JP3366735B2 - 熱収縮性複合フイルム - Google Patents
熱収縮性複合フイルムInfo
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Description
係り、特にセンターシール性、耐ピンホール性に優れる
とともに、包装体に対して緊密な包装ができ表面に光沢
のある、いわゆるストレッチライクな外観を付与できる
横ピロー収縮包装用として好適に使用できる熱収縮性複
合フイルムに関する。 【0002】 【従来技術とその課題】水平(横)方向に移動するトレ
ー内に内容物を収納すると同時に熱収縮性フイルムをセ
ンターシールしながら被覆し、その後フイルムを熱収縮
させる横ピロー収縮包装法が各種内容物の包装に利用さ
れている。 【0003】このような横ピロー収縮包装法に使用され
る熱収縮性複合フイルムとしては、例えばポリオレフ
ィン系樹脂/接着性樹脂/エチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物/接着性樹脂/ポリオレフィン系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂/接着性樹脂/ポリ塩化ビニリデン
樹脂/接着性樹脂/ポリオレフィン系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物/接着性樹脂/ポリオレ
フィン系樹脂からなる熱収縮性複合フイルムが知られて
いる。 【0004】しかしながら、上記構成の複合フイルムで
はいずれもポリオレフィン系樹脂層が最外層であるため
センターシール時にヒートシーラの表面にフイルムが付
着し易く、センターシール性に劣るという問題があり、
また、加熱収縮時の収縮応力が大きすぎて、トレーを変
形させるという問題があった。さらに及び、の複合
フイルムは、耐ピンホール性に劣るという問題があっ
た。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消できる熱収縮性複合フイルムを見出したものであり、
その要旨とするところは、ナイロン6又はナイロン12
からなるポリアミド樹脂層、ポリオレフィン系接着樹脂
層、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層、ナイロ
ン6とナイロン66との共重合体からなるポリアミド樹
脂層、ポリオレフィン系接着樹脂層及び、シール性樹脂
層の順で積層された熱収縮性複合フイルムであって、1
30℃(加熱時間、3秒間)での熱収縮率が、フイルム
の縦方向、横方向ともに15%以上で、その時の収縮応
力が70gf/15mm幅以下であることを特徴とする
熱収縮性複合フイルムにある。 【0006】本発明の複合フイルムは、フイルムの層構
成として最外層(第1層):ポリアミド樹脂層/第2
層:ポリオレフィン系接着樹脂層/第3層:エチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物層/第4層:ポリアミド樹
脂層/第5層:ポリオレフィン系接着樹脂層/最内層
(第6層):シール性樹脂層からなる6層の複合フイル
ムであって、最外層にはナイロン6(以下、「6Ny」
という)又はナイロン12(以下、「12Ny」とい
う)からなるポリアミド樹脂層を配するが、このような
特定のポリアミド樹脂層を最外層に設けることにより、
耐熱性を改良でき、センターシール時のヒートシーラ表
面へのフイルム付着を防止できるとともにフイルム表面
の光沢を付与し、ストレッチライクとすることができ
る。 【0007】第2層と第5層に使用するポリオレフィン
系接着樹脂層(以下、「PO接」という)としては、不
飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくと
も一種のモノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン
樹脂が好適に使用でき、第1層と第3層間、第4層と第
6層間をそれぞれ強固に接着できる。 【0008】第3層のエチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物層(以下、「EVOH」という)はバリアー性樹
脂層であり、エチレン含有率が30〜60モル%で、け
ん化度が95%以上のものが、成形性やバリアー性の点
から好ましい。 【0009】最内層のシール性樹脂層にはアイオノマー
樹脂、ポリエチレン、またはエチレンと他の成分との共
重合体、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体等が使用
でき、特に蓋材とのシール部分での透明性が改良できる
アイオノマー樹脂の使用が好ましい。シール性樹脂層の
厚みは30〜150μmの範囲で好適に使用できる。ま
た、第4層にはポリアミド樹脂層を配するが、使用する
ポリアミド樹脂としては、第1層の樹脂と同一でも相違
してもよく、耐ピンホール性等のフイルム強度を改良で
きる。収縮特性の点からはナイロン6とナイロン66と
の共重合体(以下「6−66Ny」という)の使用が好
ましい。 【0010】本発明の複合フイルムでは、上記層構成と
ともに特定の熱収縮特性を有する必要があり、130℃
(加熱時間、3秒間)での熱収縮率が、フイルムの縦方
向、横方向ともに15%以上で、その時の収縮応力が7
0gf/15mm幅以下とする。熱収縮率が130℃×
3秒で、縦方向、横方向ともに15%以上としたのは、
トレーの充填性をよくし、さらに緊密な包装にして、ス
トレッチライクな外観を付与するためである。熱収縮率
は15mm幅で短冊形に切出したサンプルを間隔100
mmに設定したチャックに装着し、130℃のシリコー
ンオイル中に3秒間浸漬し測定した。また加熱収縮時の
収縮応力を70gf/15mm幅以下としたのは、トレ
ーの変形を防止するためである。 【0011】収縮応力の測定は主収縮方向が長手方向に
なるように15mm幅で短冊形に切出したサンプルを間
隔150mmに設定したチャックに装着し、130℃の
シリコーンオイル中に浸漬し、発生する最大収縮応力を
測定した。複合フイルムに上記熱収縮特性を付与する方
法としてはフイルムの延伸倍率や弛緩率等の条件を適宜
決めればよく、通常、フイルムの延伸倍率を縦方向、横
方向ともに3.0倍程度、延伸後のフイルムの弛緩率を
13〜15%程度とすればよい。 【0012】以下、本発明を実施例により説明する。 【0013】 【実施例】 実施例1 層構成: 最外層(第1層):6Ny層、第2層:カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル 共重合体(PO接)、第3層:EVOH、第4層:6−66Ny、第5層:カル ボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体(PO接)、第6層:エチレン−酢酸 ビニル共重合体(EVA)を配した構成。 厚み: 6Ny/PO接/EVOH/6−66Ny/PO接 /EVA ( 2μm/2μm/3μm/ 7μm / 2μm / 9μm) 上記構成の複合フイルムを共押出し成形法により,延伸
