JPS5871860A - 充填豆腐の製造方法 - Google Patents

充填豆腐の製造方法

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JPS5871860A
JPS5871860A JP56169696A JP16969681A JPS5871860A JP S5871860 A JPS5871860 A JP S5871860A JP 56169696 A JP56169696 A JP 56169696A JP 16969681 A JP16969681 A JP 16969681A JP S5871860 A JPS5871860 A JP S5871860A
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JP
Japan
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temperature
soymilk
soybean milk
coagulated
tofu
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JP56169696A
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Buichi Kusaka
日下 武一
Satoshi Takahashi
慧 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は良品質で美味であって、かっノ譬。
り離れの良好な充填豆腐を製造する方法に関する。
従来、豆腐の製造は、水に浸漬して吸水させた原料大豆
を適量の水とともに磨砕して得られた生呉に適量の水を
加え、これを蒸気吹込用噴射管を有する蒸気加熱鑵に投
入し、約2ゆ/−程度の圧力の蒸気を加熱鑵に吹きこん
で生呉を加熱したのち、圧搾−過して、おからと豆乳と
に分離して適当な濃度の豆乳を得、この豆乳を凝固適温
K111節してから予め調製した凝固剤を適量混合して
放置、凝固させ弊屋して豆腐とするものである・ このような従来の方法では、豆乳を凝固させる場合に、
凝固剤による凝固反応には夫々適温があるが、一般には
60〜85℃の凝固温度が採用されている。このような
高い温度によシ豆乳を凝固させると凝固反応速度が早く
凝固を短時間におこなうことができて製造効率はよいが
、一方凝固粒子が荒くなってしまい、なめらかなはだを
有する美味の豆腐となすには不十分であり友。
以上のようなことから、凝固温度を低くすれることが期
待されるが、一方では、豆乳の凝固が緩漫となシ、凝固
反志が不完全となって硬さが不十分である等の欠点を有
する。したがって、これまで低温において凝固をおこな
うことは殆んど実施されていない。さらに充填豆腐にあ
っては、凝固温度が低いとノ譬ツク離れが悪いという欠
点もある。
この発明は、上記の従来の豆腐製造方法における欠点を
除去して、なめらかなはだを有し良品質で、かつノ量、
り離れも良好な充填豆鍋を製造する方法を提供するもの
である。しかして、この発明方法は、水に浸漬した原料
大豆を磨砕して得られた生呉を加熱し、おからを分離し
て得た豆乳を15℃以下の温度に冷却し、この豆乳に凝
固剤を混合してのち容器に充填してツヤ。
りし、第1次凝固反応が生じないうちに15℃以下の温
度で貯蔵して豆乳を緩漫に凝固させ、ついで90℃以上
の温度で加熱することを特徴とする。
この発明の゛方法では上記したように従来法と異なシ、
低温においてまず豆乳を緩漫に凝固(第1次凝固)させ
るものである。すなわち常法によって大豆から得られ九
豆乳を15℃以下の低温に冷却し、例えば塩化マグネシ
ウムおよびグルコノデルタラクトンからなる混合凝固剤
をこの豆乳に添加して攪拌し、さらにこれを容器に充填
しノ母ツクし、第1次数(支)反応がおこらぬうちに1
5℃以下の温度で貯蔵して、緩擬に第1次凝固させる。
第1次凝固のおこるまでの時間(第1次凝固時間)を測
定して豆乳温度との関係をしらべると、第1次凝固時間
は豆乳温度の高いほうが短かく、豆乳温度の低いほうが
長いことがわかりft−0この発明では、豆乳をさらに
均質化して凝固させるために、上記の豆乳をさらにホモ
ク”ナイザーを使用して例えば200〜2sokII/
−の圧力で処理したものを用いてもよく、この場合に、
