JPH087465Y2 - 高安定の定電流電源装置 - Google Patents
高安定の定電流電源装置Info
- Publication number
- JPH087465Y2 JPH087465Y2 JP1986021237U JP2123786U JPH087465Y2 JP H087465 Y2 JPH087465 Y2 JP H087465Y2 JP 1986021237 U JP1986021237 U JP 1986021237U JP 2123786 U JP2123786 U JP 2123786U JP H087465 Y2 JPH087465 Y2 JP H087465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- current
- resistor
- current detection
- detection resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、大電流でも高安定度および高精度を得られ
る高安定の定電流電源装置に関する。
る高安定の定電流電源装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般に定電流電源装置では、電流検出用のシャント抵
抗を設け、この抵抗の端子間電圧から負荷電流を知り、
この電圧を一定にする様に制御している。
抗を設け、この抵抗の端子間電圧から負荷電流を知り、
この電圧を一定にする様に制御している。
ところで大電流の定電流電源装置では、上記シャント
抵抗の発熱も大きく、該抵抗の温度係数による抵抗値の
変化により、特に初期ドリフトが問題となる。
抵抗の発熱も大きく、該抵抗の温度係数による抵抗値の
変化により、特に初期ドリフトが問題となる。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡単な
構成でシャフト抵抗の見掛け上の温度係数を、1桁程度
向上することができる高安定の定電流電源装置を提供す
ることを目的とするものである。
構成でシャフト抵抗の見掛け上の温度係数を、1桁程度
向上することができる高安定の定電流電源装置を提供す
ることを目的とするものである。
[考案の概要] すなわち、本考案はシャント抵抗に熱的に結合する固
有の温度係数を有する温度検出抵抗を設け、この温度検
出抵抗の抵抗値の変化を基準電圧回路に帰還してシャン
ト抵抗の温度係数による抵抗値の変化を補償することを
特徴とするものである。
有の温度係数を有する温度検出抵抗を設け、この温度検
出抵抗の抵抗値の変化を基準電圧回路に帰還してシャン
ト抵抗の温度係数による抵抗値の変化を補償することを
特徴とするものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を第1図に示すブロック図を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
電源11の正極端子に直列に、トランジスタ12のコレク
タ・エミッタおよび電流検出抵抗13を介して正極端子14
に接続している。
タ・エミッタおよび電流検出抵抗13を介して正極端子14
に接続している。
また電源11の負極端子を負極出力端子15に接続してい
る。
る。
そして電流検出抵抗13のトランジスタ12のエミッタと
の接続点を差動増幅器16の反転端子に接続している。ま
た基準電源17の負極を正極出力端子14に接続し、正極を
第1の抵抗18を介して差動増幅器16の非反転入力に接続
している。
の接続点を差動増幅器16の反転端子に接続している。ま
た基準電源17の負極を正極出力端子14に接続し、正極を
第1の抵抗18を介して差動増幅器16の非反転入力に接続
している。
そして差動増幅器16の非反転入力を第2の抵抗19およ
び上記電流検出抵抗13に熱的に結合する補償抵抗20を介
して正極出力端子14に接続している。
び上記電流検出抵抗13に熱的に結合する補償抵抗20を介
して正極出力端子14に接続している。
そして、電流検出抵抗13は通電電流によって発熱する
と、温度係数によって抵抗値が変化して電流検出抵抗13
の端子間の電圧が変化するので、この端子間電圧の変化
を補償するように補償抵抗20の温度係数を設定してい
る。
と、温度係数によって抵抗値が変化して電流検出抵抗13
の端子間の電圧が変化するので、この端子間電圧の変化
を補償するように補償抵抗20の温度係数を設定してい
る。
したがって、電流検出抵抗13として20〜40ppm程度の
温度係数のものを用いた場合、補償抵抗20としては、た
とえば銅等を蒸着した4000ppm程度の温度係数のものを
用いればよい。
温度係数のものを用いた場合、補償抵抗20としては、た
とえば銅等を蒸着した4000ppm程度の温度係数のものを
用いればよい。
このような構成であれば、基準電源17を抵抗18,19,20
で分圧した一定電圧と、電流検出抵抗13の端子間電圧が
等しくなるように差動増幅器16がトランジスタ12のベー
ス電流を制御する。
で分圧した一定電圧と、電流検出抵抗13の端子間電圧が
等しくなるように差動増幅器16がトランジスタ12のベー
ス電流を制御する。
したがって、電流検出抵抗を流れる電流、すなわち正
・負極出力端子14,15間から出力される電流を一定に制
御することができる。
・負極出力端子14,15間から出力される電流を一定に制
御することができる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば第2図に示すように基準電源17の正・負極端子
間に抵抗21,可変抵抗22,抵抗23を直列に接続し、この可
変抵抗22に並列に補償抵抗24を接続し、この可変抵抗22
の摺動子を差動増幅器16の非反転入力に接続してもよ
い。
たとえば第2図に示すように基準電源17の正・負極端子
間に抵抗21,可変抵抗22,抵抗23を直列に接続し、この可
変抵抗22に並列に補償抵抗24を接続し、この可変抵抗22
の摺動子を差動増幅器16の非反転入力に接続してもよ
い。
このようにしても第1図に示す実施例と同様の効果を
得られることは勿論である。
