JPS5887038A - ポリオレフイン被覆金属缶の製造方法 - Google Patents

ポリオレフイン被覆金属缶の製造方法

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JPS5887038A
JPS5887038A JP56185195A JP18519581A JPS5887038A JP S5887038 A JPS5887038 A JP S5887038A JP 56185195 A JP56185195 A JP 56185195A JP 18519581 A JP18519581 A JP 18519581A JP S5887038 A JPS5887038 A JP S5887038A
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polyolefin layer
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塚本 哲夫
熊坂 秀男
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィン被覆金属缶の製造方法に関し、
さらに詳しくは内面に・βリオレフィン被膜が形成され
、かつ気密性と接合強度に優れた側面接合部と2重巻締
部を有するsq IJオレフィン被覆金属缶の製造方法
に関する。
硫酸水溶液やアルカリ性液体洗剤等のように比較的腐食
性が大きく、かつ腐食により溶出した金属イオンの混入
を嫌う内容物の収納用金属缶として、予め缶内面となる
べき面にポリオレフィンを被覆した金属板より形成され
た金属缶を用いることが、耐食性の確保および経済的の
点から好ましい。このようなポリオレフィン被覆金属板
は、通板等の金属板(通常は帯状の)の片面に、適当な
接着剤(例えば酸変性ポリオレフィン粉末トエポキン樹
脂を含む)を介してポリオレフィンフィルムを加熱接着
し、他面に保護被膜(例えばエポキシ・ユリャ焼付塗膜
、エポキシ フェノール焼付(:3) 塗膜)を形成することによって製造される。
以上のようなポリオレノイン被j1〆金属板より形成さ
れた金属缶の缶胴体の側面接合部を形成するため、対向
する側縁を巻締め又は重ね合せると、第1図(a)に示
されるようなロックシーム部1、又は第1図Φ)に示さ
れるようなラノノ0ノーム部2が得られる。図において
3はポリオレフィン被覆金属板であり、4は金属板、5
は、I? IJオレフィン被膜、6は保護被膜であって
1.+p 1,1オレフイン被膜5は図示されない接着
剤層を介1〜で金属板4に接着されている。第1図(a
)の場合、ロックシーム部1をポリオレフィン被膜5を
形成するポリオレフィンの融点以」−の温度に加熱する
と、ポリオレフイン被膜5同士が対接しているa′部は
融着するが、ポリオレフィン被膜5と保護板)Iメロが
対接しているb′部、および保護被膜6同士が対接して
いる07部は融着することなく、接合強度が殆んどない
従って」二記の加熱処理した後のロックシーム部1の接
合強度は十分でなく、落下衝撃等によりロックシーム部
1が剥離して内容液の漏出等のトラノ(4) ルを招き易い。丑だ融着はa′部のみで行々われでいる
ので、気密性も十分でないという問題を有する。一方第
1図(b)の場合は、ラノゾシーム部2においてポリオ
レフィン被膜5と保護被膜6が対接しているのみである
ので、当該ポリオレフィンの融接以上に重ね合せ部2を
加熱しても、融着は行なわれず、接合強度は殆んど得ら
れず実用に供し得ない。
第2図はポリオレフィン被覆金属板よりなる缶胴体7と
端板8間の2重巻締部9を示したものであるが、この場
合も2重巻締部9を当該ポリオレフィンの融点以上に加
熱することによって、ポリオレフイン被膜5同士が対接
しているd′部、e′部は融着するが、ポリオレフィン
被膜5と保護被膜6が対接しているf′部および保護被
膜6同士が対接している1部は融着することなく、接合
強度が殆んど得られない。従って上記加熱処理後の2重
