JPH03198344A - 半導体装置およびこれを用いた光電変換装置 - Google Patents
半導体装置およびこれを用いた光電変換装置Info
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- JPH03198344A JPH03198344A JP1339128A JP33912889A JPH03198344A JP H03198344 A JPH03198344 A JP H03198344A JP 1339128 A JP1339128 A JP 1339128A JP 33912889 A JP33912889 A JP 33912889A JP H03198344 A JPH03198344 A JP H03198344A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、半導体装置および光電変換装置に関し、より
詳細には、バイポーラトランジスタのエミッタ領域を改
良した半導体装置および光電変換装置に関する。
詳細には、バイポーラトランジスタのエミッタ領域を改
良した半導体装置および光電変換装置に関する。
[従来の技術]
従来の半導体装置として、バイポーラトランジスタ(以
下、BPT)を例にとって説明する。
下、BPT)を例にとって説明する。
第9図は、従来のBPTの一例を示す概略断面図である
。図において、1は基板、2はn0埋め込み領域、3は
不純物濃度の低いn−領域、4はベース領域となるp領
域、5はエミッタ領域となるn4領域、6はチャネル・
ストップとなるn領域、7はバイポーラトランジスタの
コレクタ抵抗を下げるためのn0領域、101,102
゜103.104は素子、電極および配線をそれぞれ分
離するための絶縁膜、200は金属、シリサイド、ポリ
サイド等により形成された電極である。
。図において、1は基板、2はn0埋め込み領域、3は
不純物濃度の低いn−領域、4はベース領域となるp領
域、5はエミッタ領域となるn4領域、6はチャネル・
ストップとなるn領域、7はバイポーラトランジスタの
コレクタ抵抗を下げるためのn0領域、101,102
゜103.104は素子、電極および配線をそれぞれ分
離するための絶縁膜、200は金属、シリサイド、ポリ
サイド等により形成された電極である。
ここで、シリコン基板1は、リン(P)、アンチモン(
sb)、ヒ素(A s )等の不純物をドープしてn型
とするか、あるいは、ボロン(B)、アルミニウム(A
℃)、ガリウム(Ga)等の不純物をドープしてp型と
する。埋め込み領域2は必須のものではない。n−領域
3はエピタキシャル技術等により形成される。ベース領
域4には、ボロン(B)、ガリウム (Ga)、アルミニウム(Al1)等とゲルマニウム(
Ge)がドープされている。エミッタ領域5トしては、
多結晶シリコンまたは単結晶シリコンが用いられる。
sb)、ヒ素(A s )等の不純物をドープしてn型
とするか、あるいは、ボロン(B)、アルミニウム(A
℃)、ガリウム(Ga)等の不純物をドープしてp型と
する。埋め込み領域2は必須のものではない。n−領域
3はエピタキシャル技術等により形成される。ベース領
域4には、ボロン(B)、ガリウム (Ga)、アルミニウム(Al1)等とゲルマニウム(
Ge)がドープされている。エミッタ領域5トしては、
多結晶シリコンまたは単結晶シリコンが用いられる。
通常、第9図に示したようなりPTのベース電流は、主
として、ベースからエミッタへの正孔の拡散電流Jat
とエミッタから注入された電子の再結合電流JB2との
2成分からなる(すなわち、Ja =Ja++J+s2
) 、これらのベース電流成分は、バンドギャップのナ
ローイングが起こらない場合には、それぞれ、以下のよ
うに表される。
として、ベースからエミッタへの正孔の拡散電流Jat
とエミッタから注入された電子の再結合電流JB2との
2成分からなる(すなわち、Ja =Ja++J+s2
) 、これらのベース電流成分は、バンドギャップのナ
ローイングが起こらない場合には、それぞれ、以下のよ
うに表される。
まず、ベースからエミッタへの正孔の拡散電流は、
Ja+=((q”n+2Jp)/(NE4p))x c
oth (WE/L、) [exp (VBE/kTl
−11= (1)(但し、エミッタの先は金属である
場合)で、近似的に表される。
oth (WE/L、) [exp (VBE/kTl
−11= (1)(但し、エミッタの先は金属である
場合)で、近似的に表される。
また、エミッタから注入された電子の再結合電流は、
Ja2−((Q−n+’Jn4J/ (2・NB−Ln
2))x [exp (Vat/kT)−1]
・・・(2)(但し、Ln)WBの場合) で、近似的に表される。
2))x [exp (Vat/kT)−1]
・・・(2)(但し、Ln)WBの場合) で、近似的に表される。
なお、qは電荷、nlは電荷密度、N、はエミッタの不
純物濃度、Naはベースの不純物濃度、DPは正孔の拡
散係数、Dnは電子の拡散係数、W2はエミッタ中性領
域の厚さ、WBはベース中性領域の厚さ、LPは正孔の
拡散長(4(Dp・τIl+ ) ”2) 、”nは電
子の拡散長(〜(Dn・τ )I/2)、にはボルツマ
ン定数、Tは絶対温度、vBEはベース・エミッタ順バ
イアス電圧である。なお、τ、は正孔の少数キャリア寿
命、τ。は電子の少数キャリア寿命である。
純物濃度、Naはベースの不純物濃度、DPは正孔の拡
散係数、Dnは電子の拡散係数、W2はエミッタ中性領
域の厚さ、WBはベース中性領域の厚さ、LPは正孔の
拡散長(4(Dp・τIl+ ) ”2) 、”nは電
子の拡散長(〜(Dn・τ )I/2)、にはボルツマ
ン定数、Tは絶対温度、vBEはベース・エミッタ順バ
イアス電圧である。なお、τ、は正孔の少数キャリア寿
命、τ。は電子の少数キャリア寿命である。
