JP2518459Y2 - 空気冷却ユニット - Google Patents
空気冷却ユニットInfo
- Publication number
- JP2518459Y2 JP2518459Y2 JP1991053191U JP5319191U JP2518459Y2 JP 2518459 Y2 JP2518459 Y2 JP 2518459Y2 JP 1991053191 U JP1991053191 U JP 1991053191U JP 5319191 U JP5319191 U JP 5319191U JP 2518459 Y2 JP2518459 Y2 JP 2518459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling unit
- drain pan
- air
- air cooler
- cooler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機、冷蔵庫、冷
凍装置に好適な空気冷却ユニットに関する。
凍装置に好適な空気冷却ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気冷却ユニットの１例が図２に
示されている。空気冷却ユニット10のケーシング１内に
は空気冷却器２及び送風機３が内蔵され、この空気冷却
器２の下方にドレンパン４が設置されている。ドレンパ
ン４の底面上には(B) 図に示すように、蛇行状に形成さ
れたホットガス管５が載置され、押え部材６によって固
定されている。空気冷却器２は(C) 図に示すように、多
数の伝熱チューブ21とこれらを互いに連結する多数のフ
イン22を備えている。冷却運転時、空気冷却器２の伝熱
チューブ21内には図示しない室外ユニットからの冷媒が
循環し、モータ９により送風機３が駆動される。する
と、吸入口７からケーシング１内に導かれた空気は空気
冷却器２の伝熱チューブ21とフイン22との間を流過する
過程で伝熱チューブ21内を流れる冷媒と熱交換すること
によって冷却され、冷媒は蒸発気化する。冷却された空
気は吹出口８からケーシング１の外へ吹き出される。こ
の冷却運転時、空気中の水分が空気冷却器２の表面に凝
結し、ドレンとなってドレンパン４内に滴下し、この内
部に一時的に貯溜された後外部へ排出される。
示されている。空気冷却ユニット10のケーシング１内に
は空気冷却器２及び送風機３が内蔵され、この空気冷却
器２の下方にドレンパン４が設置されている。ドレンパ
ン４の底面上には(B) 図に示すように、蛇行状に形成さ
れたホットガス管５が載置され、押え部材６によって固
定されている。空気冷却器２は(C) 図に示すように、多
数の伝熱チューブ21とこれらを互いに連結する多数のフ
イン22を備えている。冷却運転時、空気冷却器２の伝熱
チューブ21内には図示しない室外ユニットからの冷媒が
循環し、モータ９により送風機３が駆動される。する
と、吸入口７からケーシング１内に導かれた空気は空気
冷却器２の伝熱チューブ21とフイン22との間を流過する
過程で伝熱チューブ21内を流れる冷媒と熱交換すること
によって冷却され、冷媒は蒸発気化する。冷却された空
気は吹出口８からケーシング１の外へ吹き出される。こ
の冷却運転時、空気中の水分が空気冷却器２の表面に凝
結し、ドレンとなってドレンパン４内に滴下し、この内
部に一時的に貯溜された後外部へ排出される。
【０００３】低庫内温時等においては、空気冷却器２の
表面に凝結したドレンが氷結する。空気冷却器２が霜で
覆われると、その熱交換能力が低下するため、除霜運転
が行われる。除霜運転時には、空気冷却器２の伝熱チュ
ーブ２１及びホットガス管５内に高温の冷媒ガスを流過
させることによって空気冷却器２及びドレンパン４に付
着した霜を溶融して除去する。
表面に凝結したドレンが氷結する。空気冷却器２が霜で
覆われると、その熱交換能力が低下するため、除霜運転
が行われる。除霜運転時には、空気冷却器２の伝熱チュ
ーブ２１及びホットガス管５内に高温の冷媒ガスを流過
させることによって空気冷却器２及びドレンパン４に付
着した霜を溶融して除去する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の空気冷却ユ
ニットにおいては、ホットガス管５を蛇行状に屈曲し、
これを押え部材６によってドレンパン４の底面に固定し
ていたため、その製作費用及び組立工数が多くなるのみ
ならず空気冷却ユニット10を薄形化する上で障害となっ
ていた。
ニットにおいては、ホットガス管５を蛇行状に屈曲し、
これを押え部材６によってドレンパン４の底面に固定し
ていたため、その製作費用及び組立工数が多くなるのみ
ならず空気冷却ユニット10を薄形化する上で障害となっ
ていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷却運転時冷媒が蒸発し、除霜運転時ホットガ
スが流過するフインチューブ型空気冷却器と、この冷却
器から滴下したドレンを受け入れるドレンパンとを備え
た空気冷却ユニットにおいて、上記冷却器の下面を上記
ドレンパンの底に密接させて配設したことを特徴とする
空気冷却ユニットにある。
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷却運転時冷媒が蒸発し、除霜運転時ホットガ
スが流過するフインチューブ型空気冷却器と、この冷却
器から滴下したドレンを受け入れるドレンパンとを備え
た空気冷却ユニットにおいて、上記冷却器の下面を上記
ドレンパンの底に密接させて配設したことを特徴とする
空気冷却ユニットにある。
【０００６】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、除霜運転時、空気冷却器にホットガスを流過させる
