JPS587890A - トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 - Google Patents
トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法Info
- Publication number
- JPS587890A JPS587890A JP56105345A JP10534581A JPS587890A JP S587890 A JPS587890 A JP S587890A JP 56105345 A JP56105345 A JP 56105345A JP 10534581 A JP10534581 A JP 10534581A JP S587890 A JPS587890 A JP S587890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier layer
- thin film
- tunnel
- gas
- tunnel barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/01—Manufacture or treatment
- H10N60/0912—Manufacture or treatment of Josephson-effect devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改良されたトンネルバリヤ層を有するトンネル
形ジョセフソン接合素子の製造方法に関する・ トンネル形ジ、七7ソン接合素子は基本的に基板(81
やサファイヤ等)上に下地電極(超伝導体)がTo!+
、その上に電気的に絶縁性のトンネルバリア層、更にそ
の上に上部電極(超伝導体)のある構造をしている。こ
のトンネルバリア層は20〜50又と非常に薄い絶縁膜
であり、素子特性を大きく左右する。たとえば、トンネ
ルバリア層の膜厚の変動でトンネルバリア層を流れるジ
ョセフソン電流は2桁大きく変動する。
形ジョセフソン接合素子の製造方法に関する・ トンネル形ジ、七7ソン接合素子は基本的に基板(81
やサファイヤ等)上に下地電極(超伝導体)がTo!+
、その上に電気的に絶縁性のトンネルバリア層、更にそ
の上に上部電極(超伝導体)のある構造をしている。こ
のトンネルバリア層は20〜50又と非常に薄い絶縁膜
であり、素子特性を大きく左右する。たとえば、トンネ
ルバリア層の膜厚の変動でトンネルバリア層を流れるジ
ョセフソン電流は2桁大きく変動する。
また、トンネルバリアの物質や品質が素子性能に影響す
る。このため、嵐質のバリア層を制御性よく形成する方
法を開発することは素子の信頼性、歩留りの向上の点か
らも重要であり、トンネルバリア層の形成は素子作製工
程の中で最も重要な製造工程となる。一般にトンネル形
ジ、七7ンン接合素子は■下地電極薄膜形成(pbある
いはpb4B−金、Nb、 NbN、ム15型化合物)
■/母ターエン成■トンネルバリア層形成■上部電極形
成に大別できる。■のトンネルバリア層の形成には二種
類の形成法がある。一つはノタエン形成後の下地電極を
直接酸化(7’ラズマ酸化、自然酸化)して所定のバリ
ア層を形成する方法であり、他は下地電極上に下地電極
とは異なりた人zest等を蒸着やCVD勢により数1
0Xの厚さに形成し、それを酸化してトンネルバリア層
とする方法である。前者はトンネルバリア層の厚さを制
御しやすいが、下地電極の種類によりて定i−)たバリ
ア物質しか得られないことになる。一方、後者は下地電
極とは異種のAtや81岬を下地電極上に形成し、酸化
することによって誘電率の小さなA420.や8%0□
バリアを形成する方法であるが、At+Siの極薄膜の
膜厚制御が離しい、このように1バリア層の形成法の双
方に一長一短がある。
る。このため、嵐質のバリア層を制御性よく形成する方
法を開発することは素子の信頼性、歩留りの向上の点か
らも重要であり、トンネルバリア層の形成は素子作製工
