JPS588476A - 無限軌道のピン継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも°２つのリンクを揺動可能に結合
する密封兼潤滑支持装置を備え、ピンおよびピンを収容
しかつピンの外側面で摺動するブシュが設けられており
、さらにピンとブシュとの間に設けられる支持面が支持
装置に設けられかつ外側から近接可能な潤滑剤貯槽と結
合されており、貯槽の開放端が管路を備える弾性栓によ
って密閉可能である無限軌道のピン継手に関する。

この種のピン継手は、たとえばドイツ連邦共和国特許第
２２１０４６６号明細書から公知である。

この場合潤滑剤貯槽の密封が穿孔される弾性栓によって
行なわれ、この栓は、潤滑剤で充填した後別の弾性栓に
よって密閉しなければならない。

この構成は、一方では所望の密封をするため２つの異な
った部分をつくりかつ組立てねばならず、他方では補助
枠の挿入の際とりわけこの補助枠の押込みによって予荷
重を受ける空気クッションが形成され、このクッション
が主枠の適当な孔から再び補助枠を押出すようにする欠
陥がある。

したがって本発明の課題は、密封が単独の閉鎖部材を用
いて行なわれるが、それにも拘わらず予荷重を受ける空
気クッションの主枠の前方の構成がいかなる場合にも防
止さ−れることを保証する、始めに述べた種類のピン継
手を提供するにある。

この課題を解決するため本発明は、栓の管路がその長さ
の一部分のみに亘って延びかつ外部にだけ開放して開口
し、管路の内側にある盲孔状端がそこから内部の枠端ま
で延びかつ少なくともほぼ全枠幅に亘って構成されるス
リットと結合されておシ、このスリットを形成する両枠
面が潤滑剤貯槽の開放端へ栓を挿入するとき互いに固定
的に押圧されることを提案する。

潤滑剤貯槽の充填開口は、この栓を用いて潤滑剤貯槽を
充填した後密閉され、この栓へそれの管路およびスリッ
トを突き抜ける中空針等が挿入され、この中空針が栓の
押込みによって構成される空気クッションを外側に向っ
て締め出すことができるのが有利である。次いで中空針
は、栓の管路またはスリットから抜出され、その後枠が
適宜密閉される開口に内部予荷重を加えられないでいる
。

さらに栓を挿入した後始めて潤滑剤貯槽へ潤滑剤をとシ
入れることができ、潤滑剤は、複式中空針によって貯槽
に注入され、一方の中空針が潤滑剤供給部としまた他方
の中空針が排気部として使用されるか、あるい、は先ず
潤滑剤貯槽が真垂にされ、それから潤滑剤が供給され、
この潤滑剤は、この真空によって少なくとも部分的に吸
込まれる。

スリットの構成によって驚くべき密封が行なわれること
を保証する。なぜならばこのスリットによって完全に分
離される枠面が十分な予荷重で互いに当接し、したがっ
て潤滑剤の通過を防止するためである。

なるべくピンが潤滑剤貯槽を形成しかつ片側を開放する
孔をもち、この孔が横方向管路を介して支持面と結合さ
れ、栓が孔の開口へ圧入されていることが行なわれる。

さらに栓が円錐状に構成されかつ先細シの端によって予
めビンの開口へ挿入され、この栓が組立て状態において
少なくともほぼ完全な円筒状に変形されていることが好
ましいものと判明した。

この構成によって一方では栓の挿入が容易となる。なぜ
ならば円錐状に先細りとなった端が適宜閉鎖される孔の
開口への栓の導入では案内部として使用されるからでへ
る。

°しかし他方では孔の開口へ押込み後枠の著しい予荷重
によって十分外れた密封が行なわれ不ことを確保してい
る。

事情によっては栓が内部の端からスリット長に対応する
長さにおいて比較的大きい円錐角を形成し、続く範囲に
おいて少なくとも甚だ小さい円錐角をもちかつ開口に近
い範囲において反対の方向の円錐状に外側に向って先細
シに構成されているのが好ましい。

このようにして異なった予荷重の帯域が枠長に亘ってつ
くられ、このため充填に使用される機構の導入または突
通しは、孔またはスリットによって容易となり、それに
もかかわらずとシわけ栓の中央範囲において孔に栓を保
持するためいかなる場合にも十分な予荷重が保証される
。

