JPS589289Y2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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Publication number
JPS589289Y2
JPS589289Y2 JP14248777U JP14248777U JPS589289Y2 JP S589289 Y2 JPS589289 Y2 JP S589289Y2 JP 14248777 U JP14248777 U JP 14248777U JP 14248777 U JP14248777 U JP 14248777U JP S589289 Y2 JPS589289 Y2 JP S589289Y2
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JP
Japan
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transistor
constant current
resistor
temperature change
current circuit
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Expired
Application number
JP14248777U
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JPS5468133U (ja
Inventor
善林正
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、在来の定電流回路に抵抗を1個追加するこ
とによって、定電流源の温度変化量を任意に設定できる
ようにし、かつ、広い温度範囲に亘って効果が期待でき
、さらに、■C化にも適するようにした定電流回路を提
供することを目的とする。
ある電子回路において、定電流源が必要とされ、その定
電流源に温度勾配を持たせる必要がある場合には、一般
に第1図に示す回路が使用される。
この図において、1は定電流端子、2は定電流吸込用ト
ランジスタ(第1のトランジスタ)、3は電流設定用抵
抗、4は電源端子、6は温度勾配を持たせるためのトラ
ンジスタ(第2のトランジスタ)、5はトランジスタ6
のコレクタ電流設定用抵抗である。
この第1図の回路において、電流設定用抵抗3ノ抵抗値
をR3、トランジスタ60ベース・エミッタ電圧をVB
E N定電流端子1に流れ込む電流を11、電流設定用
抵抗3に流れる電流をI3とすると、上記の各トランジ
スタ2,6のhFEはhFE >1として である。
また、 ■1 の温度変化△■1は、 △■1 :△I3 で、 これに(1)式を代入すると、 となり、ここで、△VBEはVBE6の温度変化で、通
常は約−2mV/C0である。
ここで、定電流源の電流が(1)式で与えられた場合に
必要とする温度変化が(2)式で与えられた量であれば
問題ないが、これでは最適でない場合は工夫を要する。
今、温度変化を(2)式より少なくしたい場合は、第2
図に示すような回路が一般に用いられている。
ここで、符号1〜6は第1図に示したものと同じである
が、7は定電流分流用抵抗であり、その抵抗値をR7と
する。
定電流端子1の電圧をElとすると、 1 の温度変化がないものとすると、 となり、 これに(3成を代入すると、 となり、温度変化を少なくすることができ、R7の値に
よって任意に設定できることがわかる。
次に、温度変化を(2)式より多くしたい場合は、従来
、第3図に示すような回路が用いられており、ここで符
号1〜6は第1図に示すものと同じである。
この回路は、トランジスタ6のエミッタを、サー□スタ
8を介してアースに接続したもので、抵抗3を流れる電
流の温度変化を第1図に示す回路よりも多くしている。
しかし、これはサーミスタ8を使用しているために、温
度変化が非直線的であり、また、コスト的にも高いとい
う欠点をもっている。
この考案は、以上のような欠点を解決したもので、第4
図に示す実施例により説明する。
この図は、第1図に示す回路に抵抗10を1個追加して
その一端を電源端子9に接続し、他端を、第1のトラン
ジスタ2のエミッタと第2のトランジスタ60ベースと
の接続点に接続したものであり、これにより温度変化を
(2)式より多くすることができる。
すなわち、電源端子9の電圧をR9、抵抗10の抵抗値
をRlo、抵抗10を流れる電流を■1゜とすると、 R9の温度変化がないものとすると、 変化△■1は、 ■1の温度 (5)式を(6)式に代入し整理すると、となる。
ここで、(2)式と(7)式を比較すると明らかにわか
るように、(7)式の方が温度変化量は多くなり、E9
tR10を適当に選ぶことにより任意に設定できる。
また、サーミスタなどの非直線性素子を使っていないた
め温度変化も直線的であり、しかも、コスト的にも安く
、さらに、サーミスタを使用しないので、IC化する場
合にも適している。
なお、上記の電源端子9は電源端子4と結ぶことによっ
て、さらに回路的に簡単になる。
この考案は、以上のように、在来の定電流回路に抵抗1
個を追加することにより、定電流源の温度変化量を任意
に設定でき、かつ、広い温度範囲に亘って効果が期待で
き、さらに、IC化にも適し、コスト的にも安価となる
などの特長ある定電流回路を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基本的な温度変化をもたせた定電流回路
図、第2図は定電流の温度変化を第1図のものより少な
くした従来の定電流回路図、第3図は定電流の温度変化
を第1図のものより多くした従来の定電流回路図、第4
図はこの考案になる定電流回路図である。 1・・・・・・定電流端子、2・・・・・・第1のトラ
ンジスタ、3・・・・・・電流設定用抵抗、4,9・・
・・・・電源端子、5・・・・・・抵抗、6・・・・・
・第2のトランジスタ、10・・・・・・抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定電流を流す第1のトランジスタのベースおよびエミッ
    タにそれぞれ第2のトランジスタのコレクタおよびベー
    スを接続し、上記第2のトランジスタのエミッタはアー
    スに接続され、かつ、上記第1のトランジスタのベース
    と第2のトランジスタのコレクタとの接続点は抵抗を介
    して電源端子に接続され、さらに、上記第1のトランジ
    スタの工□ツタと第2のトランジスタのベースとの接続
    点は抵抗を介してアースに接続された回路において、上
    記第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタ
    のベースとの接続点は抵抗を介して電源端子に接続した
    ことを特徴とする定電流回路。
JP14248777U 1977-10-25 1977-10-25 定電流回路 Expired JPS589289Y2 (ja)

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JP14248777U JPS589289Y2 (ja) 1977-10-25 1977-10-25 定電流回路

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Publication Number Publication Date
JPS5468133U JPS5468133U (ja) 1979-05-15
JPS589289Y2 true JPS589289Y2 (ja) 1983-02-19

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