程の中で最も重要な製造工程となる。一般にトンネル形
ジ、七7ンン接合素子は■下地電極薄膜形成(pbある
いはpb4B−金、Nb、 NbN、ム15型化合物)
■/母ターエン成■トンネルバリア層形成■上部電極形
成に大別できる。■のトンネルバリア層の形成には二種
類の形成法がある。一つはノタエン形成後の下地電極を
直接酸化(7’ラズマ酸化、自然酸化)して所定のバリ
ア層を形成する方法であり、他は下地電極上に下地電極
とは異なりた人zest等を蒸着やCVD勢により数1
0Xの厚さに形成し、それを酸化してトンネルバリア層
とする方法である。前者はトンネルバリア層の厚さを制
御しやすいが、下地電極の種類によりて定i−)たバリ
ア物質しか得られないことになる。一方、後者は下地電
極とは異種のAtや81岬を下地電極上に形成し、酸化
することによって誘電率の小さなA420.や8%0□
バリアを形成する方法であるが、At+Siの極薄膜の
膜厚制御が離しい、このように1バリア層の形成法の双
方に一長一短がある。
バリア層の厚さの制御性に重点を置いた場合、下地電極
を直接酸化して、バリア層を形成するがNb −? N
b化合物においてはバリア物質の品質が問題となる。
を直接酸化して、バリア層を形成するがNb −? N
b化合物においてはバリア物質の品質が問題となる。
問題点の第1はNbを酸化した場合、主として生成され
るのはNb、0.であるが、その他金属性のNb−0化
合物が形成されやすく、バリア物質として品質が悪い。
るのはNb、0.であるが、その他金属性のNb−0化
合物が形成されやすく、バリア物質として品質が悪い。
たとえ、Nb2O,で完全なバリアを形成したとしても
、誘電率が大きく(g冨so〜60)、素子が実現され
たとしても高速スイッチングができない欠点を持つ。2
番目の問題点は高臨界温度〒@(約15に以上)を示す
Nb化合物超伝導薄膜を酸化した場合、Nbが非常に酸
化されやすく酸化物バリアはほとんどNb系酸化物であ
や、このバリアは1番目の問題点を含み、Nb化合物を
酸化しても必ずしも良好なバリア層は形成で1に麦いこ
とにたる。この場合、Nbよりも酸化性の強い元素を含
む高Te化合物を下地電極に用いればよいが、そのよう
な高Tc化合物は存在しない。Nb K近い酸化性の元
素としてAtが存在するのみである。Nb3ムlは15
に以上の高臨界温度を示す優れた材料であるがNbの方
がわずかに酸化物の生成エネルギーが小さくバリア層中
にはNb2O5,Nb−0が含有され高品質バリアが実
現され得ない欠点を有していた。
、誘電率が大きく(g冨so〜60)、素子が実現され
たとしても高速スイッチングができない欠点を持つ。2
番目の問題点は高臨界温度〒@(約15に以上)を示す
Nb化合物超伝導薄膜を酸化した場合、Nbが非常に酸
化されやすく酸化物バリアはほとんどNb系酸化物であ
や、このバリアは1番目の問題点を含み、Nb化合物を
酸化しても必ずしも良好なバリア層は形成で1に麦いこ
とにたる。この場合、Nbよりも酸化性の強い元素を含
む高Te化合物を下地電極に用いればよいが、そのよう
な高Tc化合物は存在しない。Nb K近い酸化性の元
素としてAtが存在するのみである。Nb3ムlは15
に以上の高臨界温度を示す優れた材料であるがNbの方
がわずかに酸化物の生成エネルギーが小さくバリア層中
にはNb2O5,Nb−0が含有され高品質バリアが実
現され得ない欠点を有していた。
本発明は低誘電率を有し、かつ品質の良好なトンネルバ
リヤ層を有するトンネル形ジ、セフ ′ソン接合素
子の製造方法を提供することを目的とするものであって
、この方法はNb−At超伝導薄膜から成る下地電極を
酸素分圧が0゜1〜2%のCF4−0.混合ガス中にお
いて0.005〜0.5 TorrOfス圧でスバツタ
エ、チングし、ついでこのスΔ、p工、チングされ喪下
地金属を酸化することを特徴とする。
リヤ層を有するトンネル形ジ、セフ ′ソン接合素
子の製造方法を提供することを目的とするものであって
、この方法はNb−At超伝導薄膜から成る下地電極を
酸素分圧が0゜1〜2%のCF4−0.混合ガス中にお
