JPS5874313A - 深絞り包装体の製法 - Google Patents
深絞り包装体の製法Info
- Publication number
- JPS5874313A JPS5874313A JP16381782A JP16381782A JPS5874313A JP S5874313 A JPS5874313 A JP S5874313A JP 16381782 A JP16381782 A JP 16381782A JP 16381782 A JP16381782 A JP 16381782A JP S5874313 A JPS5874313 A JP S5874313A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- packing material
- composite film
- layer
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複合フィルムを使用したスキンパック状にパッ
クされた深絞り包装体を作る方法に関するものである。
クされた深絞り包装体を作る方法に関するものである。
なおこ−でいう深絞りとはフオームシールタイプ等の包
装機において複合フィルムがある程度の深さを持つ成形
型にそって成形゛された事を言い、スキンパック状とは
収納される内容物に複合フィルムが密着していることを
言い内容物を型とし包装されるスキンパック包装とは違
うものである。
装機において複合フィルムがある程度の深さを持つ成形
型にそって成形゛された事を言い、スキンパック状とは
収納される内容物に複合フィルムが密着していることを
言い内容物を型とし包装されるスキンパック包装とは違
うものである。
本出願人による第１層がエチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物層、第２層がポリアミド樹脂層、第３層がアイ
オノマー樹脂層よりなる複合フィルム乃至シー）（Ｉ￥
ｆ公昭５３−３２９１１ ） はバリア性に優れたフ
ィルムであるが深絞り成形を行った場成形用として一般
に用いられている複合フィルムに無延伸ポリプロピレン
樹脂層（ＣＰＰ ） ／塩化ビニリチンコート６タイプ
ボリアミド樹脂層（Ｋ−６Ｎｙ）／アイオノマー樹脂層
又はエチレン−酢酸ビニル共重合体層（ＥＶＡ ）ある
いはに−６Ｎｙ／ＥＶＡがあるがこれらを底材用複合フ
ィルム（１）として成形後ハム等の内容物を充填後ふた
材用フィルム（２）とシールし包装体（３）を作った場
合深絞り成形性は問題なかったが大部（４）Ｋシワ（５
）が発生しスキンパツク状の包装が得られず外観上好ま
しくなく購買意欲を七〜らなかった。このため本発明者
らは深絞り包装において包装体の大部のシワ（５）をな
くすと共に包装体自体がスキンパック状になってい曵か
つバリア性が良く耐ビンボール性つまり製品の保護性も
あってなおかつ完全密封状１１ＡＫなっている包装体を
得るための底材用のフィルム及び製法について検討し、
これらの散水を満たすｔとができた。なおこ工で言う複
合フィルムとは一般に厚みが厚くシートと呼ばれるとこ
ろのものも含む総合呼称として使っている。
けん化物層、第２層がポリアミド樹脂層、第３層がアイ
オノマー樹脂層よりなる複合フィルム乃至シー）（Ｉ￥
ｆ公昭５３−３２９１１ ） はバリア性に優れたフ
ィルムであるが深絞り成形を行った場成形用として一般
に用いられている複合フィルムに無延伸ポリプロピレン
樹脂層（ＣＰＰ ） ／塩化ビニリチンコート６タイプ
ボリアミド樹脂層（Ｋ−６Ｎｙ）／アイオノマー樹脂層
又はエチレン−酢酸ビニル共重合体層（ＥＶＡ ）ある
いはに−６Ｎｙ／ＥＶＡがあるがこれらを底材用複合フ
ィルム（１）として成形後ハム等の内容物を充填後ふた
材用フィルム（２）とシールし包装体（３）を作った場
合深絞り成形性は問題なかったが大部（４）Ｋシワ（５
）が発生しスキンパツク状の包装が得られず外観上好ま
しくなく購買意欲を七〜らなかった。このため本発明者
らは深絞り包装において包装体の大部のシワ（５）をな
くすと共に包装体自体がスキンパック状になってい曵か
つバリア性が良く耐ビンボール性つまり製品の保護性も
あってなおかつ完全密封状１１ＡＫなっている包装体を
得るための底材用のフィルム及び製法について検討し、
これらの散水を満たすｔとができた。なおこ工で言う複
