JPS588142B2 - 半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置とその製造方法

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JPS588142B2
JPS588142B2 JP54127864A JP12786479A JPS588142B2 JP S588142 B2 JPS588142 B2 JP S588142B2 JP 54127864 A JP54127864 A JP 54127864A JP 12786479 A JP12786479 A JP 12786479A JP S588142 B2 JPS588142 B2 JP S588142B2
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integrated circuit
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diffused
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JP54127864A
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岡部隆博
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体集積回路装置の製造方法に関するもので
ある。
とくに、半導体集積回路中の逆動作トランジスタの動作
を安定化した集積回路に関するものである。
例えば、半導体メモリ装置では、一定の半導体チップ内
にできる限り多数のメモリ・セルを集積することが強く
要求されている。
いいかえれば、占有面積の小なるメモリ・セルが要求さ
れている。
これを実現する方法として、本発明者は一つのN型領域
内に分離領域を不要とする新しいメモリ・セルを複数個
形成可能ならしめる集積回路装置を提案した。
第1図にその半導体集積回路の断面構造の概略図を示し
、動作原理を説明するためのその等価回路を第2図に示
す。
第1図において、1はP型シリコン基板、2はN+拡散
層でこれはコレクタの埋め込み層に相当する。
3はN型エピタキシャル層でコレクタ領域である。
4はP型拡散層でベース領域を形成しており、5はN+
拡散層でエミツタを形成している。
ベース領域からの取りだし電極6,7間(外部ベース領
域)は、ここではベース抵抗体R2として使用されてい
る。
その結果は第2図のような等価回路で表わされマルチ・
エミツタ・トランジスタT1,T2を図のように逆動作
(エミツタとコレクタを入れかえて使う)させてフリツ
プ・フロツプを構成したメモリ・セルとなっている。
すなわち、トランジスタT1,T2は逆NPNトランジ
スタとなっている。
しかしながら、上記メモリ・セルのトランジスタは逆動
作で使うため、逆方向の電流増幅率βiが小さく、安定
動作に欠ける欠点があった。
本発明の目的はこの欠点を改善するためになされたもの
で、逆方向電流増幅率βiが大きな逆動作トランジスタ
を含む改良された半導体集積回路装置の製造方法を提供
するものである。
以下本発明を実施例によって詳述する。
第3図は本発明の装置およびその製造方法を工程順に示
す断面図である。
この集積回路には、逆NPNトランジスタを用いた第2
図のメモリセルが構成される。
まず、第3図aのように、P型シリコン半導体基板1に
集積回路の製造では公知の写真蝕刻法(ホトエッチング
法)と不純物拡散の技術を用いて選択的にN+層2を拡
散する。
N型不純物の元素としては拡散速度の遅いSb(アンチ
モン)、もしくはAs(砒素)などを用いて、拡散深さ
約2〜10μm、層抵抗(シート抵抗)2〜10Ω/□
を得ることができる。
ここでさらにこのN+層中にAsやsbより拡散係数の
大きいN型不純物のP(リン)を10のように選択的に
ドープする。
その後ホトエッチングによってN+層2の上にシリコン
酸化膜(SiO2)11を選択的に残し、他をエッチン
グしてしまう。
ついでこの上にモノシラン(SiH4)などの熱分解な
どによってエピタキシャル層3を成長させる。
たとえば比抵抗の大きい1〜10ΩcmのN型層を2〜
7μmほど成長させる。
比抵抗を大きくする理由は、トランジスタ動作を行なう
主要な電流通路以外は電流を流れにくくするためである
さて、SiO211の上のエピタキシャル成長は公知の
ごとく他の領域の層と異なり、第3図bのように多結晶
のシリコン層14が成長する。
他方このエピタキシャル成長はその温度が1100〜1
150℃の高温中で行なわれるため、P型シリコン基板
1に拡散された前記高濃度のN+拡散層2および10は
第3図bのようにエピタキシャル層の上部の方向へ12
,13のように拡散していく。
ここで前記したように、拡散速度の速いN+層10は1
2はごとくエピタキシャル層3のほとんど上部近くまで
拡散する。
そして、エピタキシャル層3の上にSiO2層15をつ
け、ホトエッチングによって選択的にこれに穴開けする