いて0.005〜0.5 TorrOfス圧でスバツタ
エ、チングし、ついでこのスΔ、p工、チングされ喪下
地金属を酸化することを特徴とする。
一般にトンネルバリア層の形成工程においては前の製造
工程である下地金属のフタターニング工程時K Nb−
ムを下地電極の表面がレジスト、酸あるいは酸化皮膜に
よって汚染されているため、Arガス中でスバ、!クリ
ーニングし九のち酸化される。このバリア層形成前のス
ノタツタクリーニングはPb JpNb系嵩子において
従来より行われている。このような方法をNb−At薄
膜に適用した場合必ずしも優れたバリアが生成できない
。
工程である下地金属のフタターニング工程時K Nb−
ムを下地電極の表面がレジスト、酸あるいは酸化皮膜に
よって汚染されているため、Arガス中でスバ、!クリ
ーニングし九のち酸化される。このバリア層形成前のス
ノタツタクリーニングはPb JpNb系嵩子において
従来より行われている。このような方法をNb−At薄
膜に適用した場合必ずしも優れたバリアが生成できない
。
Nbと)Lをムrtrス中でスフツタした場合のスバ、
!収量を下記表1に示す。
!収量を下記表1に示す。
この表から明らかなように、NbよりもAt。
方がスz?ツタされやすくスバ、り後の表面は薄た
膜形成時の組成よりもNb−rlak(Nb含有量が町
となる。このため、ムrガスによゐスフツタクリーニン
グ後酸化すると多量のNb酸化物を含む品質の悪いバリ
ア層が形成されることになる。スバ、タクリーニングは
汚染物除去の観点から効果を有するものの、良質トンネ
ルバリア層形成の目的に対し悪影響を及ぼす。そこで、
Nb−ムを薄膜において高品質Aj20.バリアを形成
するためには、酸化前K Aj−riehな表面層を実
現することが必要となる。このAj−riahの表面層
を実現するためには表1とは逆にNb K対してはスバ
、り速度が太き(Atに対してはスA、タ速度の小さな
ガスによりスノ臂、夕すればよいことになる。下記表2
にCF4と0.との混合ガスの分圧比によるNbとAt
の680W、全ガス圧0.12 TorrKおけるスパ
ッタ速度(17min、)を示す。
となる。このため、ムrガスによゐスフツタクリーニン
グ後酸化すると多量のNb酸化物を含む品質の悪いバリ
ア層が形成されることになる。スバ、タクリーニングは
汚染物除去の観点から効果を有するものの、良質トンネ
ルバリア層形成の目的に対し悪影響を及ぼす。そこで、
Nb−ムを薄膜において高品質Aj20.バリアを形成
するためには、酸化前K Aj−riehな表面層を実
現することが必要となる。このAj−riahの表面層
を実現するためには表1とは逆にNb K対してはスバ
、り速度が太き(Atに対してはスA、タ速度の小さな
ガスによりスノ臂、夕すればよいことになる。下記表2
にCF4と0.との混合ガスの分圧比によるNbとAt
の680W、全ガス圧0.12 TorrKおけるスパ
ッタ速度(17min、)を示す。
表 2 CF4.o2混合ガスによるNb、Atの
スパッタ速度(1/m1n)この表2から明らかなよう
にCF4と02の混合ガスにおいてはムtはほとんどス
バ、りされず、Nbは着しくスバ、りされる。酸素分圧
が0.8−のときNbのスパッタ速度は最大値を示し、
CF4のみより CF4+O,fXKよるスパッタ社着
しい効果をもつ。
スパッタ速度(1/m1n)この表2から明らかなよう
にCF4と02の混合ガスにおいてはムtはほとんどス
バ、りされず、Nbは着しくスバ、りされる。酸素分圧
が0.8−のときNbのスパッタ速度は最大値を示し、
CF4のみより CF4+O,fXKよるスパッタ社着
しい効果をもつ。
このCF4とO1混合ガスの作用によりてNb −At
薄膜の表面層は数10XKわ九j) At−riehの
層となる。このムj−richの薄膜を酸化すると低誘
電率(#−11)のム1,0.を主成分とする品質のよ
いトンネルバリア層が形成されることになる。
薄膜の表面層は数10XKわ九j) At−riehの
層となる。このムj−richの薄膜を酸化すると低誘
