JPS5867151A - サボテンのジヤム - Google Patents
サボテンのジヤムInfo
- Publication number
- JPS5867151A JPS5867151A JP56168279A JP16827981A JPS5867151A JP S5867151 A JPS5867151 A JP S5867151A JP 56168279 A JP56168279 A JP 56168279A JP 16827981 A JP16827981 A JP 16827981A JP S5867151 A JPS5867151 A JP S5867151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cactus
- water
- jam
- fruit
- papain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、サボテンの果実または茎節を原料としたジ
ャムに関するものである。
ャムに関するものである。
良いジャムを造るには、ペクチンと酸と糖の配合が適正
であることが条件とされている。もちろんサボテンを原
料とした場合にも、この条件は適用される。しかし実際
にサボテンを加工してみると、この常識では律しきれな
い事実に当面する。
であることが条件とされている。もちろんサボテンを原
料とした場合にも、この条件は適用される。しかし実際
にサボテンを加工してみると、この常識では律しきれな
い事実に当面する。
即ちサボテンの細胞には、石灰塩類の濃厚な粘液が含ま
れていて、その高アルカリ度の粘稠液のだめに、ジャム
のゲル化に重要な働きをするペクチンが、分解退化して
しまいあとからかなり増量添加したペクチンも、却って
原料のゾル状態を促進するだけに終ってしまうのである
。この厄介な粘液を除去するには細断したサボテンを清
水中に投入し、水の浸透圧によって細胞から内液を追い
だしてしまう方法よりない。しかしこの処理だけでは不
十分で、ヌルヌルした粘液の存在ははっきり確認できる
し、実際に加工してみるとペクチンの退化も激しいこと
がわかるのである。′本発明はこの難点を除去するため
に考え出されたもので、以下その実施例を挙げながら説
明する。
れていて、その高アルカリ度の粘稠液のだめに、ジャム
のゲル化に重要な働きをするペクチンが、分解退化して
しまいあとからかなり増量添加したペクチンも、却って
原料のゾル状態を促進するだけに終ってしまうのである
。この厄介な粘液を除去するには細断したサボテンを清
水中に投入し、水の浸透圧によって細胞から内液を追い
だしてしまう方法よりない。しかしこの処理だけでは不
十分で、ヌルヌルした粘液の存在ははっきり確認できる
し、実際に加工してみるとペクチンの退化も激しいこと
がわかるのである。′本発明はこの難点を除去するため
に考え出されたもので、以下その実施例を挙げながら説
明する。
１、 まずサボテンの果実または茎節の刺毛及び刺座を
除去し、表皮を剥離したあと適当に細断してから流水中
に投じて約１０時間放置する。
除去し、表皮を剥離したあと適当に細断してから流水中
に投じて約１０時間放置する。
２、 原料を水中よシ引揚げて水洗後、鍋の中に入れて
サボテン１ ｋｇに対し水３ｔの割で注加し、加熱して
水温４５℃に達したら火を停めてあらかじめ小量の微温
湯に溶解しておいたパパイン酵素５２の液を加え、ざっ
と攪拌後蓋をしてそのま＼１時間靜置市る。この処理に
よってサボテンの容積は水を含んで最大となり、恰も水
ガラスを充填せしめた如き光沢を放った半透明状態を呈
している。
サボテン１ ｋｇに対し水３ｔの割で注加し、加熱して
水温４５℃に達したら火を停めてあらかじめ小量の微温
湯に溶解しておいたパパイン酵素５２の液を加え、ざっ
と攪拌後蓋をしてそのま＼１時間靜置市る。この処理に
よってサボテンの容積は水を含んで最大となり、恰も水
ガラスを充填せしめた如き光沢を放った半透明状態を呈
している。
３、 所定の時間を経過したら、そのま＼再び加熱して
漬液が沸騰した時点でパパイン煮汁１ｔに対し焼明呑２
ｙの割合で添加し、尚も２０分間煮熟を続−ける。鍋の
中の酵素はこの加熱によってその作用を停止上、明沓水
（水酸化アルミニウム）は酸性なのでサボテン中のアル
カリと反応して中和状態を呈する。この処理後のサボテ
ンを手に取ってみると、シャキシャキした感触で粘性は
ほとんど消えてしまっている。
漬液が沸騰した時点でパパイン煮汁１ｔに対し焼明呑２
ｙの割合で添加し、尚も２０分間煮熟を続−ける。鍋の
中の酵素はこの加熱によってその作用を停止上、明沓水
（水酸化アルミニウム）は酸性なのでサボテン中のアル
カリと反応して中和状態を呈する。この処理後のサボテ
ンを手に取ってみると、シャキシャキした感触で粘性は
ほとんど消えてしまっている。
４、 次に該処理済のサボテンを煮汁中よシ取シ出して
よく洗滌してから材料と等量の砂糖を加えて煮熟し、そ
の過程中に杓子などで素材を押潰し、煮詰まってきた時
点でペクチンと酸の適量を添加して仕上げるのである。
よく洗滌してから材料と等量の砂糖を加えて煮熟し、そ
の過程中に杓子などで素材を押潰し、煮詰まってきた時
点でペクチンと酸の適量を添加して仕上げるのである。
こうして出来上ったジャムは、ゲル化もよくおこなわれ
てサボテン特有の香味を帯びたジャムとなっている。
てサボテン特有の香味を帯びたジャムとなっている。
本発明はかくの如くパパイン酵素を利用することによっ
て、従来不可能と考えられていたサボテンのジャム化に
成功し、将来はジュースや飴やゼリーの原料として応用
範囲も拡大されるという効果を生じた。
て、従来不可能と考えられていたサボテンのジャム化に
成功し、将来はジュースや飴やゼリーの原料として応用
範囲も拡大されるという効果を生じた。
註 本発明に使用したパパイン酵素は、タンパク質分解
酵素として一般には医薬経口剤に用いられているもので
、至適温度（４５℃）下に於ては細胞の液腔に水の分子
を容易に透過導入せしめる媒体的作用を持つものとして
知られている。
酵素として一般には医薬経口剤に用いられているもので
