JPS588680B2 - デンリヨクドウヨウヨクセイノセイギヨソウチ - Google Patents

デンリヨクドウヨウヨクセイノセイギヨソウチ

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JPS588680B2
JPS588680B2 JP50062787A JP6278775A JPS588680B2 JP S588680 B2 JPS588680 B2 JP S588680B2 JP 50062787 A JP50062787 A JP 50062787A JP 6278775 A JP6278775 A JP 6278775A JP S588680 B2 JPS588680 B2 JP S588680B2
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JP50062787A
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監崎章
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力送電の潮流動揺安定に係り発電所の電力動
揺抑制の制御装置に関する。
大容量の発電機または発電電動機等がインピーダンスの
大きい電力系統に接続され発電出力を進相領域で増加さ
せてゆくと、1秒前後の周期を有する電力動揺を起こす
進相運転領域でダンピングトルクを減少させることが原
因であるが、このような場合には系統安定化装置(Po
werSystem Stabilizer通称PSS
)を設け、励磁系の特性を改善しダンピングトルクを補
償し電力動揺を抑制する方法がとられている。
従って系統化安定装置が故障すれば電力動揺が起こる恐
れがあり、故障の検出時に警報により運転員の注意を喚
起している。
一般にこの種の装置の故障検出は困難で通常一定時間以
上継続して制御信号が出たことや、電源装置の電圧が異
常であることを検出するのが普通である。
本発明はすべての故障を包括して検出し電力動揺検出装
置により警報を発すると共に電力動揺抑制手段を構し自
動的に運転を継続する電力動揺抑制の制御装置を提供す
るを目的とする。
第1図は本発明の電力動揺抑制の制御装置を水力発電所
に適用した実施例のブロック図である。
水車1により同期機4を運転し該発電出力を同期しゃ断
器19を通して送電している電力の動揺抑制の制御装置
を実施例として説明する。
水車1は出力設定器3で制御される調速機2により運転
される。
出力設定器3はインタラプタ・リレー17の接点17A
の間欠動作により該設定値が変更される。
電圧設定器7は同期機4の出力回路の電圧を変成する計
器用変圧器8により該出力回路の電圧に対応する信号を
得、設定値との偏差に見合う出力信号を自動電圧調整装
置6に送る。
尚電圧設定器7はインタラプタ・リレー15の接点15
Aの間欠動作により設定値を変更する。
系統安定化装置(PSS)10は計器用変流器9により
電流信号を、計器用変圧器8により電圧信号を得、出力
回路の電力動揺をチェックし動揺抑制信号を接点13A
を通り自動電圧調整装置6に送る。
自動電圧調整装置6は同期機4の励磁装置5を制御し発
電機の磁界の強さを変化させる。
電力動揺検出装置11は前記計器用変圧器8により出力
回路の電圧に対応する信号を、計器用変流器9により同
様電流に対応する信号を得、それらの変化をチェックし
て前記出力回路に動揺有りと判定すれば補助リレー12
の巻線に直列に挿入されてある接点11Aを閉にする。
補助リレー12は動作時閉の接点12A,12C及び動
作時開の接点12Bを有する。
補助リレー12の動作により接点12Aが閉となると、
ロックアウト・リレー13が作動する。
該リレー13は接点として前記接点13Aおよび警報装
置14用として接点13Bを有する。
接点12Cが作動して閉となればインタラプター・リレ
15と、第1時限リレー16と、第2の時限リレー18
が作動する。
インタラプタ・リレー15は前記接点15Aを有する。
第1時限リレー16は一定時間後動作する接点16Aを
有する。
第2時限リレー18も一定時間後動作する接点18Aを
有する。
前記接点16Aが閉となれば第2のインタラプター・リ
レー17が動作しその接点17Aを断続させる。
前記接点18Aが閉となれば前記同期しゃ断器19が働
き、同期機4の出力回路をしゃ断し、同期機4を電力系
統より解列する。
つぎに本発明の電力動揺抑制の制御装置の機能を説明す
る。
進相運転領域において発電出力を増加すると電力動揺を
起こし易い。
この場合励磁を強くしてやればダンピングトルクが補償
され、電力動揺が抑制される。
第2図はダンピングトルクの大、中、小と、有効電力P
