JPS6218540B2 - - Google Patents

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JPS6218540B2
JPS6218540B2 JP53047950A JP4795078A JPS6218540B2 JP S6218540 B2 JPS6218540 B2 JP S6218540B2 JP 53047950 A JP53047950 A JP 53047950A JP 4795078 A JP4795078 A JP 4795078A JP S6218540 B2 JPS6218540 B2 JP S6218540B2
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JP
Japan
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alkyl
ketone
reaction
nitroso
ethylpropyl
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Application number
JP53047950A
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English (en)
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JPS53132506A (en
Inventor
Jeimuzu Rosu Roorensu
Anero Shiarero Jooji
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Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
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Filing date
Publication date
Application filed by American Cyanamid Co filed Critical American Cyanamid Co
Publication of JPS53132506A publication Critical patent/JPS53132506A/ja
Publication of JPS6218540B2 publication Critical patent/JPS6218540B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/62Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by cleaving carbon-to-nitrogen, sulfur-to-nitrogen, or phosphorus-to-nitrogen bonds, e.g. hydrolysis of amides, N-dealkylation of amines or quaternary ammonium compounds

Description

【発明の詳細な説明】
N−ニトロソアミン類は第2級アミンに対して
ニトロソ化剤を作用させて作ることが出来る。こ
のような状態は広範囲の商業的な化学工程及び、
第2級アミンを含む生成物に対して腐蝕防止剤と
して硝酸塩を使用する如き、より不明確な条件の
下に広く行なわれて来た。多数のN−ニトロソア
ミンが実験動物での試験で発癌性であることが発
見されて来た。本発明は最終生成物中のそれらの
濃度を低濃度に減じ得る様なニトロソアミンを不
可逆的な分解する新規で有用な方法を提供する。 本発明は又、ニトロソアミンの分解が、所望の
生成物の収量を向上するという他の面での有用性
もある。例えば下記の式()の芳香族アミンの
ニトロ化の工程において下記式()のジニトロ
アニリンを得る他に、式()のN−ニトロソア
ニリンも亦ニトロ化反応の工程で形成されること
が判つている: 式中、R1はアルキル(C1−C6)(直鎖又は好ま
しくは分岐鎖):Yはアルキル(C1−C4);Zは
水素、アルキル(C1−C4)又はアルコキシ(C1
C4)アルキル(C2−C4)である。明らかにこれら
のN−ニトロソ化合物の生成は、所望の式()
の除草性ジニトロアニリンの収量を低下させる。
しかしながら好ましくない式()のN−ニトロ
ソアニリンに脱ニトロソ化反応を受けさせること
によつて所望の式()の化合物の全収量を改良
することが出来る。 脱ニトロソ化反応の技術の状態はIan D.Briggs
等により“J.Chem.Soc.Perkin ”の601頁ff
(1976)に記載されている。 最も頻繁に用いられる脱ニトロソ化剤の1つは
スルフアミン酸で、塩酸の如き強酸と共に使われ
る。スルフアミン酸を用いる脱ニトロソ化の方法
は有効ではあるが、或る種の好ましくない面を持
