JPS5874610A - アルカリイオン氷及びその製造法 - Google Patents

アルカリイオン氷及びその製造法

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JPS5874610A
JPS5874610A JP56172909A JP17290981A JPS5874610A JP S5874610 A JPS5874610 A JP S5874610A JP 56172909 A JP56172909 A JP 56172909A JP 17290981 A JP17290981 A JP 17290981A JP S5874610 A JPS5874610 A JP S5874610A
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ion
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ions
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JP56172909A
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Tetsuya Taguchi
哲也 田口
Akiyuki Hori
堀 昭之
Masashi Nakade
中出 政司
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Nichirei Corp
NIPPON REIZO KK
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Nichirei Corp
NIPPON REIZO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルカリイオン水及びその製造法、更に詳細に
は長期間の保存によってpH値に変化のないアルカリイ
オン含有水及びその製造法に関する。
近年、ミネラル類の溶解した水を電気分解して得たアル
カリイオンを含有する水をアルカリイオン水若しくはカ
ルシウムイオン水と称し、アルカリイオンを含む水を得
るための種々の機器が市販されている。このアルカリイ
オン水の医療効果については原理的に明らかにされては
いないが、その飲用効果については注目を集めている。
ところが、アルカリイオン水は数日経過すると声値が低
下してしま込、冷蔵庫に保存し冷水として飲用しようと
してももはやアルカリイオン濃度が低下しており、効果
が期待できない。
本発明はアルカリイオン成分が半永久的に保存され、p
H値が長期間にわたり低下することがなく且つ味覚的に
優れておシ、透明で亀裂の生じないアルカリイオン氷、
並びにその製造法を提供することを目的とする。
本発明のアルカリイオン氷はカリウムイオント、カリウ
ムイオンと、ナトリウムイオンとからなるアルカリイオ
ンを含み、カルシウムイオンの濃度が30乃至f30 
I)1)m %カリウムイオンの濃度が10乃至30p
pm、ナトリウムイオンの濃度が10乃至30 ppm
の範囲にあシ、声が8.0乃至10.5を有することを
特徴とする。
また、本発明のアルカリイオン氷の製造法は、原料水に
対しカルシウムイオンが30乃至80ppmsナトリウ
ムイオンがlO乃至30 ppm含まれるようイオン濃
度を調整し、塩化カリウム20乃至50 ppm添加し
てアルカリイオン原料水溶液を調製し、次いで該アルカ
リイオン原料水溶液1トン当シ10乃至100アンペア
時の直流を流してpH8,0乃至10.5の範囲を有す
るアルカリイオン水溶液を得、該pH範囲のアルカリイ
オン水溶液を凍結して氷を製造することを特徴とする。
本発明を更に詳細に説明する。
本発明のアルカリイオン氷はアルカリイオンとしてカル
シウムイオン、カリウムイオン及びナトリウムイオンを
含む。カルシウムイオンは骨や歯の構成成分として重要
な役割を有する他、細胞の活性化、筋肉の収縮、神経の
刺激等の種々の働きを有し、特に血中のカルシウムイオ
ンは9乃至10W/dAの範囲で一定値を保ってホルモ
ンの分泌を微妙に調節していることが判明している。故
に、カルシウムイオンは本発明のアルカリイオン氷の必
須成分であり、カルシウムイオンが飲用効果の主要因と
考えられている。カルシウムイオンの含有量は本発明の
アルカリイオン氷に対し30乃至s o ppmの範囲
でなければならない。含有量が30ppm未満では効果
がなく、また一方80 ppmを越えるとカルシウムイ
オンが過剰となり、析出沈着の恐れがあり、且つ透明度
が低下するし亀裂の発生する場合があるので使用できな
い。
カリウムイオンはpH値の上昇を補助し、且つ体内のコ
レステロールの排除を助長する効果がある。
カリウムイオンの含有量は本発明のアルカリイオン氷に
対し10乃至a o ppmの範囲でなければならない
。10 ppm未満ではpH値上昇の効果がなく、また
a o ppmを越えると味覚に悪影響を及ぼす。
ナトリウムイオンは本発明のアルカリイオン氷の味覚に
おいていわゆる丸味を附与し、且つ声価の上昇を補助す
るため含有させる。ナトリウムイオンの含有量は本発明
のアルカリイオン氷に対しlO乃至30 ppmの範囲
とする。10 ppm未満では味覚上の変化がなく、一
方3 o ppmを越えると塩味が強くなり好ましくな
い。
上述のアルカリイオンの他に、たとえばマグネシウムイ
オン、塩素イオン等が存在していてもその含有量が10
 ppm以下程度であれば、特に支障はない。
本発明のアルカリイオン氷を製造するにあたっては、原
料水中のカルシウムイオン濃度が30乃至80ppm、
ナトリウムイオン濃度が10乃至30ppmとなるよう
に調整する。使用する原料水の水質によりカルシウムイ
オン並びにナトリウムイオンが各々過剰に含まれる場合
には使用できず、また逆に少量しか存在しない場合には
必要な処理を行なう。すなわち、カルシウムイオンが不
足する場合には塩化カルシウム及び/又は動物骨の酸処
理液を添加する。塩化カルシウムは予め所定量の水に溶
解させ、この水溶液を原料水に添加してもよく、また直
接原料水に添加して混合攪拌し、溶解してもよい。動物
骨の酸処理液としてはたとえば鳥類又は魚類の骨を塩酸
