JPS588272B2 - 弾球遊技機の打球制御装置 - Google Patents

弾球遊技機の打球制御装置

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JPS588272B2
JPS588272B2 JP55043182A JP4318280A JPS588272B2 JP S588272 B2 JPS588272 B2 JP S588272B2 JP 55043182 A JP55043182 A JP 55043182A JP 4318280 A JP4318280 A JP 4318280A JP S588272 B2 JPS588272 B2 JP S588272B2
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hitting
batting
balls
hit
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鵜川詔八
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は弾球遊技機の打球制御装置に関し、特に電動
式打球機構でパチンコ玉を打球することによって遊技す
る弾球遊技機において、遊技者の選択により連続打球と
単発打球を行えかつ単発打球する際は確実に1個ずつ打
球できるように改良された弾球遊技機の打球制御装置に
関する。
一般に、パチンコ玉を電動式打球機構で打球することに
よって遊技するパチンコ遊技やコイン遊技機等の弾球遊
技機が実用に供され、手軽なレジャーの一つとして遊技
者に親しまれている。
従来の電動式打球機構は、打球ハンドル(打球レバー)
を回動すると自動的かつ連続的に打球動作でき、その打
球ハンドルの回動を調節することにより打球強さを調節
できるものである。
ところが、従来の電動式打球機構は、一旦操作ハンドル
を回動すると、一定速度で連続的に打球するため、短時
間に多量のパチンコ玉を消費してしまい、遊技者の意志
によって単発打ちができないという欠点があった。
このような単発打ちは、パチンコ遊技機においては入賞
球装置が開成されたときにその開成された入賞球装置へ
の入賞を狙って打球する場合、またコイン遊技機におい
ては制限された打球数の範囲内で組合せ遊技を楽しむ際
に最初に連続的に打球しておきかつ途中から残された数
のパチンコ玉でそれまで組合せの成立していない孔を狙
って打球する場合に必要とされる。
そこで、本件出願人は、先に電源回路に直列に復帰式の
打球スイッチを介挿し、打球スイッチを連続的に押圧し
ている限りは連続打球が行え、単発打ちを行う場合は打
球スイッチを手動的に復帰させるようなパチンコ機を提
案した。
ところが、このような打球スイッチの閉成または開成操
作を繰返すことによって単発打ちを行うものは、遊技者
の打球スイッチの押圧期間がまちまちであるため、長く
押圧し過ぎて2・3個連続して打球したり、打球スイッ
チの押圧期間が短過ぎて十分な打球強さで打球できない
という問題点が生じた。
それゆえに、この発明は上述のような従来のものの問題
点を解消するためになされたもので、遊技者の選択によ
り連続打球モードと単発打球モードを切換えることがで
き、単発打球モードに切換えたときは単発打球指令スイ
ッチの抑圧時間の長短にかかわらず1回の押圧につき必
ず1個のパチンコ玉を打球できるように改良された弾球
遊技機の打球制御装置を提供することを目的とする。
この発明を要約すれば、遊技者の意志で連続打球モード
と単発打球モードのいずれかのモードに切換えるための
打球モード切換手段を設け、連続打球モードの場合は電
動機を連続的に回転駆動して連続打球動作させ、単発打
球モードの場合は以後単発打球指令スイッチが操作され
るごとに1個のバチンコ玉を打球するのに要する所定時
間だけ電動機を回動駆動するように制御するものである
以下に図面を参照してこの発明の具体的な実施例につい
て説明する。
なお、以下の実施例では、弾球遊技機の一例として、一
定数のパチンコ玉を用いて1ゲームの組合せ遊技が可能
なパチンコ遊技機の場合について述べる。
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ遊技機の外観図
である。
図において、この実施例のパチンコ遊技機(以下パチン
コ機)10の遊技盤1の盤上には、入賞領域の一例のセ
ーフ孔2,入賞球装置(ヤクモノ)3と、セーフ孔2ま
たはヤクモノ3へ入賞しない打込玉を受けるように複数
の通過領域4(4a〜4p)とが配設されるとともに、
