JPS586734Y2 - 自動車用シ−トバツク - Google Patents
自動車用シ−トバツクInfo
- Publication number
- JPS586734Y2 JPS586734Y2 JP1976114174U JP11417476U JPS586734Y2 JP S586734 Y2 JPS586734 Y2 JP S586734Y2 JP 1976114174 U JP1976114174 U JP 1976114174U JP 11417476 U JP11417476 U JP 11417476U JP S586734 Y2 JPS586734 Y2 JP S586734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- pads
- pad
- automobile seat
- connecting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 claims 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/70—Upholstery springs ; Upholstery
- B60N2/7017—Upholstery springs ; Upholstery characterised by the manufacturing process; manufacturing upholstery or upholstery springs not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用シートバンクのパッド部分の改良に関
するものであり、メインパッドとセーフティパッドとを
織布を連結部として介在させて衝き合せ上縁で連続され
た一体形に成形することにより、パッドの成形を容易に
するとともに、シートバック製造の作業能率を向上し、
コストダウンを図ることを目的としている。
するものであり、メインパッドとセーフティパッドとを
織布を連結部として介在させて衝き合せ上縁で連続され
た一体形に成形することにより、パッドの成形を容易に
するとともに、シートバック製造の作業能率を向上し、
コストダウンを図ることを目的としている。
従来のシートバックのパッドはばね受材としての布帛を
一体で発泡させた合成樹脂発泡体のメインパッドと、セ
ーフティバンドとの２つの構成部品からなっており、シ
ートバックフレームへ組み付ける際には、両パッドの縁
部分を接着剤で接着して掌合するか、またはポリカバー
をかぶせて仮止めする必要があり、作業工数や部品点数
の増加によりコスト高となっていた。
一体で発泡させた合成樹脂発泡体のメインパッドと、セ
ーフティバンドとの２つの構成部品からなっており、シ
ートバックフレームへ組み付ける際には、両パッドの縁
部分を接着剤で接着して掌合するか、またはポリカバー
をかぶせて仮止めする必要があり、作業工数や部品点数
の増加によりコスト高となっていた。
一方、メインパッドとセーフティパッドを別体とせずに
、両パッドを一体に成形したスリッパタイプのものも知
られているが、モールド型構造が複雑となり、成形後の
製品をモールド型から脱型する際の作業工数も大となる
こと、および入子式となるために型の熱容量が局部的に
異なり、成形サイクルが長くなり、均一な性状の製品が
得難いこと、更に型製作費自体が高いこと等の欠点があ
った。
、両パッドを一体に成形したスリッパタイプのものも知
られているが、モールド型構造が複雑となり、成形後の
製品をモールド型から脱型する際の作業工数も大となる
こと、および入子式となるために型の熱容量が局部的に
異なり、成形サイクルが長くなり、均一な性状の製品が
得難いこと、更に型製作費自体が高いこと等の欠点があ
った。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載する構成とする
ことにより、上述のごとき欠点の除去を図ったものであ
る。
ことにより、上述のごとき欠点の除去を図ったものであ
る。
次に図面について本考案の構成を説明する。
図面はヘッドレスト分離式のシートバックに本考案を適
用した実施例を示すものであって、第１図に示すように
シートバックの座席側とされるメインパッド１の衝き合
せ上縁にヒンジ式に連結部２が形成されており、この連
結部２で連結されてシートバンクの背面側とされるセー
フティパッド３が設けられている。
用した実施例を示すものであって、第１図に示すように
シートバックの座席側とされるメインパッド１の衝き合
せ上縁にヒンジ式に連結部２が形成されており、この連
結部２で連結されてシートバンクの背面側とされるセー
フティパッド３が設けられている。
第２図は上記両パッド１゜３を展開して示した成形状態