倍率を縦方向、横方向ともに3.0倍、弛緩率を縦方向
15%、横方向13%の条件で製膜した。得られた複合
フイルムの130℃(加熱時間、3秒間)での熱収縮率
は、フイルムの縦方向30%、横方向18%であり、そ
の時の収縮応力は縦方向60gf/15mm幅、横方向
50gf/15mm幅であった。ついで、この複合フイ
ルムを第1層が外側になるようにして、大森機械工業
(株)製の横ピロー包装機で横ピロー包装した。 【0014】横ピロー包装時のセンターシール性は良好
であった。また得られた包装体20個をA式ダブルのダ
ンボールケースに入れ1.5mの高さから落下を6回実
施して真空洩れの発生(耐ピンホール性)を評価したと
ころピンホールの発生は全くなかった。さらに外観を評
価した結果、トレーの変形はなく、光沢のあるストレッ
チライクな外観が得られた。 【0015】実施例2 最外層が12Nyである以外は実施例1と同一内容で複
合フイルムを得た。収縮特性は実施例1と同一であっ
た。また、得られた包装体を用いて実施1と同様の評価
を行ったところ、センターシール性、耐ピンホール性及
び外観についていずれも良好であった。 【0016】比較例1 層構成: 12Ny/PO接/EVOH/ 6Ny/PO接 /EVA ( 2μm/2μm/3μm/ 7μm / 2μm / 9μm) 上記構成の複合フイルムを実施例1と同一条件で製膜し
た。得られた複合フイルムの130℃(加熱時間、3秒
間)での熱収縮率は、フイルムの縦方向20%、横方向
28%であり、その時の収縮応力は縦方向、横方向とも
に120gf/15mm幅であった。得られた包装体を
用いて実施1と同様の評価を行ったところ、センターシ
ール性及び、耐ピンホール性は良好であったが、収縮が
大きすぎてトレーの変形があり、外観上問題があった。 【0017】比較例2 実施例2と同一層構成で延伸倍率を縦方向、横方向とも
に3.0倍、弛緩率を縦方向20%、横方向18%の条
件で製膜した。得られた複合フイルムの130℃(加熱
時間、3秒間)での熱収縮率は、フイルムの縦方向14
%、横方向10%であり、その時の収縮応力は縦方向7
0gf/15mm幅、横方向60gf/15mm幅であ
った。得られた包装体を用いて実施1と同様の評価を行
ったところ、センターシール性及び、耐ピンホール性は
良好であったが、収縮が小さすぎてトレーとの密着性が
悪いため、ストレッチライク性に劣り、外観上問題があ
った。 【0018】比較例3 最外層がポリプロピレン(PP)である以外は実施例1
と同一層構成で延伸倍率を縦方向、横方向ともに3.5
倍、弛緩なしの条件で製膜した。得られた複合フイルム
の130℃(加熱時間、3秒間)での熱収縮率は、フイ
ルムの縦方向40%、横方向41%であり、その時の収
縮応力は縦方向、横方向ともに110gf/15mm幅
であった。得られた包装体を用いて実施1と同様の評価
を行ったところ、ヒートシール時のセンターシール性に
劣り、また収縮が大きすぎてトレーの変形があり、外観
上問題があった。 【0019】 【発明の効果】上述したように本発明の深絞り成形用共
押出複合フイルムによれば、光沢、透明性、ラベル接着
性、耐ピンホール性等に優れており、ボイル殺菌処理を
要する食品の包装に好適に使用できる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ナイロン6又はナイロン12からなるポ
リアミド樹脂層、ポリオレフィン系接着樹脂層、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物層、ナイロン6とナイ
ロン66との共重合体からなるポリアミド樹脂層、ポリ
オレフィン系接着樹脂層及び、シール性樹脂層の順で積
層された熱収縮性複合フイルムであって、130℃(加
熱時間、3秒間)での熱収縮率が、フイルムの縦方向、
横方向ともに15%以上で、その時の収縮応力が70g
f/15mm幅以下であることを特徴とする熱収縮性複
合フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13335694A JP3366735B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 熱収縮性複合フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13335694A JP3366735B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 熱収縮性複合フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081878A JPH081878A (ja) | 1996-01-09 |
| JP3366735B2 true JP3366735B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=15102811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13335694A Expired - Lifetime JP3366735B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 熱収縮性複合フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3366735B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001098081A2 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-27 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Low-temperature impact-resistant polyamide-based stretch-oriented multilayer film |
| JP4471562B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2010-06-02 | 株式会社クレハ | 深絞り包装方法 |
| WO2014178378A1 (ja) | 2013-05-02 | 2014-11-06 | 株式会社クレハ | 熱収縮性多層フィルム |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13335694A patent/JP3366735B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH081878A (ja) | 1996-01-09 |
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