JPS587965A - 転送電話回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、転送電話に係り、特に発呼者側の音声信号を
増幅して転送する転送′電話回路に関する。

転送電話は、発呼があった場合に、転送先を呼び出して
発呼者からの音声信号を転送先に送出するもので、中継
装置としての機能“を有する。

この様な装置にあっては、発呼者の音声信号レベルが低
い場合あるいは、発呼者と転送先間の距離が長い場合等
に発呼者の音声信号を増幅して転送先に送出すると共に
伝送先から送られる音声信号を増幅して発呼者に送出す
る増幅器全備える。

第１図は此の様な装置の従来例のブロック図である。即
ち、ラインＬ、Ｌ、を介して送られた発呼者の音声信号
が、信号の分配を行うハイブリッド回路１を介して増幅
器２に供給された後、ハイブリッド回路３を介して転送
側のラインＬ　、／　Ｌ　、／に送出される。また、ラ
インＬｒＩ、、／を介して供給された転送先からの音声
信号はノーイブリッド回路３を介して増幅器４に供給さ
れ、増幅された後、ノ１イブリッド回路１を介して発呼
者側ラインＬ、Ｌ、に送出される。同様な増幅器２．４
とノ・イブリッド回路１．３０組合せによる回路を転送
先の電話装置にも設けると、充分な利得が得られる。−
！た、増幅器２，４の利得は、例えば１２ｄＢに設定さ
れる。

このため、発呼者からの音声信号は転送装置および転送
先の装置に含まれる増幅器にて２４ｄＢ増幅される。此
の様な装置にあっては、ラインＬ、／Ｌｔ／における信
号の基準レペ）Ｉｙが１２ｄＢであるため相隣るライン
間でクロストークを生じ易い。

本発明は以上の如き問題点に鑑み、これらを有効に解決
すべく創案され７ｔ％のである。

本発明の目的は、転送機および転送先の受信機に夫々２
つ宛設けた増幅器の利得を異ならしめて転送機と受信機
を結ぶラインの基準レベルを最適なものとし、クロスト
一りを生じることなく良好に転送の行える転送電話回路
を提供する。

以上の目的を達成するため、本発明は、転送機内には’
、”２４ｄＢの′電圧利得を有する増幅器と、実質的に
ＯｄＢの電圧利得を有する増幅器を設けると共に、転送
先の受信機にも同様な構成の増幅器を設け、転送機と受
信機を結ぶラインの基準レベル’ｚｏｄＢとすることを
見出し、これを完成するに至ったものでおる。

以下に本発明の好適−実施例を添付図面によって詳述す
る。

第２図に示す如く、５〜８はノ・イブリッド回路である
。ノ１イブリッド回路５は、ラインＬＩ　Ｌｌ　＋増幅
器９の入力端子および増幅器ｌＯの出力端子と夫々結合
される。ノ１イブリッド回路６は増幅器９の出力端子、
増幅器１００入力端子およびラインＬ、’　Ｌ、’と結
合される。また、ノ・イブリッド回路７は、増幅器１１
の入力端子、増幅器１２の出力端子およびラインＬ４　
Ｌへ、即ち、ノーイブリッド回路６と結合される。ハイ
ブリッド回路８は増幅器１１の出力端子および増幅器１
２０入力端子と結合される。なお、増幅器９．１２の利
得はＯｄＢに、また増幅器１０．１１の利得は夫々２４
ｄＢに設定される。

次に本発明の作用について述べる。

ラインＬ、　Ｌ、に供給された発呼者の音声Ｍ号は、転
送機内のハイブリッド回路５を介して増幅器９に供給さ
れる。増幅器９の電圧利得はＯｄＢ’″Ｃあるので、増
幅器９の出力端子に接続されたノーイブリッド回路６は
、ライン間ＬＳに基準レベルがＯｄＢ（６００Ω）の信
号を送出する。ラインＬｉ　Ｌ２’を介して転送先に送
られた音声信号は、ハイブリッド回路７を介して増幅器
１１に供給される。増幅器１１の電圧利得が２４ｄＢで
あるのでハイブリッド回路８を介してラインＬ、　Ｌ、
に供給される音声信号のレベルはラインＬ、　Ｌ４に接
続される送受話器等の機器を駆動するのに充分なものと
なる。

また、ラインＬ、Ｌ、を介してハイブリッド回路８に供
給された音声信号は利得がＯｄＢの増幅器１２を経てハ
イブリッド回路７に至る。ハイブリッド回路７は増幅器
１２の出力電圧を受けてラインＬ、ｌ　Ｌ、ｌに受信者
側の音声信号を送出する。この音声信号はハイブリッド
回路６を経て増幅器１０に至る。２４ｄＢの増幅間ヲ持
つ増幅器１０にて増幅された音声信号はハイブリッド回
路５を介してラインＬＩ　Ｌｍに送出される。

以上の説明で明らかな如く、本発明によれば転送機と転
送先のハイブリッド回路６，７を接続するラインＬ（Ｌ
ｊの基準レベルがＯｄＢに保たれるので他のラインの信
号レベルとの協調が確保され、クロストークを生じ難い
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の転送電話回路の一例を示すブロック図、 第２図は本発明に係る転送電話回路の一実施例のブロッ
ク図である。 図中、５〜８はハイブリッド回路、９．１２は利得がＯ
ｄＢの増幅器、８．１１は利得が２４ｄＢの増幅器を示
す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　転送機および転送先機に増幅装置を備える転送電
   話の回路であって、前記転送機および転送先機に夫々２
   つの増幅器を有し、前記転送機から前記転送先機に向か
   う信号が前記転送機に含ｌれる増幅器にて第１のレベル
   を有する信号に増幅され、且つ前記転送先機に含１れる
   増幅器にて第２の信号レベル迄増幅され、前記転送先機
   から前記転送機に向かう信号が前記転送先機に含まれる
   増幅器にて前記第１のレベルとはソ等しいレベルの信号
   迄増幅され、且つ前記転送機に含まれる増幅器にてはソ
   前配第２の信号レベル迄増幅されることを特徴とする転
   送電話回路 ２　転送機および転送先機に増幅利得が夫々異なる２つ
   の増幅器を夫々設け、前記転送機から前記転送先機に向
   かう第１のレベルの信号を、前記転送先機にて第２のレ
   ベル迄増幅し、前記転送先機から前記転送機に向かい、
   はソ第１のレベルを有する信号を前記転送機にてはソ前
   記第２のレベル迄増幅することを特徴とする特許請求の
   範囲第一項記載の転送電話回路。