巻締部9の接合強度および気密性が十分でないという問
題を有する。
以上の問題の対策として、ポリオレフィン金属/I:、
  八 板よりなる缶胴体ブランクの側縁又は側縁お」:び端縁
の保護被膜6」−に変性71?リオレフイン(例えハ無
水マレイン酸変性ポリオレフィン)テープ°を融着する
ことが考えられる。変性ポリオレフィンはポリオレフィ
ン被膜5および工、+5ギシ・ユリャ焼付塗膜等の保護
被膜との融着性が優れているからである。しかしながら
変性ポリオレフィンは一般に高温強度が変性されない通
常のポリオレフィンにくらべて低く、融着作業のさいテ
ープが屡々切断し、融着作業性が悪いという問題を有す
る。
さらに変性ポリオレンインは高価であり、コスト高を招
くという問題を有する。
本発明は以上に述べた問題点のブゲを消を図ることを目
的とする。上記目的を達成するため、本発明は、缶内面
となるべき而にポリオレフィン被膜が形成され、缶外面
となるべき面に保護被膜を有するポリオレフィン被覆金
属板より形成された缶胴体ブランクの、側面接合部とな
るべき少なくとも一方の側線の該缶外面となるべき面に
、ポリオレンイン層と変性ポリオレフィン層全有する共
押出(6) しフづルムを該変性ポリオレフ(ン層を介して熱接着し
、該熱接着された缶胴体ブランクより形成された缶胴成
形体の該側面接合部となるべきロックシーム部又はう、
ノシーム部を加熱して、該ポリオレフィン被膜同士、お
よび該ポリオレフィン被膜と該ポリオレフィン層を融着
して缶胴体を形成し、該ポリオレフィン被覆金属板より
形成された端板ブランクを該缶胴体の開口端部に2重巻
締した後、2重巻締部を加熱し、該iI?リオレフィン
被膜同」二を融着することを特徴とするポリオレノイン
被覆金属缶の製造方法を提供するものである。
さらに本発明は、缶内面と々るへき面にポリオレフィン
被膜が形成され、缶外面となるべき面に保護塗膜を有す
るポリオレフィン被覆金属板より形成された缶胴体ブラ
ンクの、側面接合部となるべき少なくとも一方の端縁、
および缶胴体の開口端部となるべき両端縁の該缶外向と
なるべき面に、ポリオレフィン層と変性ポリオレフィン
層を有する共押出しフィルムを該変性2?リオレフイン
層を介して熱接着し、該熱接着された缶胴体ブランクべ
きロックシーム部又はラッゾシーム部を加熱して、該ポ
リオレフィン被膜同士、および該ポリオレフィン被膜と
該ポリオレフィン層を融着して該缶胴体を形成し、該ポ
リオレフィン被覆金属板よシ形成された端板ブランクを
該缶胴体の開口端部に2重巻締した後、2重巻締部を加
熱し、該ポリオレフィン被膜同士、および該71?リオ
レフイン被膜と該ポリオレフィン層を融着することを特
徴とするポリオレフィン被覆金属缶の製造方法を提供す
るものである。
以下図面を参照しなから本発明について説明する。
第3図の10は、本発明の方法によって製造されたポリ
オレフィン被覆金属缶(以下金属缶とよぶ)の例を示し
たものであって、17は缶胴体、18aは蓋板、18b
は底板(本明細書においては蓋板、底板を含めて端板と
よぶ)、11は側面接合部、19は2重巻締部を示す。
次に金属缶10の製造方法の例について説明する。第4
図の20はポリオレフィン被覆金属板3を所定寸法に切
断することにより形成された缶胴体ブランクであって、
20aは側面接合部11となるべき側縁、20bは缶胴
体17の開口端部となるべき端縁である。ポリオレフづ
ン被覆金属也3の形成に用いられるポリオレフィンは、
エチレン、プロピレン、1−ブテン等のオレフィン系単
量体の単独重合体または共重合体で、例えば低密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−ノロピレンランダム共重合
体、エチレンープロピレンプロノク共重合体、エチレン
−1−ブテン共重合体およびこれらの混合物等であって
、これらの単体もしくはこれに着色剤、光および熱安定
剤、難燃化剤、滑剤等を含有するものを含む。ただし後
述の変性ポリオレフィンを含まない。ポリオレフィン被
膜5の厚さは通常30〜70μmである。保護被膜6は
