JPS61120643A - 気相ニトロ化触媒及びその製造方法ならびにその使用方法 - Google Patents

気相ニトロ化触媒及びその製造方法ならびにその使用方法

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JPS61120643A
JPS61120643A JP60254619A JP25461985A JPS61120643A JP S61120643 A JPS61120643 A JP S61120643A JP 60254619 A JP60254619 A JP 60254619A JP 25461985 A JP25461985 A JP 25461985A JP S61120643 A JPS61120643 A JP S61120643A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B43/00Formation or introduction of functional groups containing nitrogen
    • C07B43/02Formation or introduction of functional groups containing nitrogen of nitro or nitroso groups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/24Nitrogen compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
    • C07C201/06Preparation of nitro compounds
    • C07C201/08Preparation of nitro compounds by substitution of hydrogen atoms by nitro groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は気相ニド文化触媒、そのような触媒の製造方法
、及びニトロ芳香族化合物の製造方法に関する。更に詳
しくは本発明は (a)  実験式: %式%) (式中、Mlは元素周期表の第4’b族から選択される
少な(とも1種の元素であり、M2は元素周期表の第3
b族から選択される少な(とも1種の元素でありaは1
であり、bは0〜20であり、Cは、組成物中に存在し
て酸化状態にあるMl及びM2の平均原子価を満足させ
るように選択される数であり、Xは1であり、そしてy
は0からCまでである)で表わされる第4b族−第3b
族混合酸化物組成物と、 (1)  触媒有効量の二酸化硫黄、 との付加物より成る触媒;それらの製造方法;及びニト
ロ芳香族化合物を生成させるための気相中における芳香
族化合物のニトロ化法におげろ上記触媒の使用に関する
。該触媒は、オルト・パラ配向置換基′e石するモノ置
換芳香族化合物、特にクロロベンゼンのニトロ化中、少
なくとモ約2/1ノパラ/オルト異性体配分を示すこと
に、より%徴づゆられる。
ニトロ芳香族化合物は溶剤、火薬、染料、香料及び分析
試薬としての用途が見出されており、かつ有機合成にお
ける中間体として重要である。例えばニトロ芳香族化合
物は還元により第一級アミンに変化することができ、こ
れは順に染料、医薬品、写真現像剤、酸化防止剤及びゴ
ム抑制剤(gum 1nhibitor )の合成にお
ける中間体として価値がある。
現・在、ニトロ芳香族化合物は主として混酸を使用する
液相反応全経由して生成されている。硫酸/硝酸混合物
は最も普通に使用される工業用ニトロ化剤である。芳香
族化合物のニトロ化用としての、その他の混酸には例え
ば米国特許 第3.180.900号明細書に記載のような酢酸/硝
酸混合物がある。米国特許第5.928.476号明細
書において後者のタイプのニトロ化がシリカ・アルミナ
担体又はアルミナ担体上において行われている。
芳香族化合物の気相ニトロ化もまた当業界に公知である
。約275℃から約310℃までの範囲(わたる温度に
おけるベンゼン及びトルエンの気相ニトロ化がマツキー
(McICee )及びウィルヘルム(Wilhamm
 )著、[インダストリアル アンドエンジニアリング
 ケミストリー(工ndustrialand I!i
ng:Lneering Chemistry ) J
 28 (6)、第662〜667頁(1936年)及
び米国特許第2.109.875号明細書に記載され【
いる。マツキー及びウィルヘルムは、彼らの反応をシリ
カゲルにより触媒作用させ、14メツシユの原料を使用
することにより最良の結果を示している。ポーヤサイト
及びアルミナはベンゼンの気相ニトロ化の触媒として非
効果的である旨が報告された。
米国特許第4.107.220号明細書において、ニト
ロクロロベンゼンのパラ対オルト異性体配分を調節する
ための手段としての、約5人から約1OAまでにわたっ
て変化する細孔径金有するモレキュラーシープ触媒の存
在下におけるクロロベンゼンの気相ニトロ化が記載され
ている。好適な温度範囲は約190℃から約290°C
までであると報告されている。
米国特許第4.547.589号明細書は芳香族化合物
の気相ニトロ化法について記音−シている。
この方法はリン・バナジウム・酸素錯体より成るニトロ
化促進触媒の存在下に芳香族化合物とニトロ化剤とを接
触させることより成る。
更に最近、米国特許第4.415.744号明細書くお
いて特定の触媒組成物の存在下における芳香族化合物の
気相ニトロ化法が記載されている。この方法においては
ニトロ化促進触媒の存在下に芳香族化合物とニトロ化剤
とを気相中において接触させる。該ニトロ化促進触媒は
: (a) 式: %式%) (式中、Mはランタナイド又は希土類、元素周期表の第
1℃、’lb、5b、6b、7b及び8、   族より
成る群から選択される金属カチオンならびにそれらの混
合物であり、モしてa、13及びcdアルミナ・シリカ
・金属酸化物の組合せにおけるAj、O,、B102及
びM2/no各成分の重量%をそれぞれ表わし、aは0
〜100%1)は0〜100、そしてCは0〜5oであ
り、モしてnは金属カチオンの原子価の1から7tでの
整数を表わし、九だしくa+b)の和は0よりも太き(
なければならないことを条件とする)により表わされる
アルミナ・シリカ・金属酸化物の組合せ、と (1))  触媒的有効量の二酸化硫黄、との付加物よ
り成る。
これらの先行技術の触媒及び方法はニトロ化芳香族化合
物tm造するには有効であるけれど有効な触媒の選択が
きびしく制限される。そのほか、触媒系の工業的有用性
及び触媒方法が系の費用、反応物の転化率及び選択率な
らびに所望生成物(3)の収率に高度に関係する。多く
の場合において、与えられた方法において使用される触
媒系の、キログラム又はポンド当り2〜3セントの程度
の費用の減少、あるいは所望生成物の収率のわずか  
′な増加は極めて大きな工業的経済的な節約を示す。
したがって新規な又は改良された触媒系を4?定し、ま
た新規な又は旧来の触媒系の製造方法もしくは製造操作
t−特定して費用を減少させ、かつ/又は個々の方法に
おげろ上記触媒系の活性及び選択性全向上させることに
対して引続い℃研究努力がなされている。それ故、本発
明の触媒及び方法の発見は当業界における明らかな進歩
である。
発明の要約 芳香族化合物の気相ニトロ化に対して高度に効果的な新
規なニトロ化促進触媒を提供することが本発明の目的で
ある。
本発明のもう一つの目的は、オルト/パラ配向置換基を
有するモノ置換芳香族化合物、特にクロロベンゼンの気
相ニトロ化中においてパラ/オルト異性体配分金少な(
とも約271に調節するのに高度に効果的な新規なニト
ロ化促進触媒金提供することである。
本発明のなおもう一つの目的は芳香族化合物の気相ニト
ロ化に対して高度に効果的な新規なニトロ化促進触媒の
製造方法を提供することである。
本発明の更にもう一つの目的はオルト/バラ配向置換基
金布するモノ置換芳香族化合物、特にクロロベンゼンの
気相ニトロ化中においてパラ/オルト異性体配分を少な
くとも約2/1に調節するのに高度に効果的な新規なニ
トロ化促進触媒の製造方法を提供することである。
本発明のその上の目的は芳香族化合物を対応するニトロ
芳香族化合物に転化させるための気相ニトロ化方法を提
供することである。
本発明のもう一つのその上の目的はオルト/パラ配向置
換基を有するモノ置換芳香族化合物、特にクロロベンゼ
ンの気相ニトロ化中においてパラ/オルト異性体配分を
少な(とも約2/1に調節することを特徴とする、芳香
族化合物を対応するニトロ芳香族化合物に転化させるた
