JPS5887158A - 金属用被覆組成物 - Google Patents

金属用被覆組成物

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JPS5887158A
JPS5887158A JP56185872A JP18587281A JPS5887158A JP S5887158 A JPS5887158 A JP S5887158A JP 56185872 A JP56185872 A JP 56185872A JP 18587281 A JP18587281 A JP 18587281A JP S5887158 A JPS5887158 A JP S5887158A
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vinyl polymer
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Akira Endo
彰 遠藤
Hidesato Nishiyama
西山 秀郷
Hiroyuki Kamigaki
神垣 弘之
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Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK
Arakawa Chemical Industries Ltd
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Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK
Arakawa Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な金属用被覆組成物にこ関する。
さらに詳しくは、本発明は一液型でかつ性能のすぐれた
塗膜を与える金属用被覆組成物に関する。
従来、金属補修、建材、船舶、橋梁などの塗装Oこ際し
ては、これら被塗装物の形状の複雑さや塗装面積の広さ
などの点から、主として自然乾燥型または強制乾燥型の
塗料が使用されている。
それら塗料の公知のものとしては、たとえば(1)常温
で酸化重合する油変性アルキド樹脂を用いているもの、
(2)浴剤揮発゛により塗膜形成する熱可塑性アクリル
樹脂を用いているもの、(3)前記(1)または(2)
にニトロセルロースまたはセルロースアセテートブチレ
ートなどの繊維素誘導体を混合して乾燥性を向上せしめ
たもの(いわゆるラッカー)、(4)速乾燥性および酸
化重合性を併せ有するビニルアルキド樹脂またはウレタ
ン化アルキド樹脂を用いているもの、(5)二液を混合
し常温でウレタン化反応させる二液型ウレタン樹脂を用
いているものなどがあげられる。
それら公知の塗料の中でも、とくに金属補修用または建
利用としては、前記(3)のラッカーまたは(5)の二
液型ウレタン樹脂塗料が広く用いられている。
一般的なラッカーはアクリル樹脂と繊維素誘導体に7タ
ル酸エステルまたはリン酸エステルなどの低分子謎可塑
剤を混合してなる組成物である。該可塑剤はラッカーの
塗膜性能に大きく影響を及ぼすものであるが、可撓性、
密着性などのいずれの性能をも同時に満足するラッカー
を与える可塑剤はえられていない。
耐候性、耐溶剤性、耐薬品性などにすぐれた塗膜を与え
るものとして、二液型アクリルウレタン塗料があるが、
それらは第1液(主剤)と第2液(硬化剤)の混合や混
合後のポットライフの間@など作梨上の取り扱いが煩雑
であり、さらにはその硬化剤中に含有される未反応イン
シアネ−2こよる毒性についても無視できず、したがっ
て環境衛生」二からも好ましがらざる問題点がある。
本発明者ら(iそれら従来の問題を克服すべく鋭意研究
を市ねた結果、通常のアクリルラッカーにおいて(1)
その低分子量可塑剤を高分子可塑剤、すなわち特定のア
ルキド樹脂に代え、(ii)ビニル重合体および前記高
分子可塑剤とセルロースアセテートブチレートの相溶性
を改良するために特定イソシアナート化合物を反応させ
ることにより、速乾性などのアクリルラッカーの特徴と
耐候1生、耐溶媒性、耐薬品性、密着性などの二液型ア
クリルウレタン歯科の特徴の両者を併せ有する一液型常
温乾燥性の金属用被覆組成物かえられることを見出し、
本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、 (A)水酸基価が2o〜130でありかつ酸価が10〜
