JPS5850186Y2 - ヒ−トポンプ式空気調和機 - Google Patents
ヒ−トポンプ式空気調和機Info
- Publication number
- JPS5850186Y2 JPS5850186Y2 JP15785678U JP15785678U JPS5850186Y2 JP S5850186 Y2 JPS5850186 Y2 JP S5850186Y2 JP 15785678 U JP15785678 U JP 15785678U JP 15785678 U JP15785678 U JP 15785678U JP S5850186 Y2 JPS5850186 Y2 JP S5850186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- unit
- heat
- defrosting
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は逆サイクル方式により熱源側熱交換器の除霜運転
を行なうヒートポンプ式空気調和機に関するもので、外
気温度によって左右される着霜量の最も多い単位熱交換
器を優先的に検出して確実に除霜し得るようにしたもの
である。
を行なうヒートポンプ式空気調和機に関するもので、外
気温度によって左右される着霜量の最も多い単位熱交換
器を優先的に検出して確実に除霜し得るようにしたもの
である。
以下本案の一実施例を図面に基づいて説明すると、１は
圧縮機、２は暖房及び冷房除霜運転時冷媒流路を正逆サ
イクルに切換える四方弁、３はヘッダー、４は屋外に設
置され複数列（一実施例として５列）の単位、熱交換器
４ ａ 、４ ｂ 、４ Ｃ，４ｄ 、４ ｅから成る
空気熱源側熱交換器、５ａ、５ｂ、５Ｃ，５ｄ、５ｅは
これら単位熱交換器と接続された分流配管、６はこれら
分流配管を集合する分流器、７は膨張弁もしくはキャピ
ラリーチューブ等の冷媒減圧素子、８は空気熱源側熱交
換器４の最下部に配設された凍結防止用の過冷却コイル
、９は屋内に設置される利用側熱交換器、１０．１１は
逆止弁で、これら機器からヒートポンプ式冷媒回路を構
成している。
圧縮機、２は暖房及び冷房除霜運転時冷媒流路を正逆サ
イクルに切換える四方弁、３はヘッダー、４は屋外に設
置され複数列（一実施例として５列）の単位、熱交換器
４ ａ 、４ ｂ 、４ Ｃ，４ｄ 、４ ｅから成る
空気熱源側熱交換器、５ａ、５ｂ、５Ｃ，５ｄ、５ｅは
これら単位熱交換器と接続された分流配管、６はこれら
分流配管を集合する分流器、７は膨張弁もしくはキャピ
ラリーチューブ等の冷媒減圧素子、８は空気熱源側熱交
換器４の最下部に配設された凍結防止用の過冷却コイル
、９は屋内に設置される利用側熱交換器、１０．１１は
逆止弁で、これら機器からヒートポンプ式冷媒回路を構
成している。
１２は空気熱源側熱交換器４の前方より外気を導入して
実線矢印の如く上方へ排出する送風機で、排出空気の一
部が一点鎖線矢印の如くエアーショートして再び空気熱
源側熱交換器４の最上部に位置する単位熱交換器Ａ（４
ａ）へ導入される為、この単位熱交換器Ａ（４ａ）は他
の単位熱交換器４ ｂ 、４ ｃ 、４ ｄ 、４ ｅ
よりも熱交換効率が低下してしまう点、及び同一パス数
の伝熱管１３で単位熱交換器を５列形成しただけではパ
ス数が冷媒循環量と比べて少なく、且つ単位熱交換器を
６列形成すると冷媒循環量と比べて多すぎる点から鑑み
、単位熱交換器Ａ（４ａ）のみ伝熱管１３のパス数を増
している。
実線矢印の如く上方へ排出する送風機で、排出空気の一
部が一点鎖線矢印の如くエアーショートして再び空気熱
源側熱交換器４の最上部に位置する単位熱交換器Ａ（４
ａ）へ導入される為、この単位熱交換器Ａ（４ａ）は他
の単位熱交換器４ ｂ 、４ ｃ 、４ ｄ 、４ ｅ
よりも熱交換効率が低下してしまう点、及び同一パス数
の伝熱管１３で単位熱交換器を５列形成しただけではパ
ス数が冷媒循環量と比べて少なく、且つ単位熱交換器を
６列形成すると冷媒循環量と比べて多すぎる点から鑑み
、単位熱交換器Ａ（４ａ）のみ伝熱管１３のパス数を増
している。
又、外気は前述したように空気熱源側熱交換器４の前方
より上方へ吸排されるので送風機１２と最も離れた最下
部の単位熱交換器４ｅが最も風速が遅く熱交換効率が劣
ることになるが、暖房運転時圧縮機１−四方弁２−利用
側熱交換器９一過冷却コイル８−逆止弁１〇−冷媒減圧
素子７−分流器６−各分流配管５ ａ 、５ ｂ 、５