めの気相ニトロ化方法を提供することである。
本発明のこれらの、及びその他の目的、見地、及び利点
は不明細書及び特許請求の範囲の記載から当業者に明ら
かとなるであろう。
触媒の提供の目的は: (a)  実験式: (Ml&M2bO0)工(No□)y (式中、Mlは元素周期表の第4b族から選択される少
なくとも1橿の元素であり Mlは元素周期表の第31
3族から選択される少なくとも1種の元素であり、aは
1であり、bはO〜20であり、Cは、組成物中に存在
して酸化状態にあるMl及びMlの平均原子価を満足さ
せるように選択される数であり、Xは1であり、そして
yは0からCまでである)で表わされる第413族−第
313族混合酸化物組成物と、())  触媒的有効量
の二酸化硫黄、との付加物より成るニトロ化促進触媒に
よって行われる。
さきに述べたニトロ化促進触媒の製造方法を提供する目
的は実験式: %式%) (式中、Mlは元素周期表の第41)族から選択される
少なくとも1種の元素であり、Mlは元素周期表の第3
b族から選択される少な(とも1種の元素であり、aは
1であり、bは0〜20であり、Cは、組成物中に存在
して酸化状態にあるMl及びMlの平均原子価を満足さ
せるよ5に選択される数であり、Xは1であり、そして
yは0からCまでである)により表わされる第4111
族−第3b族混合酸化物組成物と触媒的有効量の三酸化
硫黄とを接触させることより成る方法によって達成され
る。
ニトロ芳香族製造方法の提供の目的は:(a)  芳香
族化合物とニトロ化剤とを:(i)  実験式: %式%) (式中、Mlは元素周期表の第4b族から選択される少
なくとも1種の元素であり Mlは元素周期表の一第3
)族から選択される少な(とも1種の尭素であり、aは
1であり、bは0〜20であり、Cは、組成物中に存在
して酸化状態にあるMl及びMlの平均原子価を満足さ
せるように選択される数であり、Xは1であり、そして
yは0からCまでである)によって表わされる第4b族
−第3b族混合酸化物組成物と、 (11)  触媒的有効量の三酸化硫黄、との付加物よ
り成るニトロ化促進触媒の存在下に接触させ; (b)ニトロ芳香族化合物を回収する;ことより成る芳
香族化合物の気相ニトロ化法によって達成される。
本発明により新規なニトロ化促進触媒及びその製造方法
が提供される。ま九ニトロ芳香族化合物を生成するため
の気相中における芳香族化合物の接触ニトロ化に対する
方法も供給される。該ニトロ化促進触媒は: la)  実験式: %式%) (式中、Mlは元素周期表の第41:1族から選択され
る少なくとも1種の元素であり、Mlは元素周期表の第
6b族から選択される少なくとも1稽の元素であり、a
は1であり、bは0〜20であり、Cは、組成物中に存
在して酸化状態にあるMl及びMlの平均原子価を満足
させるように選択される数であり、Xは1であり、そし
てyは0からCまでである)により表わされる第4b族
−第3)族混合酸化物組成物、と(bl  触媒的有効
量の三酸化硫黄、との付加物より成る。
本発明において使用するのに好適な第4b族−第31)
族混合酸化物組成物は本発明の独特なニトロ化促進触媒
を生ずる、それら組成物である。このような触媒は芳香
族化合物の所望の気相ニトロ化に対して触媒作用するの
に十分に活性であり、しかも同時にオルト・パラ配向置
換基金石するモノ置換芳香族化合物、例えばクロロベン
ゼンの気相ニトロ化中においてパラ/オルト異性体配分
を少なくとも2/1、しかも約4/1まで及びそれ以上
と対比して高い選択性により、気相ニトロ化反応中にお
いてジー及びポリニトロ芳香族化合物のような汚染性制
生物が実質的に存在しないという結果もまた好都合にも
たらされる。
必要な第4111族元素(Ml)の供給源として有用な
化合物には第41+族酸化物と、加熱により対応する酸
化物に転化し得る塩及、び水酸化物とが包含される。こ
のように、第4b族酸化物を間接的に供給するために使
用することのできる後者の化合物は該酸化物の前駆物質
と考えることができる。
代表的な塩としては硝酸塩、炭酸塩、及び酢酸塩が包含
される。このような化合物は多数の触媒供給者及び金属
供給者から市販されている。
これらの化合物のうちで第4b族の酸化物、水酸化物、
及び硝酸塩が一般的に好ましく、チタン及びジルコニウ
ムのそれら化合物及びそれらの混合物が最も好ましい。
勿論、チタン及びジルコニウムはいかなる場合において
もfFK好ましい第4b%族元素であることに注目すべ
きである。すなわへ  ち使用される第4b族化合物の
初期形態が酸化私水酸化物、又は硝酸塩のような塩のい
ずれであるかに関係なくチタン及びジルコニウムは好ま
しい第4b族元素である。
第4b族化合物について記載された態様と同様な態様に
おいて第313族元素(M2)に対する供給源として好
適な第6b族化合物には第3b族の酸化物、水酸化物及
び塩が包含され、後者の2種の群は加熱によって対応す
る酸化物に転化することのできるものである。好適な第
61)族酸化物は酸化スカンジウム(8C203) 、
a化イツトリウム(Y2O2)、酸化ランタン(ha2
o3)、酸化7クチニウム(AC203)ならびにラン
タニド及びアクチニVの酸化物とそれらの混合物とによ
って例示される。
代表的な第3b族の塩としては硝酸塩、炭酸塩及び酢酸
塩が包含される。
第3b族化合物のうちでランタン化合物が特に好ましい
化合物であり、酸化物、水酸化物及び硝酸塩が一般的に
好ましい。実際問題として硝酸塩が、それらが入手容易
であり、かつ第4b族−第6b族混合酸化物組成物の製
造の助けとなる多数の溶剤に可溶性である点において一
般的に最も好ましい。その上、すべての残留ニトロr基
、又は第4b族−第6111族混合酸化物組成物中に残
留する部分はニトロ化促進触媒の形成の際、及びその後
のニトロ化反応の際に、そのような基はニトロ化剤の存
在下において反応環境に対して普通となるので有害な効
果を生じない。
本明細書に使用する用語「元素周期表」は1984年、
米国フロリダ州、ポヵラトン市、ライ−スト(Yeas
t ) ICa、 cR0プレ入社の「oRcハンドブ
ック オプ ケミストリー アンド フイジクス(CR
CHandbook of Chemistry an
i Physica)J第65版の前表紙の内側に公表
された元素周期表をいう。
本発明≦使用するに適した第4b族−第3b族混合酸化
物組成物は広範囲の種々の手順又は方法の任意の1種に
より製造することができる。このような方法の一つは粉
末化した第3b族及び第41族の酸化物を乾燥状態にお
い【十分に混合し、次いでか焼することを包含する。も
う一つの方法は第6b族及び第4b族の酸化物を適当な
液媒供例エバ水か、又はメタノール、エタノール、アセ
トンなどのような有機化合物かにおいてスラリー化し、
濾過して過剰の液体を除去するか、又はその代りに加熱
して該液体全蒸発させ、乾燥し、次いでか焼することを
包含する。もう一つの製造方法においては、粉末化した
第31:1族及び第4b族することができる。該ペース
トは空気中、又は例えば窒素のような不活性雰囲気中に
おいて散布し、乾燥させることができ、その後に空気中
又は不活性雰囲気下にか焼することができる。該か焼し
た生成物は次いで破砕し、所望のメツシュ寸法にふるい
分けることができる。なおもう一つの製造方法において
は粉末化した第3b族及び第4b族の酸化物を乾燥状態
において、該混合物をペレットに形成するのを容易にす
る材料と共に混合し、次いで圧縮してペレットを形成さ
せることができ、該ペレットは使用に先立ってか焼する
。更にもう一つの方法は粉末化した第3b族及び第4b
族の酸化物を水中において十分に混合させ、次いで得ら
れたスラリー又は溶液を噴霧乾燥して、比較的に粉塵を
含まない、しかも717−フロー(tree−flov
 )する球状粒子を生成させ、これをまた使用に先立っ
てか焼する。
もう一つの製造方法においては第3b族及び第4b族の
硝酸塩、炭酸塩及び酢酸塩のような酸化物前駆物質塩を
、例えば水、硝酸又は前述したような適当な有機溶媒中
において十分に混合する力\又は溶解させ、次いで加熱
して該前駆物質塩を熱分解させて対応する酸化物を形成
する。該酸化物は次いで使用前に上述のように処理する
ことができる。
なおもう一つの製造方法においては、少なくとも1種の
第31族の、硝酸塩、炭酸塩及び酢酸塩のような酸化物
前駆物質塩、好ましくは硝酸塩を前述のような適当な液
媒体に溶解又はスラリー化させ、次いで第4b族酸化物
と十分に混合する。
該液体は減圧下におだやかに加熱することKより除去す
ることができる。この場合の圧力は一般的に約6−67
 X 10’ Pa−G (500m■g)から約8.
