JPS58666B2 - 酸化銀電池の正極の製造法 - Google Patents
酸化銀電池の正極の製造法Info
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- JPS58666B2 JPS58666B2 JP13323675A JP13323675A JPS58666B2 JP S58666 B2 JPS58666 B2 JP S58666B2 JP 13323675 A JP13323675 A JP 13323675A JP 13323675 A JP13323675 A JP 13323675A JP S58666 B2 JPS58666 B2 JP S58666B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銀酸化物、特に2価の銀酸化物(AgO)を主
活物質とする酸化銀電池の正極の製造法に関する。
活物質とする酸化銀電池の正極の製造法に関する。
さらに詳しくは主活物質であるAgOに、金属亜鉛によ
って表面が被覆された炭素粉末を混入し、この混合物を
成型して正極とすることにより、酸化銀電池の電気容量
の増大または小型軽量化を可能にするだけでなく、1価
の銀酸化物(Ag20)を正極主活物質とする従来の酸
化銀電池と同レベルの作動電圧の電池を提供することを
その目的とする。
って表面が被覆された炭素粉末を混入し、この混合物を
成型して正極とすることにより、酸化銀電池の電気容量
の増大または小型軽量化を可能にするだけでなく、1価
の銀酸化物(Ag20)を正極主活物質とする従来の酸
化銀電池と同レベルの作動電圧の電池を提供することを
その目的とする。
従来、酸化銀電池は正極の主活物質にAg2Oを使用し
ており、ボタン形電池としてカメラ、補聴器、電子式計
算器、ポケットベル、電子腕時計などの電源に多用され
るようになってきている。
ており、ボタン形電池としてカメラ、補聴器、電子式計
算器、ポケットベル、電子腕時計などの電源に多用され
るようになってきている。
それは一般に負極活物質を亜鉛とするこの酸化銀電池の
公称電圧が1.5■であり、作動電圧も平坦で、小型軽
量の電源として有用であることによる。
公称電圧が1.5■であり、作動電圧も平坦で、小型軽
量の電源として有用であることによる。
このような特徴は、八g20の理論容量密度が231m
Ah/gおよび1670 mAh / Ccと比較的大
きく、かつその活物質利用率(理論容量に対する実際放
電容量の比率)が高いことによっている。
Ah/gおよび1670 mAh / Ccと比較的大
きく、かつその活物質利用率(理論容量に対する実際放
電容量の比率)が高いことによっている。
しかし、活物質材料の金属銀が資源的に豊富ではないの
で、将来性は必ずしも明るくはない。
で、将来性は必ずしも明るくはない。
これに対してAgOの理論容量密度は、433mA、h
/ gおよび3238 rnA−h / ceでAg
2Oの約2倍である。
/ gおよび3238 rnA−h / ceでAg
2Oの約2倍である。
従って活物質利用率が同じであれば、同じ容量の電池を
うるために消費される金属銀は約V2になり、省資源の
面からも、さらに小型軽量化のためにも有望な活物質と
いえる。
うるために消費される金属銀は約V2になり、省資源の
面からも、さらに小型軽量化のためにも有望な活物質と
いえる。
しかし、単にAgO自体をそのまま正極活物質に使用じ
た場合、AgOの放電反応は次の(1)および(2)式
に示されるように2段階になるので、正極の放電電位、
ひいては酸化銀電池の放電圧が2段階となる。
た場合、AgOの放電反応は次の(1)および(2)式
に示されるように2段階になるので、正極の放電電位、
ひいては酸化銀電池の放電圧が2段階となる。
2AgO+H20+2e −+Ag2O+20H=
(1)Ag20+H20+2e→2Ag+20F■・
・・(2)すなわち、負極活物質に亜鉛を用いた場合、
