JPS5895134A - 床暖房装置用の上敷下地材及びカ−ペツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、床暖房装置用の上敷下地材及びカーペットに
関する。

温水パイプ式或いはフィルムヒータ式の床暖房装置は、
従来、その本体表面に、直かに薄いカーペットを敷いた
り或いはフェルトを介してカーペットを敷いて利用され
ている′が、薄いカーペットはクッション性に欠ける為
に快適性が良くなく、またフェルトを介し九ものはクッ
ション性はあるがカーペット単独の場合より熱伝達が悪
るく不経済になるという問題があった。

本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされ九もの
で、独立気泡の合成樹脂発泡シートに多数の気孔を形成
したもの′で下地材を作シ、またカーペットの裏打ちを
することによシ、熱伝達がよくしかもクッション効果を
有する床暖房装置用の上敷下地材及びカーペットを提供
することを目的とする。

以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１は下地材であって、温水パイプ式の
床暖房装置の本体部分−２に敷かれ、上にカーペット３
が載せられ九使用状態で示されている。下地材１は、芯
材１１と、その雨間に夫々熱融着もしくは接着剤で固着
された独立気泡の合成樹脂発泡シー）１２．１２からな
る積層体であって、表面から裏面に貫通する多数ノ気孔
１３，１３，１３．・・・が設けられている。

２１．２２及び２３は夫々本体部分２を構成する温水パ
イプ、断熱材及び放熱板である。

独立気泡の合成樹脂発泡シート１２としては、ポリエチ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン
、ポリ塩化ビニル等の発泡シートが用いられ、ポリエチ
レン系のもので４ＩＫ架橋構造を持つものが強度、クッ
ション性等の性能、価格から好ましい。

芯材１１は、下地材１全体の伸縮防止と補強ム、クラフ
ト紙等の紙、不織布、織布等が用いられるが、上記伸縮
防止の点からは厚さ５０μ以上の紙が好ましい。この芯
材１１は、上記し丸目的の為に設けられ友ものであるか
ら、伸縮を配慮する必要がない場合、合成樹脂発泡シー
ト１２が放熱板２３４Ｌ＜はカーペット３に接着される
場合等には必らずしも必要ではなく、また本実施例のよ
うに中間層として設は次ぐでも、表面層として設けても
よい。

この下地材１で杜、気孔１３内の空気が熱媒で、発泡体
で作られているがその断熱性は極度に低下し、クッショ
ン効果や軽量である利点が損われることなく、貞好な熱
伝達作用を行う。

しかし気孔１３の径が小さいと、上記空゛気の熱媒体作
用が低下し暖気の通りが悪シくなるので、１．５−φ以
上にするのが好ましい。また気孔１３の数は、多い程良
いが、余り多く設けると強度が低下し、クッション性が
損われるので、１２当り９箇以下とすることが好ましい
。

なお、下地材１は、クッション−性の面から、全体の厚
さが２ｍ以上であることが好ましい。

第２図は、本発明のカーペットの実施例を示したもので
ある。このカーペット４は、カーペット本体４１の裏面
全体に独立気泡の合成樹脂発泡シート４２を接着剤４３
により固着してなる。この合成樹脂発泡シート４２は、
第１図の合成樹脂発泡シート１２と同じ材質で作られ多
数の気孔１３を持つ同じ構造となっている。この為、カ
ーペット本体４１には、合成樹脂発泡シート４２を通し
て放熱板２３から熱が曳好に伝達される。

合成樹脂発泡シート４２は、カーペット本体４１に接着
されており、伸縮する恐れがないので前記芯材１１は設
けられていないが、保−１補強の為に、裏面にプラスチ
ックフィルム４４が熱融着されている。

なし、合成樹脂発泡シート４２を接着剤によシ放熱板２
３に固着してもよい。この時、プラスチックフィルム４
４が設けられていると、貼り替えの際、合成樹脂発泡シ
ート４２が破壊されて放熱板２３の表面に残ることがな
く、作業能率が向上するので好ましい。

以上のように、本発明の下地材は、独立気泡の合成樹脂
発泡シートに多数の気孔を設けた構成となっているので
、クッション効果を与えしかも熱を良く伝達する利点が
ある。

また、本発明によるカーペットは、独立気泡の合成樹脂
発泡シートで裏打ちされこの合成樹脂発泡シートに多数
の気孔が設けられていることにより、軽量で、クッショ
ン性を有する上、これに接する発熱体の熱を良く吸収す
るので、床暖房装置用の上敷として極めて好適であり、
床暖房を快適にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による上敷下地材の実施例の使用状態
断面図、ｌｓ２図は、本発明によるカーペットの実施例
の使用状態断面図である。 １２．４２・・・独立気泡の合成樹脂発泡シート、１３
・・・気孔、 ４１・・・カーペット本体。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者藤沼基利

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少くとも一枚の独立気泡を有する合成樹脂発泡シー
   トで作られ、表面から裏面に貫通する多数の気孔が設け
   られてなる床暖房装置用の上敷下地材。 ２気孔の径が１．５霞以上である特許請求の範囲第１項
   記載の床暖房装置用の上敷下地材。 電気孔の数が、１ａｄ＠す９箇以下である特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載の床暖房装置用の上敷下地材。 ４、カーペット本体に、独立気泡の合成樹脂発泡シート
   が裏打ちされてなシ、上記合成樹脂発泡シート・の表面
   から裏面に貫通する多数の気孔が形成されていることを
   特徴とするカーペット。 ｉ気孔の径が、１．５−以上である特許請求の範囲第４
   項記載のカーペット。 ６、気孔の、数が、１＋Ｊ肖り９１１以下である特許請
   求の範囲第４項又社第５項記載のカーペット。