JPS5879920A - 血小板凝集阻害剤 - Google Patents

血小板凝集阻害剤

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JPS5879920A
JPS5879920A JP17995081A JP17995081A JPS5879920A JP S5879920 A JPS5879920 A JP S5879920A JP 17995081 A JP17995081 A JP 17995081A JP 17995081 A JP17995081 A JP 17995081A JP S5879920 A JPS5879920 A JP S5879920A
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JP
Japan
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group
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lower alkyl
platelet aggregation
butyl
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Application number
JP17995081A
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English (en)
Inventor
Ikuo Katsumi
勝見 郁男
Hideo Kondo
秀雄 近藤
Katsuji Yamashita
山下 勝治
Takayoshi Hidaka
隆義 日高
Kazunori Hosoe
和典 細江
Yutaka Ariki
有木 豊
Toshiaki Yamashita
山下 俊章
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発り1は、血小板凝集阻害剤に関するものである。更
に詳しくは、本発り1r1一般式(1)(ここで、R1
け一般式COR” +1R3i(10R4(R’は水素
斗だL1低級アルギル基を示す)で表わされる基、低級
アルギル基、未1171換捷たけfW換フェニル基、N
HR5(R5は水素−または低級アルキル基を示す)で
表わされるアミン基を示す〕で表わされる基、ニトロ基
、または5O2R’ (R6は低級アルキル基を示す)
で表わされるアルキルスルホニル基を表わし R2は水
素、低級アルキル基、低級ヒドロキシアルキル基、シア
ノ基、一般式COR7(R’は低級アルキル基型たはO
R8(R8は低級アルキル基を示す)で表わされるアル
コキシ基〕で表わされる基、またはNHCOR9(R’
は未置換または置換フェニル基を示す)で表わされるベ
ンゾイルアミノ基を表わす。) で表わされる3、5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−
ヒドロキシスチレン誘導体重たはその生理的に許容され
る塩を有効成分とする血小板凝集阻害剤に関するもので
ある。
止血機構に於て重要な役割を果している血小板は、特に
悪性腫瘍、火傷、動脈硬化などに於て異常な粘着や凝集
が起り、これが誘引となって血栓症を引き起す場合が多
い。若年このよう々血小板凝集に由来する血栓症は漸増
の傾向にあり、適切な血小板凝集抑制作用を有する抗血
栓剤の開発が望まれている。
本発明者らは、3,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4
−ヒドロキシエチレン誘)(4体の薬理作用を広く試験
した結果、一般式(])で表わされる化合物およびその
垣が優れた血小板凝集阻害剤Il+をイJすることを見
出し、本発1J11を完成した。即し、本発明の目的は
血小板凝集抑制剤を提供することである。
本発明による血小板凝集阻害剤は、一般式(1)で表わ
される3、5−ジ・クーシャリ−・グチル−4−ヒドロ
キシスチレン誘導体重だはその生理的に許容される塩を
有効成分とするもの−Cあるが、一般式(1)で表わさ
れる化合物について、更に詳しく述べると次のようにな
る。
即ち、tsff記一般式(1)のR1は一般式COR5
(R3はOR’  (R’は水素またr1゛低級アルギ
ル基を示す)で表わされる基、低級アルギル基、未置換
または置換フェニル基、NHR5(R5V、i水素また
は低級アルキル基を示す)で表わされるアミノ基を示す
〕で表わされる基、二1・四基、または5O2R’(R
’は低級アルキル基を示す)で表わされるアルキルスル
ホニル基を表わし、■<2は水素、低級アルキル基、低
級ヒドロキシアルキル基、シアン基、一般式〇OR7〔
R7は低級アルキル基または0R8(R8は低級アルキ
ル基を示す)で表わされるアルコキシ基〕で表わされる
基、またはNHCOR9(R9は未置換または置換フェ