70のビニル重合体(以下、成分Aという)、(B)油
長が5〜70%でありかつ水酸基価が20〜200であ
るアルキド樹脂(以下、成分(B)という)(0)セル
ロースアセテートブチレート(以下成分(0)という)
、および (D)無黄変性ポリイソシアネート化合物(以下、成分
(D)という) を反応させてえられる変性樹脂を樹脂成分として含有す
ることを特徴とする常温乾燥−波型の金属用被覆組成物
に関する。
本発明にかかわる変性樹脂は、互いに相溶性の乏しい久
)成分、(B)成分および(0)成分中の水酸基が(D
)成分中のイソシアネート基と反応してウレタン結合す
ることによりえられるものであり、透明で均質な樹脂で
ある。
本発明の組成物は、該変性樹脂に、必要に応じて顔料、
充填材、金属ドライヤーなどを適宜添加して塗料化され
る。
(A)成分はytt記特定範囲、すなわち水酸基価が2
0〜160でありかつ酸価が10〜70の範囲のビニル
重合体であるが、より好ましくは水酸基価が30〜12
0でありかつ酸価が20〜60の範囲のアクリル系重合
体またはアクリル−スチレン系重合体が適当である。
(A)成分として水酸基価が20未満のものを用いると
(D)成分との反応点(水酸基)が少ないため所望の透
明均質な変性樹脂をうろことができず相溶性に乏しい不
均一な単なる混合物の状態となり、本発明の目的を達し
えなくなる。また水酸基価が160よりも高いものを用
いると、えられる変性樹脂の耐水性および耐アルカリ性
が低下してしまい、好ましくない。
(A)成分のビニル重合体は水酸基を有するビニルモノ
マー、カルボキシル基を有するビニルモノマーおよびそ
れらと共重合しうるその他のビニルモノマーを原料とし
て公知の重合法(たとえば溶液重合法)によって製造す
ることができる。
水酸基を有するビニルモノマーの具体例としては、たと
えば2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレ−1・、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートな
どがあげられ、その使用量は目的の本合体が20〜16
0、好ましくは60〜120の水酸基価となる範囲であ
る。
カルボキシル基を有するビニルモノマーの具体例として
は、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸な
どがあげられ、その使用量は目的の重合体が10〜70
、好ましくは20〜60の酸価となる範囲である。これ
らのカルボキシル基を有するビニルモノマーは、最終製
品の塗膜に耐溶媒性、密着性を付与するためには不可欠
である。
(A)成分の重合体の製造に用いるその他のビニルモノ
マーとしてはスチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンなどの重合性芳香族炭化水素化合物、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート、ラウリルアクリレー
トなどのアクリル酸エステル類およびメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
2−エチルへキシルメタクリレート、ラウリルメタクリ
レートなどのメタクリル酸エステル類よりなる群から選
ばれた1抽または2種以上が好ましい。
その使用量は、本発明の組成物からえられる塗膜の硬度
が充分満足しうる値となるようにビニル重合体のガラス
転位温度を考慮して決定される。
これら単量体の重合反応は通常溶媒の存在下に100〜
160°Cの温度で適当な重合開始剤(たとえばジー(
t−ブチル)−パーオキサイド、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエート、t−ブチルパーオキシアセテートなど)
を用い、4〜10時間で行なわれる。
(E)成分のアルキド樹脂は多塩基酸、多価アルコール
および高級脂肪酸を反応させる公知の方法Gこよってう
ることができる。
かかる多塩基酸としてはオルトフタル酸、イソフタル酸
、テレフタル酸、トリメット酸、テトラヒドロフタル酸
、ヘキサヒドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ
フタル酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸
、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデセニル
