JPS588910Y2 - 過給式多気筒内燃機関 - Google Patents
過給式多気筒内燃機関Info
- Publication number
- JPS588910Y2 JPS588910Y2 JP1977115056U JP11505677U JPS588910Y2 JP S588910 Y2 JPS588910 Y2 JP S588910Y2 JP 1977115056 U JP1977115056 U JP 1977115056U JP 11505677 U JP11505677 U JP 11505677U JP S588910 Y2 JPS588910 Y2 JP S588910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- exhaust
- supercharger
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は過給機と空気冷却器を機関の長手方向の一端に
、両者が概ね同一平面内を占める如く並設した過給式多
気筒内燃機関に関する。
、両者が概ね同一平面内を占める如く並設した過給式多
気筒内燃機関に関する。
従来は、過給機と空気冷却器を機関の長手方向一端部に
上下に配置したもの、又は過給機を機関の長手方向の一
端に、空気冷却器を他端に分けて配置したものがある。
上下に配置したもの、又は過給機を機関の長手方向の一
端に、空気冷却器を他端に分けて配置したものがある。
しかし前者に於ては機関の全高が高くなり、特に船舶用
機関では船室が高くとれない等の問題があった。
機関では船室が高くとれない等の問題があった。
又後者においては配管等に要する部分点数が多くなると
共に、その配管によるスペースが必要となる欠点を有す
る。
共に、その配管によるスペースが必要となる欠点を有す
る。
本考案は過給機と空気冷却器を、機関の長手方向の一端
に平面的に並設することにより、上記問題点を解消しよ
うとするもので、図面にその一例を示す。
に平面的に並設することにより、上記問題点を解消しよ
うとするもので、図面にその一例を示す。
図中１は多気筒内燃機関の各気筒上端のシリンダヘッド
で、クランク軸中心線０−０に沿う機関の長手方向に配
列されており、機部列の一側に排気マニホールド２が、
又他側に給気管３が概ね同一高さで並行ｔこ配置されて
いる。
で、クランク軸中心線０−０に沿う機関の長手方向に配
列されており、機部列の一側に排気マニホールド２が、
又他側に給気管３が概ね同一高さで並行ｔこ配置されて
いる。
排気マニホールド２は各気筒の排気孔（図示せず）Ｏこ
連通し、集合した排気ガスは矢印Ａ方向に流れる。
連通し、集合した排気ガスは矢印Ａ方向に流れる。
４は過給機でブラケット５により機関のシリンダブロッ
クに固定され、軸芯の方向は矢印Ａに対しほぼ水平面内
で交叉し、かつフライホール６の上側の位置を占める。
クに固定され、軸芯の方向は矢印Ａに対しほぼ水平面内
で交叉し、かつフライホール６の上側の位置を占める。
又過給機４の排気式ロアには排気マニホールド２の排気
出口８が直結される。
出口８が直結される。
排気式ロアから過給機４内へ導入された高温高圧の排気
ガスは、過給機４内のタービン（図示せず）の回転力を
与えた後、上向き排気出口９から排気管（図示せず）を
経て大気へ放出される。
ガスは、過給機４内のタービン（図示せず）の回転力を
与えた後、上向き排気出口９から排気管（図示せず）を
経て大気へ放出される。
過給機４は内部に上記タービン軸に直結のブロワ−羽根
車を備え、空気ろ過器１０から吸入された空気は上記羽
根車により加圧され、加圧空気出口１１から給気連絡管
１２を経て、加圧空気人口１３の部分から空気冷却器１
４へ供給される。
車を備え、空気ろ過器１０から吸入された空気は上記羽
根車により加圧され、加圧空気出口１１から給気連絡管
１２を経て、加圧空気人口１３の部分から空気冷却器１
４へ供給される。
空気冷却器１４はブラケット１５を介してシリンダブロ
ックに固定され、空気冷却器１４の中心線は給気管３の
長手方向に対し交叉し、かつフライホール６の上方の位
置を占め、矢印■−■方向に見ると、空気冷却器１４と
過給機４は概ね同一高さで左右両側に並ぶ。
ックに固定され、空気冷却器１４の中心線は給気管３の
長手方向に対し交叉し、かつフライホール６の上方の位
置を占め、矢印■−■方向に見ると、空気冷却器１４と
過給機４は概ね同一高さで左右両側に並ぶ。
しかも排気マニホールド２と給気管３０こ対しほぼ水平
面内でかつほぼ半円弧上に、過給機４の軸芯及び空気冷
却器１４の中心線が配置される。
面内でかつほぼ半円弧上に、過給機４の軸芯及び空気冷