ニル基を示す)で表わされるベンゾイルアミノ基を表わ
すものであるが R3の低級アルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基等が、置換フェ
ニル基トシてはトリル基、タロロフェニル基、ブロモフ
ェニル基等が挙げられ R4の低級アルキル基としては
メチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基等が挙げら
れ R5の低級アルキル基としてはメチル基、エチル基
、ブチル基、ヘキシル基等が挙げられ、まだR6の低級
アルキル基としてはメチル基、エチル基、ブチル基、ヘ
キシル基等が挙げられる。更に R2の低級アルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、ヘキシル基等が挙げられ、低級ヒドロキシアルキル基
としてはヒドロキシメチル、11(、ヒドロキシエチル
基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシヘキシル基等が挙
げられ、R7の低級アルキル基としてはメチル基、エチ
ル基、ブチル基、ヘキシル基が挙げられ R8の低級ア
ルギル基としてはメチル基、エチル基、ブチル基、ヘキ
シル基等が挙げられ R9の置換フェニル基としてはト
リル基、タロロフェニル基、ブロモフェニル基等が挙げ
られる。
一般式(1)で表わされる化合物を具体例で示せば、次
のようなものが挙げられる。
β−カルボキシ−β−(2−ヒドロキシエチル)−35
−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン
(以下化合物1と略称する)β−メトキシカルボニル−
β−(2−ヒドロキシエチル)−3,5−ジ・ターシャ
リ−・グチル−4−ヒドロキシスチレン(以下化合物U
と略称する) β−カルボキシ−3,5−ジ・クーシャリ−・ブチル−
4−ヒドロキシスチレン(以F化合物111と略称する
) β−カルボキシ−β−メチル−3,5−ジ・ターシャリ
−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン(以下化合物1v
と略称する) β−カルボキシ−β−エチル−8,5−ジ・ターシャリ
−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン(以下化合物VL
略称する) β=カルボギシーβ−ベンゾイルアミノ−3゜5−ジ・
ターシャリ−・グチル−4−ヒドロキシスチレン(以下
化合物■と略称する) β−エトキシカルボニル− −ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン
(以下化合物■と略称する) β−エトキシカルボニル− 3、5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシス
チレン(以下化合物Viと略称する)β,βージェトキ
シカルボニルー3,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4
−ヒドロキシスチレン(以下化合物■と略称する) β−エトキシカルボニル−β− アセチル=3。
5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレ
ン(以下化合物Xと略称する) β−エトキシカルボニル− −ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン
(以下化合物X1と略称する) βーアヤチルー3,5−ジ・クーシャリ−・ブチル−4
−ヒドロキシスチレン(以下化合物xlと略称する) β−アセチル−β−メチル−3.5.−シ・クーシャリ
−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン(以下化合物Xl
llと略称する) β,βージアセチルー3 、 5−ジ・クーシャリ−・
ブチル 4−ヒドロキシスチレン( 以’−F 化合物
XIVと略称する) β−ベンゾイル−3,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−
4−ヒドロキシスチレン(以ド化合物XVと略称する) βーカル/くモイル−3,5−ジ・クーシャリ−・ジチ
ル−4−ヒドロギシスチレン(以下化合物xV(と略称
する) β−カルボモイル− ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン(以下
化合物XVlfと略称する) β−エチルカルバモイル− −ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレン
(以下化合物n’l11と略称する)β−シアノ−3,
5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシスチレ
ン(以下化合物XIXと略称する) β− メチルスルボニル−β−シアノ−3,5−ジ・タ
ーシャリ−・グチル−4−ヒドロキシスチレン(以下化
合物XXと略称する) β−ニトロ−3,5−ジ・ターシャリ−・グチル−4−
ヒドロキシスチレン(以F化合物XXIと略称する)な
どである。
一般式(りて表わされる化合物は、塩基と塩を形成する
ことが可能であり、塩基としては一般式(1)で表わさ
れる化合物と造塩可能な任意のものを選ぶことが出来る
。具体的塩の例としては、例えば(1)金属塩、特にア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムとの塩、
(2)アンそニウム塩、(3)アミン塩、特にメチルア
ミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサメチ
レンイミン、アニリン、ピリジン等との塩があるが、+
111/l\板凝集阻害剤としては、これらの塩のうち
から生理的に許容されるものを選べばよい。
上記の化合物およびその塩は、いずれも優れた血小板凝
集阻害作用を有し、末完1」1の1−1的に合致するも
のであると占える。−1−、記の化合物)J、次の方法
により合成出来る。
(1)3.5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロ
キシベンズアルテヒド吉一般式 (ここで、Arはアリール基を Rloは一般式COR
” ( R”はOIぜ12(R12Iす低級アルキル基
を示す)で表わされるアルコギシリ1(、低級アルキル
基、米置換捷たは置換フェニル基、NIIR5(R5は
水素または低級アルキル基を示す)で表わされるアミ7
基を示す〕で表わされる基、ニトロ基型たは5O3R6
(R6は低級アルキル基を示す)で表わされるアルキル
スルホニル基を R2は水素、低級アルキル基、低級ヒ
ドロキシアルキル基、シアン基、一般式COR7(R7
は低級アルギル基捷だは0R8(R8は低級アルキル基
を示す)で表わされるアルコキシ基、またはNHCOR
9(R9は未置換捷たは置換フェニル基を示す)で表わ
されるベンゾイルアミノ基を表わし、さらに、R10と
R2とは結合してもよく、R1°R2は ]I COC2H5・R]3   (R13は低級アルギル基
を示す)を表わすト で表わされるイリドとを01Ister  らの方法〔
ヘルベテイカ・キミ力・アクタ、40.1242(19
57))に従って反応させることにより、捷だ、もし必
冴であれば得られた化合物中のエステル捷たはアミドを
適当な酸型たは塩基を用いて加水分解することにより合
成される。この合成方法は、いわゆるウィツテイヒ反応
を用いるものであり、上記ペンズアルテヒドと反応させ
るイリドとしては、」−記の化合物以外にトリアルキル
ボスフィン、トリアルギルホスファイト、トリアリール
アルシンから誘導されるイリドも同様に用いることか出
来る。捷た、得られた化合物中に存在するエステル捷だ
はアミドを加水分解するために用いることが出来る酸ま
たは塩基としては、硫酸、p−)ルエンスルボン酸、ト
リフルオロ酢酸等の酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化バリウム、ピロリジン等の塩基かある。
(2)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(2) (ここで、RI 4は一般式COR16(R16はOR
14(R17は水素捷たけ低級アルキル基を示す)で表
わされる基、低級アルキル基、未置換−または置換フェ
ニル基、一般式NHR5(R5は水素捷たは低級アルキ
ル基を示す)で表わされるアミン基、ニトロ基、あるい
はS02 R6(Rbは低級アルキル基を示す)で表わ
されるアルギルスルホニル基を表わし、R15け水素、
シアン基、あるいは一般式COR7(R7は低級アルキ
ル基型たは0R8(R8は低級アルキル基を示す)で表
わされるアルコキシ基〕で表わされる基を表わす) で表わされる化合物は次のようにしても合成出来る。
即ち、3,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒトロ
キシベンズアルテヒドと一般式%式% (ここで、R14は一般式COR16(R16はOR1
7(R17は水素捷だは低級アルキル基を示す)で表わ
される基、低級アルキル基、未置換または置換フェニル
基、一般式NHR5(R5は水素捷たは低級アルキル基
を示す)で表わされるアミ7基、二1・四基、あるいは
SO□R6(R6は低級アルギル基を示す)で表わされ
るアルキルスルホニル基を表わし、R’J:1:水素、
シアノ基、あるいはCOR19[、R”kl、水酸基、
低級アルキル基またu:OR8(R8MuMア/l/−
V−ル基を示す)で表わされるアルコキシ基〕で表わさ
れる基を表わすト で表わされる化合物とを塩基触奴を月1いて反ルUさせ
ることにより合成される。この反応は、いわゆるクネー
