JPH055555B2 - - Google Patents

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JPH055555B2
JPH055555B2 JP59220758A JP22075884A JPH055555B2 JP H055555 B2 JPH055555 B2 JP H055555B2 JP 59220758 A JP59220758 A JP 59220758A JP 22075884 A JP22075884 A JP 22075884A JP H055555 B2 JPH055555 B2 JP H055555B2
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JP
Japan
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silver
alkaline
alkaline ionized
ion
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は殺菌力に富んだアルカリ飲料水の製造
方法に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に飲料水はタンクなどに溜めておくと水中
に雑菌類が繁殖し、飲用者に不痢、腹痛などを起
こさせるおそれがある。そこで従来から水を濾過
させるフイルタエレメントに銀などの殺菌力のあ
る金属あるいは合金を胆持させ、水との接触で殺
菌を行う方法が知られている。しかし、このよう
な短時間の接触反応による殺菌方法では充分な殺
菌効果が得られない上、使用過程で急激に機能が
低下するというデーターが得られている。
(発明の目的) 本発明の目的は、電解により生成されたアルカ
リイオン飲料水中に電解により銀イオンを積極的
に生成、溶解させることにより、水酸化銀による
強い殺菌効果が得られる殺菌性アルカリ飲料水の
製造方法を提供することにある。
(発明の技術的構成) 上記目的を達成するために、本発明の特徴は水
を電解してアルカリイオン水を生成し、生成され
たアルカリイオン水中に陰電極と、銀あるいは銀
合金を表面に有する陽電極を対向配置し、両電極
に直流電圧を印加して前記アルカリイオン水中に
銀イオンを溶出することにより、該水中に水酸化
銀を生成させることにある。
銀または銀合金の電解処理は、水電解槽から排
出されたアルカリイオン飲料水中で行つてもよ
く、また、水電解槽の陰極室内のアルカリイオン
水に対して行つてもよい。
(発明の実施例) 本発明は水を電解してアルカリイオン水に整水
し、得られたアルカリイオン飲料水中に、銀また
は銀合金からなる陽電極とステンレスなどの陰電
極を対向配置し、両電極に直流電解電圧を印加す
ることにより、このアルカリイオン飲料水中に銀
イオンを溶出させることを要旨とするもので、銀
または銀合金の電解処理は、原水電解槽から排出
されたアルカリイオン飲料水中で行つてもよく、
また、原水電解槽の陰極室内のアルカリイオン飲
料水中で行つてもよい。
図は電解槽から排水されたアルカリイオン飲料
水の貯溜タンク内で銀電解処理を行う場合の実施
例を示すもので、貯溜タンク1には水電解装置を
経由して生成されたアルカリイオン飲料水が貯え
られている。
この貯溜タンク1はステンレスなどの金属でで
きており、その内側中央には、表面に銀あるいは
銀合金が所定厚さ張られた電極棒2が設置されて
いる。この電極棒2は上記貯溜タンク1とは互い
に電気的に絶縁されており、その中の水を介して
のみ通電できる状態になつている。そして、上記
電解棒2にはスイツチ3を介して直流電源(交流
を整流した整流回路でもよい)4から+側が接続
してあり、上記貯溜タンク1には−側が接続して
ある。
また、貯溜タンク1内には上限レベルセンサ5
と下限レベルセンサ6とがあり、上下レベルセン
サ5が水位をチエツクする時、信号が出されてレ
ベルスイツチ7をオンする。また、同様に下限レ
ベルセンサ6が水位チエツクする時、信号が出さ
れてレベルスイツチ8をオンする。上記レベルス
イツチ7がオンする時、タイマ9が働き、一定時
間スイツチ3をオンする。また、上記レベルスイ
ツチ8がオンする時、タイマ9はリセツトされ、
また、前段の水電解処理装置が駆動され、生成さ
れたアルカリイオン飲料水が一定量、上記貯溜タ
ンク1に補給される。この補給でレベルセンサ5
は水位をチエツクする。
タンク1にアルカリイオン水が補給される都
度、直流電圧の印加で、電極棒表面から銀イオン
がアルカリイオン水中に溶出し、以下に述べる反
応により強い殺菌効果を発揮する。
すなわち、電解により生成されたアルカリイオ
ン水はPHが8以上であり、水中に水酸イオンOH
(イオン)を多く含んでいる。
このアルカリイオン水中に銀イオンが溶出する
と、次式により水酸イオンと銀イオンが結合し、
水中に水酸化銀が生成される。
2OH(イオン)+2Ag(イオン)→2AgOH 水酸化銀は塩化銀、酸化銀よりもはるかに殺菌
力が強いことが知られている。
もちろん、水中には塩化銀、酸化銀も一部生成
されるが、水酸イオンを多く含む前記電解アルカ
リイオン水中では水酸化銀が多く生成され、殺菌
力に富んだアルカリイオン水が得られるのであ
る。
上記実施例では貯溜タンク1を陰極として利用
したが、陰極を別設してもよいこと勿論である。
また、この実施例では時間設定で金属イオンの溶
出量を設定したが、電圧調整によつても、また、
両者の組合わせによつても金属イオン溶出量を設
定できること勿論である。
なお、上記実施例では、陽極側の電極として棒
状のものを使用したが、これは板状など、他の形
状でもよい。また、電極表面に銀などの層を設け
たが、電極全体が銀などでできていてもよい。
上記の実施例では、アルカリイオン飲料水の貯
溜タンク内で、この処理をしたが、前述の水処理
装置の処理過程の中で、このような処理がなされ
てもよい。例えば、電解によつて水を飲飲用のア
ルカリイオン水と酸性水に分離する際に、水電解
槽の陰極室内のアルカリイオン飲料水中に銀また
は銀合金の電極を配置し、一定時間、+電圧も印
加して銀イオンの溶出を図つてもよく、また、ア
ルカリイオン飲料水の排出管路中で上記の銀電解
による銀イオン溶出処理を行つてもよい。
(発明の効果) 電解によつて生成されるアルカリイオン飲料水
は一般にPHが8以上のアルカリを呈する。本発明
はこのアルカリ水中に、電解により銀イオンを積
極的に生成、溶解させるのでアルカリイオン飲料
水中に殺菌力の強い水酸化銀が多く生成され、殺
菌効果が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法の一実施例を示す構成図であ
る。 1……貯溜タンク、2……電解棒、3……直流
電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水を電解してアルカリイオン水を生成し、生
    成されたアルカリイオン水中に陰電極と、銀ある
    いは銀合金を表面に有する陽電極を対向配置し、
    両電極に直流電圧を印加して前記アルカリイオン
    水中に銀イオンを溶出することにより、該水中に
    水酸化銀を生成させることを特徴とする殺菌性ア
    ルカリ飲料水の製造方法。
JP59220758A 1984-10-20 1984-10-20 殺菌性アルカリ飲料水の製造方法 Granted JPS61101296A (ja)

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JPS61101296A JPS61101296A (ja) 1986-05-20
JPH055555B2 true JPH055555B2 (ja) 1993-01-22

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