(1)式で示される第1段階は約1.8■から1.5■
まで徐々に電圧が降下する比較的平坦性に之しい高電圧
領域である。
(1)Ag20+H20+2e→2Ag+20F■・
・・(2)すなわち、負極活物質に亜鉛を用いた場合、
(1)式で示される第1段階は約1.8■から1.5■
まで徐々に電圧が降下する比較的平坦性に之しい高電圧
領域である。
(2)式で示される第2段階は、従来の酸化銀電圧と同
じ1.5■の電圧特性領域で、その電圧平坦性はすぐれ
ている。
じ1.5■の電圧特性領域で、その電圧平坦性はすぐれ
ている。
第1図はIEC規格5R44(直径11,6朋、高さ5
、4−!−8.4mm)における従来の電導材として黒
鉛粉末を含むAg2Oを正極活物質とする酸化銀電池A
と、同様に電導材として黒鉛粉末を含むAgOをそのま
ま正極活物質とした酸化銀電池Bとの20℃における6
、5にΩ負荷放電の代表的特性曲線を示す。
、4−!−8.4mm)における従来の電導材として黒
鉛粉末を含むAg2Oを正極活物質とする酸化銀電池A
と、同様に電導材として黒鉛粉末を含むAgOをそのま
ま正極活物質とした酸化銀電池Bとの20℃における6
、5にΩ負荷放電の代表的特性曲線を示す。
第1図によって明らかなように、同一寸法の酸化銀電池
において、従来の電池Aに対して、AgOをそのままI
L極部活物質使用する電池Bは、作動時間すなわち放電
容量が約40〜・50係向上するこ古が明らかである。
において、従来の電池Aに対して、AgOをそのままI
L極部活物質使用する電池Bは、作動時間すなわち放電
容量が約40〜・50係向上するこ古が明らかである。
しかし前述したように(1)式に相当する高放電電圧部
が存在する。
が存在する。
この高放電電圧部の放電容量の総放電容量に対する比率
は、放電負荷を大きくするに一つれて小さくなる傾向が
ある。
は、放電負荷を大きくするに一つれて小さくなる傾向が
ある。
そして、電流密度が約20 mA/dという高率放電時
にはこの高放電電圧部は外見−F消失するに至る。
にはこの高放電電圧部は外見−F消失するに至る。
しかし、小型の酸化銀電池をこのような高率で放電する
ことは、実際上はほとんどない。
ことは、実際上はほとんどない。
いいかえれば、実用的放電率においてはAgOをそのま
ま正極活物質とする場合は、(1)式に小される高放電
電圧域が存在することζこなる。
ま正極活物質とする場合は、(1)式に小される高放電
電圧域が存在することζこなる。
酸化銀電池が使用されるほとんどの機器、特に半導体回
路を駆動させる場合、全放電期間中2段階の作動電圧を
示すことは、実用上人きな支障を来たすので問題である
。
路を駆動させる場合、全放電期間中2段階の作動電圧を
示すことは、実用上人きな支障を来たすので問題である
。
このような問題を解消する目的で、正極主活物質として
AgOを使用し、全放電期間の作動電圧を正極主活物質
としてAg2Oを使用した場合と同レベルにさせる方法
が、例えは特公昭48−32850号公報に提案されて
いる。
AgOを使用し、全放電期間の作動電圧を正極主活物質
としてAg2Oを使用した場合と同レベルにさせる方法
が、例えは特公昭48−32850号公報に提案されて
いる。
その提案の要旨を酸化銀電池について述べれは、正極は
生活物質がAgOであるが、この主活物質のAg0層と
正極端子を兼ねる金属容器との間に、正極主活物質のA
gOと物理的かつ電気的に接触し、A−goより電極電
位が低い活物質であるAg2Oの連続した層を介在させ
て、Ag0層を金属容器と隔離することにより、この金
属容器と生活物質のAgoとの間の電子の流れは必ずA
g2O層を貫通ずるようにするというものである。
生活物質がAgOであるが、この主活物質のAg0層と
正極端子を兼ねる金属容器との間に、正極主活物質のA
gOと物理的かつ電気的に接触し、A−goより電極電
位が低い活物質であるAg2Oの連続した層を介在させ
