JPS587252Y2 - ヒ−トポンプ用空気熱交換器 - Google Patents
ヒ−トポンプ用空気熱交換器Info
- Publication number
- JPS587252Y2 JPS587252Y2 JP11365378U JP11365378U JPS587252Y2 JP S587252 Y2 JPS587252 Y2 JP S587252Y2 JP 11365378 U JP11365378 U JP 11365378U JP 11365378 U JP11365378 U JP 11365378U JP S587252 Y2 JPS587252 Y2 JP S587252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- frost
- air heat
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は空気熱源ヒートポンプ用空気熱交換器に関し、ヒ
ートポンプ運転時に生じる霜の除去時の水切りを良くし
、ヒートポンプ運転時の屋外熱交換器への氷層の生成を
防止することを目的としている。
ートポンプ運転時に生じる霜の除去時の水切りを良くし
、ヒートポンプ運転時の屋外熱交換器への氷層の生成を
防止することを目的としている。
空気熱源ヒートポンプは冬期における暖房の熱を屋外の
空気から得るような構造を有しているため、寒冷地等に
おいては、屋外に設置された空気熱交換器に霜が付着し
、遂には、空気熱交換器の空気の流通を妨げ、必要な暖
房熱量の確保ができなくなる。
空気から得るような構造を有しているため、寒冷地等に
おいては、屋外に設置された空気熱交換器に霜が付着し
、遂には、空気熱交換器の空気の流通を妨げ、必要な暖
房熱量の確保ができなくなる。
このため、空気熱源のヒートポンプでは、一定量の着霜
又は一定時間の経過ごとに冷媒流を逆転し、ホットガス
による除霜をするのが普通である。
又は一定時間の経過ごとに冷媒流を逆転し、ホットガス
による除霜をするのが普通である。
しかしながら、除霜時に生じる水滴の殆どはフィンを伝
わって下方に流下していくために、フィンの下方の水切
れが悪いときには、残存する水滴が次第に堆積して氷層
となり、次第に空気熱交換器の空気流を妨げる欠点があ
った。
わって下方に流下していくために、フィンの下方の水切
れが悪いときには、残存する水滴が次第に堆積して氷層
となり、次第に空気熱交換器の空気流を妨げる欠点があ
った。
斯る点に鑑みなされた本案を以下に図面に従い説明する
と、１は一定間隔をあけて重ね合わせた板状フィン２を
貫通して多数本の冷媒管３を蛇行状に挿通し、送風機４
によって生成される空気通路（一点鎖線矢視）と交叉す
るように傾斜して配設された空気熱交換器であり、この
屋外空気熱交換器１は四方弁５、冷媒圧縮機６、膨張弁
７、冷暖房用の利用側熱交換器８に分岐管９、分流器１
０を介して接続されてヒートポンプの冷媒循環サイクル
を形成している。
と、１は一定間隔をあけて重ね合わせた板状フィン２を
貫通して多数本の冷媒管３を蛇行状に挿通し、送風機４
によって生成される空気通路（一点鎖線矢視）と交叉す
るように傾斜して配設された空気熱交換器であり、この
屋外空気熱交換器１は四方弁５、冷媒圧縮機６、膨張弁
７、冷暖房用の利用側熱交換器８に分岐管９、分流器１
０を介して接続されてヒートポンプの冷媒循環サイクル
を形成している。
即ち、冷房時においては、四方弁５を図の点線のような
状態にして点線矢視の如く冷媒を循環させると、屋外熱
交換器１は凝縮器として働らき、蒸発器として機能する
利用側熱交換器８がらは冷房用冷水が得られる。
状態にして点線矢視の如く冷媒を循環させると、屋外熱
交換器１は凝縮器として働らき、蒸発器として機能する
利用側熱交換器８がらは冷房用冷水が得られる。
暖房時においては、四方弁５を図の状態に戻し、実線矢
視の如く冷媒を循環させると、凝縮器として機能する利
用側熱交換器８からは暖房用温水が得られる一方、暖房
用の熱は、蒸発器として働らく空気熱交換器１から得る
ことになる。
視の如く冷媒を循環させると、凝縮器として機能する利
用側熱交換器８からは暖房用温水が得られる一方、暖房
用の熱は、蒸発器として働らく空気熱交換器１から得る
ことになる。
而して、このときの外気温は、室内の暖房を必要とする
程に低いため、屋外の空気熱交換器１にはフィン２の風
上側を中心にして着霜をすることも少なくないが、本案
の屋外熱交換器は、その下方に、冷媒の挿通のないフィ
ン部１０を形成し、冷媒管１本当りのフィンの伝熱面積
を大きくしているので、熱交換器１の下方においては着
霜しないが、着霜しても上部より少ない着霜となるよう
にしている。
程に低いため、屋外の空気熱交換器１にはフィン２の風
上側を中心にして着霜をすることも少なくないが、本案
の屋外熱交換器は、その下方に、冷媒の挿通のないフィ
ン部１０を形成し、冷媒管１本当りのフィンの伝熱面積
を大きくしているので、熱交換器１の下方においては着
