JPS5882826A - 硬貨包装機における包装紙供給方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬貨包装機の包装紙供給方法およびその装置に
関する。

従来、所定枚数重積された硬貨を包装する硬貨包装機の
包装紙供給方法およびその装置は、包装紙ロールから供
給ローラにより引飲出される帯状包装紙を包装紙案内通
路に沿って包装部へ送り、包装部へ送り込まれる包装紙
の先端が、回転される複数本の包装ローラと、これら包
装ローラによって挟持回転される重積硬貨との間にくわ
え込まれろことにより包装紙に急激な緊張を与え、この
緊張状態におかれる包装紙の軌道上に設けられた切断刃
に押しつけて切断し、切断された包装紙片が重積硬貨の
周面に巻蛍つけられる。

ところで、前記のように切断されて重積硬貨の周面に巻
きつけられる包装紙片の長さは、切断刃から硬貨包装部
までの包装紙案内通路の通路長によって決まる。

しかして我が国のようＫ、各金塊硬貨の硬貨径にあまり
差がない場合には、包装紙片の長さをすべて同一として
も包装に差支えることはないが、例えば英国のように各
金種硬貨の硬貨径に大きな差がある場合には、包装紙片
の長さを硬貨径に応じて調整する必要がある。

上記包装紙片の長さを硬貨煙に対応させる手段としては
、切断刃の位置を包装紙案内通路に沿って移動させて切
断位置を調整することによる方法、あるいは切断刃は一
定位置とし、包装紙案内通路の包装紙案内壁を包装紙供
給方向所定位置において１分し、これら分割された案内
壁を硬貨径に応じて変位させ、包装紙案内通路の通路長
を変化させるととＫよる方法、さら九はこれらを組合わ
せた方法が従来から採られている。

そのため切断刃の位置を包装紙送り方向に移動調整する
機構や、一対の包装紙案内壁を移動調整する機構婢の複
雑精微な調整装置を必要とし、また一対の包装紙案内壁
を調整する場合、成る金種硬貨径に対応するときには滑
らかな包装紙案内壁面が形成されても、他の金種硬貨径
に対応するときＫは一対の包装紙案内壁の交叉部分が角
度を持つととＫなり、滑らかな壁面が形成されず、その
結果包装紙先端部分の送りに支障をきたすことＫなると
いう問題がある。

さらに、各金種の硬貨径の径差による包装紙片の長さの
調整が必要のない国々の場合であっても、包装に必要な
包装紙片の長さ域がある国では非常に短かくてすむのに
対し、他の国では非ＮＫ、長い場合がある。これ九対処
するに従来の方法では包装紙案内通路の長さを長くして
おかなければならず、そのため硬貨包装機の核部のスペ
ースが大きくなり、機械を大型化するという欠点がある
ととも忙、各国共通化がなし得ないという問題がある。

本発明は上記従来技術の諸問題に着目し、これを改善す
ることので鎗る硬貨包装機の包装紙供給方法およびその
装置を提供することを目的としてなされたものである。

本発明においては、包装紙ロールから包装部まで包装紙
の送りを案内する包装紙案内通路の包装紙案内種部を、
包装紙の先端が包装部に到達するまでは包装紙を最適状
態で案内し得る案内壁面を構成し、重積硬貨の包装に必
要とする包装紙の長さが該案内通路の案内壁部より長い
場合には包装紙案内壁部の一部または全部を通路から退
逃させ、供給ローラにより包装紙に自由なたるみを与え
て追加送り出しをし、ついで包装部に送り込んで重積硬
貨の周面Ｋ１１ｋ飲つく際の緊張により切断刃に押し当
てて切断することにより、その重積硬貨を包装するに足
る長さの包装紙として供給するよう処したことにある。

以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。

第１図（ム）は本発明を適用した硬貨包装機の内部構造
を斜視図で示すもので、硬貨供給部（ム）乃至硬貨包装
部（Ｂ）の基本構成は概ね公知に属するのでその概要に
ついて説明すると、硬貨供給部（ム）は１図示しない硬
貨補給装置から回転盤ｌ上に適量ずつ補給される硬貨が
回転盤ｌの回転による遠心力により回転盤ｌの周縁部分
へ水平状態に並んで移動され、その周縁から外方へ延設
される硬貨通路コヘ送り込まれる。この硬貨通路コの入
口近傍の回転盤ｌの上部には図示しない厚み規制部材が
あって、硬貨通路コへは硬貨が厚み方向に重なることな
く７枚ずつ送り込まれる。

上記の硬貨通路コは、通路中の一方を決める則定通路＠
Ｓと、他方を決める可動通路壁参と、両通路壁３．参間
に設けられる異種小径硬貨の排除＃Ｉｊとを有し、上配
可動通路壁参は金種つまみ６の軸７に固定された通路中
調整カムｔにより通路巾方向に移動されるようになって
おり１通路中が取り扱う金種の硬貨径に対応するよう調
整される。

前記硬貨通路コの上部処は硬貨移送装＠ｑが設けられて
いる。この硬貨移送装置９は、硬貨通路コの前後部に軸
架されたプーリー軸、　ｌｂ間に巻装されるベルトヂ０
からなり、このベル）　９０の下面が硬貨通路を上の硬
貨の上面に摩擦接触して硬貨を硬貨通路１の末端に整列
して移送するもので。

その移送の間に変形硬貨や径小硬貨が前記排除溝ｊから
下方に排除される。

前記硬貨通路コの末端部には計数装置１０が設けられて
いる。この計数装ｆｌｏは、公知のように硬貨の通過を
検知する近接スイッチ形式の硬貨検知器（第を図のコｏ
ｙ　）を有し、予め設定された硬貨枚数を計数したとき
ストップ棒１０６がソレノイド（第を図の一〇ｆ）Ｋよ
り動作されて設定された硬貨枚数の次の硬貨を係止し、
硬貨の送り出しの停止、硬貨補給装置（第を図のコ１０
　）から回転盤Ｉへの硬貨の補給の停止、および回転盤
ｌ、硬貨移送装置！の駆動の停止がなされるようＫなっ
ているい 硬貨通路二の末端から排出される硬貨は、円弧状の案内
空間を内部に有する案内金具ｌ／により案内されて硬貨
包装部＋Ｂｌの一部を構成する硬貨受筒ｌコ内へ供給さ
れ、この受筒ｌコの底部に設けられた一対の底板ｌｓ　
、　／Ｊ上九九所定枚数硬貨が重積される。

前述の計数装ｆ１０は、所定枚数の硬貨を計数した時点
において電気回路を通じ包装モータ（第を図のコｉｔ）
を回転させ、これによ、リカム軸／４’を回転駆動させ
る。このカム軸／＋の回転により、カム軸／４’上のカ
ム群ｌ！；のうちのいくつかのカムで硬貨包装部（ロ）
の一部を構成する硬貨支承棒１６が包装ローラ／７　、
　ｔｔ　、　ｉｑの側方下部から真下下部へ移動し、底
板／３　、　／３の下部まで上昇Ｉ、て停止され、その
とき底板開放用ソレノイド（第を図のユｔｂ　）が励磁
されて底板／３　、　／Ｊが開かれ、受筒１２内の重積
硬貨は底板／Ｊ　、　／３の下部に停止中の支承棒／４
の上面九乗り移り、支承棒１６の下降により包装ローラ
／７゜／ｌ　、　／９の間の包装位置へ持ち来たされ、
包装位置へ下降した支承棒／ｌはその位置で一旦停止さ
れる構成となっている。

一方、硬貨包装部ｆＢ）は、受筒１２、底板／３　、　
／Ｊ。

支承棒１６のほかに包装ローラ／７　、　／ｌ　、　／
デを有し。

これら包装ローラは前配支承棒／４の上昇過程で前記カ
ム群１３の１個のカムと、金種つまみ４の軸グに連動す
る調整軸上のカム、およびこれら両カムにより作動され
る図示しないリンク機構等により相互に接近する方向に
移動され、硬貨径より一定の間隙をおいた位置まで移動
してその位置で一旦停止する。この停止は重積硬貨を包
装ローラ１７゜／Ｉ　、　１９間へ誘導するための誘導
位置であり、支承−７乙の下降時期にはすで忙包装ロー
ラ／７　、　／Ｉｔ　、　／９は誘導位置に移動して停
止している。すなわち上記包装ローラ／７　、　／Ｉ　
、　／９の部首については、第３図におけるＩ点鎖線位
置は最大開き位置であって、金種別硬貨径にかかわらず
一定位置であり、カム軸／Ｕの回転に伴って上配最大開
き位置から各包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９は均
岬量かつ等速度で中心点０に向は移動される、 前記の誘導位置は、第３図の実線図示の位置であり、最
大開き位置から移動された包装ローラ／７゜／ｌ　、　
／９が一旦停止する位置である。

この位置は、金種別硬貨径によって異なり、金種つまみ
ルの軸りに連動する図示しないカムと、包装ローラ移動
用の図示しないリンク機構との轟接位置を費えることに
より変更され、誘導位置にある包装ローラ／７　、　／
Ｉ　、　／９と包装されるべき重積硬貨の間隙は金Ｎに
かかわらず常にほぼ一定となる。またコ点鎖線図示位電
は、包装ローラ／７　、　／Ｉ　。

／デが重積硬貨を挟着した位置を示している。

なお、上配各郁の構成、および包装ローラ／７゜／Ｉ　
、　／９の移動機構の詳細は、特公昭ｊ３−３２３／７
号公報、あるいは米国特許第３，１１６．９ｊｔ’／号
明細書に示されている。また上記第１図乃至第３図の例
では、包装すべき金種硬貨のうち、最大硬貨径の金種と
最小硬貨径の金種との径差が大きい画用の場合故このよ
うな構成を採用ｌ−でいるが、もし径差が少ない場合に
け上紀のような調整は必要がなく、最大開き位ｆ（第３
図１点鎖線図示位置）から挟着位置（第３図１点鎖線図
示位置）へ−挙に移動させるようＫしてもよい、またこ
の例では３本の包装ローラがすべて移動するタイプにな
っているが、１本または二本が移動する構成とし、他は
位置固定としてもよい、さらに硬貨の銹導位置を金種に
応じて調整する仕方も上記例に限らず１例えば特公昭ｓ
ａ　−ｓｓｏ号公報の技術によるものであってもよい。

つぎに本発明における主要構成部である包装紙供給装置
部０［ついて説明する。

予めロール状に巻成されている包装紙ロールＲは、支持
板メ上に直立された保持棒２ＩＩ＠に巻芯−が挿入され
て直立姿勢に保持され、前記支持板薯は硬貨包装機の機
体の固定枠を構成する合板易の下ｆｆｉ［固定された支
持腕ｊＫ凹転可能に支持され、糟 前配支承板評の上面は台板謳の上面と同一高さとされて
いる。

前記包装紙ロールＲの近傍には包装紙供給ローラ２７．
ｕが設けられている。一方の供給ローラコアは、パルス
モータ（第を図のココユ）Ｋ直結される駆動ローラであ
り、他方の供給ローラＵは図示しないば゛ねＫより前記
駆動用供給ローラコアに圧接されて従動する従動ローラ
である。

前記供給ローラコア□Ｊ関の近隣には、前記台板３に固
定された第７包装紙ガイトコ９が設けられている。

上記第１包装紙ガイトコ９に対向して包装紙切断用の切
断刃、Ｗが設けられている。この切断刃Ｘは、先端部が
突Ｖ字状に形成され、これに細かい鋸歯状の刃が形成さ
れた刃先を有するもので、基部が切断刃固定板３ノに固
定されている。