合フィルムとは一般に厚みが厚くシートと呼ばれるとこ
ろのものも含む総合呼称として使っている。
包装体の大部のシワの発生原因については、本発明者ら
の種々の実験検討の結果大部のシワについて一番影響す
るのは複合フィルムの成形性つまり成形しやすいかどう
かであり、この成形性を良くするには、複合フィルムに
おいて各構成フィルムの融点をできるだけ近い、ものに
し成形温度域を近づけて成形する製法をとる事が良いと
わかった。
の種々の実験検討の結果大部のシワについて一番影響す
るのは複合フィルムの成形性つまり成形しやすいかどう
かであり、この成形性を良くするには、複合フィルムに
おいて各構成フィルムの融点をできるだけ近い、ものに
し成形温度域を近づけて成形する製法をとる事が良いと
わかった。
このため本発明者らは本発明に使用する複合フィルムの
基本的な構成としてはバリア性を持たせるためバリア樹
脂層（６）、耐ビンボール性を持たせ内容物を保護する
ための共重合ポリアミド樹脂層（７）、ふた材用フィル
ム（２）とシールし包装体に密封性を持たせるための７
一ル性樹脂層（８）である。このうち融点に関してはバ
リア性樹脂層によく使われるエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物の場合１７０℃前後、シール性樹脂層によ
く使われるアイオノマー樹脂の場合９０℃前後、ポリア
ミド樹脂の場合６ Ｎｙで２２０℃前後と一番高く、該
樹脂が本発明の複合フィルムの成形方法の成形性を左右
する。そこで本発明者らは従来の６ ＮＹ等の一元重合
ボリアミド樹脂でなく ６ Ｎｙと６６ ＮＹ とを
重合した共重合ポリアミド樹脂を使うことによりポリア
ミド樹脂の融点を第１表のよ５ Ｋ ２０℃近く 下げ
られることを見出し、ポリアミド樹脂層としては共重合
ボリアｈ°樹脂を使うことにした。なお６Ｎｙと６６Ｎ
ｙ４の共重合体としては組成的には種々のタイプのもの
が考えられるが、第４図に見られるように６６ ＮＹの
共重合比が１０〜２０％（８）のものがフィルムとして
の物性のバランスの面で好ましいことがわかった。なお
６６ Ｎｙの共重合比を３０〜３５％に増すと融点の低
下が更に見られ結晶化度も下がるが、フィルムとしての
物性例えば強度面で支障をきたし、製品保護の面で問題
になり実用上使えない事がわかったため囚の範囲内の共
重合ポリアミド樹脂を使う事にした。又二元共電だけで
なく、６ ＮＹ、 ６６ ＮＹ、 １２ Ｎ）’
の三元共重合ポリアミド樹脂も複合フィルム用として考
えられるが、フィルムの物性間のバランスの点から考え
ると二元共重合ポリアミド樹脂の方が良好である。なお
６ Ｎｙ及び６ ＮＹと６６ ＮＹとの二元共重合ポリ
アミド樹脂の物性懺を第１表にまとめてみたが表からも
共重合ポリアミド樹脂が柔軟性があることにより製品を
スキンパック状に包むことができ深絞り成形に適してい
ることがわかる。このようにして深絞り用包装フィルム
として耐ビンボール性、つまり製品保護の点で重要な役
目をしているポリアミド樹脂層に共重合ポリアミド樹脂
を使うことにより、バリア性樹脂層、共重合ポリアミド
樹脂層及びシール性樹脂層の組み合わせからなる複合フ
ィルムをそれぞれの成形温度域を近づけて成形し深絞り
包装にした場合、該複合フィルムが成形型及び内容物に
ぴったりフィツトし、包装体がスキンパック状になって
得られることが可能となった。なおバリア性樹脂層とし
てはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層、ポリ塩
化ビニリデンコート樹脂層（Ｋ−コート樹脂層）及びポ
リ塩化ビニリデン樹脂層（ＰＶＤＣ）があり、 シール
性樹脂層としてはエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層（
ＥＶＡ ）及びアイオノマー樹脂層が適していて、バリ
ア性樹脂層と共重合ポリアミド樹脂層間、あるいは共重
合ポリアミド樹脂層とシール性樹脂層間とか言うように
通常の熱接着では層間接着しない構成の複合フィルムの
場合層間を接着性樹脂又は接着剤゛による接着層（Ａｄ
）によって層間接着を行い成形性の良い複合フィルムを
得ることができる。接着層（Ａｄ ）としては不飽和カ
ルボン酸等をグラフトした変性ポリオレフィン系樹脂が
主に使われ、例えばポリエチレン系のものを接着層とし
た場合、接着層の役目の他に防湿性を付与したり、包装