金属板4および後述の変性ポリオレフィンとの接着性(
熱融着性)に優れ、かつ外観の良好な塗膜が望ましく、
例えばエポキシ・ユリャ系焼伺塗膜、エポキ(9) /・フェノール系焼伺塗膜、エフ」?ギアエステル系焼
゛付塗膜等が挙げられるが、そ扛らの中でもエポキシ・
ユリャ系焼伺塗膜は前記の接着性、特に変性ポリオレフ
ィンとの接着性に優れているので好ましい。保護被膜6
の厚さは通常13〜10μmである。
缶胴体ブランク20の側縁2 (1aおよび端縁20b
の保護被膜6」−に、第4図および第5図に示すように
、ポリオレフィンと変性21?リオレフインの共押出し
によって形成された1、+9 リオレフィン層21と変
性ポリオレフィン層22を有するテープ状フィルム23
(本明細書においては共押出しフィルムとよぶ)を、変
性ポリオレフィン層22が保護被膜6と対接するように
して熱接着する。ポリオレフィン層21を形成するポリ
オレフィンは、ポリオレフィン被膜5を形成するポリオ
レフィンと同系統のもの(例えば低祈度ポリエチレンと
高密度ポリエチレンをいい、ポリエチレンドア1? I
J f口evンは同系統とはいわない)であることが、
側面接合部11および2重巻締部19の加熱融着による
接合強度の高いレベルの確保のために望ましい。変性7
1ヒリオレフインとは、本明細書においては、’t?リ
オレフインを不飽和カルボン酸またはその線導体でグラ
フトすることによって調整されたものをいい、所謂酸変
性ポリオレフィンおよびアイオノマーを含む。変性ポリ
オレフ1ン層22を形成する変形ポリオレフィンの原材
料となるポリオレフィンは、;1?リオレフイン被膜5
およびポリオレンイン層21を形成するポリオレフィン
と同系統のものであることが、前記と同様に接合強度の
高いレベルの確保のために望ましい。
ポリオレフィン層21の厚さは約130〜70μmであ
ることが望ましい。約30μmより薄いと、ポリオレフ
ィン層21にピンホールが発生し易く、巻締め加工時ポ
リオレフィン層が破れ易く、一方約70μmより厚いと
、巻締め加工性が劣り、捷たコスト高を招くからである
。変性71イリオレフィン層が犬となるため、ポリオレ
フィン層と変性ポリオ(11) レフイン層間の熱接着力が出なく、満足な共押出しフィ
ルムの作製が不用能となり、一方約6μmより厚くして
も、保護被j摸との熱融着による接着強度の向上は乏し
く、むしろコスト高を招くからである。共押出しフィル
ム230幅は、ロックシーム部(側面接合部の)および
2重巻締部に対しては端折り長さの約2倍以上あれはよ
く、ラップシーム部(側面接合部の)に対しては重ね合
せ幅以上あればよい。上記幅を余り越えても特にメリッ
トはなく、むしろコスト高を招くという不利を有する。
共押出しフィルム23の缶胴体ブランク20への熱接着
は、通常第6図に示されるようにして行なわれる。すな
わち缶胴体ブランク20の熱接着されるへき縁部、第6
図の場合は端縁20bを、図示されない加熱装置、例え
ば高周波誘導加熱コイルによシ、共押出しノイルム2:
3の変性ポリオレフィン層22を形成する変性ポリオレ
フィンの軟化点(ピカット軟化点)以上の温度に加熱し
、保護被膜6面を上側にして、図示されない搬送装(1
2) 置により缶胴体ブランク20が矢印入方向に送られる間
に、図示されない送出しリールから供給される共押出し
フィルム23を押漬ロール24によって、端縁20bに
熱接着する。そりさい共押出しフィルム23には矢印B
方向にテンションが加えられるので、押漬ロール24の
直下近傍に位置する部分23aには高温下でテンション
が加えられることになるが、共押出しフィルム23は大
部分がポリオレフィン層21よりなるので、適度なテン
ションである限り破断のトラブルは起らない。
同様にして側縁20Hにも共押出しフィルム2;3を熱
接着する。
以上のようにして、共押出しフィルム23を熱接着され
た缶胴体ブランク20を隅切りした後、ポリオレフィン
被膜5が内面になるようにして、常法により側面接合部
11を有する缶胴成形体に成形する。側面接合部l]が
ロックシーム部11aよりなる場合の断面を第7図(a