の斜視図であり、一体形に発泡成形されたメインパッド
１と、セーフティパッド３と、該両パッド１，３を衝き
合せ上縁で連結する連結部２とよりなり、前記両パッド
１．３には凹部が形成された形状に発泡成形されている
状態を示しており、第３図は成形状態における連結部２
付近の拡大断面図であり、メインパラド１とセーフティ
パッド３の発泡成形体の前記凹部並びに上縁部を含む内
表面に布帛４が密着配置され、該布帛４が前記両パッド
１，３の衝き合せ上級で連続し、前記布帛４のみにより
連結部２が形成されている状態を示す。
の斜視図であり、一体形に発泡成形されたメインパッド
１と、セーフティパッド３と、該両パッド１，３を衝き
合せ上縁で連結する連結部２とよりなり、前記両パッド
１．３には凹部が形成された形状に発泡成形されている
状態を示しており、第３図は成形状態における連結部２
付近の拡大断面図であり、メインパラド１とセーフティ
パッド３の発泡成形体の前記凹部並びに上縁部を含む内
表面に布帛４が密着配置され、該布帛４が前記両パッド
１，３の衝き合せ上級で連続し、前記布帛４のみにより
連結部２が形成されている状態を示す。
前記メインパッド１とセーフティパッド３はウレタンフ
オームで形成されているが、成形時に前記両パッド１，
３の凹部及び連結部２となる上縁部を形成する部分を衝
き合せて一連に配置したメインパッド用とセーフティパ
ッド用との両雄型側の前記両パッド１゜３の凹部並びに
連結部２となる上縁部を含む内表面となる面全体に、寒
冷紗のごとき薄手の布帛４を一連に張り、原料の雌型側
への注入発泡により成形体の凹部並びに上縁を含む内表
面に該布帛４を一体に密着させることにより、メインパ
ッド１とセーフティパッド３とが形成されると共に、該
メインパッド１とセーフティパッド３とをヒンジ式に連
ねる連結部２が布帛４のみにより両パッド１．３の衝き
合せ上縁に形成される。
オームで形成されているが、成形時に前記両パッド１，
３の凹部及び連結部２となる上縁部を形成する部分を衝
き合せて一連に配置したメインパッド用とセーフティパ
ッド用との両雄型側の前記両パッド１゜３の凹部並びに
連結部２となる上縁部を含む内表面となる面全体に、寒
冷紗のごとき薄手の布帛４を一連に張り、原料の雌型側
への注入発泡により成形体の凹部並びに上縁を含む内表
面に該布帛４を一体に密着させることにより、メインパ
ッド１とセーフティパッド３とが形成されると共に、該
メインパッド１とセーフティパッド３とをヒンジ式に連
ねる連結部２が布帛４のみにより両パッド１．３の衝き
合せ上縁に形成される。
前記布帛４は両パッド１，３の連結部２以外のところで
は、雄型にしたがって伸展され、両パッド１，３の内表
面に密着配置されている。
は、雄型にしたがって伸展され、両パッド１，３の内表
面に密着配置されている。
脱型後連結部２の位置で折り曲げてシートバンクフレー
ムその他の構成部品（図示省略）を包み込むように両パ
ッド１゜３を掌合して中空の掌合状に組み付け、外装を
施しシートバンクするものである。
ムその他の構成部品（図示省略）を包み込むように両パ
ッド１゜３を掌合して中空の掌合状に組み付け、外装を
施しシートバンクするものである。
上記布帛４はメインパッド１とセーフティパッド３とを
成形時に一連に連続させ、脱型後にヒンジ部分とするも
のであり、単にウレタン樹脂発泡体のみでヒンジ部を含
む全体を一連に連続させて成形する場合に比べて、成形
後の脱型作業が容易で、かつ発泡体層が剥れる恐れがな
く、また、たとえ成形時にヒンジ部近辺にウレタン樹脂
がまわらず欠肉が生じたとしてもヒンジ部として伺等支
障がない。
成形時に一連に連続させ、脱型後にヒンジ部分とするも
のであり、単にウレタン樹脂発泡体のみでヒンジ部を含
む全体を一連に連続させて成形する場合に比べて、成形
後の脱型作業が容易で、かつ発泡体層が剥れる恐れがな
く、また、たとえ成形時にヒンジ部近辺にウレタン樹脂
がまわらず欠肉が生じたとしてもヒンジ部として伺等支
障がない。
更に前述のウレタン樹脂発泡体のみで成形する場合の前
述の欠肉を生ずるような欠陥を補うため、ヒンジ部を厚
内にすればヒンジ部の折曲作業が難しくなるばかりでな
く、折曲部が外に凸出して外観を損うが、本考案におい
ては、かかる欠陥は全く生じない。
述の欠肉を生ずるような欠陥を補うため、ヒンジ部を厚
内にすればヒンジ部の折曲作業が難しくなるばかりでな
く、折曲部が外に凸出して外観を損うが、本考案におい
ては、かかる欠陥は全く生じない。
なお、製品完成後には前記布帛４は両パッド１゜３の掌
合面内に隠され、シートカバーをかぶせる際に両パッド
１，３が分離しない程度の保持力があれば充分であるか
ら、強靭な織布、シートを用いる必要はなく、寒冷紗、
不織布のごとく比較的薄手で、成形体内の凹みに沿って
伸びることのできる低密度のものとすればよい。
合面内に隠され、シートカバーをかぶせる際に両パッド