67 X 10’ Pa−G (65CJMIkHit
 )又はそれ以下が好都合である。得られた物質は使用
前にか焼する。
更にもう一つの製造方法は第6b族酸化物前駆物質塩を
第4b族酸化物と共に液媒体中において均一な混合物が
得られるまでスラリー化することを包含する。該液体は
前述のように蒸発により除去することができる。得られ
た固形物を適当なメツシ二寸法、臼型的には60メツシ
ユ(米国標準ふるい寸法)以下に粉砕し、次いで例えば
粉末グラファイトのようなペレット化剤と十分に混合し
てペレットに圧縮成形し、これを使用に先立ってか焼す
る。
か焼は空気中か、又は窒素、ヘリウム、アルゴンなどの
ような不活性雰囲気中において、大気圧以下、大気圧、
又は大気圧以上の圧力下において行うことができろ。し
かしながら実際問題として大気圧が一般的に好ましい。
触媒組成物のか焼に適当な温度は約125℃から約40
0°0までにわたって変動することができるげれど、所
望により約1200℃までの高温を使用することができ
る。好ましいか焼温度は一般的に約140℃から約20
0℃までの範囲にある。
か焼時間は約1時間から約12時間又はそれ以上にわた
って変動することができ、好ましくは約2時間から約1
0時間までである。
三酸化硫黄(803) fi本発明の触媒の必須成分で
ある。三酸化硫黄は触媒的有効貴において第4)族−第
3b族混合鹸化物組成物に添加する。二酸化硫黄は三酸
化硫黄とし【気相中に直接に仕込むことができる。また
その代りに三酸化硫黄は、反応して三酸化硫黄及び不活
性(本発明の目的上〕酸化窒素(No) t−生成する
二酸化硫黄(so2)と二酸化窒素(NOa)との混合
物を第41族−第6b族混合酸化物組成物に仕込むこと
により間接的に供給することができる。二酸化硫黄と二
酸化窒素との混合物全使用する場合は少なくとも1の化
学量論的モル比が必要である。しかしながら、通常には
二酸化窒素1モル当り約2〜3モルの程度の過剰の二酸
化硫黄全使用することが好ましい。
一般的に三酸化硫黄を供給する場合は二酸化硫黄と二酸
化窒素との混合物を第4b族−第3111族混合酸化物
組成物に仕込む間接法が好ましい。それは二酸化硫黄と
二酸化窒素の両方ならびに酸化窒素は周囲温度(約25
℃)及びそれ以上において気体状態で存在するけれど一
方、三酸化硫黄は周囲温度において液体として存在し、
かつ通常の、しかも好ましい製造条件下においては第4
)族−第3b族混合酸化物組成物と接触する以前にまず
気体に転化させなければならないということの見地から
である。
さきに示したように本発明のニトロ化促進触媒は付加物
より成り、該付加物の必須成分は三酸化硫黄である。勿
論、二酸化硫黄と二酸化窒素との混合物を反応器に仕込
んで三酸化硫黄を供給する場合に、吸着種は実際には三
酸化硫黄と二酸化窒素との複合物又は組合せであり得る
ことが認められる。しかしながら、本明細書においては
実際の吸着種の組成に関係なく便宜上該吸着種を三酸化
硫黄と称し、三酸化硫黄、三酸化硫黄−・二酸化窒素複
合体、又は成る糧のそれらの組合せ、ならびに二酸化硫
黄と二酸化窒素との未反応混合物のいずれであっても、
このような組成物のすべてを包含すること全意味する。
本発明のニトロ化促進触媒は通常には気相中、付加物の
形成全促進する条件下に、所望の重量増加全誘導するに
十分な時間にわたり、第4b族−第6b族混合酸化物組
成物と三酸化硫黄(前述のように直接に、又は間接的に
)と接触させることにより製造する。二酸化硫黄の添加
量(重量増加により示される)は厳密に臨界的ではない
。触媒的有効量の三酸化硫黄が添加されるということが
必要なことのすべてである。一般的に、本発明の触媒に
より示される強化された活性を与えるためには、第4b
族−第6b族混合酸化物組成物の重量を基準にして少な
(とも1重量−の三酸化硫黄が必要であることがわかっ
た。また臨界的ではな、  いけれど約40重量−の上
限が、好ましくは約5〜約10重量%が、それよりも高
い二酸化硫黄濃度に対し、利点が仮にあるとしても殆ん
ど実証されていない点において望ましいことがわかった
このように、所望により規定された1〜40重量−の範
囲よりも高い濃度及び低い濃度の両方とも使用すること
ができるけれど、このような濃度は規定の望ましい範囲
を超える特別な利点を与えることはなく、実際には、特
に約1重量−以下の濃度において触媒活性に対し悪影響
を及ばずことがあるので、規定された1〜40重量%の
範囲、好ましくは約3〜約10重量%が好ましく使用さ
れる。
ニトロ化促進触媒が製造される条件は広く変動すること
ができる。三酸化硫黄が、それが直接に仕込まれるか、
又は間接的に仕込まれるかのいずれであっても、第4b
族−第3b族混合酸化物組成物と接触する時に気相中に
存在するということが必要なことのすべてである。した
がって触媒の製造は周囲温度(約25℃)(二酸化硫黄
及び二酸化窒素を使用して三酸化硫黄を供給する場合)
から約300℃又はそれ以上までの範囲にわたる  ゛
温度において行うことができる。しかしながら好ましい
温度は約150℃から約250℃まで、特に好ましくは
175℃から約22590までの範囲にわたる。このよ
うな好ましい温度において三酸化硫黄のアツゾテーク(
uptake )は適度に速やかであり、未反応パスス
ルー(pass−through )から生ずる反応物
ガスのロスは最小である。一般的に、しかも好都合には
触媒の製造は、その後における該触媒を使用する反応に
採用される温度において行5ことができる。
ニトロ化促進触媒の製造は実質的に無水状態において行
う。これは三酸化硫黄は水と容易に反応して硫酸を生成
し、この硫酸が本発明の触媒組成物より成る付加物の生
成前においてその後の反応に悪い効果を示すことがある
ので必要なことである。ここで使用する用語「実質的に
無水」とはニトロ化促進触媒形成成分の一部として5重
量%よりも多くない水が反応中に存在することを意味す
る。
本発明のニトロ化促進触媒は気相中におげろ化学反応を
行うのに適する形式の装置において好都合に行われる。
この方法においては触媒の製造tその後の気相ニトロ化
反応に対して使用する反応器と同一の反応器において行
うことができる。本発明のニトロ化促進触媒を使用する
、下記に論する気相ニトロ化反応を行うための方法に類
似の方法においては、触媒の製造を固定床、移動床又は
流動床の方式で行って第41族−第31)族混合酸化物
組成物と三酸化硫黄とを接触させることができる。そし
て前述したように2〜6/1のモル比における二酸化硫
黄と二酸化窒素との気体混合物を約25℃から約600
℃まで、通常には約175°Cから約225℃までの温
度において実質的に無水状態下に第4b族−第6b族混
合酸化物組成物の層上を連続的に通過させることによっ
て触媒の製造が好ましく行われる。
本発明のニトロ化促進触媒は気相中における芳香表化合
物?ニトロ化して二)a芳香族化合物を生成させるため
の気相中における反応を行うのに適し次形式の種々の反
応器において有用である。
該二)a化促進触媒は単数反応器又は複数反応器中にお
いて、固定床、移動床、又は流動床の各方式を使用して
、反応物と二)a化促進触媒組成物との接触を行うため
に使用することができる。固定床又は移動床の方式のい
ずれかにお^て使用する九めには該ニトロ化促進触媒は
錠剤、ペレット、などとして好都合に使用される。他方
において鬼動床方式にニトロ化促進触媒が微粉状態であ
ること、好ましくは約600ミクロン以下の粒径な有す
ることが必要である。このような反応器の操作の詳細に
ついては当業者に周知である。
本発明の二)a化促進触媒は固定床(管)の熱交換a型
反応器において特に有用である。このような反応器の管
は直径が約0.635cm (0,25インチ)から約
5.082(2インチ)までにわたって変動することが