コハク酸またはそれらの酸無水物が具体例としてあげら
れ、それらの1種または2種以上を選択して使用する。
また多価アルコールとしてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ブチレンゲリ
コール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,
6−ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
トリメチロールエタン、ヘキサントリオールまたはペン
タエリスリトールなどがあげられ、それらの1種または
2種以上を選択して使用する。
さらに高級脂肪酸としては、炭素数10〜26、好まし
くは12〜20の飽和または不飽和のものが用いられ、
その具体例としてはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、カー
ジュラK(シェル化学■製の合成脂肪酸)などの単品や
天然油脂(たとえばヤシ油、脱水ヒマシ油、アマニ油、
大豆油、綿実油、サフラワー油、ヌカ油など)に含まれ
る脂肪酸混合物などがあげられる。また天然油脂をその
ままで使用することも可能である。
本発明の組成物からえられる塗膜は耐溶剤性および耐候
性にすぐれるものであるが、耐溶剤性を重視するばあい
には、前記脂肪酸のうち不飽和度の高いものを選択すれ
ばよく、また耐候性を重視するばあいには主として飽和
のものを使用すればよい。
多塩基酸、多価アルコールおよび高級脂肪酸(または油
脂)の反応は、通常160〜280°0の温度で目的の
アルキド樹脂の酸価が40以下、好ましくは60以下と
なるようQ二行なわれ、脂肪酸をエステル化する方法ま
たは油脂をエステル交換する方法のいずれの方法であっ
てもよい。また各原料の使用割合は、用いる原料の種類
により異なるが、生成するアルキド樹脂の水酸基価が2
0〜200、好ましくは60〜190でありかつ油長が
5〜70%、好ましくは10〜60%となるよう番こ適
宜選択しなければならない。水酸基価が20未満である
と(D)成分との反応性が低下するため、目的の組成物
は不均一となり、一方200よりも高いと耐水性および
速乾燥性が低下するため好ましくない。また油長が5%
未満であると目的の組成物は、常温での硬化性が乏しく
、塗膜の熱軟化が生じたり、塗料とする際の顔料分散性
や耐溶媒性が低下したりする。一方、油長が70%より
も高いばあいには、目的の組成物の塗膜硬度、耐候性お
よび速乾燥性が低下する。
本発明に用いる(0)成分、すなわちセルロースアセテ
ートブチレートは、ASTM規格D−817−65の規
定濃度液の粘度が、ASTM規格p−1343−56に
もとづく落球式粘度計を用いて測定したとき0.01〜
1秒の値を示すものが適当である。1秒よりも粘度の高
いものを用いたばあい、目的の組成物からえられる塗膜
の透明度が低下したり、変性樹脂((A)〜(D)成分
の反応生成物′1IfJ脂)を塗料化する際に高粘度と
なって使用し難くなる。
かかる高粘度化したものを使用に供するばあい、さらに
溶剤などで希釈して粘度を下げて用いることもできるが
、固形分含有率が低下してしまう。また粘度が0.01
秒未満のものを用いると目的の組成物の速乾燥性やえら
れる塗膜の耐溶媒性が充分でなくなる。
かかるセルロースアセテートブチレートとしては、たと
えば0AB551−0.2.0AB551−0.5 (
いずれも米国イーストマンコダック社製)などがあげら
れる。
ω)成分の無黄変性ポリイソシアネート化合物としては
へキサメチレンジイソシアネート、1゜6−ジ(イソシ
アネートメチル)シクロヘキサン、1,4−ジ(イソシ
アネートメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシア
ネート、メチルシクロヘキサン−2,6−ジイソシアネ
ート、2,6−ジイツシアネートメチルカプロエー)、
4.4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート
)、トリメチルへキサメチレンジイソシアネートなどの
脂肪族ジイソシアネート類または脂環式ジイソシアネー
ト類があげられるが、それらに限定されるものではなく
1分子内に2個以上のイソシアネート基を有し、かつ放
置しておいても黄色に変化しないもの(無黄変性)であ
ればよい。
また(D)成分として、前述のイソシアネート化合物の
イソシアネート基がフェノール、クレゾールなどのブロ