フエナーゲル反応として知られている反応を用いるもの
であり、触媒として月1いることが出来る塩基としては
、アンモニア、−級捷たは二級アミンまたはそれらの塩
がある。用いることが出来る塩基およびその塩の具体例
を挙げればピペリジン、ピロリジン、酢酸アンモニウム
、酢酸ピペリジニウム等かある。一般式 R14−CH2−R”で表わされる化合物として、マロ
ン酸モノアミド、シアン酢酸等を用いた場合は脱炭酸さ
れ、Rlfiが水素である化合物を生成する場合もある
(3)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(R2°−:水素、捷たd−低級アルギル基を示す)で
表わされる化合物&:J: 3 、5−ジ・ターシャリ
−・ブチル−4−ヒドロギシベンズアルテヒドと、(R
20CH2CO)20 (R20幻:水素捷たは低級ア
ルキル基を示す)で表わされる酸無水物とR”0CH2
C00M  (R”’は低級アルギル基、Mはアルカリ
金属を示す)で表わされる有機酸アルカリ金属塩とをパ
ーギン反応に附すことによって合成することか出来る。
ここで用いることが出来るアルカリ金属としてはナトリ
ウム、カリウム等かある。
(4)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
1 (4) (R21は水素、低級アルギル基またtま低級ヒドロギ
シアルギル基を示す)で表わされる化合物け3.5−ジ
・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロギシベシズアルテ
ヒドとR”’ CI (C00II )2  (R”’
は水素、低級アルキル基−または低級ヒドロギシアルギ
ル基を示す)で表わされるマロン酸類とをピリジン等を
濱媒として、ピペリジン、ピロリジン等の塩基を触媒と
して反応させて合成することが出来る。
(5)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(5) (R9は未置換まだは置換フェニル基を11<す)で表
わされる化合物id:3,5−ジ・ターシャリ−・ブチ
ル−4−ヒドロギシベンズアルテヒドとR9C0NHC
H2C0OH(R9ii未1r1換または1iji換フ
エニル基を示す)で表わされるN−ベンゾイルグリシン
類とを、無水酢酸および酢酸すI・リウム存在下に縮合
して得られるアズラクトンを、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等の塩基を用いて加水分解することによって
も合成することが出来る。
血小板凝集阻害作用 本発明による血小板凝集阻害剤は前記一般式(1)で表
わされる化合物寸たはその塩を有効成分とするものであ
る。これら化合物の血小板凝集阻害作用および毒性は下
記の実験例に示される通りである。々お、アラキドン酸
による血小板凝集作用ばJ、B、Sm1thらの方法〔
ザ・ジャーナル・オプ・クリニカル・インベステイゲイ
ション、53.1、468 (1978) )に準じて
試験した。
以下に示す方法により血小板凝集阻害作用を試験した。
(1)多血小板血漿(PRP′e、)の調製日体白色種
雄性ウサギの頚動脈より血液(血液9容:a、s%クエ
ン酸ナトリウムメ液1容)を採収し、11000rp 
 10分間遠心分離を行ない、その」7清をP Rp 
fi支として用いた。
(2)  アラギドン酸沿液の調製 アラギドン酸ナトリウムを生理食塩水に溶解し、アラギ
ドン酸22ダ/肩を溶液を調製した。
(3)測定 血小板凝集計のギュベットにP RP((葵0.9 t
neと被検化合物のメタノール溶液0.01 yrdと
を入れ、37°Cで1分間インギュベー1− したのら
、血小板凝集惹起剤であるアラキドン酸性液0.05 
mlを74S加した。血小板凝集に伴う透過1すの変化
をjl:i跡し、被検化合物の血小板凝集131[言方
を測定した3、被検化合物の濃度を種々変えて測定を行
ない、血小板凝集を完全に阻害するために必昔な被検化
合物の最小濃度を求めた結果を表1に示す。不発IJI
]による化合物は強い血小板凝集作用作J1.Iを有す
ることが分る。
表1 血小板凝集阻害作用および急性毒性急性毒性 ICR系雌性マウス(体重20〜25y)を用い、1群
6匹とした。被検化合物を2.5%アラビアゴム水溶液
に懸濁したものを0.1 wrl/ I (l Q体重
の割合で経口投与した。投与後2週間にわたり、一般症
状を観察して、死亡例数/供試例数を求め、50%致死
量LD5o (〜/に!/)  を推定した。
結果を表1に示す。不発り1の化合物はいずれも低毒性
であることが分る。
調剤および投与量 本発明による血小板凝集阻害剤の製剤としては、経口、
経腸または非経口的投与による製剤のいずれをも選ぶこ
とが出来る。具体的製剤としては錠剤、カプセル剤、 
粗剤、シロップ剤、生薬、軟膏剤等を挙げる事が出来る
。本発明による血小板凝集阻害剤の製剤の担体としては