でき、かつ長さが約15.24cIIL(6インチ)か
ら約304.8cm(10フイート)またはそれ以上に
わたって変動することができる。
反応器の表面を比較的に一定の温度とし、成る種の媒体
に反応器からの熱を伝導させることtZa度調節を促進
するために好ましい。このような媒体の非限定的な列と
して、ウッド合金、融解tmA、水銀、融解鉛、及び共
融鷹の6浴が包含される。
管を取シ巻く金属が@度調!lI体として作用する金属
ブロック反応器もまた使用することができる。
単数又は複数の反応器に鉄、ステンレス鋼、炭素鋼、ガ
ラスなどから構成されることができる。
本発明のニトロ化促進触媒乞使用する、芳香族化合物の
ニトロ化反応は芳香族化合物とニドα化剤とを、気相中
において、本発明のニドα化促進触媒の存在下(少なく
とも1種)に接触させることによって行う。該ニトロ化
促進触媒は芳香族化合物がオルト・パラ配向置美器全有
するモノ置換芳香族化合物、特にりCIOベンゼンであ
る場合において、観察されるパラ/オルト異性体配分が
少くとも約2/1から約4/1及びそれ以上までである
ことによシ特徴づけられる。更に、本発明のニトロ化促
進触媒は先行技術の触媒とは対照的に、気相ニトロ化反
応中にゾ及びポvニドa芳香族化合物のような汚染性副
生物の生成を実質的に排除する。
気相ニトロ化反応を行うに当って使用するのに適する芳
香族化合物は、気相中又は気体状態において存在し、し
かも操作条件下に= トa化して所望のニトロ芳香族化
合物を生ずることのできるものである。更に、ニトロ芳
香族化合物のオルト異性体及び/又はパラ異性体が所望
される場合、芳香族化合物出発原料はハロrン、低級ア
ルキル、低級ヒドロキシアルキル、低級アセトキシアル
キル、低級アルコキシ、フェノール全どのようなオルト
・パラ配向置換基を有しなければならない。
この場合、用語「低級アルキル」及びその関係用錯は炭
素原子1〜6mのアルキル基を有する置換基をいう。適
当な芳香族化合物の非限定的な代表例としてはベンゼン
、トルエン、キシノン類、エチルベンゼン、クメン、ナ
フタレン、ナトのよ5な芳香族炭化水素類;アニソール
、7エネトール、などのような芳香族エーテル類;クロ
ロベンゼン、ブロモベンゼン、ヨーrベンゼン、0−シ
クロαベンゼンなどのようなハロ芳香族化合物;安息香
酸、安息香酸メチル、安息香酸エチルなどのような芳香
族カルボキシレート類が包含される。しかしながら、本
発明方法はりeICIベンゼン(モノクaaベンゼン又
は簡単VcMCBとしても知られている)につ−て特に
効果的である。
オルト・パラ配向置換基を有するモノ置換芳香族化合物
、例えばりc1cIベンゼンが二) a化され7c際に
オルト、メタ、及びパラの各異性体を含有するニトロ芳
香族化合物が生ずることは勿論明らかである。このよう
な場合に、一般的にオルト異性体及びパラ異性体が生成
物混合物の主要部を構成しておシ(バラ/オルト異性体
比少なくとも約2/1 )、メタ異性体は痕跡量のみが
存在する。
ニトロ化剤としては硝酸と、二酸化窒素Cnaz>、二
酸化二窒素(N2ps)、四酸化二鼠索(N20J、五
酸化二窒素(N205) (無水硝酸としても知られる
)、のような、酸化窒素(No)よりも高級な気体の窒
素酸化物及びそれらの混合物とが使用できる。ニトロ化
剤として使用される硝rRは任意の所望の等級のもので
よい。しかしながら、工業級の硝酸を使用することが有
利であシ、かつ約25重量%から約70重量%(IIk
硝酸)までの磯度、及び約1.2から約1.4までの比
重を有する硝酸が特に好ましい。
ニトロ化剤として使用される五酸化窒素は例えば発煙硝
R’i五酸化リンに、五酸化リン1モル当シ硝1!2モ
ルの化学址虐的モル比において添加することによシ得る
ことができる。該KrR化窒素は液体四酸化窒素を1/
1の化学量論的モル比におけるオゾンによ)Wl化する
ことによっても得ることができる。
ニトロ化剤として使用される二酸化窒素は酸化、  窒
素を酸化することによって得ることができ、核酸化窒素
はオストワルド法にしたがってアンモニアを焼成又tX
R化することによって得ることができる。あるい(ニス
酸化窒素は260℃以上の高温において五酸化窒素を熱
分解することによシ得ることができる。
勿論、二酸化窒素はその二量体、すなわち四酸化二窒素
と平衡状態において存在する。この平衡は強く温度に関
係する。はぼ室@(25℃)においては二酸化窒素の約
80%が二量化四醒化二窒素に変化する。100’Oに
おい′Cは、平衡組成は約90%の二酸化窒素と10%
の四酸化二窒素とである。150℃以上の温度において
は四酸化二窒素を工実質的に存在しない。これらの条件
下においては殆んどすべての四酸化二窒素は二酸化窒素
に解離している。
三酸化二窒素もまた解離して二酸化窒素及び酸化窒素を
生成する。しかしながら、酸化室gtニストロ他剤とし
て使用することができないので、三酸化二窒素によって
与えられる窒素原子当シの収率は低下する。
これらのニトロ化剤の5ちで硝酸及び五酸化窒素が一般
的に好ましい。しかしながら、人手容易で、かつ比較的
に安価である点において実際的な理由から硝酸が一般的
に最も好ましい。その上、二) a他剤として使用する
のに好ましい硝@は約30〜75重量%の水を含有して
いるので、下記に繍するように反応帯域に水を別個に供
給する心安がない。
二)a化促進触媒は所望によシ気相ニドo化条件下(下
記tlcFaする)において飽和点(芳香族化合物の不
存在)までニトロ化剤で予備処理することにより状態調
節する。適当な予備処理時間は約1分間から約1時間又
はそれ以上までの範囲にわたることができる。しかしな
がら実際の予備処理時間をニストロ化促進触媒の量及び
細孔構造、ニドα化剤の供給速度、及び操作条件などに
関係する。
約5分間から約15分又は20分間までにわたる予備処
理を採用すれば通常には十分である。
状態調節予備処理は効果的な気相ニドa化に対する前提
条件ではない。しかしながら多くの場合において、芳香
族化合物が反応帯域に導入される際に、該予備処理によ
り殆んど即時にニトロ芳香族化合物が生成されるので予
備処理は望ましい。
このような場合に予備処理をしないと、ニドα化促進触
媒がニトロ化剤によル飽和されて来るまで測定可能量の
ニトロ芳香族化合物の生成が遅れることがある。
気相ニトロ化反応は特定の反応温度に限定されない。な
ぜなら該反応は約80℃から約600°Cまでの範囲に
わ友る温度において行うことができるからである。しか
しながら、好ましい温度を工約150 ”Oから約25
0℃までの範囲にわたシ、175″Cから約225℃ま
でが特に好ましい。このような好ましい温度においては
反応速F!Lt工適度に速fかであり、副生物の生成は
仮にあるとしても極めてわずかである。しかしながら与
えられた芳香族化合物に対して採用する特定の温度は該
与えられた芳香族化合物の沸点又は蒸発温度に成る程度
関係することが認められる。列えば岬点132’Ot有
するりQCIベンゼンが選択された芳香族化合物である
場合を工前述の好ましい温度範囲及び最も好ましい温度
範囲内において気相ニトロ化が好都合に行われる。選択
される芳香族化合物がペンゼン(沸点80°C)である
場合1cは気相ニトロ化を全操作範囲を包ぎする温度、
すなわち約80℃から約300℃までの温度において行
うことができる。しかしながら、この場合もまた約15
0°0から約250℃までの温度が好ましく、175℃
から約225℃までの温度が特に好まし^。
同様な態様にお^て該選択される芳香族化合物が六7り
Vン又は安息香酸(大気圧における昇華温度がそれぞれ
80.2℃及び100°0)よ5な固体化合物である場
合には気相ニトロ化は蒸発(昇111)@度又はそれ以
上の温度、好ましくは前述の好ましい温度範囲内におい