つている。比較的大きなモル過剰のスルフアミン
酸が普通、1モルのN−ニトロソ化合物に対して
必要とされると共に、多量の強酸(例えばHCl)
もそれに伴つて必要とされる。更に、スルフアミ
ン酸を使う脱ニトロソ化反応は非常に発熱的であ
り、且つ反応過程で窒素ガスを発生するので、こ
の反応は、比較的高圧に耐え得る圧力反応槽の使
用を必要とするか、又は反応槽と過剰の圧力を減
ずる為に定期的に排気する必要がある。この様な
排気は一般に窒素と共に溶媒(もし使うならば)
と揮発性酸の損失を招き、次いでこれらの双方を
補充せねばならない。その上、大規模操業では反
応槽に固体スルフアミン酸を添加することを煩わ
しく正確な秤量(発熱を抑制し、連続操作を行な
うための)は難しい。最後に、この生成物は通常
水酸化ナトリウムの如き塩基で反応混合物のPHを
中性又はアルカリ性に調整することにより反応混
合物から分離されるので、これらの強酸性混合物
は多量の塩基を使うことを必要とする。 驚くべきことに本発明者等は本発明の脱ニトロ
ソ化方法により、式()のN−ニトロソアミン
類、好ましくは式()のN−ニトロソ−ジニト
ロアニリン類を特に有効に、強酸、好ましくは塩
酸又は臭化水素酸の如きよい求核性アニオンを含
有する酸の存在下、脂肪族および脂環族ケトンま
たは脂肪族アルデヒドを以て脱ニトロソ化し得る
ことを発見した。 式中、R′は随意アルキル(C1−C4)で置換され
てもよいシクロアルキル(C4−C8)、随意ニト
ロ、アルキル(C1−C6)(直鎖又は分岐鎖)、ア
ルコキシ(C1−C4)アルキル(C1−C4)からなる
群より選ばれた置換基で置換されてもよいフエニ
ルを表わし、R″は水素またはアルキル(C1
C8)(直鎖又は分岐鎖)を表わす。 式中R1,Y及びZは前記の如くである。 ケトンおよびアルデヒドは次式によつて表わさ
れる。 及び Ra−CH2CHO 式中Ra及びRbは独立して夫々アルキル(C1
C4)であり;nは3〜7の整数である。 本方法で使用可能なケトンおよびアルデヒドの
例としては次のものがある: アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケト
ン、ジイソプロピルケトン、ジ−n−ブチルケト
ン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シク
ロヘプタノン、アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、酪酸アルデヒド等である: 本発明方法により分解することの出来るニトロ
ソアミンの例としては次のものがある: N−(1−メチルプロピル)−N−ニトロソ−
2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン、N−
(1−メチルプロピル)−N−ニトロソ−2,6−
ジニトロ−3,4−キシリジンがある。 好都合なことに式()のN−ニトロソアミン
は、次の如く本発明の新規方法によつて脱ニトロ
ソ化される。 1モル当量の式()の化合物をクロロホル
ム、四塩化炭素、二塩化エチレン等の如き塩素化
炭化水素、脂肪族又は芳香族の炭化水素および低
級アルコールから選ばれた不活性溶媒中に溶解す
る。かくして得られた溶液に0.5〜10モル、好ま
しくは2〜6モルの塩酸の如き強酸を加える。次
に前記の群のケトンおよびアルデヒドの中のケト
ン又はアルデヒドをN−ニトロソ化合物1モルに
対し、0.5〜2モル好ましくは0.75〜1.5モルの比
で前記混合物に添加する。もし所望ならば(例え
ばケトンとアルデヒドが反応体兼溶媒として使用
可能な場合)、前記の量よりも大量に用いること
が出来る。この反応は大気圧で行なうことが出来
るが、100psigよりも大きくない、大気圧を超え
る圧力で20〜120℃、好ましくは80℃〜110℃の温
度範囲で行なうのが好ましい。反応を大気圧で行
なう場合には、揮発酸と溶媒の幾分かが周囲環境
中に失なわれるのが普通であり、その結果この損
失を補うために反応混合物にその双方を定期的に
添加する必要がある。脱ニトロソ化反応は温度と
関係があり、即ち約20〜60℃では反応時間は24時
間以上となる一方、105〜110℃では反応は約1時
間で完了する。 本発明者は本発明の新規の脱ニトロソ化反応が
スルフアミン酸の如き在来の脱ニトロソ化剤を用
いる場合よりも有利な反応を示すことを見出し
た。一般的にはケトンとアルデヒドはより低いモ
ル比で用いられるので安価である。更に、ケトン
またはアルデヒドの選択の如何によつてはそれら
の毒性はより低い場合があり得るのでその取扱い
がより安全である。更に液体であるので反応混合
物への添加がより容易に調整出来、且つ必要なら
ば脱ニトロソ化反応を調節するようにその量を秤
ることが出来る。ケトンとアルデヒドを以てする
脱ニトロソ化が発熱性でないことは目立つており
圧力の上昇は大いに抑えられるので、反応槽中で
の温度と圧力の調整はより容易に達成される。本