なお、通常は、Jam>Ja2であり、Ja1がベース
電流の主成分となっている。
電流の主成分となっている。
一方、エミッタの不純物濃度が高い(1020cm−’
以上)場合には、バンドギャップナローイングが生じる
ので、ベースからエミッタへの正孔の拡散電流は、上記
(1)式でnム2をn 、2e x p(ΔEg/kT
)にお幹かえたものとなる。
以上)場合には、バンドギャップナローイングが生じる
ので、ベースからエミッタへの正孔の拡散電流は、上記
(1)式でnム2をn 、2e x p(ΔEg/kT
)にお幹かえたものとなる。
なお、コレクタ電流Jcは、
JC−Q−((D、・N12)/(N21−WB))X
[exp(Vat/kT)−11”・(3)で表され
、NB、WBlに大きく依存する。
[exp(Vat/kT)−11”・(3)で表され
、NB、WBlに大きく依存する。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上述のような従来のBPTには、エミッタを単
結晶シリコンによって形成した場合に、半導体装置の高
集積化に伴なう微細化のために当該エミッタを浅くする
と、JBIが大きくなり、このため電流増幅率が小さく
なるという課題がありな。
結晶シリコンによって形成した場合に、半導体装置の高
集積化に伴なう微細化のために当該エミッタを浅くする
と、JBIが大きくなり、このため電流増幅率が小さく
なるという課題がありな。
すなわち、エミッタを単結晶によって形成した場合には
、通常、L P > W !であるため、上記(1)式
で示したJBIは、 JBI−((q−n’Jp)/ (NE4g))x (
exp (VISt/kT) −1)
・・・(1) ’となる。ここで、微細化を行うためエ
ミッタを浅くすると、Wアが小さくなり、従フてJBI
は大きくなる。また、電流増幅率hrtは、 hrt = Jc/Ja −Jc/ (JBI”Ja2
)で近似できるため、JBIが大きいほどは小ざくなる
。さらに、エミッタの不純物濃度が高い場合には、バン
ドギャップのナローイングによってもJllが増加する
。
、通常、L P > W !であるため、上記(1)式
で示したJBIは、 JBI−((q−n’Jp)/ (NE4g))x (
exp (VISt/kT) −1)
・・・(1) ’となる。ここで、微細化を行うためエ
ミッタを浅くすると、Wアが小さくなり、従フてJBI
は大きくなる。また、電流増幅率hrtは、 hrt = Jc/Ja −Jc/ (JBI”Ja2
)で近似できるため、JBIが大きいほどは小ざくなる
。さらに、エミッタの不純物濃度が高い場合には、バン
ドギャップのナローイングによってもJllが増加する
。
これに対して、エミッタとして高不純物濃度の多結晶シ
リコンを用い、さらに、この多結晶シリコンからなるエ
ミッタとシリコンからなるベースとの界面に薄いs i
o、膜を作成することにより、JBを低減させること
も可能である。しかし、この方法を用いた場合、hl、
は増大するものの、エミッタの直列抵抗が大きくなるこ
とや、当該5io2膜を形成することが量産上非常に困
難であるためBPTの特性の不安定化や信頼性の低下の
原因となること等の課題があった。
リコンを用い、さらに、この多結晶シリコンからなるエ
ミッタとシリコンからなるベースとの界面に薄いs i
o、膜を作成することにより、JBを低減させること
も可能である。しかし、この方法を用いた場合、hl、
は増大するものの、エミッタの直列抵抗が大きくなるこ
とや、当該5io2膜を形成することが量産上非常に困
難であるためBPTの特性の不安定化や信頼性の低下の
原因となること等の課題があった。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みて試された
ものであり、電流増幅率が大きく、且つ、安定性、信頼
性に優れた半導体装置およびこれを用いた光電変換装置
を提供することを目的とする。
ものであり、電流増幅率が大きく、且つ、安定性、信頼
性に優れた半導体装置およびこれを用いた光電変換装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の半導体装置は、第1導電型のエミッタ領域、第
2導電型のベース領域および第1導電型のコレクタ領域
を少なくとも有する半導体装置において、当該エミッタ
領域が、当該ベースに隣接した不純物濃度N!lの第1
エミッタ領域と該第1エミッタ領域に隣接した不純物濃
度N0の第2エミッタ領域と該第2エミッタ領域に隣接
した不純物濃度NE3の第3エミッタ領域の3領域から
なり、且つ、N E3> N tI> N *zである
ことを特徴とする。
2導電型のベース領域および第1導電型のコレクタ領域
を少なくとも有する半導体装置において、当該エミッタ
領域が、当該ベースに隣接した不純物濃度N!lの第1
エミッタ領域と該第1エミッタ領域に隣接した不純物濃
度N0の第2エミッタ領域と該第2エミッタ領域に隣接
した不純物濃度NE3の第3エミッタ領域の3領域から
なり、且つ、N E3> N tI> N *zである
ことを特徴とする。
上記特徴においては% N E3> e−N E2であ
ることが望ましい。
ることが望ましい。
上記特徴においては、前記第2エミッタ領域および前記
第3エミッタ領域が多結晶により形成されることが望ま
しい。
第3エミッタ領域が多結晶により形成されることが望ま
しい。
上記特徴においては、前記第1エミッタ領域、前記第2
エミッタ領域および前記第3エミッタ領域が単結晶によ
り形成されることが望ましい。
エミッタ領域および前記第3エミッタ領域が単結晶によ
り形成されることが望ましい。
本発明の光電変換装置は、上記本発明の半導体装置を用
いたことを特徴とする。
いたことを特徴とする。
[作用]
本発明は、半導体装置のエミッタを上述のごとき三層構
造にすることにより、ベースからエミッタへの正孔の拡