、乳酸又は酢酸などの酸にて処理しカルシウム分を抽出
した酸処理液を用いることができる。ナトリウムイオン
が不足する場合には食塩を添加する。食塩は予め所定量
の水に溶解させ、この水溶液を原料水に添加してもよく
、また直接原料水に添加して混合攪拌し、溶解させても
よい。
次いで、塩化カリウム20乃至50 ppmを原料水に
加え、本発明のアルカリイオン原料水を調製する。塩化
カリウムは予め水溶液を調製し、原料水に添加しても又
直接添加してもよい。いずれの場合も原料水中のカリウ
ムイオン濃度が10乃至30 ppmの濃度となるよう
上述の量の塩化力1ノウムを加える。塩化カリウムの添
加は必ずしもカルシウムイオン及び/又はナトリウムイ
オン量の調整後に行なう必要はなく、最初に原料水に添
加してもよい。また、カルシウムイオン及び/又はナト
リウムイオン量の調整が水質によっては必要ない場合が
あるので、この場合には塩化ナト1ノウムを直ちに添加
する。
上述のようにして得たアルカリイオン原料水を次に電気
分解してアルカリイオン水溶液を得る。
電気分解は電解槽をイオン透過膜で仕切って2区画に分
割し、一方に陽極、他方に陰極を挿入し電極間に分解電
圧以上の直流電流を流す。電流量はアルカリイオン原料
水1トン当シ10乃至100アンペア時通電することに
より、陰極側にp)ls、。
乃至10.5の範囲のアルカリイオン水溶液が得られる
。アルカリイオン濃度を測定しながら通電を行ない前述
の所定値範囲にて通電を停止してアルカリイオン濃度を
調整することもできる。
次に、かようにして得られたアルカリイオン水溶液を凍
結して製氷する。製氷は通常−8°乃至−15℃のブラ
インにて1乃至2昼夜前記水溶液の入った容器を浸漬し
て凍結させることにより行なうことができるが、かなら
ずしもかような製氷方法に限定されるものではなく、ま
た製氷温度及び時間吃臨界的なものではない。新しい連
続製氷装置の開発に伴ない、アルカリイオン水を製氷す
るに当り、連続的に成分組数に変化を与えず、製造する
ことが可能である。
本発明のアルカリイオン水は長期間アルカリイオン濃度
の低下が生ぜず、水質、味覚に優れており、亀裂の生ず
ることがなく、シかも体液のアルカリ化によシ健康に良
く、洋酒の水割り用等に利用することができ二日酔の防
止等にも有効である。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例 原料水として水道水を用い、含有イオン濃度及※ppm この水道水1トンに対し塩化カルシウム、食塩及び塩化
カリウムを各々54g、20g、26g添加し、混合攪
拌し原料水中のカルシウムイオン、ナトリウムイオン及
びカリウムイオンが各々65.7ppm、 20.9p
pm、 26.0 ppmとなるよう調整した。
次に、電解槽(■オムツ社製商品名−ニポットM−1型
」の陰極側に原料水を入れ、陽極側には水道水を入れた
。340ミリアンペアにて15分間通電し、陰極側よ、
91tのアルカリイオン水溶液を得た。
この溶液中のアルカリイオン濃度を測定したところ、カ
ルシウムイオン58 ppm s ナトリウムイオン2
011pm sカリウムイオン26 ppmが含まれて
おり、声は10.3であった0 次いで、このアルカリイオン水溶液0.8tを温度−3
0℃に維持した冷凍庫に入れ振動をカロえながら15時
間にわたり製氷した。かようにして得られた本発明のア
ルカリ氷は透明度が大であり、アルカリイオン水特有の
味覚が認められ、亀裂は発生していなかった。なお、p
H値は製氷時に低下し9.7を示した。
本発明のアルカリイオン水並びに比較のため製氷前のア
ルカリイオン水溶液を開放容器に入れたものとピン詰し
たものとを常温にて放置したものを用意し、定期的声を
測定して経時変化を調べた。
その結果を添付図面に表示する。添付図面中゛、一点鎖
線Aは本発明のアルカリイオン水を示し、24日経過後
もp)Iは全く変化していなかった。
一方、開放容器に保存したものは(点線B)4日間経過
後にはpHが8.4となり、8日後には声7.4となっ
てしまった。またピン詰めのもの(点線C)でも24日
後にはpH8,1となった。
以上の結果から明らかなように本発明のアルカリイオン
水は声が変化せず、長期間安蛍した保存性を有すること
が確認された。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明のアルカリイオン氷の声の経時変化を
示すグラフである。 特許出願人 日本冷蔵株式会社 4  8 12 16 20 24 pJJB1!J:。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) カルシウムイオンと、カリウムイオンと、ナト
    リウムイオンとからなるアルカリイオンを含み、カルシ
    ウムイオンの濃度が30乃至80ppm %カリウムイ
    オンの濃度が10乃至30ppm1ナトリウムイオンの
    濃度がlO乃至30ppmの範囲にあり、pHが8.0
    乃至1O05を有することを特徴とするアルカリイオン
    水。 (2)原料水に対しカルシウムイオンが30乃至80p
    pmsナトリウムイオンがlO乃至30 ppm含まれ
    るようイオン濃度を調整し、塩化カリウム20乃至5G
    、ppm添加してアルカリイオン原料水溶液を調製し、
    次いで該アルカリイオン原料水溶液1トン当シ10乃至
    100アンペア時の直流を流してpH8,0乃至10.
    5の範囲を有するアルカリイオン水溶液を4 、該pH
    範囲のアルカリイオン水溶液を凍結して氷を製造するこ
    とを特徴とするアルカリイオン水の製造法。 (8)前記イオン濃度を調整するにあたり、塩化カルシ
    ウム及び/又は動物骨の酸処理液を添加することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のアルカリイオン水の
    製造法。 (4)前記イオン濃度を調整するにあたり、食塩を添加
    することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のアル
    カリイオン水の製造法。
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