上記固定板３／には、第１図（Ｃ１拡大図示するよ５に
前記切断刃３０に平行して弾性を有する板はねココが固
定されており、この板ばね３２の先端部は前記切断刃Ｘ
の刃先の突Ｖ字形に近似した突Ｖ字形とされ、切断刃Ｘ
で包装紙が切断される突Ｖ字形状の後続包装紙先端部を
前記第１包装紙ガイトン惰へ押し戻す役目を持っている
。

前記固定板３１はその後部が直角に屈曲されて平面形状
り形をなし、その屈曲部が支持体３３に固定されて〜亀
る。

ト紀支持体３３はガイド軸３りに上下動可能に挿通され
、その上下位置が調整されるようＫなっている、この調
整は、包装すべき金種硬貨の重積高さに応する巾の包装
紙が選択されて用いられる際Ｋ、その包装紙の下端が台
板易の上面を規準とすること、および支持棒／４による
包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　７９間での重積硬貨支
持位置（包装位Ｉｔ）が一定であるととによるため、包
装紙の巾方向中心が金種によって変化し、それに応じて
切断刃Ｘおよび後述の検知片ＪＳＳの突ｖ字状の刃先頂
点を包装紙の巾方向中心に一致させるためである。それ
故金種つまみ基の軸りに連動する調整装置（ｍ１図の１
００）によって固定板３１の上下位置が調整され、この
調整により切断刃Ｘ、板ばね３コ、検知片ｊｊ　ａｍ　
、紙切断検知スイッチ８Ｗ（第を図のココμ）が一体に
上下されるように構成されている。

前記検知片ＪＳ−は固定板、？／に支軸３３ｔ＋を中心
に水平面内で揺動可能に支持され、この検知片３３１に
は検知スイッチ謂（第を図のココ弘）を作動させるスイ
ッチ作動部と、ばねｙｓｏの付勢により前記固定板ｊ／
に当接するストッパ部とを備えている。

釆 前記ｔｌ、を包装紙ガイトコ９に続いて包装紙室内壁部
材を構成する移動包装紙ガイド３４が設けられている。

この移動包装紙ガイド３６は、包装紙が通る通路に面す
る側が平面よりみて円弧状に凹曲する形状をなし、七〇
基端には支持軸３フが固設されている。この支持軸３フ
の上下端は合板２４（上部側の合板は図示省略されてい
る）間に回転可能に支持され、この支持軸３７の上端に
は揺動板３１が固定されており、との揺動板３１の一端
にはビン３１ｍがあって連結板功の長孔ＩＡＯｍＫ挿入
されている。そして前記ピン３１−と連結板り、との間
にはばね３デが張設され、互いに引館合っている。

前記連結板りの他端はレバー参ｌの一部に固設されるビ
ン８に遊嵌されており、−このピン輻には作動レバー旬
の一端が遊嵌されている。この作動レバー旬の他端はく
字状に屈曲したアーム釘の中間部にピン４１　ｆｔより
連結されている。

上記アーム〇と、これと対をなす下側のアー五悔との一
端部関には押えローラ弘７が回転自由に支承され、この
押えローラ参７の側方には前記アーム＋Ｓ　、　ａｔ間
に固定して紙ガイドクが設けられている。

上記各アーム材、鵠は、その他端間が支軸弘チにより回
動可能に支持され、ばねｊｏＫよりアー五桔。

ダ１を図において反時計方向に付勢している。

前記のレバーダｌは、その中間部が軸ｊｌＫより支持さ
れ、この軸３／を中心に水平面内で回動自在とされてい
る。また王制レバー！／の他端忙はカムフオロｒｙｓコ
カ軸着されており、このカムフォロワ３２はばねｊｌの
付勢を受けてカム軸ＩＱ上のカム群ｌ！Ｉ中の１つのカ
ム３３に接触されている。

前記合板１−ヒには包装紙案内壁の他部を構成する第ユ
包装置ガイドｊｊが固設されている。この第コ包装置ガ
イドＳＳは、前記移動包装紙ガイド３４とは逆方向に彎
曲した円弧状をなし、この移動包装紙ガイド３４が閉じ
られたとき（第７図、第２図示状態）これ九一連に連続
し、て包装紙案内壁を構成すするようＫなっている。

つぎに１紀実施例の作動について説明する。なお電気的
制御部分については、後述するｔｌ１４を図のまず包装
紙装着作業において、包装すべき金種を変更する場合に
は、金種つまみ基をその金種に設定すると、切断刃Ｘ、
板ばね３コ、検知片３３Ｌ１．。

スイッチ８Ｗが共に上下に移動してその切断刃３Ｑの刃
先の突端が包装紙の巾方向中心に一致するよう調贅され
る７なお金種の変更を要しない場合は金種つまみ６の操
作は必要がなく、その金種用の包装紙ロールＲの交換の
みでよい。

ついで包装紙ロールＲの巻芯ｋを保持棒謳１に挿入して
支持板Ｊ上に安定載置する。こうしたのち包装紙ロール
只の周面に張りついている先端部を剥し、供給ローラコ
ア　、　２１間へ挿入する。そして移動包装紙ガイド３
４を支持軸３７を中心に手で手前側に回動して開き、供
給ローラ２７，３間を通る包装紙の先端を引き出す。

こうして包装紙を切断刃にに押し当てると、包装紙ロー
ルＲから引創出された包装紙は突Ｖ字状に切断され、そ
の切断端は板ばね３２により第１包装紙ガイトコｑ＠へ
押し返されてその位置に位置づけされる。

このよう托したのち移動包装紙ガイド３４を第１図、第
二図の状態に閉じる。

つぎ罠図示しない紙セツトボタンを押すと１紙セットス
イッチ（第ｒ図のココｊ）が動作して制御回路を通じ所
定数のパルスがパルスモータＫｎえられ、供給ローラ２
７が所定量回転し、従動側の供給ローラＵと協働して包
装紙ロールＲから構成される装紙を所定長さ送り出す。

このとき包装紙の突Ｖ字状をなす先端部は第７包装紙ガ
イトコｔ、移動包装紙ガイド３６、第コ包ｉ紙ガイド５
３に沿って移動し、紙ガイド″４ｃＩＫ当ってのちこれ
に沿って移動され、さらに紙ガイド二の紙面案内面ｐｂ
にガイドされて第一図に示す位置に至る。移動される包
装紙の下端は台板易の上面、およびその上面と同一高さ
とされる紙ガイドｎの包装紙下面案内部ＪＪＯとＫよっ
てガイドされる６なお、移動する包装紙が紙ガイｌ”ｌ
Ａｇや紙面案内面Ｕｔ）に沿って通過するとき１紙ガイ
ドクに対抗する第コ包装紙ガイド５３と紙面案内部工ｄ
は異なる方向へ進行しようとする包装紙先端を矯正する
役目を持つ。

包装紙の先端が軌コ図示の位置に到達すると、供給ロー
ラ２フの駆動は停止され、そのため包装紙先端は包装ロ
ーラ／ｌの側部位置に停まる。

次にスタートボタンを押しスタートスイッチ（第を図の
二ｌコ）を動作させると、制御回路を通じ硬貨供給部ム
が駆動される。その結果、硬貨補給装置から回転盤ｌ上
に適量ずつ補給される硬貨が回転盤ｌの回転による遠心
力により回転盤ｌの周縁部分へ水平状ｎｔＬ並んで移動
され、その周縁から外方へ延設される硬貨通路コへ送り
込まれる。

送り込まれた硬貨は硬貨移送装ｆｔＫより移送され、変
形硬貨や径小硬貨は移送途中で排除＠Ｓから排除されて
適正硬貨のみが計数装置１０で計数され、受筒／コヘ送
り込まれる。計数装置１０が所定枚数の硬貨を計数した
時、ストップ棒ＩＯ−が進出して以后の硬貨を阻止し、
所定枚数の計数済硬貨だけが受部ｌコ内で重積される。

なおこの時点で硬貨補給装置１回転盤ｌ、硬貨移送装置
９は停止される。一方、計数装置ｉｏは、所定枚数の硬
貨を計数した時点で制御回路九対し【指令を送り、包装
モータ（第を図の１１１　）を駆動させ、カム軸／４Ｃ
を回転させる。カム軸／Ｇが回転し始めると、カム軸ｌ
参上のカム群／ｊｓの回転により支承棒１６が横方向へ
移動し、包装ローラ／７　、　／ｌ　、　／９の中心点
０の位置まで入り込み、ついで上昇する。そのときカム
軸／４１’上のカムｊ３の径大部分に接触していたカム
フォロワｊ２かばね九の付勢によりカムＳ３の径小部分
に落ち込む、これ罠よりレバー４４７が軸ｓｉを中心と
して図において反時計方向に揺動され、これにより連結
板初が押されて揺動板３ｔは支持軸３７を中心に揺動さ
れる、そのため移動包装紙ガイド３６も支持軸Ｊ７を中
心として時計方向に開動する。

他方において、レバー参ｌＫよって作動レバー句が移動
され、支軸仰を中心に押えローラ４！７が揺動して包装
紙の紙面を第コ包装置ガイドＳＳに押しつける。また、
これと同時期に包装ローラ／７　、　／Ｉ　。

１９もカム軸ｌ参上のカム群１５により移動され、誘導
位置Ｃ１ａｓ図実線位置）へ移動する。そのとき移動包
装紙ガイド３４、押えローラ４４７は第３図示の状態と
なり、包装ローラ／７　、　／ｌ　＃　／９は同図実線
図示の位置となる。

上記の態勢になるとパルスモータ（１１１図の−）が起
動し、包装紙供給ローラ２７が所定量回動する。この場
合、パルスモータが回動するのは、中径グループまたは
大径グループに属する金種硬貨の場合である。つまり、
包装されるすべての金種について硬貨径忙より大径グル
ープ、中径グループ、および小径グループに分け、押え
ローラ４４７および移動包装紙ガイド３４が第３図示の
状態で中径グループに属する金種の場合には所定長さの
包装紙を追加送り出しし、また大径グループに属する金
種の場合は、中径グループの金種より長い所定長さの包
装紙を追加送り出しするものである。そノタメ、パルス
モータの始動時期は、中径グループ、大径グループとも
同じであるが、大径グループの金種のときにパルスモー
タに印加されるパルス数は中径グループの金種のときの
パルス数より多い数とされる。なお、小径グループの金
種のときにはこの時点においてはパルスモータは回転し
ない。

したがって小径グループ金種の場合は、包装紙は第３図
において鎖線図示のまＮであり、中径グループ金種の場
合は１点鎖線図示位置、大径グループ金種の場合は実線
図示位置のよ’ｌｌ追加的出しが行なわれ、その送り出
し後パルスモータが停止して供給ローラコアが停止する
。

供給ローラコアが停止した所定の時期（大径グループの
場合の供給ローラコア０回転停止直後）に、包装ローラ
／７　、　／ｌ　、　／ｆ関へ支承棒１６により誘導さ
れて包装位置に停止した重積硬貨が包装ローラ／７゜／
１．１９によって挟着される。その挟着直後に包装ロー
ラ／７　、　／ｌ　、　ｉｔが回転駆動され、重積硬貨
を回転する。