および無効電力Qの遅れ、進みとの関係を示すグラフで
ある。
横軸のPは有効電力、縦軸のQは遅れの無効電力、およ
び進みの無効電力を示す。
ダンピング・トルクは有効電力Pが小さくなれば段々大
きくなり、無効電力Qが遅れになれば大きくなることを
示している。
換言すれば出力を減じ、磁界を強くすればダンピング・
トルクが大きくなる。
従って同期機4の励磁装置5に対して増磁制御する方向
に自動電圧調整装置6が動作すれば良い。
かくすればダンピング・トルクが増大する方向に動作し
、電力動揺を抑制することになる。
系統安定化装置(PSS)10は前述したように計器用
変流器9より電流信号を、計器用8より電圧の信号を得
て出力回路の動揺をチェックしている。
系統安定化装置10の出力はロックアウトリレー13の
接点13Aを経て自動電圧調整装置6を制御し電力動揺
を抑制するよう、励磁装置5の出力を調整して発電機を
安全に運転している。
前記系統安定化装置10の作動範囲で電力動揺が抑制で
きればその出力により反復作動して電力動揺を押えられ
る。
然し、系統安定化装置が故障した場合または抑制し切れ
ない場合は電力動揺検出装置11が動作する。
該電力動揺検出装置11は前記系統安定化装置10と同
様に計器用変圧器8と計器用変流器9より夫々電圧電流
に対応する信号を得て、電力動揺を監視している。
電力動揺が周波数で0.5〜2Hz変化し、振巾が一定
値以上且つ一定時間継続すれば前記電力動揺検出装置1
1が動揺ありと判定して接点11Aを閉にする。
接点11Aが閉になると補助リレー12の線輪に電流が
流れ、補助リレー12が作動する。
該リレー12の作動により接点12Aが閉になりりロッ
クアウト・リレー13が作動する。
次いでロックアウト・リレー13の作動により接点13
Aが開になり、接点13Bが閉になる。
接点13Aが開になれば前記系統安定化装置10をブロ
ツクして該装置を除外する。
つまり、系統安定化装置10を制御から除外して電圧設
定器7の設定値のみに従って自動電圧調整装置6が励磁
装置5を制御する。
また、前記接点13Bが閉になると警報装置14が動作
して警報を発し、前記系統安定化装置を除外した事を報
知する。
他方、補助リレー12の作動により接点12Cも閉とな
り、インタラプタ・リレー15が動作して接点15Aを
間欠的に開閉し電圧設定器7の設定値を変える。
電圧設定値の変更により自動電圧調整装置6と励磁装置
5が働いて電力動揺が止まり電力動揺検出装置11が動
揺を検出しなくなれば前記接点11Aが復帰し元の状態
に帰える。
即ち接点12A,12Cが開、接点12Bが閉となり、
スイッチ20を操作すれば、ロックアウトリレー13は
復帰し系統安定化装置10が接点13Aを経て自動電圧
調整装置6を匍御する。
つぎに以上で動揺が抑制されない場合の説明をする。
前記接点12Cが閉となり、インタラプタ・リレー15
が動作し接点15Aが間欠的に開閉し電圧設定器7の設
定値を一定時間増加せしめ、それでも電力動揺が治まら
ない時は、時限リレー16が作動する。
該接点16Aにより第2のインタラプタ・リレー17が
作動し水車1の調速機2の出力設定器3の設定値を該接
点17Aを間欠的に開閉して負荷設定値が減少する方向
に制御する。
その結果電力動揺が治まれば前述したように補助リレー
12が復帰してリレー15,16,17も復帰する。
元の状態ですべての機器が動作する。電圧設定器7と出
力設定器3はその調整された位置で止まり運転されてい
る。
もしも第2のインタラプタ・リレー17が動作し一定時
間増磁及び出力減少を続けて電力動揺がそれでも治まら
ない時は第2の時限リレー18が動作して接点18Aを
閉じ同期しゃ断器19を開いて同期機4を系統から解列
する。
即ち電力動揺を検出することにより、磁界を強くし、ダ
ンピング・トルクを補償しても動揺が治まらなければ電
力出力を減少する抑制手段を施こし、それでも治まらな
い時は最後手段として同期機4を系列運転より解列する
以上の手段をこうじて自動的に電力動揺を抑制する装置
を提供した。
本発明の水力発電所の実施例の説明では系統安定化装置
10を除外し警報を鳴してその旨報知し同時に電圧設定
器7の設定値をインタラプタ・リレー15により変更す
る方法を説明した。
この場合に警報により自動電圧調整装置を除外し励磁装
置を手動で操作することにより動揺を治めることも可能
である。
第3図は同期機、電力系統、励磁装置、自動電圧調整装
置を含めた簡易ブロックの説明図である。
ある運転状態における同期機および電力系統において△
TMの原動機出力の微小変化が起れば負荷の変化が起り
負荷角△δの変化分と界磁磁束の変化分△Ψfdが変化
して同期機の電圧の変化分△VGを生じその結果Δef
dが変化することを示す、同期機の運転状態によりK5