充填または排気を行なう機構のスリットによる導入を容
易にするため、管路がスリットに対して少なくとも直ぐ
続く範囲において円錐状先細りに終るのが有利である。

さらにこのスリットが栓の側壁の前で終るのが好ましい
。

これによシ、適当な孔への栓の押込みの際連続スリット
形成におけるスリットが加工する孔壁と一致する範囲に
おけるスリットの変形がおこらないようにすることが保
証される。栓が恐らく外側に滑かな連続面を構成するの
で、押込みではいかなる場合にもスリットの規定通シの
配置と調整とが行なわれる。

さらにつくり易くするためスリットが片側でその長さの
一部分に亘って卵形盲孔になるように拡大されることが
行なわれる。

このため単独の作業工程においてスリットをも構成する
ことによって栓が比較的容易につくられ、卵形盲孔の側
壁がスリットを設ける適当な工具に対する案内部として
使用される。

なるべく中空針が管路とスリットとへ栓の軸方向に押込
みかつ取外し可能に挿入されかつ外側に圧力媒体導管継
手を備えているように設けられている。

この装置は、既に予荷重を受けている栓へ後から中空針
を挿入する必要がなくて、栓を挿入しかつ潤滑剤を充填
した後しかこの中空針を抜出す必要がないという長所を
もたらす。

この栓が弾性ゴムから構成するのが有利であると判明し
た。

以下添附図面に示した本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図では密封兼潤滑支持装置を備える無限軌道のビン
継手が概略的に示されている。

鎖リンクを含むこのピン継手は、大体において２つの外
側鎖リンク１．２つの内側鎖リンク、２、ビン３および
ブシュ４から成る。

鎖リンク１がたとえば焼ばめ結合の形にしてピン３と結
合されている一方、鎖リンク２は、適当にブシュ４と結
合されている。ピン３は、片側を外側に向って開放する
孔５をもち、この孔が潤滑剤貯槽として使用されている
。

孔５は、横方向管路６を経てブンユ４とピ７ン３との間
の間隙７と結合され、さらにこの間隙が鎖リンク、ｌに
設けられている密封部８と結合している。これらの密封
部８は、潤滑剤が外側へ漏洩するのを防止する。

孔５は、開口側が円錐状に拡大され、したがってこの開
口へ栓９が材料内部予荷重を受けて挿入されている。

栓９は、外側の開口側からその長さのほぼ半分に亘って
延びる円筒状管路ＩＯをもち、この管路が孔５の内側に
対して続いているスリット１１へ開口する。

第１図ないし第５図の実施例によるとスリット１１は、
枠幅全体に亘って延びている。第２図ないし第５図から
明らかなように、スリット１１を形成する両枠面は、栓
９を組立てないとき互いに若モの距離をもっている。

しかしピン３の孔へピンが規定通シに押込まれるならば
（第１図参照）、栓９は、スリット１１に隣接する枠面
が対向する方向に予荷重を受けて互いに密封当接するよ
うに孔壁によって圧縮される。

栓が押込み方向に見て前方端に向って円錐状先細シに構
成されているので、この円錐面は、栓９の圧入では導入
補助部を形成する。

孔５へ押込み後の栓９の変形は、第１図から判明するよ
うに、組立て状態において栓が円柱形を備えているよう
になっている。

円錐角が栓の全長に亘って変らない第２図および第３図
による実施例に較べて第４図ないし第７図の実施例によ
ると、先ず栓９の前方端が比較的大きい円錐状に先細り
になっているのに、中央範囲においてほぼ円柱状に構成
されているに構成されている。円柱状中間範囲は、栓の
縦方向に見てほぼスリット１１および管路１ｏの移行部
の高さに始まシかつ管路１０の中央の高さに終っている
。この構成によって栓９にある異った予荷重の帯域が調
整され、このため操業において好ましいものと判明した
。

その他管路１０は、スリット１１に対し直ぐ続く範囲に
おいて円錐状にとがっている。

第６図および第７図による実施例ではスリット１１は、
栓９の全幅に達しないで、栓の側壁の前で終っている。

したがってスリットは、孔５へ栓９を導入するとき変形
することができない。

さらにスリット１１がその長さの端の側にある一部分に
亘ってほぼ卵形の盲孔１２になるように拡大されている
ので、スリット１１を構成する工具は、との盲孔によっ
て案内される。