ック化剤でブロックされている潜在イソシアネート基で
あるものを用いることも可能である。さらには2個以上
のイソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物
に多価アルコールやアルカノールアミン(たとえばモノ
エタノールアミン、ジェタノールアミンなど)を反応さ
せてえられる付加物(ただし、その付加物は少なくとも
2個のイソシアネート基を有している必要がある)であ
ってもよい。
なお(D)成分として、トリレンジイソシアネ−)、4
.4−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート類を
用いることは、目的組成物からえられる塗膜の耐候性が
充分でなくなるため、好ましくない。
本発明の組成物に含有せられる樹脂成分は叙上の(A)
成分、(E)成分および(0)成分に(D)成分を反応
させてえられる変性樹脂である。かかる反応とはつぎの
一般反応式で表わされるイソシアネート基とアルコール
基の反応によるウレタン生成反応である。
−N=O=O+HO−一〉−N−0−0−1 その反応条件としては溶媒中において70〜140°0
、好ましくは80〜160°0の温度で4〜1゜時間性
なうのがよい。反応に使用する溶媒は(A)成分や(B
)成分を製造する際に用いられるものと同様であり、(
D)成分に対して不活性でなければならない。その具体
例としては、たとえば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸セ
ロソルブ、トルエン、キシレン、ミネラルターペン(石
Mスピリット)などがあげられる。またこの反応経了時
には未反応の(D)成分のイソシアネート基を不活性化
させるためにメタノール、n−ブタメールなどの低級ア
ルコールを加える必要がある。
(A)成分、(B)成分および(0)成分の使用割合は
それらの合計を100%(重量%、以下同様)としたと
きに、(A)成分が40〜80%、好ましくは50〜7
0% 、(B) 成分力30〜10% 、好ましくは2
5〜15′16、(0)成分が60〜10%、好ましく
は25〜15%とするのが適当である。
(A)成分が40%よりも少ないと目的の組成物がらえ
られる塗膜(以下、単に塗膜という)の硬度、耐溶媒性
および耐アルカリ性が低下してしまう傾向があり、また
80%よりも多いと塗膜の硬度が高くなりすぎて耐屈曲
性や耐衝撃性の低下をきたすためいずれも好ましくない
(B)成分の使用割合が10%よりも少ないと(B)成
分を用いる本来の目的である高分子量可塑剤としての効
果が充分に発現されえず、塗膜の耐屈曲性や耐衝撃性が
低下してしまい、また60%よりも多いと塗膜の硬度や
初期乾燥性が低下してしまう。
(0)成分の使用割合が10%よりも少ないと塗膜の初
期乾燥性や乾燥初期の硬度が充分でなく、また30%よ
りも多いと目的組成物の粘度が高くなるため希釈液を多
量に用いる必要性が生じ、その結果塗装に用いるときの
固型分濃度が低下し、また塗料のコストが高くなってし
まうため、好ましくない。
また(D)成分の使用社は、そのイソシアネート基鈑が
前記(A)成分、(B)成分および(0)成分の水酸基
の合計量に対して0.5〜1.6当重、好ましくは0.
6〜1.2当四となる鼠が適当である。イソシアネート
基量が該水酸基の合計量の0.5当四未満であると塗膜
が不透明になり、極端なばあいには変性樹脂と溶剤とが
分離して単に(A)成分、(E)成分および(0)成分
を混合しただけのばあいに近い状態となってしまう。一
方それを1.6当h1−゛よりも多くしても特別な効果
はなく、むしろ前記反応時に粘度上昇やゲル化の問題が
生じる恐れがあるため好ましくない。
成上のごとき条件下で本発明に用いる変性樹脂かえられ
るが、その粘度は、たどえは濃度が40%であるときT
−Z3(ガードナー−ホルト泡粘度計による評価、以下
同様)の範囲に調製されていることが取り扱い上好まし
い。
本発明の金属被覆用組成物は所望の基材に塗布したのち
、常温乾燥または強制乾燥して塗膜とされるが、ばあい
によってはアミノブラスト樹脂をさらGこ10〜60%
の割合で配合したのち100〜200°0の焼付塗装を
行なう焼付型塗料とすることも可能である。
本発明の組成物からえられる塗膜は速乾性、耐候性、耐
溶剤性、耐薬品性、密着性および機械的強度のすべてを
具備するものである。
つぎに製造例、実施例および比較例をあげて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はそれらの実施例のみに