体がカールするのを防ぐ作用もあり接着層も本発明の深
絞り包装体の製法における重要な作用を有する。なお複
合フィルムの製造方法としては共押出し、ドライラミ、
及−び共押出し＋ドライラミがあるが成形性の点から考
えると共押しによる方法が好ましい。本発明に使用する
複合フィルムの構成例を列記すると第２表のようになる
。このような構成の複合フィルムを使って深絞り成形し
てハム等の内容物を充填後シールした包装体は大部にシ
ワもなく包装体はスキンパック状になっていて外観が非
常によ〈従来の包装体よりはるかに購買意欲なそへる上
にバリア性、製品保護性、透明性にも優れた包装体であ
る。
基本的な構成としてはバリア性を持たせるためバリア樹
脂層（６）、耐ビンボール性を持たせ内容物を保護する
ための共重合ポリアミド樹脂層（７）、ふた材用フィル
ム（２）とシールし包装体に密封性を持たせるための７
一ル性樹脂層（８）である。このうち融点に関してはバ
リア性樹脂層によく使われるエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物の場合１７０℃前後、シール性樹脂層によ
く使われるアイオノマー樹脂の場合９０℃前後、ポリア
ミド樹脂の場合６ Ｎｙで２２０℃前後と一番高く、該
樹脂が本発明の複合フィルムの成形方法の成形性を左右
する。そこで本発明者らは従来の６ ＮＹ等の一元重合
ボリアミド樹脂でなく ６ Ｎｙと６６ ＮＹ とを
重合した共重合ポリアミド樹脂を使うことによりポリア
ミド樹脂の融点を第１表のよ５ Ｋ ２０℃近く 下げ
られることを見出し、ポリアミド樹脂層としては共重合
ボリアｈ°樹脂を使うことにした。なお６Ｎｙと６６Ｎ
ｙ４の共重合体としては組成的には種々のタイプのもの
が考えられるが、第４図に見られるように６６ ＮＹの
共重合比が１０〜２０％（８）のものがフィルムとして
の物性のバランスの面で好ましいことがわかった。なお
６６ Ｎｙの共重合比を３０〜３５％に増すと融点の低
下が更に見られ結晶化度も下がるが、フィルムとしての
物性例えば強度面で支障をきたし、製品保護の面で問題
になり実用上使えない事がわかったため囚の範囲内の共
重合ポリアミド樹脂を使う事にした。又二元共電だけで
なく、６ ＮＹ、 ６６ ＮＹ、 １２ Ｎ）’
の三元共重合ポリアミド樹脂も複合フィルム用として考
えられるが、フィルムの物性間のバランスの点から考え
ると二元共重合ポリアミド樹脂の方が良好である。なお
６ Ｎｙ及び６ ＮＹと６６ ＮＹとの二元共重合ポリ
アミド樹脂の物性懺を第１表にまとめてみたが表からも
共重合ポリアミド樹脂が柔軟性があることにより製品を
スキンパック状に包むことができ深絞り成形に適してい
ることがわかる。このようにして深絞り用包装フィルム
として耐ビンボール性、つまり製品保護の点で重要な役
目をしているポリアミド樹脂層に共重合ポリアミド樹脂
を使うことにより、バリア性樹脂層、共重合ポリアミド
樹脂層及びシール性樹脂層の組み合わせからなる複合フ
ィルムをそれぞれの成形温度域を近づけて成形し深絞り
包装にした場合、該複合フィルムが成形型及び内容物に
ぴったりフィツトし、包装体がスキンパック状になって
得られることが可能となった。なおバリア性樹脂層とし
てはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層、ポリ塩
化ビニリデンコート樹脂層（Ｋ−コート樹脂層）及びポ
リ塩化ビニリデン樹脂層（ＰＶＤＣ）があり、 シール
性樹脂層としてはエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層（
ＥＶＡ ）及びアイオノマー樹脂層が適していて、バリ
ア性樹脂層と共重合ポリアミド樹脂層間、あるいは共重
合ポリアミド樹脂層とシール性樹脂層間とか言うように
通常の熱接着では層間接着しない構成の複合フィルムの
場合層間を接着性樹脂又は接着剤゛による接着層（Ａｄ
）によって層間接着を行い成形性の良い複合フィルムを
得ることができる。接着層（Ａｄ ）としては不飽和カ
ルボン酸等をグラフトした変性ポリオレフィン系樹脂が
主に使われ、例えばポリエチレン系のものを接着層とし
た場合、接着層の役目の他に防湿性を付与したり、包装
体がカールするのを防ぐ作用もあり接着層も本発明の深
絞り包装体の製法における重要な作用を有する。なお複
合フィルムの製造方法としては共押出し、ドライラミ、