１，３が分離しない程度の保持力があれば充分であるか
ら、強靭な織布、シートを用いる必要はなく、寒冷紗、
不織布のごとく比較的薄手で、成形体内の凹みに沿って
伸びることのできる低密度のものとすればよい。
なお、図示の例はヘッドレスト分離式を示したが、ヘッ
ドレスト一体式のシートバンクにも本考案を適用できる
ことは勿論である。
ドレスト一体式のシートバンクにも本考案を適用できる
ことは勿論である。
本考案は、上述のごとき構成、作用のものであって、メ
インパッドとセーフティバンドとは、両パッドの内表面
に一連に密着配置された布帛のみにより衝き合せ上級で
連結されているので、連結部は折曲自在であり、該連結
部で折曲げて両パッドを掌合させるだけでシートバック
本体を完成させることができ、接着剤の塗布作業を全く
必要としない。
インパッドとセーフティバンドとは、両パッドの内表面
に一連に密着配置された布帛のみにより衝き合せ上級で
連結されているので、連結部は折曲自在であり、該連結
部で折曲げて両パッドを掌合させるだけでシートバック
本体を完成させることができ、接着剤の塗布作業を全く
必要としない。
布帛は成形体層内面に配置され、両バンドの掌合時には
内部にかくされているので、外部に露出することがない
ため、シートバックフレームその他の構成部品を包み込
む作業を害うことがない。
内部にかくされているので、外部に露出することがない
ため、シートバックフレームその他の構成部品を包み込
む作業を害うことがない。
また両パッド部品の一体化成形により不良品の発生をほ
とんどなくして成形性、作業性を向上させ、コストダウ
ンを果し得る効果をも有している。
とんどなくして成形性、作業性を向上させ、コストダウ
ンを果し得る効果をも有している。
第１図はヘッドレスト分離式に適用した場合のシートバ
ックの斜視図、第２図は第１図の展開斜視図、第３図は
第２図の１−１線における拡大断面図である。 １・・・・・・メインパッド、２・・・・・・連結部、
３・・・・・・セーフティパッド、４・・・・・・布帛
。
ックの斜視図、第２図は第１図の展開斜視図、第３図は
第２図の１−１線における拡大断面図である。 １・・・・・・メインパッド、２・・・・・・連結部、
３・・・・・・セーフティパッド、４・・・・・・布帛
。
Claims (1)
- 一体形に発泡成形されたメインパッドと、セーフティパ
ッドと、該両パッドを衝き合せ上級で連結する布帛のみ
により形成される連結部とよりなり、前記両パッドには
凹部が形成され、前記両パッドの発泡成形体の前記凹部
並びに上縁部を含む内表面には布帛が密着配置され、該
布帛が前記両パッドの衝き合せ上級で連続し、前記布帛
のみにより連結部が形成されており、前記両バンドが連
結部で折曲げられて中空の基台状とされている自動車用
シートバック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976114174U JPS586734Y2 (ja) | 1976-08-25 | 1976-08-25 | 自動車用シ−トバツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976114174U JPS586734Y2 (ja) | 1976-08-25 | 1976-08-25 | 自動車用シ−トバツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5332602U JPS5332602U (ja) | 1978-03-22 |
| JPS586734Y2 true JPS586734Y2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=28723837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976114174U Expired JPS586734Y2 (ja) | 1976-08-25 | 1976-08-25 | 自動車用シ−トバツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586734Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6382268U (ja) * | 1986-11-19 | 1988-05-30 |
-
1976
- 1976-08-25 JP JP1976114174U patent/JPS586734Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5332602U (ja) | 1978-03-22 |
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