JPS58858Y2 - 時計のカレンダ機構 - Google Patents

時計のカレンダ機構

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JPS58858Y2
JPS58858Y2 JP1414177U JP1414177U JPS58858Y2 JP S58858 Y2 JPS58858 Y2 JP S58858Y2 JP 1414177 U JP1414177 U JP 1414177U JP 1414177 U JP1414177 U JP 1414177U JP S58858 Y2 JPS58858 Y2 JP S58858Y2
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Expired
Application number
JP1414177U
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English (en)
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JPS53109468U (ja
Inventor
和正 伊藤
Original Assignee
リコ−時計株式会社
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Publication date
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Priority to JP1414177U priority Critical patent/JPS58858Y2/ja
Publication of JPS53109468U publication Critical patent/JPS53109468U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、日、曜表示の早送り機構を有する時計のカレ
ンダ機構の改良に関する。
町曜を早送り機構で早送りする場合、日送り爪、曜送り
爪及びこれらと噛合する歯に無理な力が加わり、破損す
るおそれがある。
従来、これを防止するものとして、日送り機構について
だけであるが、目板の歯と噛合する日送り爪を有する送
りカムにばね部を設け、日送り爪に対したわみ逃げ作用
をもたせたもの(実公昭5138384号公報)が知ら
れている。
また、このような日送り機構に加えてさらに、曜送り機
構についても同様に、曜送り爪を有する曜送りカムにば
ね部を設け、日送り爪とは別に曜送り爪についてもたわ
み逃げ作用をもたせたものも知られている。
しかし、この場合、日、曜の両送りカムの形状がともに
複雑になり、両者のばね部がともに送り爪と歯の噛み合
い高さ量だけたわまなければならず、この噛み合い高さ
を考慮すると、両送りカムの形状を小さくすることがで
きないという欠点がある。
本考案は、日送りカムと曜送りカムとを有機的に関連構
成することによって上述の欠点を解消したもので、以下
にはそれを図示の実施例について詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す日、曜早送り機構の
要部を示し、第2図はその断面図を示す。
図中、日板7は図示しない日早送り機構に連係され、当
該時計の外部での指動操作にもとづき第1図時計方向に
早送りで回転して、日板7に表示しである日付を早送り
で変えることができるようになっている。
曜日中間車8は図示しない曜早送り機構に連係され、外
部での指動操作にもとづき第1図反時計方向に早送りで
回転して、曜日中間車8に噛合している図示しない曜星
車を早送りで回転させることができるようになっている
第2図に示すように、地板1に一体に突出形成した軸1
aに、日回車2を一番下側に、その上に目送りカム3、
さらにその上に曜送りカム4の順序で嵌めて、それらの
抜出を、軸1aに設けたネジ穴にネジ6を螺合すること
により阻止しである。
日回車2は、その軸孔2aが軸1aに間隙なく嵌まり、
この軸1aに対し偏心移動することなくその回りを正し
く回転する。
日送りカム3は第3図に詳しく示すように平面はぼC字
形で、上記軸1aの太さよりも大きい切欠き孔3′を有
し、この切欠き孔3′を軸1aに嵌めである。
また、日送りカム3は、基端の下面にピン3aを一体的
に突設するとともに、外周縁に日送り爪3bを一体に突
出形成している。
日送りカム3のうち、日送り爪3bを有す−の側半部が
実質的にカムとして機能し、それに続く他の側半部がば
ね部3Cとして機能するようになっており、このばね部
3Cの自由端上面に円形の凸部3eを突出形成している
そして、この日送りカム3は、基端のピン3aを前記日
回車2に設けた孔2bに嵌めてあって、日回車2と一体
に前記軸1aの回りを回転するものであるが、このとき
カム3は、ばわ部3Cの基部の内周縁の内側に弧状に突
出した部分3dが軸1aの外周面に接するようになって
いるとともに、日送り爪3bが前記日板7の歯7aに噛
合して日板7を回転させるようになっている。
曜送りカム4は、幅員が軸1aにほぼぴったり嵌まる幅
で長さが軸1aの外径よりも少しく長い軸長孔4eを中
央に有し、この軸長孔4eを軸1aに嵌めているととも
に、前記日回車2に突設しであるピン5を孔4bに嵌め
ていて、日回車2の回転にともない軸1d回り回転し、
外周縁に突出形成した曜送り爪4aが前記曜回中間車8
の歯8aと噛合してこの中間車8を回転させるようにな
っている。
そしてこれら両カム3,4相互は、前者のばわ部3Cの
自由端の凸部3eを後者に設けた長孔4C中に挿入しで
あるとともに、後者と日回車2とを連結しているピン5