散電流JISIを減少させ、これにより、ベース電流J
a (=Jat+Ja2)を減少させ、さらに、これ
により、電流増幅率り、。
造にすることにより、ベースからエミッタへの正孔の拡
散電流JISIを減少させ、これにより、ベース電流J
a (=Jat+Ja2)を減少させ、さらに、これ
により、電流増幅率り、。
(=Jc/Je)を増大させるものである。
以下、本発明について、詳細に説明する。
第2図は、本発明による半導体装置の一例としてのBP
Tの電位図である0図において、W!′はn+領領域厚
みとn領域の厚みとの和である。なお、n+は第1エミ
ッタ領域、nは第2エミッタ領域、n44は第3エミッ
タ領域をそれぞれ示している。本発明に係るBPTにお
ける、エミッタに注入される電流の少数キャリアは、n
0領域の濃度により決定される。また、エミッタの幅は
、Wiで決定される。
Tの電位図である0図において、W!′はn+領領域厚
みとn領域の厚みとの和である。なお、n+は第1エミ
ッタ領域、nは第2エミッタ領域、n44は第3エミッ
タ領域をそれぞれ示している。本発明に係るBPTにお
ける、エミッタに注入される電流の少数キャリアは、n
0領域の濃度により決定される。また、エミッタの幅は
、Wiで決定される。
本発明で特に重要であるのは、エミッタ領域のn”領域
とn領域の間の電位の高さ△φである。
とn領域の間の電位の高さ△φである。
この電位障壁により、ベースからエミッタへ注入された
正孔を止めることができる。
正孔を止めることができる。
この電位障壁により、ベースからエミッタへ注入された
正孔を、止めることができるので、ベースからエミッタ
への正孔の拡散電流JB1は、次の式で表わされる(な
お、バンドギャップナローイングを考慮しである)。
正孔を、止めることができるので、ベースからエミッタ
への正孔の拡散電流JB1は、次の式で表わされる(な
お、バンドギャップナローイングを考慮しである)。
J211− ((q−tIp−n+2)/ (LP−N
E) )exp (△Eq/kr)x tanh (W
!’/Lp) ・(exp (Vat/kT)−1)=
(4)また、ここで、第1エミッタと第2エミッタの
厚みの和であるWE′を、Lp ) WE ’ となる
ように形成すれば、上記(4)式は、次式のように近似
することができる。
E) )exp (△Eq/kr)x tanh (W
!’/Lp) ・(exp (Vat/kT)−1)=
(4)また、ここで、第1エミッタと第2エミッタの
厚みの和であるWE′を、Lp ) WE ’ となる
ように形成すれば、上記(4)式は、次式のように近似
することができる。
Ja+−((QJp・n+’)/Ng) ・eXp(Δ
EQ/kT)X(Wg’/Lp”)・(exp(VaE
/kT)−1) ・・・(4)’本発明は、まず第
1に、n1領域とn領域との電位障壁をなるべく大きく
することによってベースからエミッタへ注入された正孔
を止めることにより(すなわち上記(4)式をなりたた
せるようにすることにより)、JIIlを小さくするも
のである。
EQ/kT)X(Wg’/Lp”)・(exp(VaE
/kT)−1) ・・・(4)’本発明は、まず第
1に、n1領域とn領域との電位障壁をなるべく大きく
することによってベースからエミッタへ注入された正孔
を止めることにより(すなわち上記(4)式をなりたた
せるようにすることにより)、JIIlを小さくするも
のである。
第2に、本発明は、n0領域の濃度NE+を、((qJ
p・n+’)/NE) ・exp (△Eq/IT)が
極小になる濃度にすることによって、J□を小さくする
ものである。
p・n+’)/NE) ・exp (△Eq/IT)が
極小になる濃度にすることによって、J□を小さくする
ものである。
さらに本発明によれば、エミッタを
t、p >w、 となるように形成することにより、
JBIをWi/Lp倍し、これにより、JBIを小さく
することも可能である。
JBIをWi/Lp倍し、これにより、JBIを小さく
することも可能である。
以下、n−領域とn領域との電位障壁Δφについて、さ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
△φの値は、n44領域とn領域のフェルミレベルの差
によって決まる。
によって決まる。
半導体のフェルミレベルは近似的に次式で表わされる。
n型半導体 Er−Et−kT−1n (NE2/n+
) ”’ (5)p型半導体 Et−Er−kT−
In(NA/n+) ””(6)ここに、Erはフェ
ルミレベル%NDはn形不純物の濃度、NAはp形不純
物の密度である。
) ”’ (5)p型半導体 Et−Er−kT−
In(NA/n+) ””(6)ここに、Erはフェ
ルミレベル%NDはn形不純物の濃度、NAはp形不純
物の密度である。
しかし、上記(5)式および(6)式はボルツマン統計
の使用できる範囲でのみ成立し、不純物密度がフェルミ
デイラック統計が適用されるような高濃度であるばあい
には上記(5)式および(6)式からずれてしまう。
の使用できる範囲でのみ成立し、不純物密度がフェルミ
デイラック統計が適用されるような高濃度であるばあい
には上記(5)式および(6)式からずれてしまう。
第3図に、SiにおけるフェルミレベルE、とキャリア
密度との関係を示す。図において、横軸は、kTで規格
化されたエネルギーであり、n形半導体の場合は(Er
−Ec )/kT、p形半導体の場合は(Ev−EF
)/k”rである。なお、Ee%Evはそれぞれ伝導
体、価電子帯端のエネルギーである。また、縦軸はキャ
リア密度(cm−’)であり、常温では不純物密度とほ
ぼ等しい。図かられかるように、規格化エネルギーが零
のときはフェルミレベルがEc%Evと一致し、それよ
り高濃度であるとEPは帯止帯の中にはなく、バンド帯
の中に入り込む。このときの不純物濃度は、n形で2.