上記と同様に15℃以下の低温で例えば混合凝固剤を添
加し、さらに、15℃以下の温度で第1次凝固させたと
きの第1次凝固時間と豆乳温度との関係は、上記のホモ
rナイデー無竺理の豆乳を用いた場合と同じであった。
ただ、各温度ともに、第1次凝固反応が、無処理豆乳を
用いた場合よシもホモrナイデー処理豆乳を用いた場合
のほうがはるかに緩漫で第1次凝固時間が長いことが判
明した。
上記側れの場合も、豆乳を低温で凝固させているので、
凝固反応が緩浸で、凝固粒子が細やかでなめらかなはだ
を有し、かつ大豆本来の風味を有する豆腐となる。しか
しながら、このように低温凝固させた充填豆腐は未だ凝
固が不完全であって硬さも不十分であり、かつ・臂、り
離れも良好でない。したがって、低温凝固させた豆腐は
そのままでは不十分であるので、低温度で第1次凝固さ
せ九豆腐を、さらに90℃以上の高温で加熱すると完全
に凝固(第2次凝固)して硬さが十分であり、かつツヤ
ツク離れも良好の豆腐を得ることができる。また、高温
で処理するので同時に殺菌され保存性のよい豆腐となる
。しかも、このようにして得も11九充填豆腐は、粒子
が細やかでなめらか;1.ゲざわりであって美味であり
、かつノ譬ツク俵II:、v7−に加熱するので大豆本
来の風味をも保有〕−る。したがって、この発明の方法
では低温度L1(第1次凝固)後にさらに高温で凝固(
第27’JLり?させる必要がある。第2次凝固温度は
、90℃以上であることが必要であシ、第2次#同時間
は40〜50分程度が好ましい。
この発明の方法で用いる凝固剤としては、塩化マグネシ
ウム(MgCl2・7)I20 )とグルコノデルタラ
フ) 7 (GDL )との混合凝固剤が最適であシ、
この混合凝固剤を豆乳量に対し約0.25重量−添加す
るのが好ましい、tた混合凝固剤の配合割合は、例えば
塩化1グネシウム70重量チおよびグルコノデルタラク
トン30重量嗟の割合がもっとも好ましい、凝固剤とし
て塩化マグネシウム岑独を用いた場合には、得られる豆
腐は、その硬さが不十分であ夛、/譬、り離れも悪くて
商品として好ましくない。一方、グルコノデルタラクト
ン単独t−凝固剤に用いた場合には、得られる豆腐は、
粘シがなくてプリン状となり、かつ酸味を感するものと
なってしまうので、同様に商品として好ましくない。
この発明の方法によると、なめらかなはだを有し美味で
あって、かつノ母ツク離れの良好な充填豆腐を製造する
ことができる。またこの発明の方法によると、大豆本来
の風味を有し、保存性のある良品質の充填豆腐を得るこ
とができる。
実施例1 大豆7ゆを常法によシ水に浸漬して吸水させたのち、グ
ラインダーにて磨砕して5倍加水の生呉となし、この生
呉を蒸気吹込用噴射管を有する蒸気加熱罐に投入し、約
2 kli / cdの圧力の蒸気を吹込んで加熱し、
100℃に連理したならば、3分後に蒸気をとめる。こ
のようにして加熱処理した生呉を圧搾濾過しておからと
豆乳とに分離し、ノリ、クス濃度12.5・・の豆乳3
21を得た。この豆乳の1oゆを15℃、11℃、8℃
、5℃および2℃の温度に夫々冷却後、これに、25g
の塩化マグネシウムを100ccの水に溶解した蝙のと
159のグルコノデルタラクトンを100ccの水に溶
解したものとを混合した混合凝固剤を添加して攪拌して
から容器に充填/譬、り後、夫々15℃、11℃、8℃
、5℃および2℃の温度の低温庫に貯蔵し、第1次凝固
の生ずるまでの時間(第1次凝固時間)t−測定し友。
豆乳温度と第1次凝固時間との関係を第1表に示した。
tた第1次凝固の豆腐の硬さも第1表に併記した。
第1表 (℃)     (℃)    (分)(、li’) 
   (g)15     15    7    3
1    38’11    11   30   3
0    378     8   40    29
    385      5   50    28
    372     2   60    26 
   38第1表から明らかのように豆乳温度が低いほ
ど第1次凝固時間は長くなるが、このように低温で凝固
させて得られた充填豆腐は、凝固粒子が細かく、なめら
かなはだのものとなるが、凝固が不完全で第1表に示す
ように硬さも十分でない。また豆腐のノ母、り離れも悪
い。そこで、さらにこの充填豆腐を90’Cの温度の熱
湯中に投入し、40分加熱殺菌したところ、凝固が完全