て、Ag0層を金属容器と隔離することにより、この金
属容器と生活物質のAgoとの間の電子の流れは必ずA
g2O層を貫通ずるようにするというものである。
その結果、放電によりまず電位の低いA−g20が反応
して金属銀(Ag)が生成し、このAgが隣接している
主活物質のAgOで酸化されることにより全放電期間中
のlF電極電位A−g20と同じになるというものであ
る。
して金属銀(Ag)が生成し、このAgが隣接している
主活物質のAgOで酸化されることにより全放電期間中
のlF電極電位A−g20と同じになるというものであ
る。
この提案は極めて興味深いものであるが、実際上いくつ
かの難点がある。
かの難点がある。
すなわち、電池容量を極力大きくし、かつ少なくとも放
電初期の内部抵抗を可及的に低くするためにも、正極主
活物質のAgOと正極容器とを隔離するA−g20を充
分薄くすることが実用化における重要な課題になる。
電初期の内部抵抗を可及的に低くするためにも、正極主
活物質のAgOと正極容器とを隔離するA−g20を充
分薄くすることが実用化における重要な課題になる。
しかし、Ag2O層を著しく薄くすれは、連続したAg
2O層が必ずしも形成され難く、主活物質のAgOべL
・ットが局部的に正極容器の内壁に触れて、高放電電圧
領域を完全に消去できない場合がある。
2O層が必ずしも形成され難く、主活物質のAgOべL
・ットが局部的に正極容器の内壁に触れて、高放電電圧
領域を完全に消去できない場合がある。
そこで、このような支障を完全になくすために上記Ag
2O層を厚くずれば、前述したように生活物質のAgO
量が減少し、電池容量の増大がはかり難くなる。
2O層を厚くずれば、前述したように生活物質のAgO
量が減少し、電池容量の増大がはかり難くなる。
特に極めて小型の電池の場合、Ag2O層を厚くするこ
とは電池の電気容量を向上させる一トで効果的でない。
とは電池の電気容量を向上させる一トで効果的でない。
また、A−g20粉体の電気抵抗は1018Ω側と極め
て高いので、上記IF二極構造をとる電池の内部抵抗は
高く、電子シャッタ付カメラなどのように比較的高負荷
放電を要求される機器に適用した場合には、放電により
正極容器に接するAg2O層がまず反応して金属銀をあ
る程度生成するまでの初期に電池の放電電圧が低くなる
欠点がある。
て高いので、上記IF二極構造をとる電池の内部抵抗は
高く、電子シャッタ付カメラなどのように比較的高負荷
放電を要求される機器に適用した場合には、放電により
正極容器に接するAg2O層がまず反応して金属銀をあ
る程度生成するまでの初期に電池の放電電圧が低くなる
欠点がある。
本発明は、主活物質のAgoに、金属亜鉛によって表面
が被覆された炭素粉末を混入し、この混合物を成型して
正極とすることにより、上記のような欠点を改良するも
のである。
が被覆された炭素粉末を混入し、この混合物を成型して
正極とすることにより、上記のような欠点を改良するも
のである。
以下、本発明をその実施例により詳述する。
第2図は本発明による正極を備えた酸化銀電池の縦断面
図である。
図である。
第2図において、1は内側だけを錫めっきしたニッケル
鍍鋼板または不銹鋼に銅を内張すしたクラツド板からな
る負極端子を兼ねる」;」口板で、その周縁は断面U字
状に彎曲している。
鍍鋼板または不銹鋼に銅を内張すしたクラツド板からな
る負極端子を兼ねる」;」口板で、その周縁は断面U字
状に彎曲している。
2はニッケル鍍鋼板または不 鋼板からなる正極端子を
兼ねるケースである。
兼ねるケースである。
3はポリアミド樹脂などからなる電気絶縁性でかつ、耐
アルカリ性の断面17字状のガスケットで、その内面に
封「1板1の周縁が嵌着され、ケース2の開[1端部を
内方に彎曲させることにより、」]10板とケース2と
の間に介在して液密かつ気密に下記電池要素を封入せし
める。
アルカリ性の断面17字状のガスケットで、その内面に
封「1板1の周縁が嵌着され、ケース2の開[1端部を