発明の新規方法の他の利点は、前記のケトンとア
ルデヒドを用いることにより、反応を促進する為
に少量の酸しか必要でないことである。従つて究
極的には、式()で示される生成物の分離工程
において酸並びにスルフアミン酸および硫酸を中
和するのに要する塩基は最終的にはより少なくて
よい。本発明の新規方法による典型的な脱ニトロ
ソ化反応は、下記の例に示されるが、これらの例
ではN−(1−エチルプロピル)−N−ニトロソ−
2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン(式)
の対応するN−(1−エチルプロピル)−2,6ジ
ニトロ−3,4−キシリジン(式)への脱ニト
ロソ化反応を、前記化合物の双方を含有する二塩
化エチレン中での反応を示しており、ここで二塩
化エチレン溶液は前述のニトロ化方法によつて得
られ、且つ以下に詳細にのべられている。 式()の化合物 〔式中、R′はアルキル(C1−C6)(直鎖又は好
ましくは分岐鎖):Yはアルキル(C1−C4)を表
わし;Zは水素、アルキル(C1−C4)又はアルコ
キシ(C1−C4)アルキル(C2−C4)を表わす〕 は式()の化合物を下記の3成分混酸ニトロ
化剤混合物(以後「混酸」と呼称する)でニトロ
化することにより効果的に製造され得る; 式中R1,YおよびZは前記の如くであり、V
およびWは水素またはニトロであるが、VとWの
両者が共にニトロであることはない。使われるニ
トロ化剤は第1図にある不等辺四辺形Aにより図
式的に表わされる。即ち次の点を結ぶ線によつて
規定される領域内の組成物に相当する;60%
HNO3,8%H2SO4,32%H2O;50%HNO3,35
%H2SO4,15%H2O;2%HNO3,68%H2SO4
30%H2O;および2%HNO3,20%H2SO4,78%
H2Oである。これらの値の夫々は真の重量パーセ
ントを表わす。更に好ましい3成分ニトロ化剤組
成物は図中に示される不等辺四辺形C内に入つて
いる。それは線によつて囲まれた領域で点線は次
に相当する点を結んでいる;60%HNO3,8%
H2SO4,32%H2O;50%HNO3,35%H2SO4,15
%H2O;15%HNO3,17%H2SO4,68%H2O;及
び15%HNO3,58%H2SO4,27%H2Oである。最
も好ましい3成分ニトロ化剤組成物は図に示され
る台形B内に含まれる;即ち次のものに相当する
点を結ぶ線によつて囲まれる領域である;45%
HNO3,19%H2SO4,36%H2O;45%HNO3,36
%H2SO4,19%H2O;20%HNO3,52%H2SO4
28%H2O及び20%HNO3,27%H2SO4,53%H2O
である。 式()の化合物1モル当りの削酸の最適モル
数は、ニトロ化さるべき化合物と用いられる削酸
の組成に依る。一般にV及びWが両方共水素であ
る場合の式()化合物は、化合物1モルに対し
2.5−5.0モル、好ましくは2.5−3.5モルを用いて
ニトロ化される。V又はWがニトロの場合に式
()の化合物は、化合物1モルに対し1.2−4.0
モル、好ましくは1.5−2.5モルの硝酸を使つてニ
トロ化される。 ニトロ化される式()化合物に対する硫酸の
モル比は、化合物1モルに対し1.5−15モル、好
ましくは2−10モルまで変化し得る。この範囲の
硫酸は約30−70重量%、好ましくは35−65重量%
の硫酸に相当する。 混合酸中に存在する水の量は、重要な因子であ
り、ニトロ化反応の最適温度に関係する。一般に
反応混合物が含む水の割合が高ければ高い程、高
い反応温度を必要とする。出発時のニトロ化剤混
合物中の小水量は、ニトロ化剤混合物の重量の約
15−約78%でなければならない。全てのN−アル
キルモノニトロアニリン(式)を所望のジニト
ロアニリンに変換する為に十分な高温が用いられ
ねばならない。式()の化合物は0℃から70℃
までの温度でニトロ化され得るが、15℃以下の温
度はジニトロ化の終了を阻害する傾向があり、こ
の為に最も望ましき温度ではない。反応の調節を
難しくするので70℃以上の温度も好ましくない。
この反応は発熱性であり、一般に上限以下に且つ
好ましくは最適範囲内に温度を維持する為に冷却
が必要である。最適温度は、ニトロ化されるべき
式()のアミンと混酸の組成によつて変化す
る。一般的に好ましき反応温度範囲は約35℃乃至
約60℃である。 0゜−70℃、好ましくは35℃−60℃の範囲内で
操作する場合に混酸を使用するニトロ化の制御は
容易である。 混酸を使うニトロ化の他の利点は、唯少過剰量
(0.5〜1.5モル)の硝酸が反応を終了させるのに
必要であることである。濃硝酸では少なくとも5
−10モルが必要とされる。濃硝酸を用いる場合の
価格と潜在的危険性は、混酸を用いる場合よりず
つと高く、この場合硝酸回収はこの方法の経済性
にとつて重要ではない。 式()の化合物は、液状または固状のニトロ
化剤混合物或は二塩化エチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、ニトロメタン等、好ましくは二塩化
