JPS5867114A - 接地式刈払機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接地式の刈払機に餉する。

従来の刈払機は管状の部材の一端にｂ転刃を取付け、他
端に可撓回転軸を介してエンジン等の動力部を取付けた
形式のものが一般的であり作業者はエンジン等の動力部
を背負ったり、肩掛けしたまま管状部材に取付けた把手
を保持して草の刈払いを行っていた。したがって作業に
大きな労力を安するだけでなく、刈払機の各部から発生
する振動が作業者に＠接伝わることとなり、エンジンの
排ガスや騒音と相俟って草刈り作業はきわめて過酷な労
働となっていた０そこで、本発明はかかる従来の刈払機
の欠点を解消した新規な刈払機を提供する目的でなされ
たものであって、動力部から下方へ傾斜して伸びる回転
軸の前部に草刈刃及び接地脚体を取付け、刈払機本体の
荷重の相当部分をこの接地脚体に負担させ、へンドル操
作により刈払機を地表面を滑動させながら刈払い作業を
行い、接地脚体の負荷が増大して回転を停止したときに
は、その負荷を軽減して再回転できるようにしたもので
ある。

以下、図面に沿って実施例の説明を行う。

第１図は刈払機の平面図、第２図は側面図、第３図は要
部断面図であって、シャーシ１にはエンジンアセンブリ
２が取付けられている。また、シャーシｌの下部には後
方にやや上り勾配にて伸びるハンドル３が取付けられて
おり、その上端には把手３／が取付けられている。

図から明らかなように、このエンジンアセンブリ２は傾
斜して取付けられており、その回転軸４は地表面に対し
３０°の傾斜角にて下方へ伸びている。そして、回転軸
４のトルクはギヤ５．６を介して垂直な回転軸７へ伝達
されるようになっている。この回転軸７には草刈刃８及
び接地脚体９が取付けられている。

また、回転軸４を収納する管体１０には、テコ材１１が
取付けられている。このテコ材１１は、円管を屈曲して
形成されているか、刈払い作業時には、その下面は地表
よりも数Ｃｍ上方にあって、刈払機の走行の負荷とはな
らないようになっている。１２は、飛散小石防禦のため
のガード板である。

次に、取扱いの説明を行う。

エンジンを始動し、回転数を上げていくと遠心クラッチ
（図示せず）がつながり、草刈刃８及び接地脚体９はエ
ンジンの回転数と等しい回転数で同転を開始する。なお
、草刈刃８と接地脚体９の間に減速機を介在させ、接地
脚体９の回転速度を草刈刃８の回転速度より小さくして
もよい。

このようにして接地脚体９を回転させると、接地脚体９
の底面と地表面の間に回転摩擦が生じ、把手３・を握っ
て刈払機を左右に少し傾けたり、軽く左右に振るだけで
、刈払機は滑らかに地表を滑動することとなり、作業者
は僅かな労力で刈払い作業を行うことができるのである
〇このとき、上述のようにテコ材１１の下面は、地表面
よりも上方にあって、地表面と接触することはないから
、刈払機の走行の負荷とはならない。

ところで、軟質土ｆ東地や雑草繁茂地等において刈払い
作業を行う場合、接地脚体表面と上達や雑草等との摩擦
が著しく増大し、接地脚体９が回転を停止することが生
じる。かかる場合は、把手３１を下方に押し下げれば、
テコ材１１の下面が地表に当り、テコの作用により接地
脚体９は地上に浮上する（第２図鎖腺参照）。従って、
接地脚体９は負荷から解放され、再び回転を開始するこ
ととなる。そこで、把手３１から軽く手を離して接地脚
体９を地上に下せば、刈払機は再び地表面を滑動できる
ようになる。

以上説明したように、本発明によれば刈払機本体の荷重
の相当部分は接地脚体に負担されるから、作業者の負担
労力はそれだけ少くなり、且つ作業者に伝わるエンジン
の振動や騒音も、前記従来の刈払機に比してきわめて小
さくなる。また、負荷の増大により接地脚体の回転が停
止しても、簡単に再回転させることができるのである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は平面
図、第２図はＯＩ！Ｉ而図、面３図は要部断面図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 動力部から下方へ傾斜して伸びる回転軸の前部に、草刈
   刃及び接地脚体を取付けるとともに、動力部の後方に伸
   びるハンドルを設け、且つ草刈刃の後方にテコ材を取付
   けるようにした接地式刈払機。