電率(#−11)のム1,0.を主成分とする品質のよ
いトンネルバリア層が形成されることになる。
また分圧比” (” po、 /PCF4 )が2−を
超えるとスノ々ツタエツチングを行なりた場合、工、チ
ング速度の低下及び02量の増加によりてAt20゜膜
形成速度が増大することにより、At、O,バリアの膜
厚が増加し、トンネル特性を示さなくなるため)ンネル
パリアとして使用できなくなる。
超えるとスノ々ツタエツチングを行なりた場合、工、チ
ング速度の低下及び02量の増加によりてAt20゜膜
形成速度が増大することにより、At、O,バリアの膜
厚が増加し、トンネル特性を示さなくなるため)ンネル
パリアとして使用できなくなる。
このような分圧比Prが2−を超えht2o、バリア膜
が厚く形成されたものはCF4−0.混合ガスによるス
バ、り後、ムrfススノ、りを行いム1,0.バリア膜
を追歯な(30〜50X)膜厚まで工、チングすること
Kより ht2o3を主成分とするトンネルバリア層を
形成することができる。
が厚く形成されたものはCF4−0.混合ガスによるス
バ、り後、ムrfススノ、りを行いム1,0.バリア膜
を追歯な(30〜50X)膜厚まで工、チングすること
Kより ht2o3を主成分とするトンネルバリア層を
形成することができる。
実験例1
アーク溶接によりて作製したNb−25,1st (原
子) % A4合金ターゲット(100■φ)を用いて
d@iグネト四ンリン臂ツタ法により熱酸化膜のめるS
1基板(sto、膜厚8000X)上に670℃の基板
温度で10”’ TorrのAr、ガス中でスパッタし
て3500XO下地電極薄膜を得た。こO薄膜の超伝導
臨界温度はTo−1&7Kを示した。次にこ 。
子) % A4合金ターゲット(100■φ)を用いて
d@iグネト四ンリン臂ツタ法により熱酸化膜のめるS
1基板(sto、膜厚8000X)上に670℃の基板
温度で10”’ TorrのAr、ガス中でスパッタし
て3500XO下地電極薄膜を得た。こO薄膜の超伝導
臨界温度はTo−1&7Kを示した。次にこ 。
の下地電極をΔターニング(Aターン巾:20μ)のた
めレジストコート、露光、現像、工。
めレジストコート、露光、現像、工。
テンダ(沸硝酸−乳酸1りLl。次に再度レジストコー
トシ、露光、現像により上部電極形成用のステンシルを
形成した。この工程において接合部分の下地電極が露出
し良状態になりている0次に1このようにして準備され
た多数の薄膜基板の一部を従来の一般的な方法によシバ
リア層を形成し、素子を作製し九。す々わち酸化前に1
0−2〒errのArガス中でスバ、り(VP? =6
00V、20分間)して表面クリーニングし九のち、1
0”” Torr f) Ar −4% 02ガス中で
プラズマ酸化(VPP冨400V、!S分間)し、そノ
後、Pbノ上部電極を形成し素子を作製した。得られた
素子のV−X特性は薦1図に示す様に主にブリ、ジ型の
特性を示した。
トシ、露光、現像により上部電極形成用のステンシルを
形成した。この工程において接合部分の下地電極が露出
し良状態になりている0次に1このようにして準備され
た多数の薄膜基板の一部を従来の一般的な方法によシバ
リア層を形成し、素子を作製し九。す々わち酸化前に1
0−2〒errのArガス中でスバ、り(VP? =6
00V、20分間)して表面クリーニングし九のち、1
0”” Torr f) Ar −4% 02ガス中で
プラズマ酸化(VPP冨400V、!S分間)し、そノ
後、Pbノ上部電極を形成し素子を作製した。得られた
素子のV−X特性は薦1図に示す様に主にブリ、ジ型の
特性を示した。
一方、残シの薄膜基板の一部をArガス中(10−’r
@rr )でスパッタ(V、、=600V、10分間)
したOちCF4 (1,2X 10−Torr )でス
バ、り(W”100W、2分間)を行なった。その後、
Ar−4%0、ガス中(10”2Torr )でプラズ
マ酸化(V、、 =400V、lS分間)し、次いでp
bの上部電極を形成して素子を作製した。得られた素子
のV−I特性社トンネル形を示し友、この時のギヤ、!