ことによって、空気冷却器が加熱されると同時にドレン
パンが空気冷却器の下面を通して加熱され、これによっ
て空気冷却器及びドレンパンに付着した霜が溶融除去さ
れる。
め、除霜運転時、空気冷却器にホットガスを流過させる
ことによって、空気冷却器が加熱されると同時にドレン
パンが空気冷却器の下面を通して加熱され、これによっ
て空気冷却器及びドレンパンに付着した霜が溶融除去さ
れる。
【０００７】
【実施例】本考案の１実施例が図１に示されている。図
１に示すように、空気冷却器２はその下面がドレンパン
４の底面に密接するように配設されている。なお、ドレ
ンパン４を効果的に加熱する上で空気冷却器２とドレン
パン４との接触面積は多い程好ましい。他の構成は図２
に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ
符号が付されている。
１に示すように、空気冷却器２はその下面がドレンパン
４の底面に密接するように配設されている。なお、ドレ
ンパン４を効果的に加熱する上で空気冷却器２とドレン
パン４との接触面積は多い程好ましい。他の構成は図２
に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ
符号が付されている。
【０００８】しかして、除霜運転時、空間冷却器２の伝
熱チューブ21内をホットガス、即ち、高温の冷媒ガスが
流過すると、空気冷却器２の伝熱チューブ21及びフイン
22が加熱されると同時に空気冷却器２の下面を通してド
レンパン４が加熱される。これによって空気冷却器２及
びドレンパン４に付着した霜が溶融除去される。かくし
て、ドレンパン４を加熱するため従来のように専用のホ
ットガス管５を敷設する必要はなくなり、従って、その
コストが低減されるとともに空気冷却ユニット10の高さ
を短縮して薄形化できる。
熱チューブ21内をホットガス、即ち、高温の冷媒ガスが
流過すると、空気冷却器２の伝熱チューブ21及びフイン
22が加熱されると同時に空気冷却器２の下面を通してド
レンパン４が加熱される。これによって空気冷却器２及
びドレンパン４に付着した霜が溶融除去される。かくし
て、ドレンパン４を加熱するため従来のように専用のホ
ットガス管５を敷設する必要はなくなり、従って、その
コストが低減されるとともに空気冷却ユニット10の高さ
を短縮して薄形化できる。
【０００９】
【考案の効果】本考案においては、空気冷却器の下面を
ドレンパンの底に密接させて配設したため、除霜運転
時、空気冷却器の下面を通してドレンパンが加熱され
る。従って、ドレンパンに専用のホットガス管を敷設す
る必要がなくなり、設備コストを低減できるとともに空
気冷却ユニットを薄形化できる。
ドレンパンの底に密接させて配設したため、除霜運転
時、空気冷却器の下面を通してドレンパンが加熱され
る。従って、ドレンパンに専用のホットガス管を敷設す
る必要がなくなり、設備コストを低減できるとともに空
気冷却ユニットを薄形化できる。
【図１】本考案の１実施例を示す側面図である。
【図２】従来の空気冷却ユニットを示し、(A) 図は側断
面図、(B)図は(A) 図のＢ−Ｂ線に沿う矢視図、(C) 図
は空気冷却器の部分的拡大図である。
面図、(B)図は(A) 図のＢ−Ｂ線に沿う矢視図、(C) 図
は空気冷却器の部分的拡大図である。
10 空気冷却ユニット １ ケーシング ２ 空気冷却器 ３ 送風機 ４ ドレンパン
Claims (1)
- 【請求項１】 冷却運転時冷媒が蒸発し、除霜運転時ホ
ットガスが流過するフインチューブ型空気冷却器と、こ
の冷却器から滴下したドレンを受け入れるドレンパンと
を備えた空気冷却ユニットにおいて、上記冷却器の下面
を上記ドレンパンの底に密接させて配設したことを特徴
とする空気冷却ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991053191U JP2518459Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 空気冷却ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991053191U JP2518459Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 空気冷却ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051912U JPH051912U (ja) | 1993-01-14 |
| JP2518459Y2 true JP2518459Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12935987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991053191U Expired - Lifetime JP2518459Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 空気冷却ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518459Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP1991053191U patent/JP2518459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH051912U (ja) | 1993-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960625 |