包装ローラ／ｌの側部に先端部が到達していた包装紙は
１紙ガイドＪＪＫ沿って隣位の包装ローラ１９に付設さ
れる紙ガイドへ送られ、同様にして包装ローラ１７と重
積硬貨との間へ送り込まれて重積硬貨の周面に巻きつけ
られる。

この際、包装紙は急激に引張られるので、後続部分は直
線状に緊張される。すなわち移動包装紙ガイド３４部分
に対応する包装紙のたるみ部分が、大径グループ金種硬
貨の場合は実線図示位置から、また中径グループ金種硬
貨の場合は１点鎖線図示位置から、さらに小径グループ
金種硬貨の場合は破線図示位置から一点鎖線図示位置に
向って急激に移動し、緊張される。

１紀包装紙の移動により包装紙は切断刃Ｘの突Ｖ字状の
刃先に当り、その刃面に沿って前記緊張力により切断さ
れ、１点鎖線図示位置まで移動する間に包装紙の切断が
完了する。

切断終了とともに切断刃諏の刃面に沿った後続包装紙先
端部は、板ばね３２によって第ｔＢ装置ガイトコｆ＠に
沿わされる。

なお、切断刃、［Ｋよって包装紙が切断される前の緊張
される途中において包装紙の紙面に検知片３５−が当り
、ばね′３ｓ　ｃに抗して包装紙の緊張移動に追従して
従動される。そして包装紙が一点鎖線図示位置へ移動さ
れて切断が終了する時期に検知片３３ｍが１点鎖線図示
位置へ移動され、紙切断検む包装機構（第を図の１００
　）の正常包装サイクル、すなわちカム軸／４１’のス
タート位置までの回転続行と包装ローラ／７　、　／ｌ
　、　１ｑの回転が続行する。

また包装紙が切断されない場合、例えば包装紙ロール只
の包装紙がなくなったり、包装紙が供給通路に詰ったり
して包装ローラ／Ｉの位置に包装紙の先端部が位置され
ていない場合忙前配スイッチ８Ｗ（第を図の二二蓼）が
切換えられないと針（ただし切換えられても包装サイク
ルの所定の時期内でない場合を含む）［は、カム軸ｌｑ
はスタート位置までの回転は持続されるが、包装ローラ
／７　、　／Ｉ　。

／？の回転は停止され、また包装サイクル中の所定時期
に行なわれる供給ローラ２７の回転用パルスモータの回
転も抑止される。

前記のよう托して正常に切断された包装紙片の後端部は
、ばねＪｊ　ＯＫより付勢される検知片３３−の実線図
示位置への移動により押し戻されながら包装ローラ／Ｉ
Ｋ向けて引き込まれ、重積硬貨の周面に４Ｉきつけられ
る。

この時点でカムフォロワ３２がカム３３の径大のカム面
に乗り上り、これＫよりレバー参ｌが軸Ｓ／を中心にＩ
ｇにおいて時計方向に回動１２、紙ガイドＪ４゜押えロ
ーラ←）を元の位置に復帰させる。その直後Ｋ　／＜　
ｋス毫−タ（第を図のコココ）に所定数のパルスが印加
されて所定量回転され、供給ローラツクも所定量回転さ
れ、包装紙の先端部は切断刃、にの近傍位置から閉鎖状
態にある移動包装紙ガイド３４、第コ包装紙ガイドおに
沿って移動される。

一方、包装機構（第を図の７００　）では、重積硬貨に
包装紙片が巻きつけられ、巻込鉤ｕ、ｕＫよりその巻き
つけられた包装紙片の両端に突出する部分が折り込まれ
、ついで支承棒１６の下降および偶力への移動、つぎに
巻込鉤オ、おの上下への退逃および偶力への移動、包装
済硬貨な挟着した状態での包装ローラｉ’ｙ　、　／Ｉ
　、　／９の駆動停止、その後の包装ローラ／７　、　
／ｌ　、　／ｌの最大開き位置への移動が行なわれ、包
装済硬貨は挟着状態が解かれて放出される。なお、包装
ローラ／フ、　ｉｔ　、　ｉｔの回転が停止した後に包
装済硬貨の挟着を解くのは、包装ローラが回転している
状態で放出すると、包装硬貨も回転しながら落下され、
包装機構の下方の放出樋部分通過時、あるいは受箱収納
時九回転したまま当るので、包装紙が破れることを防ぐ
ためである。

包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　１９が第３図の位置（
最大開を位＠）へ復帰した直後に前述の包装紙の先端部
が包装ローラ／Ｉの側部に到達して停止され、このとき
カム軸／４１が１回転を完了してスタート位置に復し、
１回の包装サイクルが終了する。一方、硬貨供給部ムは
受筒ｌコの底板／Ｊ　、　／３が閉じられた直後に再度
駆動されストップ棒ｉｏｎも後退し硬貨の計数が開始さ
れている７その為もし計数装置１０がカム軸／４４のス
タート位置への復帰の時点でっぎり所定枚数の硬貨の計
数を終了していない場合には、カム軸ｌｔはそのスター
ト位置で停止し１次回の包装サイクルのための回転に備
える。また計数装置１０が所定枚数の硬貨の計数を終了
しているときは。

スタート位置まで復帰したカム軸ｌりは停止するととな
くそのまま回転を継続して次回の包装サイクルに入る７ 第を図は、上記の硬貨包装機の電気的制御部分と、これ
忙より直接１間接九制御される部材との結合関係を示す
ブロック線図である。同図において、電気的信号による
結合は実線で、機械的駆動伝達による結合は破線で示さ
れている。

操作部コ００の金種つまみ６は包装すべぎ金種にセット
され、また枚数つまみコＯ７により定数発生器コ０２が
包装すべき枚数（例えば５０枚、卯枚、ｊ枚等に設定さ
れる。（なお金種つまみ基により定数発生器：１０コの
枚数設定をすることとしてもよい７）一方、硬貨通路に
設けられる計数装置ｉｏの硬貨検知器コ０３からの信号
が計数回路二〇Ｕで計数され、定数発生器〃コの情報を
計数回路二〇４４の計数内容の一致をみる一致検出回路
：１ＯＳが設けられ、その一致時に発生される計数一致
信号二〇３ｐ　が硬貨送り制御回路３６および包装制御
回路ユ／４４に入力される。包装制御回路ユ／４Ａでは
、計数一致信号ｘりが、後述のように、包装開始タイミ
ング信号として用いられる。硬貨送り制御回路：ｗ６は
、補給モータ＃’Ｆ　、計数モータコＯｔ、ストップソ
レノイドコ０９を制御し、これ九より、補給装置コ１０
．回転盤ｌ、硬貨移送装置！、ストップ棒１０ｓを動作
状態または不動作状態にする。

操作部コＯＯにはまたクリアースイッチコｌｌ、スター
トスイッチコｌユ、ストップスイッチコ１３が設けられ
、クリアースイッチコｌｌの信号は計数回路二〇蓼、硬
貨送り制御回路二〇！、包装制御回路−７参に入力され
る。

以上のうち、金種つまみ１、枚数っまみコ０／、クリア
ースイッチュノ！、スタートスイッチコＩコ、ストップ
スイッチコノ３等により、操作部二〇〇が構成されてい
る。また、定数発生器コｏ１、計数回路２０参、硬貨検
知器ユ０３、一致検出回路二〇Ｓ、ａ貨送り制御回路２
０６、補給モータコｏ？、計数七−タコＯｔ１スドップ
ソレノイドコＯｆ、補給装置ユ１０゜回転盤ノ、硬貨移
送装置を等により、計数部３００が構成されている６　
（なお、純機構的に調整されるもの、料えば硬貨通路中
の調整等は第１図には示されていない、、）さらに、第
３図の計数装置ＩＯは、定数鞄生器コＯコ、硬貨検知器
シ３、計数回路コＯ参、一致検出回路コＯｊ、ストップ
ンレノイドｍｔ等で構成されている。

包装制御回路コｌ勢はシーケンスコントローラコｔＳＫ
接続され、またシーケンスコントローラユ／ｊはシャッ
タソレノイドコ／４、包装ローラクラッチュＩり、包装
モータコｔｔｖｔ＠Ｈされている。包装モータコｉｔは
移動機構コ／９を作動させる。また、後述する設定回路
ココＯが設けられている。以上の回路等で作動制御部φ
のが構成されている。

設定回路コＸは、金種つまみ基により、小径包装紙用設
定信号、中径包装紙用設定信号、大径包装紙用設定信号
のいずれかを発生するよう設定される。設定回路コニＷ
に接続された給紙制御回−ＩＩｕ／は、シーケンスコン
トローラ２１３の信号コｌｊｐを受けて、パルスモータ
コココを回転させ、包装紙供給ローラＪ７を回転させる
。

移動機構ユ／ｆは、包装機構１００と、給紙部ＳＯＯ゛
の押えローラ幻および移動用紙ガイド３４を移動制御す
る。また、調整装置１００は金種摘１により調整され、
その調整によって、移動機構：１／９を調整し包装機構
り〃の包装ローラ／’ｉ　、　／ｌ　、　／９、巻込鉤
２Ｊ、ｓｓを、その調型時または包装動作時に調整せし
める。調整装置ｔｏｏはまた。切断刃Ｘの上下調整と異
常検知部＆０００紙切断検知スイッチュ評の上下調整と
を行なう。

上舵したもののうち、給紙制御回路ココｌ、パルスモー
タコユコ、包装置供給算−ラコア、押えローラ旬、移動
用紙Ｗイド３４、切断刃ｙ等で給紙部ＳＯＯが構成され
ている。

異常検知部ＬＯＯＫ、は、紙切断検知スイッチココ参の
ほか、くずれ検知スイッチココ３が設けられ、これらが
包装制御回路二ノ参に接続されている。

また、包鋏紙ロール只の取換時に新しい包装紙ロール只
の包装紙先端部を所定位置に自動的Ｋｓ動させるために
手動操作される紙セツトスイッチココＳが役けられ、給
紙制御回路ｕ／に接続されて（−る、 包装機構’ｔｏｏの受筒用底板／３　、　／３はシャッ
タソレノイド２／４で開閉され、一方、包装ローラ／７
゜／Ｉ　、　／ｆ、巻込両刀、力、支承棒／１の移動は
移動機構コノ９によりなされる。

第１図と第３図との対応関係九ついてさらに説明すると
、第１図の移動機構：１１ｑは第３図のカム軸／＊、カ
ムｆｉｌ／３．カム５３．カムフォロワー３２、レバー
仰、　支軸ｊへバネ３６．ピンダコ１作動レバー句、連
結板り、バネ３９．揺動板３１．ビン３ざａ、支持軸３
ヂ、カム群ｌｊによって包装ローラ／７　、　／ｌ　、
　／りを移動させる機構（図示しない）、４Ｉ込鉤２３
，２３．および支承棒１４を移動させる機構に相当する
。

第２図の給紙部ＳＯＯは、第３図における押えローラ蓼
７％アーふり５．支軸部ζバネＳＯ１第コ包装紙ガイド
ｓ５を含む保持機構、供給ローラコツおよび供給リーラ
Ｕを含む供給ローラ部を有する。

／　ＩＪアースイッチコＩＩを釦操作するとクリアー信
号が計数回路３弘に入力され、計数内容がクリアーされ
る。また、クリアー信号は、硬貨送り制御１路２０６九
入力され、補給モータコ０７％計数モータコ０１が所定
時間（１秒程度）逆転されて停止する。そのため、補給
装置コ１０．回転盤ｌ、硬貨移送装置！が所定時間逆転
され、補給装量コｉｏ内に残存している硬貨は残存が確
認でき、取除ける位置まで戻される。また硬貨通路内忙
残存している硬貨も回転盤上に戻される。そして操作者
はそれらの残存硬貨がある場合には手でそれらを取除く
。