内方に彎曲させることにより、」]10板とケース2と
の間に介在して液密かつ気密に下記電池要素を封入せし
める。
4は汞化亜鉛粉末からなる負極で、通常、カルボキシメ
チルセル「J−ズのす1−リウム塩のようなアルカリ電
解液を吸収膨潤して前記電解液を保持し、かつ負極の多
孔度を高く維持する糊剤を含有している。
チルセル「J−ズのす1−リウム塩のようなアルカリ電
解液を吸収膨潤して前記電解液を保持し、かつ負極の多
孔度を高く維持する糊剤を含有している。
5は綿製フェルトのような電解液含浸材、6はセロファ
ンのような半透性膜からなるセパレータである。
ンのような半透性膜からなるセパレータである。
7はAgOを生活物質とする正極で、電解液含浸材5お
よびセパレータ6により負極4とは隔離されている。
よびセパレータ6により負極4とは隔離されている。
図示していないが、予め酸化亜鉛を溶解させた力性ソー
ダまたは力性カリからなるアルカリ電解液が、負極4中
の糊剤、電解液含浸材5、セパレータ6およびIE極7
内の孔隙中に吸収含浸されて電池系が形成されている。
ダまたは力性カリからなるアルカリ電解液が、負極4中
の糊剤、電解液含浸材5、セパレータ6およびIE極7
内の孔隙中に吸収含浸されて電池系が形成されている。
正極7はAgOに、金属亜鉛によって表面が被覆された
炭素粉末を混合し、この混合物を成型してベレットとし
たのら、ケース2内に挿入し圧着成型されている。
炭素粉末を混合し、この混合物を成型してベレットとし
たのら、ケース2内に挿入し圧着成型されている。
金属亜鉛で表面が被覆された炭素粉末は、黒鉛粉末やア
セ千しンブラックなどの1種もしくは所望の比率の2種
以」二の炭素粉末の表面に電解法あるいは無電解法によ
って金属亜鉛を析出被覆させ充分水洗し、乾燥して得る
ことができる。
セ千しンブラックなどの1種もしくは所望の比率の2種
以」二の炭素粉末の表面に電解法あるいは無電解法によ
って金属亜鉛を析出被覆させ充分水洗し、乾燥して得る
ことができる。
ここでは、電解法で得られた黒鉛のモ均粒度力月5μ、
金属亜鉛の被覆厚さが51Lのものを使用した。
金属亜鉛の被覆厚さが51Lのものを使用した。
この場合、黒鉛粉末表面を被覆する金属亜鉛層はち密で
ある心安はない。
ある心安はない。
AgOの100重量部に対して上記金属亜鉛で被覆され
た黒鉛粉末を1〜30重叶部まで変化させて正極とした
場合の酸化銀電池の総放電容量Cと放電初期の高放電型
圧部容量りの変化の様子を第3図に示す。
た黒鉛粉末を1〜30重叶部まで変化させて正極とした
場合の酸化銀電池の総放電容量Cと放電初期の高放電型
圧部容量りの変化の様子を第3図に示す。
なお、亜鉛被覆黒鉛粉末は亜鉛と黒鉛の重重:比が約1
0: ]にあり、従−二)てここでの粉末量は黒鉛粉末
を覆う金属亜鉛の量を意味する。
0: ]にあり、従−二)てここでの粉末量は黒鉛粉末
を覆う金属亜鉛の量を意味する。
第3図C,Dで示す曲線はいずれも6.5にΩを負荷と
し20℃において放電のものである。
し20℃において放電のものである。
なお、これらの電池は電池組立後室温で2週間エージン
グしてから放電を開始した。
グしてから放電を開始した。
第3図から明らかなように、AgOの100重腋部に対
し、前記金属亜鉛被覆黒鉛粉末の混入量が増すにつれて
、放電初期の高放電型圧部容量が減少し、少なくともA
go 100重量部に対し、10重量部の亜鉛で黒鉛粉
末表面を覆った亜鉛被覆黒鉛粉末を混入せしめることに
より放電率が低い場合でも、高放電電圧部が消失するこ
とが理解される。
し、前記金属亜鉛被覆黒鉛粉末の混入量が増すにつれて
、放電初期の高放電型圧部容量が減少し、少なくともA
go 100重量部に対し、10重量部の亜鉛で黒鉛粉
末表面を覆った亜鉛被覆黒鉛粉末を混入せしめることに
より放電率が低い場合でも、高放電電圧部が消失するこ
とが理解される。
これは亜鉛被覆黒鉛粉末をAgOに混入することで、黒
鉛粉末表面を覆う金属亜鉛とAgOとによるアルカリ電