エチレンの如き不活性溶媒中に溶解されたニトロ
化剤混合物と反応させるのがよい。 作用機序は重要ではなく、ニトロ化剤(混酸)
を式()の原料化合物に添加してもよく、また
は持定の情況により原料化合物をニトロ化剤に添
加してもよい。 前記の如く、式()の化合物例えばN−(1
−エチルプロピル)−3,4−キシリジンをニト
ロ化して、所望のN−(1−エチルプロピル)−
2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン除草剤を
得る工程に於て、副産物としてN−(1−エチル
プロピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−
3,4−キシリジン〔式()の化合物〕も亦多
少の収量で得られる。このようにして脱ニトロソ
化はほぼ存在するN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジン副産物によつて製品の収量を上げる結果とな
るので、この化合物を脱ニトロソ化することは明
らかに利益となる。 簡便的には、ニトロ化反応を不活性溶媒(例え
ば二塩化エチレン)の存在で行なう場合には、反
応の完了時に上記の化合物の双方が溶液中に溶解
して存在し、使用したニトロ化酸水溶液から有機
層を分離した場合は、有機層は本発明の新規な脱
ニトロソ化法に於ける如くに用いてよい。 本発明の新規の方法を以下の実施例を用いて更
に説明する。ただしこれらの実施例は本発明を限
定するものと受け取られるべきではない。 実施例 1 ジエチルケトンを用いるN−(1−エチルプロ
ピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−
3,4−キシリジンの脱ニトロソ化 ガラス製圧力反応槽に、N−(1−エチルプロ
ピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン
(38.2重量%)とN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジン(13.4重量%)を含む二塩化エチレン溶液
(96.0g)、濃塩酸(14.7g)とジエチルケトン
(2.50g)を装填し、次いでこの反応槽を密封す
る。この反応混合物を80−85℃に加熱し、80−85
℃の温度を維持しながら4時間撹拌する。圧力を
最高24psigに上げ、次に反応の間に18psigに徐々
に下げる。反応の終りに反応槽を冷却し、取り出
して、そこに入つている反応混合物を1%水酸化
ナトリウムでPH10に調整し、過する。過ケー
キを二塩化エチレンで数回洗い、有機層を分離
し、溶媒を減圧下に除去すると、51.4gの固体が
得られ、これは分析すると93.3重量%のN−(1
−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4
−キシリジンと0.01重量%以下のN−(1−エチ
ルプロピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ
−3,4−キシリジンを含有する。 実施例 2 ジエチルケトンを用いるN−(1−エチルプロ
ピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−
3,4−キシリジンの脱ニトロソ化 N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ
−3,4−キシリジン(約40重量%溶液)とN−
(1−エチルプロピル)−N−ニトロソ−2.6−ジ
ニトロ−3,4−キシリジン(約15重量%溶液)
の二塩化エチレン溶液(890ガロン)を入れた混
合槽にジエチルケトン(20gal)を装填する。
2000ガロンの圧力反応物槽に上記混合槽の混合物
の約1/4を入れ、濃塩酸(124ガロン)を添加して
反応槽をシールする。この反応混合物を撹拌して
85−90℃に加熱し、上記の混合槽の内容物の残り
を35分かけてこれに添加する。定期的に反応槽を
排気することにより圧力を約30psigに維持する。
混合槽の混合物の添加が完了後、試料を定期的に
反応槽から取り出し、実施例1および2に記載の
方法で仕上げ、達成された脱ニトロソ化反応の程
度を分析により測定する。得られた結果を下記の
第1表に集約する。
【表】 前記の表から、反応混合物中に存在するN−
(1−エチルプロピル)−N−ニトロソ−2,6−
ジニトロ−3,4−キシリジンの量が、反応時間
が増すと共に実質的に減少することが明らかに見
られる。 実施例 3 脱ニトロソ化反応に於けるN−(1−エチルプ
ロピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−
3,4−キシリジンに対するジエチルケトンの
モル比の影響の測定 次の実験はN−(1−エチルプロピル)−N−ニ
トロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン
(B)を対応するN−(1−エチルプロピル)−2,6
−ジニトロ−3,4−キシリジン(A)に脱ニトロソ
化するのに用いられる様々な量のジエチルケトン
の効果を測定する為に役立つ。 手順: ガラス製圧力反応槽にN−(1−エチルプロピ
ル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4
−キシリジン(2.88g)、濃塩酸(2.94g)、適当
量のジエチルケトンおよび二塩化エチレン(20
ml)を装填し、次に反応槽を密封する。この反応
混合物を30分かけて80−85℃に加熱し、温度を80
−85℃に保ちながら4時間撹拌する。反応終期に
反応槽を冷却し、排気する。粗製反応混合物の薄
層クロマトグラフイーは僅く少量の化合物Bの存
在を示す。この反応混合物を実施例1および2の
手順により仕上げ、固体残渣を分析する。得られ
たデータを下記第2表に集約する。
【表】 実施例 4 プロピオンアルデヒドを用いるN−(1−エチ
ルプロピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニト
ロ−3,4−キシリジンの脱ニトロソ化 ガラス製圧力反応槽に、N−(1−エチルプロ
ピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン
(約40重量%)とN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジン(約15重量%)を含む二塩化エチレン溶液
(19.2g)、濃塩酸(2.94g)とプロピオンアルデ
ヒド(1.0g)を装填し、この反応槽を密封す
る。この反応混合物を80−85℃に30分間以上加熱
し、80−85℃の温度に保ちながら4時間撹拌す
る。反応期間中に僅かな圧力上昇が見られる。反
応終了時反応槽を冷却し、排気して中にある反応
混合物を12%水酸化ナトリウムでPH10+に調整す
る。この混合物を過し、過ケーキを二塩化エ
チレンで数回洗浄する。有機層を分離し分析す
る。この有機層は30重量%のN−(1−エチルプ
ロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジ
ンと僅か0.7重量%のN−(1−エチルプロピル)
−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キ
シリジンを含有していることが判る。 実施例 5 アセトンを用いるN−(1−エチルプロピル)−
N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キ
シリジンの脱ニトロソ化 ガラス製の圧力反応槽に、N−(1−エチルプ
ロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジ
ン(40.9重量%)とN−(1−エチルプロピル)−
N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシ
リジン(14.4重量%)を含む二塩化エチレン溶液
(96.0g)、濃塩酸(14.7g)とアセトン(2.50
g)を装填し、次に反応槽を密封する。反応混合
物を80−85℃に加熱し、温度を80−85℃に保ち乍
ら4時間撹拌する。圧力を32psigに上げ、全反応
時間を通して一定に保つ。反応終了時反応槽を冷
却、排気し、中の反応混合物を12%水酸化ナトリ
ウムでPH10.5に調整し、過する。過ケーキを
二塩化エチレンで数回洗い、有機層を分離して溶
媒を減圧下に除去すると53.78gの固体を得る。
これは91.1重量%のN−(1−エチルプロピル)−
2,6−ジニトロ−3,4−キシリジンと0.02重
量%のN−(1−エチルプロピル)−N−ニトロソ
−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジンを含有
することが分析によつて判る。 実施例 6 ジエチルケトンを用いる3−ペンチルフエニル
ニトロソアミンの脱ニトロソ化 ガラス製の圧力反応槽に、二塩化エチレン(15
ml)、3−ペンチルフエニルニトロソアミン
(1.92g)、濃塩酸(2.94g)及びジエチルケトン
(0.95g)を装填し、次いで反応槽を密封する。
反応混合物を85−90℃に加熱し、85−90℃に温度
を保ちながら4時間撹拌する。次に反応槽を冷却
し排気する。薄層クロマトグラフイー(tlc)に
よる反応混合物の試験は出発原料が存在しないこ
とを示している。遊離アミン(3−ペンチルアニ
リン)が反応混合物から単離され、tlc及びnmr
(核磁気共鳴)によつて同定された。 実施例 7 シクロヘキサノンによるN−(1−エチルプロ
ピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−
3,4−キシリジンの脱ニトロソ化 ガラス製の圧力容器に、N−(1−エチルプロ
ピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン
(33.8重量%)とN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロソ−3,4−キシ
リジン(11.7重量%)を含む二塩化エチレン溶液
(19.2g)、濃塩酸(2.94g)及びシクロヘキサノ
ン(1.0g)を装填し、反応槽を密封する。この
反応混合物を30分間以上80−85℃に加熱し、80−
85℃に温度を保ちながら4時間撹拌する。反応の
終了時反応槽を冷却し排気する。粗反応混合物を
薄層クロマトグラフイーにかけると反応が完了し
ていることが判る。この反応混合物を12%水酸化
ナトリウムでPH10に調整し過する。過ケーキ
を二塩化エチレンで数回洗う。有機層の分析結果
は0.075重量%のN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジンの存在を示す。 実施例 8 アセトンを使用するN−(1−エチルプロピ
ル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,
4−キシリジンの脱ニトロソ化 ガラス製の圧力反応槽にN−(1−エチルプロ
ピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン
(39.6重量%)とN−(1−エチルプロピル)−N
−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジン(13.4重量%)を含む二塩化エチレン溶液
(96.0g)、濃塩酸(14.7g)とアセトン(2.50
g)を装填し、この反応槽を密封する。この反応
混合物を65−70℃に加熱し、65−70℃の温度に保
ちながら6時間撹拌する。反応の終了時反応槽を
冷却し排気する。反応混合物を12%水酸化ナトリ
ウムでPH10に調整し、過する。過ケーキを二
塩化エチレンで数回洗う。この有機層を分離し、
水層を二塩化エチレン(50ml)で抽出する。有機
層を併せ、減圧下に溶媒を蒸発させると、53.4g
の固体を得る。これは92.3重量%のN−(1−エ
チルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キ
シリジンと0.4重量%のN−(1−エチルプロピ
ル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,4
−キシリジンを含んでいる。 参考例 N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ
−3,4−キシリジンの製造 水(58.8g)に70.5%硝酸(145.2g,1.625モ
ル)と94.5%硫酸(116.6g,1.12モル)を加えて
製造した混合酸の溶液に、二塩化エチレン
(143.5ml)に94.6%N−(1−エチルプロピル)−
3,4−キシリジン(101.0g,0.5モル)を加え
た溶液を35℃で2時間かけて添加する。この反応
を35℃で1時間維持し、次に水層を分離する。有
機層を5%水酸化ナトリウム液300mlと水300mlで
順次に洗う。有機溶液を無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、過し、70℃で真空下に濃縮すると
117.0g(72.6%)のN−(1−エチルプロピル)
−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジンと14.2
g(10%)のN−ニトロソ−N−(1−エチルプ
ロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジ
ンを含む固体141.5gを生ずる。 実施例 9 ジエチルケトンを用いるN−(1−エチルプロ
ピル)−N−ニトロソ−3,4−ジメチルシク
ロヘキシルアミンの脱ニトロソ化 ガラス製の圧力反応槽に、二塩化エチレン
(18.9g)、N−(1−エチルプロピル)−N−ニト
ロソ−3,4−ジメチルシクロヘキシルアミン
(2.26g)、濃塩酸(2.75g)及びジエチルケトン
(0.86g)を装填し、この反応槽を密封する。反
応混合物を85−90℃に加熱し、85−90℃の温度に
維持しながら4時間撹拌する。反応の終了時反応
槽を冷却し排気する。反応混合物を水と5%苛性
ソーダ溶液で洗浄し、溶媒を除去した後の生成物
は主としてN−(1−エチルプロピル)シクロヘ
キシルアミンである。 実施例 10 N−(2−ペンチル)−N−ニトロソ−2,6−
ジニトロ−3−メトキシメチル−4−エチルア
ニリンの製造およびその脱ニトロソ化 二塩化エチレン(1.73l)中に溶解したN−(2
−ペンチル)−3−メトキシメチル−4−エチル
アニリン(2.5g)を70%硝酸(4.48Kg)、96%硫
酸(3.57Kg)及び水(1.64Kg)と50℃で反応させ
る。溶媒中に溶けている生成物はN−(2−ペン
チル)−2,6−ジニトロ−3−メトキシメチル