組合せ表示器5が配設される。
この組合せ表示器5は、複数個の表示部5a〜5pから
成り、それぞれの表示部が予め定める配列で配設される
この表示部5a〜5pは、その表示面に異なる識別情報
(図示では数字の1〜16)が描かれ、表示面の裏側に
表示部材(例えば発光ダイオードまたは表示ランプ)を
内蔵する。
また、複数の通過領域4a〜4pはそれぞれ異なる識別
情報(図示では数字の1〜16)が描かれ、それぞれの
識別情報が組合せ表示器5の各表示部5a〜5pの,識
別情報と対応する。
また、パチンコ機10の前面下方には、打球用玉皿を兼
ねかつ複数のパチンコ玉を入れると1個順次打球させる
ために打球位置へ導く打球待機樋11と、その回動によ
って打球強さを調節するための打球ハンドル12とが設
けられる。
この打球ハンドル12の外周部には、遊技者の操作によ
って単発打球指令するための単発打球指令スイッチ13
が設けられる。
打球待機樋11の上流側(図示では左側)には、セーフ
孔2またはヤクモノ3への入賞玉があること(必要に応
じて組合表示器5の組合せ表示状態が予め定める組合せ
に達したこと)に基づいて賞品玉を打球待機樋11へ払
出す賞品玉払出口14が形成される。
この打球待機樋11の下方には、打球待機樋11で貯留
されるパチンコ玉が一杯になったときに余剰賞品玉を払
出す余剰賞品玉払出口15と、該余剰賞品玉払出口15
から払出された余剰賞品玉を受ける賞品玉受皿16とが
設けられる。
さらに、パチンコ機10の前面下方には、この;発明の
特徴となる打球モード切換手段の一例の連続打球数選択
設定器17と、打球速度を調節する速度調節つまみ18
とが配設される。
この連続打球数選択設定器17は、その回転位置の選択
によって、1ゲーム間に打球可能な一定数のパチンコ玉
のうち連続的に打球したい所望の玉数を選択設定するロ
ータリ式スイッチが用いられる。
そして、選択設定された玉数だけ連続打球遊技した後は
、自動的に単発打球モードに切換えるものである。
なお、連続打球数選択設定器(ロータリ式スイッチ)1
7に替えて、連続的に打球する玉数を数段階(例えば8
個,10個,12個,全玉数)に切換え可能な押ボタン
切換スイッチを用いてもよい。
また、他の打球モード切換手段として、タンブラスイッ
チまたは残留接点形押ボタンスイッチを用いて、連続打
球動作モードと単発打球動作モードのいずれか一方を選
択するようにし、遊技者の操作によって該スイッチを単
発打球モード側に切換えられたとき、以後単発打ちを可
能としてもよい。
第2図はパチンコ機10の裏面に設けられた裏部品を図
解的に示した図である。
図において、遊技盤1の裏面には、前記セーフ孔2また
はヤクモノ3に入賞した入賞玉を入賞玉処理器22へ導
く径路211が形成される。
この入賞玉処理器22は、筒部材221の径路211側
端に玉受部222を形成し、筒部材221を支持部材2
23で揺動自在に支承し、筒部材221の径路211側
下端部に入賞玉検出スイッチ224を設けて構成される
そして、セーフ孔2またはヤクモノ3へ入った入賞玉が
径路211で導かれて玉受部222の上に乗ると、玉の
自重で筒部材221が時計方向に回動する。
このとき、筒部材221の回動方向下側に設けられてい
る入賞玉検出スイッチ224のレバーが筒部材221に
よって押圧されるため,入賞玉検出スイッチ224が入
賞玉を検出する。
前記通過領域4a〜4pはそれぞれ遊技盤に沿って落下
するパチンコ玉を受ける受部を有しかつ該受部に入った
パチンコ玉を裏面へ導くように形成される。
各通過領域4a〜4pによって裏面へ導かれたパチンコ
玉を検出するために、通過玉検出スイッチ23a〜23
pが各通過領域に対応して設けられる。
この通過玉検出スイッチ232〜23pはそのレバーが
通過玉の落下によって押圧されるように配設され、1個
の通過玉によって1回の開閉動作を行うことによりパル
ス状の出力を導出する。
この通過玉検出スイッチ23a〜23pの各出力が組合
せ遊技の1ゲーム間だけ記憶保持され、前記組合せ表示
器5の対応する表示部を表示するのに利用されるととも
に、1ゲーム終了後組合せ成立状態の判定のために利用
される。
そして、組合せ成立状態に応じた数の賞品玉が払出され
る。
なお、各通過玉検出スイッチ23a〜23pで検出され
た通過玉および入賞玉処理器22で処理された入賞玉が
径路212を介して回収されるこの径路212を介して
回収される通過玉および入賞玉は、各台毎にあるいは複
数のパチンコ機を並べた島単位で設けられる適当な還元
装置(図示せず)によって回収され、賞品玉供給径路2
13を介して賞品玉タンク24へ供給される。