I X 10”cm−’ p形で8X1010cm−
’である。
密度との関係を示す。図において、横軸は、kTで規格
化されたエネルギーであり、n形半導体の場合は(Er
−Ec )/kT、p形半導体の場合は(Ev−EF
)/k”rである。なお、Ee%Evはそれぞれ伝導
体、価電子帯端のエネルギーである。また、縦軸はキャ
リア密度(cm−’)であり、常温では不純物密度とほ
ぼ等しい。図かられかるように、規格化エネルギーが零
のときはフェルミレベルがEc%Evと一致し、それよ
り高濃度であるとEPは帯止帯の中にはなく、バンド帯
の中に入り込む。このときの不純物濃度は、n形で2.
I X 10”cm−’ p形で8X1010cm−
’である。
図中、実線で示したものはボルツマン統計を使用した場
合を示すが、規格化エネルギーが−1より大ぎい場合に
は、両方の統計で差が生じ、フェルミデイラック統計を
使わないとフェルミエネルギーは正確に評価できない。
合を示すが、規格化エネルギーが−1より大ぎい場合に
は、両方の統計で差が生じ、フェルミデイラック統計を
使わないとフェルミエネルギーは正確に評価できない。
n形とp形の差はバンド構造の違いおよび有効質量の差
から生ずる。また、材料が異なれば当然この値は異なる
。
から生ずる。また、材料が異なれば当然この値は異なる
。
正孔阻止の効果を得るためには、△φ>kTとなるよう
に不純物濃度を設定すればよい、また、△φ>2kTに
するとさらに効果が大きくなり、J61を(4)式で表
わすことができるようになる。
に不純物濃度を設定すればよい、また、△φ>2kTに
するとさらに効果が大きくなり、J61を(4)式で表
わすことができるようになる。
△φ>2kTとするためには、n−の不純物濃度NE3
とnの不純物濃度NE2の関係を、NE3>e”N(。
とnの不純物濃度NE2の関係を、NE3>e”N(。
とすればよい。
以上、n〜領領域n領域との電位障壁Δφについて説明
した。
した。
次に、エミッタを形成する各領域の濃度について説明す
る。
る。
noの不純物濃度N7Iと上記N。およびFJgzとの
関係は、 N !!> N !I> N E2 としなければならない。
関係は、 N !!> N !I> N E2 としなければならない。
N!+は、((Q−Dp−n+1)/Nz) ’eXp
(△Eq/kT)を極小にするためには、1 x 10
′8<N、<5x 1019cm−’とすることが望ま
しい。また、FJEsは、10 ”c m””以上とす
ることが望ましい。さらに、NE2は、5X10”cm
−3以下とすることが望ましい。
(△Eq/kT)を極小にするためには、1 x 10
′8<N、<5x 1019cm−’とすることが望ま
しい。また、FJEsは、10 ”c m””以上とす
ることが望ましい。さらに、NE2は、5X10”cm
−3以下とすることが望ましい。
次に、上記(4)°式を成立させるための方法について
説明する。
説明する。
不純物濃度の高いn型車結晶シリコン中での少数キャリ
アの拡散距離は、近似的に、次式で表わされる(但し、
不純物濃度をI X 10”cm−3以上とする)。
アの拡散距離は、近似的に、次式で表わされる(但し、
不純物濃度をI X 10”cm−3以上とする)。
LP=2.77xlO”・Nz−0”’(cm)
−(7)例えば、Nz、= 10 ”c m−’であ
れば、n0領域における少数キャリアの拡散距離は、L
p(ア3.L93.6μmである。
−(7)例えば、Nz、= 10 ”c m−’であ
れば、n0領域における少数キャリアの拡散距離は、L
p(ア3.L93.6μmである。
ここで、WE°≦L pttn / 10であれば、L
p ) W Eとなり、上記(4)°式は充分成り立
つ0例えばWE′をn3領域におけるLP(Ell の
1/10にすれば、Jll+は、単結晶シリコンをエミ
ッタとして用いた従来のBPTの1/10にすることが
できる。
p ) W Eとなり、上記(4)°式は充分成り立
つ0例えばWE′をn3領域におけるLP(Ell の
1/10にすれば、Jll+は、単結晶シリコンをエミ
ッタとして用いた従来のBPTの1/10にすることが
できる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について、図を用いて説明する。
(実施例1)
本発明の半導体装置の一実施例について、BPTを例に
採って説明する。
採って説明する。
第1図は本実施例のBPTを示す概略断面図である。図
において、第9図と同じ符号を付したものは、それぞれ
同図と同じものを示している。
において、第9図と同じ符号を付したものは、それぞれ
同図と同じものを示している。
また、エミッタは3層構造になっており、n0層(第1
エミッタ領域)5、n層(第2エミッタ領域)8.1〜
層(第3エミッタ領域)9からなっている。
エミッタ領域)5、n層(第2エミッタ領域)8.1〜
層(第3エミッタ領域)9からなっている。
次に、第1図に示した半導体装置の製造プロセスについ
て説明する。
て説明する。
■p型あるいはn型シリコン基板1に、As。
sb、p等をイオン注入(不純物拡散等でもよ5))す
ることにより、n9埋め込み領域2(不純物濃度1 x
1016〜1019c m−’)を作製する(第1図
(a))。
ることにより、n9埋め込み領域2(不純物濃度1 x
1016〜1019c m−’)を作製する(第1図
(a))。
■エピタキシャル技術等により、n−領域3(不純物濃
度1 x l Q 14〜1017c m−’)を作製