クリアー信号はまた包装制御回路コ／参に入力される。

シーケンスコントローラユｉｓは、その時初期状態忙あ
れば、包装制御回路：１１ψから信号を受け、シャッタ
ソレノイドコ１４のみを所定時間励磁させて、底板／Ｊ
　、　／ｊを開き、受筒ｌコ内に残留している端数硬貨
（「包装単位となる所定枚数」に不足の硬貨）を下方へ
放出させる８その放出後、ソレノイドコ１６は非励磁と
され、底板／Ｊ　、　／Ｊは閉じられる。この放出時、
包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／？、巻込鉤ｎ、２Ｊ
、支承棒１４は初期位置にある（押えローラ弘７．移動
用紙ガイド３４も初期位置にある）ので、端数硬貨はそ
れらに邪魔されずに落下し、放出される。

シーケンスコントローラ２１ｇが初期位置にない場合（
包装サイクルの途中でストップスイッチコｉｓを操作し
て欅、械を停止させた場合にこのような事態が生じる７
その場合、第３図のカム軸／ダは１回転の途中位ｆｔＫ
ある。）、包装制御回路二ｌ←から信号を受け、包装モ
ータコ／１を回転させ、移動機構コノ９中のカム軸７４
Ｌを初期位置に復帰させる。その結果、包装ローラ／７
　、　／Ｉ　、　／９、巻込鉤カニ２Ｊ。

支承棒１１．押えローラ亭７、移動用紙ガイド３６を初
期位ｆに復帰させる。そして、それらが初期位置に復帰
された時点で、シーケンスコントローココ／ｊがシャッ
タソレノイドコ１１を所定時間励磁させ。

底板／Ｊ　、　／３を開いて、受筒ｌコ内の残留硬貨を
放出するＡ　（シャッタソレノイド２）基は通常包装サ
イクルの途中で励磁されるが、クリアー操作時には。

その包装サイクル中では励磁されず、初期位置復帰時点
で励磁される。、′）また、シーケンスコントμｍクコ
／ｊは、包装ローラクラッチコｌりを断としており、移
動機′ｌｌＩコｌ’９の復帰動作中、包装ローラ／７　
、　／ｌ　、　／９へ包装モータコｔｒの回転を伝達し
ないよう糺している。

このようにして、機械のすべての箇所が初期位置に復帰
した時点で、金種つまみ１を希望包装金種にセットする
。これにより、硬貨通路コの巾が調整され、また設定回
路ココ０が金種包装紙の送りｆ（大径包装紙用、中径包
装紙用、小径包装紙用）に電気的にセットされ、さらに
調整装置ｔｏｏが作動される。調整装置ｔＯＯの作動は
、移動機構コ１９を介して上側の巻込鉤／３の高さ位置
を調整し、また包装ローラ／７　＊　／ｌ　＊　／’ｉ
が包装サイクル中に移動して位置付けられる誘導位置を
調整し、さらに切断刃諏および紙切断検知スイッチココ
参を上下調整する。また、包装金種の包装単位枚数が紡
−〇包装金種と異なる場合には、枚数摘ユ０１の操作で
定数発生器コＯコの包装単位枚数を変更設定する６次に
、前回の包装金種用包装紙ロールＲを、包装紙供給通路
から包装紙先端部を巻取って、支持棒メ一から抜ぎ取り
、代りに包装希望金種の包装紙ロールを支持棒Ｊ＠に挿
入し、突Ｖ字形状の包装紙先端部を供給ローラコア、コ
関に通し、さらに切断刃Ｘの側部に位置させる６％なお
、前に述べた例は、使用途中にある包装紙ロール只の場
合であり。

真新しい包装紙ロール只の場合には、支持棒２１１ｍに
挿入された包装紙ロールＲの周面に貼り付けられた包装
紙先端部をはがし、供給ローラコア、ｕの関九通し、移
動包装紙ガイド３４を開いて引き出す。

そして、咳先端部を切断刃Ｘにおしあてて突Ｖ字形状に
する７その突Ｖ字形状の先端部は、切断刃Ｘの側部に位
置している。移動包装紙ガイド３遥から手を放すと、バ
ネＪｆによりガイド、１４は閉じられ、初期位置に位置
付けられる。

この状態で、釦操作により紙セットスイッチコを操作す
ると、給紙制御回路−二ｌに信号が入力され、該制御回
路ココｌから所定数のパルスがパルスモータコココに印
加され、包装紙供給ローラコアが所定量（所定角度）回
転駆動され、包装紙先端部はガイド３４　、３！郷に沿
って包装ローラ／７７の側部まで誘導され、第１図に示
す状態となる。この状態で、補給装置に未処塩の包装希
望金権硬貨を投入する。

そしてスタートスイッチコｌコを操作すると、硬貨送り
制御回路１０４Ｗ’ｔスターＦ指令が与えられ、補給モ
ータコＯり、計数モータコＯｒが回転し、補給装置１１
０１回転盤ｌ、硬貨移動装置９が駆動され、硬貨は硬貨
通路コを通過して受筒ｌコ内に送り込まれ、重積される
。重積される硬貨は、硬貨通路通過中に硬貨検知器コ０
３で一枚ずつ検知され、計数回路コＯ参で計数される。

この計数値が定数発生器コＯｊＫ、設定されている計数
値と一致すると、一致検出回路二〇Ｓから一致検出信号
コｏｓｐが硬貨送り制御回路二０４　Ｋ入力され、該制
御回路二〇６は、補給モータコ０り、計数モータコｏｒ
を停止させるとともに、ストップソレノイドコＯデを励
磁させ、設定された枚数値以上の硬貨が受筒／コに入る
のを防止する。モータｖ？、−ｏｒの停止により、補給
装置コ１０、回転盤ｌ、硬貨移送装置デが停止する。

一方、一致検出回路ユａＳの一致検出信号コｏｓｐは、
包妓開始タイ之ング信号として包装制御回路ユ縛に入力
される。その結果、包装制御回路二ｌφからシーケンス
コントローラコ／ｊに信号コＩ参ｐが入力され、包装モ
ータコ１１が回転し、移動機構コノ９中の力五軸が回転
を始める。その結果、包装筒−ラ／１　、　／ｌ　、　
／ｆは、最大開き位置から重積硬貨誘導位置に移動して
一旦停止する。また、支承棒１４は、包装ローラ’７　
ｓ　’Ｉ　＊　１９間へ進入し、さらに底板／３゜１３
の下部へ上昇して一旦停止する。その時、シーケンスコ
ントローココ／ｊからシャッタソレノイドＪ／Ａへ信号
が入力され、底板／Ｊ　、　／Ｊを開放させる。

その結果、重積硬貨は支承棒／４上に乗り移る１乗り移
る時点で、支承棒１１は下降を始め、誘導位置にある包
装ローラ／７　、　／Ｉ　、　１９間を下降し、包装用
位置に一旦停止する。その時点で、包装ローラ／７゜／
Ｉ、・１９が誘導位置から硬貨周面へ急激に移動し、重
積硬貨を挟着する。この時、包装ローラＩＩの側部に包
装紙先端部が位置しているので、包装ローラ／ｌと重積
硬貨で包装紙先端部が挾まれるととＫなる。

一方、前述の包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９の最
大開き位置から誘導位置への移動時に、カム軸ｌ参のカ
ムｊ、ＨＣより押えローラ弘７が包装紙の所定位置を抑
圧保持し、また移動包装紙ガイド３１が開かれる。また
、中径グループまたは大径グループに属する金種の場合
には、その時点でシーケンス；ントローラコｔＳから給
紙制御回路ココ／に信号コ／３８が入力され、役定回路
二二〇で設定された中径または大径グループに対応する
パルス数がパルスモータコユユヘ印加され、対応する量
供給ローラコアが回転駆動され、その結果それに対応す
る長さ分の包装紙が開放された移動包装紙ガイド３４の
部分へ繰り出される６　（なお、小径グループ金種の場
合には、供給ローラコアは、その時期には回転されない
。）この供給ローラコアが停止した後に、包装ローラ／
７゜１ｇ　、　／９が重積硬貨を挟持するものである。

この挟持時点でシーケンスコントローラユ／ｊが包装ロ
ーラクラッチコｌりを作動し、包装モータコ／ｌの回転
が包装ローラクラッチコｌりを介して包装ローラ／７゜
／Ｉ、／ｆＫ伝えられ１重積硬貨が回転されて包装紙が
巻きつけられる。そのため、包装紙の後続部分は急激に
緊張され、切断刃Ｘ）Ｋ押しあてられて切断される。こ
の切断の時期に紙切断検知片３３Ｓ（第３図）が１紙切
断スイッチコニμを動作させ、検知信号ココ参ｐを包装
制御回路コｌ参に入力する。また、この時期に、シーケ
ンスコントローラ：ｌノ３カら所定時間の間、包装制御
回路コｌ参へ紙切断検知タイミング信号コｔＳｔ　が入
力されており、その期間内にスイッチ二二艶から検知信
号ココ参ｐが回路二ノ参に入力されると、正常な包装サ
イクルが続行される。また、その期間内に前記スイッチ
ココ参から回路ユｌ参へ信号ココ参ｒが入力されない場
合には。

回路コ／ｌからシーケンスコントローココｌｊへ信号コ
ｌ参ｒが入力され、包装ローラクラッチコｌりが断とな
って包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　１９は包装モータ
コｌｌの回転が断たれ、またシーケンスコントローココ
／３から給紙制御回路ココＩへも信号二ノ３−が入力さ
れず、パルスモータコ２ユの回転開始を抑止する。（こ
の時期にはパルスモータコココはまた停止状！にある。

〕また１重積硬貨の誘導時あるいは包装ローラ／７　、
　／ｌ　＃　／９による重積硬貨の挟着時に、くずれ検
知スイッチココＪがくずれ検知をすると（この検知時期
については、紙切断検知と異なり、時期的な制限はない
）、その検知信号ココ３ｐが回路ν弘に入力され、回路
２ノ参からシーケンスコントローラ二１３への信号コｔ
ａｒの入力を経てシーケンスコントローラ二ｌＳから包
装ローラクラッチュｌ？に信号が入力されて、クラッチ
ュｌ？が断となり、包装ローラ／７　＊　／ｌ　、　ｔ
ｑへの回転伝達が断たれ、またシーケンスコントローラ
二１３から給紙制御回路ココｌへ信号コｔｓｔｓが入力
されずパルスモータ−の回転開始を抑止する。

紙切断異常、硬貨くずれ異常が検知されるか否かに拘ら
ず、包装モータコ１１は回転が持続されているため、移
動機構：２．ｌｑ中のカム軸ｌりも回転を持続している
。そして包装紙の重積硬貨周面への春期 きつけ時察に包装ローラ間に進入し、上下に移動してき
た巻込鉤３．幻は巻きつけられる包装紙両端部を重積硬
貨端面を折り込む動作をする８この折り込み動作が開始
される時期に、前述の切断刃諏による包装紙切断が行な
われる。またこの折り込み動作の途中で、支承棒／６は
、包装されつつある重積硬貨下面から下降し、次に側方
九移動して初期位置に復帰する。巻込鉤ｎ、ｚｙは、折
り込み動作を終え、互いＫｍ反する上下方向に移動し、
次に側方へ移動して初期位置へ復帰する。この時点で、
シーケンスコントローラ１１Ｓから包？−ラクラッチコ
ｌクヘ信号が入力され、クラッチコ１７が断となって、
包装モータコ１１の包装ローラ／７゜／Ｉ　、　／９へ
の回転伝達が断たれ、包装ローラ／７　、　／Ｉ　。