前記遊技盤1の裏側の基粋には裏パネル(図示せず)が
形成され、該裏パネルには賞品玉タンク24が固着され
る。
賞品玉タンク24の下方には、パチンコ玉を受けて複数
列に整列するための貯留径路25が設けられる。
貯留径路25の終端近傍には賞品玉切れを検出する賞品
玉切れ検出スイッチ27が設けられる。
貯留径路25の出口側には、賞品玉払出機構26が配設
される。
この賞品玉払出機構26は、貯留径路25で整列された
パチンコ玉を一定個数ずつ受ける複数列の溝を含む賞品
玉貯留部材261と、賞品玉貯留部材261を支点26
2で支承し、賞品玉貯留部材261の一方端にソレノイ
ド263のプランジャを固着して構成される。
そして、賞品玉を払出す場合は、ソレノイド263を付
勢することにより行う。
この賞品玉は径路214を介してへ字状レバー225へ
落下し、径路215を介して賞品玉払出口14から払出
される。
このとき、へ字状レバー225が玉の重量で支持部22
6を中心として時計方向へ回動し、レバー227の上昇
により、筒部材221を復帰させる。
第3A図および第3B図は電動式打球機構の詳細図であ
り、特に第3A図は打球杆を牽引した状態における正面
図であり、第3B図は打球杆と停状態検出手段の関連を
示す詳細図である。
次に、第3A図および第3B図を参照して電動式打球機
構30の具体的な構造を説明する。
図において、前記パチンコ機10の裏側の打球ハンドル
12に対応する部分には、打球ハンドル12の軸311
に固着されて打球ハンドル12の回動によって回動され
る扇形歯車312と、歯車312と噛合してその回動を
歯車315へ伝達する歯車314と、扇形歯車312の
回動を検知することによって打球力が調整されたことを
検出する打球能動化状態検出スイッチ(常閉スイッチ)
313とが設けられる。
歯車315の側面には、扇形プーリ316が固着される
この扇形プーリ316には、ワイヤ321の一端が巻回
されて固着される。
ワイヤ321の他端はプーリ322を介してフック32
3に連結される。
フツク323は長手方向に透孔の穿設された打球力調整
用板状部材324の適宜の透孔に係合される。
板状部材324の他端は打球ばね325に連結され、該
打球ばね325の他端が打球杆33に連結される。
打球杆33はその上部に杵状部331が形成され、下方
に軸332が固着され、該軸332を軸受部333で軸
支されて、回動自在に支承される。
また、軸332には板状部材34が固着され、該板状部
材34の先端に円柱状のピン341が突出して形成され
る。
このピン341に関連して、打球用電動機35の回転力
で回転駆動される羽根状の打球カム36が設けられる。
打球カム36は電動機35で回転駆動されるとき、円弧
状接線でピン341を押圧して打球杆33を回動させて
牽引し、円弧状接線とピン341との連係状態が解除し
たとき打球杆33の牽引を解除するものである。
これによって、打球杆33は打球ばね325の引っ張り
力によって引っ張られ、パチンコ玉を打球する。
また、打球杆33の上部と下部には、それぞれストツパ
部材371,372が設けられる。
前記打球杆33の下方には、打球杆の復帰状態(または
その逆の状態でも可)を検出するために、打球杆復帰状
態検出手段38が設けられる。
前記打球杆復帰状態検出手段38は支持部材381の上
部突起に軸382を突出して形成し、該軸382に遮蔽
板383を枢支する。
この遮板383の一方辺の先端には、ピン384が突出
して形成され、該ピン384が打球杆33の下方端33
4と連係する。
また、支持部材381に形成された突起部385とピン
384とがばね386で連係される。
支持部材381の右側面には、縦方向に溝状部387が
形成され、遮蔽板383の他方辺を挿脱自在とする。
この溝状部387の内側には、遮蔽板383を挾む両側
の位置に発光部(例えば発光ダイオード)391と受光
部(例えばCds)392からなるフオトセンサ39が
設けられる。
このようにして構成された打球杆復帰状態検出手段38
は打球杆33の回動とともに遮蔽板383が軸382を
中心として回動して溝状部387から引出され、このと
き受光部392が打球杆回動状態検出出力(ハイレベル
)を導出する。
そして、打球カム36とピン341との連係状態が解除
されて、打球杆33が打球ばね325の引っ張り力によ
って復帰して打球したとき、遮蔽板383が発光部39
1と受光部392との間を遮蔽することにより、受光部
392が打球杆復帰状態検出出力(ローレベル)を導出
する。
なお、打球復帰状態の他の検出方法として、打球カム3