する。
度1 x l Q 14〜1017c m−’)を作製
する。
■コレクタの抵抗を減少させるためのn+領域7(不純
物濃度I X 10 ′7〜10 ”c m−’)を形
成する。
物濃度I X 10 ′7〜10 ”c m−’)を形
成する。
■イオン注入、熱拡散等により、チャネルストップ6を
形成する。
形成する。
■素子分離領域101を、選択酸化法、CVD法等によ
り作成する。
り作成する。
■ベース領域4を作製し、B(Bの代りにBF、やGa
等を用いてもよい)をイオン注入しく例えばBであれば
、3xlO”7cm” 40keV)、900℃で2
0分間の熱処理を行なう(第1図(b))。
等を用いてもよい)をイオン注入しく例えばBであれば
、3xlO”7cm” 40keV)、900℃で2
0分間の熱処理を行なう(第1図(b))。
■酸化膜102にエミッタ・コンタクトを開口した後、
As(Sb等でもよい)をドープしたn0層(不純物濃
度1×10′6〜5X10I9am””)5をイオン注
入法により形成する(熱拡散法エビ成長法等でもよい)
。
As(Sb等でもよい)をドープしたn0層(不純物濃
度1×10′6〜5X10I9am””)5をイオン注
入法により形成する(熱拡散法エビ成長法等でもよい)
。
■LPCVD法により多結晶シリコンを堆積した後、イ
オン注入法(熱拡散法等でもよい)によりP(リン)を
注入し、1層8を形成する。
オン注入法(熱拡散法等でもよい)によりP(リン)を
注入し、1層8を形成する。
なお、この多結晶シリコンは、CVD時に不純物をドー
プしたドープド多結晶シリコンでもよい。また、不純物
濃度は5X10”cm−’以下であることが好ましい。
プしたドープド多結晶シリコンでもよい。また、不純物
濃度は5X10”cm−’以下であることが好ましい。
■イオン注入により、0層8上に、As (Sb等でも
よい)を不純物として導入し、急速熱処理(例えば90
0℃、10秒、N2)によって表面のみにn+4層9を
作成した後、パターニングを行ない、エミッタを完成さ
せる(第1図(C))。
よい)を不純物として導入し、急速熱処理(例えば90
0℃、10秒、N2)によって表面のみにn+4層9を
作成した後、パターニングを行ない、エミッタを完成さ
せる(第1図(C))。
[相]絶縁@103を堆積し、これをアニールした後、
コンタクトの開口を行なう。
コンタクトの開口を行なう。
■電極200となるAβ−3tをスパッタし、その後、
AjZ−3iのパターン化を行なう。
AjZ−3iのパターン化を行なう。
@Aj2−3i電極のアロイ後104のパッシベーショ
ン膜を作成する(第1図(d))。
ン膜を作成する(第1図(d))。
以上、本実施例に係るBPTの製造プロセスについて説
明したが、この製造プロセスにおいて最も重要であるの
は、エミッタを形成する工程■〜■である。
明したが、この製造プロセスにおいて最も重要であるの
は、エミッタを形成する工程■〜■である。
第4図に、エミッタ中の不純物分布の一例を示す。図に
おいて、横軸はエミッタの深さ方向距離(μm)を示し
、縦軸は不純物原子数/cm’を示す。
おいて、横軸はエミッタの深さ方向距離(μm)を示し
、縦軸は不純物原子数/cm’を示す。
本実施例においては、エミッタに使用する不純物として
、二種類の不純物を使用した。最初に、拡散係数の小さ
い不純物であるヒ素(A s )を工程■でn0層5の
形成に用い、工程■で拡散係数の速いリン(P)を低温
(800〜850℃)で拡散して1層8を形成した後、
再び拡散係数の小さいAsをイオン注入して急速熱加速
(900℃10秒)により分布を変化させないようにし
てn++層9を作成した。
、二種類の不純物を使用した。最初に、拡散係数の小さ
い不純物であるヒ素(A s )を工程■でn0層5の
形成に用い、工程■で拡散係数の速いリン(P)を低温
(800〜850℃)で拡散して1層8を形成した後、
再び拡散係数の小さいAsをイオン注入して急速熱加速
(900℃10秒)により分布を変化させないようにし
てn++層9を作成した。
n++層/n層の構造は容易に作成できるが、n0層の
作成は、通常の製造方法では容易ではない。上記工程■
で、拡散係数の遅い不純物であるAs(またはsb等)
を使用したことは、非常に重要である。この方法は、特
に、酸化膜102あるいはレジストをマスクとした自己
整合法によってエミッタを形成する場合には特に有効で
ある。
作成は、通常の製造方法では容易ではない。上記工程■
で、拡散係数の遅い不純物であるAs(またはsb等)
を使用したことは、非常に重要である。この方法は、特
に、酸化膜102あるいはレジストをマスクとした自己
整合法によってエミッタを形成する場合には特に有効で
ある。
また、多結晶シリコンを使ったエミッタ構造においては
、第4図に示したように、後で拡散したPがAsを越え
て拡散しないことは、BPTの特性のバラツキをおさえ
る上で非常に重要である。後で拡散したPがAsを越え
て拡散しないことにより、工程■で作成した自己整合エ
ミッタが安定となるため、多結晶シリコンを介したエミ
ッタの作成の欠点を改善することができる。
、第4図に示したように、後で拡散したPがAsを越え
て拡散しないことは、BPTの特性のバラツキをおさえ
る上で非常に重要である。後で拡散したPがAsを越え
て拡散しないことにより、工程■で作成した自己整合エ
ミッタが安定となるため、多結晶シリコンを介したエミ
ッタの作成の欠点を改善することができる。
多結晶シリコンでは不純物が粒界を介して拡散するため