限定されるものではない。
製造例1 (ビニル重合体の製造) 攪拌器、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよびチッ素
ガス導入管を付した61容のフラスコにトルエン−酢酸
セロソルブ混合溶媒(重量比:35/65 ) 818
9を加え、チッ素ガスを通じながら160°0に加熱し
た。つぎに第1表に示すモノマーの混合物を2時間かけ
て滴下し、さらに15000で5時間加熱攪拌を行なっ
て不揮発分濃度55%のビニル重合体溶液(以下、a工
という)をえた。
えられたa工の粘度、水酸基価および酸価を第1表に示
す。
製造例2 (ビニル重合体の製造例) 第1表に示すモノマー混合物を用いたほかは製造例1と
同様にして実験を行ない、不揮発分濃度55%妊ビニル
重合体溶液(以下、aという)をえた。えられたa2の
粘度、水酸基価および酸価を第1表に示す。
第   1   表 製造例6 (アルキド樹脂の製造) 攪拌器、分水管+1還流冷却器、温度81”およびチツ
紫導入管を付した21容のフラスコに第2表に示す原料
混合物を加え、チッ素ガスを通じながら210°Oで5
時間加熱した。反応終了後、冷   □却し、トルエン
−酢酸セロソルブ混合溶媒(重量比:35/65 ) 
6679を加えて不揮発分濃度60%のアルキド樹脂溶
液(以下、b工という)をえた。
えられたb工の粘度、油長および水酸基価を第2表←示
す。
製造例4 (アルキド樹脂の製造) 第1表に示すモノマー混合物を用いたほかは製造例6と
同様にして実験を行ない、不揮発分濃度60%のアルキ
ド樹脂溶液(以下、b2という)をえた。えられたb2
の粘度、油長および水酸基価を第2表に示す。
第     2     表 実施例1〜6 攪拌器、温度計およびチッ素ガス導入管を付した11フ
ラスコに第6表に示す割合(固形分の割合)のILI、
b、およびOAE 551−0.2 (以下、01゜と
いう)を加え、ついでトルエン−酢酸セロソルブ混合溶
媒(重量比: 55/65 )を加え、充分に攪拌溶解
させて不揮発分濃度40%の溶液に調製した。この溶液
を1101:lOに加熱し、チッ素ガスを通じながらイ
ソホロンジイソシアネートを60分間かけて滴下した。
滴下終了後、さらに110°Cで8時間加熱し、そのの
ちn−ブタノールを適量加えて反応を中止した。反応終
了後、冷却し、変性樹脂の溶液をえた。えられた変性樹
脂溶液の粘度を第3表に示す。
比較例1および2 aよ、b工およびC工の使用割合を第6表に示すものに
代えたほかは実施例1〜6と同様にして実験を行ない変
性樹脂の溶液をえた。えられた変性樹脂溶液の粘度を第
6表に示す。
なお以上の実施例1〜6および比較例1〜2で用いたイ
ソホロンジイソシアネートの量は、そのインシアネート
基の鼠がいずれもa工、b工およびC工の水酸基の社に
対して0.8当組となるようにした。
第     6     表 以上の実施例1〜6および比較例1〜2でえられた変性
樹脂溶液に、顔料容積濃度が50%になるように酸化チ
タン(ルチル型)および金属ドライヤー(樹脂固型分に
対して、鉛として0.21%およびコバルトとして0.
05%)を配合し、さらにペイントコンディショナーを
使用し、顔料を分散させて白色塗料をえた。それぞれの
白色塗料をリン酸亜鉛処理鋼板に乾燥時の膜厚が約25
μとなるようにバーコーターで塗装し、ついで20°a
で和文1湿度65%の雰囲気下に7日間放置して塗膜を
えた。えられた塗膜を各種試験に供した。なお各試験の
方法はつぎのとおりである。
(イ)指触乾燥性 塗料を塗布したのち、20°Cで相対湿度65%の雰U
H気下で乾燥させたときに、塗膜を指で触れても塗料が
付着しなくなるまでに要する時間とした( 、TIS 
K 5400参照)。
(ロ)硬化乾燥性 塗料を塗布したのぢ、20°Oで相対湿度65%の雰囲
気下で乾燥させたときに、塗膜を指で強く圧迫してもま
ったく指紋が残らなくなるまでに安する時間とした(J
工S K 5400参I!(1)。
(ハ)硬度 塗膜を傷つけるのに要する鉛傘の硬度で評価した。鉛恰
はユニ(三菱鉛筆■製)を使用した。
に)密着性 レコード針で塗膜に、基材に達するまでの切り込みを入
れ、1mm間隔のゴバン目を100個つくった。つぎに
その上にセロハンテープを貼り、ただちにテープを剥し
たときに素地に残る塗膜のゴバン目の数で評価した。#
1F価は非常に良好(100個残留、◎印)、良好(9
9〜80個残留、○印)、普通(79〜50個残留、△