)に示した。図に示すように、部分aにおいては、ポリ
オレフイン被膜5同士、部分すにおいては、保護被膜6
、変性(1:() ポリオレフィン層22、ポリオレノイン層21、ポリオ
レフィン被膜5、また部分Cにおいては保護被膜6、変
性ポリオレンイン層22、ポリオレフィン層21、ポリ
オレフィン層21、変性ポリオレフィン層22、保護被
膜6が対接しているので、ロックシーム部11 a k
当該、I?ポリレフィンおよび変性ポリオレンインの融
点以上の温度に加熱することによシ、各層は熱融着して
、接合強度が高く、気密性の優れた側面接合部11が得
られる。
なお側面接合部11がラップシーム部11bよりなる場
合は、第7図(b)に示すように、側縁20aの片方の
みに共押出しフィルム23を熱接着することによシ、ラ
ップシーム部11bにおいて、保護被膜6、変性ポリオ
レフィン層22、ポリオレノイン層21、ポリオレフィ
ン被膜5が対接するので、ラップシーム部11bをロッ
クシーム部11aと同様に加熱すれば、接合強度が高く
、気密性の優れた側面接合部11が得られる。
次に以上のようにして形成された缶胴体7の開(14) 1重端部にフランツ部全形成した後、ポリオレフィン被
覆金属板3より形成された底板ブランクを、形成された
蓋板ブランク(図示されない口金部が形成されている)
を、ポリオレフィン被膜5が内面になるようにして2重
巻締する。第8図は2重巻締部19の断面を示したもの
であって、保護被膜6とポリオレフィン層21が対接す
る個所を有する部分g以外の部分d、、e、fは、2重
巻締部19を巻締部11aと同様に加熱することにより
熱融着し、接合強度が高く、気密性の優れた2重巻締部
19が得られる。
以上は缶胴体ブランク20の端縁20 bにも共押出し
フィルム2;3を熱接着した例であるが、端縁20bに
上記熱接着を行ガうことなく、側縁20aのガに共押出
しフィルム23を熱接着しても、少々くとも缶胴体17
の側面接合部11の接合強度と気密性の優れた金属缶1
0を得ることができる。さらに側縁20a(1)片方(
第7図(a)の口(15) ツクシーム部11aの内面(111に対応する側線)の
みに共押出しフィルム23を熱接着しても、第1図(a
)の巻締部1よりも、接合強度と気密性の優れた巻締部
leaを得ることができる。この場合、図示されないが
、ポリオレフィン層の両面に変性ポリオレフィン層を有
する共押出しフィルムを用いることにより、側縁20 
aの両方に共押出しフィルム23を熱接着した場合と同
様の効果を挙げることができる。また−]−記共押出し
フィルムを端縁20bに熱接着すれば2重巻締部19の
部分gの熱融着も実現され、接着強度と気密性が、第8
図の2重巻締部19のそれ等よりも向上する。
本発明によれば、側面接合部および2重巻締部の接合強
度および気密性の優れた・+5 l)オレフィン被覆金
属缶を提供することができるという効果を有する。さら
に接着テープ0として、I?リオレフィンと変性ポリオ
レフィンの共押出しフィルムを用いるので、低コス!・
であり、かつ接着テープ0をポリオレフィン被覆金属板
に熱接着するさい、接着テープが破断するおそれがない
という利点を有する。
(16) 以下実施例について説明する。
実施例1 板厚0.32 +n+nのティンフリースチールの片面
に厚さ5μmのエポキシ・ユリャ焼伺塗膜が形成され、
他面に厚さ60μmのポリプロピレン被膜が熱gM(変
性ポリオレフィン微粒子およびエポキシ樹脂を含む溶剤
懸濁液よりなる接着剤を塗布して)された缶胴体ブラン
ク200両側縁20a(長さ353.5711+++)
および両端縁20b(長さ914.4圏)の焼付塗膜面
に、第6図に示す方式で、共押出しフィルム23を熱接
着した。共押出しフィルム23として、幅10調で、厚
さ60μmのポリプロピレン層21と、厚さ5μmの無
水マレイン酸変性ポリプロピレンよりなる変性ポリオレ
フィン層22より形成されたテープ0を用い、変性ポリ
オレフィン層22が下側になるようにして熱接着を行な
った。熱接着時の側縁20aおよび20bの温度は約2