１９は、包候済の重積硬貨を挾持したまま回転を停止す
る。その時、カム軸ｌりのカムにより、包装ローラ／７
　、　／ｌ　、　／９は開き方向へ移動して、初期位置
懐紙が切断刃、にで切断された後の所定時期ｋ、移動機
構により元の位置に復帰する。

また、シーケンスコントローラ２１３からの紙切断検知
タイミング信号コｔｉｔ　と、紙切断検知スイッチココ
参からの信号が包装制御回路ユ／参に入力されると、紙
切断検知タイ２ング信号が入力されな−くなった時点（
かつ押えローラ弘７％移動用ガイド３４が復帰した後の
時点］で、包装制御回路ユ滓を通じて、シーケンスコン
トローラ二ｔＳから給紙制御回路ココｌへ給紙タイ電ン
グ信号コ／１ｍが入力され４．（紙切断タイずング信号
の入力時に紙切断検知スイッチココ参が紙切断検知をし
ない場合には、回路二ｌ参により、シーケンスプント四
−ラコｌｊカら給紙制御回路ココ／に給紙タイミング信
号１７３ｍを入力せず、そのためその包装サイクル中、
パルスモータコ２１を回転させない、）その結果、給紙
制御回路Ｕ／から所定数のパルス（金種忙拘わらｆ、　
一定のパルス数〕がパルスモータコココに印加され、供
給ローラコアが駆動され、包装紙先端部は、切断刃Ｘの
側部から包装ローラ／Ｊの側部まで移動して、停止する
。（包装ローラ／ｌへの包装紙先端部の到達は、包装ロ
ーラ／ｌが最大開き位置へ復帰した直後である。）その
時点で、パルスモーｎ＝は停止する。その直後に１移動
機構コ１１のカム軸／４（が初期位置に復帰する。

一方、この包装サイクル中の、前述の受筒用底板／３　
、　／Ｊが閉じられた時点で、シーケンスコントローラ
二／ｊから包装制御回路ユｌψへ計数開始タイミング信
号ユ／ｊｕが入力され、その結果、回路コｌ参から硬貨
送り制御回路２（８へ計数開始タイミング信号コｌ参ｑ
が入力され、補給モータコＯり、計数モータコＯｒを回
転させて、次の所定枚数の計数重積が行なわれている。

そして、所定枚数の計数重積が行なわれた時点で、一致
回路二〇Ｓから一致検出信号コａｓｐが包装制御回路コ
蓮に入力される。この信号が入力された時点で、いまだ
移動機構２〕９のカム軸／Ｉがスタート位置に復帰して
いない場合には、後にスタート位置に復帰した時期にシ
ーケンスコントローラ二１３からスタートボジシ、ン信
号コｔＳマが包装制御回路コｌ＃に入力されるが、一致
検出信号コａｓｐが回路コｌ事に入力されているため、
該回路コ／４１ＦからシーケンスコントローラコノＳへ
包装開始タイ２ング信号コｌ←ｐが入力され、包装モー
タコ／ｌを動作させて、次の包装サイクルが継続して行
なわれる。また、スタートボジシ冒ン信号コｔＳマが包
装制御回路コ／４４　　Ｋ入力された時点で一散検出信
号コｏｓｐが回路コｌ参に入力されていない場合、核回
路コ／参からシーケンスコントローラ二ｔＳへ包装開始
タイ２ング信号コｌ弘ｐが入力されず、包装モータコＩ
Ｉは停止され、移動機構コ／ｆのカム軸７４４も始動位
置で停止する。そして、一致検出信号コｏｓｐが包装制
御回路コ／参に入力された時点で包装モータコＩｔが再
度回転駆動され、次の包装サイクルが開始する。

処塩が終ったとき、または包装サイクルの途中、または
包装サイクルはスタート位置にあり計数が途中のとき機
械を停止させたい場合には、ス）ｙプスイッチコ１３を
釦操作すると、機械の各部がその状態でストップする。

つぎに本発明の第コ実施例を第一図につき前記第１実施
例と共通する部分忙は同一符号を付し、相違する部分の
みについて説明する。

この実施例は、１つの包装ローラ１７を位置固定とし、
他の包装ローラｔｚ　、　ｔｑを位置可変として、前記
包装ローラｔｔｖｃ対し押えローラダ７が進退移動自在
に形成され、この押えローラダ７を回転自在に支持する
図示しないアームに紙ガイド−が固設されている。また
紙ガイド４Ｌ＃’は固定位置九設けられ・て〜する。

上紀実施例の場合は、切断刃χにより切断された後続包
装紙の先端部は供給ローラ２７．コの所定量の回転によ
り同図実線図示位置にある移動包装紙ガイド３４ＶＣ，
ガイドされ、さら忙第１包装紙ガイドｊｊに案内されて
包装ローラ１７の側部に至り停止する。このとき押えロ
ーラダ７は同図Ｉ点鎖線図示位置にあって、第１１１！
施例と同じタイミングで押えローラダ７が包装ローラ／
７に向って移動され、包装紙の先端部を押え、かつその
先端部を紙ガイドｎが重積硬貨を挟着する包装ローラｌ
フの周面部分に位置させる。

一方、供給ローラコア、３が再度必要量回動され、また
移動包装紙ガイド３６が同図１点鎖線図示位置まで移動
して開放状態とされるので、包装紙は同図１点鎖線図示
のようＫくり出されてたるみ、供給ローラ２７．Ｈの回
転停止によってその状態に維持される。

受筒タコから重積硬貨が包装機構に誘導され包装ローラ
／ｌ　、　／？が同図実線図示位置から１点鎖線図示位
置に移動することによって包装ローラ／７　、　ＩＩ　
。

１９で重積硬貨が挾持され、包装ローラ／７　、　／ｌ
　、　／９が回転し始めると包装紙の先端部が包装ロー
ラ１７と重積硬貨の間へ送り込まれ包装紙は重積硬貨の
周面に巻きつけられ、包装紙の後方が同図１点鎖線図示
のように緊張されて切断刃、１０　Ｋ押しつけられ、切
断される７その間押えローラダ７は包装ローラ／７に押
しつけられ、従動回転して包装紙の送りを補助する。

包装紙が重積硬貨に４１きつけられると、押えローラダ
７はＩ点鎖線図示位置へ、移動包装紙ガイド３４は集線
図示位置へそれぞれ復帰し、供給ローラ２７□ＵＩｌ）
回転九よりつぎの包装紙が再び切断刃ｙの位置から包装
ローラ１７の位置まで送り出される。

なお、この実施例においては、本発明の構成要件として
の保持機構は、押えローラｔフと包装ローラ１７とがこ
れＫ［ａｆｆｉする。また押えｐ−ラ４Ｌ７は。

同構成要）件中送り手段の機能も兼備するものである。

つぎに本発明の第３実施例を第Ｓ９九ついて説明する。

この実施例では、包装ローラｔ’ｔ　、　ｔｌ；　ｓ　
／９の近傍に押えローラダ７と駆動ローラμり冒とが設
けられ。

駆動ローラψ７′の回転速度は包装ローラ／７　、　Ｉ
Ｉ　。

ｌ？の（資）速度と郷速とされ、その回転の始動および
停止のタイミングは包装ローラ／７　、　ＩＩ　、　／
９と同じとされている。

この場合、包装紙の先端は、移動包装紙ガイド３轟、押
えｐ−ラ旬がいずれも同図実線図示の状態にあるとき駆
動ローラダク嘗の位置まで送られ、その後押えローラ旬
および移動包装紙ガイドＪ４が同図１点鎖線図示位置へ
移動され、供給ローラコア。

２ｊＫよって包装紙が同図１点鎖線図示のようＫくり出
され、供給ローラ２フ、Ｕの停止後に駆動ローラダり１
の回動により包装ローラｉｔと重積硬貨の局面との間に
送り込まれて巻きつけられる。

この実施例においては、本発明の構成要件である送り手
段は押えローラダ７、駆動ローラ参り１．包装ｐ−ラ／
７　、　ｉｔ　、　／９がこれに相当し、保持機構は押
えローラダ７と駆動ローラ１７’とがこれに相当する。

つぎに本発明の第←実施例を第６図（Ａ）、（Ｂ）Ｋつ
いて説明する。

この実施例は、包装紙ロールＲが回転軸１００に放射状
に固定された棚板ｔｏｉ　Ｋ挿脱自在な包装紙貯蔵部１
０ユに保持され、紙中の異なる包装紙ロールＲを選択し
て包装紙供給位置に持ち来たし、供給し得るようになさ
れた形式の硬貨包装機に本発明を適用１７た場合のもの
である、この実施例において第１１！施例と異なる点は
、移動包装紙ガイド３６の支持軸３７が図において右端
側に変更され、包装紙ロールＲ側が開くようになされて
いる点、であり、そして前記回転軸／ＤＯを回転１７て
包装紙ロールＲを選択する際に、包装紙ロールＲから引
き出されている包装紙を一旦巻き戻す手段を備えている
。

前記包装紙貯蔵部１０コは、基板ｉｏｓを有し、この基
板１０３が前記棚板１０／の放射方向外端から適宜ガイ
ド手段によって挿脱自在とされ、図示しない−ク手段九
より挿着状態にロックされるようになっている。

前記基板１０３の中央部には保持棒メ１が立設され、こ
れに包装紙ロールＲの巻芯Ｒａが挿通されて回転自在に
保持される。

また前記基板１０３　Ｋは支柱ｙｂが立設され、この支
柱ｙｂの上部には押え棒ｉｃが揺動自在に取りつけられ
ていて、この押え棒ＳＣを前記保持棒メーに挿通された
包装紙ロールＲの上ｆｌｉＫ図示しないばねの付勢によ
り当接することにより前記回転軸１００が回転したとき
包装ロールＲが脱落しないようになっている。

包装紙ロールＲの周面には押圧ローラｔｏｅが圧接され
ている。この押圧ローラ１ｏ４４は、基板１ｏｓｋ立設
された軸１０りにより回動自在に支持されるアーム１０
６の先端に軸１／３Ｗｔより回転自由忙支持され、ばね
ｔＯＳの付勢を受けて前記押圧ローラ１０＠が包装紙ロ
ールＲの周面罠圧接するようＫなってｔする。

一方、前記軸ｔｏ’ｒ　Ｋは供給ローココが軸承され、
この供給ローラＵと前記アーム１０４との間の軸ｔｏ’
ｙにはプーリー１０１が固着されている。また前記アー
ム１０４の屈曲部処は軸１０９によりプーリーｉｔ。

とギヤｌ／ｌが固定され、これらプーリーｌ０Ｉｒ、１
７０間にはベル）　ＩＩ；２が巻回され、またギヤｌｌ
ノは軸ｔｔＳ上のギヤ／／Ｊと噛合されている。

なお、ＩＩり、　ｒｉｇは包装紙ガイドで、前述の移動
包装紙ガイド３４へ包装紙を案内するためのものであっ
て、基板１０３上に固設されている。以上により包装紙
貯蔵部１０コが構成されている。