印)、不良(49へ・0個残留、×印)の4段階で行な
った。
(ホ)衝撃試験 デュlン式試験機を用い、尖端直径1/2インチの棒を
塗板にあてて、5009の分銅を落下させ塗膜が破壊す
るのに要する分銅の高さくcm)で評価した。  □ (へ)光沢(つや) 入射角60°、反射角60°の鏡面反射率で評価した。
(ト)耐水性 J工S K 5400の方法にしたがって試験を行なっ
た。すなわち、塗膜を有する試験片を25°0の水に7
日間浸漬したのち、ブリスターの発生度合をASTM規
格D−714−56の方法にしたがって目視判定した。
結果は、異常なしく◎印)、一部プリスター有り(○印
)、ブリスターやや多い(△印)、全面ブリスター(×
印)の4段階で評価した。
(力防蝕性 塗膜にクロスカットを入れたのち、J工S Z 237
1の方法にしたがって塩水噴11日間行ない、クロスカ
ット部の鋳幅により目視判定した。結果は、1mm未満
(◎印)、1〜6mm(○印)、6〜5mm (△印)
、5mm以上(×印)の4段階で評価した。
(す)耐ガソリン性 レギュラーガソリン中に25°0で1時間浸漬し、取り
出した直後の塗膜の光沢低下、軟化、ブリスターの発生
などの状態を目視判定した。結果は、殆んど変化なしく
◎印)、わずかに変化有り(○印)、多少の変化が認め
られる(△印)、かなりの変化が認められる(×印)の
4段階で評価した。
以上の試験結果を第4表に示す。なお比較例6として、
市販アクリルラッカーを用いた結果を示す。
実施例4〜6 ビニル重合体、アルキド樹脂およびセルロースアセテー
トブチレートとしてそれぞれlL2 、b2および0A
B551−0.5 (以下、c2  という)を用い、
ポリイソシアネート化合物((D)1m分)として第5
表に示すものを、そのイソシアネート装置がab  お
よび02の水酸基合計量に対して計  2 1当量となる量で用いたほかは実施例1〜6と同様にし
て実験を行ない変性樹脂の溶液をえた。
えられた溶液の粘度を第5表に示す。
比較例4〜6 a2.1)2.02の種類および(D)成分の種類を第
5表に示すものに代えたほかは実施例4〜6と同様にし
て実験を行ない変性樹脂の溶液をえた。
えられた溶液の粘度を第5表に示す。
なお第5表において、工PD工はイソホロンジイソシア
ネー) 、HXD工は1,6−ジ(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサン、HMD工はへキサメチレンジイソ
シアネートである。
第     5     表 斜上の実施例4〜6と比較例4〜6でえられた変性樹脂
溶液を前記と同じ方法で白色塗料化およびリン酸亜鉛処
理鋼板上への塗装を行なった。えられた塗膜の試験(前
記(イ)〜(す))の結果を第6表に示す。
以上述べたように、本発明の組成物は塗膜したときの耐
候性、密着性、可撓性、耐桑品性にすぐれており、金楓
補修用や建材用塗料などに好適に用いられうる。なおそ
の用途はそれらに限宇されることなく、広く種々の金属
被膜の用途に使用することが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)水原基価が20〜160でありかつ酸価が10
    〜70のビニル重合体、 (B)油長が5〜70%でありかつ水酸基価が20〜2
    00であるアルキド樹脂、 (C)セルロースアセテートブチレート、および(D)
    無黄変性ポリイソシアネート化合物を反ルれ:させてえ
    られる変性樹脂を樹IJi″I成分として含有すること
    を特徴とする常温乾燥−波型の金属用被覆組成物。 2 前記(A)、(Il)および(a) (7)成分の
    合ml′量B100M鼠%としたときに(A)の成分が
    40〜80重嵐%、(B)の成分が30〜10m−1t
    %、(C)の成分が60〜10重量%の範囲である特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3 前記(A)、(B)および(0)の各成分中の水酸
    基の合計風に対して(D)の成分中のイソシアネート基
    が0.5〜1.6当量である特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の組成物。
JP56185872A 1981-11-18 1981-11-18 金属用被覆組成物 Granted JPS5887158A (ja)

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