、この不純物が単結晶中にまで拡散した場合、第5図に
矢印Aで示したように、粒界近傍で拡散深さが深くなり
、BPTの電流増幅率hrcのバラツキやベース容量、
エミッタ容量のバラツキの原因となる。
、この不純物が単結晶中にまで拡散した場合、第5図に
矢印Aで示したように、粒界近傍で拡散深さが深くなり
、BPTの電流増幅率hrcのバラツキやベース容量、
エミッタ容量のバラツキの原因となる。
本発明のエミッタ構造では、後で拡散したPがAsを越
えて拡散しないという特性を利用することにより、この
課題を解決している。
えて拡散しないという特性を利用することにより、この
課題を解決している。
このようにして作成したBPTについて、動作試験をし
たところ、非常に優れた電流増幅率を示した。
たところ、非常に優れた電流増幅率を示した。
(実施例2)
上記実施例1においては、エミッタを形成する1層8と
n0層9を多結晶シリコンにより形成した場合について
説明したが、本実施例では、1層8とn0層9を単結晶
で作成した場合について説明する。
n0層9を多結晶シリコンにより形成した場合について
説明したが、本実施例では、1層8とn0層9を単結晶
で作成した場合について説明する。
エミッタを形成する1層8およびn0層9を単結晶で作
成した場合には、エミッタ抵抗を小さくすることができ
るという利点がある。
成した場合には、エミッタ抵抗を小さくすることができ
るという利点がある。
第6図は、単結晶シリコンと多結晶シリコンについての
、不純物濃度と抵抗率ρの関係を示すグラフである。
、不純物濃度と抵抗率ρの関係を示すグラフである。
本発明では、特に、1層8の不純物濃度を5×40 ”
c m−’以下にすることが望ましいので、エミッタ抵
抗を小さくできることは非常に大きい利点となる。
c m−’以下にすることが望ましいので、エミッタ抵
抗を小さくできることは非常に大きい利点となる。
このようにエミッタ抵抗を下げることにより、BPTの
動作速度の高速化を図ることができる。
動作速度の高速化を図ることができる。
以下、本実施例に係るBPTの製造方法について説明す
る。
る。
■上記実施例1の工程■〜■を行なうことにより、n0
埋め込み領域2、n−領M&3、n+領域7、チャネル
ストップ6、素子分離領域101、ベース領域4、酸化
膜102、nI層5を作成した。
埋め込み領域2、n−領M&3、n+領域7、チャネル
ストップ6、素子分離領域101、ベース領域4、酸化
膜102、nI層5を作成した。
■炉中で、900℃、10Torr%Hz雰囲気中の条
件下で表面の清浄化を行った後、850〜900℃、5
0To r r%S I H2Cf2 +H2、PH3
雰囲気中で、エピタキシャル法により、1層8を作成し
た。
件下で表面の清浄化を行った後、850〜900℃、5
0To r r%S I H2Cf2 +H2、PH3
雰囲気中で、エピタキシャル法により、1層8を作成し
た。
■その後、上記実施例1の工程■と同様にしてn−層9
を形成し、さらに、同じく工程[相]〜@と同様にして
BPTを完成させた。
を形成し、さらに、同じく工程[相]〜@と同様にして
BPTを完成させた。
このようにして作成したBPTについて、動作試験をし
、また、動作速度も向上させることができた。
、また、動作速度も向上させることができた。
(実施例3)
本発明の第3の実施例として、実施例1に示したBPT
を用いた光電変換装置の一例について説明する。
を用いた光電変換装置の一例について説明する。
第7図は、本実施例に係る光電変換装置の概略的回路図
である。
である。
本実施例では、センサs (s+ 、S、・・・)がラ
イン状に配列されたラインセンサについて説明する。
イン状に配列されたラインセンサについて説明する。
各センサSは、バイポーラトランジスタと、そのベース
に接続されたリセットトランジスタQ r@@ とから
構成される。バイポーラトランジスタのベースに入射光
により励起されたキャリアが蓄積され、エミッタへ続出
され、モしてQl、をONすることで一定電位にリセッ
トされる。
に接続されたリセットトランジスタQ r@@ とから
構成される。バイポーラトランジスタのベースに入射光
により励起されたキャリアが蓄積され、エミッタへ続出
され、モしてQl、をONすることで一定電位にリセッ
トされる。
各センサSのQl、1のゲート電極には、0N10FF
制御するためパルスφ、。1が入力し、Q r@gの他
方の主電極には、一定電圧Vbgが印加されている。
制御するためパルスφ、。1が入力し、Q r@gの他
方の主電極には、一定電圧Vbgが印加されている。
各センサSのコレクタ電極には一定の正電圧が印加され
ており、エミッタ電極は垂直ラインL(Lw 、L2・
・・)に各々接続されている。
ており、エミッタ電極は垂直ラインL(Lw 、L2・
・・)に各々接続されている。
各垂直ラインLには、トランジスタQ r@@を介して
、一定電圧v、、が印加され、Qrsgのゲート電極に
はON10 F F制御のためのパルスφV□が入力す
る。
、一定電圧v、、が印加され、Qrsgのゲート電極に
はON10 F F制御のためのパルスφV□が入力す
る。
また、各垂直ラインLには、蓄積用キャパシタCtに各
々接続され、更にトランジスタQtを介して、BPT2
から信号を出力する。
々接続され、更にトランジスタQtを介して、BPT2
から信号を出力する。
このようなラインセンサの動作試験を行なったところ、
各センサセルの特性バラツキがほとんどなく、かつ電流
