JPS5870967A - ろう付け方法 - Google Patents
ろう付け方法Info
- Publication number
- JPS5870967A JPS5870967A JP17041181A JP17041181A JPS5870967A JP S5870967 A JPS5870967 A JP S5870967A JP 17041181 A JP17041181 A JP 17041181A JP 17041181 A JP17041181 A JP 17041181A JP S5870967 A JPS5870967 A JP S5870967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- metal
- filler metal
- brazed
- union
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は形状の複雑な構造物例えばアルミニウム製熱交
換器のチューブとユニオンとを炉中ろう付けにてコアと
一体でろう付けするろう付は方法に関するものである。
換器のチューブとユニオンとを炉中ろう付けにてコアと
一体でろう付けするろう付は方法に関するものである。
従来、第1図に示すようなフィン1、チューブ2、側板
3、及びユニオン5より成るアルミニウム製熱交換器の
ごときチューブ2とユニオン6とのろう付においてユニ
オン5が複数個しかも任意の方向に向いて取り付けられ
ている構造物におけるろう付は方法は、まず第2図に示
すようにチューブ2の外形状に合うよう成形した線状の
ろう材4を、チューブ2の両端に巻き付は第3図及び第
4図に示すようにユニオン5の孔部6aにチーーブ2を
挿入する。しかるのち、ろう付炉中に熱交換器を入れろ
う付けを行っている。その際炉中で前記接合部が加熱さ
れることによりチューブ2の外形状に巻いたろう材4が
溶融する。しかし前記チー−ブ2及び、ユニオン6とろ
う材4の接触している面積が小さい為に、溶融したろう
が毛細管現象で間隙部に流入するよりも自重により鉛直
方向の一方に流れ落ち良好なろう付接合が得られない。
3、及びユニオン5より成るアルミニウム製熱交換器の
ごときチューブ2とユニオン6とのろう付においてユニ
オン5が複数個しかも任意の方向に向いて取り付けられ
ている構造物におけるろう付は方法は、まず第2図に示
すようにチューブ2の外形状に合うよう成形した線状の
ろう材4を、チューブ2の両端に巻き付は第3図及び第
4図に示すようにユニオン5の孔部6aにチーーブ2を
挿入する。しかるのち、ろう付炉中に熱交換器を入れろ
う付けを行っている。その際炉中で前記接合部が加熱さ
れることによりチューブ2の外形状に巻いたろう材4が
溶融する。しかし前記チー−ブ2及び、ユニオン6とろ
う材4の接触している面積が小さい為に、溶融したろう
が毛細管現象で間隙部に流入するよりも自重により鉛直
方向の一方に流れ落ち良好なろう付接合が得られない。
又ろう材4はチューブ2の外形状に合せて巻いている為
、その継ぎ口部41が炉中で加熱されると熱応力で広が
り、ろう材4が溶融した際に継ぎ口部4゛に当たるチー
ープ2とユニオン5の接合部間隙にろう材4が流入しな
い。さらに継ぎ口部4′が広がり過ぎると炉中でろう材
4が溶融する以前に落下する等の欠点を有していた。
、その継ぎ口部41が炉中で加熱されると熱応力で広が
り、ろう材4が溶融した際に継ぎ口部4゛に当たるチー
ープ2とユニオン5の接合部間隙にろう材4が流入しな
い。さらに継ぎ口部4′が広がり過ぎると炉中でろう材
4が溶融する以前に落下する等の欠点を有していた。
本発明は上記従来の欠点を解決せんとするものであり、
以下その一実施例について第6〜8図に基づいて説明す
る。
以下その一実施例について第6〜8図に基づいて説明す
る。
これらの図において第1図に示すアルミニウム製熱交換
器とその構成部品はろう材4を除いて同一である。すな
わち、1はろう材が両面にクラッドされたフィン、2は
冷媒通路を有する偏平チー−7’、3は側板、5はユニ
オンである。本実施例においては前記偏平チューブ2は
第2被ろう骨部材、ユニオン5は第1被ろう骨部材を示
す。6はチューブ2とユニオン6とをろう付する板状の
ろう材で0.6〜1.6mm程度の厚みを有している。
器とその構成部品はろう材4を除いて同一である。すな
わち、1はろう材が両面にクラッドされたフィン、2は
冷媒通路を有する偏平チー−7’、3は側板、5はユニ
オンである。本実施例においては前記偏平チューブ2は
第2被ろう骨部材、ユニオン5は第1被ろう骨部材を示
す。6はチューブ2とユニオン6とをろう付する板状の
ろう材で0.6〜1.6mm程度の厚みを有している。
またこのろう材6は板状であるため第1被ろう骨部材で
あるユニオン6の面と面接触可能であり、もって板状面