、経口、経腸、その能弁経口的に投与するために適した
有機または無機の固体またtま液体の、通常は不活性な
薬学的担体材料が用いられる。具体的には、例えば、結
晶性中ルロース、ゼラチン、乳糖、澱粉、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、植物性および動物性脂肪および
油、ガム、ポリアルキレングリコールがある。製剤中の
担体に対する本発明による血小板凝集阻害剤の割合は0
.2〜100%の間で変化させることが出来る。また、
本発明による血小板凝集阻害剤は、これと両立性の他の
血小板凝集阻害剤、その他の医薬を含むことが出来る。
この場合、本発明による血小板凝集阻害剤がその製剤中
の生成分てなくてもよいことはいう捷でもない。
本発明による血小板凝集1311害剤lI′J−1一般
に所望の作用が副作用を伴うことなく達成される投与量
で投与される。その具体的々値):1.医師の判断で決
定されるべきであるが、−・般に成人I I+当り10
〜〜10g1好ましくは20 M9〜5g程反で投1r
されるのが普通であろう。なお、本発明の血小板凝集阻
害剤は有効成分としてIn!/〜5g、好1しくけ、3
〜〜1yの単位の薬学的製剤として投与。
することが出来る。
次に、実施例により不発1月を説Ulする。
3.5−ジ・ターシャリ−・グチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド18gとα−1l)フェニルホスホラニ
リテシ−r−ブチロラクトン279とをジメチルスルホ
キシド(1)MSO) 15 (Jvrtに溶解し、湯
浴」−80°Cで撹拌しながら20時同量応させた。反
応終了後、冷却した反層液にクロロホルム800肩tを
加え、同量の水で5同洗浄し、溶媒のDMSOを収り除
いた。クロロボルム層を分離後、減圧ドで濃縮乾固し、
クロロホルムを除去した。残渣にエタノールを加え、晶
析を行い、更に同溶媒から11結晶を行い、a−(3,
5−ジ・ターシャリ−・グチル−4−ヒドロキシベンジ
リチン)−r−ブチロラクトン18gを得た。次いで、
ここで得たQ−(3,5−ジ・ターシャリ−・グチル−
4−ヒドロキシベンジリチン)−γ−ブチロラクトン1
.5gを0.01N水酸化ナトリウム水濱液100mf
l/j加え、窒素気流中、油浴上90〜100°Cで撹
拌しながら1時間加水分解反応を行なった。反応終了後
、冷却した反応液に10%硫酸を少量つつ加え、酸性と
し、沈澱物を生成させた。沈澱物を戸別し、水でよく洗
浄した。
沈澱物をベンゼンに溶解し、結晶化を行ない、目的とす
る化合物Iを1.Oy得た。
3.5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド20 P1馬t[118,7f。
融解酢酸ソーダ7gをよく混合し、無水酢酸36m1を
加え、90〜100°Cで15時間加熱した。
混合物は加熱にしたがい、徐々に訳解した3、加熱終了
後、約2時間放冷すると、結晶が析出するので、充分結
晶を析出させた後、結晶をθイ別した。
戸別した結晶を充分水洗後、ア中I・ンに溶解し、n−
ヘキサンを加えて再度結晶を析出させ、1°1的とする
アズラクトン18Pを得た。次いで、ここで得たアズラ
クトン1.5fを5%水酸化すトリウム水溶液80m1
に加え、窒素気流ドで、90〜100°Cで1時間加熱
した。このアルカリ溶Mk、放冷し、室温とし、3N塩
酸で中和し、生じた沈澱を戸別した。得られた沈澱をア
セトンに病解し、n−ヘキサンを加えて結晶を析出させ
た。収量o、8y。
実施例3  化合物X1llの合成 3.5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド2.3gと8−”−1−リ1フェニルホ
スホラニリテン−2−ブタノン4.5gとをDMSO2
0g/中に入れ、湯浴−I80”cで撹拌しなから40
0時間反応せた。反応終了後、冷却した反応液にクロロ
ホルム2oolIIeを加えN li’il :1yl
H)水で10回洗浄し、溶媒のDMSOを収り除いた。
クロロホルム層ヲ分離し、次いでクロロホルムを減圧除
去し、残渣を水性アルコール(アルコール/水−7/3
)に溶解し、晶析を行なった。次いで、得られた結晶を
アセトンに溶解し、n−ヘキサンを加えて再度結晶を析
出させた。収量20g。
エタノール30+lに3,5−ジ・ターシャIJ −・
ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド35g1シア
ノアセトアミドt、apおよびピペリジンIgtを加え
、混合し、この混合液を40〜50°Cで撹拌した。し
ばらくすると均一な溶液となるが、さら枳撹拌しながら
4時間反応させた。反応終了後、減圧下で溶媒を除去し
、残渣をクロロホルムに溶解し、希塩酸で3回洗浄した
。クロロホルム層を分離後、減圧下でクロロホルムを除
去し、残渣をエタノールに溶解し、晶析した。収量8.