の増幅率が大きい、優れたラインセンサを得ることがで
きた。
各センサセルの特性バラツキがほとんどなく、かつ電流
の増幅率が大きい、優れたラインセンサを得ることがで
きた。
(実施例4)
本発明に係る光電変換装置の他の実施例として、上記実
施例1に示したBPTを用いたエリアセンチの一例につ
いて説明する。
施例1に示したBPTを用いたエリアセンチの一例につ
いて説明する。
第8図は、本実施例に係るエリアセンサを示す回路図で
ある。第8図において、Trで示した部分に、上記実施
例1で示したBPTを使用する。
ある。第8図において、Trで示した部分に、上記実施
例1で示したBPTを使用する。
例えば、第8図に示したエリアセンサをカラーカメラと
して使用する場合には、同一の光電変換素子の光情報を
複数回読み出す動作を行う、この際、同一素子から複数
回読み出すために、1回目の読み出し時と2回目以降の
読み出し時との電気出力の比が問題となる。この値が小
さくなると、信号の補正が必要となる。
して使用する場合には、同一の光電変換素子の光情報を
複数回読み出す動作を行う、この際、同一素子から複数
回読み出すために、1回目の読み出し時と2回目以降の
読み出し時との電気出力の比が問題となる。この値が小
さくなると、信号の補正が必要となる。
上記1回目と2回目との読み出し出力の比を非破壊度と
定義すると、非破壊度は次式で表される。
定義すると、非破壊度は次式で表される。
非破壊度−(CtotX hrt)/ (CtotX
hrE+cv)・・・(8) ここで、Ctotは図中Trで示される光電変換素子の
ベースに接続されている全容量を示し、ベース・エミッ
タ間容量Cb1とベース・コレクタ間容量CbcとC0
,tにより決まる。CvはVL、・・・vLnで示され
る読み出し線路の浮遊容量である。ただし、C08は回
路方式によっては存在しない場合もある。
hrE+cv)・・・(8) ここで、Ctotは図中Trで示される光電変換素子の
ベースに接続されている全容量を示し、ベース・エミッ
タ間容量Cb1とベース・コレクタ間容量CbcとC0
,tにより決まる。CvはVL、・・・vLnで示され
る読み出し線路の浮遊容量である。ただし、C08は回
路方式によっては存在しない場合もある。
非破壊度はhFEを大きくすることにより容易に改善で
きる。すなわち、上記実施例1に示したBPTを使用す
ることにより、h、を大きくすることができるので、非
破壊度を大きくすることができる。
きる。すなわち、上記実施例1に示したBPTを使用す
ることにより、h、を大きくすることができるので、非
破壊度を大きくすることができる。
このようなエリアセンサの動作試験を行なフたところ、
各センサセルの特性バラツキがほとんどなく、且つ非破
壊度が大きい、優れたエリアセンサを得ることができた
。
各センサセルの特性バラツキがほとんどなく、且つ非破
壊度が大きい、優れたエリアセンサを得ることができた
。
本発明の材料はシリコンに限定されず、他の材料、例え
ばGaAs% I nP、S i C,S 1−Ge、
GaP等にも適用でき、また、ペテロ接合トランジスタ
にも適用できるものである。
ばGaAs% I nP、S i C,S 1−Ge、
GaP等にも適用でき、また、ペテロ接合トランジスタ
にも適用できるものである。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、半導体装置の電
流増幅率を向上させ、且つ半導体装置毎のバラツキを低
減することが可能である。
流増幅率を向上させ、且つ半導体装置毎のバラツキを低
減することが可能である。
また、本発明によれば、各センサセルのバラツキが少な
く、且つ優れた性能を有する光電変換装置を提供するこ
とが可能となる。
く、且つ優れた性能を有する光電変換装置を提供するこ
とが可能となる。
第1図は本実施例のBPTを示す概略断面図、第2図は
本発明による半導体装置の一例としてのBPTの電位図
、 第3図は第1図に示したBPTにおけるslにおけるフ
ェルミレベルE2とキャリア密度との関係を示すグラフ
、 第4図は第1図に示したBPTにおけるエミッタ中の不
純物分布の一例を示すグラフ、第5図は多結晶シリコン
層と単結晶シリコン層との界面における不純物の分布の
改善について説明するための模式的断面図、 346図は単結晶シリコンと多結晶シリコンについての
不純物濃度と抵抗率pの関係を示すグラフ、 第7図は本発明の1実施例に係る充電変換装置の概略的
回路図、 第8図は本発明の他の実施例に係る光電変換装置の概略
的回路図、 第9図は従来のBPTの一例を示す概略断面図である。 (符号の説明) 1・・・基板、2・・・n0埋め込み領域、3・・・不
純物濃度の低いn−領域、4・・・ベース領域、5・・
・エミッタ領域となるn0領域、6・・・チャネル・ス
トップとなるn領域、フ・・・バイポーラトランジスタ
のコレクタ抵抗を下げるためのn0領域、8・・・エミ
ッタ領域となるn領域、9・・・エミッタ領域となるn
”領域、101,102,103゜104・・・素子、
電極および配線をそれぞれ分離するための絶縁膜、20
0・・・電極。 第 図(c) 図(a) 第 3 図 (Si半導体) −(Ec−EF)/kT cr −(EF−Ev)/k
T第 図 第 図 距離(μm) 第 図 不純物濃度(CM ) 第 7 図 第 図
本発明による半導体装置の一例としてのBPTの電位図
、 第3図は第1図に示したBPTにおけるslにおけるフ
ェルミレベルE2とキャリア密度との関係を示すグラフ
