JPS587168Y2 - クラッチの離脱防止構造 - Google Patents

クラッチの離脱防止構造

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Publication number
JPS587168Y2
JPS587168Y2 JP16465577U JP16465577U JPS587168Y2 JP S587168 Y2 JPS587168 Y2 JP S587168Y2 JP 16465577 U JP16465577 U JP 16465577U JP 16465577 U JP16465577 U JP 16465577U JP S587168 Y2 JPS587168 Y2 JP S587168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
external
internal gear
external gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP16465577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5490577U (ja
Inventor
塩谷千太郎
小宮啓司
大島博
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Publication of JPS5490577U publication Critical patent/JPS5490577U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外歯ギアを回転軸軸芯方向にスライドさせ、
該外歯ギアを内歯ギアに噛合わせて動力を伝通達するり
□ラッチにおいて、その外歯ギアの離脱を防止する構造
に関する。
この種のものでは、機体振動等の外力を受けて外歯ギア
が不測に移動し、内歯ギアに対して離脱してしまう問題
があった。
そこで、上述の欠点を解消するものとして実開昭48−
65961号公報が示されている。
しかるに、この構造のものは、外歯ギアの峰部分におけ
る長手方向途中箇所に切欠き部分を設け、この切欠き部
分より内歯ギア側の非切欠き部分を、内歯ギアの爽に形
成した凹部内に入り込ませ、外歯ギアにおげろ内歯ギナ
側の非切欠き部分の切欠き部分側立ち上がり面と、内歯
ギアにおける凹部の外歯ギア側の立ち上がり面とを接当
させ、外歯ギアと内歯ギアとの離脱を阻止するようにし
ている為、内歯ギアの奥に凹部を形成しなければならず
、加工が面倒で製作上不都合なものであった。
本考案は、上記の点に鑑み、内歯ギアに対する外歯ギア
の離脱防止構造を、加工簡単で、製作上有利に得られる
ようにすることを目的とする。
本考案によるクラッチの離脱防止構造の特徴とする構成
は、ミッションケース内に設ケた軸3に対してその軸線
方向で摺動自在に第1外歯ギアを支承させ、その第1外
歯ギアと前記軸の軸端部に支承させた内歯ギアとを前記
第1外歯ギアの摺動操作によって係脱自在に構成すると
共に、前記第1外歯ギアには、各噛合歯の立上り側面に
、その立上り方向に沿った段部な設けて、前記内歯ギア
寄゛り側には犬歯厚部分を、その反対側には小歯厚部分
を形威し、その犬歯厚部分を前記内歯ギアに噛合させた
状態で前記小歯厚部分が別軸に支承させた第2外歯ギア
に噛合すべくこれら各ギアの配設位置を設定した点にあ
り、斯かる構成かも次の如くの作用効果を奏し得られる
すなわち、クラッチにおげろ外歯ギアの離脱を、クラッ
チの外歯ギアの立ち上り面に形成した段部と、クラッチ
の外歯ギアに動力を伝達する別の外歯ギアの噛合せによ
って行なわせるものであるから、従来のような、クラッ
チの外歯ギアと内歯ギアの両方に、しかも、内歯ギアの
奥に四部を形成するといった面倒々加工を不用にできる
に至り、外歯ギアの内歯ギアからの離脱防止構造を、ク
ラッチの外歯ギアの立ち上り面に段部を形成するといっ
た簡単な加工と、クラッチの外歯ギアに動力を伝達する
別の外歯ギアの配設位置の設定により行なわすことがで
きるに至った。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
耕耘機における変速機構1を構成するに、工/ジノから
の動力を受ける第1軸2、第1軸2と一体回転する第2
軸、3、前記第1軸2あるいに工、第2軸3かも動力を
受けて走行装置を駆動する第3軸4をミッションケース
5に軸架し、前記第1軸2!/c第1摺動ギア6をスプ
ライン嵌合すると共に、小径の第2ギアIと大径の第3
ギア8及び、前記第1摺動ギア6に咬合する内歯ギア9
を一体連設してなる遊転ギア10を遊嵌し、第2軸3に
大径の第4ギア11と小径のクラッチの外歯ギアを構成
する第5ギア12から戒る第2摺動ギア13をスプライ
/嵌合し、そして第3軸4に大径の第6ギア14及び小
径の第7ギア15を固着してあり、以下の咬合態様によ
り前進三速及び後進−速を得るように構成されている。
()+前進第1速 第5ギア12−?第3ギア8−+第2ギア7−+第7ギ
ア15 I)前進第2速 第1ギア6−?第6ギア14 ■)前進第3速 第1ギア6−+内歯ギア9−p第2ギア7−p第7ギア
15 酌 後進 第4ギア11−p第6ギア14 前記第2軸3と同軸状に動力取出軸16が軸支されると