を、前者のばね部3Cの基部の外周縁の弧状に凹んだ部
分3fに係合させである。
しかして、日の早送り時には、すなわち目板7が第1図
時計方向に回転せられると、次の歯7aによって日送り
爪3bは押される。
日送り爪3bが押されると、目送リカム3は切欠き孔3
′によって軸1aに対し摺動できる余裕があるので、日
送り爪3bが歯7aより外れるところまで゛変位する。
この変位によって日送りカム3のばiw部3Cは第1図
時計方向に少しく回転するので、その自由端の凸部3e
が長孔4Cに係合し、ばね部3Cはたわんで目送り爪3
bの復帰力を蓄積する。
歯7aが日送l)爪3bを通り越すと、日送りカム3は
、そのバネ部3Cのばわ力でもって原状に復帰するので
、日送り爪3bは噛合軌跡内に戻る。
一方、曜早送り時には、すなわち曜回中間車8が第1図
反時計方向に回転せられたときには、その歯8aでもっ
て曜送り爪4aが押される。
曜送り爪4aが押されると、曜送りカム4は、軸長孔4
eによって軸1aに対し摺動できる余裕があるので、曜
送り爪4aが歯8aより外れるところまで変位する。
この変位によって長孔4Cの一端4dが凸部3eに係合
するので、ばね部3Cはたわんで曜送りカム4の復帰力
を蓄積する。
歯8aが曜送りカム4aを通り越すと、曜送りカム4は
、日送りカム3のは゛ね部3Cのは゛ね力の働きでもっ
て原状に復帰するので、曜送り爪4aは噛合軌跡内に戻
る。
なお、以上においては、日送りカム3にばね部を設け、
曜送りカム4に長孔を設けたが、これを逆の関係にして
設けて、曜送りカム4に復帰力を蓄積するようにしても
効果は同じである。
斜上のように、本考案カレンダ機構は、目送リカムと曜
送りカムの両者に、早送り時における逃げ機構を設ける
一方、それらのうちのいずれか−考に、逃げ動作後の復
帰を両者いずれについても行うことができるばね部を設
けたので、B、曜のいずれの早送りについても、歯また
は送り爪が破損するというようなことがないとともに、
日、曜の両機構が有機的に関連構成されているので、機
成が簡略で、小型化できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその要部の平
面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は日送
りカムの拡大平面図である。 3b・・・・・・日送り爪、3・・・・・・目送リカム
、4a・・・・・・曜送り爪、4・・・・・・曜送りカ
ム、1a・・・・・・軸、3′・・・・・・切欠き孔、
4e・・・・・・軸長孔、3c・・曲ばね部、5・・曲
ピン、4C・・・・・・長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1. 日付及び曜日の表示機構を有する時計のカレンダ
    機構において、日回車と日送り爪を有する日送りカムと
    曜送り爪を有する曜送りカムとを、それらの孔を同一軸
    に回転可能に嵌めて、日送りカムの切欠き孔および曜送
    りカムの軸長孔はその孔の範囲内において前記軸と摺動
    できるように構成し、前記日回車および曜送りカムの間
    に介在する目送リカムもしくは他方の曜送りカムのうち
    いずれか一方に一端が自由端であるばわ部を設け、その
    ばね部の自由端を他方のカムに係合させるとともに、前
    記軸に沿って回動する日送りカムの湾曲可動部分を前記
    日回車と曜送りカムとに連設させたピンに係合させて構
    成したことを特徴とする時計のカレンダ機構。 2、 目送リカムがばね部を有し、そのばね部の自由端
    を曜送りカムの長孔に係合させてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の時計のカレンダ機構。 3、曜送りカムがばね部を有し、そのばね部の自由端を
    日送りカムに設ける長孔に係合させてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の時計のカレンダ機構。
JP1414177U 1977-02-08 1977-02-08 時計のカレンダ機構 Expired JPS58858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1414177U JPS58858Y2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 時計のカレンダ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1414177U JPS58858Y2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 時計のカレンダ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53109468U JPS53109468U (ja) 1978-09-01
JPS58858Y2 true JPS58858Y2 (ja) 1983-01-08

Family

ID=28833511

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JP1414177U Expired JPS58858Y2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 時計のカレンダ機構

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JPS53109468U (ja) 1978-09-01

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