,K6の係数値が変化する。
進相運転領域において高出力の場合のK5,K6の係数
値がダンピングトルクを減少させる原因の1つとなって
いる。
従って、K5,K6の影響をさけるために自動電圧調整
装置AVRで制御する代りにスイッチSWで切換えて手
動電圧設定器70Bにより電圧調整を行なえば電力動揺
を抑制できる。
以上の説明にて本発明の電力動揺抑制、制御装置は従来
の系統化安定装置により電力動揺を治める場合の欠点を
排除し電力動揺検出装置により警報を発し、欲すれば手
動操作への切換えも可能であり、且つ自動的に抑制操作
の手段を繰り返し電力動揺を治め本発明の目的を果して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例のブロック図、第2図は有
効電力、無効電力とダンピングトルクとのグラフ、第3
図は簡単な電力動揺発生を説明する説明図である。 1は水車、2は調速機、3は出力設定器、4は同期機、
5は励磁装置、6は自動電圧調整装置、7は電圧設定器
、10は系統安定化装置、11は電力動揺検出装置、1
2は補助リレー、13はロックアウトリレー、14は警
報装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 計器用変流器より電流信号を得、計器用変圧器より
    電圧信号を得て同期機の出力回路の電力をチェックする
    系統安定化装置と、前記同期機の励磁装置を制御し発電
    機の磁界の強さを変化させる自動電圧調整装置と、前記
    系統安定化装置より前記自動電圧調整装置への出力信号
    をしゃ断するための接点および警報装置用接点の2接点
    を有するロックアウト・リレーと、電圧設定器の設定値
    を変更する第1のインタラップタ・リレーと、原動機用
    調速機の出力設定器の設定値を変更する第2のインタラ
    プター・リレーと、該第2のインタラプター・リレーを
    動作させる第1の時限リレーと、同期機の出力をしゃ断
    する同期しゃ断器を開閉するための第2の時限リレーと
    、前記ロックアウト・リレーと前記第1のインタラプタ
    ー・リレーと、前記第1の時限リレーと、前記第2の時
    限リレーとを制御する補助リレーと、前記同期機の出力
    電圧に対応する信号と前記同期機の出力電流に対応する
    信号を得、これらの信号の変化によって前記同期機の出
    力電力の動揺を検出し、該動揺が所定値を超えたときに
    前記補助リレーを動作させる電力動揺検出装置とからな
    り、前記電力動揺検出装置により電力動揺を検出すると
    、前記ロックアウト・リレーを作動させ前記系統安定化
    装置を除外すると共に、前記第1のインタラブタ・リレ
    ーを動作して接点を間欠点に開閉し前記電圧設定器の設
    定値を変更し前記自動電圧調整装置と前記励磁装置を働
    かせ、一定時間経っても電力動揺の検出が継続している
    と前記第1の時限リレーが作動して前記第2のインタラ
    プタ・リレーを動作させ前記原動機用調速機の出力設定
    器の設定値を減少する方向に制御し、前記第2のインタ
    ラプタ・リレー動作後一定時間経過後電力動揺の検出が
    あると、前記第2の時限リレーが動作し同期機の出力を
    しゃ断するようにしたことを特徴とする電力動揺抑制の
    制御装置。
JP50062787A 1975-05-26 1975-05-26 デンリヨクドウヨウヨクセイノセイギヨソウチ Expired JPS588680B2 (ja)

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JPS51138812A JPS51138812A (en) 1976-11-30
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JP50062787A Expired JPS588680B2 (ja) 1975-05-26 1975-05-26 デンリヨクドウヨウヨクセイノセイギヨソウチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588476A (ja) * 1981-07-09 1983-01-18 ハンスヨ−アヒム・ブルン 無限軌道のピン継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588476A (ja) * 1981-07-09 1983-01-18 ハンスヨ−アヒム・ブルン 無限軌道のピン継手

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