解液中でのAgOの還元反応が極めて早く、シかもその
反応が100%近いため、両者が接触するこ吉て、(3
)式に示さイするようにAgが生成し、さらに(4)式
で示されるように生成したAgと残余のAgOとが反応
してAg2Oを生成し、この生成Ag2OがAgOの表
面の一部を被覆することによると考えられる。
鉛粉末表面を覆う金属亜鉛とAgOとによるアルカリ電
解液中でのAgOの還元反応が極めて早く、シかもその
反応が100%近いため、両者が接触するこ吉て、(3
)式に示さイするようにAgが生成し、さらに(4)式
で示されるように生成したAgと残余のAgOとが反応
してAg2Oを生成し、この生成Ag2OがAgOの表
面の一部を被覆することによると考えられる。
Zn 十AgO→Ag→−ZnO・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (3)Ag+AgO→Ag2O・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)なお
、この際の金属亜鉛とAgOとによるアルカリ電解液中
でのAgoの還元反応率が高いため、金属亜鉛は殆んど
酸化亜鉛さなって未反応で残留することはなく、又金属
亜鉛の混入量が多かった場合でも、酸化曲、鉛の核部分
にかすかに残るのみで、正極中の電子伝導ネツ1−ワー
クは黒鉛粉末相41゛、の接触により確保され、残留亜
鉛によって形成されることはない。
・・・・・・・・ (3)Ag+AgO→Ag2O・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)なお
、この際の金属亜鉛とAgOとによるアルカリ電解液中
でのAgoの還元反応率が高いため、金属亜鉛は殆んど
酸化亜鉛さなって未反応で残留することはなく、又金属
亜鉛の混入量が多かった場合でも、酸化曲、鉛の核部分
にかすかに残るのみで、正極中の電子伝導ネツ1−ワー
クは黒鉛粉末相41゛、の接触により確保され、残留亜
鉛によって形成されることはない。
し7かもAgOと金属亜鉛との反応で生成した酸化亜鉛
(ZnO)は、アルカリ電解液に溶解する物質であり、
電解液に溶解した場合でも電池に害を与えることがない
とともζこ、他の金属酸化物の混入を招くことが一切な
く、従って電池として自已放電のおそれがなく使用でき
る。
(ZnO)は、アルカリ電解液に溶解する物質であり、
電解液に溶解した場合でも電池に害を与えることがない
とともζこ、他の金属酸化物の混入を招くことが一切な
く、従って電池として自已放電のおそれがなく使用でき
る。
さらに亜鉛によって黒鉛粉末表面を被覆するこ、J:、
でA g Oと黒鉛粉末とが直接接触する度合は殆んど
なく、この両者の接触部から酸素が発生して電池山川を
高めたり、極端な場合は電池の破裂を招くといったこと
もない。
でA g Oと黒鉛粉末とが直接接触する度合は殆んど
なく、この両者の接触部から酸素が発生して電池山川を
高めたり、極端な場合は電池の破裂を招くといったこと
もない。
また亜鉛の理論容量密度は8−20 mh / gとA
gOの約2倍に近く、従って少最の亜鉛でその約2倍量
のAgOをA−g20に還元できる。
gOの約2倍に近く、従って少最の亜鉛でその約2倍量
のAgOをA−g20に還元できる。
第3図に示す総放電容量は極端に、例えば金属亜鉛換算
で20重付部以上も金属亜鉛被覆黒鉛粉末を混入させた
場合には減少が認められる。
で20重付部以上も金属亜鉛被覆黒鉛粉末を混入させた
場合には減少が認められる。
これは、金属亜鉛被覆黒鉛粉末の嵩密度がAgOの嵩密
度よりも低いので、正極活物質の充填理論容量が相対的
に小さくなることによる。
度よりも低いので、正極活物質の充填理論容量が相対的
に小さくなることによる。
Ag0100料量部に対し黒鉛粉末を被覆する金属亜鉛
が10重量部の前記金属亜鉛被覆黒鉛粉末を混入せしめ
た本発明による酸化銀電池Eと、同サイズの正極)7−