却器１４の中心線が配置される。
空気冷却器１４は内部に互に交差する多数の空気通路と
冷却水通路を備え、入口１３から空気冷却器１４に圧入
された加圧空気は、上記空気通路を通過して出口１６に
至る間に上記冷却水通路を通過する冷却水により冷却さ
れる。
冷却水通路を備え、入口１３から空気冷却器１４に圧入
された加圧空気は、上記空気通路を通過して出口１６に
至る間に上記冷却水通路を通過する冷却水により冷却さ
れる。
１７は冷却水管である。冷却筒空気出口１６は給気管３
の給気入口１８に接続され、これにより冷却済空気は給
気管３内を矢印Ｂ方向に流れる。
の給気入口１８に接続され、これにより冷却済空気は給
気管３内を矢印Ｂ方向に流れる。
給気管３は各気筒の給気孔に連通している。
過給機４は排気マニホールド２の排気流通方向（矢印Ａ
）の先端に排気式ロアがくるように配置されているため
、排気マニホールド２内に集められた各気筒の排気ガス
は殆ど湾曲することなく（エネルギーを失うことなく）
過給機４内に入り、内部のタービンに回転力を与える。
）の先端に排気式ロアがくるように配置されているため
、排気マニホールド２内に集められた各気筒の排気ガス
は殆ど湾曲することなく（エネルギーを失うことなく）
過給機４内に入り、内部のタービンに回転力を与える。
過給機４と空気冷却器１４の間に配置されている空気ろ
過機１０から吸入された空気は、過給機４内の羽根車で
加圧され、概ね水平横向きの給気連絡管１２を経て空気
冷却器１４内に入り、そこで冷却水に熱を与えた後温度
が低下した状態で給気管３を矢印Ｂ方向に流れ、各気筒
に供給される。
過機１０から吸入された空気は、過給機４内の羽根車で
加圧され、概ね水平横向きの給気連絡管１２を経て空気
冷却器１４内に入り、そこで冷却水に熱を与えた後温度
が低下した状態で給気管３を矢印Ｂ方向に流れ、各気筒
に供給される。
本考案による効果は次の通りである。
（１）特に従来の過給機と空気冷却器を機関の長手方向
の一端に上下に配置したものは、下側に設けられる空気
冷却器（又は過給機）を補修のため分解するとき、上側
の過給機（又は空気冷却器）を吊り上げ、取りはずす大
変な作業が必要であったが、本考案のように過給機と空
気冷却器を機関の一端に平面的に並設すると、上記作業
は全くその必要がなくなり、分解、組立が極めて容易に
できるようになる。
の一端に上下に配置したものは、下側に設けられる空気
冷却器（又は過給機）を補修のため分解するとき、上側
の過給機（又は空気冷却器）を吊り上げ、取りはずす大
変な作業が必要であったが、本考案のように過給機と空
気冷却器を機関の一端に平面的に並設すると、上記作業
は全くその必要がなくなり、分解、組立が極めて容易に
できるようになる。
（２）過給機４と空気冷却器１４を機関の一端に並設（
平面的に）したので、両者をつなぐ給気連絡管１２をほ
ぼ直結的に、しかも短くすることができ、流路抵抗が減
り、過給効果が向上する。
平面的に）したので、両者をつなぐ給気連絡管１２をほ
ぼ直結的に、しかも短くすることができ、流路抵抗が減
り、過給効果が向上する。
（３）過給機、空気冷却器を機関の一端に於て上下に配
置するものに比べて機関の全高を低くできる。
置するものに比べて機関の全高を低くできる。
（４）過給機と空気冷却器を機関の一端と他端に振り分
けて配置するものに比べて配管等に要する部品点数が減
少し、配管部分を簡潔、安価、かつコンパクトに構成す
ることができる。
けて配置するものに比べて配管等に要する部品点数が減
少し、配管部分を簡潔、安価、かつコンパクトに構成す
ることができる。
（５）排気マニホールド２の排気流通方向Ａ先端の排気
出口８に過給機４の排気式ロアを直結したことから、排
気ガスの流れは排気マニホールド２と過給機４の間で直
線かつ短距離となるため、排気ガスの圧力低下を最小限
に抑えることができる。
出口８に過給機４の排気式ロアを直結したことから、排
気ガスの流れは排気マニホールド２と過給機４の間で直
線かつ短距離となるため、排気ガスの圧力低下を最小限
に抑えることができる。
（６）過給機４と空気冷却器１４とを概ね同一平面内を
占める如く並設し、過給機４と空気冷却器１４とを概ね
水平横向きの短い給気連絡管１２で接続し、排気マニホ
ールド２と給気管３に対しほぼ水平面内でかつはぼ半円
弧上に過給機４の軸芯及び空気冷却器１４の中心線を配
置したので、過給機４から給気管３迄の加圧空気に対す
る流路抵抗を可及的に低減することができる利点がある
。
占める如く並設し、過給機４と空気冷却器１４とを概ね
水平横向きの短い給気連絡管１２で接続し、排気マニホ
ールド２と給気管３に対しほぼ水平面内でかつはぼ半円
弧上に過給機４の軸芯及び空気冷却器１４の中心線を配
