JPS589435Y2 - 平面駆動型スピ−カ− - Google Patents
平面駆動型スピ−カ−Info
- Publication number
- JPS589435Y2 JPS589435Y2 JP1978060598U JP6059878U JPS589435Y2 JP S589435 Y2 JPS589435 Y2 JP S589435Y2 JP 1978060598 U JP1978060598 U JP 1978060598U JP 6059878 U JP6059878 U JP 6059878U JP S589435 Y2 JPS589435 Y2 JP S589435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- drive type
- type speaker
- planar drive
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は平面駆動型スピーカーの改良に関する。
従来から、高分子フィルムの片面又は両面に所定パター
ンの導電体を形成した平面振動板を具備する平面駆動型
スピーカーが公知である。
ンの導電体を形成した平面振動板を具備する平面駆動型
スピーカーが公知である。
この平面駆動型スピーカーは例えば第１図に示すように
、ヨーク１に複数個のマグネット２，２゜２を一定間隔
を隔てて配置し、各マグネットを交互に異なる磁極に着
磁すると共に、各マグネットの磁極に対向してこの磁極
配置に対応したパターンの導電体３を形成した平面振動
板４を配置し、導電体３に流れる音声電流に比例して駆
動力を発生させ、平面振動板４を振動させて、音声を空
気中へ放射する構造を有する。
、ヨーク１に複数個のマグネット２，２゜２を一定間隔
を隔てて配置し、各マグネットを交互に異なる磁極に着
磁すると共に、各マグネットの磁極に対向してこの磁極
配置に対応したパターンの導電体３を形成した平面振動
板４を配置し、導電体３に流れる音声電流に比例して駆
動力を発生させ、平面振動板４を振動させて、音声を空
気中へ放射する構造を有する。
ところが、平面振動板４は一般に、ポリイミド等の高分
子フィルム５０片面（又は両面）に銅を蒸着した後、エ
ツチング加工を施して所定パターンの導電体３を形成し
た構造であるので、次のような欠点があった。
子フィルム５０片面（又は両面）に銅を蒸着した後、エ
ツチング加工を施して所定パターンの導電体３を形成し
た構造であるので、次のような欠点があった。
即ち、導電体である銅は容易に酸化されて、その表面に
酸化皮膜が形成されるので、導電体３０入出力端子部６
とリード線７との半田付けが困難である。
酸化皮膜が形成されるので、導電体３０入出力端子部６
とリード線７との半田付けが困難である。
また、銅は比較的柔軟な金属であり、そのために平面振
動板４の機械的強度が不足し、かつ導電体３のパターン
によって部分的な強度ムラが生じるために、過激な振動
や異常振動により、平面振動板４に局部的な屈曲を生じ
、導電体３が断線する等の欠点があった。
動板４の機械的強度が不足し、かつ導電体３のパターン
によって部分的な強度ムラが生じるために、過激な振動
や異常振動により、平面振動板４に局部的な屈曲を生じ
、導電体３が断線する等の欠点があった。
本考案はこのような従来欠点を改良したもので以下第２
図について説明する。
図について説明する。
図において、厚さ１２ミクロンのポリイミドフィルム５
０片面に９ミクロンの厚さに銅を蒸着した後、エツチン
グ加工を施して所定パターンの導電体３のボイスコイル
部および入出力端子部６の表面にニッケル、クロム等の
導電性金属であって、かつ、酸化されにくい耐腐蝕性金
属をメッキして、厚さ４ミクロンの金属メッキ層８を形
成した構造を有する。
０片面に９ミクロンの厚さに銅を蒸着した後、エツチン
グ加工を施して所定パターンの導電体３のボイスコイル
部および入出力端子部６の表面にニッケル、クロム等の
導電性金属であって、かつ、酸化されにくい耐腐蝕性金
属をメッキして、厚さ４ミクロンの金属メッキ層８を形
成した構造を有する。
以上の構珈ま、導電体３０表面が酸化されにくい、耐腐
蝕性金属メッキ層８により被われて耘り、従来のように
酸化皮膜が形成されないので、導電体３０入出力端子部
６とリード線との半田付けが容易かつ確実になり、寸た
酸化皮膜を除去するための作業も不要である。
蝕性金属メッキ層８により被われて耘り、従来のように
酸化皮膜が形成されないので、導電体３０入出力端子部
６とリード線との半田付けが容易かつ確実になり、寸た
酸化皮膜を除去するための作業も不要である。
オた、金属メッキ層８により導電体３部分が補強され、
平面振動板４の機械的強度が増すので、過激な振動や異
常振動による平面振動板４及び導電体３の屈曲が抑圧で
き、従って導電体３の断線がなくなり、さらに、平面振
動板４の異常振動による異常音や再生歪の発生が低減で
きる優れた実用利点を有する。
平面振動板４の機械的強度が増すので、過激な振動や異
常振動による平面振動板４及び導電体３の屈曲が抑圧で
き、従って導電体３の断線がなくなり、さらに、平面振
動板４の異常振動による異常音や再生歪の発生が低減で
きる優れた実用利点を有する。
第１図は従来の平面駆動型スピーカーの構造を示す図、
第２図は本考案の平面駆動型スピーカーに用いられる平
面振動板の構造を示す図である。 ５は高分子フィルム、２はマグネット、３は導電体、４
は平面振動板、８は金属メッキ層である。
第２図は本考案の平面駆動型スピーカーに用いられる平
面振動板の構造を示す図である。 ５は高分子フィルム、２はマグネット、３は導電体、４
は平面振動板、８は金属メッキ層である。
Claims (1)
- 高分子フィルム５０片面又は両面にマグネット２の磁極
配置に対応したパターンの導電体３を形成した平面振動
板４を具備する平面駆動型スピー゛カーにおいて、上記
導電体３のボイスコイル部釦よび入出力端子部６０表面
にニッケル、クロム等の導電性金属であって、かつ、酸
化されにくい耐腐蝕性金属をメッキして、金属メッキ層
８を形成したことを特徴とする平面駆動型スピーカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978060598U JPS589435Y2 (ja) | 1978-05-03 | 1978-05-03 | 平面駆動型スピ−カ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978060598U JPS589435Y2 (ja) | 1978-05-03 | 1978-05-03 | 平面駆動型スピ−カ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54162229U JPS54162229U (ja) | 1979-11-13 |
| JPS589435Y2 true JPS589435Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28961245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978060598U Expired JPS589435Y2 (ja) | 1978-05-03 | 1978-05-03 | 平面駆動型スピ−カ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589435Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010258495A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Tooru Tamai | 平面型スピーカ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138431B2 (ja) * | 1971-10-01 | 1976-10-21 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138431U (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-23 |
-
1978
- 1978-05-03 JP JP1978060598U patent/JPS589435Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138431B2 (ja) * | 1971-10-01 | 1976-10-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54162229U (ja) | 1979-11-13 |
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