、−スと正極活物質のAgOとの間を連続したAg2O
層で隔離した従来の酸化銀電池Fとの20°0における
60Ω定抵抗放電特性曲線を第4図に示す。
が10重量部の前記金属亜鉛被覆黒鉛粉末を混入せしめ
た本発明による酸化銀電池Eと、同サイズの正極)7−
、−スと正極活物質のAgOとの間を連続したAg2O
層で隔離した従来の酸化銀電池Fとの20°0における
60Ω定抵抗放電特性曲線を第4図に示す。
第4図から明らかなよ・うに、AgOを正極主活物質と
する従来の酸化銀電池Fは放電初期の高い電池内部抵抗
により電圧低下があるのに対しで、本発明の酸化銀電池
Eにはこのような支障は見出されない。
する従来の酸化銀電池Fは放電初期の高い電池内部抵抗
により電圧低下があるのに対しで、本発明の酸化銀電池
Eにはこのような支障は見出されない。
本発明による酸化銀電池Eの正極主活物質のAgO粒子
表面が高抵抗のAg2Oで被覆されたとしても、これら
活物質粒子間に黒鉛粉末が介在[−て電子伝導のネット
ヮ・−りを形成しているので、正極の電導性が高く、電
池の内部抵抗は放電前および放電中においても非常に低
いことによる。
表面が高抵抗のAg2Oで被覆されたとしても、これら
活物質粒子間に黒鉛粉末が介在[−て電子伝導のネット
ヮ・−りを形成しているので、正極の電導性が高く、電
池の内部抵抗は放電前および放電中においても非常に低
いことによる。
本発明では以上のような利点がある。
なおAgO中に金属亜鉛微粉末をそれぞれ単独で混入し
た場合には、A20表面は亜鉛との反応によってA−2
20層は高抵抗を有しており、この人g20層どうしが
接触して正極活物質粒子間の電子伝導を保つことは、正
極全体の内部抵抗を高める問題がある。
た場合には、A20表面は亜鉛との反応によってA−2
20層は高抵抗を有しており、この人g20層どうしが
接触して正極活物質粒子間の電子伝導を保つことは、正
極全体の内部抵抗を高める問題がある。
従ってこのようなA−220層ど・うしが接触する構成
では、黒鉛粉末が活物質粒子間に介在しているものより
も正極の電気抵抗が高く、これに起因して電池の内部抵
抗が上昇する欠点がある。
では、黒鉛粉末が活物質粒子間に介在しているものより
も正極の電気抵抗が高く、これに起因して電池の内部抵
抗が上昇する欠点がある。
本発明においては、前記の実施例で使用した金属亜鉛被
覆黒鉛粉末よりは、粒子径が小さくかつ比較的に粒度の
揃ったカーホンブラックもしくはアセチレンブラック表
面に金属亜鉛を被覆させた粉末と金属亜鉛を被覆してい
ない通常の黒鉛粉末とをAgOに混入させる方が1.+
E−極の活物質粒子間に黒鉛粉末が介在して電子伝導ネ
ットワークを形成するため電池の内部抵抗をより低[−
させるのにより効果的である。
覆黒鉛粉末よりは、粒子径が小さくかつ比較的に粒度の
揃ったカーホンブラックもしくはアセチレンブラック表
面に金属亜鉛を被覆させた粉末と金属亜鉛を被覆してい
ない通常の黒鉛粉末とをAgOに混入させる方が1.+
E−極の活物質粒子間に黒鉛粉末が介在して電子伝導ネ
ットワークを形成するため電池の内部抵抗をより低[−
させるのにより効果的である。
また、放電初期の高放電電圧部を完全に消失させるため
には、正極ケース壁に1μ弱の銀メッキを施す方が確実
性に富んでいる。
には、正極ケース壁に1μ弱の銀メッキを施す方が確実
性に富んでいる。
以上のように本発明は主に、Ag2Oを正極主活物質と
する従来の酸化銀電池と同サイズの電池において、容量
を飛躍的に向上させるか、または同じ容量の場合には小
型化もしくは軽量化するのに有効である。
する従来の酸化銀電池と同サイズの電池において、容量
を飛躍的に向上させるか、または同じ容量の場合には小
型化もしくは軽量化するのに有効である。
また、本発明は金属亜鉛で被覆された炭素粉末単独もし
くは黒鉛の如き炭素粉末をも混入せしめて正極とするこ
とも可能である。
くは黒鉛の如き炭素粉末をも混入せしめて正極とするこ