6が打球杆33を牽引しない状態の位置を検出するよう
に構成してもよい。
第4図はこの発明の特徴となる打球制御装置の一例の具
体的な回路図である。
構成において、この実施例の打球制御装置40は、打球
用電動機35と、整流回路41と、電力制御回路42と
、打球動作モード切換手段43と、連続打球速度調整回
路44と、単発打球制御回路45と、スイッチング回路
46と、打球杆復帰状態検出手段38と、打球動作能動
化スイッチ313とから構成される。
この連続打球制御回路44が第1の信号発生手段として
働き、単発打球速度調整回路45が第2の信号発生手段
として働く。
また、打球杆復帰状態検出手段38、電力制御回路42
およびスイッチング回路46が駆動制御回路として働く
次に、第1図ないし第4図を参照して第4図の具体的な
回路構成とともにこの実施例の動作を説明する。
例えば、組合せ遊技する際の1ゲーム間に打球できる玉
数が16個であり、その1ゲームに打球できる玉数のう
ち連続的に打球する玉数を10個に設定したい場合であ
れば、遊技者は連続打球数選択設定器17を操作して1
0個に設定する。
また、速度調整つまみ18を操作して所望の打球速度を
調整する。
その後、遊技者は操作ハンドル12を回動操作して所望
の打球強さとなるように調節する。
これに応じて、扇形歯車312が回動されるので、打球
能動化状態検出スイッチ(以下単にスイッチと称す)3
13が閉成されるため、交流電源から供給される交流電
圧が整流回路41のダイオード411で半波整流され、
平滑コンデンサ412で平滑されて直流化される。
このとき、打球動作モード切換手段43に含まれる連続
/単発切換スイッチ(例えばリレー接点)1436が連
続側に切換えられているため、整流回路41で整流され
た直流電流が抵抗R一切換スイッチ436一抵抗441
一可変抵抗器442一抵抗443−コンデンサ444を
介して流れ、コンデンサ444を充電する。
このコンデンサ444の充電時定数は、抵抗441,4
43および可変抵抗器442の抵抗値とコンデンサ44
4の容量で決まるが、可変抵抗器442が前記打球速度
調節つまみ18の操作によってその抵抗値を可変されか
つ他の抵抗441,443が固定抵抗であるので、可変
抵抗器442の抵抗値すなわち速度調節つまみ18の操
作によって一義的に決定される。
このコンデンサ444の充電電圧がスイッチング回路4
6に含まれるツエナーダイオード461のツエナ電圧を
超えると、トランジスタ462が導通する。
応じて、抵抗463と464との分圧比で定まる相対的
に高い電圧が電力制御回路42に含まれるトランジスタ
421のベースに与えられるため、該トランジスタ42
1が導通し、かつしたがってトランジスタ422が導通
する。
前記トランジスタ422の導通状態における交流電源e
の図示極性において、交流電源eからスイッチ313−
モータ35−ダイオードブリッジ回路423のダイオー
ドDI−トランジスタ422−ダイオードD2を介して
電流が流れ、モータ35を付勢する。
一方、交流電源eが図示とは逆極性になると、ダイオー
ドブリッジ回路423に含まれるダイオードD3−トラ
ンジスタ422−ダイオードD4−モータ35−スイッ
チ313を介して電流が流れ、モータ35を付勢する。
これ.によって、モータ35は交流電源によって付勢さ
れて回転駆動される。
前記モータ35が回転駆動されると、打球カム36が円
弧状接線でピン341を押圧するため、打球杆33が矢
印方向に回動される。
打球杆33、の回動に連動して、遮蔽板383が溝状部
387から引出されるため、受光部392が発光部39
1からの光を受けて導通する。
応じて、抵抗465と464の抵抗値の分圧比で定まる
一定電圧がトランジスタ421に与えられ、該トランジ
スタ421の導通状態を自己保持する。
このため、トランジスタ462の導通後、コンデンサ4
44が放電してトランジスタ421のベース電位が低下
しても、打球杆33が1回の打球動作を行う期間すなわ
ち遮蔽板383が溝状部387へ挿入するまで、たとえ
ばコンデンサ444の充電電位にばらつきがあっても確
実にトランジスタ421を自己保持できる利点がある。
そして、打球カム36の円弧状接線とピン341との連
係状態が外れると、打球杆33は牽引状態を解除され、
打球ばね325の引張力によって急速に復帰して、予め
打球位置に導かれているパチンコ玉をその杵状部331
で打球する。
このとき、遮献板383が発光部391と受光部392
の間を遮蔽して、受光部392がオフ状態となるので、
トランジスタ421のベース端には所定の電位が与えら
れず、トランジスタ421が非導通となり、かつ従って