供給ローラー７は、硬貨包装機の固定側に設けられ、支
軸ｔｔｖｙ枢支されたレバーノコＯの先端虻支持されて
いる。このレバーノコＯの中間部にはソレノイドｌココ
のプランジャＩココ自がピンノコｌにより連結されてお
り、ソレノイド／ココの励磁により供給ローラコアを同
図１点鎖線図示位置へ移動され、非励磁によりソレノイ
ド／ココに内蔵のばねにより実線図示位置へ移動して前
述の供給ローラコ虻圧接されるよう糺なっている。そし
て前記供給ローラコアが駆動側となるもので、支軸ｔｉ
ｅがパルスモータ（第を図のコココ）Ｋ連結され、図示
しないギヤ系列を介して供給ローラ２７に回転が伝達さ
れるよう虻なっている。

切断刃Ｘおよび板ばね３コは共に硬貨包装機の固定ｇＢ
役けられ、その他は概ね第１実施例と同様に構成される
が、供給ローラコアが所定のタイｉングをもって正転し
包装紙を送るのに加え、必要時に逆転する点において相
違している。

前記包装紙貯蔵部１０コを内包する部分の硬貨包装機の
本体カバーｔ：１ｙｙｔｌＡ閉扉ノコ参が蝶番Ｉコ弘−
九より開閉自在に設けられ、また別の本体カバー１ｘｓ
ｖｔは開閉扉ｌ訃の開閉を検知するドアスイッチｌ二６
が設けられており、このスイッチｌコロが開閉１ｓｔ評
の開放を検出したとき供給ローラー７が所定量逆転され
るようＫなっている。この逆転量は、金種変更時におい
て包装紙が包装ローラ／ｌの側部から包装紙ガイドｌｌ
りまで引き戻すのと同じ量である。

この実施例の場合を１．包装したい金種を金種つまみ６
により選択すると、供給ローラ２７が、金権に無関係九
所定量逆転される。この場合、選択前の包装紙の先熾部
は第１＊施例と同様に包装ローラ／Ｉの側部に位置され
ている。

前記供給ローラコツは、軸ノωの回転時にはソレノイド
／ココが励磁されて１点鎖線図示位置におかれているが
、合板易と同一平面内にいずれかの包装紙貯蔵部１０ユ
の基板ｔＯＳが位置されたときにはソレノイド／ココが
非励磁となって実線図示位ｆＫあって供給ローラＵに圧
接されている。したがって供給ローラコアの逆転は供給
ローココにも伝達され、包装紙を引き戻す７ 一方、供給ローココに伝達される逆回転は、プーリーｉ
ｏｔ　、ベルトＩＩコ、プーリー１１０．ギヤｌ／１ｌ
ｌ１３を通じて押えローラ１０弘を逆転させろ。なお、
供給μｍｍココ押えローラ１０４Ｌとの各ローラ径を同
径とすることＫより、供給ローラ２７．ＺｌＫより引き
戻された包装紙は包装紙ロールＲＫ巻き戻される。こう
して包装紙の先端部が切断刃Ｘの側部位置にある包装紙
ガイドＩｌ’ｌのガイド面に位置されかつ合板易から基
板１０３側へ乗り移る時点で供給ローラコアの回転が停
止され、供給ローラＵ。

押えローラ１Ｏ４Ｌも停止される。これと同時に供給ロ
ーラコアがソレノイド／ココの励磁により１点鎖線図示
位置に位置される。

この時点で移動枠回転用モータ（第１図のココク）が回
転され、軸１００が回転して所望の金種用の包装紙貯蔵
部ｔＯＳが台板易に対応する位置に至ってその基板１０
３が台板１と同一面になったとき移動枠回転用モータが
停止する。このときソレノイド／ココが非励磁となり、
供給ローラコアが供給ローラＵに圧接する。との圧接時
点で供給ローラコアは前述の逆転竜と同量正転し、その
結果、包装紙は切断刃Ｘの側部の包装紙ガイドｌツクの
ガイド面から＊Ｓ図示位置の移動包装紙ガイド３６を通
じ包装ローラ／ｌの側部に位置される。

次にスタート釦が操作されスタートスイッチ（第１図の
二ｌユ）が動作されて計数動作が行なわれると第１図に
おける受筒／ＪＫ所定枚数の硬貨が重積された時点で計
数装置ｉｏが計数終了信号（包装開始信号）が発生され
、カム軸／４１’が回転し始めると、カム３ｎｔより押
えｐ−ラ旬が包装紙ガイド３３に包装紙の所定部位を押
圧し、かつ移動包装紙ガイド３６が実線図示位置からノ
点鎖線図示位置へ開かれる。

この時点において供給ローラ２７が駆動される。

この場合、金種別包装紙群のうち、硬貨径により大径群
、中径群、および小径群にグループ分けされており、大
径群の場合は供給ローラコアを所定量回転させ、中径群
の場合にはそれより少量回転させ、さらに小径群の場合
は回転させないように設定されている０図においては中
径の硬貨金種に設定されているので、包装紙は１点鎖線
図示位置まで送り出された時点で供給ローラコア、ＪＪ
、押えローラ１０参が停止される。つぎに重積硬貨が包
装ローラ／７　、　／Ｉ　、　１９間に誘導され、包装
ローラノア　、　／Ｉ　。

ｉｔが重積硬貨を挟着して回転し始めると、包装紙は重
積硬貨の局面九巻一つけられ、緊張されて切断刃χによ
り切断される。

この時点で押えローラ４ｃ７、移動包装紙ガイド３４は
実線図示位置に復帰し、包装機構において包装されてい
る時期に供給ローラコア、コ、押えローラ１０１が所定
量回転され、切断刃Ｘの側部から次の包装紙が包装ロー
ラｉｔの側部に向けて送り出され。

その包装紙の先端部は、包装ローラ／７　ｓ　／Ｉ　＃
　ｔｑが包装済硬貨を放出した時点において包装ローラ
／ｌの側部に至り、供給ローラｊ７　、　、Ｍ、押えロ
ーラｌＣの回転が停止して包装紙の送りが停止され、そ
の直後にカム軸ｌダがスタート位置へ復帰し１回の包装
サイクルが終了する。

なお、大径用包装紙の場合は、移動包装紙ガイド３１の
開放時にコ点鎖線図示位置までくり出され、また小径用
包装紙の場合はｌｉ！線図示状態のままでくり出しは行
なわれない。

包装紙ロール只の包装紙がなくなった場合は。

開閉扉ノコ弘を開くと、ドアスイッチノコ６がこれを検
知し、供給ローラコツが所定量逆回転する。その結果、
包装ローラ／ｌの側部から包装紙ガイドｌｌりにわたる
包装紙供給通路に位置されていた包装紙の先端部は、包
装紙ガイドｌｌりの途中あるいは供給ローラコア、２Ｊ
を過ぎるまで巻き戻される。その段階で図示しないロッ
ク機構を解除操作し、基板ｉｏｓを棚板ｔｏｉの手前側
に引き出せば、包装紙貯蔵部１０コが棚板ｔｏｉと分離
される。

こうして引き出された包装紙貯蔵部１０コの押え棒７０
を上方へ回動して退逃させたのち使用済包装紙ロールＲ
の巻芯Ｒ−を保持棒Ｊ−から抜きとり、新らしい包装紙
ロールＲの巻芯Ｒｍを保持棒Ｚｍに挿入して基板１０３
上に載せ、ついで押え棒Ｕａを包装紙ロールＲの端面上
に倒して保持させる。また保持棒ｙ−の近傍まで揺動さ
れていた押えローラｔｏｅは、新しい包装紙ロール只の
周面との接触によりばねｉｏｓに抗して移動される。

こうして保持棒ｙ１に装着された包装紙ロールＨの外周
面に貼着されている包装紙の先端を剥して引き出し、押
えローラ１０４Ｌ％供給ローラＵ、包装紙ガイド／／？
　、　ｉｔｔの間を通し、該包装紙ガイド／ｌ’ｌを僅
か通り過ぎた位置におく。

ついで包装紙貯蔵部１０コを棚板ｌＯ／上に挿入すると
針、移動包装紙ガイド３１をノ点鎖線図示位置へ開いた
状態として貯蔵部ＩＯ−を挿入しきり、図示しない一ロ
ック機構をロックする。

その後、包装紙の先端部を切断刃Ｘに押しつけて切断し
たのち、移動包装紙ガイド３４から手を放せば実線図示
位置にばね付勢によって閉じられる。

こうして開閉扉ノコ参を閉じると、ドアスイッチｌコロ
がこれを検知し、供給ローラ２７が所定量正転して包装
紙先端部を包装ローラ／ｌの側部に移動させて位置させ
る。

以後の包装動作については前詠じた通りである。

なお供給ローラコアは、軸ｉｏｏが回転し始めるとき、
およびその回転中以外は実線図示位置におかれる。

本実施例においては、切断刃ｙは硬貨包装機の固定側に
１個設けた構成となっているが、包装紙ロールＲに対応
させて金種用毎に１個宛役けるようにしてもよい。たと
えば包装紙ガイドＩＩＩの位置において基板１０３に固
定的に設けることができる、こうすれば、包装紙ロール
Ｒの装着時に、貯蔵部１０コを開閉扉ｌルを開いて引き
抜いた状態において包装紙先端を切断刃に押しつけて突
Ｖ字状に切断することができるので、前述のように移動
包装紙ガイド３≦を開いておいて切断させる作業を不要
にすることができる。

なお、包後作業時に包装紙が切断されな〜・場合、検知
片３３−が作動せず、そのため検知スイッチ謂（第１図
の１μ）は動作されないことにより、供給ローラ２７お
よび包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／’／の回転を停
止すせ、包装ローラ／７　、　／Ｉ　＃　／９の移動、
巻込鉤、支承棒の動作は包装置すイクル分を継続したの
ち始動位置に停止するようＫしているのが第１、第弘実
施例であるが、供給ローラコアを所定量逆転させ、切断
刃Ｘの近傍まで包装紙を引き戻すようＫしてもよい７ ＄Ｖ図は、上記第参の実施例に用いられる給紙ｓ　ｓｏ
ｏを金種摘６および作動制御部４４００の一部とともに
示すものである。第蓼の実施例は、第２の実施例と、包
装動作時の制御動作は同じである一ｂＬ。

金種選定時の動作が異なり、第１図の構成に比べ、ソレ
ノイドノコれ移動枠回転制御回路コール、移動枠回転用
モータココアが加わる。また５紙セットスイッチココＳ
の代りにドアスイッチｌ二番が用いられる。なお移動枠
は第４図においては回転軸１００とその軸から放射状に
固定される棚板ｌＯ１で構成されており以下移動枠の名
称で説明することにする。

金種摘４を操作すると移動枠回転制御回路ココ基が選択
された金種に設定され、回路コＪｔから給紙用制御回路
ニーｌへ信号が入力され、該制御回路Ｕ／から所定数の
パルスがパルスモータ２２コに印加され、パルスモータ
が逆転し、供給ローラコアも逆転し、包装紙が第１図の
紙ガイド／ｌりの側部（移動枠内）まで引き戻される。

その時、給紙制御回路ココｌにより、ソレノイドｌココ
が励磁されて、供給ローラコアが包装機の固定側（移動
枠外）に退けられ、同時に該回路ココｌから移動枠回転
制御回路−１に信号が入力され、ｒＢ路コニ６により、
移動枠回転用モータココツが所定量回転駆動され、その
結果。