得られることは勿論である。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、比較的簡単な構成で電
流検出抵抗の検出精度を向上することができ、特に大電
流の装置において顕著な効果をそうすることができる定
電流電源装置を提供することができる。
流検出抵抗の検出精度を向上することができ、特に大電
流の装置において顕著な効果をそうすることができる定
電流電源装置を提供することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、 第2図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 11……電源 12……トランジスタ 13……電流検出抵抗 16……差動増幅器 17……基準電源 20……補償抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】電源と、 この電源と出力端子間に直列に接続した電流制御素子お
よび電流検出抵抗と、 上記電流検出抵抗の端子間電圧を一方の入力に与えられ
他方の入力に基準電圧を与えられて上記電流制御素子を
制御する差動増幅器と、 上記電流検出抵抗に熱的に結合しこの電流検出抵抗の温
度係数による上記端子間電圧の変化を補償する基準電源
と上記差動増幅器の間に設けた上記電流検出抵抗の温度
係数に対して100〜200倍程度の温度係数を有する補償抵
抗とを具備する高安定の定電流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021237U JPH087465Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 高安定の定電流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021237U JPH087465Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 高安定の定電流電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134115U JPS62134115U (ja) | 1987-08-24 |
JPH087465Y2 true JPH087465Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=30817494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986021237U Expired - Lifetime JPH087465Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 高安定の定電流電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087465Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100405725C (zh) * | 2003-01-28 | 2008-07-23 | 三垦电气株式会社 | 电源装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040046B2 (ja) * | 1975-02-15 | 1985-09-09 | 日本電気株式会社 | 安定化電源回路 |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP1986021237U patent/JPH087465Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62134115U (ja) | 1987-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0675247B2 (ja) | 空気流量検出装置 | |
JPH087465Y2 (ja) | 高安定の定電流電源装置 | |
JPS6164724U (ja) | ||
JPS58166115U (ja) | 2個のトランジスタを具える増幅回路 | |
SU826303A1 (ru) | Стабилизатор напряжения постоянного тока | |
JPS6040024Y2 (ja) | クランプ回路 | |
JPS60129818A (ja) | 基準電圧回路 | |
JPS632889Y2 (ja) | ||
JPS5914816Y2 (ja) | 定電流回路 | |
JPH021608Y2 (ja) | ||
SU917179A1 (ru) | Стабилизатор посто нного напр жени | |
JPH089618Y2 (ja) | サーミスタ温度変換回路 | |
SU543136A1 (ru) | Каскодный усилитель | |
JPS5826362Y2 (ja) | 測温回路 | |
SU985933A1 (ru) | Дифференциальный усилитель | |
SU1573453A1 (ru) | Интегральный двухполюсный стабилизатор тока | |
JPS6125319A (ja) | 比較装置 | |
SU634449A1 (ru) | Усилитель | |
JPH0435776Y2 (ja) | ||
SU817686A1 (ru) | Стабилизированный источник тока | |
SU598056A1 (ru) | Термокомпенсированный параметрический стабилизатор посто нного напр жени | |
SU924825A1 (ru) | Эмиттерный повторитель | |
JPH0450520Y2 (ja) | ||
KR910000688Y1 (ko) | 전자 레인지의 온도 보상회로 | |
SU989486A1 (ru) | Измерительное устройство |