及−び共押出し＋ドライラミがあるが成形性の点から考
えると共押しによる方法が好ましい。本発明に使用する
複合フィルムの構成例を列記すると第２表のようになる
。このような構成の複合フィルムを使って深絞り成形し
てハム等の内容物を充填後シールした包装体は大部にシ
ワもなく包装体はスキンパック状になっていて外観が非
常によ〈従来の包装体よりはるかに購買意欲なそへる上
にバリア性、製品保護性、透明性にも優れた包装体であ
る。
第 ２ 表
（Ａｄは接着層を示す）
第１図は大部に／ワの発生した従来の包装体の平面図。
第２図は本発明により得られた包装体の断面図。
第３図は本発明に使用した複合フィルムの構成断面図。
第４図は６ ＮＹと６６ Ｎｙの共重合比■Ｓ融点変化
図。
図。
Claims (1)
- １、バリア性樹脂層、６ナイロンと６６ナイロンとの共
重合体でかつ６６ナイロンの共重合比が１０〜２０％の
共重合ポリアミド樹脂層及びシール性樹脂層を組み合わ
せ、各樹脂層間に接着層を設けまたは設けずしてなる複
合フィルムを用いて深絞り包装体を作る際、深絞り成形
の時に共重合ポリアミド樹脂の成形温度をバリア樹脂層
及びシール樹脂層との成形温度域に近づけ、深絞り成形
性を向上させて、包装体の大部のシワをなくすようにし
た深絞り包装体の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16381782A JPS5874313A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 深絞り包装体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16381782A JPS5874313A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 深絞り包装体の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874313A true JPS5874313A (ja) | 1983-05-04 |
Family
ID=15781282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16381782A Pending JPS5874313A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 深絞り包装体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5874313A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4665135A (en) * | 1984-06-29 | 1987-05-12 | American Can Company | Nylon blends and films made therefrom |
| JP2006111762A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Ube Ind Ltd | 深絞り包装用フィルム、深絞り包装用底材 |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP16381782A patent/JPS5874313A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4665135A (en) * | 1984-06-29 | 1987-05-12 | American Can Company | Nylon blends and films made therefrom |
| JP2006111762A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Ube Ind Ltd | 深絞り包装用フィルム、深絞り包装用底材 |
| JP4525289B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2010-08-18 | 宇部興産株式会社 | 深絞り包装用フィルム、深絞り包装用底材 |
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