て行うことができる。
上記の規定された好ましい温度範囲に拘らず、ニトロ化
することがよシ一層困難な芳香族化合物に対し、よシ高
い温度を好都合に使用できることが認められる。列えば
0−ゾクaaベンゼン(沸点179℃)1工約150℃
から約250°Cの好ましい温度範囲内においてを工容
易に二) cr化されな−0したがって、適度な転化及
び収4を達成する九めには250℃以上から約300℃
までの温度が好まし^。
さきに示したように気相二) a化反応は約80℃から
約300”C!で、好ましく(工約150℃から約25
0°Cまでの範囲にわたる温度において行うことができ
る。好ましい温度において気相ニトロ化反応を行5こと
によシ、 (a)  所望のニトロ芳香族化合物に対する、よシ大
きな選択性; (bJ  仮にあるとしても、極め℃少量の副生物の生
成(望ましい生成物の汚染); (C)反応物と生成物との間の高い物質収支;及び (d)ニトロ化剤の最小の熱分解、 を包含する、いくつかの利点が得られる。
利点((d)))工それが残多の利点に対して大きく影
響する点にお−て特に重安である。勿ta、300’C
を超える温度において1工硝酸の、最初(ニス酸化蛋素
と水(及び分子量酸素)であると思われるものへの分解
が明らかに認められて来て、ニトロ化生成°物の収率が
低下することは当業界に周知である。
この後者の結果を工、高められた温度においては、二酸
化窒素が不活性な(本発明の目的に対し)@化窒素及び
分子状酸素に熱分解するとい5ことの周知現象に起因す
ると思われている。該分解は約150℃にお−て始ま夛
、約620°Cにおいて終了する。植々の温度における
二酸化窒素の分解は下記のとお夛である: 温度、 ’0 130 150 184 279 49
4 620分解、%  0  3  5 13 56.
5100このように、約80”0と約300”Oとの間
の温度においては不活性酸化窒素への熱分解による活性
二暖化窒素の最大ロスを工わずかに約15〜20%であ
るのに対し、−万600“0以上の温度においては熱分
解によるロスは急速に増加して60%又はそれ以上とな
シ、遂には620℃において100チとなる。同様にし
て硝酸の分解もまた気相ニドa化反応を規定された80
℃から約300’Cまでの温度範囲内において行うこと
によシ回避することができる。
通常の操作温度、特に好まし一温度範囲よりも高^温度
における二酸化窒素の大きなロスは不経済であ)、かつ
非実用的であることは明らかである。更に、不活性酸化
窒素のaス乞完全に防止するために上記のような高温反
応からの流出液の流れの再循環が望まれる場合にを工、
追加の費用及び複雑性を年って、fll素か、又Eニガ
えば窒気のような!!索富有ガスかで該流出液の流れを
処理することによシ酸化窒素を反応性二酸化窒素に再酸
化する追加の工程を採用することが必髪である。しかし
ながら、本発明のニトロ化促進触媒を使用する場合には
採用される通常の操作温度染件によジ、上記追加の工程
の追加の費用及び複雑性は共Vc実質的に減少又は排除
される。
本発明のニトロ化促進触媒の存在下に気相ニドa化反応
を行うに当って圧力は臨界的でt工ない。
気相ニトロ化反応を工所望によシ大気圧以下、大気圧又
(工大気圧以上において行うことができる。さきに膚じ
たニトロ化剤の熱分解の最小化を促進するために、大気
圧以上の圧力?好都合・に使用することができ、−万に
おいて蒸発させるのがより一層内#Iな芳香族化合物の
蒸発全促進するために、大気圧以下の圧力を使用するこ
とができることが認められる。しかし一般的に大気正文
(工その付近の圧力において反応を行5ことが好ましい
。一般的に約2゜53 X 104パスカルすなわちP
a (0,25気圧)から約4.053 X 10’ 
Pa (4,0’AFE) ’)圧力が好都合に使用さ
れる。本明細書において使用する用語rEE力」とは特
に別に特定されない限り、絶対圧力単位(Pa−A )
 ic対してデージ王カ単位を示す。
さきに述べたように気相ニトロ化反応は水の存在下に行
い、水をエニトロ化促進触媒′上の反応部位′5!:j
lJ遺し、かつ更新させるのに必要であると思われる。
この必要な水は触媒中の水和水にょシ、又は供給物の流
れt介して水を別個に供給することによシ、あるいt工
その代プにニドα化剤として硝、 @を使用する場合に
蒸発し次硝酸水中に存在する水によシ供給することがで
きる。水和水が存在する場合(通常にをエニトロ化促進
触媒の全重量を基準にして5重量%又を工それ以下の程
度)、又はニドα化剤として硝酸が使用される場合を工
別イ固に水を添加する必9+xない。なぜなら触媒の水
和水の場合は−たん反応が開始されると反応過程中に生
成される水(生成されるニトロ化芳香疾化合物各2モル
当ジ水1モル)が反応を維持するのに十分であるからで
ある。本発明のニトロ化促進触媒が実質的に水利水を含
有しない場合、又は硝酸以外のニトロ化剤を便用する場
合會工必要な反応部位を供給するのに十分な量の水t#
&加することが必要になって来る。水を別個に添加する
ことは、硝酸以外のニトロ化剤が使用される場合に十分
な量の水の存在を保証するのに通常にお^て好ましい。
しかし水の存在tt工lR密に臨界的でt工な^。すな
わち、名目量又を工痕跡量(約0.1容量%)から供給
物の流れの約15容量チまでの範囲にわたる量が一般的
に十分であり、約0.5存量チから約5容量チまでの範
囲にわたる量が好ましく使用される。
さきに示し之よ5に気相ニトロ化反応は、芳香族化合物
とニトロ化剤との気体混合物をニトロ化促進触媒床上を
連続的に通過させ、この間Vc温度を約80℃から約s
 o o ’cまで、通常にを工約17!5’Cから約
225℃までの厘度に維持することによ)好都合に行わ
れる。
反応物の芳香族化合物を予熱して蒸気を形成させ、欠匹
で該蒸気を適当な反応器中において予め定めた相対的割
合で気体ニトロ化剤と混和することができる。気体芳香
族化合物は一定速度で反応器中にボンデ輸送して気体硝
酸と混和することができ、あるいはニトロ化剤として硝
酸を使用しない場合を工加熱し之触媒床と接触させる前
に、水ぎ有又fZ(l潤されたキャリヤーガスの光れ、
及び気体ニトロ化剤、例えば二酸化窒素と混和すること
ができる。また別法とし工気体芳香族化合物tキャリヤ
ーガスの流れにより一定速度で反応器中に好都合に流入
させ、次いでニトロ化剤の連続的な流れ(及び必要に応
じて水〕と混和させてから加熱触媒床と接触させること
ができる。反応物【工任意の適当な泥麓において反応器
に仕込むことができる。
さきに示したよ5にキャリヤーガスの流れによシ反応物
を反応器中に好都合に流入させることができる。使用す
るキャリヤーがスは酸素か、又は例えば空気のよjrz
@索含有Iスかガスるいを工窒素、ヘリウムなどのよう
な不活性ガスかであることができる。使用するならば酸
素又は酸素含有ガスをキャリヤーガス(芳香族化合物に
対して)として使用することが、芳香族化合物とニトロ
化剤、特に二酸化窒素との間のニトロ化反応の化学量−
の故に好都合である。そのほか、別個に添加する水及び
気体ニトロ化剤に対して好ましいキャリヤーガスはそれ
ぞれ空気及び窒素である。しかしながら空気は硝@、が
ニトロ化剤である場合VC+工硝酸と共に便用すること
ができる。
供給混合物中の芳香族化合物の濃度tzi密に臨界的で
t工ない。反応を適度な速度において進行させるのに十
分な濃度であるということが必要なことのすべてである
。一方におムて、生成されるニトロ芳香族化合物は高い
蒸発温度?有する(例えばニドoクロロベンゼン異性体
の沸点は265゜〜246℃)ので、その濃度は生成さ
れるニトロ芳香族化合物が反応器中に凝縮しないような
濃度であるべきである。更に、芳香族化合物と空気との
混合物(好まし^芳香族化合物中ヤリャーがス)は潜在