00℃であり、共押出しフィルム23に加わるテンショ
ンは2000 fj/l:mであった。熱接着時のテー
プの破断は皆無であった。
(17) 次に以上のようにして調製された缶胴体ブランクを、隅
切り後角形に成形し、缶胴体17のロックシーム部11
aを約200℃に直火ガスバーナーにより加熱して、熱
融着を行ない、次いで開口端部にフランツ部を形成した
蓋板ブランクおよび底板ブランクは板厚032論のティ
ンフリースチルの片面に厚さ511mのエポキシ・ユリ
ャ焼付塗膜が形成され、他面に厚さ60μmのポリノロ
ピレン被膜が熱接着されたポリプロピレン被覆鋼板の隅
丸正方形ブランク(24−、6MX 246ttun 
)にカール部を形成することによって製造された。先ず
底板ブランクを上記缶胴体17に2重巻締した後、2重
巻締部を200℃に加熱して、熱融着を行ない、さらに
口金部を有する蓋板ブランクを2重巻締して、2重巻締
部を200℃に加熱し、金属缶10 (+ 81Jット
ル缶)を製造した。金属缶10のロックシーム部および
2重巻締部の接合強度、および気密テストを次のように
して行なった。
接合強度二ロ、クシーム部および2重巻締部が/+U八 夫々試料の長手方向に対し直角にな るように、20晒幅に切断して短冊 状の試料を作製し、引張試験機で引 張速度40咽/分で試料を引張シ、最 大引張強度を接合強度とした。
気密テスト:水中に金属缶を沈め、口金部より圧縮空気
(ケ゛−ソ圧0.2 kg/cm2)を吹込み、気泡の
発生により漏洩を調べた。
上記試験結果を第1表に示す。
実施例2 端縁20bに共押出しフィルム23の熱接着を行なわな
い点を除いては、実施例1と同様にして金属缶10を製
造した。その試験結果を第1表に示す。
実施例3 側縁20aの片方(第7図(a)の巻締部11aの外面
側に対応する縁部)に共押出しフィルムの熱接着を行な
わない点を除いては、実施例1と同様にして金属缶10
を製造した。その試験結果を第1表に示す。
実施例4 厚さ60μmのポリノ°ロピレン層の両面に各々の厚さ
5μmの無水マレイン酸変性ポリノロピレンよシなる変
性ポリオレフィン層が形成された共押出しフィルムを使
用した点、および該共押出しフィルムの熱接着を側縁2
0aの片方(第7図(a)の巻締部11aの外面側に対
応する縁部)に行なわない点を除いては、実施例1と同
様にして金属缶10を製造した。その試験結果を第1表
に示す。
比較例1 。
接着テープとして厚さ6011m、幅1011mの無水
マレイン酸変性ポリプロピレンを用い基点以外は、実施
例1と同様にして金属缶1 (lを製造しようとしたが
、接着チー)の熱接着時に、接着テープが破断して、製
造が不可能であった。
比較例2 缶胴体ブランク20に接着テープの熱接着を行なわない
点を除いては、実施例1と同様にして缶胴体を製造した
。その試験結果を第1表に示す。
第  1  表
【図面の簡単な説明】
第1図は比較のための側面接合部の横断面図であって、
第1図(a)はロックシーム部を、第1図(b)はラッ
プシーム部を示す図面、第2図は比較のだめの2重巻締
部の縦断面図、第3図は本発明の方法で製造されたポリ
オレフィン被覆金属缶の例の斜視図、第4図は本発明の
方法に用いられる共押出しフィルムを熱接着された缶胴
体ブランクの例の平面図、第5図は第4図のv−v、1
3に沿う縦断面図、第6図は共押出しフィルムを缶胴体
ブランクに熱接着する方法の例を示す斜視図、第7図は
第3図の■−■線に沿う横断面図であって、第7C21
) 図(a)はロックシーム部を、第7図(1))はう、ノ
°シーム部を示す図面、第8図は第3図のVlll −
Vlu線に沿う縦断面図であって、2重巻締部を示す図
面である。 3・・・ポリオレフィン被覆金属板、5・・・ポリオレ
フ1ン被膜、6・・保護被膜、10−・前リオレフィン
被覆金属缶、11・・・側面接合部、1.1 a・・ロ
ックシーム部、1Jb・・・う、ノシーム部、]7・・
・缶胴体、18a・・・蓋板(端板)、18b・・底板
(端板)、19・・2重巻締部、20・・缶胴体プラン