となシ第1表に示すように硬さも十分なものとなシ、か
つなめらかなはだを有する美味のものであった。また得
られた充填豆腐はパ、り離れも良好であった。さらに、
この充填豆腐は、大豆本来の風味を有し、かつ保存性に
もすぐれ次良品質のものであった。
実施例2 大豆7kgを常法により水に浸漬して吸水させたのち、
グラインダーにて磨砕して5倍加水の生呉となし、この
生呉を蒸気吹込用噴射管を有する蒸気加熱罐に投入し、
約2ゆ/−の圧力の蒸気を吹込んで加熱し、100℃に
連理したならば、3分後に蒸気をとめる。このようにし
て加熱処理した生呉を圧搾−過しておからと豆乳とに分
離し、ノリ、クス濃度12.5″の豆乳327を得た。
この豆乳を高温の状態で牛乳用ホモrナイザーを用いて
200〜280に5F/−の圧力で1回処理した。この
ホモrナイデー処理した豆乳10に!gを15℃、11
℃、8℃、5℃および2℃の温度に夫々冷却後、これに
、25gの塩化マグネシウムt’100e@の水に溶解
し次ものと15.9のグルコノデルタラクトンt100
e@の水に溶解したものとを混合した混合凝固剤を添加
して攪拌してから容器に充填/譬、り後、15℃、11
℃、8℃、5℃および2C<iり+1度の低温庫に貯蔵
し、第1次凝固の生ずるまでの時間(第1次凝固時間)
t−測定した。豆乳温度と第1次凝固時間との関係金弟
2INに示した。また第1次凝固の豆腐の硬さをも第2
表に併記した。
第2表 オ祈イデー豆乳 第1次 第1次 90C4紛処甑漂の
  貯 蔵  凝 固  凝固後  加熱後冷却温度 
温度 時間 の硬さ  の硬さく℃)    (U) 
   (分)   C1i>    (,9)15  
 15  50〜60 30   3611   11
   80  29   368    8  100
  28   365    5  120  27 
  362    2  150  25   35第
2表から明らかのように、豆乳温度が低いほど第1次凝
固時間は長く、シかも同一の温度では第1表の場合のよ
うにホモダナイデー無処理のときにくらべて第1次凝固
時間がはるかに長くなる。このように低温で凝固させた
充填豆腐は凝固粒子が細かくなめらかなはだのものとな
るが、凝固が不完全で第2表に示すように硬さも十分で
ない、を九豆腐のノ譬、り離れも悪い。
つぎに、さらにこの充填豆腐を90℃の熱湯中に投入し
、40分加熱殺菌したところ、凝固が完全となり、第2
1Nに示すように硬さも十分なものとなシ、かつなめら
かなeJfet有する美味のものであった。また、得ら
れた充填豆腐は、ノ譬ツク離れも良好であ)、かつ・大
豆本来の風味をも有し、かつ保存性にもすぐれ九曳品質
のものでありた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  水に浸漬した原料大豆を磨砕して得られた生
    呉を加熱し、おからを分離して得た豆乳を15℃以下の
    温度に冷却し、この豆乳に凝固剤を混合してのち容器に
    充填してノ譬ツクし、第1次凝固反応が生じないうちに
    15℃以下の温度で貯蔵して豆乳を緩漫に凝固させ、つ
    いで90℃以上の温度で加熱することt特徴とする充填
    豆腐の製造方法。
  2. (2)水に浸漬し念原料大豆を磨砕して得られた生呉を
    加熱し、おからを分離して得た豆乳を熱時にホモブナイ
    ブ−で処理し、この処理した豆乳を15℃以下の温度に
    冷却し、この豆乳に凝固剤を混合してのち容器に充填し
    てノや、りし、第1次凝固反応が生じないうちに15℃
    以下の温度で貯蔵して豆乳を緩漫に凝固させ、ついで9
    0℃以上の温度で加熱することを特徴とする充填豆腐の
    製造方法。
JP56169696A 1981-10-23 1981-10-23 充填豆腐の製造方法 Pending JPS5871860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6991821B2 (en) * 2000-12-26 2006-01-31 Kikkoman Corporation Method for producing packed tofu

Cited By (1)

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