、至適温度（４５℃）下に於ては細胞の液腔に水の分子
を容易に透過導入せしめる媒体的作用を持つものとして
知られている。
尚本発明に用いたパパイン酵素は、西ドイツメルク社製
のパパイン１ ： ３５０である。
のパパイン１ ： ３５０である。
Claims (1)
- サボテンの果実または茎節を原料としてジャムを製造す
る工程中に於て、材料のゲル化に著るしく障害となるサ
ボテンの含有粘液を除去する目的のもとに、パパイン酵
素の若干を溶・解した微温湯中に、細断したサボテンの
原料を数時間浸漬せしめた後、常法に従ってジャム加工
をおこなうことを特長としたサボテンのジャム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56168279A JPS5867151A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | サボテンのジヤム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56168279A JPS5867151A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | サボテンのジヤム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5867151A true JPS5867151A (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=15865065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56168279A Pending JPS5867151A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | サボテンのジヤム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5867151A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000064279A1 (en) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | E Excel International Inc. | Cactus fruit health products |
| US6210738B1 (en) | 1999-04-23 | 2001-04-03 | E Excel Internatioanal Inc. | Freeze-dried ginseng berry tea |
| US6238672B1 (en) | 1999-04-23 | 2001-05-29 | E. Excel International Inc. | Dietary supplements containing dehydrated cactus fruit juice and ginseng berry juice |
| US6524626B2 (en) | 1999-04-23 | 2003-02-25 | E Excel International, Inc. | Ginseng berry topical products |
| US6576286B1 (en) | 1999-04-23 | 2003-06-10 | E Excel International | Cactus fruit drinks and food products |
| CN103250935A (zh) * | 2013-04-16 | 2013-08-21 | 蚌埠市金旺食品有限公司 | 一种仙人掌草莓紫米果酱及其制备方法 |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP56168279A patent/JPS5867151A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000064279A1 (en) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | E Excel International Inc. | Cactus fruit health products |
| US6210738B1 (en) | 1999-04-23 | 2001-04-03 | E Excel Internatioanal Inc. | Freeze-dried ginseng berry tea |
| US6238672B1 (en) | 1999-04-23 | 2001-05-29 | E. Excel International Inc. | Dietary supplements containing dehydrated cactus fruit juice and ginseng berry juice |
| JP2002541872A (ja) * | 1999-04-23 | 2002-12-10 | イー エクセル インターナショナル インコーポレイテッド | サボテン果実健康製品 |
| US6524626B2 (en) | 1999-04-23 | 2003-02-25 | E Excel International, Inc. | Ginseng berry topical products |
| US6576286B1 (en) | 1999-04-23 | 2003-06-10 | E Excel International | Cactus fruit drinks and food products |
| CN103250935A (zh) * | 2013-04-16 | 2013-08-21 | 蚌埠市金旺食品有限公司 | 一种仙人掌草莓紫米果酱及其制备方法 |
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