JPS5877830A - ヨ−ドベンゼルの製造法 - Google Patents
ヨ−ドベンゼルの製造法Info
- Publication number
- JPS5877830A JPS5877830A JP17576881A JP17576881A JPS5877830A JP S5877830 A JPS5877830 A JP S5877830A JP 17576881 A JP17576881 A JP 17576881A JP 17576881 A JP17576881 A JP 17576881A JP S5877830 A JPS5877830 A JP S5877830A
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- Japan
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- iodobenzene
- benzene
- nitric acid
- iodine
- reaction
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ヨードベンゼンの製造法に関するものである
。ヨードベンゼンは既に公知の化合物であり、医薬品の
原料および各樵有機化合物の合成原料として有用である
。
。ヨードベンゼンは既に公知の化合物であり、医薬品の
原料および各樵有機化合物の合成原料として有用である
。
従来、ヨードベンゼンの合成法は、主として。
(イ)ベンゼンとヨウ素とを酸化剤で処理する方法と、
←)アニリンをサンドマイヤー反応によって処理する方
法〔オーガニック・シ/セシズ(organic 8y
nthesθ8)第19巻、第55頁参照]との2つに
大別される。
←)アニリンをサンドマイヤー反応によって処理する方
法〔オーガニック・シ/セシズ(organic 8y
nthesθ8)第19巻、第55頁参照]との2つに
大別される。
しかし、←)の方法は、0)の方法に比べて、ヨードベ
ンゼンの収率が低く、且つ原料も高価であり、工業的実
施としては、有利な方法とはいえない。一方(イ)の方
法には攬々の酸化剤を用いる方法が知られているが、原
料の価格及び取り扱いの容易さからみて、酸化剤として
硝酸を用いる方法が最も好ましい。従来、この硝eRを
用いる方法としては1発煙硝酸fit使用する方法が知
られている。〔オーカニツク・−7ンセシズ(orga
nic 5yntheaea )第1巻第625頁参照
Jしかし、この方法では、ベンゼンのニトロ化反厄が進
行し、副生物としてのニトロベンゼンが多量に生成し、
操作上危険であるだけでなく。
ンゼンの収率が低く、且つ原料も高価であり、工業的実
施としては、有利な方法とはいえない。一方(イ)の方
法には攬々の酸化剤を用いる方法が知られているが、原
料の価格及び取り扱いの容易さからみて、酸化剤として
硝酸を用いる方法が最も好ましい。従来、この硝eRを
用いる方法としては1発煙硝酸fit使用する方法が知
られている。〔オーカニツク・−7ンセシズ(orga
nic 5yntheaea )第1巻第625頁参照
Jしかし、この方法では、ベンゼンのニトロ化反厄が進
行し、副生物としてのニトロベンゼンが多量に生成し、
操作上危険であるだけでなく。
この副生物の除去のために、ニトロ基の還元。
酸性条件下での水蒸気蒸着など、煩雑な操作を必要とす
る欠点を有している。
る欠点を有している。
本発明者らは、上述の副生物であるニトロベンゼンの生
成を極力抑制する方法を見い出し本発明を完成した。
成を極力抑制する方法を見い出し本発明を完成した。
すなわち、濃度70重it%以下の硝酸な用いることに
よって、B生物の生成が急赦に少なくなり、更に目的物
質ゼあるヨードベンゼンの収年も向上することを見い出
した。
よって、B生物の生成が急赦に少なくなり、更に目的物
質ゼあるヨードベンゼンの収年も向上することを見い出
した。
本発明は、ベン′ゼンとヨウ素とt!−9濃度′50重
量シないし70重量%の硝酸な用いて9反応させること
t4I黴とするヨードベンゼンの製造法に関するもので
ある。
量シないし70重量%の硝酸な用いて9反応させること
t4I黴とするヨードベンゼンの製造法に関するもので
ある。
本発明において、硝msi度が70重量%以上になると
、副生物にトロベンゼン)の生成が多くなり、且つヨー
ドベンゼンの収車も低下し好ましくなく、一方30重量
に以下になると副生物の生成は少ないが9反応に要する
時間が長くなり、工業的実施の観点から望ましく→い。
、副生物にトロベンゼン)の生成が多くなり、且つヨー
ドベンゼンの収車も低下し好ましくなく、一方30重量
に以下になると副生物の生成は少ないが9反応に要する
時間が長くなり、工業的実施の観点から望ましく→い。
使用する原料のベンゼン、ヨウ素および硝酸のモル比は
特に限定されるものではないが、ヨウ素1モルに対し、
ベンゼン2モル以上および硝酸2〜6モル11度が好ま
しい。
特に限定されるものではないが、ヨウ素1モルに対し、
ベンゼン2モル以上および硝酸2〜6モル11度が好ま
しい。
反応温度として、50℃〜還流下還流下軸囲で1充分反
応が進行するが反応時間の短縮からみて。
応が進行するが反応時間の短縮からみて。
RfIL下温1下行1う方が望ましい。
次に本発明の実施例を具体的に挙げて説明するが、これ
らのみに限定されるものではない。
らのみに限定されるものではない。
実施例1
ベンゼン40.0f (0,512モル)K、 3つ
素3a1f(α150モル)ft加え、攪拌しな1時間
15分で滴下し2滴下終r後更に6時間攪拌しながら還
流させた。この反応中No、 N。
素3a1f(α150モル)ft加え、攪拌しな1時間
15分で滴下し2滴下終r後更に6時間攪拌しながら還
流させた。この反応中No、 N。
等が発生するとともに1反応液温が76℃から94℃ま
で上昇し、ヨウ素r(よ6液色(紫色)が次第に消失し
た。
で上昇し、ヨウ素r(よ6液色(紫色)が次第に消失し
た。
反応混合物は冷却鏝、ベンセン40. Ofおよび水3
0.O2を添加して後分液し、続いて、有機層を水およ
び15%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。この有
機層から、ベンゼンを留去し1次いで蒸留を行なって、
ヨード・べ/セン55.7t(収4&91%)會得た。
0.O2を添加して後分液し、続いて、有機層を水およ
び15%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。この有
機層から、ベンゼンを留去し1次いで蒸留を行なって、
ヨード・べ/セン55.7t(収4&91%)會得た。
沸点92〜94℃/4oIIIIIIH?