Ｃ，５ｄ 、５ ｅ−空気熱源側熱交換器４の各単位
熱交換器４ａ 、４ｂ 、４ ｃ 。
より上方へ吸排されるので送風機１２と最も離れた最下
部の単位熱交換器４ｅが最も風速が遅く熱交換効率が劣
ることになるが、暖房運転時圧縮機１−四方弁２−利用
側熱交換器９一過冷却コイル８−逆止弁１〇−冷媒減圧
素子７−分流器６−各分流配管５ ａ 、５ ｂ 、５
Ｃ，５ｄ 、５ ｅ−空気熱源側熱交換器４の各単位
熱交換器４ａ 、４ｂ 、４ ｃ 。
４ ｄ、４ ｅ−ヘッダー３−四方弁２−圧一縮機１と
冷媒循環し、高圧液冷媒が流れる過冷却コイル８にて隣
接する最下部の単位熱交換器４ｅは加熱されるので熱交
換効率が向上する為、この上段に位置し、次に風速の遅
い単位熱交換器Ｂ（４ｂ）が最も熱交換効率が劣るよう
になる。
冷媒循環し、高圧液冷媒が流れる過冷却コイル８にて隣
接する最下部の単位熱交換器４ｅは加熱されるので熱交
換効率が向上する為、この上段に位置し、次に風速の遅
い単位熱交換器Ｂ（４ｂ）が最も熱交換効率が劣るよう
になる。
上述の点から本案はパス数の多い単位熱交換器Ａ（４ａ
）と、熱交換効率が最も劣る単位熱交換器Ｂ（４ｂ）と
に着目し、除霜運転時冷媒流出側となる夫々の単位熱交
換器Ａ（４ｂ）、Ｂ（４ｂ）の各分流配管５ａ、５ｂに
除霜サーモ１４の感温筒１５を同時に抱き合わせて装着
するようにしている。
）と、熱交換効率が最も劣る単位熱交換器Ｂ（４ｂ）と
に着目し、除霜運転時冷媒流出側となる夫々の単位熱交
換器Ａ（４ｂ）、Ｂ（４ｂ）の各分流配管５ａ、５ｂに
除霜サーモ１４の感温筒１５を同時に抱き合わせて装着
するようにしている。
従って、前述の冷媒循環サイクルにて利用側熱交換器９
を凝縮器として作用させて室内の暖房運転を行なってい
る際、蒸発器として作用している空気熱源側熱交換器４
は外気温度の低下に伴ない着霜し始め、外気温度が０℃
付近では風速が遅く熱交換効率が最も劣っている単位熱
交換器Ｂ（４ｂ）に先づ着霜開始し、０℃以下であれば
空気熱源側熱交換器４全体に略均−に着霜し始めるよう
になる。
を凝縮器として作用させて室内の暖房運転を行なってい
る際、蒸発器として作用している空気熱源側熱交換器４
は外気温度の低下に伴ない着霜し始め、外気温度が０℃
付近では風速が遅く熱交換効率が最も劣っている単位熱
交換器Ｂ（４ｂ）に先づ着霜開始し、０℃以下であれば
空気熱源側熱交換器４全体に略均−に着霜し始めるよう
になる。
而して所定量着霜すると、外気との熱交換効率が急に低
下して低圧圧力が下がり、これに伴なって単位熱交換器
Ｂ（４ｂ）の分流配管５ｂもしくは他の分流配管５ａ、
５Ｃ，５ｄ、５ｅの温度が低下するようになり、例えば
−５℃の除霜サーモ１４の設定温度に到達し、且つ除霜
タイマー（図示せず）の接点が投入されると逆サイクル
方式による除霜運転が開始される。
下して低圧圧力が下がり、これに伴なって単位熱交換器
Ｂ（４ｂ）の分流配管５ｂもしくは他の分流配管５ａ、
５Ｃ，５ｄ、５ｅの温度が低下するようになり、例えば
−５℃の除霜サーモ１４の設定温度に到達し、且つ除霜
タイマー（図示せず）の接点が投入されると逆サイクル
方式による除霜運転が開始される。
即ち、四方弁２を切換えて、圧縮機１からの高温高圧吐
出冷媒ガスをこの四方弁２を介してヘッダー３から空気
熱源側熱交換器４の各単位熱交換器４ ａ 、４ ｂ
、４ Ｃ，４ｄ 、４ ｅに流入させて除霜開始し、流
出した凝縮液冷媒を各分流配管５ａ、５ｂ、５Ｃ，５ｄ
、５ ｅ−分流管６−冷媒減圧素子７−逆止弁１１−
利用側熱交換器９−四方弁２−圧縮機１と循環させる除
霜サイクルを形成する。
出冷媒ガスをこの四方弁２を介してヘッダー３から空気
熱源側熱交換器４の各単位熱交換器４ ａ 、４ ｂ
、４ Ｃ，４ｄ 、４ ｅに流入させて除霜開始し、流
出した凝縮液冷媒を各分流配管５ａ、５ｂ、５Ｃ，５ｄ
、５ ｅ−分流管６−冷媒減圧素子７−逆止弁１１−
利用側熱交換器９−四方弁２−圧縮機１と循環させる除
霜サイクルを形成する。
斯かる除霜運転時、外気温度が０℃付近では着霜開始が
最も早かった単位熱交換器Ｂ（４ｂ）が最も着霜量が多
い為、他の単位熱交換器４ ａ 、４ Ｃ，４ｄ、４ｅ
よりも除霜時間を長く必要とし、最終的に単位熱交換器
Ｂ（４ｂ）の分流配管５ｂの温度が設定温度１０℃にま
で上昇して初めて感温筒１５で検出して除霜終了の旨除
霜サーモ１４に指令し、除霜タイマー（図示せず）の設
定時間である例えば１０分間経過しなくても四方弁２が
切換わり元の暖房サイクル運転に復帰されるようになる