6bが当接面を構成する。さらにこのろう材6の中央部
にはチーープ2の外形状に密着挿入可能な孔6aを設け
ている。もちろん、板状のろう材の大きさ、形状等は、
被ろう骨部材の接合部分の大きさ形状に応じて決めるも
のとする。
あるユニオン6の面と面接触可能であり、もって板状面
6bが当接面を構成する。さらにこのろう材6の中央部
にはチーープ2の外形状に密着挿入可能な孔6aを設け
ている。もちろん、板状のろう材の大きさ、形状等は、
被ろう骨部材の接合部分の大きさ形状に応じて決めるも
のとする。
ここでチーープ2とユニオン6とをろう付するに際し第
6図に示すように、ろう材6の孔6aに偏平チー−プ2
を密着挿入し、チーーブ2の先端をユニオン5′の孔部
5aに挿入し、さらにろう材6ヲユニオン5の接合面6
bにも密着させる。
6図に示すように、ろう材6の孔6aに偏平チー−プ2
を密着挿入し、チーーブ2の先端をユニオン5′の孔部
5aに挿入し、さらにろう材6ヲユニオン5の接合面6
bにも密着させる。
次にこれらの組立品を炉中にて前記ろう材6の溶融温度
以上に両被ろう骨部材を加熱することによって、ろう材
6が溶融する。その際、ユニオン5とろう材6とが従来
より接触面が犬で密着しているので、溶融したろうが拡
散して自重により流れ落ちるよりも、毛細管現象により
、接合部間隙に流入して孔部6aにおいて前記側被ろう
骨部材2.5を確実にろう付けすることができる。
以上に両被ろう骨部材を加熱することによって、ろう材
6が溶融する。その際、ユニオン5とろう材6とが従来
より接触面が犬で密着しているので、溶融したろうが拡
散して自重により流れ落ちるよりも、毛細管現象により
、接合部間隙に流入して孔部6aにおいて前記側被ろう
骨部材2.5を確実にろう付けすることができる。
この際に特に大切なことはろう材6が溶融して流れ落ち
ぬようろう材6に完全に溶融しない半溶融状態の部分あ
るいは非溶融状態の部分である芯6゛を残しているとこ
ろにある。すなわち、炉中に上記組立品を入れて加熱す
るとろう材6の露出している表面並びにユニオン6、チ
ーーブ2も加熱されているのでこれらと接触している部
分から徐々に溶融し始め加熱時間を長くすればいずれは
ろう材6のすべてが溶融するが、ここではこの加熱時間
(キープ時間)をある一定時間としてろう材6の中央部
に芯6゛を形成しているのである。
ぬようろう材6に完全に溶融しない半溶融状態の部分あ
るいは非溶融状態の部分である芯6゛を残しているとこ
ろにある。すなわち、炉中に上記組立品を入れて加熱す
るとろう材6の露出している表面並びにユニオン6、チ
ーーブ2も加熱されているのでこれらと接触している部
分から徐々に溶融し始め加熱時間を長くすればいずれは
ろう材6のすべてが溶融するが、ここではこの加熱時間
(キープ時間)をある一定時間としてろう材6の中央部
に芯6゛を形成しているのである。
この芯61を形成するためには炉内の温度、ろう材6の
板厚、加熱時間の関係で決定されるが、実験によると第
8図に示すデータが得られた。すなわちこの図において
、一般的なろう材を使用する炉内の温度は600℃が多
いのでろう付温度を600℃と固定してろう材6の板厚
と非溶融状態の芯6′を形成するための加熱時間(キー
プ時間)の関係を表わしたものである。例えばろう材6
の板厚が1.0mの時、約2分40秒加熱を続けるとろ
う材6が全溶融するためこのキープ時間以内の約2分余
りの加熱であれば非溶融状態の芯6“が生じることがわ
かる。
板厚、加熱時間の関係で決定されるが、実験によると第
8図に示すデータが得られた。すなわちこの図において
、一般的なろう材を使用する炉内の温度は600℃が多
いのでろう付温度を600℃と固定してろう材6の板厚
と非溶融状態の芯6′を形成するための加熱時間(キー
プ時間)の関係を表わしたものである。例えばろう材6
の板厚が1.0mの時、約2分40秒加熱を続けるとろ
う材6が全溶融するためこのキープ時間以内の約2分余
りの加熱であれば非溶融状態の芯6“が生じることがわ
かる。
なお、上記実施例におけるろう材6は板状であるが、こ
れに限定されるものでなく、要は芯6゛が残る状態で流
れ落ちない程度の面接触が被ろう骨部材との間に生じれ
ばよい。また、ろう材6の孔6aについても、途中でき
れていてもよく、接合部分にとりつけた時、全周に行き
わたるようになれば孔の形にとられれない。
れに限定されるものでなく、要は芯6゛が残る状態で流
れ落ちない程度の面接触が被ろう骨部材との間に生じれ
ばよい。また、ろう材6の孔6aについても、途中でき
れていてもよく、接合部分にとりつけた時、全周に行き
わたるようになれば孔の形にとられれない。
以上の説明からも明らかな如く、本発明によれば、第1
被ろう骨部材の孔部に第2被ろう骨部材を挿入させると
共にとの両被ろう骨部材に当接させて接合部分の全周に