霜しないが、着霜しても上部より少ない着霜となるよう
にしている。
従って、空気熱交換器１の着霜が検知され、この霜を除
去するために四方弁５を破線のように切替え、圧縮機６
から吐出された高温の冷媒ガスを分岐管９から直接に屋
外の空気熱交換器１に導びき、冷媒ガスの凝縮潜熱で霜
を溶かす際に、ホットガスで溶解して流下する水滴は、
実質上着霜していないフィンの下部を経て滴下すること
ができ、従来の此の種の熱交換器のように下方の溶けて
いない霜が上方から流れてくる除霜水を保持し続けるた
めに熱交換器の下部だけが除霜されにくいという欠点を
無くシ、効率の良い霜の除去ができるものである。
去するために四方弁５を破線のように切替え、圧縮機６
から吐出された高温の冷媒ガスを分岐管９から直接に屋
外の空気熱交換器１に導びき、冷媒ガスの凝縮潜熱で霜
を溶かす際に、ホットガスで溶解して流下する水滴は、
実質上着霜していないフィンの下部を経て滴下すること
ができ、従来の此の種の熱交換器のように下方の溶けて
いない霜が上方から流れてくる除霜水を保持し続けるた
めに熱交換器の下部だけが除霜されにくいという欠点を
無くシ、効率の良い霜の除去ができるものである。
尚、ヒートポンプ用空気熱交換器のフィンに冷媒管の挿
通をしない本案の思想は空気熱交換器の上部に比較して
下部を通る空気量が少ないＶ字型の空気熱交換器（第１
図）において好適であり、風量が少なく着霜しやすい部
分のフィンの単位伝熱面積を大きくして着霜量を減じる
上でも効果がある。
通をしない本案の思想は空気熱交換器の上部に比較して
下部を通る空気量が少ないＶ字型の空気熱交換器（第１
図）において好適であり、風量が少なく着霜しやすい部
分のフィンの単位伝熱面積を大きくして着霜量を減じる
上でも効果がある。
第１図は空気熱源式ヒートポンプ回路の一例を示す冷凍
サイクル図、第２図は本案によるヒートポンプ用空気熱
交換器の要部拡大の斜視図である。 １〜空気熱交換器、２〜板状フイン、３〜冷媒管、４〜
送風機、１０−７冷媒挿通のないフィン部。
サイクル図、第２図は本案によるヒートポンプ用空気熱
交換器の要部拡大の斜視図である。 １〜空気熱交換器、２〜板状フイン、３〜冷媒管、４〜
送風機、１０−７冷媒挿通のないフィン部。
Claims (1)
- 一定間隔をあけて重ね合わせた板状フィンを貫通して多
数本の冷媒管を挿通し、これを空気通路と交叉するよう
に傾斜して配設されたヒートポンプ用空気熱交換器にお
いて、ヒートポンプ運転時に付着する霜の融解時の水切
り板として、下方に冷媒管の挿通のないフィン部を形成
しているヒートポンプ用空気熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11365378U JPS587252Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | ヒ−トポンプ用空気熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11365378U JPS587252Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | ヒ−トポンプ用空気熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529398U JPS5529398U (ja) | 1980-02-26 |
| JPS587252Y2 true JPS587252Y2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=29063667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11365378U Expired JPS587252Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | ヒ−トポンプ用空気熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587252Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0615937B2 (ja) * | 1983-04-25 | 1994-03-02 | 日本電装株式会社 | 冷凍サイクル制御装置 |
| US11333401B2 (en) | 2017-07-04 | 2022-05-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus |
-
1978
- 1978-08-17 JP JP11365378U patent/JPS587252Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529398U (ja) | 1980-02-26 |
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