。
最も早かった単位熱交換器Ｂ（４ｂ）が最も着霜量が多
い為、他の単位熱交換器４ ａ 、４ Ｃ，４ｄ、４ｅ
よりも除霜時間を長く必要とし、最終的に単位熱交換器
Ｂ（４ｂ）の分流配管５ｂの温度が設定温度１０℃にま
で上昇して初めて感温筒１５で検出して除霜終了の旨除
霜サーモ１４に指令し、除霜タイマー（図示せず）の設
定時間である例えば１０分間経過しなくても四方弁２が
切換わり元の暖房サイクル運転に復帰されるようになる
。
又、外気温度が０℃以下であれば前述したように空気熱
源側熱交換器４の全体に略均−に着霜しているが、ヘッ
ダー３から各単位熱交換器４ａ、４ｂ、４Ｃ，４ｄ、４
ｅに分配される高温高圧の冷媒量が等しい為、伝熱管１
３のパス数が多い単位熱交換器Ａ（４ａ）は他の単位熱
交換器４ ｂ 、４ Ｃ，４ｄ 、４ｅよりも除霜時間
を長く必要とし、最終的に単位熱交換器Ａ（４ａ）の分
流配管５ａの温度が設定温度１０℃にまで上昇して初め
て感温筒１５で検出して除霜終了の旨除霜サーモ１４に
指令し、同様に元の暖房サイクル運転に復帰されるよう
になる。
源側熱交換器４の全体に略均−に着霜しているが、ヘッ
ダー３から各単位熱交換器４ａ、４ｂ、４Ｃ，４ｄ、４
ｅに分配される高温高圧の冷媒量が等しい為、伝熱管１
３のパス数が多い単位熱交換器Ａ（４ａ）は他の単位熱
交換器４ ｂ 、４ Ｃ，４ｄ 、４ｅよりも除霜時間
を長く必要とし、最終的に単位熱交換器Ａ（４ａ）の分
流配管５ａの温度が設定温度１０℃にまで上昇して初め
て感温筒１５で検出して除霜終了の旨除霜サーモ１４に
指令し、同様に元の暖房サイクル運転に復帰されるよう
になる。
尚、上記一実施例に於いて、空気熱源側熱交換器４から
過冷却コイル８を取り除いた熱交換器構造であれば前述
したように風速の最も遅い最下部の単位熱交換器４ｅが
最も熱交換効率が悪く最も着霜量が多くなるのでこの分
流配管５ｅを分流配管５ａと共に感温筒１５と抱き合わ
せるようにすることは勿論である。
過冷却コイル８を取り除いた熱交換器構造であれば前述
したように風速の最も遅い最下部の単位熱交換器４ｅが
最も熱交換効率が悪く最も着霜量が多くなるのでこの分
流配管５ｅを分流配管５ａと共に感温筒１５と抱き合わ
せるようにすることは勿論である。
又、エアーショートの虞れがない場合はパス数の多い単
位熱交換器Ａ（４ａ）を必らずしも最上段に設ける必要
もなく、又、各単位熱交換器４ａ、４ｂ 、４ Ｃ，４
ｄ 、４ ｅは共通ノフイン１６でも、夫々独立したフ
ィンでも良い。
位熱交換器Ａ（４ａ）を必らずしも最上段に設ける必要
もなく、又、各単位熱交換器４ａ、４ｂ 、４ Ｃ，４
ｄ 、４ ｅは共通ノフイン１６でも、夫々独立したフ
ィンでも良い。
以上の如く本案ヒートポンプ式空気調和機はパス数の異
なる空気熱源側熱交換器のうち、最もパス数の多い伝熱
管を有する単位熱交換器Ａと、最も熱交換効率の劣る単
位熱交換器Ｂとの除霜運転時冷媒流出側となる夫々と冷
媒配管個所に除霜サーその感温筒を装着するようにした
ので、外気温度が０℃付近では着霜量の多い単位熱交換
器Ｂで、外気温度が０℃以下では着霜量の多い単位熱交
換器Ａで夫々除霜終了を最終的に検出でき、霜残りのな
い確実且つ完全な除霜を行なうことができる。
なる空気熱源側熱交換器のうち、最もパス数の多い伝熱
管を有する単位熱交換器Ａと、最も熱交換効率の劣る単
位熱交換器Ｂとの除霜運転時冷媒流出側となる夫々と冷
媒配管個所に除霜サーその感温筒を装着するようにした
ので、外気温度が０℃付近では着霜量の多い単位熱交換
器Ｂで、外気温度が０℃以下では着霜量の多い単位熱交
換器Ａで夫々除霜終了を最終的に検出でき、霜残りのな
い確実且つ完全な除霜を行なうことができる。
図面は本案ヒートポンプ式空気調和機の冷媒回路図で゛
ある。 ４・・・・・・空気熱源側熱交換器、４ａ・・・・・・
単位熱交換器Ａ、４ｂ・・・・・・単位熱交換器Ｂ、５
ａ 、５ ｂ・・・・・・配管、１４・・・・・・除
霜サーモ、１５・・・・・・感温筒。
ある。 ４・・・・・・空気熱源側熱交換器、４ａ・・・・・・
単位熱交換器Ａ、４ｂ・・・・・・単位熱交換器Ｂ、５
ａ 、５ ｂ・・・・・・配管、１４・・・・・・除
霜サーモ、１５・・・・・・感温筒。
Claims (1)
- パス数の異なる空気熱源側熱交換器のうち最もパス数の
多い伝熱管を有する単位熱交換器Ａと、最も熱交換効率
の劣る単位熱交換器Ｂとの除霜運転時冷媒流出側となる
夫々の冷媒配管個所に除霜サーモの感温筒を装着してな
るヒートポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15785678U JPS5850186Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15785678U JPS5850186Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5573793U JPS5573793U (ja) | 1980-05-21 |
| JPS5850186Y2 true JPS5850186Y2 (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=29149157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15785678U Expired JPS5850186Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850186Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-14 JP JP15785678U patent/JPS5850186Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5573793U (ja) | 1980-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101387541B1 (ko) | 공기조화기 및 공기조화기의 제상방법 | |
| CN106016628B (zh) | 空调器化霜控制的方法及装置 | |
| US7028499B2 (en) | Refrigerator with an evaporator | |
| US2801524A (en) | Heat pump including hot gas defrosting means | |
| CN111140976A (zh) | 新风空调系统及其控制方法 | |
| JPH034836B2 (ja) | ||
| KR20130092249A (ko) | 히트 펌프 | |
| US4407137A (en) | Fast defrost heat exchanger | |
| EP1134519A2 (en) | Method and system for defrost control on reversible heat pumps | |
| GB1265229A (ja) | ||
| US20040134218A1 (en) | Air conditioning system, interior heat exchanger coil unit and method for conditioning ambient air | |
| JPS5850186Y2 (ja) | ヒ−トポンプ式空気調和機 | |
| JPH07127955A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
| US11668482B2 (en) | Air conditioning system with pipe search | |
| KR100675900B1 (ko) | 냉동 공조 시스템 | |
| JP2523534B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP7341341B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP3096555B2 (ja) | 冷風乾燥機 | |
| KR100595554B1 (ko) | 냉난방 겸용 에어콘 | |
| CN219640473U (zh) | 空调系统 | |
| JPH0225104Y2 (ja) | ||
| JPS587252Y2 (ja) | ヒ−トポンプ用空気熱交換器 | |
| JPS5835986Y2 (ja) | 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−ス | |
| JP2002061994A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0233107Y2 (ja) |