスイッチの作動、不作動にかかわらず閉戒できるよう
    に回路を構威したことを特徴とする梳綿機における起動
    装置。
JP891178U 1978-01-30 1978-01-30 梳綿機における起動装置 Expired JPS5910133Y2 (ja)

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JP891178U JPS5910133Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 梳綿機における起動装置

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Publication Number Publication Date
JPS54116614U JPS54116614U (ja) 1979-08-15
JPS5910133Y2 true JPS5910133Y2 (ja) 1984-03-30

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