的に可燃性かつ爆発性であるので実際的な見地から、使
用される芳香族化合物の可燃限界及び爆発限51iLを
外れた磯反において操作することが好ましい。一般的に
約1各量チと約15各量チとの間の濃度が好ましく使用
される。
反応物の相対的割合をニ一般的に芳香族化合物1モル当
シニトa他剤約0.5モルから5モルまでの範囲にわた
ることができ、好ましくは約1.0〜4:1の比が使用
される。しかしながら好ましいモル比は使用されるニト
ロ化剤及び芳香族化合物の選択によって成る程度変動す
ることができる。
気相ニトロ化反応はパッチ操作及び連続操作のいずれに
も適する。連続操作をニストロ芳香族化合物の生成物の
単離後における未反応の芳香族化合物及びニトロ化剤の
流出液の流れの再循環を包含することができる。欠いで
追加の反応物、すなわち芳香族化合物及びニトロ化剤を
該再循環の流れと共に反応器に仕込み、その麦の連続す
る反応における操作を継幌する。例えば硝酸又は二酸化
窒素の熱分解のような副反応、及び望ましくない副生物
の生成が実質的に存在しないことによシ、流出液の流れ
の広範囲の梢製が不安であるといつ点において、上記の
ような連続操作が好都合に容易VC7することかわかる
であろう。
気相ニトロ化反応の過程中に生成し友ニトロ芳香族化合
物は適当な冷蔵容器に採果し、欠いで例えば蒸留及び結
晶化のような当業界に公知の任意の適当な方法及び手段
によって梢製することかでさる。りa口べ/ぜ/のよう
t1オルト・パラ配向置換基を有するモノ置換芳香族化
合物を反応物又は出発原料として使用する場合における
オルト異性体とパラ異性体との分離に対してを工慣用手
順による分別結晶が符に好都合である。
望ましくない副生物を生成する副反応が実質的に存在し
な−ので、回収され友未反応の反応物に更に処理するた
めに容易に反応器に再循環される。
本@明の明瞭な理解乞各易にするため、本発明の実施の
ための最良の現在既知の方法を説明する特定の実施例を
下記に詳iVc、記載する。しかしながら本発明の応用
についての詳細な説明は、好ましい実施態様を示しては
いるけれどそれは説明のためにのみ記載されたものであ
夛、本発明を限定するものと解釈すべきでないことを理
解すべきである。なぜなら本発明の範囲内における種々
の変更及び改良がこの詳細な説明から当業者に明らかで
あるからである。
実  施  列 造 実施例1 米国、オハイオ州44106、クリープランr市、バー
シャツケミカル(Harshaw Chemical 
)社から市販されている0、32 cm X 0.32
011 (0,125インチX O,125インチ)の
ペレットの形状の酸化ゾルコニウム(ZrO2,246
,0、F、  2.00モル)及び米国、ペンシルバニ
ア州15219、ピッツバーグ市、フィッシャーサイエ
ンティフィック(Fisher 5cientific
 )社から市販されて−る結晶硝酸ランタン6水和物C
La(NC)s)s・6H20)43.3.9 (0,
10モル)をみそ付丸底フラスコに仕込んだ。この固体
物質の混合物をアセトンlQQm[−よシスラリ−化し
、欠いで該フラスコを回転真空蒸発器[取シつけた。該
フラスコt@水浴(90〜95℃)中においてゆつくシ
と回転しながら、弱い減圧〔約8.67xlO’Pa(
650nHg)下[1時間にわたクアセトンを除去して
酸化ゾルコニウムのペレットの形状及び寸法を有する固
体物質を残留させた。痕跡、量の結晶硝酸ランタンも観
察されなかった。得られ次ペンットを内儀2.54G!
(1インチ)X長さ38.1 am (15インチ)の
ステンレス鋼製の管に仕込み、窒素雰囲気下に2時間に
わたシ約180℃から約200℃までの温度においてか
焼した。生成物は実験式 %式% 米国、オハイオ州44309、アクロン市、ノー ト:
、y (Norton )社から市販されている0、3
2cmX O−5’2cm (0,125インチX O
,125インチ)のペレットの形状の二酸化チタン(T
iO2,160−口、9,2.00モル)t1下端がフ
ラスコの底部の付近に達している導入管を備えたみぞ付
フラスコに仕込んだ。該フラスコを回転蒸発器に取りつ
け、導入管の上端を貯槽に取シつけた。該貯槽には米国
、ペンシルバニア州15219、ピッツバーグ市、フィ
ッシャーティエンティフィック社から市販されている結
晶硝酸ランタンろ水和物43.3 、F(、0,10モ
ル)を水251117に溶解したものを入れた。硝酸ラ
ンタン水浴液を、弱い真空〔約8゜67x 10’ P
a (650iuHg、) ]に保ったフラスコ内の二
酸化チタンのペレットに対し、1時間にわ几シサイフオ
ンによシ吸い上げ、この間フラスコを温水浴(90〜b 得られたペレットを実施列1に記載のようにしてか焼し
て実験式(TiLa0.0500C)(NO2)0.1
5 ’r: *するも 組成物を得た。
実施例6 米国、マサチュセツツ州01923、ダンバーズ市、ア
ルファプロダクツ(ALFA Products )社
から市販されている二酸化チタン粉末(T10□、64
0.0 、P、  8.00モル)t1米国、ペンシル
バニア州15219、ピッツバーグ市、フィッシャーサ
イエンティフィック社から市販されている硝酸ランタン
6水和物(La(NOs)3・6H20〕344.0、
p (o、s oモル)を水600プに溶解した水m液
によシスラリ−化した。該スラリー乞空気の流れ中にお
いて90℃に加熱し、水を徐々に蒸発させて泥状の外貌
を有する固体物質を残した。該固体物質ya−周囲温度
に冷却し、乳鉢中で60メツシユのふるい網(米国標準
ふるいサイズ)を通過するまで摩砕し友。該粉末を1重
i%の粉末(本国標準フルl、−i?イズ18メツシュ
)グラファイトと混合し、欠いで0.48.mX O,
48cIIL(、0,1875インチX0.1875イ
ンチ)のペレットに形成した。
次いで該ペレツ)−1−真空炉に入れ、1.33kPa
(10inHg)において140−Cの温度に加熱し、
この温度を2時間にわたって維持することによってか焼
して、実験式(TiLa0.1OOC) (NO2)0
.30 k有する組成物を得た。
実施例4〜8 反応器として長さ38.1fi(15インチ)及び内径
2.54c!rL(1インチ)のステンレス鋼製の管を
使用した。第4b族−第3bIfc混合酸化物組成物を
該反応器VC深さ35.027m(13インチ;約17
5.0〜300.0 、P )まで入れ、温度′7kR
造温度(通常には180”C)に上げた。製造温度に達
した時に二酸化装置を、ほか[特に指示がない限り、二
酸化窒素(窒素キャリヤーの流れ中において〕と共に、
約2〜3/1モル比における第4b族−第3b族混合酸
化物組成物を入れた反応器に、三酸化硫黄のアップテー
ク(uptake )が所望量に達するまで仕込んだ。
時間は通常には約2時間であった。パラメータ及び結果
を表1に示す。
表1(つづき) 玉 触媒/161を製造する九めに実施例4にお匹で便
用した酸化ゾルコニウム(Zr02)を除き、第4b#
−第5bfe混合酸化物組成物は実施列1〜6に記載の
ようにして製造した。
Z 最初に反応器に添加された第4b族−第3b族混合
酸化物組成物(触媒前駆物質)。
b 最初に反応器に添加された第4b族−第3b族混合
酸化物組成物(触媒前駆物質)のダラムで示し比重蓋。
孔 第4b族−第6b族混合酸化物組成物の重量を基準
とする。
5!:  窒素;二酸化窒素に対するキャリヤーがス。
春 米国、オハイオ州44106、クリープランド市、
ハーシャウケミカル社よシ市販されているもの。
(CJ  触媒の使用 実施例9〜18 セクション((転)の実施例4〜8に記載の反応器系を
使用して多数の反応を行い、芳香表化合物の気相二) 
a化における触媒としての該ニドa化促進触媒の効果を
立証した。
芳香族化合物の流れt予熱し、次いで湿潤化した又i工