久20a・・側縁、20b・・端縁、2I・・ポリオレ
フィン層、22・・変性ポリオレンイン層、2:う・・
・共押出しフィルム。 (22) 第 1 図 (q) (b) 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)缶内面となるべき面に、+Q l)オレフィン被
    膜が形成され、缶外面となるべき面に保護被膜を有する
    ポリオレフィン被覆金属板より形成された缶胴体ブラン
    クの、側面接合部となるべき少なくとも一方の側縁の該
    缶外面となるへき而に、ポリオレフィン層と変性;」ポ
    リオレフィン層を有する共押出しフィルムを該変性ポリ
    オレフィン層を介して熱接着し、該熱接着された缶胴体
    ブランクより形成された缶胴成形体の該側面接合部とな
    るべきロックシーム部又はラッブソーム部を加熱して、
    該ポリオレフィン被膜同士、および該ポリオレフィン被
    膜と該ポリオレフィン層を融着して缶胴体を形成し、該
    ポリオレフィン被覆金属板より形成された端板ブランク
    を該缶胴体の開口端部に2重巻締した後、2重巻締部を
    加熱し、該ポリオレフィン被膜同士を融着することを特
    徴とするボリオレ(1) フィン被覆金属缶の製造方法。
  2. (2)  缶内面となるへき而にポリオレノイン被膜が
    形成され、缶外面となるへき面に保護波j換を有するポ
    リオレフ弓ン被覆金属板より形成された缶胴体ブランク
    の、側面接合部と々るべき少なくとも一方の端縁、およ
    び缶胴体の開[1端部となるべき両端縁の該缶外面とな
    るべき面に、ポリオレフィン層と変性ポリオレフィン層
    を治する共押出しフィルムを該変性ポリオレンイン層を
    介して熱接着し、該熱接着された缶胴体ブランクより形
    成された缶胴成形体の該側面接合部となるべきロックシ
    ーム部又はラッノ/−ム部を加熱して、該ポリオレフィ
    ン被膜同士、および該ポリオレフィン被膜と該ポリオレ
    フィン層を融着して該缶胴体を形成し、該ポリオレフィ
    ン被覆金属板より形成された端板ブランクを該缶胴体の
    開口端部に2重巻締した後、2重巻締部を加熱し、該、
    I? リオレフィン被膜同士、および該ポリオレフィン
    被膜と該ポリオレフィン層を融着することを特徴とする
    ポリオレフィン被覆金属缶の製造方法。 t 9 )
JP56185195A 1981-11-20 1981-11-20 ポリオレフイン被覆金属缶の製造方法 Granted JPS5887038A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02501290A (ja) * 1987-09-23 1990-05-10 アリステック ケミカル コーポレイション 無水マレイン酸改質ポリプロピレンでコートした錫を含まない(クロム‐酸化クロムめっきでコートした)スチールのガソリンタンク
JPH0822581B2 (ja) * 1987-10-15 1996-03-06 カヌードメタルボックス パブリックリミテド カンパニー ポリオレフィンを主にしたフィルムと金属との積層体と、その積層体の製法

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JPH02501290A (ja) * 1987-09-23 1990-05-10 アリステック ケミカル コーポレイション 無水マレイン酸改質ポリプロピレンでコートした錫を含まない(クロム‐酸化クロムめっきでコートした)スチールのガソリンタンク
JPH0822581B2 (ja) * 1987-10-15 1996-03-06 カヌードメタルボックス パブリックリミテド カンパニー ポリオレフィンを主にしたフィルムと金属との積層体と、その積層体の製法

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