、 第4図は第1図に示したBPTにおけるエミッタ中の不
純物分布の一例を示すグラフ、第5図は多結晶シリコン
層と単結晶シリコン層との界面における不純物の分布の
改善について説明するための模式的断面図、 346図は単結晶シリコンと多結晶シリコンについての
不純物濃度と抵抗率pの関係を示すグラフ、 第7図は本発明の1実施例に係る充電変換装置の概略的
回路図、 第8図は本発明の他の実施例に係る光電変換装置の概略
的回路図、 第9図は従来のBPTの一例を示す概略断面図である。 (符号の説明) 1・・・基板、2・・・n0埋め込み領域、3・・・不
純物濃度の低いn−領域、4・・・ベース領域、5・・
・エミッタ領域となるn0領域、6・・・チャネル・ス
トップとなるn領域、フ・・・バイポーラトランジスタ
のコレクタ抵抗を下げるためのn0領域、8・・・エミ
ッタ領域となるn領域、9・・・エミッタ領域となるn
”領域、101,102,103゜104・・・素子、
電極および配線をそれぞれ分離するための絶縁膜、20
0・・・電極。 第 図(c) 図(a) 第 3 図 (Si半導体) −(Ec−EF)/kT cr −(EF−Ev)/k
T第 図 第 図 距離(μm) 第 図 不純物濃度(CM ) 第 7 図 第 図
Claims (5)
- (1)第1導電型のエミッタ領域、第2導電型のベース
領域および第1導電型のコレクタ領域を少なくとも有す
る半導体装置において、 当該エミッタ領域が、当該ベースに隣接した不純物濃度
N_E_1の第1エミッタ領域と該第1エミッタ領域に
隣接した不純物濃度N_E_2の第2エミッタ領域と該
第2エミッタ領域に隣接した不純物濃度N_E_3の第
3エミッタ領域の3領域からなり、且つ、N_E_3>
N_E_1>N_E_2であることを特徴とする半導体
装置。 - (2)自然対数の底をeとした場合、N_E_3>e・
N_E_2であることを特徴とする請求項1記載の半導
体装置。 - (3)前記第2エミッタ領域および前記第3エミッタ領
域が多結晶により形成されたことを特徴とする請求項1
または請求項2記載の半導体装置。 - (4)前記第1エミッタ領域、前記第2エミッタ領域お
よび前記第3エミッタ領域が単結晶により形成されたこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装
置。 - (5)請求項1〜4記載の半導体装置を用いたことを特
徴とする光電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339128A JPH03198344A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 半導体装置およびこれを用いた光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339128A JPH03198344A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 半導体装置およびこれを用いた光電変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198344A true JPH03198344A (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=18324510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1339128A Pending JPH03198344A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 半導体装置およびこれを用いた光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03198344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002319590A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Denso Corp | 半導体装置 |
US6737684B1 (en) | 1998-02-20 | 2004-05-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Bipolar transistor and semiconductor device |
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1989
- 1989-12-27 JP JP1339128A patent/JPH03198344A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6737684B1 (en) | 1998-02-20 | 2004-05-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Bipolar transistor and semiconductor device |
JP2002319590A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Denso Corp | 半導体装置 |
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