−4−エチルアニリンとそのN−ニトロソ誘導体
の混合物である。 ガラス製圧力反応槽に、前記の溶液の1部(96
g)、濃塩酸(14.7g)とジエチルケトン(5.0
g)を装填する。反応槽を密封して、混合物を85
−90℃に加熱する。これを85−90℃の温度に保ち
ながら4時間撹拌する。反応の終了時に反応槽を
冷却し排気する。反応混合物を水で洗い、次いで
稀苛性ソーダで洗つてPHを9−10とし、蒸留によ
り溶媒を除去した後の生成物は、N−(2−ペン
チル)−2,6−ジニトロ−3−メトキシメチル
−4−エチルアニリン(46.98g)である。これ
はtlc及びnmrにより示される如く、本質的にN
−ニトロソ同族体を含まない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に使用される混酸の組成を表わす
三角座標である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: [ここに、R′は随意アルキル(C1−C4)で置換
    されてもよいシクロアルキル(C4−C8)または随
    意ニトロ、アルキル(C1−C6)、アルコキシ(C1
    −C4)アルキル(C1−C4)からなる群より選ばれ
    た置換基で置換されてもよいフエニルを表わし、
    R″は水素またはアルキル(C1−C8)を表わす] で表わされるN−ニトロソ化合物を、次式: およびRa−CH2−CHO [ここに、Ra及びRbは独立して夫々アルキル
    (C1−C4)を表わし:nは3〜7の整数である] で表わされるケトンまたはアルデヒドを以て塩酸
    または臭化水素酸及び随意的には不活性有機溶媒
    の存在下大気圧乃至大気圧を超えた圧力下で、20
    ℃乃至120℃の温度範囲で、本質的に反応を完了
    させるに十分な時間反応させることを包含する上
    記一般式: (ここに、R′およびR″は前に規定したと同じ
    である) で表わされるN−ニトロソ化合物の脱ニトロソ化
    方法。 2 N−ニトロソ化合物が次式: [式中R1はC1−C6のアルキル;YはC1−C4
    アルキルを表わし;Zは水素、C1−C4のアルキ
    ル、又はアルコキシ(C1−C4)アルキル(C2
    C4)を表わす] によつて示される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 ケトンとアルデヒドがアセトン、メチルエチ
    ルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトン、
    シクロヘキサノン、アセトアルデヒド、プロピオ
    ンアルデヒドまたはブチルアルデヒドであり、N
    −ニトロソ化合物1モル当り0.5〜2.0モルの比で
    存在し、不活性溶媒がクロロホルム、四塩化炭
    素、二塩化エチレン、トルエン又はキシレンであ
    り;強酸が塩酸又は臭化水素酸であり、N−ニト
    ロソ化合物1モル当り0.5〜10.0モルの割合で存
    在し、反応を大気圧乃至40psigの大気を超えた圧
    力下で、50〜120℃の温度範囲で行なう特許請求
    の範囲第2項記載の方法。 4 N−ニトロソ化合物がN−(1−エチルプロ
    ピル)−N−ニトロソ−2,6−ジニトロ−3,
    4−キシリジンであり、ケトンとアルデヒドがア
    セトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノン又は
    プロピオンアルデヒドであり、不活性溶媒が二塩
    化エチレンで、強酸が塩酸である特許請求の範囲
    第3項記載の方法。 5 ニトロソ化合物1モル当りのケトンとアルデ
    ヒドのモル数の比が0.75〜1.5であり、塩酸の割
    合がニトロソ化合物1モル当り2〜6モルであり
    不活性溶媒が二塩化エチレンであり、反応温度範
    囲が80゜〜110℃である特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 ケトンとしてアセトンを用いる特許請求の範
    囲第5項記載の方法。 7 用いられるケトンがジエチルケトンである特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 8 用いられるケトンがシクロヘキサノンである
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 9 用いられるアルデヒドがプロピオンアルデヒ
    ドである特許請求の範囲第5項記載の方法。
JP4795078A 1977-04-25 1978-04-24 Deenitroso method of nnnitroso compound Granted JPS53132506A (en)

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