59゜実施例5  化合物XXの合成 3.5−ジ・ターシャリ−・グチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド3.5y、メチルスルホニルアセトニト
リル2.0 (/ 、 酢酸アンモニウム0.181g
をエタノール80dに加え、7時聞還流した。反応液を
冷却、室温とし、化合物XXIの結晶を析出させた。生
成した結晶をか・別後、コータノールから2回再結晶し
、化合物XXを3.0yllだ。
実施例6 化合物W100f、乳糖55g、および乾燥馬鈴しよ銀
粉41gの混合物を水20m1と練合した後、16メツ
シユのスクリーンに通して押し出し、40°Cで乾燥し
て顆粒化した。次いで、ステアリン酸マグネシウム4g
と均一に混合し、常法により打錠して1錠200ダ中に
1.00’tlflの化合物V1を含む錠剤を得た。
実施例7 実施例1の化合物V1に代えて、化合物Xllを用いて
、例1と同様の方法で、1錠200ダ中に100qの化
合物XIを含む錠剤を得た。
実施例8 実施例1の化合物v1に代えて、化合物X Illを川
いて、例1と同様の方法で、1錠20 Q nly中に
1o o myの化合物X111を含む錠剤を得た。
実施例9 実施例1と全く同様にして得た顆粒196f/をステア
リン酸マグネシウム4gと混合した後、これを200〜
ずつ、2り硬カプセルに充填し、1カプセルに化合物v
1を100 mQ含む硬カプセル剤とした。
実施例10 実施例4の化合物Vlに代え、化合物XIを用いて実施
例4と同様の方法で、1カプセルに化合物XIIを10
0〜含む硬カプセル剤とした。
実施例11 実施例4の化合物v1に代え、化合物X11(を用いて
、実施例4と同様の方法で、■カプセルに化合物XIを
100 W/含む硬カプセル剤とした。
実施例12 化合物 Vl         lo、oy乳  糖 
           850y結晶セルロース   
    4.5gステアリン酸マグネシウム    1
.5y」−記成分をよく混合して、1fI中に化合物V
1を100mgを含む散剤を1(Iた。
実施例13 実施例7の化合物■に代えて、化合物Xllを用いて、
例7と同様の方法で、1g中に化合物Xllを1001
qを含む散剤を得た。
実施例14 実施例7の化合物v1に代えて、化合物X1ll を用
いて、例7と同様の方法て、1!/中に化合物X1ll
を1001’IQを含む散剤を得た。
特許出願人  鐘?Jjl化学工業株式会社代M1[人
  介」711士  戊 リ(P 貞 −第1頁の続き 号 1037・29            7375−4
 H103/’76            7375
−4 H121/757731−4H 121/76            7731−4H
121/78            7731−4 
H143、/427162−4H ・跨発 明 者 近藤秀雄 高砂市高砂市沖浜町2番63号 ・掩発 明 者 山下勝治 神戸市須磨区高倉台3丁目9番 4−201 1怜発 明 者 日高降着 神戸市垂水区本多聞4丁目3番 204−101 (?2)発 明 者 細江和典 高砂市西畑3丁目8番5 (7多発 明 者 有木豊 姫路市大塩町天神141の4 f!多発 明 者 山下俊章 加古川市新神野8丁目16番1号 Q多発 明 者 渡辺清 明石市松ケ丘5丁目15の41 手続補正書(h+F) 昭和57年72月りI」 特許庁り乏官  若杉和夫 殿 1 事件の表示      ¥5必J11昭和56年狛
′ 軒 瀝)第17995052 発明の名称   拡
−11,1死没(4−彬餅一害を13 補止をする者 4+件との関係   腸許出願人 イl:  Iii    大阪市北区中之島玉T目2番
4号1、 ア’、 (、fA、)  (0”)鐘δ;:
1化学上業1朱弐会社代表者 高1)敞 4、代理人 8 補正の内科 (1) i’tk1* ヨ)−二・・) 地1fl  