所定厚のろう材を設け、その後炉中にてろう材の少なく
とも略中央部が芯として残るように加熱溶融し、この溶
融したろう材を両被ろう部材の接合間に流入させたもの
で、複数個、しかも任意の方向に向いている構造物にお
いてろう材が流れおちたり、ろう付不良を生じたりする
ことがなく両被ろう骨部材を容易に、かつ確実にろう付
けすることができると共に従来のようにろう付は後に修
正する必要がなく、従って修正工程が不要となり、ひい
ては製造コストを安価にする事が出来るという優れた効
果がある。
被ろう骨部材の孔部に第2被ろう骨部材を挿入させると
共にとの両被ろう骨部材に当接させて接合部分の全周に
所定厚のろう材を設け、その後炉中にてろう材の少なく
とも略中央部が芯として残るように加熱溶融し、この溶
融したろう材を両被ろう部材の接合間に流入させたもの
で、複数個、しかも任意の方向に向いている構造物にお
いてろう材が流れおちたり、ろう付不良を生じたりする
ことがなく両被ろう骨部材を容易に、かつ確実にろう付
けすることができると共に従来のようにろう付は後に修
正する必要がなく、従って修正工程が不要となり、ひい
ては製造コストを安価にする事が出来るという優れた効
果がある。
いたろう材の斜視図、第3図は従来例の説明に供するチ
ューブとユニオンにろう材を取り付けた状態を示す部分
斜視図、第4図は第3図の断面図、第5図は本発明の説
明に供するチーープとユニオンにろう材を取付けた状態
を示す部分断面図、第6図は本発明に使用するろう材の
斜視図、第7図は第6図のろう一材溶融時、の部分拡大
図、第8図はろう材の板厚とキープ時間の関係を示すグ
ラフである。 2・・・・・・チーープ(第2被ろう付部材)、6・・
・・・・ユニオン(第1被ろう付部材)、6・・・・・
・ろう材、61・・・・・・芯。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名WA
1図 / 23 iI2図 第 3 図 14図 第5図 第7図 第8図 択4C%%ノ
ューブとユニオンにろう材を取り付けた状態を示す部分
斜視図、第4図は第3図の断面図、第5図は本発明の説
明に供するチーープとユニオンにろう材を取付けた状態
を示す部分断面図、第6図は本発明に使用するろう材の
斜視図、第7図は第6図のろう一材溶融時、の部分拡大
図、第8図はろう材の板厚とキープ時間の関係を示すグ
ラフである。 2・・・・・・チーープ(第2被ろう付部材)、6・・
・・・・ユニオン(第1被ろう付部材)、6・・・・・
・ろう材、61・・・・・・芯。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名WA
1図 / 23 iI2図 第 3 図 14図 第5図 第7図 第8図 択4C%%ノ
Claims (1)
- (1)第1被ろう付部材の孔部に第2被ろう付部材を挿
入させると共に、この両被ろう付部材に当接させて接合
部分の全周に所定厚のろう材を設け、その後炉中にてろ
う材の少なくとも略中央部が芯として残るよう加熱溶融
し、この溶融したろう材を両被ろう付部材の接合間に流
入させたろう付は方法。 (≧ ろう材は第2被ろう付部材に密着挿入可能な孔と
第1被ろう付部材に当接する当接面を備えた板状である
特許請求の範囲第1項記載のろう付は方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17041181A JPS5870967A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | ろう付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17041181A JPS5870967A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | ろう付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870967A true JPS5870967A (ja) | 1983-04-27 |
JPS6345918B2 JPS6345918B2 (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=15904421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17041181A Granted JPS5870967A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | ろう付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870967A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077769A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | 鐘淵化学工業株式会社 | 吸着体の製造法 |