水を含有する空気の流れにおいて反応管に仕込んだ。窒
素子ヤリャーの流れ中におけるニトロ化剤の二酸化窒素
を、加熱された触媒と接触させる直前に芳香族化合物/
空気の流れと混合した。
生成物ン、6個の冷R容器の系列に採集し友。その第一
の冷ば容W’に氷水浴中において冷やし、第二及び第三
の冷R容器をドライアイス浴中におムて冷やした。パリ
アン アソシエイツ(VarianAssociate
s )モデル6700装置にお^て、5/95重量−の
5p−1000/りaモゾルブ(Chromosorb
 ) G (分子量20,000のポリ(エチレングリ
コール)と米国、ペンシルベニア州16823、ベル7
オンテ市、スペA/ :r (5upelco)社のニ
ドaテシンタル酸とから生成されるカルボン#lt末端
とするポリ(エチレンニトロテンフタL/−ト)/本国
、ニューヨーク州08835、マンピル市、ジョーンズ
 マンビル 7°ロダクツ(Johns−Manvcl
le Products )社のケイソウ士〕上におけ
る0、5 % IJン@を充てんした長さ1.83rl
L(6フイート)、外径肌32cIL(0,125イン
チ)のカラムを使用し、10℃/分のプログラム速度に
おいて90℃から210℃までデミグラミングしてガス
クロマトグラフィーによ)分析を行った。パラメータ及
び結果を表2に示す。
へ 表2(つづき) 工 特に定められない限9二酸化窒素(分子量46)。
2 芳香族化合物を基準とする。
3、  空気。
迭 ■。
旦 三駿化娠黄のアラブチル夕の九めの処理をしない材
料に優る本発明の効果を立証する比較例。
呑 二酸化硫武のアッデテータのための処理前における
番号性の第4b族−第6b族混合酸化物組成物(触媒前
駆物質)。
ス 第一トラップへの接続部における漏洩にょシ生じ九
成る材料のaス。これが順に転化率及び生成物組成を変
えることがある。
品 物買収支を工触媒からの脱水の水によって影響を受
は九〇 ヌ 実施例6に記載の手順によシ褒遺した第4b鷺族−
第6b族組成物から裏道され、触媒前駆物質4−Pと同
一の実験式を有する。 ゛実施例19〜20 実施例4〜BVC記載の反応器系を便用した◇芳香族化
合物とニトロ化剤の65チ硝酸とを、15Cj’Cの温
度く保った蒸発器兼ミキサーに、それぞれ毎分的0.1
7 F (0,0015モル)及び0.1311C0,
0013モル)の大体の速度において導入し、流量25
0.0 m7分を有する空気キャリヤーガスの流れと混
会した。欠−で予熱した該混合物を反応器に導入して、
加熱された触媒と接触させた。
生成物を採集して実施例9〜18に記載のようにして分
析した。パラメータ及び結果を表6に示す。
0   (イ) このように、さきに述べた目的及び利点を十分に満足さ
せる二)a化促進触媒、その製造方法、及び芳香族化合
物の気相二)a化に対する上記のような組成物の使用方
法が本発明にしたがって提供されることが明らかである
。本発明をその種々の特定の実施列及び実施態様につ−
て述べたけれど、本発明はそれらに限定されないこと、
及び多くの変換、改良及び変更がこれまでの記載に基づ
き当業者に明らかであることを理解すべきである。
したがって、上記のような変換、改良及び変更・工すべ
て本発明の要旨及び広義の範囲内にあるものとして包含
される。

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)実験式: (M^1_aM^2_bO_c)_x(NO_2)_y
    (式中、M^1は元素周期表の第4b族から選択される
    少なくとも1種の元素であり、M^2は元素周期表の第
    3b族から選択される少なくとも1種の元素であり、a
    は1であり、bは0〜20であり、cは、組成物中に存
    在して酸化状態にあるM^1及びM^2の平均原子価を
    満足させるように選択される数であり、xは1であり、
    そしてyは0からcまでである)で表わされる第4b族
    −第3b族混合酸化物組成物と、 (b)触媒的有効量の三酸化硫黄、 との付加物より成ることを特徴とするニトロ化促進触媒
  2. (2)M^1をチタン及びジルコニウムならびにそれら
    の混合物より成る群から選択し、M^2がランタンであ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の触媒。
  3. (3)M^1がチタンであり、M^2がランタンであり
    、aが1であり、bが0.050〜0.10であり、c
    が、組成物中に存在して酸化状態にあるチタン及びラン
    タンの平均原子価を満足させるように選択した数であり
    、xが1であり、そしてyが0.15〜0.30である
    特許請求の範囲第(2)項記載の触媒。
  4. (4)M^1がジルコニウムであり、M^2がランタン
    であり、aが1であり、bが0.050であり、cが、
    組成物中に存在して酸化状態にあるジルコニウム及びラ
    ンタンの平均原子価を満足させるように選択した数であ
    り、xが1であり、そしてyが0.15である特許請求
    の範囲第(2)項記載の触媒。
  5. (5)三酸化硫黄の量が第4b族−第3b族混合酸化物
    組成物の重量を基準にして約1重量%から約40重量%
    までの範囲にある特許請求の範囲第(1)項記載の触媒
  6. (6)(a)実験式: (M^1_aM^2_bO_c)_x(NO_2)_y
    (式中、M^1は元素周期表の第4b族元素から選択さ
    れる少なくとも1種の元素であり、M^2は元素周期表
    の第3b族から選択される少なくとも1種の元素であり
    、 aは1であり、bは0〜20であり、cは、組成物中に
    存在して酸化状態にあるM^1及びM^2の平均原子価
    を満足させるように選択される数であり、xは1であり
    、そしてyは0からcまでである)により表わされる第
    4b族−第3b族混合酸化物組成物と、 (b)第4b族−第3b族混合酸化物組成物の重量を基
    準にして約3重量%から約10重量%までの範囲にわた
    る触媒的有効量の三酸化硫黄、 との付加物より成ることを特徴とするニトロ化促進触媒
  7. (7)実験式: (M^1_aM^2_bO_c)_x(NO_2)_y
    (式中、M^1は元素周期表第4b族から選択される少
    なくとも1種の元素であり、M^2は元素周期表第3b
    族から選択される少なくとも1種の元素であり、aは1
    であり、bは0〜20であり、cは、組成物中に存在し
    て酸化状態にあるM^1及びM^2の平均原子価を満足
    させるように選択される数であり、xは1であり、そし
    てyは0からcまでである)により表わされる第4b族
    −第3b族混合酸化物組成物と、触媒的有効量の三酸化
    硫黄とを接触させることを特徴とするニトロ化促進触媒
    の製造方法。
  8. (8)M^1をチタン及びジルコニウムならびにそれら
    の混合物より成る群から選択し、M^2がランタンであ
    る特許請求の範囲第(7)項記載の方法。
  9. (9)M^1がチタンであり、M^2がランタンであり
    、aが1であり、bが0.050〜0.10であり、c
    が、組成物中に存在して酸化状態にあるチタン及びラン
    タンの平均原子価を満足させるように選択した数であり
    、xが1であり、そしてyが0.15〜0.30である
    特許請求の範囲第(8)項記載の方法。
  10. (10)M^1がジルコニウムであり、M^2がランタ
    ンであり、aが1であり、bが0.050であり、cが
    、組成物中に存在して酸化状態にあるジルコニウム及び