移動枠も所定角度回転され、所望の金種の包装紙貯蔵部
１０コが包装紙供給位置に位置付けられる。

その時、給紙制御回路ココアがソレノイドｌココの励ａ
を解き、供給ローラ２７は供給ローココに圧接される７
その時１回路ココ６から給紙制御回路ココｌへ信号が入
力され、正転用の所定数のノくルスが回路ココｌからパ
ルスモータコココに印加される、そのため、供給ローラ
コアは、所定角度回転され、包装紙が包装ローラ／Ｉの
側部まで送られる、以後の包装動作は、第１の実施例と
同じである。

包装紙の交換作業については、第６図の扉／コ参を開く
と、ドアスイッチｌコロが切り換わり、給紙制御回路コ
コｌから、逆転用の所定数のパルスがパルスモーターコ
に印加され、供給ローラコツを所定角度逆転させる。そ
の結果、包装紙先端部は、包装紙貯蔵部１０コ内に巻き
戻される（第１図参照）。

その時点で、包装紙貯蔵部１０コを包装機から引き出し
、新しい包装紙ロールを装着した後包装機に挿入し、包
装紙ガイド３４を開いた状態で切断刃諏に押しつけ、突
Ｖ字形状の包装紙先端部を形成する７次に包装紙ガイド
３６を閉じ、扉／２１を閉じると、ドアスイッチｌ：２
６が切り換わり、給紙制御回路ココノから正転用の所定
数のパルスがパルスモータコココに印加され、パルスモ
ー：タコココが正転され、供給ローラ２７は所定角度正
転される。その結果、包装紙先端部は切断刃Ｘの側部か
ら、包装ローラｉｔの側部まで移動されて、停止する。

これで包装準備が完了し、いつでも包装動作が開始でき
る状態にある。

つぎに本発明の第３実施例を第７図（ム）、（司につい
て説明する。

この実施例と前記第ダ実施例（第り図）と相違する点は
、包装紙ガイドｌｌりと切断刃Ｘである。

すなわち上記包装紙ガイドｌ／りと切断刃Ｘとが所定の
間隔をあけて腕杆ｌコクに固定されたもので、この腕杆
ｉ！’ｔはその中央部が支軸１：１１により基板ｔｏｙ
に支持され、水平面内で回動されるようＫなって℃）る
。

上記支軸／２１にはローラｔ２ｔａが遊嵌されており、
このローラ１２１１１　により包装紙ガイトノＩりと包
装紙がたるむことのないよう押える役目を持っている。

前記腕升ｌコｔの包装紙ガイド／Ｉりの固定部位と、基
板ｉｏｓから立設されるビンタコｆとの間にはばね力の
大きい引張りばねｉａｏが張装されている。

このばね１３０は、包装紙切断の際に、包装紙がこのば
ね力に抗して１点鎖線図示位置の切断刃Ｘに押しつけら
れるため、その切断刃、Ｘ）Ｆ）／点鎖線図示位置を維
持するに足る強いばねが用いられる。

前記腕杆ｌコクの他端は、ソレノイド１３／のプランジ
ャ１３／−が当接するように配設され、ソレノイド／３
１の励磁時に進出するプランジャ／３／−で腕杆ｌコツ
が押されたと針切断力、Ｗおよび包装紙ガイド１１りは
実線図示位置に位置されるようになっている。またソレ
ノイド１３１の非励磁によりプランジャ１３１ｍは後退
ｌ２、基板１０３上から完全に外方に退去して回転軸ｉ
ｏｏが回転する際に基板１０３とプランジャ１３１　ａ
　とが干渉しないようになってｔＳる。

上記プランジャ／３１ａの後退によって腕杆１２’１は
支軸タコｔを中心にばね１３０により回動され、基板ｉ
ｏｓに植設されたストッパピン１３コに当って停止され
、このときの切断刃Ｘ、包装紙ガイド／ｌりの位置は１
点鎖線で示している、 つぎに上記実施例の包装紙選択操作と包装紙供給動作を
説明する。

この実施例では、包装サイクル中に切断刃Ｘにより切断
された後続包装紙の先端部はその包装サイクル中は送ら
れないようにしている。すなわち第１〜第参実施例では
重積硬貨の包装サイクル中に後続包装紙部分を送り出し
、包装硬貨の放出時点で包装ローラｉｔまたは／７（第
３実施例では駆動ローラ弘り層）の側部に位置させてお
り、これＫよると包装機構の包装ｐ−ラの移動、硬貨支
承棒の移動郷のタイ２ングとの関係上十分に余裕がとれ
るので好ましいといえる。一方、異なる包装金種用の包
装紙Ｋｅ更する場合は、変更前の包装紙先端部は包装ロ
ーラまで送られているため、これを一旦引き戻したうえ
でないと包装紙ロール只の取り替えができない、そのた
めこの実施例では、＠装すイクルに使用される包装紙の
みを切断刃Ｘから後流側（包装機構側）へ送り出すよう
にしている。

したがって通常時は包装紙ガイドｌ／り、切断刃Ｘは１
点鎖線図示位置にあり、後続包装紙の先端部は切断刃Ｘ
の近傍にある。ソレノイド／３１のプランジャ７３ノ信
はこのとぎ非励磁で、腕杆ｌコクとの接触を解く退逃位
置にある。

まず、金種つまみ６（第１図）を回転させ、金種を選択
すると、第７図の軸１００が所定角度回転し、選択され
た金種用の包装紙ロールＲの貯蔵部ｉｏコが台板易と同
一面に対応して位置される。なお貯蔵部１０コの回転中
、供給ローラ２７が干渉しない様にソレノイドｌ：１２
を励磁させ供給ローラコアを７点鎖線位置に位置させて
おくことは第６図と同じである。ここでスタートスイッ
チが操作され。

その金種硬貨が計数されて重積され、計数装置ｉ。

が設定された所定枚数を計数すると、計数終了信号（包
装開始信号）が出され、カム軸ｌダが回転される。この
回転開始直後に第７図のソレノイド１３／が作動され、
切断刃３０．包装紙ガイド／Ｉりが集線位置に位置され
る。また供給ローラコアは軸ｉｏｏの回転時及び後述の
開閉扉ノコ参の開放時以外は供給ローココに圧接されて
おり、この時点で供給ローラコアが回転を開始する。こ
の供給ローラコアの回転時間は、大径、中径、小径用に
より異なっており。

小径の場合は包装紙ガイドＩ／’ｌが閉じられている状
態で包懐紙先１部が包装ローラｉｔｒの側部に至る時間
となる。中径の場合はそれよりやや長い時間であり、大
径は中径よりさらに長い時間とされる。

そのため包装紙の先端部は、切断刃Ｘの側部から包装紙
ガイド／／７に沿って包装ローラ／Ｉの側部まで送られ
る。そのとき押えローラμ７．切断刃Ｘと包装紙ガイド
ｌ／りが１点鎖線図示位電まで移動する。この動作は、
第１図におけるカムｊ３とレバー桿とにより押えローラ
参７が移動され、切断刃諏と包装紙ガイドｌ／りはレバ
ー３９を用いずにソレノイド１３１の非励磁によって行
なわれる。

この時期は供給ローラコアの回転開始から一定時間経過
時であり包装紙の先端部が包装ローラ／２の側部に至る
時点である。包装すべき硬貨が小径硬貨の場合は、この
時点で供給ローラ２７の回転が停止され、中径、大径の
硬貨の場合はそれに対応し得るだけ供給ローラ２７が回
転を継続したのち停止する。その結果、小径用包装紙は
第を図実線図示状態、中径用包装紙は１点鎖線図示状態
、大径用包装紙はコ点鎖線図示状態となって保持される
。

その後、包装ローラ／７　、　ＩＩＩ　＊　／９が受部
ｌコから誘導された重積硬貨を挟持し、その挟持時点で
包装ローラ／７　、　ＩＩＩ　、　／９が回転を始める
。これにより包装紙が重積硬貨の局面に巻きつけられて
緊張し、切断刃ｘＫ押しつけられて切断される。切断さ
れた後続側の包装紙先端は、切断刃Ｘの側部にある板ば
ね３コにより包装紙−ガイド１１７ｔｌｌｌｌへ寄せら
れる。

次回の包装サイクル時には、前記と同様にソレノイド／
Ｊ／が励磁され、プランジャ／Ｊ／　ａが切断刃諏、包
装紙ガイド／／７を実線図示位置へ移動させ。

同じ動作がくり返される。

包装紙ロールＲの包装紙を全部使い終ったときは、その
包装紙の先端は包装ローラ／Ｉと切断刃χ（１点鎖線図
示位ｔ）の間に位置されている。

ここで開閉扉ｌコφを開くとドアスイッチ／コロが作動
し、供給ローココに接触している供給４−ココ７を所定
量逆転させる。その逆転量は、小径用の場合の送り量と
同量である。

これにより包装紙の先端部は１点鎖線図示状態の包装紙
ガイドｌｌり、切断刃Ｘの位置、あるいはさらに上流側
の押えローラｔｏｅと供給ローココとの間の位置まで巻
幹戻される。その時点で供給ローラコツが実線図示位置
に移動されるにうしたのち包装紙貯蔵部ｌＯコを引き抜
き、使用済の包装紙ロールＲの巻芯Ｒ−を引き抜いて新
たな包装紙ロールＲの巻芯りを保持棒、１７　ａ　Ｋ挿
入して基板ｉｏｓ上に載せる。そしてこの包装紙ロール
Ｒから引を出した包装紙を押えローラ１０４４、供給ロ
ーラＵ、切断刃Ｘと包装紙ガイド／ｌりとの間を通して
引き出し、切断刃Ｘに押し当てて突Ｖ字状に切断する、
切断後は板ばね３コによって包装紙ガイドｌツク側へ押
し戻される。このように新たな包装紙ロールＲを装填し
たのち貯蔵部ｌＯコを棚板ｔｏ４に沿って挿入すること
により第７図の状態にセットされる、 ついで貯菫部ｉｏコをロック１１、開閉扉ｑ評を閉じる
ことによりドアスイッチに６がこれを検知し、ソレノイ
ドｌココの励磁がとかれ、供給ローラコアはｌ点鎖線図
示位置か、らＩＪ！線位置に復帰し、かつ回転されない
ので、包装紙先端部は切断刃諏の側部の包装紙ガイドｌ
ｌりの近傍におかれたままであり、包装サイクル開始の
際の包装紙供給動作に備える。

なお５本発明は上記第１乃至第Ｓ実施例に＠られるもの
ではなく、これら各実施例の各部の組み替えによる簀形
例、たとえば第弘、第Ｓ実施例における１個の包装紙貯
蔵部をそのまま第１乃至第３ｓＪ！施例に適用してもよ
い。

また供給ローラコア、吃はローラなそのまま用いた場合
について説明しであるが、これはベルト、あるいはベル
トとローラとの組合せに置換することもできる。そ１５
てこの駆動源としてパルスモータを用いているが、それ
以外のモータであってもよい。さらに包装ローラの駆動
用電動機を包装サイクル開始転を継続させるようにし、
供給ローラコアとの間、および包装ローラ／７　、　／
ｌ　、　／９の間にクラッチ機構を介在させ、これらク
ラッチ機構の切り換えＫより供給ローラコアの回転およ
び停止をなさしめるようにすることもできる。