WO2021145036A1 (ja) * | 2020-01-16 | 2021-07-22 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6551421B1 (en) * | 2000-11-20 | 2003-04-22 | Honeywell International Inc. | Brazing foil performs and their use in the manufacture of heat exchangers |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP17041181A patent/JPS5870967A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077769A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | 鐘淵化学工業株式会社 | 吸着体の製造法 |
JPH0471551B2 (ja) * | 1983-10-05 | 1992-11-16 | Kanegafuchi Chemical Ind | |
WO2021145036A1 (ja) * | 2020-01-16 | 2021-07-22 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器の製造方法 |
JPWO2021145036A1 (ja) * | 2020-01-16 | 2021-07-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6345918B2 (ja) | 1988-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100202158B1 (ko) | 알루미늄 부재의 접합법 | |
US5692300A (en) | Method for forming aluminum tubes and brazing a lockseam formed therein | |
US4744505A (en) | Method of making a heat exchanger | |
JP5800778B2 (ja) | 接合方法および半導体装置の製造方法 | |
US4172548A (en) | Method of fluxless brazing for aluminum structures | |
JPS5870967A (ja) | ろう付け方法 | |
JPH0732133A (ja) | 熱交換器用偏平チューブの製造方法 | |
JP2904638B2 (ja) | ロー付け方法及びロー付け接合体 | |
JPH0790361B2 (ja) | アルミニウム製部材の結合方法並びにその方法による熱交換器の製造方法 | |
JPH02268966A (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JP2798760B2 (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JPH1038493A (ja) | アルミニウム製熱交換器及びその製造方法 | |
JPS63148B2 (ja) | ||
EP0160002B1 (en) | A method of affixing tubes to headers in a heat exchanger | |
JPS59133972A (ja) | 熱交換器用コネクタ部の製造方法 | |
JPS6113088A (ja) | ろう付方法 | |
JPS6046864A (ja) | ろう付溶接方法 | |
JP2703062B2 (ja) | アルミニウム製積層型エバポレータの製造方法 | |
JP2808898B2 (ja) | チップ部品の実装方法 | |
JPH07108473B2 (ja) | ろう付け用材料およびこれを用いた接着方法 | |
JPS62110864A (ja) | ろう付け方法 | |
JPS6051944B2 (ja) | 管と管板の接合方法 | |
JPS598461B2 (ja) | 熱交換器用フイン付アルミニウム管の接続方法 | |
JPS5985366A (ja) | ろう付け方法 | |
JP2001252760A (ja) | アルミニウム合金組み立て品の短時間ろう付方法 |