ラEジ 。j;・1(=ミ・2)】1jり1.Iノj]
丁丑−一)l姑シロ(2)明細書の発明の詳細な説明の
欄 明細書、 (1)第3頁1〜から3行目′′場合が多い。″の後に
′°更に最近では、人工腎臓、人工心肺、その他の人工
臓器および輸血等で血液を生体外で敗り扱う場合が多い
が、この際にも血小板の凝集によって引き起される血栓
の生成を防ぐ心安がある。″を加入する。
(2)第3頁、最1・行、″血小板凝集抑制作用°′を
″血小板凝集抑制作用ないし血小板凝集阻害作用”に訂
正する。
(3)第14頁、3行目、″あるいはCOFf   を
nるいは一般式C(、) f< 19”に訂正する。
(4)第17員、122行目 53 ’″をパ】止″に
訂正すゐ。
(5)第21頁、5行目″粗剤″を″細粒剤゛′に訂正
する。
(6)第21頁、5行目から6行目、″軟膏剤″を削除
する。
(7)第22頁から第28頁、以下の様に訂正す(2) る。
゛′実施例1″を″製造例1 uに、 ″実施例2″′を″製造側2′″に、 ゛′実施例3″ヶ″製造例3″に、 ″実施例4″全i1 Bl!!造例4′′に、″実施例
5″ヶ″製造例5′に、 “′実施例6″を“実施例1′′に、 ″実施例7″を″実施例2パに、 ″実施例8″を″実施例3′″に、 ′“実施例9”′を゛′実施例4パに、“′実施例10
″ヶ″実施例5″に、 ″実施例11゛′を″実施例6″に、 ′“実施例12″を″実施[l/IJ 7 ”に、″実
施例13″を゛実施例8″に、 ″実施例14″を″実kA例9″に訂正する。
(8)第23頁、8行目」、” 0.01 N水酸IF
、 ” ′f:″IN水酸r1デ′に訂正する。
以−1− (jl、+J4り 特許請求の範囲 ■、下記の一1′役式で表わされる3、5−シ・ターン
A11)−・フチルー4−ヒト゛ロキシスチレン誘・導
体またはその生理的に許容される基金有効成分とする血
小板凝集阻害剤。
記 (ここで、lイ1は一般式COR5(H’はOH4(I
i4は水素または低級アルキル基を示す)で表わされる
基、低級アルギル基、未置換または@換フれる枯、二1
・四基、またはS O21マ (1(は低級アルギル基
を示す)で表わされるアルキルスルホニル 基、低級ヒIーロギシアルギル基、ンアノ括、一般式C
ot(7[H7は低級アルギル基、または01(8(1
R8 は低級アルギル基を示す)で表わされるアルコキ
シ基〕で表わされる基、またはNHCO賀 (Rは未置
換または置換フェニル基を示す)で表わされるベンゾイ
ルアミノ基を表わす。)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式で表わされる3、5−ジ・ターシャリ
    −・ブチル−4−ヒドロキシスチレン誘導体−またeゴ
    その生理的にK[容される塩を有効成分とする血小板凝
    集阻害剤。 記 (ここて゛、R1に一般式COR31R3はOR’(R
    4は水素または低級アルギル基を示す)で表わされる基
    、低級アルキル基、未置換捷たは置換フェニル基、NH
    R5(R5は水素または低級アルキル基を示す)で表わ
    されるアミノ基を示す〕で表わされる基、ニトロ基、ま
    たは5O2R6(R6は低級アルキル基を示す)で表わ
    されるアルキルスルホニル基ヲ表わし、R2は水素、低
    級アルギル基、低級ヒドロキシアルギル基、シアノ基、
    一般式%式% R8は低級アルギル基を示す)−C′表わされるアルコ
    キシ基〕で表わされる基、」−だけN■]COR9(R
    9は未Wt換捷たv:1.1i7i換フフーニル基を示
    す)で表わされるベンゾイルアミノ基を表わす。)
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