この結果を示すと第3図bのごとくである。
つぎに、このSiO215をマスクとしてホウ素などの
P型拡散層4を第3図Cのように形成し同様な手段でさ
らにこのP型層中へN+層5を拡散などで形成する。
かくして第3図Cのごときようになる。ここで多結晶1
4中に拡散されたP型層14は、拡散速度がやゝ早いた
め17のようになる。
つぎにこれらの工程中で生じた酸化膜19に選択的に穴
あけして、アルミニウムを全面に1〜2μmほど蒸着し
、これを選択的にエッチングして電極20を形成し、第
3図dのような構造を得る。
これらの方法は従来のホトエッチング技術と蒸着技術を
組み合わせて容易に行なえる。
さて、以上のような製造方法によって、第3図dのごと
き半導体装置を得る。
ここで、埋め込みN+層12がP型層4に隣接するため
、合金接合型トランジスタによく似た特性となり、逆方
向電流増幅率が大きくなる。
したがって第2図に示したようなトランジスタの逆動作
が十分働くようになって、逆動作トランジスタの動作が
安定化されることになる。
なお、ここでベース層の取りだし電極6,7間(外部ベ
ース領域)は第2図に示したベース抵抗体R1もしくは
R2に相当するものであるが、この抵抗層とN+層2の
間に絶縁層11が存在する様にしてあるため、第2図の
寄生ダイオードDの効果が激減されている。
したがって電極7から注入された電流はベース抵抗R1
またはR2を介してほとんどトランジスタのベースへ流
れこみ、逆動作トランジスタの動作をさらに安定化なら
しめる効果がある。
以上述べたように、本発明を用いれば、第2図のごとき
メモリ・セル等の半導体集積回路中の逆動作トランジス
タの動作を確実化ならしめることができ、その効果を大
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体集積回路装置の一例としてメモリ
セルの構成を示す断面図、第2図は第1図のメモリセル
の等価回路図、第3図は本発明の半導体集積回路装置と
その製造方法の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・半導体P型シリコン基板、2・・・・・
・N+拡散層、3・・・・・・N型エピタキシャル層、
4・・・・・・P型拡散層、5・・・・・・N+拡散層
,6・・・・・・ベース取りだし電極、7・・・・・ベ
ース抵抗取りだし電極、8・・・・・・ベース抵抗をし
ぼって大きくするためのN+拡散層、10・・・・・・
N+拡散層2より拡散速度の速いN+層、11,15,
19・・・・・・Sin2層、12・・・・・・N±拡
散層10のN型エピタキシャル層3中へ拡散された層、
13・・・・・・N+拡散層2のN型エピタキシャル層
3中へ拡散された層、14・・・・・・N型エピタキシ
ャル層3が多結晶となった層、17・・・・・・N型多
結晶中へ拡散されたP型層、20・・・・・アルミニウ
ム蒸着金属、D0,D1・・・・・・デイジェット線、
VCC,VEE・・・・・・電源線、R1,R2・・・
・・・ベース抵抗、D・・・・・・寄生ダイオード、r
・・・・・・寄生ダイオードの直列抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第2導電型の半導体基板の表面領域に第1導電型の
    第1の埋込み層を形成し、該第1の埋込み層内に、前記
    第1の埋込み層の第1導電型不純物よりも拡散速度の速
    い第1導電型の不純物を導入して第1導電形の第2の埋
    込層を逆動作トランジスタにおけるコレクタの下部に該
    当する位置に形成し、しかる後、前記基板表面上に第1
    導電型の半導体層をエピタキシャル成長により形成する
    とともに、前記第1、第2の埋込み層から第1導電型の
    不純物を前記半導体層中に拡散して不純物領域を形成し
    、該半導体層内に第2導電型のベース領域を前記第2の
    埋込み層より拡散した不純物領域に少なくとも接する如
    くに形成し、さらに該ベース領域内で且前記第2の埋込
    み層より拡散した不純物領域の上部に少なくとも1つの
    第1導電型の不純物領域を形成することにより少なくと
    も逆動作トランジスタを形成してなることを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
JP54127864A 1979-10-05 1979-10-05 半導体集積回路装置とその製造方法 Expired JPS588142B2 (ja)

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JPS5548959A JPS5548959A (en) 1980-04-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4935030A (ja) * 1972-08-03 1974-04-01

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