したがって栓９の製造は容易となる。栓９は、他の場合
弾性ゴムから成っている。

ピン３の潤滑剤貯槽を充満するため、第１に栓９が孔５
の開”口へ押込１れ、次いで管路１０とスリット１】と
によって通される中空針を介して真空にされる。

それから密封部８および栓９を規定通シに密閉している
かどうかが決定されねばならない。

次いで中空針によって潤滑剤が供給され、この潤滑剤は
、真空によって孔５、横方向孔６および間隙７へ、それ
から密封部８まで吸込まれる。さらにこの潤滑剤が加圧
して取入れられる、ので、密封部８に到るまで潤滑剤貯
槽の充満が完全かつ広汎に行なわれる。

中空針は、それからスリット１１および管路１０から外
され、スリットを形成する枠面が予荷重を受けて密封閉
鎖をするように互いに当接する。

先ず鎖が側面で立っているとき潤滑剤が充満され、それ
から始めて孔５が栓によって密閉されるようにも潤滑剤
貯槽の充填が行なわれ、栓が押込まれているとき、排気
中空針が管路ｌＯとスリット１１とを通って押込まれね
ばならないことは自明である。

本明細書および（あるいは）添附図面に示されたすべて
新規の単独および組合わせ特徴は、本発明に重要なもの
と見なされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は無限軌道のピン継手の断面図、第２図は潤滑剤
貯槽の孔へ挿入前の無負荷状態の第１図に示す栓の断面
にした側面図、第３図は第２図の栓を前方から見た正面
図、菜４図は第２図による栓の変形例の断面にした側面
図、第５図は第４図による栓の正面図、第６図は第４図
のように見た栓の別の変形例の断面にした側面図、第７
図は第６図による栓の変形例の正面図でＣ１゜ ９・・・栓、ｌＯ・・・管路、１１・・・スリット特Ｆ
ｌｔＢ願人　　ハンスヨーアヒム・プル／第２図 ９ 第５図 第７図 第３図 第４図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも２つのリンクを揺動可能に結合する密封
   兼潤滑支持装置を備え、ピンおよびピンを収容しかつピ
   ンの外側面で摺動するブシュが設けられており、さらに
   ピンとブシュとの間に設けられる支持面が支持装置に設
   けられかつ外側から近接可能な潤滑剤貯槽と結合されて
   おり、貯槽の開放端が管路を備える弾性栓によって密閉
   可能であ、る無限軌道のピン継手において、管路（１０
   ）が栓（９）の長さの一部分にＨつでのみ延びかつ外側
   にのみ開口し、管路（１０）の内側の盲孔状端がそこか
   ら内側栓端まで延びかつ少なくともほぼ全枠幅に亘って
   構成されるスリン）　（１１）と結合し、スリット（＋
   １）を構成する枠面が潤滑剤貯槽の開放端へ栓（９）を
   挿入するとき互いに固定的に押圧さ、れることを特徴と
   する、ピン継手。 ２、　ピン（３）が潤滑剤貯槽を形成する片側開放孔（
   ５）をもち、この孔が横方向管路（６）を経て支持面と
   結合され、栓（９）が孔（５）へ圧入されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のピン継手。 ３、　栓（９）が円錐状に構成されかつ先細りの端で予
   め孔または開口へ挿入され、栓（９）が組立て状態にお
   いて少なくともほぼ完全に変形されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載のピン
   継手。 ４　栓（９）が内側端からスリット長に対応する長さに
   おいて比較的大きい円錐角を形成し、続く範囲において
   少なくとも１つの甚だ小さい円錐角をもちかつ開口に近
   接する範囲において反対方向の円錐状外側に先細りに構
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項な
   いし第３項の１つに記載のピン縦直第４図ないし°第７
   図）。 ５　管路（１０）がスリット（１１）に対して少なくと
   も直ぐ続く範囲において円錐状に終っていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項ないし第４項の１つに記載
   のピン継手。 ６　スリット（１１）が栓の側壁の前方で終っているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項の１
   つに記載のピン継手（第６図および第７図）。 ７　スリット（１１）が端側でその長さの一部分に亘っ
   て卵形盲孔（１２）になるように拡大されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第６、項に記載のピン継手（
   第６図および第７図）。 β　管路（１０）およびスリン）　（ｎ）へ中空針が栓
   （９）を軸方向に押込みかつ抜出し可能に挿入されかつ
   外側に押圧媒体継手を備えていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項ないし第７項の１つに記載のピン継手
   。 ９　栓（９）が弾性ゴムから成ることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項ないし第８項の１つに記載のピン継手
   。