とも可能である。
さらに、本発明は負極活物質として前述した亜鉛以外の
カドミウム、鉄、インジウムなどを使用する場合にも適
用できる。
カドミウム、鉄、インジウムなどを使用する場合にも適
用できる。
第1図は正極活物質としてA−g20またはAgOを用
いた従来の酸化銀電池の放電特性を示す図、第2図は本
発明の一実施例における酸化銀電池の縦断面図、第3図
は同電池におけるAg0100重量部に対する亜鉛被覆
炭素粉末の量と、総放電容量および放電初期の高放電型
圧部容量の関係を示す図、第4図はAgoを正極主活物
質とした酸化銀電池の放電特性を比較した図である。 4・・・・・・負極、5・・・・・・電解液含浸材、6
・・・・・・セパレータ、7・・・・・・正極。
いた従来の酸化銀電池の放電特性を示す図、第2図は本
発明の一実施例における酸化銀電池の縦断面図、第3図
は同電池におけるAg0100重量部に対する亜鉛被覆
炭素粉末の量と、総放電容量および放電初期の高放電型
圧部容量の関係を示す図、第4図はAgoを正極主活物
質とした酸化銀電池の放電特性を比較した図である。 4・・・・・・負極、5・・・・・・電解液含浸材、6
・・・・・・セパレータ、7・・・・・・正極。
Claims (1)
- 12価の銀酸化物に、金属亜鉛によって表面が被覆され
た炭素粉末を混入し、ついでこの混合物を成型すること
を特徴とした酸化銀電池の正極の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13323675A JPS58666B2 (ja) | 1975-11-05 | 1975-11-05 | 酸化銀電池の正極の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13323675A JPS58666B2 (ja) | 1975-11-05 | 1975-11-05 | 酸化銀電池の正極の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5256329A JPS5256329A (en) | 1977-05-09 |
| JPS58666B2 true JPS58666B2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=15099882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13323675A Expired JPS58666B2 (ja) | 1975-11-05 | 1975-11-05 | 酸化銀電池の正極の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58666B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4167609A (en) * | 1978-03-30 | 1979-09-11 | Union Carbide Corporation | Zinc oxide additive for divalent silver oxide electrodes |
| US4304764A (en) * | 1980-09-24 | 1981-12-08 | Ray-O-Vac Corporation | Protective active nitrides as additives to nonaqueous cathode materials |
-
1975
- 1975-11-05 JP JP13323675A patent/JPS58666B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5256329A (en) | 1977-05-09 |
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