ともに、動力取出軸16の軸端に前記第5ギア12に咬
合する内歯ギア17を連設し、前記第2摺動ギア13の
摺動終端において、前記第5ギア12が前記第3ギア8
と内歯ギア17の両方に咬合するべく構成してあり、も
って、前進第1速でのみ、動力取出軸16に動力を伝達
し、ロータリー耕耘装置を駆動して作業走行できるよう
にクラッチ18を構威しである。
前記第5ギア12は、第1図、第2図に示すように、各
噛合歯a・・・の総てに、内歯ギア17寄り側には犬歯
厚部分を、その反対側には小歯厚部分を形成するように
、内歯ギア17と第5ギア12との噛合部分とそれより
も横外側方に突出する部分との境界部分の立上り側面す
に段部19を形成してあって、前記第5ギア12が内歯
ギア17に内嵌係合するクラッチ18の入り状態におい
て、前記第3ギア8が第5ギア12の転位肉径部分に係
合し、第5ギア12かもの回転伝達力により、第3ギア
8が四部19に一部入り込んだ状態となり、第2摺動ギ
ア13がクラッチ18の切り方向に移動するのを阻止す
るべく構成上である。
本考案は、上記実施例内ような耕耘装置に動力を伝達す
るクラッチ18に限らず、要するに、第5ギア12がそ
の移動により第3ギア8に係合しなから内歯ギア17に
係合させるもの、即ち、第1外歯ギア12の移動により
第2外歯ギア8に係合しむがら、内歯ギア17に係合さ
せるタイプのクラッチであれば、すべてに適用できる。
尚、第1外歯ギア12の、第2外歯ギア8との係合する
相当箇所の表面の一部を、他部より軟質に構威し、使用
に伴って早期に凹部19が形成されるように構成するも
のでも良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るクラッチの離脱防止構造の実施例を
示し、第1図は耕耘機の変速機構を示す縦断面図、第2
図は第1外歯ギアの要部の斜視図、第3図はクラッチ入
り状態における第1外歯ギアと第2外歯ギアとの保合状
態を示す要部の正面図である。 12・・・・・・外歯ギア、a・・・・・・噛合歯、b
・・・・・・立上り側面、19・・・・・・段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミッションケース5内に設けた軸3に対してその軸線方
    向で摺動自在に第1外歯ギア12を支承させ、その第1
    外歯ギア12と前記軸3の軸端□部に支承させた内歯ギ
    ア17と前記第1外歯ギア12の摺動操作によって係脱
    自在に構成すると共に、前記第1外歯ギア12には、各
    噛合歯a・・・の立上り側面b・・・に、その立上り方
    向に沿った段部19を設けて、前記内歯ギア17寄り側
    には犬歯厚部分を、その反対側には小歯厚部分を形威し
    、その犬歯厚部分を前記内歯ギア17に噛合させた状態
    で前記小歯厚部分が別軸2に支承させた第2外歯ギア8
    に噛合すべくこれら各ギア8.12.17の配設位置を
    設定しであることを特徴とするクラッチの離脱防止構造
JP16465577U 1977-12-07 1977-12-07 クラッチの離脱防止構造 Expired JPS587168Y2 (ja)

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JP16465577U JPS587168Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 クラッチの離脱防止構造

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JP16465577U JPS587168Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 クラッチの離脱防止構造

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Publication Number Publication Date
JPS5490577U JPS5490577U (ja) 1979-06-27
JPS587168Y2 true JPS587168Y2 (ja) 1983-02-08

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ID=29162397

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JP16465577U Expired JPS587168Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 クラッチの離脱防止構造

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JP5928239B2 (ja) * 2012-08-10 2016-06-01 井関農機株式会社 薬液散布車両

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JPS5490577U (ja) 1979-06-27

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