一方、供給ローラコアの回転量の変化については。

回転時間の変更によって得るようにしているが。

これは金種にかかわらず回転時間を一定とし、その時間
内における回転連間を変えるようにしてもよい。

また、包装紙の長さを大径、中径、小径の硬貨側とした
場合について説明しであるが、これは金種別に変更する
ようにすることもでき゛る。

つぎに保持機構については、ローラダ７を用いたものに
つき示しているが、これはたとえば紙ガイド４４７で包
装紙を押えるようにしてもよく、また送り手段と兼用と
してもよい８ 包装紙案内部については、包装紙の紙面から退逃する包
装紙案内壁は切断刃よりも後流側（第７〜第参実施例）
あるいは上流側（第ｓｉｅ施例）のいずれであってもよ
く、またその双方において退逃する構成としてもよい。

送り手段については、包装ローラと重積硬貨とに−よる
場合において、包装ローラの回転はｌ包装サイクル中常
時回転させてもよく、％に第１実施例の場合は包装ロー
ラ／ｌが回転していても包装紙の先端部はそのローラＩ
ＩＫ触れているのみであるから、押えローラダ７による
押え力のみでその状態に十分保持することができる。ま
た押えローラダ７は自由回転ローラであるが、包装紙の
先端が回転中の包装ローラ／ｌｌＩｃ接している程度で
は包装紙が進むことはない。それ故包装ローラ／７　、
　Ｉｔ　、　／９は包装サイクル中常時回転していても
差支えはない、ただし前述したように、硬貨誘導時や包
装硬貨の放出時には実施例のように回転を停止させた方
が硬貨くずれや包装紙破れの防止上好ましいだけである
。

以上説明したように１本発明は包装紙ロールから包装部
まで包装紙の送りを案内する包装紙案内通路の包装紙案
内壁部を、包装紙の先端が包装部に到達するまでは包装
紙を最適状態で案内し得る案内壁面を構成し、重積硬貨
の包装に必要とする包装紙の長さが獣案内通路の案内壁
部より長い場合には包装紙案内壁部の一部または全部を
通路から退逃させ、供給ローラにより包装紙に自由なた
るみを与えて追加送り出しをし、つ℃・で包装紙の先端
部を包装部の重積硬貨の局面に送り手段により送り込ん
で包装紙に緊張を与え、その緊張により切断刃に押し当
てて切断することにより、その重積硬貨を包装するに足
る長さの包装紙として供給するようにしたので、従来の
ように包装すべき硬貨径に応じ長い包装紙片を必要とす
る場合、それに合わせて包装紙案内通路を長くする必要
がなく、その結果、硬貨包装部と供給ローラとの距離を
短かくでき、硬貨包装機を著しくコンノくクトに構成す
ることかで館る。また通路の案内壁の位置を変えて包装
紙片の長さを調整するもののように案内壁面の円滑誘導
性を損なうような不具合が生じず、しかも包装紙片の長
さを変更する必要があるときは供給ローラによる追加く
り出し１゛を調整すれば足りるので、如何なる長さであ
りても容易に対処することができるなどの種々の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の第１実施例の内部構成を示
すもので、第１図（ム）は全体斜視図、第１図（烏は第
１図μ）の移動ガイド部分の分解斜視図、第１図（０１
は同切断刃部分の分解斜視図、第１図（Ｄ）は間挿えロ
ーラ部分の斜視図、第２図（３）は同包装紙ロール支持
部分の斜視図、第７図便）は同包装ローラ部に設けられ
る紙ガイドの斜視図であり、第２図、第３図は作動状態
を示す第１ｖ！Ｊμ）の平面図。 第一図乃至第り図は他の実施例を示し、第一図は第コｌ
！施例の全体平面図、第３図は第３爽施例の全体平面図
、第６図（ム）は第←実施例の全体平面図。 第基図に）は同要部の斜視図、第り図（ム）は第３実施
例の全体平面図、第７図（Ｂ）は同要部の斜視図、第を
図は第１実施例における電気的制御部分のブロック図、
第１図は第参実施例における電気的制御部分のブロック
図である。 ム・・・硬貨供給部、Ｂ・・・硬貨包装部、Ｃ・・・包
装紙供給装置部、ハ・・回転盤、コ・・・硬貨通路、ト
・・金種つまみ、Ｓ・・・通路巾調斃カム、！・・・硬
貨移送装置、１０・・・計数装置、１２・・・受筒％１
３・・・底板、／４１−・・・カム軸、　／３・・・カ
ム群、ｌト・・硬貨支承棒、／’ｌ　、　／♂、／９・
・・包装ローラ、メ・・・支持板、ム・・・台板、コア
、コ゛・・・包装紙供給ローラ、コタ・・・！＠ｌ包装
紙ガイド、Ｘ・・・切断刃、３／・・・切断刃固定板、
３コ・・・板ばね、３３・・・支持体、３ト・・移動包
装紙ガイド、ダ７・・・押えローラ、ｊ３・・・第コ包
装紙ガイド、ｔｏｉ・・・棚板、ｌＯユ・・・包装紙貯
蔵部、１０３・・・基板７ 出願人代理人　　　猪　　股　　　　清第１図 第ユ図 第３回 Ｃ 第４回

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ！、包装紙ロールから引き出された帯状包装紙を包装紙
   案内通路に沿わせて供給ローラにより送り出し、送り出
   された包装紙の所定位置を保持機構により押え、前記包
   装紙案内通路の案内壁を包装紙の紙面から離反するよう
   退逃させて硬貨の包装に必要とする所定長さになるまで
   前記供給ローラによ吟包装紙を追加送り出しし、ついで
   包装紙の先端を包装部の重積硬貨の周面に送り手段によ
   り送り込んで包装紙に緊張を与え、包装紙の緊張時の軌
   道上に設置された切断刃に押し当てて切断し。 所定長さの包懐紙片として包装部へ供給することを特徴
   とする硬貨包装機における包装紙供給方法。 コ、包装紙ロールから引き出された帯状包装紙を送り出
   す供給ローラと、複数本の包装ローラを有する硬貨包装
   部と前配供給四−ラとの間に設けられ、前記帯状包装紙
   の紙面を案内する案内壁を有する包装紙案内通路と、上
   記案内壁の全部または一部を構成し、前起案内通路九対
   し進退移動する移動案内壁部材と、包装紙案内通路に臨
   んで設けられる切断刃と、前記包装紙案内通路に対して
   進退移動し、その進出時に帯状包装紙の所定位置を保持
   する保持機構と、前記供給ローラ、移動案内壁部材、保
   持機構、包装ローラのそれぞれをタイ２ングを定めて作
   動させる作動制御部とを具備し、帯状包装紙の先端部を
   供給ローラにより包装紙案内通路に沿わせて包装ローラ
   の側部に位置せしめ。 前記保持機構により帯状包装紙の所定位置を保持せしめ
   るとともに移動案内壁部材を包装紙案内通路から退逃さ
   せ、前記供給ローラにより包装虻必要な長さを追加くり
   出しし、包装ローラにより挟持回転される重積硬貨の周
   面に％きつけられるときの緊張により包装紙を切断刃に
   押し轟てて所定３、回転可能な移動枠と、この移動枠の
   回転中心に対し放射方向に設けられ、包装紙ロールを支
   持する支持装置および包装紙ロールから構成される装紙
   を案内する第１の包装紙案内壁部を少くともそれぞれが
   有する複数個の包装紙貯蔵部と、前記移動枠の回転によ
   り選択された包装紙貯蔵部が位置される包装紙供給位置
   における包装紙供給動作に用いられ前記移動枠側または
   包装機の固定部側に設けられる切断刃および供給ローラ
   と、包装機の固定部側に設けられ、包装紙供給位置にあ
   る包装紙貯蔵部の第１の包装紙案内壁Ｉｎ続いて設けら
   れて硬貨包装部に向けて包装紙を案内する第二の包装紙
   案内壁部を有する硬貨包装機において、前記第二の包装
   紙案内壁部の一部または全部を移動可能な移動案内壁部
   材で構成し、それとは別に投けられ包装部と切断刃との
   間の包装紙案内通路へ進出して包装紙の所定位置を保持
   する保持機構と、包装紙の先端部を桓装位１ｉＫある重
   積硬貨の周面に送るための送り手段と、前記供給ローラ
   、移動案内壁部材、保持機構、送り手段をそれぞれタイ
   きングを定めて作動させる作動制御部とを具＊１−１前
   配第２の包装紙案内壁部が第７の包装紙案内壁部に続く
   位置にある状態で供給ローラにより包装紙を前記送り手
   段の位置まで送り出し、保持機構により包装紙の所定位
   置を保持する一方、第２の包装紙案内４１１部を包装紙
   の紙面から退逃させ、供給ローラをさらに回転して包装
   に必要な長さだけ追加くり出しし、ついで送り手段によ
   り包装紙の先端を包装部ｔＫ、ある重積硬貨の周面に至
   らしめてこれに巻きつけられることによる緊張により包
   装紙を切断刃罠押し当てて所定長さに切断するように（
   またことを特徴とする硬貨色装機九おける包装紙供給装
   置。 １　回転可能な移動枠と、この移動枠の回転中心に対し
   放射方向に設けられ、包装紙ｐ−ルを支持する支持装置
   および包装紙ロールから構成される装紙を案内する第７
   の包装紙案内壁部切断刃堅 をそれぞれが有する複数個の包装紙貯蔵部と、前記移動
   枠の回転により選択された包装紙貯蔵部が位置される包
   装紙供給位置における包装紙供給動作に用いられ前記移
   動枠側または包装機の固定部側に役けられる供給ローラ
   と、包装機の固定Ｓ＠４’ｊ設けられ、包装紙供給位置
   にある包装紙貯蔵部の第７の包装紙案内壁部ＫＩ＆いて
   設けられて硬貨包装部忙おける包装紙を案内する第二の
   包装紙案内壁部を有する硬貨包装機九おいて、前記包装
   紙貯蔵部のｔｓ／の案内壁部と切断刃とを一体的に移動
   可能に設け、包装紙供給位置に位置される包装紙貯蔵部
   の第１の包装紙案内壁部と切断刃とを一体的に移動枠側
   の所定位置および包装機の固定部側の所定位置間を移動
   し得るよう形成し、上記いずれかの位置に位置させる移
   動機構を前記移動枠側または固定部側に設げ、前記固定
   枠側の所定位置に移動して位置する１ｍ／゛の包装紙案
   内壁ＩＳＫ続いて設けられる第二の包装紙案内壁部と、
   この第二の包装紙案内壁部側対し進出を−て包装紙を保
   持する保持機構と、包装紙の先端を包装位置にある重積
   硬貨の周面に送るための送り手段と、供給ローラ、移動
   機構、保持機構、送り手段をそれぞれタイミングを定め
   て作動させる作動制御部とを具備１−１第１の包装紙案
   内壁部が固定部側の所定位置に餡動された状態で供給ロ
   ーラにより包装紙を第１の包装紙案内壁部を経てｆｉ４
   ２の包装紙案内壁部側の送り手段まで送り出し、保持機
   構により包装紙の所定位置を保持するとともに第１の包
   装紙案内壁部および切断刃を移動枠側の所定位置へ復帰
   させた状態で不足のへ装置長さ分を追加くり出しし、そ
   の後送り手段を作動させて包装紙に緊張を鳥えて切断刃
   に押し轟て、包装紙を所安長さに切断するよつＫｌ、た
   ことを特徴とする硬貨包装機における包装紙供給装置。