一方、上記の反応混合物の一部を採堆し、ガスクロマト
グラフィ分析により、ニトロベンゼンが、 rJ、4を
生成していることを確認した。
グラフィ分析により、ニトロベンゼンが、 rJ、4を
生成していることを確認した。
次に、使用する硝酸濃度が、それぞれ30重量%@ 4
051量%、6Qf1.量%、70g量%オよび8′5
重量%に設定し−その他の条件は、実施例1′と同様に
して行なり友。これらの結果を実施例1の結果とともに
第1表に示す。
051量%、6Qf1.量%、70g量%オよび8′5
重量%に設定し−その他の条件は、実施例1′と同様に
して行なり友。これらの結果を実施例1の結果とともに
第1表に示す。
第 1 表
ンゼイめ
第1表の結果から、明らかなように、使用する硝酸のS
度が70電童%程度以上になると、副生物であるニトロ
ベンゼンの生成が、急激に増大し、目的物質のヨードベ
ンゼンの収率も低下してくる。
度が70電童%程度以上になると、副生物であるニトロ
ベンゼンの生成が、急激に増大し、目的物質のヨードベ
ンゼンの収率も低下してくる。
一方、濃度が30%程置以fになると、副生物の生成は
少ないが1反応に要する時間が長くなり、工業的実施か
らみて好ましいとはいえない。
少ないが1反応に要する時間が長くなり、工業的実施か
らみて好ましいとはいえない。
次に、硝all濃Itが、50%および60%について
2反応温度の影響を調べた。一応IiA度を。
2反応温度の影響を調べた。一応IiA度を。
65℃および還流上温度にそれぞれ設定し、実施例10
方法に準じて行なった。
方法に準じて行なった。
結果、tlial12表に示す。
第 2 表
第2表の結果から明らかなように1反応源度が65℃程
度でも、副生物にトロベンゼン)の生成を、抑制できる
が9反応を完結させるには、更に反応時間1に:要する
ので9反応源度は。
度でも、副生物にトロベンゼン)の生成を、抑制できる
が9反応を完結させるには、更に反応時間1に:要する
ので9反応源度は。
還流下で行なう方が望ましい。
特許出願人 日産化学工業株式会社
Claims (1)
- ベンゼンとヨウ素とを、濃i[0直量うないし70重量
%Q・硝酸を用いて反応させることを特徴とするヨード
ベンゼンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17576881A JPS5877830A (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | ヨ−ドベンゼルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17576881A JPS5877830A (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | ヨ−ドベンゼルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877830A true JPS5877830A (ja) | 1983-05-11 |
Family
ID=16001913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17576881A Pending JPS5877830A (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | ヨ−ドベンゼルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5877830A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4788355A (en) * | 1987-10-16 | 1988-11-29 | Eastman Kodak Company | Oxyiodination catalyst |
US4810826A (en) * | 1988-03-17 | 1989-03-07 | Eastman Kodak Company | Liquid-phase process for the oxyiodination of naphthalene |
JP2008105962A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Saga Univ | 超原子価ヨウ素化合物の製造方法 |
WO2008082082A1 (en) | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Sk Chemicals Co., Ltd. | Method of preparing mono-iodo benzene through transiodination |
WO2010077026A2 (ko) | 2008-12-31 | 2010-07-08 | 에스케이케미칼주식회사 | 양이온 교환 제올라이트 촉매 및 이를 이용한 트랜스 요오드화 반응을 통한 모노-요오드 벤젠의 제조 방법 |
-
1981
- 1981-11-04 JP JP17576881A patent/JPS5877830A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4788355A (en) * | 1987-10-16 | 1988-11-29 | Eastman Kodak Company | Oxyiodination catalyst |
US4810826A (en) * | 1988-03-17 | 1989-03-07 | Eastman Kodak Company | Liquid-phase process for the oxyiodination of naphthalene |
JP2008105962A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Saga Univ | 超原子価ヨウ素化合物の製造方法 |
WO2008082082A1 (en) | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Sk Chemicals Co., Ltd. | Method of preparing mono-iodo benzene through transiodination |
US7906694B2 (en) | 2006-12-29 | 2011-03-15 | Sk Chemicals Co., Ltd. | Method of preparing mono-iodo benzene through transiodination |
WO2010077026A2 (ko) | 2008-12-31 | 2010-07-08 | 에스케이케미칼주식회사 | 양이온 교환 제올라이트 촉매 및 이를 이용한 트랜스 요오드화 반응을 통한 모노-요오드 벤젠의 제조 방법 |
US9108180B2 (en) | 2008-12-31 | 2015-08-18 | Sk Chemicals Co., Ltd. | Cation-exchanged zeolite catalyst and process for producing mono-iodo benzene through transiodination by using it |
US9138730B2 (en) | 2008-12-31 | 2015-09-22 | Sk Chemicals Co., Ltd. | Cation-exchanged zeolite catalyst and process for producing mono-iodo benzene through transiodination by using it |
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