電圧は4.0 mVであった。
@rr )でスパッタ(V、、=600V、10分間)
したOちCF4 (1,2X 10−Torr )でス
バ、り(W”100W、2分間)を行なった。その後、
Ar−4%0、ガス中(10”2Torr )でプラズ
マ酸化(V、、 =400V、lS分間)し、次いでp
bの上部電極を形成して素子を作製した。得られた素子
のV−I特性社トンネル形を示し友、この時のギヤ、!
電圧は4.0 mVであった。
残シの薄膜基板(Aターン形成迄の工程を経た薄膜基板
)を用い、露出した下地電極をCF4゜02の混合ガス
中(全圧1.2 X 10−1Torr 、酸素分圧P
r=0.8% ) チーX ハy / (Vt/=−5
0W 、 30秒)し九。その後Ar −4its O
,ガス中(10−2Torr )でデ5ズーr酸化(V
、、−400V 、 !l) L、Pb K !り上部
電極を形成し本発明の素子を作製した。
)を用い、露出した下地電極をCF4゜02の混合ガス
中(全圧1.2 X 10−1Torr 、酸素分圧P
r=0.8% ) チーX ハy / (Vt/=−5
0W 、 30秒)し九。その後Ar −4its O
,ガス中(10−2Torr )でデ5ズーr酸化(V
、、−400V 、 !l) L、Pb K !り上部
電極を形成し本発明の素子を作製した。
これらの素子はトンネル製のV−I特性を示し、ギヤ、
グミ圧は4.3mVでありた。このV−I特性を第2図
に示す、この混合ガスでスバ、りした後の表面層のAt
、Nbの濃度分析をオージェ電子分光装置により測定し
た。その結果管筒3図に示ス。CF4ガスのみでエツチ
ングした試料でも同様の表面層を示し、表面にはムt−
rlch層が約40X形成され、プラズマ酸化によって
At、0゜が形成されている。この安定したht2o、
バリアがトンネル特性を示すものと考えられる。
グミ圧は4.3mVでありた。このV−I特性を第2図
に示す、この混合ガスでスバ、りした後の表面層のAt
、Nbの濃度分析をオージェ電子分光装置により測定し
た。その結果管筒3図に示ス。CF4ガスのみでエツチ
ングした試料でも同様の表面層を示し、表面にはムt−
rlch層が約40X形成され、プラズマ酸化によって
At、0゜が形成されている。この安定したht2o、
バリアがトンネル特性を示すものと考えられる。
Aj、O,の形成は光電子分光装置と偏光解析装置から
も観察された。
も観察された。
実験例2
ナファイア基板上に電子ビーム蒸着によシNb−ムを薄
膜を形成した。蒸着前の真空度は1O−9Tsrr 、
基板温度800℃でNbとAtを同時蒸着した。蒸着時
2 X 10””τorrでありた。膜形成速度は30
11/sseで40001C1薄膜を形成した。得られ
た合金薄膜の組成はNb −24,5at%ムtで臨界
温度は?@−111!Icであった。この薄膜を用いて
実験例1と同様のパターンを形成した。バリア層形成前
の前処理としてArfス中でスバ、タクリーエングした
もO,CF4−0.混合ガス(Pr:o、4−)0全ガ
ス圧を変化してスパッタしたもOl及び酸化方法を変え
たi@OO各種O素子を作製し、各素子に対するV−X
@性を得た。それらを下記表3に示す。
膜を形成した。蒸着前の真空度は1O−9Tsrr 、
基板温度800℃でNbとAtを同時蒸着した。蒸着時
2 X 10””τorrでありた。膜形成速度は30
11/sseで40001C1薄膜を形成した。得られ
た合金薄膜の組成はNb −24,5at%ムtで臨界
温度は?@−111!Icであった。この薄膜を用いて
実験例1と同様のパターンを形成した。バリア層形成前
の前処理としてArfス中でスバ、タクリーエングした
もO,CF4−0.混合ガス(Pr:o、4−)0全ガ
ス圧を変化してスパッタしたもOl及び酸化方法を変え
たi@OO各種O素子を作製し、各素子に対するV−X
@性を得た。それらを下記表3に示す。
表3からトンネル形の特性を示すものはバリア層形成前
にCF4−02混合ガスでスバ、りしたものであること
がわかる。トンネル特性を示すものの中でギヤ、f電圧
はこの混合ガスの全ガス圧に依存する。優れた特性を示
す本発明の素子は混合ガスの全ガス圧が0.005〜0
.5 Torr。
にCF4−02混合ガスでスバ、りしたものであること
がわかる。トンネル特性を示すものの中でギヤ、f電圧
はこの混合ガスの全ガス圧に依存する。優れた特性を示
す本発明の素子は混合ガスの全ガス圧が0.005〜0
.5 Torr。
もの(素子番号13,14,15,16.18および1
9)である、一方、全ガス圧が0.5 Torrよフ高
(なるとスパッタ粒子O平均自由行程が小さくまり、多