置したので、過給機４から給気管３迄の加圧空気に対す
る流路抵抗を可及的に低減することができる利点がある
。
（７）上記（２）、（５）、（６）の効果を総合すれば
、本考案によると、排気ガスのエネルギーを効率良く加
圧空気に伝達し、エネルギーロスの少ない過給式多気筒
内燃機関を得ることができるといえる。
、本考案によると、排気ガスのエネルギーを効率良く加
圧空気に伝達し、エネルギーロスの少ない過給式多気筒
内燃機関を得ることができるといえる。
図は本考案を適用した過給式多気筒内燃機関の平面部分
図である。 １・・・・・・シリンダヘッド、２・・・・・・排気マ
ニホールド、３・・・・・・給気管、４・・・・・・過
給機、７・・・・・・排気入口、８・・・・・・排気出
口、１１・・・・・・加圧空気出口、１２・・・・・・
給気連絡管、１３・・・・・・加圧空気入口、１４・・
・・・・空気冷却器、１６・・・・・・空気出口、１８
・・・・・・給気入口。
図である。 １・・・・・・シリンダヘッド、２・・・・・・排気マ
ニホールド、３・・・・・・給気管、４・・・・・・過
給機、７・・・・・・排気入口、８・・・・・・排気出
口、１１・・・・・・加圧空気出口、１２・・・・・・
給気連絡管、１３・・・・・・加圧空気入口、１４・・
・・・・空気冷却器、１６・・・・・・空気出口、１８
・・・・・・給気入口。
Claims (1)
- 気筒列に沿う一側に排気マニホールドを、又他側に給気
管を概ね同一高さで並行に配置した多気筒内燃機関の長
手方向の一端に、排気マニホールドの排気流通方向先端
の排気出口に排気入口を直結した過給機と、給気管の給
気入口に冷却済加圧空気出口を直結した空気冷却器とを
、両者が概ね同一平面内を占める如く並設し、過給機の
加圧空気出口と空気冷却器の加圧空気人口を概ね水平横
向きの短い給気連絡管で接続し、排気マニホールドと給
気管に対しほぼ水平面内でかつほぼ半円弧上に過給機の
軸芯及び空気冷却器の中心線を配置したことを特徴とす
る過給式多気筒内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977115056U JPS588910Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 過給式多気筒内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977115056U JPS588910Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 過給式多気筒内燃機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5444301U JPS5444301U (ja) | 1979-03-27 |
| JPS588910Y2 true JPS588910Y2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=29066356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977115056U Expired JPS588910Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 過給式多気筒内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588910Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4957218A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-06-04 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5632579Y2 (ja) * | 1976-11-10 | 1981-08-03 |
-
1977
- 1977-08-26 JP JP1977115056U patent/JPS588910Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4957218A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-06-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5444301U (ja) | 1979-03-27 |
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