トランジスタ422も非導通となる。
従って、電動機35への電力供給が休止される。
以後同様にして、連続打球速度調整回路44のコンデン
サ444が所定時間後一定電位まで充電されることによ
り、前述の動作と同様にして電動機35を回転駆動させ
る。
なお、コンデンサ444の最小の時定数を、法規により
制限された打球速度(例えば1分間に100個以下)と
なるように設定しておくことにより、制限された打球数
の打球を禁止できる利点がある。
前述のごとくして、電動機35を間欠的に回転駆動して
打球杆33で連続打球しているとき、打球されたパチン
コ玉が発射玉センサ431で検出される。
この発射玉検出出力がカウンタ432およびN進カウン
タ433に加算指令信号として与えられる。
このN進カウンタ433は1ゲーム間に打球できる玉数
(ロ)を計数する毎に再び初期値から計数動作するよう
に、例えば16進に選ばれる。
そして、1個のパチンコ玉を打球する毎にカウンタ43
2およびN進カウンタ433の計数値が歩進され、前記
連続打球数設定器17で設定された連続打球数に達する
と、比較回路434が一致出力を導出する。
これに応じて、駆動回路435は切換スイッチ436を
単発打球動作モード側に切換駆動させる。
従って、以後連続打球速度調整回路44が不能動化され
、単発打球制御回路45が能動化される。
前記単発打球制御回路45は遊技者が単発打球指令スイ
ッチ13を押圧しないとき、整流回路41で整流された
直流電流が抵抗R一切換スイッチ436一単発打球指令
スイッチ13一抵抗451−コンデンサ452を介して
流れ、コンデンサ452を充電する。
そして、遊技者が単発打球指令スイッチ13を押圧する
と、コンデンサ452の放電電流が抵抗451−スイッ
チ13一抵抗453−ダイオード454−ツエナーダイ
オード461を介してトランジスタ462のベース端に
与えられ、トランジスタ462を導通させる。
これに応じて、前述の動作と同様にしてトランジスタ4
21および422が導通し、電動機35が回転駆動され
る。
そして、遮蔽板383が溝状部387から引出され、受
光部392が導通ずると、前述の動作と同様にして、ト
ランジスタ421が打球杆33の回動期間中導通状態を
自己保持される。
このとき、単発打球指令スイッチ13が連続的に押圧さ
れて、コンデンサ452がツエナーダイオード461を
導通し得ない状態になるまで放電しても、受光部392
の導通によってトランジスタ421を自己保持する。
そして、打球杆33の復帰すなわち遮蔽板383の復帰
とともに、受光部392がオフ状態となりトランジスタ
421を非導通させるので、単発打球指令スイッチ13
が1個のパチンコ玉を打球するのに要する時間以上押圧
されても、確実に1個のパチンコ玉のみを打球できる利
点がある。
以後、単発打球指令スイッチ13を復帰させかつ再び押
圧すると、前述の動作と同様にして、該スイッチ13を
押圧する毎に確実に1個ずつパチンコ玉を打球する。
このように単発打球する際、遊技者は1ゲームに打球可
能な玉数のうち、連続打球数設定器17で選択した玉数
で先に連続的に打球しておき、予め組合せ表示器5の大
まかな組合せを成立させた後、残りの玉数で慎重にかつ
狙った通過領域へ確実に通過させるように打球遊技でき
る利点がある。
そして、単発打ちによって1ゲームに打球可能な玉数を
打球し終えると、N進カウンタ433がカウントアップ
し、そのカウントアップ出力でカウンタ432をリセッ
トするとともに、駆動回路435に復帰指令信号を与え
るため、駆動回路435は切換スイッチ436を連続打
球側に切換える。
これによって、次のゲームの開始時は再び設定した玉数
だけ連続的に打球でき、その後単発打球できる。
なお、上述の実施例では、連続打球数を連続打球数設定
器17で設定した玉数だけ連続打球でき、以後自動的に
単発打ちを行える場合を説明したが,この打球モード切
換手段43に替えて、切換スイッチ436の部分に手動
切換スイッチ17を用いることにより、遊技者の所望の
タイミングで連続打球モードから単発打球モードに切換
えることもできる。
また、前述の実施例では、1ゲーム間に一定数のパチン
コ玉を打球できるような定数打球遊技機の一例として組
合せ式パチンコ機の場合について説明したが、その他の
定数打球による弾球遊技機(例えばコイン遊技機)は勿
論のこと、定数打球遊技に限らず通常のパチンコ機にお
いても利用できる。
その場合は、手動操作による打球モード切換スイッチ1
7′が有利に用いられる。
この場合は遊技者が連続打球しているとき入賞球装置が