方向から0XAyりが生じ、下地電極表面が汚染され、
その結果、AA20.の均一なバリアが形成されないた
めに素子の特性がばらつくものと考えられる。
9)である、一方、全ガス圧が0.5 Torrよフ高
(なるとスパッタ粒子O平均自由行程が小さくまり、多
方向から0XAyりが生じ、下地電極表面が汚染され、
その結果、AA20.の均一なバリアが形成されないた
めに素子の特性がばらつくものと考えられる。
実験例3
実験例1で作製した薄膜(パターン形成迄の工程を経九
薄膜基板)を用い、露出した下地電極をCF4(1,2
X 10” Torr )及びCF4−0!混倉ガス中
(全圧1.2 X 10”’ Torr )でスバ、/
(30W、5分間)した。CF 4−0 、混合ガスで
は03分圧を0.1〜1696迄変化させ九、偏光解析
装置を用リア層の膜厚を観測した。この結果を下記表4
に示す、CF4ガスのみでは02が含まれていない九め
At、O,は形成されない。0F4−02混合ガスでは
07分圧が増大するにつれAt2o、膜厚も増大してい
る。トンネル型ジ、セフソン素子作製に必要な酸化物バ
リア層の膜厚は約30X〜50X穢度である。この範囲
にはいるム1,0.Δリア層膜厚が形成される場合の0
2分圧(=Pr)は0.4〜2(素子番号24〜28)
である。
薄膜基板)を用い、露出した下地電極をCF4(1,2
X 10” Torr )及びCF4−0!混倉ガス中
(全圧1.2 X 10”’ Torr )でスバ、/
(30W、5分間)した。CF 4−0 、混合ガスで
は03分圧を0.1〜1696迄変化させ九、偏光解析
装置を用リア層の膜厚を観測した。この結果を下記表4
に示す、CF4ガスのみでは02が含まれていない九め
At、O,は形成されない。0F4−02混合ガスでは
07分圧が増大するにつれAt2o、膜厚も増大してい
る。トンネル型ジ、セフソン素子作製に必要な酸化物バ
リア層の膜厚は約30X〜50X穢度である。この範囲
にはいるム1,0.Δリア層膜厚が形成される場合の0
2分圧(=Pr)は0.4〜2(素子番号24〜28)
である。
0、分圧が0.2以下のもの(素子番号21〜23)は
更11CAr −4% 02ガス中(10−2Toyr
)で7’ yI−r酸化(VPP ” 400 V
v 5分)して薄膜基板表面に厚さ301〜501(2
)At、O,497層を形成し、を九01分圧が0.4
〜2のCF4−0□混合ガス中でスd、夕したもの(素
子番号24〜28)はそtvti、o□分圧が3以上の
もの(素子番号29〜212)はArガス中(10−2
Torr) ’□でスノ青、夕(v、、tso
ov、20〜30分)し、Aj、O,バリア層膜厚が3
0X〜50芙になるよう°にエツチングし、すべての薄
膜基板上に30〜50X膜厚のAt20,297層を形
成する。その後、Pbの上部電極を形成し素子を作製し
た。
更11CAr −4% 02ガス中(10−2Toyr
)で7’ yI−r酸化(VPP ” 400 V
v 5分)して薄膜基板表面に厚さ301〜501(2
)At、O,497層を形成し、を九01分圧が0.4
〜2のCF4−0□混合ガス中でスd、夕したもの(素
子番号24〜28)はそtvti、o□分圧が3以上の
もの(素子番号29〜212)はArガス中(10−2
Torr) ’□でスノ青、夕(v、、tso
ov、20〜30分)し、Aj、O,バリア層膜厚が3
0X〜50芙になるよう°にエツチングし、すべての薄
膜基板上に30〜50X膜厚のAt20,297層を形
成する。その後、Pbの上部電極を形成し素子を作製し
た。
得られた素子のV−I特性も表4に示される。02分圧
が0.1−まででス/母、りした後作製した素子ではC
F4のみでスパッタした後作製した素子とギヤ、グミ圧
は変わらず4.0 mVを示す、0□分圧が0.2−で
スパッタ後作製した素子はCF4のみの場合よりギャッ
プ電圧が0.2 mV高くなり4、2 mVを示す、0
2分圧が0.4〜256でスバ。
が0.1−まででス/母、りした後作製した素子ではC
F4のみでスパッタした後作製した素子とギヤ、グミ圧
は変わらず4.0 mVを示す、0□分圧が0.2−で
スパッタ後作製した素子はCF4のみの場合よりギャッ
プ電圧が0.2 mV高くなり4、2 mVを示す、0
2分圧が0.4〜256でスバ。
夕後作製した素子はギヤ、グミ圧が4.3〜4.5mV
を示す。これらはCF4によるNbの工、チングを阻害
する基板表面に付着し*、C(カーIン)をOがco、
co□としてガス化し取り除き、CF4によるNb工
、チングを進行させる。この工、チング早さと0による
AA、Os形成速度が釣り合りて追歯な膜厚(30〜5
0X)のバリア層が形成されるためである。02分圧が