    ランタンの平均原子価を満足させるように選択した数で
    あり、xが1であり、そしてyが0.15である特許請
    求の範囲第(8)項記載の方法。
  11. (11)三酸化硫黄の量が第4b族−第3b族混合酸化
    物組成物の重量を基準にして約1重量%から約40重量
    %までの範囲にある特許請求の範囲第(7)項記載の方
    法。
  12. (12)第4b族−第3b族混合酸化物組成物と三酸化
    硫黄との接触を約25℃から約300℃までの温度にお
    いて実質的に無水状態下に行う特許請求の範囲第(8)
    項記載の方法。
  13. (13)温度が約150℃から約250℃までである特
    許請求の範囲第(12)項記載の方法。
  14. (14)温度が約175℃から約225℃までである特
    許請求の範囲第(13)項記載の方法。
  15. (15)第4b族−第3b族混合酸化物組成物を二酸化
    硫黄と二酸化窒素との混合物と接触させることにより三
    酸化硫黄を供給する特許請求の範囲第(7)項記載の方
    法。
  16. (16)二酸化硫黄対二酸化窒素のモル比が少なくとも
    1である特許請求の範囲第(15)項記載の方法。
  17. (17)二酸化硫黄対二酸化窒素のモル比が約2〜3/
    1である特許請求の範囲第(16)項記載の方法。
  18. (18)実験式: (M^1_aM^2_bO_c)_x(NO_2)_y
    (式中、M^1は元素周期表の第4b族から選択される
    少なくとも1種の元素であり、M^2は元素周期表の第
    3b族から選択される少なくとも1種の元素であり、a
    は1であり、bは0〜20であり、cは、組成物中に存
    在して酸化状態にあるM^1及びM^2の平均原子価を
    満足させるように選択される数であり、xは1であり、
    そしてyは0からcまでである)により表わされる第4
    b族−第3b族混合酸化物組成物と、第4b族−第3b
    族混合酸化物組成物の重量を基準にして約3重量%から
    約10重量%までの範囲にわたる触媒的有効量の三酸化
    硫黄とを接触させることを特徴とするニトロ化促進触媒
    の製造方法。
  19. (19)(a)芳香族化合物とニトロ化剤とを:(i)
    実験式: (M^1_aM^2_bO_c)_x(NO_2)_y
    (式中、M^1は元素周期表第4b族から選択される少
    なくとも1種の元素であり、M^2は元素周期表第3b
    族から選択される少な くとも1種の元素であり、aは1であり、 bは0〜20であり、cは、組成物中に存 在して酸化状態にあるM^1及びM^2の平均原子価を
    満足させるように選択される数であ り、xは1であり、そしてyは0からcま でである)により表わされる第4b族−第 3b族混合酸化物組成物と、 (ii)触媒的有効量の三酸化硫黄、 との付加物より成るニトロ化促進触媒の存在下に気相中
    において接触させ;次いで (b)ニトロ芳香族化合物を回収する; ことを特徴とするニトロ芳香族化合物を生成するための
    芳香族化合物の気相ニトロ化方法。
  20. (20)M^1をチタン及びジルコニウム、ならびにそ
    れらの混合物より成る群から選択し、M^2がランタン
    である特許請求の範囲第(19)項記載の方法。
  21. (21)M^1がチタンであり、M^2がランタンであ
    り、aが1であり、bが0.050〜0.10であり、
    cが、組成物中に存在して酸化状態にあるチタン及びラ
    ンタンの平均原子価を満足させるように選択した数であ
    り、xは1であり、そしてyは0.15〜0.30であ
    る特許請求の範囲第(19)項記載の方法。
  22. (22)M^1がジルコニウムであり、M^2がランタ
    ンであり、aが1であり、bが0.050であり、cが
    、組成物中に存在して酸化状態にあるジルコニウム及び
    ランタンの平均原子価を満足させるように選択した数で
    あり、xが1であり、そしてyが0.15である特許請
    求の範囲第(19)項記載の方法。
  23. (23)三酸化硫黄の量が第4b族−第3b族混合酸化
    物組成物の重量を基準にして約1重量%から約40重量
    %までの範囲にある特許請求の範囲第(19)項記載の
    方法。
  24. (24)ニトロ化剤を硝酸、二酸化窒素及びそれらの混
    合物より成る群から選択する特許請求の範囲第(19)
    項記載の方法。
  25. (25)ニトロ化剤を芳香族化合物と反応させるに先立
    つてキャリヤーガスと混和する特許請求の範囲第(19
    )項記載の方法。
  26. (26)ニトロ化剤が硝酸であり、キャリヤーガスが空
    気である特許請求の範囲第(25)項記載の方法。
  27. (27)硝酸が約25重量%から約70重量%までの濃
    度及び約1.2から約1.4までの比重を有する水溶液
    である特許請求の範囲第(26)項記載の方法。
  28. (28)ニトロ化剤が二酸化窒素であり、キャリヤーガ
    スが窒素である特許請求の範囲第(27)項記載の方法
  29. (29)ニトロ化促進触媒組成物をニトロ化剤で予備処
    理することによつて状態調節する特許請求の範囲第(1
    9)項記載の方法。
  30. (30)芳香族化合物がハロ芳香族化合物である特許請
    求の範囲第(19)項記載の方法。
  31. (31)ハロ芳香族化合物がクロロベンゼンである特許
    請求の範囲第(30)項記載の方法。
  32. (32)供給混合物中における芳香族化合物の濃度が約
    1容量%と約15容量%との間である特許請求の範囲第
    (19)項記載の方法。
  33. (33)芳香族化合物1モル当りニトロ化剤約0.5〜
    約5モルを使用する特許請求の範囲第(19)項記載の
    方法。
  34. (34)芳香族化合物をニトロ化剤との反応に先立つて
    キャリヤーガスと混合する特許請求の範囲第(19)項
    記載の方法。
  35. (35)キャリヤーガスが酸素含有ガスである特許請求
    の範囲第(34)項記載の方法。
  36. (36)酸素含有ガスが空気である特許請求の範囲第(
    35)項記載の方法。
  37. (37)水蒸気を、芳香族化合物とニトロ化剤との間の
    反応に先立つて供給混合物と混和する特許請求の範囲第
    (19)項記載の方法。
  38. (38)水蒸気を供給混合物中に約0.1容量%から約
    15容量%までの濃度において存在させる特許請求の範
    囲第(37)項記載の方法。
  39. (39)気相ニトロ化反応を約80℃から約300℃ま
    での範囲にわたる温度において行う特許請求の範囲第(
    19)項記載の方法。
  40. (40)温度が約125℃から約225℃までの範囲に
    わたる特許請求の範囲第(39)項記載の方法。
  41. (41)芳香族化合物がオルト・パラ配向置換基を有す
    るモノ置換芳香族化合物であり、ニトロ芳香族化合物が
    オルト、メタ及びパラの各異性体の混合物である特許請
    求の範囲第(19)項記載の方法。
  42. (42)モノ置換芳香族化合物がクロロベンゼンであり
    、ニトロ芳香族化合物がo−、m−及びp−ニトロクロ
    ロベンゼンの混合物である特許請求の範囲第(41)項
    記載の方法。
  43. (43)パラ/オルト異性体比が約2〜4/1である特
    許請求の範囲第(42)項記載の方法。
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