開成した状態になれば、開成している入賞球装置を狙っ
て打球する場合や、手持ちのパチンコ玉が少なくなった
ときに少ないパチンコ玉を有効に利用することによって
単発打ちする場合に有効である。
才た、この実施例によれば、単発打ちを行うのは電気的
な制御回路によって制御し、打球杆の回動は電動力で行
うので、一旦調節した打球強さは一定値に保て、従来の
手動式打球機構に比べて単発打球する毎に打球強さが微
妙に変化することもない。
なお、第4図に示す実施例では、アナログ回路を用いて
連続打球または単発打球を切換える場合について説明し
たが、例えば単安定マルチやフリツプフロツプやゲート
回路等の組合せによるデイジタル回路を用いても回路構
成できることを指摘しておく。
以上のように、この発明によれば遊技者の意志によって
連続打球モードと単発打球モードを選択することができ
、連続打球モードにおいては連続的に打球し、単発打球
モードに切換えた場合は単発打球指令スイッチの操作に
よって打球指令が行え、しかも単発打球指令スイッチの
操作期間の長短にかかわらず1回押圧するごとに確実に
1個ずつパチンコ玉を単発打ちできるなどの特有の効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の図解図であ
る。 第2図はパチンコ機の裏面構造を示す図解図である。 第3A図および第3B図は電動式打球機構の詳細を示す
図解図である。 第4図はこの発明の一実施例の打球制御装置の具体的な
回路図である。 図において、12は操作ハンドル、13は単発打球指令
スイッチ、217は連続打球数設定器、17lは手動切
換スイッチ、18は打球速度調節つまみ、30は電動式
打球機構、313は打球能動化状態検出スイッチ、35
は電動機、38は打球杆復帰状態検出手段、41は整流
回路、42は電力制御回路、43は打球モード切換手段
、44は連続打球速度調整回路、45は単発打球制御回
路、46はスイッチング回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動機の回転駆動によって打球杆を間欠的に回動さ
    せてパチンコ玉を打球する電動式打球機構を備えた弾球
    遊技機において、 前記電動式打球機構の打球杆でパチンコ玉を連続的に打
    球する連続打球モードと、単発的に打球する単発打球モ
    ードとを選択的に切換える打球モード切換手段、 前記弾球遊技機の前面に設けられかつその操作によって
    前記パチンコ玉を1個ずつ単発打ち指令するための単発
    打球指令スイッチ、 前記打球モード切換手段で連続打球モードを選択してい
    ることに応じて、連続的に前記電動機を駆動指令する信
    号を発生する第1の信号発生手段、前記打球モード切換
    手段で単発打球モードを選択している状態において、前
    記単発打球指令スイッチが操作されるごとに1個のパチ
    ンコ玉を打球するのに要する所定時間だけ前記電動機を
    駆動指令する信号を発生する第2の信号発生手段、およ
    び 前記第1の信号発生手段からの信号に応答して前記電動
    機に連続的に電力を供給し、前記第2の信号発生手段か
    らの信号に応答して電動機に前記所定時間だけ電力を供
    給する駆動制御回路を備えた、弾球遊技機の打球制御装
    置。 2 前記弾球遊技機は、その前面に打球強さを調節する
    打球ハンドルを含み、 前記単発打球指令スイッチは、前記打球ノ1ンドルに関
    連して設けられる、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊
    技機の打球制御装置。 3 前記打球モード切換手段は、その操作によって連続
    打球モードと単発打球モードのいずれか一方に切換える
    手動切換スイッチである、特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の弾球遊技機の打球制御装置。 4 前記駆動制御回路は、前記電動式打球機構に含まれ
    る打球杆の復帰状態を検出する打球杆復帰状態検出手段
    を含み、前記単発打球モードにおいて前記単発打球指令
    スイッチが操作されてから前記打球杆復帰状態検出手段
    の出力があるまでの所定時間だけ電動機を駆動制御する
    、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機の打球制御装
    置。
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