211を超えると表4に示す様にムt20.の酸化物バ
リア層形成速度が次第に増加することによりバリア膜厚
が501を超えトンネル特性を示さなくなるためギヤ、
デミ圧は現われない。
を示す。これらはCF4によるNbの工、チングを阻害
する基板表面に付着し*、C(カーIン)をOがco、
co□としてガス化し取り除き、CF4によるNb工
、チングを進行させる。この工、チング早さと0による
AA、Os形成速度が釣り合りて追歯な膜厚(30〜5
0X)のバリア層が形成されるためである。02分圧が
211を超えると表4に示す様にムt20.の酸化物バ
リア層形成速度が次第に増加することによりバリア膜厚
が501を超えトンネル特性を示さなくなるためギヤ、
デミ圧は現われない。
これらO厚いバリアをトンネル特性を示す30〜501
にするため、Arガス中(10−2Torr。
にするため、Arガス中(10−2Torr。
V、、−600V) ”t” 20〜30分スA 、
/ した、得られた素子はギヤ、プ電圧約4mV(Dギ
ャップ電圧を示した。
/ した、得られた素子はギヤ、プ電圧約4mV(Dギ
ャップ電圧を示した。
以上説明したように本発明によればNb−Aj超伝導薄
膜をO1分圧0.1〜2%のCF4−0.混合ガス中0
.005〜0.5 Torr Oガス圧でスバ、りした
場合、ムtとNbのスバ、タレートの差によって薄膜表
面にムt−rleh層が形成されるから、これらの表面
を酸化すれば誘電率の低いAt203トンネルバリア層
を形成することができ、安定した高速スイッチング素子
を歩留りよく製造できる利点がある。
膜をO1分圧0.1〜2%のCF4−0.混合ガス中0
.005〜0.5 Torr Oガス圧でスバ、りした
場合、ムtとNbのスバ、タレートの差によって薄膜表
面にムt−rleh層が形成されるから、これらの表面
を酸化すれば誘電率の低いAt203トンネルバリア層
を形成することができ、安定した高速スイッチング素子
を歩留りよく製造できる利点がある。
第imlは従来方法で製造し九ジ、セ7ソン接合素子の
電圧−電流特性を示すグラフ、第2図は本発明の方法で
製造したジョセフソン接合素子の電圧−電R1111性
を示すグラフ、そして、第3図は本発明の方法でスバ、
タエッチング処理された下地電極表面近傍でのNbと、
ムtの深さ方向O淡度分布を示すグラフである・ 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第3図 01石) 5アjd(入)
電圧−電流特性を示すグラフ、第2図は本発明の方法で
製造したジョセフソン接合素子の電圧−電R1111性
を示すグラフ、そして、第3図は本発明の方法でスバ、
タエッチング処理された下地電極表面近傍でのNbと、
ムtの深さ方向O淡度分布を示すグラフである・ 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第3図 01石) 5アjd(入)
Claims (1)
- Nb−ムを超伝導薄膜から成る下地電極を有するトンネ
ル形yIlセフソン接合素子の製造方法において、上記
下地電極を01分圧が0.1〜2%のCF4−0.混合
ガス中において、0.005〜0.5 Torrのガス
圧でスバ、タエ、チング処理し、ついでこの処理され念
下地電極表面を酸化してトンネルバリヤ層を形成するこ
とを特徴とするトンネル形ジ、セ7ソン接合素子の製造
方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105345A JPS587890A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 |
CA000405292A CA1168762A (en) | 1981-06-22 | 1982-06-16 | Method of fabrication for josephson tunnel junction |
US06/390,116 US4412902A (en) | 1981-06-22 | 1982-06-18 | Method of fabrication of Josephson tunnel junction |
FR8211126A FR2508237B1 (fr) | 1981-06-22 | 1982-06-22 | Procede pour la fabrication d'une jonction de josephson, notamment d'une jonction tunnel de josephson |
NL8202511A NL190858C (nl) | 1981-06-22 | 1982-06-22 | Werkwijze voor het vervaardigen van een Josephson-tunnelovergang. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105345A JPS587890A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS587890A true JPS587890A (ja) | 1983-01-17 |
JPS6259915B2 JPS6259915B2 (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=14405141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56105345A Granted JPS587890A (ja) | 1981-06-22 | 1981-07-06 | トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5217799A (en) * | 1988-09-09 | 1993-06-08 | Japan Vilene Co., Ltd. | Surface materials for interior materials of cars |
-
1981
- 1981-07-06 JP JP56105345A patent/JPS587890A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5217799A (en) * | 1988-09-09 | 1993-06-08 | Japan Vilene Co., Ltd. | Surface materials for interior materials of cars |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259915B2 (ja) | 1987-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4412902A (en) | Method of fabrication of Josephson tunnel junction | |
JPH0311635A (ja) | 化合物半導体装置の製造方法 | |
JPS587890A (ja) | トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 | |
JPS63226981A (ja) | 超伝導集積回路装置およびその製造方法 | |
US4462881A (en) | Method of forming a multilayer thin film | |
JPS6258676B2 (ja) | ||
JPS6347153B2 (ja) | ||
JPS5830178A (ja) | トンネル形ジヨセフソン接合素子の製造方法 | |
JPS6257273B2 (ja) | ||
JPS6258677B2 (ja) | ||
JPS5979585A (ja) | ジヨセフソン接合素子とその製造方法 | |
Kato et al. | Nb-oxide-Pb Josephson tunnel junctions fabricated using CF4 cleaning process (II) | |
JPS6260835B2 (ja) | ||
JPH0523073B2 (ja) | ||
JPS61111589A (ja) | トンネル型ジヨセフソン素子の製造方法 | |
WO1989006863A1 (en) | Method of producing semiconductor devices | |
JPS61144084A (ja) | ジョセフソン接合素子の形成方法 | |
JPS58134484A (ja) | ジヨセフソン接合素子の製造方法 | |
JPS613481A (ja) | トンネル型ジヨセフソン素子及びその作製方法 | |
JPS62165379A (ja) | ジヨセフソン接合素子の製造方法 | |
JPS58192390A (ja) | トンネル形ジヨセフソン接合素子の作製方法 | |
JPS6258555B2 (ja) | ||
JPH1168181A (ja) | Ba−K−Bi−O系超電導薄膜の製造方法 | |
JPH04287382A (ja) | 超電導薄膜パタンの形成方法 | |
JPH0113224B2 (ja) |